ロンドン・ガトウィック空港

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ガトウィック空港
Gatwick South Terminal.jpg
Gatwick Airport Station 02.JPG
IATA:LGW-ICAO:EGKK
概要
国・地域 イギリスの旗 イギリス
設置場所 ロンドン
空港種別 公共
運営者 Gatwick Airport Limited
標高 62 m・202 ft
位置 北緯51度08分53.00秒
西経00度11分25.00秒
座標: 北緯51度08分53.00秒 西経00度11分25.00秒
ウェブサイト
滑走路
方向 ILS 全長×全幅 (m) 表面
08R/26L YES 3,159×45 舗装
08L/26R NO 2,565×45 舗装
リスト
空港の一覧

ガトウィック空港(ガトウィックくうこう、 London Gatwick Airport, IATA空港コードLGW/ICAO空港コードEGKK)はロンドン空港である。

概要[編集]

ヒースロー空港に次ぐイギリスで2番目に大きな空港である。ロンドンからおおよそ南46 km, 南海岸のリゾート都市ブライトンからはおおよそ北40 kmの、ウェスト・サセックス州クローリーに位置する。

ガトウィック空港は、滑走路が1本しかない空港としては旅客数が多く、世界中の200以上の都市から訪れる旅客、年間3,100万人以上が利用する。国際線チャーター便は基本的にヒースロー空港を利用することができないため、多くの便が当空港から発着し、混雑に拍車をかけている。また、アメリカイギリスを結ぶ路線の多くが、ヒースロー空港の発着枠割り当ての制限から当空港を利用している。

これを解消するために2本目の滑走路を建設することが提案されたが、騒音などの公害、それに移動に関する多くの問題から地元の強い反対があり、地元の議会と2019年まで2本目の滑走路を建設しないことが合意されている。なお、メインの滑走路08R/26Lに並行して存在する08L/26Rは、08R/26Lが使えないときなどのための緊急用滑走路であり、2本目の滑走路にあたるものではない。

かつてはブリティッシュ・カレドニアン航空ヴァージン・アトランティック航空レイカー航空のハブ空港とされていたほか、1990年代にロンドンに初就航を果たした全日空は、ヒースロー空港の割り当ての制限から当空港を利用していた。

歴史[編集]

ガトウィックの名は19世紀までこの地にあった荘園の名前に由来するもので、1241年までその歴史を遡ることができる。1890年に荘園は競馬場に作り変えられ、第一次世界大戦中にはグランドナショナルを数回実施したこともある。

1930年にサリー・アエロ・クラブ (Surrey Aero Club) がガトウィックで発足し、競馬場の敷地の一部を利用して離着陸が行われていた。1933年に外部の投資家が競馬場を購入し、必要な設備を全て備えた完全な空港に作り変えた。航空相によりガトウィック空港からの商業飛行が認可され、1936年ごろにはヨーロッパ大陸との定期便が運航されている。「蜂の巣」という愛称がつけられたターミナルビルが建設され、ガトウィック空港駅まで地下道が延長された。これによりヴィクトリア駅から飛行機まで天気を気にせず屋内を通って行くことができるようになった。

第二次世界大戦後にヒースロー空港とともにロンドンへの玄関口として整備され、1956年から1958年にかけて空港を一時閉鎖し、780万ポンドを投じて近代化が図られた。世界で初めて空港に直通する鉄道が整備され、待合室からボーディング・ブリッジを通って直接飛行機に乗り込めるようにターミナルビルが再設計された。

1969年1月5日、フランクフルト国際空港からガトウィック空港に着陸しようとしたアリアナ・アフガン航空701便のボーイング727が操縦ミスにより滑走路端から約2.5 kmの住宅街に墜落する事故があった。この事故で乗客乗員62名のうち48名が死亡し、さらに地上の住民2名が犠牲になった。

1986年、ガトウィック空港を保有・運営していたイギリス空港公団が民営化し、BAAとなる。

2009年3月、英国の独占禁止行政当局が、英国内の主要空港間の公正な競争を促進させるため空港の売却をBAAに命じた。これに応じ空港は12月に米投資グループのグローバル・インフラストラクチャー・パートナーズ (GIP) に15億1,000万ポンドで売却された。なお、GIPはロンドン・シティ空港も運営している。

2010年2月、GIPは一部の株をアブダビ投資庁と韓国年金基金とにそれぞれ売却した。ただし、運営権はGIPが持ち続けている。

ターミナルと就航会社と就航地[編集]

管制塔を望む空港の夕焼け

この空港には北と南の2つのターミナルがあり、自動運転のモノレールで接続されている。

北ターミナル[編集]

北ターミナルの建設は1983年に開始され、1980年代の建物でロンドンの南における最大の建設プロジェクトであった。このターミナルは1988年エリザベス2世によって開業し、1991年に拡張された。さらに2005年の改修でアイランドターミナル方式のピア6がオープンした。ピア6はメイン北ターミナルと誘導路をまたぐ陸橋によって結ばれており、この陸橋から空港を一望できる。

航空会社 就航地
スロベニアの旗 アドリア航空 リュブリャナ {季節運航}
中華人民共和国の旗 中国国際航空 北京 {季節運航}
イギリスの旗 ブリティッシュ・エアウェイズ アルジェ, アリカンテ, アムステルダム, アンティグア, バルセロナ・エル・プラット, バルバドス, バミューダ, ボルドー, カンクン, コロンボ, ドブロブニク, エディンバラ, ファロ, ジェノヴァ, グラスゴー, グレナダ, ジャージー, キングストン, ラルナカ, ランサローテ, ラスベガス, マラガ, マレ, マルタ, マラケシュ・メナラ, モーリシャス, ナポリ, ニース, オーランド, ポート・オブ・スペイン, プンタ・カナ, ローマ・フィウミチーノ, セント・クリストファー・ネーヴィス, セントルシア, ザルツブルク, タンパ, テネリフェ南, ティラナ, トバゴ, トリノ, ヴェネツィア, ヴェローナ
トリニダード・トバゴの旗 カリビアン航空 ポート・オブ・スペイン
イギリスの旗 イージージェット アバディーン, アリカンテ, アムステルダム, アンタルヤ, バルセロナ・エル・プラット, バーゼル, ベルファスト, ボローニャ, ブリュッセル, ブカレスト, ブダペスト, カターニャ, デュッセルドルフ, エディンバラ, ファロ, フエルテベントゥラ島, ジュネーヴ, ジブラルタル, グラスゴー, グラン・カナリア etc.
スイスの旗 イージージェット・スイス バーゼル
アラブ首長国連邦の旗 エミレーツ航空 ドバイ
インドネシアの旗 ガルーダ・インドネシア航空 アムステルダム, ジャカルタ
アイスランドの旗 アイスランド航空 レイキャヴィーク
イタリアの旗 メリディアーナ・フライ ナポリ, カリアーリ, オルビア
トルコの旗 ペガサス航空 アンタルヤ etc.
モロッコの旗 ロイヤル・エア・モロッコ カサブランカ, マラケシュ
イギリスの旗 トムソン航空 アガディール etc.
トルコの旗 ターキッシュ エアラインズ イスタンブル・アタテュルク, イスタンブル・サビハ・ギョクチェン
ベトナムの旗 ベトナム航空 ハノイ, ホーチミン
スペインの旗 ブエリング航空 バルセロナ・エル・プラット, フィレンツェ

南ターミナル[編集]

南ターミナルの主要な連絡橋は1956年から1958年にかけて建設された。1962年に連絡橋が2つ追加され、1983年にはイギリスで最初の自動運転のピープルムーバー・システムにより、メイン・ターミナルとつながった円形のサテライト・ターミナルが開業した。最初の連絡橋は1985年に広範囲にわたり改築され、ターミナル全体としては現在2回目の改築中である。

航空会社 就航地
アイルランド共和国の旗 エアリンガス ベルファスト, ダブリン, クノック
ギリシャの旗 エーゲ航空 アテネ {冬期のみ}
リビアの旗 アフリキヤ航空 トリポリ
モロッコの旗 エアアラビア・モロッコ カサブランカ, タンジェ
ラトビアの旗 エア・バルティック リガ
スペインの旗 エア・ヨーロッパ マドリード・バラハス
マラヤ連邦の旗 マルタ航空 マルタ
カナダの旗 エア・トランザット カルガリー, トロント
イギリスの旗 オーリニー・エア・サービス ジャージー
ベラルーシの旗 ベラヴィア ミンスク第2
ブルガリアの旗 BH Air ブルガス etc. {季節運航}
クロアチアの旗 クロアチア航空 スプリト {季節運航}
イギリスの旗 イージージェット アガディール, アルメリア, アテネ, ベルリン・シェーネフェルト, ボルドー, ケルン・ボン, コペンハーゲン, フンシャル, ハンブルク, インスブルック, ルクセンブルク, マドリード・バラハス, マルセイユ, ミラノ・リナーテ, ミラノ・マルペンサ, モンペリエ, ミュンヘン, オルビア, パレルモ, パフォス, ピサ, プラハ, ローマ・フィウミチーノ, セビリア, テッサロニキ, トゥールーズ, バレンシア, ヴェネツィア・テッセラ, ヴェローナ, ウィーン, チューリッヒ
イギリスの旗 Flybe ニューキー
サウジアラビアの旗 フライナス ジッダ, リヤド
ガンビアの旗 ガンビア・バード バンジュール, フリータウン
ドイツの旗 ゲルマニア プリシュティナ
ポルトガルの旗 ハイフライ航空 サル島
イラクの旗 イラク航空 バグダード, スレイマニヤ
イギリスの旗 モナークエアライン アガディール, アリカンテ etc.
モナコの旗 モンテネグロ航空 ティヴァト, ポドゴリツァ
ノルウェーの旗 ノルウェー・エアシャトル オールボー etc.
チュニジアの旗 ヌーベルエア モナスティル etc. {季節運航}
アイルランド共和国の旗 ライアンエアー コーク, ダブリン, シャノン
ポルトガルの旗 SATAインターナショナル ポンタ・デルガダ
リトアニアの旗 スモール・プラネット・エアラインズ アテネ etc. {季節運航}
チェコの旗 スマートウィングズ ラルナカ etc. {季節運航}
トルコの旗 サン・エキスプレス イズミル
スイスの旗 スイスインターナショナルエアラインズ ジュネーヴ {季節運航}
チュニジアの旗 スファクス・エアラインズ アンフィダ
ポルトガルの旗 TAP ポルトガル航空 リスボン, ポルト
イギリスの旗 トーマス・クック航空 {チャーター} アンタルヤ, ボドルム, カンクン etc., {季節運航} アカプルコ etc.
ウクライナの旗 ウクライナ国際航空 キエフ・ボルィースピリ
イギリスの旗 ヴァージン・アトランティック航空 アンティグア, バルバドス etc.
アイスランドの旗 WOW air レイキャヴィーク

外部リンク[編集]