積水化学工業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
積水化学から転送)
移動: 案内検索
積水化学工業株式会社
Sekisui Chemical Company, Limited
Sekisui Chemical Logo.svg
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4204
略称 積水化学
本社所在地 日本の旗 日本
530-8565
大阪府大阪市北区西天満2丁目4番4号
堂島関電ビル
設立 1947年(昭和22年)3月3日
(積水産業株式会社)
業種 化学
事業内容 住宅建材
代表者 代表取締役社長 根岸修史
資本金 1,000億2百万円
発行済株式総数 5億3,250万7千株
売上高 連結:1兆1,108億51百万円
単体:3,771億99百万円
営業利益 連結:825億41百万円
単体:240億85百万円
純利益 連結:411億90百万円
単体:196億11百万円
包括利益:579億44百万円
純資産 連結:4,735億55百万円
単体:2,827億89百万円
総資産 連結:9,610億9百万円
単体:5,295億48百万円
従業員数 連結:23,017人
単体:2,266人
決算期 3月31日
主要株主 旭化成株式会社 5.82%
積水ハウス株式会社 4.80%
第一生命保険株式会社 3.69%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 3.08%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 2.88%
東京海上日動火災保険株式会社 2.61%
ステート ストリート バンク アンド トラストカンパニー 505225(常任代理人 株式会社みずほ銀行) 2.39%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE 15PCT TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店) 1.84%
積水化学グループ従業員持株会 1.79%
ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント (常任代理人 株式会社みずほ銀行) 1.50%
主要子会社 関連会社参照
関係する人物 大久保尚武
外部リンク http://www.sekisui.co.jp/
特記事項:経営指標は 2014年3月 第92期 有価証券報告書
テンプレートを表示

積水化学工業株式会社(せきすいかがくこうぎょう)は、本店・大阪本社を大阪府大阪市北区に、東京本社を東京都港区に置く、住宅、管工機材、住宅建材や建材用の化成品、高機能プラスチックなどを中心に製造する大手樹脂加工メーカーである。

概要[編集]

元々は大財閥日窒コンツェルン(現在のチッソ(事業会社としてはJNC)、旭化成信越化学工業と出自を同じくする同根企業群)の一部門であったが、戦後の財閥解体に伴い、1947年3月3日に「積水産業」として創業される。1948年に積水化学工業株式会社に社名を変更すると、プラスチックを主力とした化学企業として目覚しい成長を遂げてゆく。

1950年セロハンテープを開発。1952年には塩化ビニル製パイプの代表的ブランドとして知られる「エスロンパイプ」も開発し、さらに1957年には、同社の商標登録製品として知られる「ポリバケツ」の製造も開始すると、生活必需製品製造会社としての知名度を高めてゆく。

1970年にはユニット工法による住宅「セキスイハイム」を開発。1982年にはユニット工法とツーバイフォー工法を融合させて誕生した「セキスイツーユーホーム」を開発し、現在の同社の収益の根幹を支える事業に成長させた。

積水という社名は、中国最古の兵法書、「孫子」にある「勝者の戦は、積水を千仞の谿に決するがごときは、形なり」に由来している。社章はスリーエスマークである。

主力商品は戸建て住宅で、売上は日本国内4位(太陽光発電住宅で1位)。他には自動車用中間膜の世界シェア40%、塩化ビニル管2位などとなっている。また、日本国内の売上が頭打ちであることから、海外への事業展開も進めている。

2003年に関連企業だった積水工機製作所の保有株式の大半を、日本における試作品関連最大手のアークに売却した。

三和グループみどり会の一員。

主な取扱商品[編集]

住宅、高機能プラスチックス、環境ライフラインの3カンパニー制である。

住宅
積水ハウスの筆頭株主であることで、同社向けの住宅関連の建材に強いパイプを持ち、また自社製品(セキスイハイム)を販売するなどで、同部門は売り上げの半分を占める。しかし、同部門は2007年の建築基準法改正による官製不況原油価格高による原材料費の高騰により、住宅及び関連建材の売上、利益ともに悪化している。そのため、利益率の高いリフォームや太陽光発電住宅などに力を入れる動きがある[1]
高機能プラスチックス
自動車IT医療向け製品の原料を手がける。海外への展開も活発で、欧州米国インドに工場などを進出している[1]
環境・ライフライン
日本国内向けが低迷しているため、中国などへの事業展開を図っている[1]

この他、農業資材梱包材などの産業資材、バケツポリ袋梱包材用テープといった日用品も小規模ながら販売している。ちなみに、「ポリバケツ」は子会社の積水テクノ成型の登録商標である。

かつては、携帯液晶テレビやAMステレオ放送対応の携帯ラジオ受信機を販売していた。

沿革[編集]

関連会社[編集]

関係会社[編集]

  • センコー(かつては関連企業だった)
  • 旭化成(同根企業で、現在のセンコーの筆頭株主)

かつての連結対象・持分法適用会社[編集]

  • 積水ハウス - 同社の元住宅事業部を分社化して設立。その後、トーヨド建設(後の積水ハウス木造)を買収ののち吸収合併。2000年以降に同社の持ち株比率が議決権ベースで3割を割ったため連結対象から事実上除外される。
  • 積水工機製作所 - 同社がプラスチック関連の金型をグループ内で内製化するため全額出資で設立。が、バブル崩壊後に低迷が続くなどして、アークへ保有株式の大半を売却、連結対象外へ。
  • 積水リース - 同社の元リース事業を母体に設立。バブル崩壊等による平成不況や金融不安などが度重なり、リース事業子会社であった同社を日立系の金融関連子会社・日立キャピタル(当時社名:日立クレジット)にほとんどの保有株式を売却した。
  • セキスイ電子(現:ラインアイ) - 同社の電子機器部門を1986年に分社化して設立。2000年にグループの電子機器部門からの撤退に伴いMBOにより独立するとともに現社名に変更。

スポーツ活動[編集]

1997年に創部された女子陸上部には鈴木博美高橋尚子などが所属していた。2000年9月24日シドニーオリンピック女子マラソンで当時社員だった高橋尚子が金メダルを獲得したことで、一躍名が売れた。

現在では、世界フィギュアスケート選手権のリンクスポンサーとして一躍有名になった。また、全日本選手権競漕大会の特別協賛としても知られている(大久保尚武現会長はオリンピックボート競技日本代表歴があり、日本ボート協会会長も兼任している)。

かつては硬式野球部を持ち、京滋(京都市)代表として都市対抗野球大会に出場、昭和38年の第34回大会では初優勝。チームはそのまま日本代表としてこの年に韓国ソウルで開催されたアジア野球選手権に出場したが、決勝で韓国に敗れ準優勝。現在は廃部。

また、女子バスケットボール部「積水化学リベルテ」もあり、日本リーグにも在籍していたが、1999年に廃部となった。

テレビスポンサード活動[編集]

テレビ番組冠スポンサーとして下記番組などのテレビ番組のスポンサーを務めていた。現在は主力商品のセキスイハイムを中心に提供。2010年以降からはSEKISUIと週替わりで提供クレジットを流す事がある。

提供読みのキャッチフレーズ[編集]

  • 新技術で21世紀を面白く・積水化学
  • 一緒に暮らそ、セキスイと・積水化学
  • 先端を日常へ―サプライズ 積水化学
  • 世界にまた新しい世界を。A new frontier, a new lifestyle・積水化学(現在・但し、1社提供番組がないため提供読みされていない)

その他[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c 「積水化学工業 改正建基法が迫る収益構造の転換」『日経ビジネスオンライン』2008年3月12日付配信、日経BP社

外部リンク[編集]