キャセイパシフィック航空
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法人番号 | 2700150004653 | |||
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設立 | 1946年9月24日 | |||
ハブ空港 | 香港国際空港 | |||
マイレージサービス |
ザ・マルコポーロクラブ アジアマイル | |||
会員ラウンジ | 寰宇堂、玉衡堂、爾雅堂、逸連堂、賞心堂、G16ラウンジ(香港国際空港内のウイング並びにピア) | |||
航空連合 | ワンワールド | |||
親会社 | スワイヤー・グループ | |||
保有機材数 | 135機(92機発注中) | |||
就航地 | 112都市(コードシェア含め) | |||
本拠地 | 中国香港 | |||
外部リンク | キャセイパシフィック航空 |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | 國泰航空 |
設立 | 1946年9月24日 |
業種 | 空運業 |
法人番号 | 2700150004653 |
事業内容 |
航空運送事業 旅行事業 |
代表者 |
John Slosar (会長) 朱國樑 (CEO) |
資本金 | 7億87百万香港ドル |
売上高 |
993億7,600万香港ドル[1] (2012年12月期、グループ連結) |
純利益 |
9億1,600万香港ドル[1] (2012年12月期、グループ連結) |
総資産 | 1,371億33百万香港ドル(2011年12月期) |
決算期 | 12月末日 |
主要株主 |
スワイヤー・グループ42.97% 中国国際航空29.99% |
外部リンク | 公式サイト |
キャセイパシフィック航空(キャセイパシフィックこうくう、國泰航空、Cathay Pacific, HKSE:0293)は、香港を拠点とする航空会社。香港のフラッグ・キャリアである。
英スカイトラックス社による航空会社の格付けで、実質最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ(The World's 5-Star Airlines)」の認定を得ている。
概要
香港国際空港(HKG:HongKong International Airport:香港國際機場)をベースとし、空港周辺には機材整備施設や本社機能、訓練施設などを持つキャセイシティ(Cathay City:國泰城)を形成している。イギリス系で香港の財閥『スワイヤー・グループ』 (Swire Group) が40%の株式を保有しており、事実上スワイヤーのグループ企業である。また、世界第3位の航空連合(アライアンス)であるワンワールドに加盟している。
1994年にランドーアソシエイツ社でCIを実施。ブラッシングウイングと呼ばれる中国伝統の書道をモチーフにしているのが特徴である。またCIを実施当初のテーマソングは坂本龍一が担当した。日本ではCI導入以前のCMでは、バリー・ホワイト作曲の「愛のテーマ」をBGMに広川太一郎のナレーションにて「着きごこち、さわやか。」というキャッチフレーズでも有名となった。
航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している。 [2] [3]
2006年6月9日に、香港第二の航空会社香港ドラゴン航空(Dragon Air:港龍航空公司)を買収し、100%子会社とした。イギリス植民地時代からの取り決めにより、中国への路線網は、北京とアモイしかなかったが、買収により中国全土へのネットワークが形成された。
キャセイは中国国際航空(エアチャイナ)と戦略的に相互資本提携をしている。しかし、エアチャイナはスターアライアンスに加盟しているので、ワンワールドに加盟しているキャセイにとっては、航空連合としてはライバル関係にあたる。
名称
社名にあるキャセイ (Cathay) とは、マルコ・ポーロによって有名になり、欧米の陸路貿易国を中心に使われていた、契丹に由来する中国の名称「カタイ」の英語訳で、英語では中国の旧称となっている。現地中国語名は國泰航空公司と表記されている。
歴史
設立
中華民国で航空運送業を営んでいたアメリカ人のロイ・ファレルと、第二次世界大戦中にインドと中華民国を結ぶ航路のパイロットであったオーストラリア人のシドニー・カンツォが、ダグラスDC-3でカルカッタと重慶間の路線の運航を開始した。
その後国共内戦の激化に伴い上海から移り住んだイギリスの植民地の香港にて、1946年9月24日に正式にキャセイパシフィック航空として創立し、香港からマカオやマニラ、バンコク、シンガポール、上海への旅客便の運航を始める。
急成長
その後、国共内戦に勝利した中国共産党により1949年に中華人民共和国が設立され、その後中国共産党の支配を嫌った多くの難民が香港へ流れてきた事や、1950年代初頭にイギリスが中華人民共和国を承認し国交を樹立した事から、香港の地位が「中国大陸への窓口」として高まったことにより事業は急速に拡大する事になる。
乗客数の急激な伸びに対応するために、より大型なダグラスDC-4BやDC-6を導入するとともに、イギリス系財閥のスワイヤー・グループの資本を受け財務体制を強化させた。その後1959年には英国海外航空とジャーディン・マセソンの合弁会社で、最大のライバルであった香港航空(後のエア・ホンコンや香港航空(元CRエアウェイズ)とは別会社)を吸収し規模を拡大した。
日本への就航は1959年7月に羽田空港へダグラスDC-6で乗り入れ開始、1960年代には大阪、福岡、名古屋へも乗り入れ、その後ターボプロップ機のロッキード・エレクトラやジェット機のコンベア880などを投入するなど日本への路線を充実させていった。
世界へ
1970年代に入り香港がアジア地域の貿易、金融センターとしての地位を確実なものとするとともに、より大型なボーイング707を導入しアジア地域の主要都市に直行便を就航させた他、初のワイドボディ機であるロッキード・トライスターを導入する。
1979年には、ボーイング747-200型機の導入により宗主国の首都であるロンドンへの乗り入れを週1便で開始した。まもなく同便は1日1便に増強され、キャセイパシフィック航空有数のドル箱路線となる。
その後1980年代にかけてパリやフランクフルト、アムステルダム、ローマをはじめニューヨーク、バンクーバーと言った北米路線、ブリスベン等のオーストラリア路線を開設し、世界的にネットワークを拡げていった。
現在
2006年には、香港の第2の航空会社である香港ドラゴン航空を買収し傘下に収めた。その後はドラゴン航空との香港特別行政区の国家的フラッグキャリア・ブランド「香港キャセイドラゴン」との名称でブランド展開を始めた。B777シリーズを置き換えるA330やB747-8などの新規ワイドボディ機導入に伴い、正式に香港ドラゴン航空は2016年4月5日から、統合後のブランド名称変更後の「キャセイドラゴン航空」として、新デザインに基づく塗装を施したエアバスA330-300型機の運航を開始した。現在は香港のフラッグキャリアとして、ユーラシア大陸各地とアフリカ大陸や英国系航空会社として、英連邦諸国の本国である英国/ヒースロー国際空港線を含めた各大陸の主要国際都市への路線を運航している。日本航空やアメリカン航空と共に、世界屈指の大規模航空連合「ワンワールド」の主要メンバーとなり、加盟他社との間で多数のコードシェア便及び共同運航提携便を運航している。またそのサービスは世界的に高い評価を受け、世界各国の様々な航空業界における勲章(日本では全日空が初受賞した「5スターエアライン認証」など)を受賞している。昭和から平成にかけての時代で香港が西側諸国の一員である「ブリティッシュ・ホンコン(清朝が割譲した英国領香港時代・中国返還後50年間旧体制維持確約)」として東洋におけるイギリスの主要都市として統治されていた冷戦時代には、中国大陸各地での国共内戦前後に、大陸からの避難民を受け入れて人口が急増した。経済成長を遂げ、その後1998年に香港返還を持って香港特別行政区として発足したが、それ以前の英国領香港時代より、東京は早くから乗り入れており、現在でも西洋と東洋を繋ぐ長距離路線を運航し、アジアに向かうために欧州系国家より国際線を利用する若年層には、身近な航空会社として欧米社会でも定評ある航空会社として高い知名度を誇っている。日本の三大都市圏には、その他大阪国際空港の国際線運航時代及び関西国際空港開港後の関空路線(香港-大阪市線)及び、中京圏では国際空港時代の名古屋飛行場(小牧空港)路線、2005年に新たな海上空港として新規開港した中部国際空港線(香港-名古屋市線)といった日本の大都市には、B777-300またはA340などの大型機を使って、定期路線を運航し、冬期にはスキー目的などで、日本の北海道観光人気が高い亜熱帯香港から季節チャーター便なども運航し、香港-札幌線新千歳空港に毎年飛来する事で知られる。現在ではB747-8を導入し、B747従来型と機材更新作業を行っており、運航で乗り入れており、特に21世紀最初の10年間は、そのリーズナブルな早期予約正規割引料金を設定しており、この時期に香港国際空港乗り換えによる東南アジアやオセアニアなどへの広い路線網を提供する事で、日本人大学生にも身近な航空会社となっている。特にキャセイパシフィックグループにとって、それらの人材が将来相応の社会的地位を得た際に、ビジネスクラスなどの上級クラスを利用してもらうため布石としてかつて若年層の個人的な海外旅行の一般化に大きく貢献し、その後、日本と香港の航空自由化が締結されたことから羽田に路線開設が羽田に1日2便で開設が決まり、2010年に32年ぶりに羽田再就航となった。その後羽田国際空港(東京都)線は2014年頃から本格化した訪日観光ブームにより、香港から日本への観光やビジネス上での大規模な移動需要の増大もあり、平均搭乗率の好調な利用実績を挙げており、機材の大型化が検討された結果、最新型B747-8IC(インターコンチネンタル)型機の投入も開始される事となった。東アジア地域の航空会社では、日本の大手2社と共にB777-300ER型機を大量に保有している事で知られている。基本的に英語圏である香港地区内であるが、機内の放送ではまず広東語/北京語/英語の3種の言語が使用される。英国領時代から、日本に就航していた為、現在も日本人乗務員も勤務している航空会社である。[4]。[2] 最近ではボーイング777-300ERと新規に発注したエアバスA330-300を契機に全てのクラスのシートや新型のAVODパナソニックアビエーション社製eX2(StudioCX)にリプレースしている2年〜3年にかけて更新する予定。2010年にはエアバスA350 XWBを発注をした。更に保有機の全機材にパナソニックアビエーション製の「eXConnect」を導入する事を決め2012年以降機材でのブロードバンド接続が可能となり、東アジアでは、中華民国(台湾国)のチャイナエアラインや日本航空(JAL)と共にA350を次期主要機材として発注している航空会社である。キャセイパシフィック航空では、「アジア・マイル」というマイレージサービスを展開しており、獲得マイル別ステータスによって、各種のマイル特典が用意されている。
保有機材
2015年現在
機材 | 保有数 | 発注数 | 座席数 | 備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
F | C | PY | Y | 計 | ||||
エアバスA330-300 | 40 | 3 | 44 42 39 |
- - 28 |
267 265 175 |
311 307 242 |
330 33Z 33G(長距離機材) | |
エアバスA340-300 | 11 | - | 26 26 |
- 28 |
257 211 |
283 265 |
34B 34J | |
ボーイング747-400 | 3 | - | 9 | 46 | 26 | 278 | 359 | 74K |
ボーイング777-200 | 5 | - | 45 42 |
291 293 |
336 335 |
777 B772Z | ||
ボーイング777-300 | 12 | - | 42 | 356 | 398 | 73Z | ||
ボーイング777-300ER | 47 | 6 | - 6 |
40 53 |
32 34 |
268 182 |
340 275 |
77G 77H |
貨物機材 | ||||||||
ボーイング747-400BCF | 1 | - | - | 旅客機材を改修、ストア(保管)中 | ||||
ボーイング747-400F | 5 | - | - | |||||
ボーイング747-400ERF | 6 | - | - | |||||
ボーイング747-8F | 13 | 1 | - | |||||
計 | 147 | 10 |
航空機 | 機数 | 備考 |
---|---|---|
エアバスA350-900 | 22 | |
エアバスA350-1000 | 26 | |
ボーイング777-9X | 21 |
使用される機体年齢は若いものが多く、最新鋭の機材を積極的に導入している。国内線運航は提供しておらず、国際線が専らであることでワイドボディ機のみによるフリート構成となっている。同社は最新鋭のボーイング777-300ERも30機導入予定で747-400と置き換えられる。また同機導入に伴い、運用上制限のあったエアバスA340-600を退役させフリートを統一した[5]。また、これ以前には米国イースタン航空から購入したロッキードトライスターL-1011やボーイング707なども存在した。2010年にはエアバスA350 XWBを発注をした。
かつて香港がイギリスの植民地であった事や親会社のスワイヤー・グループがイギリス資本である事等が理由からか、エンジンはエアバスA340-300やボーイング777-300ER、ボーイング747-8F等エンジンが選択できない機種を除いてロールス・ロイス社製のエンジンを搭載する。これは香港ドラゴン航空が運航しているエアバスA330も同様である。また、ボーイング747-400の一部にプラット・アンド・ホイットニー PW4000のエンジンが搭載された機材があるが、これはシンガポール航空や南アフリカ航空で使用されていた機材でありエアバスA340-300の一部にもシンガポール航空で使用されていた機材がある。
貨物部門はボーイング747-400Fとボーイング747-400ERFを運用していて、以前は旅客機型を改修したボーイング747-400BCFを運用していた。最新型のボーイング747-8F[6]を発注し、2011年より受領を開始した。
カラーリングについては、エメラルドグリーンの背景に赤いストライプと、白い筆文字で翼をイメージしたブラッシュ・ストロークと呼ばれるロゴが入ったものになっており、これは機体にも描かれている。
2015年11月1日に新塗装を発表[7]。垂直尾翼が全面緑で塗られたところにブラッシュストロークが大きく入ったほか、胴体はシンプルなデザインに仕上げられた。この新塗装第1陣となったボーイング777-300ER(機体番号:B-KPM)は、東京 - 香港線のCX548便(香港8:45発東京羽田行き)にてデビューを果たしている。今後5年間で約150機を新しい塗装に塗り替える他、2016年受領予定のエアバスA350XWBは最初から新塗装で受領する[8]。
過去の使用機材
特別塗装機
- 「THE SPIRIT OF HONG KONG 香港精神号(2代目)"SAME TEAM, SAME DREAM.,積極進取 飛越更高理想"[13]」
- ボーイング747-400(B-HOX)[14]
- 「THE SPIRIT OF HONG KONG 香港精神号(3代目)」
- ボーイング777-300ER(B-KPB)
- 「Asia's world city」
- 「Progress Hong Kong 100th Aircraft[17]」
- エアバスA330(B-LAD)[18]
- 「member of oneworld」
- ボーイング777-300ER(B-KPL)
- エアバスA330(B-HLU)
- エアバスA340(B-HXG)
- ボーイング747-8F(B-LJA)
なお、キャセイパシフィック航空が発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)は67で、航空機の形式名は747-467, 747-467F, 777-267, 777-367, 777-367ER などとなる。また、機体の機体記号について香港では中国返還以前英国租借当時はVR-H**で登録されていたが、中国(台湾を含む)本土との混乱を避けるべくB-H**としていた[21]。しかし香港航空、香港エクスプレス航空、運航停止済みのオアシス香港航空、子会社に当たる香港ドラゴン航空までもが使用してきた関係上B-H**だけでは手一杯となってしまったなどの背景から最近の登録機材ではB-K**、B-L**などで対処している。
就航都市
香港国際空港を拠点とし、南アメリカ大陸を除く全大陸の主要85都市へ就航している。特にアジア、オセアニア路線が充実している。 また、上記以外の都市へも他社とのコードシェアで就航している便もある。
サービス
キャセイパシフィック航空は、2005年、2006年と続けて2年連続、さらには2009年にもイギリスのスカイトラックス社のランキングで最高賞であるエアライン・オブ・ザ・イヤー賞を獲得するなど世界でもシンガポール航空と並びトップクラスのサービスで定評がある。日本に就航している外資系航空会社の中では、日本人客室乗務員の在籍人数が最も多く、日本人乗務員も香港発着の同社就航路線全てに乗務しているため、どの路線においても日本語が通じるケースが多い。
また同社の安全性は非常に高いことでも知られ、重大事故は1972年以降一件も起こしていない。最新鋭の技術を常に取り入れ、例えば機内エンターテイメントに関してはStudioCXと呼ばれるパーソナルテレビがかなり早い段階からエコノミークラスにも装備された。
2007年からボーイング777-300ERを導入を機に機内エンターテイメントやシートをリニューアルするプロジェクトが進んでいて2009年度までにほとんどの機体でリニューアルが完了される予定。改修後はビジネスクラスがフルフラット化やエコノミークラスにはPC電源とリクライニングしても後部座席に影響を与えないデザインになっている。更にStudioCXの最新版としてパナソニックアビエーション社製eX2のAVOD対応のシートテレビを全機材にリプレースしている。2年〜3年にかけて更新する予定。
マイレージプログラム
マイレージプログラムとして、「アジアマイル」と上級組織にあたる「ザ・マルコポーロクラブ」の2種類がある。どちらもワンワールド加盟航空会社でマイルを獲得できる。数あるマイレージプログラムの中でも「ザ・マルコポーロクラブ」は他社のように年間で規定のマイルを貯めて入会できるというものではなく、入会金の支払により入会できる珍しいシステムを採用している(入会後は年間最低4セクター以上搭乗しないと会員資格を喪失する)。ただし、初期のレベルではワンワールドのステータスはなく、ルビークラス以上になるためにはやはり規定のマイルを貯めなくてはならない。また、アジアマイルにはランクが存在しないので、いくらマイルを貯めても、アジアマイル会員のままでは上級会員とならない。
ワンワールド加盟各社以外に、下記の航空会社と提携している。
ラウンジ
上級クラスまたは「ザ・マルコポーロクラブ」の上級会員向けの乗客に空港ラウンジのサービスを提供している。 ラウンジの名称は空港ごとに異なる。
ソファー、無料のアルコールやソフトドリンク、新聞や雑誌が提供される。
ラウンジによっては、ホットミール、軽食、「ヌードルバー」で出来立ての麺類を注文することができる。
本拠地香港では複数のラウンジを提供している。
- The Wing First Class / Business Class Lounge「寰宇堂」
- ファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジで場所が異なる。
- ファーストクラスラウンジではダイニングエリア「ザ・ヘイヴン」でレストラン形式でメニューから注文することができる。また、ザ・カバナで入浴することもできる。
- The Pier First Class / Business Class Lounge「玉衡堂」
- The Bridge「逸連堂」
- The Cabin「爾雅堂」
- The Arrival「賞心堂」
- 到着ラウンジ。このラウンジのみ、制限エリア外にある。
- レストラン形式でメニューから注文することができる。
日本では、東京国際空港(キャセイパシフィック羽田ラウンジ)、成田国際空港(Cathay Pacific First and Business Class Lounge)、関西国際空港(Lounge Pacific)でサービスを提供している。 その他の空港の就航地では指定された他社のラウンジが利用できる。
機内誌
機内誌「ディスカバリー」(Discovery)がある。英語と中国語で書かれている。 エコノミークラスを含むすべてのクラスに搭載されている。また、電子書籍としてiPadにも無料で配信している。 [28]
その他
- BBC WORLDで放送している「アジア・ビジネスレポート」のスポンサーである。
- CIは、アメリカ合衆国の大手デザイン事務所ランドーアソシエイツの手によるものである[29]。コーポレートカラーは翡翠色とも呼ばれる深い緑色である。
- 現拠点空港であるチェク・ラップ・コク空港が開港するまでは、世界で最も着陸が難しい空港と謳われた啓徳空港(閉港)を拠点空港で使用していた為、香港カーブにより訓練されたパイロットの技術レベルは他社と比較して高いと言われる。
- コーポレートイメージソングとして「愛のテーマ」(作曲:バリー・ホワイト、演奏:ラブ・アンリミテッド・オーケストラ)があり、テレビコマーシャルなどで使用されていた。
- 1998年に同社の機内で泥酔して暴言を吐く、喫煙するなどしたオアシスのボーカル、リアム・ギャラガーを永久利用禁止にしている。
- 2011年、機内で乗務員が猥褻な行為に及んでいるとされる写真が流出、同社が始める予定だったキャンペーンが延期となった。
- 2012年、客室乗務員組合が労使交渉が妥結しない場合、乗客に「笑顔」でのサービスを拒否すると通告した。[30]
脚注
- ^ a b “Cathay Pacific announces 2012 annual results” (英語) キャセイパシフィック航空が発表した2012年12月期の業績概要に関するプレスリリース。2013年3月13日発表、2013年3月14日閲覧。
- ^ “日本発着路線をもつアルテア利用航空会社 (2015年6月現在)”. 2015年9月26日閲覧。
- ^ “Airlines using Amadeus” (英語). アマデウスITグループ. 2015年9月27日閲覧。
- ^ 香港 - 羽田線は2往復ともB777-300ERで就航する場合が多く、繁忙期には一部B747-400に変更される。この他、羽田を夜に到着し翌朝出発となる便については、B777-200・B777-300・A330-300が充てられることもある。
- ^ 月刊「エアライン」(2008年6月号,イカロス出版)
- ^ 日本貨物航空が会社都合により納入を先送りしたため、カーゴルックス航空と共に、同型機のローンチカスタマーとなった。
- ^ Our new livery Cathay Pacific has unveiled a new paint scheme for its aircraft
- ^ キャセイパシフィック航空、新塗装機が羽田到着 写真特集・シンプルデザインの777-300ER By Tadayuki YOSHIKAWA
- ^ ポートサイド側は「繁榮進歩 更創新高」、スターボード側は「THE SPIRIT OF HONG KONG 97」
- ^ 同社初の特別塗装で、1997年の香港の中国返還を記念して施された。なお、旧塗装から現行塗装になる際に特別塗装となり、そのまま退役したため、通常の現行塗装に戻ることは無かった。また、現在の香港国際空港に歴史上、初めて着陸した機体である(開港前の地形慣熟飛行)。
- ^ 英国籍(~1997年6月30日)のときは、VR-HIB。
- ^ 現在は、機体そのものが同社から退役している。
- ^ ポートサイド側は「SAME TEAM, SAME DREAM.」、スターボード側は「積極進取 飛越更高理想」
- ^ 現在は、機体そのものが同社から退役している。
- ^ 現在は、機体そのものが同社から退役している。
- ^ 現在は、通常塗装による運航である。
- ^ 同社発注の航空機として100機受領したことを記念して施された。
- ^ 現在は、通常塗装による運航である。
- ^ Cathay Pacific Cargo 747-867F B-LJA
- ^ 同社の貨物機として初の特別塗装となる。
- ^ 中国本土・台湾ではB-0000(4ケタ数字)を使用しているため。
- ^ キャセイパシフィック、香港からモルディブに就航-10月から週4便 YAHOO! JAPAN ニュース 2013年7月24日付
- ^ 【香港】キャセイ、10月にモルディブ便就航 YAHOO! JAPAN ニュース BUSINESS 2013年7月24日付
- ^ キャセイパシフィック航空、香港/ロンドン・ガトウィック線を開設へ Fly Team 2015年12月11日付
- ^ キャセイパシフィック航空、2016年6月から香港/マドリード線に就航 Fly Team 2015年9月11日付
- ^ キャセイパシフィック航空 ニューヨークへの玄関口、ニューアークへ新規就航を発表 2013年8月14日付プレスリリース
- ^ キャセイパシフィック航空、香港/ドーハ線を運休 2016年2月15日最後に Fly Team 2015年10月20日付
- ^ “キャセイパシフィック航空 - 機内エンターテイメント、機内誌、ディスカバリー、新聞 - キャセイパシフィック航空”. キャセイパシフィック航空. 2015年9月27日閲覧。
- ^ http://landor.com/#!/work/case-studies/cathay-pacific-airways/
- ^ キャセイパシフィック航空、「笑顔」の無い機内サービスを回避、労使交渉合意[1]
関連項目
- キャセイ・パシフィック航空機ハイジャック事件(1948年)
- キャセイ・パシフィック航空機撃墜事件(1954年)
- キャセイ・パシフィック航空700Z便爆破事件(1972年)
- 香港国際競走 - 香港で開催される競馬のレースで、2012年まで同社がメインスポンサーを引き受けていた(現在は時計メーカーのロンジンが引き受けている)。
外部リンク
- Welcome to Cathay Pacific - 公式サイト・トップ《当該ページより地域ごとに用意された公式サイトに接続》
- キャセイパシフィック航空 - 日本国内向け公式サイト・トップ
- Cathay Pacific Airways (cathaypacificJP) - Facebook※ 日本支社公式アカウント
- Cathay Pacific Airways - Facebook(英語)※ グローバル公式アカウント
- Cathay Pacific JP (@jpcathaypacific) - X(旧Twitter)※ 日本国内向け公式アカウント
- Cathay Pacific (@cathaypacific) - X(旧Twitter)(英語)※ グローバル公式アカウント
- 国泰及港龙航空 - 新浪微博(簡体字中国語)(中国語)※ 当社の完全子会社・香港ドラゴン航空との共同公式アカウント
- Cathay Pacific Airways 國泰航空 - Google+(英語)
- cathaypacific - YouTubeチャンネル(Cathay Pacific)(英語)(繁体字中国語)※ 添付テキスト使用言語は投稿動画による
- キャセイホリデージャパン(日本語版)
- キャセイパシフィック航空~oneworld - 航空連合「ワンワールド」Webサイト内に掲載されている当社紹介ページ
- アジア・マイル - 当社の完全子会社「アジア・マイル リミテッド」が管理・運営するトラベル特典プログラム