イベリア航空

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イベリア航空
IATA
IB
ICAO
IBE
コールサイン
Iberia
設立日 1927年6月27日
ハブ空港 マドリード国際空港
焦点空港 バルセロナ空港
セビリア空港
テネリフェ・ノルテ空港
アリカンテ空港
マイレージサービス Iberia Plus
会員ラウンジ Sala VIP
同盟 ワンワールド
保有機材数 140機
就航地 105都市
親会社 International Airlines Group
本拠地 スペインマドリード
代表者 Fernando Conte (CEO)
イベリア航空の本部

イベリア航空 ( -こうくう、Iberia、正式社名Iberia Líneas Aéreas de España S.A.) はマドリードを本拠地としている、スペイン航空会社である。主要な拠点はマドリード国際空港 及び バルセロナ空港である。スペインのいわゆる「フラッグ・キャリア」である。2004年10月現在、世界39ヵ国、97都市に就航。

歴史[編集]

イベリア航空 MD-88型機

2007年に、イベリア航空は世界の中で最も古い航空会社の1つとして、1927年6月27日に設立されてから80周年を迎えた。初飛行の旅客は当時の国王アルフォンソ13世で、マドリード〜バルセロナ間の路線で1927年12月4日に運航が開始された。75年の間に500,000万人近い人々がイベリア航空を利用し、ヨーロッパの航空会社の中で上位5位のひとつに選ばれた。

イベリア航空は1939年にマドリード〜リスボン間で国際線サービスを開始。1944年9月30日に国営化された。1946年に、マドリード〜ブエノスアイレス路線上でマクドネル・ダグラスDC-4型機を使用してヨーロッパ南アメリカ間を飛行する最初の航空会社となった。1974年に、マドリード〜バルセロナを結ぶヨーロッパの最初のウォークオン・シャトルサービスを立ち上げた。この年、今日の一般的なコール・センターの前の段階である、「Serviberia」電話サービス、及び「赤いジャケット」という、問題が出たときに解決する特別サービスを提供する担当者に加えて、制服着用地上スタッフを配備した。

1980年代後半〜1990年代初期にイベリア航空は、マクドネル・ダグラスDC-9型機、ボーイング727型機及びマクドネル・ダグラスDC-10型機を置き換えるために発注した、マクドネル・ダグラスMD87型機、エアバスA320型機及びエアバスA340型機と共に主要な機材を更新する計画を策定。ボーイング757型機のかなりの数も購入した。

この頃イベリア航空は他のスペイン系航空会社 - Aviaco、Viva Air、en:Binter Canarias 及びBinter Mediterraneo並びにラテンアメリカ系航空会社 - アルゼンチン航空en:Viasa 及び Ladeco との提携で多くの利益を上げ始めた。

1991年に、イベリア航空はヨーロッパの最初の国際線航空会社としてフリークエント・フライヤー・プログラム、イベリアプラスを立ち上げ、1996年ウェブサイト www.iberia.com を立ち上げた。1999年にAviaco を買収しその機材を継承し、同年9月には航空連合ワンワールドへの加盟を果たした。

イベリア航空 エアバス A320型機

2001年に民営化が完了し、イベリア航空の株式が株式市場に上場された。

イベリア航空グループはイベリア・リージョナル (Iberia Regional)/エア・ノストルム (Air Nostrum) のフランチャイズを所有している。旅客及び貨物に加え、イベリア航空は航空機保守、空港内の取り扱い、ITシステム、機内食ケータリング、及びパックツアーなどの活動に関連した多くの関連事業を運営している。

他の航空会社とのコードシェア便を含めると、さらに20カ国の他の60ヶ所の目的地への飛行を提供している。200機近い航空機の機材で毎日約1,000回の飛行を行っている。イベリア航空は年間28000万人の旅客及び航空貨物210,000トンを運んだ (2002年) 。

イベリア航空エアバスA321型機

上記に加えて、イベリア航空は自社の機材及び、いくつかの有力なヨーロッパの航空会社を含む他社へのサービスとして、航空機の保守会社の資格を得ている。イベリア航空は200社以上の航空会社を顧客として、すべてのスペインの空港の取り扱いサービス (航空機及び旅客への補助) の有力企業である。

2004年7月、イベリア航空は南アメリカ線のハブ空港を、マイアミからホンジュラスのサンペドロスラ (San Pedro Sula) へ変更したと発表した。

2005年、イベリア航空はエアバスA340型機に新しいビジネス・プラス・クラスを導入した。

2006年には格安航空会社ブエリング航空の台頭に対抗するため、同じく格安航空会社のクリックエアーを設立しイベリア航空のバルセロナ発着路線を移管した。なお、クリックエアーは2009年にそのブエリング航空に合併され、ブエリング航空がイベリア航空の関連会社となっている。

2007年7月、エールフランス‐KLMがイベリア航空を買収する計画に参入することを表明した。[1]

2009年、成田線の復活が予定されていた[2] (同時に上海線も開設) 。この背景には、伝統的に中南米と日本や中国を往復するには米国経由が一般的だったが、米国が中南米国籍保持者や中華人民国籍保持者(香港籍を含む)に対して通過ビザを要求するようになったことから、これらの国籍保持者が米国を経由しないルートを選好するようになったことや (欧州経由であれば通過ビザは不要)[要出典]、中国の経済発展により対中国への需要が増加していることが挙げられる。

2009年11月12日、かねてより交渉が行われていたブリティッシュ・エアウェイズとの統合について基本合意。2010年4月8日に「インターナショナル・エアラインズ・グループ」を発足させ、グループの登記上本社をイベリア航空の本社所在地であるマドリードに置くことで最終合意した。経営統合は2010年末に完了の予定で、乗客の輸送規模で世界6位、欧州3位の航空会社が誕生する。[3]

新塗装のエアバスA330

就航都市[編集]

保有機材[編集]

イベリア航空の機材は以下の航空機で構成される (2008年2月現在):

脚注[編集]

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外部リンク[編集]