仮面ライダー龍騎

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龍騎 から転送)
仮面ライダー龍騎
テレビドラマ
原作 石ノ森章太郎
監督 田﨑竜太石田秀範長石多可男
佐藤健光鈴村展弘
制作 テレビ朝日東映ASATSU-DK
放送局 テレビ朝日
放送期間 2002年2月3日 - 2003年1月19日
話数 全50話
テンプレート使用方法 ノート

仮面ライダー龍騎』(かめんライダーりゅうき)は、2002年平成14年)2月3日から2003年(平成15年)1月19日まで全50話がテレビ朝日系で毎週日曜日8:00 - 8:30に放送された、東映製作の特撮テレビ番組、及び主人公のヒーロー名。キャッチコピーは「戦わなければ、生き残れない!!」。

関連作品

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目次

[編集] あらすじ

西暦2002年。昨今街では、人々が忽然と失踪する事件が連続発生していた。真相を追うネットニュース配信社の「OREジャーナル」に所属する、主人公である見習い記者の城戸真司は、ある失踪者の部屋を取材中、ふと目にとまった奇妙なカードデッキを手にする。その時真司は、鏡の中の世界のミラーワールドから密かに人を襲う、モンスターと呼ばれる化け物を見る怪能力を得る。その後突然、鏡の中に吸い込まれた真司は、そこでライダーの一人であるナイトに出会い、モンスターとライダーの戦いについて知る。

やがて真司は、モンスターや仮面ライダーのことを、詳細に知る女性の神崎優衣が語った情報を元に、モンスターのドラグレッダーと契約し、そのパワーを使って戦う仮面ライダー龍騎となって、モンスターから人々を護ることを誓う。

だがナイトに変身する、もう一人の主人公である秋山蓮は、真司と共闘するどころか、潰すと言い放ち挑みかかってきた。これがライダーの掟である。

次々と目の前に現れる新たなライダー。彼らも他のライダーを倒してゆくという者ばかり。ここにライダー達の果てしない戦いの幕が切って落とされた…。

[編集] 概要

[編集] 特徴

平成仮面ライダーシリーズ3作目の本作では、整合性重視の前2作とは異なり、「13人の仮面ライダーが最後の1人になるまで戦い続ける」という、破天荒なシチュエーションを採用、エンターテイメント性を強調し、更にはカードゲームの要素を取り入れたバトル方法(詳細は後述)など、設定発表当時はファンの間において「この作品は仮面ライダーといっていいのか?(仮面ライダーである必要があるのか?)」「『仮面ライダー』というより『バトル・ロワイアル』では」など、物議を醸した。放送開始後は、ライダーが単なる欲望のためにライダー達と殺し合うというストーリーと、悪役であっても正式に「仮面ライダー」を名乗る(それまでの作品で仮面ライダーに外見が酷似した悪役は登場しているが、「仮面ライダー」を名乗った者はいない)という設定が、子供番組としては不適切であるという意見も新聞投稿等に見られた。本郷猛役の藤岡弘、等、歴代ライダーシリーズに出演した俳優陣は、当時のコメントで難色を示している。

一方で、「殺伐としつつ内容自体は前2作より理解し易くなった」、「1話毎にアクションの見せ場が多く、児童は満足する作品だった」という意見もある。実際に本作以降は、児童にも受け入れられる作品にするように、重厚な作風を保ちながらリアリティ重視の内容を徐々に緩和していく傾向になりつつある。

母親が「正直、子供より私がはまっています」と述べるほど女性人気が高く、仮面ライダーシリーズの本来の視聴者層とは無関係のはずの未婚女性にまで人気が波及し[1]、出演役者のトークショーや劇場版の前夜祭なども女性で埋めつくされた[2]

一部の契約モンスターなどをCGで表現した点も特徴で、クオリティはまだ試行錯誤的なものだったが、以後ライダー作品においてもCGで怪人を表現する傾向は続けられた。

本作では過去のシリーズとは異なる、異例の展開が多く行われた。例を挙げると、

  • TVシリーズが放送中であるにもかかわらず、最終話を先行公開してしまう劇場版(最終的にTVシリーズは異なる結末となった)。
  • 「戦いを続ける」「戦いを止める」という2つの選択肢が提示され、テレゴングを使った電話、インターネット投票によってドラマの結末が変わるTVSP版。
    • なお、TVSP版本放送時の投票結果は「戦いを続ける」になったが、映像ソフトには両方の結末が収録されている。また、2008年3月29日NHK-BS2で放送された『とことん!石ノ森章太郎』の中では、戦いを止める結末で放送された。
  • 従来の仮面ライダーシリーズの作品では「なりきり玩具」の中心は変身ベルトだったが、本作では変身ベルトよりも「アドベントカード」と「召喚機」に重点が置かれ、バンダイから発売された玩具の「変身ベルト Vバックル」も、従来の「DX」ではなく「プラデラシリーズ」にとどめられた。
  • ミラーワールド内の戦いを表現するため、戦闘シーンの映像を反転させて使用する。雑誌等に掲載された写真も全て反転させて使用されていた。
    • そのため右利きのキャラクターも、左で武器を持ち龍騎のドラグバイザーも、左手ではなく右手に装着。スーツアクターは本来とは逆の動きをしなくてはならなかった。

[編集] 設定、造形

物語同様、本作以前のライダー作品から逸脱した設定、キャラデザインとなった。従来の特徴である複眼を龍騎、顎(いわゆるクラッシャー)をナイト、触覚をゾルダ、と主要3ライダーのみに分割・採用しており、従来のライダーと大きく異なるデザインとなった(触覚に関しては、後に龍騎サバイブにも意匠として盛り込まれた)。また、各ライダーとも基本的なデザインコンセプトとして騎士がモチーフになっている。

ライダーが乗用するバイク(ライドシューター)はミラーワールドへの移動手段として使われ、一部契約モンスターがバイク形態になるという描写があるのみで、本作以前のライダーにおいて必須だった「スーパーバイクを乗りこなし、時にバイクに搭乗しつつバトルする」というシチュエーションは薄まっている。

従来の「変身ベルト」に相当する変身アイテム「カードデッキ」には、本放送当時流行していたトレーディングカードゲームの要素が盛り込まれている。また「契約モンスター」、「カードバトル」等、児童向けのイメージが強い新要素も採り入れた。

[編集] キャスティング

本作では『仮面ライダーアギト』の時期より話題だった、イケメンブーム路線を受け継ぐキャスティングがされている。また世間的に認知されている中堅俳優たち(津田寛治神保悟志)や、ブレイクする直前の森下千里を起用、テレビスペシャルではベテランの黒田アーサーが仮面ライダーベルデ役で出演した。

本作でライダーを演じる俳優には、過去に特撮番組への出演経験がある萩野崇(『超光戦士シャンゼリオン』)、高野八誠(『ウルトラマンガイア』)、高槻純(『ウルトラマンネオス』)、加藤夏希(『燃えろ!!ロボコン』)、和田圭市(『五星戦隊ダイレンジャー』)も加わっている。

[編集] 音楽

本作から作品中で使われる楽曲の発売元が、従来のコロムビアからavex modeに交代したこともあり、主題歌『Alive A life』はTVシリーズとしては初の女性ボーカル・松本梨香を起用し、キャラクター名をタイトルや歌詞に織り込まない物となった。BGM丸山和範渡部チェルが担当。劇場版BGMとTV版主要BGMを収録したサウンドトラックが発売され、それ以外のBGMは番組終了後に発売された5枚組のコンプリートBOXに収録されるという形がとられた。ただし一部の楽曲は、BOXには未収録である。

[編集] 主な登場人物

※ 劇場版のみ登場する人物は仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL#主な登場人物を参照。

[編集] 士郎の仮面ライダー

城戸 真司(きど しんじ) / 仮面ライダー龍騎
本作の主人公。23歳。モバイルニュース配信会社「OREジャーナル」の記者見習い。行方不明事件の調査を行っている際、榊原耕一のアパートでカードデッキを拾ったことから、巻き込まれる形でミラーワールドやライダーの戦いを知り、モンスターから人を守るために仮面ライダーとなる。いたって普通の感覚を持つ一般的な青年だが、単細胞かつ天然で若干不器用。しかし強い正義感と行動力の持ち主であり、何にでも首を突っ込まないと気が済まない性格で、彼を知る人物からは、尊敬及び侮蔑両方の意味を込めて、「バカ」と呼称される。当初はアパートに住んでいたが家賃滞納で追い出され、一時職場である事務所に住み着き、その後沙奈子に気に入られ「仕事が休みの時は店を手伝う」という条件で、蓮とともに花鶏に居候することになる。変身後、「っしゃあ!」と気合を入れる癖がある。バイクはホンダ・ズーマーを乗用。料理が得意で、中でも餃子は料理の腕において一流である吾郎がレシピを聞きたがるほどだった。
ライダー同士が戦い殺し合う宿命を負うと知り、それを止めようと願ったが、蓮の本心や手塚から明かされた事実から、ライダー達に命をかけても叶えたい「願い」があると知り苦悩する。それでも「人を守る」ために戦う決意を新たにし、志を同じくする手塚や香川らと接触するなどして奔走した。クセのない性格ゆえ、多くの事情を抱えるライダーらとも一人の人間として対等に接し、受け入れようとすることができる稀有な存在(他のライダーが戦えない時には肩代わりすることさえあるほど)だが、その全てを受け入れようとする姿勢は、自らの心に迷いを生じさせる要因にもなっており、蓮にもその点を指摘されている。
終盤香川の遺した資料から、戦いが無効になれば優衣が消えてしまうことを知り、答えが出せないまま再び苦悩し続けたが、全てを知った大久保のアドバイスを受けて、ライダーバトル最後の日に自分の信じる「戦いを止めたい」という願いをようやく見つけ出す。しかし現実世界にあふれ出たレイドラグーンから、少女をかばって致命傷を負い、レイドラグーンを殲滅したのち蓮に看取られながら死亡する。最期まで苦悩し続けはしたが、信じるものを貫き通そうとする彼の強さは、蓮や北岡など多くのライダーに影響を与えた。
劇場版では、11歳の頃幼い優衣と出会っており、彼女との約束を破ったことがライダーバトルの遠因となってしまっていたことを知り苦悩する。その末リュウガを倒し、蓮と共にハイドラグーンの群れへ戦いを挑みにいった。
TVSP版では、初代龍騎の榊原からカードデッキを託され、2代目龍騎となる。「ライダー同士の戦いを止めようとする」という目的は本編と同じだが、そのために高見沢率いるライダー軍団から狙われることとなる。戦いの末オーディンにカードデッキを破壊されるも、ベルデから自分を庇い致命傷を負った蓮から、ナイトのカードデッキを授かり変身する。
秋山 蓮(あきやま れん) / 仮面ライダーナイト
もう一人の主人公。24歳。神崎士郎の実験によって、恋人の小川恵里が意識不明となり、恵里を狙うダークウィングに彼女を襲わさせないためやむなく契約(このことは劇中では明かされない)、恵里の意識を取り戻すために仮面ライダーとなった。その後はライダーやミラーワールドの情報を得るために優衣と行動を共にし、そんな中真司と関わることとなり、沙奈子の帰国をきっかけに花鶏のウェイターとして雇われ、真司とともに居候することとなった。頑固かつ好き嫌いが激しい性格で、他者に媚びることがなく喧嘩っ早いことから、友人はおらず孤立しがち。ゆえに普段は目的のために冷徹に振舞っているが、本心は強い正義感と思いやりの持ち主であるため、優衣をはじめとして心から信頼を寄せる者も少なくない。またモンスターに襲われる人を、助けるために戦う事もある。戦いを望まない真司とは最初は反目し、普段憎まれ口を叩いているが、紆余曲折を経てあれこれと気にかけているうちに強い友情で結ばれていく。バイクはHONDAのシャドウスラッシャー400を乗用。生き方そのものは不器用だが、手先は器用でなんでもそつなくこなすため、花鶏では重宝されている。金銭欲は強い方で、真司や優衣曰く「ケチ」ではあるが、大金を見せられて買収されるような卑小な性格ではない。犬が苦手という一面もある。
恵里を救うため迷いがないかのように戦うが、真司に感化されていくうちに非情に徹することができなくなっていき、彼もまた苦悩することとなる。真司に影響を受けていることは北岡とともに認めており、他人のために龍騎やゾルダと共闘したり、非情な浅倉や東條に対しては怒りを露にしたりと、行動にも変化が表れていく。ライダーバトルの真実の意味を知りながらも、士郎の言葉に賭けて迷いながらも戦い続け、最後の日に真司の死を看取り、自らもライダーとして信じるもののために戦うことを決心する。最後に勝ち残ったライダーとしてオーディンと戦った末に致命傷を負うも、オーディンが消滅したことで「新しい命」を手に入れ、恵理を蘇生させることには成功したものの、その後眠るように死亡する。
TVSP版では手塚と親友であり、彼と共にライダーとなる。一時はライダー軍団と共に龍騎を追い詰めるも止めを刺すことが出来ず、自身も追われる身となった末、龍騎を庇ってベルデのデスバニッシュを受け、致命傷を負う。命からがらベルデを倒した後、真司に自分の代わりに戦うことを願い、ナイトのカードデッキを託して死亡する。
須藤 雅史(すどう まさし) / 仮面ライダーシザース
実質的に最初のゲストライダー。28歳。小竹署の刑事で、画廊で起きた連続失踪事件を追っていたが、裏では悪事を働いていた。裏の仕事仲間の加賀と報酬でもめてしまい、カッとなって殺害、遺体を壁に埋めていたところに士郎と出会い、カードデッキを受け取って仮面ライダーとなる。そしてライダーの戦いで頂点を極めることを目的とし、殺人の隠蔽と契約モンスター・ボルキャンサーのパワーアップを目的に、ボルキャンサーに一般人を襲わせて喰わせていた。ナイトとの交戦の末、あと一歩のところまで追い詰めるが、最後はナイトにデッキを攻撃された後、飛翔斬を相殺したことによりカードデッキが破損して契約が破棄され、ボルキャンサーに餌と認識され、跡形もなく喰われた。
TVSP版では警視庁の刑事であり、「浅倉威を逮捕するため」にライダーになるが、浅倉の逮捕後にはライダーの力に心を飲み込まれてしまう(浅倉逮捕に関しては、番宣でわずかに語られているのみで、番組本編での描写は一切ない)。高見沢率いる他のライダーたちと真司を倒すために協力しており、当初は真司に協力するふりをして近づいたが、浅倉が乱入し、ベノクラッシュをシェルディフェンスで防御しようとするも通用せず、死亡する。
ライダーの初の死者であり、たった2話の登場・悪人像・死に様などから、視聴者へこの作品における「仮面ライダー」という存在は、単なる「正義の味方」だけではないということを示した。またシザースのカードデッキは、他のライダーと比べてスペックが劣るものの、スペックが上のナイトを追い詰めるなど、実際は仮面ライダーとしての実力は高いといえる。
北岡 秀一(きたおか しゅういち) / 仮面ライダーゾルダ
実質3人目の主役ライダー。30歳。「スーパー弁護士」を自称する弁護士であり、不利な裁判でも逆転無罪にし、「クロをシロにしてしまう」ほどの有能な天才だが、多くの大手企業に法外な報酬を請求する悪徳弁護士としての面がある。不治の病に侵され、永遠の命を手に入れるために仮面ライダーとなった。一見すると気さくで社交的だが、母親に甘やかされて育った影響から、かなりのナルシストかつ利己主義な性格。エリート意識が強くスタイリッシュな振る舞いを好むが、人の欲望を愛しそれを極限まで追求するという主義の持ち主で、社会正義やプライドなどよりも報酬を重視している。ゆえに悪い噂も少なくなく、表舞台ではイメージアップを図りたがっている。その性格ゆえに少年時代から友人は皆無で、そのせいであだ名もなかった。彼をよく知る人物からは手酷い評価を受けている。しかし良心が残っていないというわけではなく、重病人の高額な手術費用を秘かに立て替えたり、不治の病に侵された(全くの誤解だったが)めぐみとの間にデートを取り付けたりと、自分と同じ境遇の者には親切である。また秘書兼パートナーである吾郎には表には出さないまでも絶対的な信頼を抱き、取材を通じて知り合い恋心を抱いた令子には一途な面を見せ、「同情で落としたくはないから」と病気のことは知らせていない。私生活では、ジャガーポルシェなどの高級車を乗り回し、好きな食べ物は贅沢なものなら何でも。元秘書のめぐみ曰く「好きな言葉は『濡れ手に粟』」。
偶然知り合った真司と意気投合し、その縁で島田誘拐事件で誤認逮捕された真司の弁護を担当、その際に真司がライダーであることを知る。彼もまた真司と関わるうちに、その行動に感化されていくようになり、終盤に真司が優衣を救うために自分を戦いに誘った際には、「見てられない」とまで発言してそれを拒んだほどである。ライダーになる前の浅倉の弁護を担当していたが無罪にできず、それにより浅倉から逆恨みされており、浅倉がライダーとなってからはライバル関係となり、彼を排除すべく幾度となく行動を起こした。
次第にライダー同士の戦いを空しく感じるようになっていき、不治の病の進行で倒れたことをきっかけに、最後の3日前に士郎から脱落と見なされ、自らの運命を受け入れ戦いをやめる決心をする。その後切望していた令子とのデートを取り付けたが、浅倉を野放しにしてしまった原因が自分にもあると感じていたことから、最後は浅倉との決着だけは果たそうとする。しかしそれを果たすことなく不治の病により死亡、その最後の願いを叶えるためにカードデッキは吾郎に受け継がれた。
劇場版では、姉を手にかけた浅倉を弁護したことで美穂からも恨まれていた。そのことに罪の意識を感じていたのか、ライダーバトルでは折に触れて彼女を助けようとしたが、彼女から拒絶されてしまったことで闘いを空しく感じ、病気の進行もあって自ら脱落した。
手塚 海之(てづか みゆき) / 仮面ライダーライア
前半の主要キャラ。24歳。コインによって人の運命を占う占い師。「俺の占いは当たる」という口癖が示す通り、その的中率はほぼ100%だが、彼自身は「運命は変わらないものではなく、むしろ変えるもの」という信条の持ち主である。神崎士郎に勧誘されながら仮面ライダーとして人と戦う事を拒み、契約を拒絶したためにガルドサンダーに食い殺された、親友の斉藤雄一を救えなかった悔恨から、彼の信じた正義を無駄にせず、変えられなかった運命を変えようと決意する。遺されたカードデッキを引き継いでライアとなり、仮面ライダー同士の戦いを止めるためにライダーとなった。一見するとクールだが、自分を犠牲にしても他人のために献身的に動く気質の持ち主で、危険を顧みずライダーの戦いの場に飛び込み、破滅への道を進む蓮に対しても、幾度となく忠告を行っていた。バイクはHONDAのCB400SFを乗用する。
偶然出会った蓮の運命を見通し、その運命を変えようと忠告して回るうちに真司や優衣と出会い、志をともにする彼らの共感を得ることとなる。その後は一時期花鶏に居候し、真司の貴重な協力者として共に戦うとともに、その経緯からライダーの事情を知らない真司に、彼らの抱える事情や願いについての情報を与え、戦いを止めるべく奔走する。自らの「願い」として戦いを止めることを選択しているため、真司とは異なり迷わず行動を起こす。また優衣を占ったことから彼女の出自に疑問を抱き、彼女の生家を突き止めて優衣を導くとともに、独自の調査によって真実の一端に気付いていた。
戦いを促すために士郎よりサバイブ疾風のカードを渡されるが、それを拒否して蓮にカードを託した。
最後はガイの次に、消えるライダーが龍騎であると占い(真司には自分が消えると伝えている)、運命を変えるため、王蛇の放ったベノクラッシュから龍騎を庇って致命傷を負い、真司と優衣に看取られる中死亡した。
TVSP版では蓮の友人であり、彼と同じく小川恵里を愛していたという設定である。しかしそのために他人を犠牲にすることに違和感を持っていた中、ベルデに襲撃され死亡する。
芝浦 淳(しばうら じゅん) / 仮面ライダーガイ
実質2人目のゲストライダー。 21歳。明林大学経済学部2年生。特に願いは決めておらず、ゲーム感覚で仮面ライダー同士の戦いに加わる。ゲームサークルの「マトリックス」に所属しており、人間心理を解析及び応用し、ハマった人間は本当に殺し合いを始めてしまうゲームを製作した。人の心を支配する事に喜びを感じ、サークル仲間に勧めて戦いあうよう扇動していた。わがままかつ自信家で、そのバイタリティと行動力によって野望を進めようとする凶悪な性格である。父親は大会社の社長で、北岡の上得意でもある。
真司からドラグレッダーのカードを奪い脅したり、「OREジャーナル」を乗っ取って日本中を操る戦闘ゲームを作る拠点にしようとしたりと色々企むも失敗する。その後は戦いを拒むライダーが多いことに業を煮やし、戦いを盛り上げようと優衣を誘拐することで6人のライダーによる大乱戦を演出するが、ゾルダのエンドオブワールドの直撃を王蛇の盾として受けてしまい、瀕死の状態で王蛇のベノクラッシュを続けざまに受け、爆死した。
TVSPでは、高見沢と共に真司達を襲っていく。しかしその高見沢が死亡した直後、ディスパイダーの吐いた糸に捕まり喰い殺されてしまう。
浅倉 威(あさくら たけし) / 仮面ライダー王蛇
実質4人目の主役ライダー。25歳。多くの人間を理由なく殺害し、関東拘置所に拘留されていた凶悪殺人犯。ライダーバトルのペースが遅々として進まないことに業を煮やした神崎により、その経歴から目をつけられ、戦いを活性化させるべく選定され、獄中で士郎からカードデッキを授かり契約、仮面ライダーとなり脱獄した。自分の中に理由なく溢れてくる憎しみに溺れ、常に暴力の中で生きてきたことから、身の回りに暴力がなくては生きられない性質となっている。ゆえに「イライラした」という理由だけで常に標的を探して襲撃、相手を逃がせば執念深くつけ狙う危険人物であり、蓮や北岡など多くの人物から「人間じゃない」とまで称されている。少年期から実家に放火し家族を殺害する、前述の理由による無差別暴行などの悪事に手を染めており、さまざまな汚い手を使った北岡でさえ無罪にできなかった。そのため北岡に「能無しの役立たず」と逆恨みの念を抱き、脱獄後に付け狙う。変身直後に首を捻る癖がある。脱獄囚なので、特定の家は持たず野宿をしている。家族を殺害して以降は、「泥を食ったことがある」と語るなど浮浪者のような生活をしてきたらしく、その名残からかトカゲを焼いたり、生卵を丸飲みしたり、ムール貝を殻ごと食べたり(飲み込み切れなかった貝殻の破片は流石に吐き出す)と、人間離れした悪食ぶりを見せる。
望みを叶えることに興味はなく、戦いそのものに悦びを見出し戦う。そのため士郎から願いを求められた際は、戦いを続かせることを願おうと考えた。しかし「モンスターをおびき寄せるための囮」と呟きながらも、一度モンスターに付け狙われていた少女を、殺害せず助けたこともある。
ガイ・ライア・インペラーと多くのライダーを倒した浅倉だったが、北岡には執着し続け、最後の一日の朝、遂にゾルダを倒す。しかしその正体が吾郎だったことを知り、イライラが頂点に達し、待ち構えていた警察機動隊に鉄棒一本で突撃、一斉射撃を受け死亡した。
劇場版では霧島美穂=ファムの姉を手に掛けているため、美穂に狙われ交戦することとなる。闘いの末ファムを追い詰めたが、乱入してきたリュウガにジェノサイダーを倒され、一時ブランク体になる。その後ファムにカードデッキを破壊されて変身が解け、ミラーワールド内で消滅した。
TVSP版では須藤と北岡によって留置所送りにされ、厳重に拘束された姿で登場するが、真司が面会に訪れた際に彼のヘルメットからベノスネーカーを召喚して拘束から逃れ、彼が持っていた水を床にぶちまけ変身して脱獄の後、「ライダーに警察は要らない」として須藤を倒した。その後は戦いの邪魔をする真司を殺すために戦闘する。
東條 悟(とうじょう さとる) / 仮面ライダータイガ
25歳。後半の主要キャラ。清明院大学の香川の研究室に属する大学院生。英雄を目指してライダーになる。しかしその言葉の解釈において、恩師の香川との間には徐々に齟齬が生まれており、歪んだ理想と憎悪に取り付かれていくようになる。劇中において東條の過去が明かされることは無かったが、「みんなが僕を好きになってくれるかもしれない」という理由で、英雄になる事に固執している。自分が英雄になるためならどんな事でもする冷酷さと、邪魔な人物はすべて排除しようという考えを合わせ持ち、士郎からもそういった性格を見込まれ選定されていた。戦いの中で次第に、ライダー同士の戦いに勝ち残ることで自らが英雄になろうと考えるようになる。
その結果香川の言葉を、“大切な人”を倒せば強くなれると曲解し、仲村と香川を相次いで殺害し、さらには戦いに敗れた自分を介抱した佐野も手にかけようとする。その後は自暴自棄に近い形でライダー同士の戦いに身を置くが、立て続けに浅倉に敗れ、北岡に「英雄は英雄になろうと思ったら失格」と図星を突かれることなどが重なり、徐々に情緒不安定に陥っていく。そんな中、浅倉たちを罠にかけた後、次に為すべきことがわからないまま街を彷徨ううちに、前を行く親子に突っ込んできた暴走トラックから咄嗟に親子を守り、身代わりとなってトラックに跳ねられて死亡する。翌日の新聞の片隅に小さく「親子を救った英雄」と記されていた。
TVSP版では変身後の姿のみ登場。
佐野 満(さの みつる) / 仮面ライダーインペラー
実質3人目のゲストライダー。21歳。地下駐車場の警備員をしていたが、実は大企業の御曹司であり、父親には何らかの理由で勘当されていた。自らの貧しい境遇を不当なものとして不満に思っているため、楽な生活をするためにライダーとなり、その力を金儲けに使う事しか考えておらず、真司や香川に対して自分を売り込み、報酬を要求した。当初は真司の側に就くが、香川の方が報酬が良いとわかるとすぐに裏切り、龍騎を攻撃する。にもかかわらず、香川の死後は平気で真司の側に戻ろうとして彼を激怒させた。北岡や浅倉にも取り入ろうとするが失敗する。結果的に重傷を負った東條を自宅で介抱するようになる。
直後に父親の死亡により傀儡社長として迎え入れられ、莫大な財産を手にし、縁談も持ち上がり、ライダーバトルの決着を待たずして自らの願いが全て叶ってしまう。幸福の絶頂を迎え、ライダーバトルを継続する意味を失った彼は、戦いから離脱しようとしたが、士郎と契約モンスターがそれを許さず、望まぬまま戦いの泥沼に飲み込まれることとなる。手にした幸福を手放すまいと焦り、他のライダーたちを買収して味方に就けようとするものの、過去の裏切りと利己的な振る舞いから全く相手にされず、孤立を深めていく。その後、東條を味方にしようと面倒を見るが、それが原因でタイガに攻撃され負傷し、逃走中に現れた王蛇のベノクラッシュでデッキを破壊されて現実世界に戻れなくなり、泣き喚きながらミラーワールドの中に消滅していった。
TVSP版では変身後の姿のみ登場。
高見沢 逸郎(たかみざわ いつろう) / 仮面ライダーベルデ
38歳。TVSP版にのみ登場。巨大企業の高見沢グループの総帥を務める実業家。全てを手に入れたかに見えるが、その欲望は尽きることはなく、超人的な力を得るために仮面ライダーとなった。イニシアチブを取るのが上手く、普段は紳士的で、契約モンスターの特性を活かした戦術と生来のカリスマ性から、他のライダーからは一目置かれる存在である。しかしその本性は過激かつ粗暴で、他のライダーたちを利用して龍騎とライアの抹殺を計るなど、目的のためには手段を選ばない卑劣漢である。
終盤ナイトに致命傷を与えるが、直後にナイトが捨て身で放った飛翔斬で爆死、相打ちとなる。
神崎士郎の代理人 / 仮面ライダーオーディン
神崎士郎の代理ともいえる仮面ライダーオーディンに変身する人物。当初は士郎自身が変身しているかと思われたが、士郎の傀儡的存在であり、変身者自身の意思は感じられない。「最後に勝ち残ったライダーと戦う」ことを目的とする。
作中でナイトに2度、龍騎に1度倒されたが、カードデッキだけは破壊されずに残っていたため、その後も何度も出現した。3度目の蓮との戦いでファイナルベントを発動させるものの、士郎の様子がおかしくなったのと同時に消滅を迎え、最後に勝ち残ったライダーが蓮である事を告げ、完全に消滅を迎えた。
「超全集 最終巻」では士郎が無作為に選んだ人物が変身していると記述されており、実際劇中でも士郎が浮浪者らしき男の前に立ち、カードデッキを渡すかの様な描写がなされているが、実際に渡す描写は無かったため、その真偽は不明である。台本にも士郎がカードデッキを渡すまでが書かれているが、そのシーンは本篇にはない。
TVSP版では何故か他のライダー達と共闘、龍騎のカードデッキを割る。

[編集] 擬似ライダー

仲村 創(なかむら はじめ) / オルタナティブ
25歳。清明院大学の江島研究室に所属していた大学院生。神崎士郎の実験には唯一参加していなかったため難を逃れたが、それにより研究室の仲間を全員失ったことで、神崎兄妹に強い憎しみを抱く。感情的で短気な性格。
後に香川や東條と出会って真相を知り、士郎への復讐のためにオルタナティブとなり香川に協力、優衣の命を狙う。ミラーワールドの脅威から人を守るというよりも復讐心の方が強かったことから、東條に自分の信じる“英雄”の姿に相応しくないと判断され、タイガのクリスタルブレイクによる奇襲を受けて死亡する。
香川英行(かがわ ひでゆき) / オルタナティブ・ゼロ
37歳。後半の主要人物。清明院大学の教授。瞬間記憶能力の持ち主であり、若くして教授の地位に就いた天才。士郎の在学時代に彼の研究資料を偶然読んだことで、ミラーワールドについて知ることとなり、後にその記憶を基に研究を重ねた末、ミラーワールドと士郎の目的の全容を自ら解明した。士郎の研究とミラーワールドによる脅威を止めるため、仲村と東條を率いて優衣の抹殺を画策、士郎の資料とタイガのカードデッキを基に、疑似ライダーのオルタナティブを開発、自らもプロトタイプのオルタナティブ・ゼロに変身して戦う。知的で滅多に感情を表さないが、東條が理想の英雄像を重ねるほどの強い正義感の持ち主である。妻の典子、息子の裕太との3人家族で、妻子に対しては深い愛情を抱く。
「多くを救うために一つを犠牲にする勇気」という信条を持ち、それを「英雄の覚悟」と説いて東條の信頼を獲得、愛する家族をも顧みず優衣抹殺を進める。しかし東條の偏った英雄感に対して、警戒心を抱き自身の家族と触れ合わせることで、人間性を取り戻させるなどの説得を試みたが、逆にそれが東條の憎悪を招く結果となり、予期せぬタイガの心変わりによって襲撃され、クリスタルブレイクを受け死亡した。香川の遺した研究資料は、東條から真司の元に渡ることとなり、真司にミラーワールドや優衣の真実を知らしめることとなった。

[編集] その他

神崎 優衣(かんざき ゆい)
19歳。1983年1月19日生まれ。ライダー同士の戦いを止めるために失踪した、兄の士郎を探している少女。劇中当初から蓮と行動を共にしているが、蓮に完全に同調している訳ではなく、彼の戦いも止めようとしていた。
士郎は彼女に関わるある事情からライダー同士の戦いを仕組んでおり、彼女自身は戦いを望まないにもかかわらず元凶となっている。終盤、ミラーモンスターの発生の真相に絡んで彼女の正体が明らかとなる。
神崎 士郎(かんざき しろう)
25歳。1977年9月29日生まれ。清明院大学の江島研究室に所属していた大学院生。優衣の兄。優衣と別れ、養子として引き取られた際の旧姓は高見士郎(たかみ しろう)。アメリカでは死亡したことになっている。人を仮面ライダーに変身させる技術を開発し、ライダー同士の戦いを仕組んだ張本人である。オーディンのライダーデッキを所有しているが、ミラーワールドの存在となったことで実体がなく、自分では変身出来ない(詳細は不明)。ライダーバトルが遅々として進まないことに業を煮やしており、戦いを活性化させるべく浅倉をライダーとして選定したり、戦いを拒む手塚や真司にサバイブのカードを与えたりと、舞台裏で暗躍する。優衣の事に関しては見境がなくなる。主に鳳凰型のモンスターを従えており、邪魔者や優衣に危害を加える者の抹殺を行わせていた。
大久保 大介(おおくぼ だいすけ)
36歳。「OREジャーナル」の社長兼編集長。真司の大学時代の先輩でもある。大手新聞社を辞めて会社を設立した。お調子者だが熱いジャーナリズムとタフな精神の持ち主。トラブルを多く引き起こす真司には手を焼いているが、彼の非凡な行動力と誠実さを誰よりも理解、信頼している、真司にとっては兄のような存在。
ライダーバトルに気を取られ、仕事を疎かにする真司の行動に疑問を抱くが、真司への信頼から減給処分のみで追及は行わないことに決める。終盤で令子とともにミラーワールドや仮面ライダー、そして真司がライダーとして戦ってきたことを知り、その苦悩を受け止めた上で大久保が送ったアドバイスにより、真司は自分の願いを見つけ出した。
桃井 令子(ももい れいこ)
24歳、「OREジャーナル」の記者で、真司の先輩。疑惑解明のためならば、些細なことでも徹底的に追求する有能さと、危険な仕事でも逃げないジャーナリズムを併せ持ち、真司は彼女を目標としている。連続行方不明事件および浅倉関連記事の担当者でもある。強い責任感を持つ気丈な性格であり、取材で知り合った北岡にそこを気に入られ、積極的なアプローチを受けていた。
人間業では不可能な脱走を繰り返す浅倉を調査するうち、同じく周囲に人間の消滅が付きまとう神崎士郎の存在を突き止め、連続行方不明事件に士郎と「鏡」が関係しているという仮説にたどり着く。そして士郎の日米での母校と、浅倉護送の際に鏡の排除を徹底した北岡の身辺を中心に、独自の取材を行った結果、士郎がアメリカに遺した研究資料を獲得、ミラーワールドやモンスターについての真相を突き止めることに成功した。
島田 奈々子(しまだ ななこ)
23歳、「OREジャーナル」のシステム担当。イグアナのマリリンを社内の給湯室でペットとして飼っている。コンピューターに関する知識は一流で、顧客データを盗んだ芝浦の言葉をきっかけに、彼が作り出したプログラムの破壊ウィルスを短時間で作ったこともある。途中から「OREジャーナル」のメンバーとなっためぐみとは、コンピュータの扱い等から折り合いが悪いらしく、彼女が入社してからは毎日喧嘩している。
とある偶然から、北岡が不治の病に侵されていることを耳にして知っており、物語終盤において令子が北岡からデートに誘われた時には、真相は隠しつつ受けた方が良いと強硬に主張、令子もその意見を容れるが…。
マリリンの野外撮影をしていた際、その写真の背景にあった窓ガラスに偶然ギガゼールが映ったことで、鏡の中の人智を超えた存在を「OREジャーナル」メンバー全員に知らしめることとなり、偶然ながらも真実の解明に大きく貢献した。
浅野 めぐみ(あさの めぐみ)
25歳。北岡秀一の元秘書。拳法の達人ゆえボディーガードに最適と判断した北岡に雇われたが、あまりにも不器用だったため解雇されていた。その後は移動ラーメン屋の「みちのく」を経営していたが、北岡を婚約不履行(北岡を振り向かせるための出まかせ)で訴えたことで真司や蓮まで巻き込み、モンスターにも狙われたが、その不器用さが幸いして、北岡がモンスターの方に同情するほどの事態が偶発し、難を逃れた。その後大久保に気に入られて、「OREジャーナル」に入社した。本来はジャーナリスト志望だったが、専門学校で間違って秘書課を受験したため、とりあえず秘書になった。緊張したり激しく動いたりすると(得意の拳法を使用した場合も例外なく)貧血を起こして倒れる体質で、それを不治の病と勘違いしていた。パソコンに変なニックネームをつける癖がある。浅倉が真司を呼びに「OREジャーナル」に訪れた時は、残念ながら拳法の達人ぶりを見せる描写は無く、大久保や島田同様うろたえて騒ぐばかりだった。
神崎 沙奈子(かんざき さなこ)
45歳。優衣と士郎の叔母で喫茶店「花鶏(あとり)」のオーナー。海外旅行が趣味で、花鶏である程度売り上げが貯まるとそれを資金としてあらゆる国へ放浪する。最近もヒマラヤから帰ってきたばかりで、次はアマゾンに行きたいと思い、同好会によく参加している。心は広いがかなりの変人で、「あたしの勘に間違いはないわ」が口癖だが、ほとんど当たらない。真司と蓮を気に入り(当初は無愛想な蓮を嫌っていたが、料理が得意な一面を知って見直す)、暇な時に店で働くという条件で下宿させている。
士郎がアメリカで死亡したことは知っていたが、士郎が高見家に引き取られる際に口にした「優衣が20回目の誕生日に消える」という言葉を勘で信じていたために、優衣にはそれを伏せていた。
小川 恵里(おがわ えり)
24歳。蓮の恋人で、清明院大学の江島研究室に所属していた大学院生。神崎士郎の実験に参加し、意識不明になる。この実験のせいでダークウィングに命を狙われるようになったらしいが、詳細は不明。途中、一時的に意識を取り戻す。最後の日、蓮から与えられた「新しい命」で眼を覚ます。
由良 吾郎(ゆら ごろう)
25歳。北岡の秘書兼ボディーガードで、ただ一人の友人と呼べる存在。北岡からは「ゴローちゃん」と呼ばれる。漁師の父親の家庭に7人兄弟の5番目として生まれ、家業を継ぐのを嫌がり、父親と喧嘩をして家出し上京した。ある時、傷害事件に巻き込まれて北岡に弁護を担当してもらうが、その後北岡の不治の病が発覚する。自分の弁護をしていなければ、北岡の病が不治の段階まで進行する前にどうにか出来ただろうと後悔しており、その事に負い目を感じたのをきっかけに、心底北岡に尽くしている。
どことなく不気味な雰囲気を漂わせるが、誰に対しても優しい誠実な性格である。一流シェフ顔負けの腕前である料理をはじめとして、何をやらせても上手く、数人の手練を相手にしても負けない戦闘能力を持つ。唯一口笛だけは苦手だったが、中盤から吹けるようになった。北岡には全面的に信頼されており、仮面ライダーとして戦っていることも知らされている。吾郎本人の私生活は質素である。
北岡の最期を看取り、彼が最期に望んだ浅倉との決着を果たすべく、自らカードデッキを受け継ぎゾルダとして浅倉に挑むが、ドゥームズデイを受けマグナギガを失って敗北する。最期は北岡を思いながらミラーワールドにて消滅した。
榊原 耕一(さかきばら こういち)
28歳。テレビシリーズではドラグレッダーに喰われて世間的に行方不明になっており、名前のみ登場する。TVSPでは真司の先代の龍騎だったが致命傷を負い、真司にデッキを託し消滅して死亡する。

[編集] 仮面ライダー

劇場版が初出の仮面ライダー(仮面ライダーファム、仮面ライダーリュウガ)は仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL#仮面ライダーを参照。

本作における「仮面ライダー」とは、神崎士郎が開発したカードデッキを用いてミラーワールドへ行くことのできる者を指す。カードデッキの入手経緯は、通常は士郎が直接選定した人間に譲渡されるというものだが、真司のようにわずかながら例外も存在する。従来のライダーシリーズでは、改造手術を受けるか神秘的な力を得るなどしてライダーに変身していたが、普通の人間がアイテムで変身するという設定は『仮面ライダーアギト』に登場したGシリーズに継ぐものであり[3]、その後のシリーズでも簡単に変身できるライダーが増えていった。

仮面ライダーは疑似ライダーを除いて13人存在しており、仮面ライダー同士は最後の1人になるまで戦い合う掟になっている。また契約モンスターが、他のモンスターが人間から集めた、生命エネルギーを摂取して強くなっていくため、人間界に侵入するモンスターの駆除も行う。全員共通して、近くに他のモンスターが出現すると金切り音が聞こえてくる。

ライダーに変身する者のほとんどが、その心に深い闇を抱えている者たちであり、たとえ他者の命を踏み台にしてでも自分の願いを叶えたいという者がライダーに選ばれる場合が多い。この設定からも、それまでのライダー作品に登場するライダーたちに比べ、アンチヒーローとしての側面が強い。

本作に登場するライダーのモチーフは騎士であり、加えて契約モンスターの属性を持つ。モンスターとの契約を行う前の姿は「ブランク体」と呼ばれ、カラーリングは主に黒で、カードデッキには当然ながら紋章もなく能力も低い。

ほとんどの戦闘はミラーワールドの中で行われるが、変身後も現実世界で活動することは可能である。また契約モンスターを、現実世界に召喚することも可能である。

ライダーバトルにおいて最後に勝利した者は、自分の望みを叶えることが出来るとされ、それがライダーたちの戦う大きな目的となっている。しかし終盤においてそれが士郎の狂言であり、その存在意義は別にあるという事実が明らかにされた。

共通装備
カードデッキ
アドベントカードを収納したデッキで、仮面ライダーであることの証明にもなる物。変身者でなくても触れるだけでミラーワールドを観ることが可能。各ライダーのモチーフをイメージした金のレリーフが付く(リュウガのみ黒のレリーフ)。
デッキの色は龍騎・ナイト・シザース・ガイ・リュウガは黒、オーディンは茶色で、他は各基本カラーと同色。また、龍騎とナイトはサバイブに強化変身した際には、バックルの色がそれぞれ赤(龍騎)と青(ナイト)に変わる。
このデッキが破壊された場合、変身が解除され、契約破棄と見なされて契約モンスターに捕食されたり、ミラーワールドから脱出不能となって消滅してしまう。
Vバックル
鏡や水面などの鏡面にカードデッキをかざすと実体化する変身ベルト。オーディンは金色、リュウガは黒色、その他のライダーは銀色のベルトを着用。各ライダーの変身ポーズをとった後(ポーズを取らないと変身できないわけではない)、カードデッキをVバックルに装填することによって仮面ライダーに変身することができる。オルタナティブも同様の方法で変身する。
ライドシューター
現実世界とミラーワールドを結ぶ次元空間を移動することができるスクーター型の移送機。

[編集] 仮面ライダー龍騎

城戸真司が変身する仮面ライダー(TVSP版では真司以前に榊原耕一も変身)。基本カラーは。ドラグレッダーとの契約前、及びドラグレッダーのカードを盗まれた際には契約モンスター無しとみなされ、ブランク体になる。「SURVIVE 烈火」を使って龍騎サバイブへと強化変身する。

ファイナルベントの技は、ドラグレッダーと共に空中に舞い上がり、ドラグレッダーのエネルギーを受けながら敵に蹴りを決める「ドラゴンライダーキック」。

変身ポーズは、右手を左斜め上に伸ばすというもの。仮面ライダー1号を意識したものとされる。

契約モンスター
無双龍ドラグレッダー(むそうりゅう - )
竜型モンスター。知られているモンスターの中では最大級の6mを超える体長。時速500kmで空を飛ぶ。当初は真司を餌として狙ったが、彼と契約し、龍騎に力を与える。口からの火球(ドラグブレス)が主な武器。ストライクベントで己の頭部を模したドラグクロー(クローというが頭部である)。ソードベントで尾部を模したドラグセイバー、ガードベントで腹部を模したドラグシールドを与える。APは5000。
召喚機
龍召機甲ドラグバイザー(りゅうしょうきこう - )
左腕に装備されているガントレットタイプ。ライアのエビルバイザーと違い、防具としての機能は設定されていない。アドベントカードをベントインする際には、ドラグバイザーの上部カバーを開き、その中にカードを装填する。
仮面ライダー龍騎ブランク体
龍騎がドラグレッダーとの契約前、或いはドラグレッダーのカードを失った場合に変身する形態。能力は著しく低下しており、体色が赤から黒へと変化しているほか、龍の意匠がない(ドラグレッダーと契約していないため)など細部が微妙に異なっている。ソードベント「ライドセイバー」を装備しているが、APは300と極端に低く、モンスター・ディスパイダーへの一撃も効果無くあっさり折れてしまった。
召喚機
ライドバイザー
ドラグバイザー同様、ガントレットタイプの召喚機。
仮面ライダー龍騎サバイブ
龍騎が「SURVIVE・烈火」のカードを使って強化変身した形態。能力は格段に上昇している。
ファイナルベントは、龍騎サバイブを乗せたドラグランザー(マシンモード)がウィリー走行。その口から火炎弾を連続発射しながら突っ込んで行き、車体そのもので相手を踏み潰す「ドラゴンファイヤーストーム」。
契約モンスター
烈火龍ドラグランザー(れっかりゅう - )
ドラグレッダーが強化されたドラゴン型モンスター。バイク形態に変形できる。シュートベント時には自身もメテオバレットとして火球攻撃を行う。APは7000に向上している。
召喚機
ドラグバイザーツバイ
ドラグバイザーが変形した拳銃タイプ。カード装填口が2箇所あり、龍の口の装填口にサバイブのカードを装填する。側面部の装填口にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使える。ソードベント使用時は先端に刃が展開しドラグブレードに変形するほか、シュートベント使用時はレーザービーム(殺傷能力はなく、ドラグランザーの火球を誘導するポインターの役割)を放つ武器としても使える。普段は左腰に下げている。

[編集] 仮面ライダーナイト

秋山蓮が変身する仮面ライダー(TVSP版では蓮からカードデッキを託された真司も変身)。基本カラーは。名前が示す通り、剣術を駆使した戦闘を得意としている。後に手塚から託された「SURVIVE 疾風」を使ってナイトサバイブへと強化変身する。

ファイナルベントは、ウィングランサーを芯にマントをドリル状に変形させて突撃する「飛翔斬(ひしょうざん)」。

一見すると騎士の兜の様な頭部であるが、面甲にあたる部分の奥には2つの青い眼が存在する(第1話、最終話などで確認可)。また変身ポーズは、拳を握って曲げた右腕を内側に向けて振りかぶるというもの。これは2号ライダーの変身ポーズを模している。

契約モンスター
闇の翼ダークウイング(やみのつばさ - )
コウモリ型モンスター。ナイトと合体して飛行能力を与え、ソードベントで己の尾部を模したウィングランサーを授ける。ナスティベントでの超音波攻撃も可能。APは4000。
召喚機
翼召剣ダークバイザー(よくしょうけん - )
左腰に下げている。アドベントカードをベントインする際には、バイザーの翼を展開、柄の中にカードを装填する。無論、武器としても使える。
仮面ライダーナイトサバイブ
ナイトが「SURVIVE・疾風」のカードを使い、強化変身した形態。能力は格段に上昇している。
ファイナルベントは、ダークレイダー(マシンモード)による体当たり「疾風断(しっぷうだん)」。
契約モンスター
疾風の翼ダークレイダー(しっぷうのつばさ - )
ダークウイングが強化されたコウモリ型モンスター。バイク形態に変形する。モンスター形態では翼からの竜巻を武器とする。APは6000。
召喚機
ダークバイザーツバイ
ダークバイザーが楯状に変形して左腕に装着される。カード装填口は2箇所あり、上部の装填口にサバイブのカードを装填する。下部の装填口(ダークブレードの鞘に相当)にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使える。ソードベント使用時にはダークブレード、ガードベント使用時はダークシールドに分離するほか、シュートベント使用時はダークアローに変形する。
仮面ライダーナイト ブランク体
劇中には未登場。放送終了後にデザイン画が描き下ろされ、「ハイパーホビー」の誌上限定商品としてソフビ化された。

[編集] 仮面ライダーシザース

須藤雅史が変身する仮面ライダー。基本カラーはメタリックオレンジ(媒体によっては金色とも)。所有カードはストライクベント、ガードベントと少なく、カードのスペックも他のライダーに劣る。しかし防御力はかなり高いようで、TV版では龍騎のドラグクローファイヤーをもシェルディフェンスで跳ね返したほどの防御力を持つ。またボルキャンサーとの、敵のハサミ撃ちによる共同戦法を得意としている。複数の相手とは戦闘を避けるなど、自分の弱さを自覚している部分も見られ、13人のライダーの中では最も慎重に動くべき存在でもある。SP版では王蛇を倒し、須藤が浅倉を一度逮捕したことも挙げられているため、実際のシザースが弱いとは言い難い。変身ポーズは、右手を左肩につけた後、チョキ(Vサイン)の状態で前に出す。

ファイナルベントの技は、ボルキャンサーが両腕でシザースをジャンプさせ、空中前転しながら体当たりする「シザースアタック」。

契約モンスター
ボルキャンサー
カニ型モンスター。シザースの命令で、自分の周りを嗅ぎ回る者を襲って喰らっていた。ストライクベントで己の鋏を模したシザースピンチ、ガードベントで甲羅を模したシェルディフェンスを与える。しかし、最後には契約が解除されたシザースをも餌食とした。APは3000(契約モンスターの中では一番弱い)。しかしTV版では、須藤の命令により多くの人々を餌として吸収していたため、実際のAPはかなり上がっていると思われる。実際に第6話でシザースは、ナイトを追い詰めるほどのパワーアップを果たしていた。
召喚機
シザースバイザー
左腕に装備されたハサミ型。アドベントカードをベントインする際には、接合部を開き、その中にカードを装填する。無論、武器としても使える。

[編集] 仮面ライダーゾルダ

北岡秀一が変身する仮面ライダー。基本カラーは。最終回では北岡に代わって由良吾郎がゾルダに変身している。所有カードはほとんど銃火器類で、銃撃戦を得意とする。

ファイナルベントの技は、マグナバイザーをマグナギガの背中に装着し、マグナギガの全身から大量のミサイルレーザーを放射する「エンドオブワールド」。ファイナルベントの中でも最も広範囲の敵を攻撃できる。

なお、主要なライダーである龍騎、ナイト、ゾルダはそれぞれ、初代仮面ライダーの複眼、クラッシャー、触角をデザインに取り込んでいる。

契約モンスター
鋼の巨人マグナギガ(はがねのきょじん - )
バッファロー型モンスター。二足歩行のロボットのような姿をしている。シュートベントで自分の両腕を連結させたようなギガランチャー、自分の両足が変形したギガキャノン、ガードベントで腹部にあたるギガアーマーを与える。劇中未使用だが、ガードベントでギガテクター、ストライクベントでギガホーンもある。余談だが、召喚時以外ではほとんど動かない。APは6000。
召喚機
機召銃マグナバイザー(きしょうじゅう - )
右腰に下げている銃タイプ。アドベントカードをベントインする際には、マガジンスロット部にカードを装填する。

[編集] 仮面ライダーライア

手塚海之が変身する仮面ライダー。基本カラーは赤紫。本来は斉藤雄一が変身するはずだったがモンスターによって殺されたため、戦いを止めるべく手塚が引き継いだ。武器はエビルダイバーの尾を模した鞭エビルウィップ。コピーベントのカードにより、一度戦った相手の武器をそのまま使用することが可能。

ファイナルベントの技は、エビルダイバーに乗って敵に体当りをする「ハイドベノン」。

また公式設定ではないが、当作品のクリーチャーデザインを担当した篠原保により、ライアがもし「SURVIVE・疾風」のカードを使用していたら、という設定の下「仮面ライダーライアサバイブ」がデザインされ、雑誌「宇宙船」誌上において発表された。2008年にはフィギュアも制作されている[1]

契約モンスター
エビルダイバー
エイ型モンスター。己の尾部をエビルウィップとして与える。ライアを載せての飛行も可能。APは4000。
召喚機
エビルバイザー
左腕にあるエイ型の召喚機。この中にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使える。盾として使うことも可能。

[編集] 仮面ライダーガイ

芝浦淳が変身する仮面ライダー。西洋甲冑のような外観をしており、基本カラーは。外見とは裏腹に動きは軽快で、ストライクベントによって召喚する、メタルゲラスの頭部を模したメタルホーンを用いて、敵を強引に押し切る戦法を得意とする。また、相手が直前に発動したアドベントカードの効果を一度だけ無効化する、コンファインベントという特殊カードも複数所持している。ファイナルベントによって発動する、メタルホーンを装備した状態でメタルゲラスの肩に乗り、高速で突進してメタルホーンを突き立て、標的を粉砕する、「ヘビープレッシャー」を必殺技としている。

契約モンスター
メタルゲラス
サイ型モンスターで、APは4000。頭部のドリル状の角や両手の鋭利な爪を武器とし、巨体を活かした突進攻撃を得意とする。
召喚機
メタルバイザー
左肩アーマー前部に取り付けられている召喚機。この中にアドベントカードを投げ入れることで、そのカードの効力を発揮する。

[編集] 仮面ライダー王蛇

浅倉威が変身する仮面ライダー。基本カラーは。ソードベントによって召喚する、ベノスネーカーの尾を模した黄金の突撃剣・ベノサーベルを主武器として振るい、執拗に標的を襲撃する戦法を得意としている。ファイナルベントによって発動する、空中からベノスネーカーの毒液の勢いを乗せて放つ必殺の連続蹴り「ベノクラッシュ」を必殺技としており、この技で何人ものライダーを倒している。

契約のカードを複数所有しており、これによりメタルゲラス・エビルダイバーと追加契約、ガイのメタルホーンやヘビープレッシャー、ライアのエビルウィップやハイドベノンをも体得した。さらにユナイトベントによって3体のモンスターを合体させ、ジェノサイダーを誕生させることも可能で、ファイナルベントによって、ジェノサイダーが自らの腹部を食い破って小型のブラックホールを出現させ、王蛇がきりもみ状態で標的をその中へ蹴り込む「ドゥームズデイ」を発動できる。

契約モンスター
ベノスネーカー
王蛇が最初に契約した巨大なコブラ型モンスターで、APは5000。凶暴な性格をしており、口から放つ毒液と、頭部両脇のベノハーシュと呼ばれる刃を武器に戦う。関節部の形状やアドベントカードによって尻尾の先が剣になるといった点が、ドラグレッダーと酷似している。
メタルゲラス
ガイの死後王蛇を付け狙ったが、王蛇の契約モンスターとなる。
エビルダイバー
ライアの死後王蛇を付け狙ったが、王蛇の契約モンスターとなる。
獣帝ジェノサイダー(じゅうてい - )
ユナイトベントにより、ベノスネーカー、メタルゲラス、エビルダイバーが合体したキマイラ型モンスターであり、全モンスター中でも最高クラスの7000APを誇る。口から発射する波動を武器としている。
召喚機
牙召杖ベノバイザー(がしょうじょう - )
コブラを模した小型の型召喚機。先端のコブラの頭の部分にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使える。
仮面ライダー王蛇ブランク体
王蛇がベノスネーカーと未契約、またはベノスネーカーが消滅した時の形態。劇場版のみ登場。スーツはなく、デジタル合成で色を変えている(超全集のスチールでは紫のままになっている)。

[編集] 仮面ライダータイガ

東條悟が変身する仮面ライダー。基本カラーは銀。デストバイザーや、ストライクベントにより召喚するデストワイルダーの両腕を模した、巨大な鉤爪のデストクローを用いた白兵戦を得意とし、デストワイルダーとのコンビネーションによる奇襲戦法で標的を仕留める。また標的を瞬間凍結させ、動きを封じるフリーズベントを有しており、これにより相手のライダーのモンスターを封じることで、ファイナルベントなどを無効にしてしまうこともできる。ファイナルベントにより発動する、標的をデストワイルダーがタイガのいる方向へ引きずり、タイガがデストクローを突き立てて持ち上げ、結晶爆発させる「クリスタルブレイク」を必殺技としている。この技はその都合上、デストワイルダーが相手を引きずらなければならないため、その間にデストワイルダーを攻撃するなどして妨害され、攻撃がキャンセルされることが多々ある。

契約モンスター
デストワイルダー
二足歩行の白虎型モンスターで、APは5000。全身に有する鋼の筋肉により圧倒的なパワー・スピードを備え、両腕の鋭利な鉤爪を武器として戦う。
召喚機
白召斧デストバイザー(はくしょうふ - )
型の召喚機。刃の付け根の虎の頭をスライドさせて、その中にアドベントカードを装填して使う。勿論、武器としても使える。

[編集] 仮面ライダーインペラー

佐野満が変身する仮面ライダー。基本カラーは。全ライダー中最も優れたジャンプ力を活かしたムエタイに似た足技と、スピンベントにより召喚するギガゼールの頭部を模した、大型ドリルガゼルスタッブを駆使して戦う。ファイナルベントにより発動する、多数のレイヨウ型モンスターが一斉に攻撃し、最後をインペラーが左足で飛び膝蹴りを決めてとどめを刺す、「ドライブディバイダー」を必殺技としている。

PS版では、倉森慶二が声を担当した。

契約モンスター
ギガゼール
ドリル状の角を持つレイヨウ型モンスターの一種で、APは4000。基本カラーは。発達した脚力によって高速移動し、両腕の高周波電磁カッターとドリル状の刃を持つ杖を武器としたヒット&アウェイ戦法を行う。また四肢から発する電気的信号によって、マガゼール、オメガゼールなど他のレイヨウ型モンスターと意思疎通し、常に複数で行動する習性を持っており、これにより同一群のレイヨウ型モンスターもインペラーの支配下に置かれることになる。なお、インペラー登場以前の序盤にも野生のレイヨウ型個体が多数出現しており、龍騎やナイトに倒されている。
召喚機
ガゼルバイザー
右足の脛にセットされているアンクレットタイプの召喚機。膝を折る事でスロットが解放されるので、足を上げるか屈むかしてカードをベントインする。この中にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使える。

[編集] 仮面ライダーベルデ

高見沢逸郎が変身する仮面ライダー。基本カラーは黄緑。ホールドベントにより召喚する、バイオグリーザのを模したヨーヨー型の武器・バイオワインダーを武器としており、クリアーベントによる透明化や、ライアのものとは異なり武器だけでなく標的の外見をもコピーするコピーベントといった、様々な特殊技を駆使した騙し討ちを得意としている。ファイナルベントによって発動する、バイオグリーザがベルデの足を舌でつかみ、空中から振り子の要領で相手に突撃させ、標的を掴んだベルデがパイルドライバーの要領で標的の頭を地面に激突させる「デスパニッシュ」を必殺技としている。

契約モンスター
バイオグリーザ
カメレオン型モンスターで、APは4000。基本カラーは緑。保護色によって周囲の景色に紛れ込み、最大600m伸びる長い舌と、バネが仕込まれた逆関節の脚部による高いジャンプを武器としている。
召喚機
バイオバイザー
左太股に装着されており、ここからカメレオンの舌の如く伸びたカードキャッチャーにアドベントカードをセットすることで、そのカードの能力を使える。

[編集] 仮面ライダーオーディン

バトルに勝ち残ったライダーが最後に対戦する相手とされる仮面ライダー。基本カラーはと茶色。神崎士郎の分身ともいえる存在。「13番目の仮面ライダー」を自称し、実体を持たない士郎に代わって戦っている。普段はオーディンのカードデッキは士郎が所有している。

最初から「SURVIVE 無限」によってサバイブ状態になっており、他のライダーを圧倒するほどの戦闘力を誇り、瞬間移動や黄金の羽を撒き散らした攻撃など、他のライダーには無い特殊能力も有しているが、ナイトの策略や龍騎の臨機応変な対応によって何度か倒されている。タイムベントという時間を逆行させるカードを持ち、神崎が望まない状況になった時にはこのカードを使いリセットさせていた。ファイナルベント「エターナルカオス」は作中ではゴルドフェニックスを背中に合体した以外は詳細不明。PS版では、瞬間移動(高速移動)で連続攻撃をした後、ゴルトフェニックスの炎を纏い敵に突撃するというものだった。

契約モンスター
ゴルトフェニックス
オッドアイを持つ不死鳥型モンスター。ソードベントで両翼をゴルトセイバーとして、ガードベントで尾部をゴルトシールドとしてオーディンに与える。さらに合体する事でオーディンの飛行も可能。APは8000と全モンスターの中でもトップクラス。常に黄金の炎をその身に湛えている。
召喚機
ゴルトバイザー
オーディンの意思を受けて転送されてくる、錫杖型の召喚機。先端の鳥状の飾りの下の部分をスライドさせて、その中にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使える。翼部分を観音開きのように展開することも出来るが、劇中では見せていない。

[編集] オルタナティブ

神崎士郎の残した仮面ライダーとミラーワールドに関する研究資料から、香川英行が作り出した擬似ライダーで、2体が登場する。いわゆる「13人のライダー」には含まれない。開発計画の最終段階では、13人のライダーに対抗するため完成型であるオルタナティブを13体開発する予定だった。ライダーの物とは異なるカードデッキ・カードを用いるが、理論は同一のものである。ミラーワールドでの活動時間は8分25秒と短い。また、他のライダーにはないカードも持ち、カードバイザーの音声もライダーと違い女性声が発せられる、スキャンされたカードはすぐに消滅する。

本作において「仮面ライダー」とは、「神崎士郎の作ったカードデッキで変身する者」を指しており、公式HPでは「擬似ライダー」と区別されているが、雑誌『週刊 仮面ライダー オフィシャル データファイル』においては、「仮面ライダー」として公認されている。

契約モンスター
サイコローグ
コオロギ型モンスター。目からミサイル弾を撃つ。両足の一部をスラッシュダガーとして与える。ファイナルベントでバイク形態・サイコローダーに変形する。契約主亡き後は野良モンスターとなっていた。APは6500。
召喚機
スラッシュバイザー
右腕に装着されているスラッシュタイプの召喚機。カードリーダーの要領で、カードのコード部分を通すことでそのカードの能力を使える。仮面ライダーの召喚機とはボイスが異なり女性声。使ったカードはスラッシュした後に消滅する。

[編集] オルタナティブ

仲村創が変身する擬似ライダー。基本カラーは黒。変身時間は通常の仮面ライダーよりも短い。当初真司は東條が変身しているのではないかと予想していた。

[編集] オルタナティブ・ゼロ

オルタナティブのプロトタイプ。オルタナティブ作成者の香川が変身する。腕や胴の側面にプロトタイプを示すラインが入っているが、その他の外観や基本能力は完成型のオルタナティブと同じ。香川が相手の攻撃を全て記憶するため、同じ攻撃は二度と通用しない。

ファイナルベントの技は、サイコローダーに搭乗し、コマのように高速回転しながら相手目掛けて突っ込んでいく「デッドエンド」。

召喚機、契約モンスターはオルタナティブと共通。

[編集] その他の設定

[編集] ミラーワールド

鏡の中に存在し、左右反転されている以外は現実世界とそっくりだが、モンスターやミラーワールドの住人以外の生物は存在しない世界。その成り立ちには、神崎兄妹が深く関わっている。

ミラーワールドには生身の人間は長時間存在することが出来ず、一定時間を過ぎると粒子化して消えてしまう。逆にミラーワールドに生息する者が現実世界に長時間存在することもできない。ライダーの活動限界時間は9分55秒(ただしリュウガは無制限)となる。

基本的に鏡から出入りするが、ガラス、水たまりなど鏡面化しているものでも出入りが可能である。ライドシューターに搭乗・移動したり等、ミラーワールドの境界については不明瞭な部分もある。「ルールよりも作劇を重視した」かの様な演出も多々見られた。

[編集] ミラーモンスターとその契約

ミラーモンスターとは、ミラーワールドに生息するモンスターであり、人間、或いは他のモンスターが死亡時に発生するエネルギー体を食して生きている。なお、後者はライダーに倒された場合のみであり、モンスターが単独で他のモンスターを倒した描写は無い。名前とは裏腹に「鏡」といった意匠は見られず、全身が派手な色彩が多い。これはデザイナー曰く「本作品は戦っているライダーがメインで目立つので、出番が少なくても印象に残りやすっくしたかった」とのこと。上記のように現実世界では時間制限があるため、基本的に人間を捕食する瞬間しか出現しない。ドラグレッター、ベノスネーカーのようにモチーフとなった生物そのものの外見を持つ者もいれば、ギガゼールのように人型のモンスターもいる。 仮面ライダーは、野性のミラーモンスターとCONTRACTのカードを通じて契約(但し、カードを使いさえすればモンスターの意思にかかわらず強制的に「契約成立」するため、厳密には「支配」に近い)することで力を発揮することができる。モンスターとの契約は、食料(主にモンスターのエネルギー)を提供することを条件に共に戦ってもらうことであり、両者の間に友情や主従の忠誠はない。基本的に1人のライダーにつき1体のモンスターとの契約を結ぶが、CONTRACTのカードを複数持つ王蛇に限っては複数のモンスターと契約している。またインペラーは、契約しているギガゼールの他にも、レイヨウ型モンスターを操る。

契約のカードやカードデッキが破損した場合、あるいは長期食料を提供できない場合は契約が破棄されたものと見なされ、モンスターによって食い殺されてしまう可能性があるため、ライダーは常に危険と隣り合わせと言える。ライダーより先にモンスターが消滅した場合、ライダーはブランク体になる。

[編集] アドベントカード

カードデッキには一揃いのアドベントカードが入っている。契約モンスターをコントロールする技を使うためには、カードデッキからアドベントカードを1枚引き抜き、専用のバイザーにセット(ベントイン)して発動させる必要がある。各々のライダーが持つアドベントカードの種類はあらかじめ決まっており、カードは他のライダーがベントインした場合でも、本来の所有者のライダーに効果が現れる。一回の戦闘中に一度使ったカードはもう使えない。ちなみにカードで召喚された武器は、そのライダーと契約しているモンスターの体の一部を模しているが、本体とは別のものである(例えば、龍騎がドラグクローを装備中にドラグレッターの首が無くなるわけではない)。ただし、玩具ではモンスターのその部位が武器となっている。

効果の強さは「AP」(防具は「GP」)という単位で設定されており、1APが0.05t(トン)に相当するものとして計算される。

詳細は「アドベントカード (仮面ライダー)」を参照


以上で仮面ライダー龍騎に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] キャスト

[編集] レギュラー・準レギュラー出演者

[編集] 主なゲスト出演者

[編集] スーツアクター

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌・挿入歌

主題歌
『Alive A life』
作詞 - 海老根祐子 作曲 - 和田耕平 編曲 - 和田耕平、本田嘉津也 歌 - 松本梨香
最終話ではOPは放送されなかった。
挿入歌
放送フォーマットとしてEDは原則として存在しないが、EDテーマと呼ばれる楽曲は従来通り制作されている。これらの曲は、各話のクライマックスで挿入歌的に使われた。なお、最終回のスタッフクレジットは『INORI』が使われた。
『果てなき希望(いのち)』(1話‐)
作詞 - 青山紳一郎 作曲 - 辻陽 編曲 - 坂下正俊 歌 - きただにひろし
『果てしない炎の中へ』(18話)
作詞 - 寺田恵子安藤芳彦 作曲 - 野村義男 編曲 - RIDER CHIPS 歌 - RIDER CHIPS Featuring 寺田恵子
EDテーマとしては唯一「TVサイズ」と称する短縮版が制作されているため(他の曲の短縮版はTVサイズと呼ばれていない)、長期間の使用を想定していたと思われるが、実際は1度きりの使用に終わった。
通常盤に先駆けて、限定盤がセブン-イレブンのみの取り扱いで発売されていた。
『Revolution』(34話‐、TVSP)
作詞 - 海老根祐子 作曲・編曲 - 酒井ミキオ 歌 - きただにひろし
『Lonely Soldier』(38話)
作詞 - 海老根祐子 作曲 - 辻陽 編曲 - 近藤昭雄 歌 - 秋山蓮(松田悟志
本来挿入歌として制作されたものだが、EDテーマと同じ形式で使われた。

[編集] 放映リスト

各回にはタイトルは無く、ここで明記しているものは、新聞のテレビ番組欄やテレビ番組情報誌、テレビ朝日公式ページにて表記されたものである。各話終了時には画面左側に最後のワンシーンが、右側に主に活躍したカードが表示される。

放送日 話数 サブタイトル 登場モンスター 脚本 監督
2002/2/3 1 誕生秘話 ディスパイダー 小林靖子 田崎竜太
2002/2/10 2 巨大クモ逆襲 ディスパイダー・リボーン(声 - 山野井仁
2002/2/17 3 学校の怪談 ガゼール(声 - 菊池いづみ
ギガゼール(声 - 柴本浩行
石田秀範
2002/2/24 4 学校の怪談2
2002/3/3 5 骨董屋の怪人 ボルキャンサー(声 - 千田義正 長石多可男
2002/3/10 6 謎のライダー ボルキャンサー
ゼブラスカル・アイアン
2002/3/17 7 新種誕生? ゼブラスカル・アイアン(声 - 千田義正)
ゼブラスカル・ブロンズ(声 - 千田義正)
井上敏樹 田崎竜太
2002/3/24 8 4人目ゾルダ ゼブラスカル・アイアン
2002/3/31 9 真司が逮捕!? ワイルドボーダー(声 - 千田義正) 石田秀範
2002/4/7 10 ナイトの危機
2002/4/14 11 謎の無人電車 ゼノバイター(声 - 塩野勝美
テラバイター(声 - 高田由美
小林靖子 長石多可男
2002/4/21 12 秋山蓮の恋人 テラバイター
2002/4/28 13 その男ゾルダ デッドリマー(声 - 塩野勝美) 田崎竜太
2002/5/5 14 復活の日
2002/5/12 15 鉄仮面伝説 クラーケン(声 - 千田義正) 井上敏樹 石田秀範
2002/5/19 16 運命のカード ウィスクラーケン(声 - 千田義正)
2002/5/26 17 嘆きのナイト ゲルニュート(声 - 塩野勝美) 小林靖子 長石多可男
2002/6/2 18 脱獄ライダー
2002/6/9 19 ライダー集結 -
2002/6/16 20 裏切りの蓮 佐藤健光
2002/6/23 21 優衣の過去
2002/6/30 22 ライアの復讐 ガルドサンダー(声 - 塩野勝美) 石田秀範
2002/7/7 23 変わる運命
2002/7/14 24 王蛇の秘密 ネガゼール(声 - 千田義正)
ギガゼール(声 - 千田義正)
オメガゼール(声 - 千田義正)
井上敏樹 長石多可男
2002/7/21 25 合体する王蛇 オメガゼール
2002/7/28 26 ゾルダの攻撃 アビスハンマー(声 - 塩野勝美) 小林靖子 佐藤健光
2002/8/4 27 13号ライダー アビスラッシャー(声 - 塩野勝美)
2002/8/11 28 タイムベント
鈴村展弘
2002/8/18 29 見合い合戦 ソノラブーマ(声 - 塩野勝美)
シールドボーダー(声 - 千田義正)
井上敏樹 石田秀範
2002/8/25 30 ゾルダの恋人 シールドボーダー
2002/9/1 31 少女と王蛇 バズスティンガー・ホーネット(声 - 塩野勝美)
バズスティンガー・ワスプ(声 - 塩野勝美)
バズスティンガー・ビー(声 - 塩野勝美)
小林靖子 長石多可男
2002/9/8 32 秘密の取材
2002/9/15 33 鏡のマジック ブロバジェル(声 - 塩野勝美) 佐藤健光
2002/9/22 34 友情のバトル -
2002/9/29 35 タイガ登場 ガルドミラージュ(声 - 塩野勝美)
ガルドストーム(声 - 塩野勝美)
石田秀範
2002/10/6 36 戦いは終わる
2002/10/13 37 眠りが覚めて バズスティンガー・ブルーム(声 - 塩野勝美)
バズスティンガー・フロスト(声 - 塩野勝美)
長石多可男
2002/10/20 38 狙われた優衣 モンスター軍団(声 - 塩野勝美、柴本浩行)
2002/10/27 39 危険のサイン サイコローグ
オメガゼール(声 - 塩野勝美)
マガゼール(声 - 塩野勝美)
ガゼル軍団(声 - 塩野勝美)
鈴村展弘
2002/11/10 40 兄と妹の記憶 サイコローグ
ガゼル軍団(声 - 塩野勝美)
2002/11/17 41 インペラー シアゴースト(声 - 塩野勝美、柴本浩行)
ガゼル軍団(声 - 塩野勝美)
井上敏樹 田崎竜太
2002/11/24 42 401号室 サイコローグ
ガゼル軍団(声 - 塩野勝美)
2002/12/1 43 英雄は戦う モンスター軍団(声 - 柴本浩行、佐藤まさよし藤井剛 石田秀範
2002/12/8 44 ガラスの幸福 ガゼル軍団(声 - 塩野勝美)
モンスター軍団(声 - 塩野勝美、柴本浩行、佐藤まさよし、藤井剛)
2002/12/15 45 20歳の誕生日 シアゴースト(複数)(声 - 柴本浩行、宗矢樹頼 小林靖子 長石多可男
2002/12/22 46 タイガは英雄
2002/12/29 47 戦いの決断 デストワイルダー
シアゴースト(複数)
レイドラグーン(複数)(声-柴本浩行、宗矢樹頼)
2003/1/5 48 最後の3日間 レイドラグーン(複数) 石田秀範
2003/1/12 49 叶えたい願い
2003/1/19 50 新しい命 -
2002/9/19 SP 仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS ディスパイダー
ソロスパイダー(声 - 小田木美恵
レスパイダー(声 - 兵藤まこ
ミスパイダー(声 - 塩野勝美)
井上敏樹 田崎竜太

[編集] 放映ネット局

[編集] 映像ソフト化

  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全12巻が東映ビデオよりリリースされている。
  • 2002年12月6日 - 2003年11月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全12巻で各巻4話(Vol.11とVol.12は5話)収録。
  • 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に第1話が収録されている。
  • 2009年9月21日発売予定の「仮面ライダーディケイドVOL.3」の初回生産限定の映像特典として本作の1話が収録される。

[編集] 他媒体展開

[編集] ハイパーバトルビデオ

正式名称は『仮面ライダー龍騎ハイパーバトルビデオ 龍騎vs仮面ライダーアギト』。幼児向け雑誌「てれびくん」の応募者全員プレゼントとして作られた短編作品。

モンスターの気配を察知して変身した真司/龍騎が、モンスター軍団を率いる悪のバーニングフォームに襲われる。そこへ「人間の自由と平和を守る仮面ライダー」ナイト・ゾルダ・王蛇が応援に駆けつける(いつもと調子の違う面々に龍騎は唖然)が、悪のバーニングフォームに苦戦。そんな龍騎のもとに現れたのは仮面ライダーアギトだった、というストーリーが展開される。

スケジュールの都合上、須賀・松田・涼平・萩野はモンスターの声も担当している。アギトの声は賀集利樹ではなく、バーニングフォームは遊佐浩二が、そして龍騎に味方するアギトは、本放送当時のアギトと龍騎のスーツアクターをつとめた高岩成二が担当している。

  • 監督・脚本 - 鈴村展弘

[編集] ゲーム版

バンダイより2002年にプレイステーション用の対戦型格闘ゲームとして発売。初回生産分には、特典として限定アドベントカードが1枚付属していた。

本作より、仮面ライダーの格闘ゲームは制作会社がKazeからdIGIFLOYDに変更となった。

13人のライダーが総出演しているが、インペラーのみ、声が異なっている。サバイブ2体と龍騎ブランク体は登場するが、王蛇ブランク体とオルタナティブ2体は登場しない。またタイガ・インペラーのファイナルベントは、実際の映像のものとは異なっている。

[編集] コミカライズ

  • 小学一年生 2002年1月号掲載 坂井孝行
  • 月刊少年エース 2002年11月号掲載 MEIMU 仮面ライダー龍騎13RIDERS THE COMIC として単行本化された。

[編集] 備考

  • 2004年7月から2004年9月にかけて、インドネシアタイ台湾フィリピンシンガポールマレーシア香港といったアジア地域で順次放送が開始されていた。
  • 製作サイドの当初の構想では、仮面ライダーが50人登場し、主人公が毎週違うライダーと戦うストーリーを考えており、怪人も登場しない方向だった。しかし、毎回主人公が非戦を訴えながら戦い続けるのは無理があるということから、1年続けるのにキリの良い13人にまで絞り、主人公が迷い無く倒せる怪人としてモンスターを設定した。またその13人も当初は全員出すつもりは無く、中には主人公の知らない所で死んだライダーが数人いるという案もあったようである。TV版では劇場版限定のファムやリュウガ、TVSP限定のベルデは結果として「主人公の知らない所で死んだ(脱落した)ライダー」となった。
  • 結果的に「13人の仮面ライダー」設定は石ノ森章太郎の漫画版『仮面ライダー』のエピソードを彷彿とさせることとなり、一つのオマージュ要素として作用した。
  • 平成仮面ライダー作品で最終回直後に特別仕様の玩具CMが用意されたのは『仮面ライダークウガ』と本作のみである。
  • TV版の楽曲は「第1回録音分」となっており、その後TV用に「第2回録音分」も制作される予定だったが実現しなかった。但し、中盤以降は劇場版のための楽曲がTVシリーズに流用されているため、劇場版の楽曲が「第2回録音分」に相当すると言える。しかし、それでも楽曲の絶対数が不足していたため、業界内でしか入手できない(一般向けの商品化が不可能な)流用曲も多数使われている。
  • 真司が北岡宅でTVを見るシーン(第36話)で、『燃えろ!!ロボコン』・『はぐれ刑事純情派』・『超電磁ロボ コン・バトラーV』といった過去に東映が制作した番組が流されている。その中の『はぐれ刑事純情派』は、前作『仮面ライダーアギト』主演の賀集利樹が演じる林刑事が登場したシーンでもあった。
  • 主人公の城戸真司の勤める「OREジャーナル」で使われているパソコンは、新旧のマッキントッシュで統一されており、専門誌でも取り上げられたことがあった。また次作の『仮面ライダー555』でも、マッキントッシュが多用されていた。
  • 小学館刊の超全集は上・下・最終巻の3冊が発刊され、最終巻の表紙は変身前の主人公・城戸真司のみが飾るという、児童向けの特撮ヒーローの書籍としては異例のものだった。また、最終巻には、超全集では初めてカバーが付けられ(鏡状になっているため自分の姿が映る)、カバーを外すと様々な写真が敷き詰められている。
  • 放送終了後には装着変身シリーズでサバイブとオルタナティブを含む全ライダーと全契約モンスターが(ドラグランザーとダークレイダーを除いて)発売された(R&Mで発売されていたモンスターは色替え品)。
  • 本作の玩具から声のギミックがつくようになり、以降の作品の玩具でもその傾向は続いた。
  • 浅倉威は、萩野がかつて演じた『超光戦士シャンゼリオン』の涼村暁とは対照的なキャラクターであり、髪の色や声も暁とは異なっていたため、同じ役者が演じているとは思わなかったと驚愕するファンも多かった。また浅倉の弟の暁の名は、涼村暁にちなんでのネーミングである。
  • 2008年12月20日より、東映チャンネルの「アンコールアワー」枠で再放送されている(土曜7:00 - 8:00ほか、2話ずつ)。
  • 仮面ライダーナイトの目のスリットは光るようになっていたが、最終的に本編ではオープニング以外では光らなかった(丸大食品「仮面ライダー龍騎ソーセージ」のCM内では、この発光ギミックが生かされている)。
  • 2009年放送の『仮面ライダーディケイド』では、本作では敵モンスターだったアビスラッシャーと契約した仮面ライダーアビスというライダーが登場している。

[編集] Kamen Rider Dragon Knight

2009年1月3日から海外で放送されているリメイク版作品。

詳細はKamen Rider Dragon Knightを参照。

[編集] 関連項目

  • カーフェリー(当時のマリンエキスプレスの)「フェニックスエキスプレス」 - 第31話「少女と王蛇」の撮影が当時の川崎 - 宮崎日向航路で就航していた同船で行われている。
  • 仮面ライダーディケイド - 平成仮面ライダーシリーズ」10作目の記念作品。龍騎を始めとする本作のライダーやモンスターなどが登場するが、変身する人物や周辺の人物、設定が本作とは異っている。

[編集] 脚注

  1. ^ 「日本経済新聞」2002年10月17日夕刊
  2. ^ 「読売新聞」2003年12月4日夕刊
  3. ^ Gシステムの場合も、厳選の上でかなりの鍛錬が必要条件とされており、本作のように契約だけで容易に「仮面ライダー」になれたわけではない。

[編集] 外部リンク

[編集] 前後番組の変遷

テレビ朝日 日曜朝8時台前半
前番組 番組名 次番組
仮面ライダーアギト
(2001.1.28 ‐ 2002.1.27)
仮面ライダー龍騎
(2002.2.3 ‐ 2003.1.19)
仮面ライダー555
(2003.1.26 ‐ 2004.1.18)