千代田化工建設
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | 千代化 / 千代田 / 千代建 /千代化建 / Chiyoda |
本社所在地 |
![]() 〒220-8765 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-6-2 みなとみらいグランドセントラルタワー(8-25F) |
設立 | 1948年1月20日 |
業種 | 建設業 |
法人番号 |
3020001018029 ![]() |
事業内容 | エネルギー、化学、医薬品、バイオ、FA[要曖昧さ回避]等のプラント・施設およびこれらの環境保全に関する計画、設計、機器調達、試運転、運転・保全管理コンサルティング並びにトレーニング、研究開発・技術サービス、プロジェクトマネジメント |
代表者 |
代表取締役会長 長坂勝雄 代表取締役社長 山東理二 |
資本金 |
433億96百万円 (2012年3月31日現在) |
発行済株式総数 | 260,324,529株 |
売上高 |
単独:1,900億16百万円 連結:2,546億75百万円 (2012年3月期) |
営業利益 |
単独:195億65百万円 連結:241億97百万円 (2012年3月期) |
経常利益 |
単独:202億1百万円 連結:237億93百万円 (2012年3月期) |
純利益 |
単独:126億89百万円 連結:143億64百万円 (2012年3月期) |
純資産 |
単独:1,481億48百万円 連結:1,687億37百万円 (2012年3月期) |
総資産 |
単独:3,209億86百万円 連結:3,657億95百万円 (2012年3月期) |
従業員数 |
単独:1,361名 連結:4,530名 (2012年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 三菱商事 33.39%(2019年9月10日現在) |
主要子会社 |
千代田工商株式会社 千代田アドバンスト・ソリューションズ株式会社 千代田システムテクノロジーズ株式会社 アロー・ビジネス・コンサルティング株式会社 千代田テクノエース株式会社 アローヘッド・インターナショナル株式会社 千代田ユーテック株式会社 アローヒューマンリソース株式会社 千代田ビジネスソリューションズ株式会社 |
関係する人物 |
玉置明善(元社長) 関誠夫(元社長) 久保田隆(元社長) |
外部リンク | https://www.chiyodacorp.com/ |
千代田化工建設株式会社(ちよだかこうけんせつ、英文名称:CHIYODA Corporation)は、日本の建設会社、エンジニアリング会社である。東京証券取引所第2部上場。
概要[編集]
石油精製、石油化学、天然ガス液化などの大規模プラントの設計、調達、建設一括請負(Engineering、Procurement、Constructionの頭文字をとってEPCと称する)業務で国内外に多くの実績を持つ。
日揮、東洋エンジニアリングと併せて「エンジニアリング御三家」と呼ばれる。
当初は独立色が強かったが、バブル崩壊後に一度経営が傾き、長らくの間三菱グループや米ケロッグ・ブラウン・アンド・ルート(KBR)社の支援を受けて再建、再び民族系のエンジニアリング会社となり現在に至る。(この関係から実質、三菱グループの一員扱いとなっている)。
沿革[編集]
- 1948年(昭和23年)1月 - 三菱石油の工事部門が独立、東京都港区に設立。初受注:食料油油脂抽出装置。
- 1949年(昭和24年) - 初めて石油精製装置(興亜石油熱分解装置)受注。
- 1954年(昭和29年) - 大阪事務所設置。
- 1957年(昭和32年)3月19日 - 店頭公開[1]。
- 1960年(昭和35年) - 三菱石油(水島)グラスルーツ・リファイナリー受注。
- 1961年(昭和36年)10月 - 東京・大阪・名古屋の各証券取引所に上場。
- 1966年(昭和41年) - サウジアラビア・ペトロミン(ジェッダ)製油所受注。
- 1968年(昭和43年)9月 - 横浜市鶴見区に本店事務所を移転。
- 1972年(昭和47年) - 環境宣言書「21世紀への遺産」発表。
- 1973年(昭和48年) - LNGプラント初受注(アブダビ・ダス島)。
- 1984年(昭和59年) - 米国にてCT-121排煙脱硫装置初受注。
- 1994年(平成11年) - インドに設計会社設立。
- 1994年(平成11年)3月 - 第三者割当増資を実施。
- 1995年(平成12年) - フィリピンに設計会社設立。
- 1999年(平成16年) - カタールLNGプロジェクトにて米国PMI「International Project of the Year」受賞。
- 2000年(平成17年) - 地球環境大賞受賞。新再建計画発表。
- 2001年(平成13年)2月 - 無償減資を実施。
- 2001年(平成13年)3月 - 第三者割当増資を実施。
- 2001年(平成13年) - ガスバリューチェーン本格展開。
- 2003年(平成15年)1月 - 名証上場廃止。
- 2003年(平成15年)3月 - 大証上場廃止。
- 2003年(平成15年) - サハリンⅡLNGプロジェクト受注。国内プロジェクトで年間無事故・無災害を達成。
- 2004年(平成16年) - 新再建計画達成。2005年にかけてカタールガス社、ラスガス社向け世界最大LNGプラント6系列受注。
- 2008年(平成20年) - 創業60周年を迎える。三菱商事と資本業務提携。
- 2012年(平成24年)6月 - みなとみらい地区のみなとみらいグランドセントラルタワーへ本社を移転(千代田化工建設グローバル本社)[2]。
- 2017年(平成29年)6月 - それまで執行役員を務めていた三菱商事の山東理二が社長就任。三菱商事出身者が同社の社長に就くのはこれが初めて。
- 2019年(令和元年)7月1日 - 三菱商事が第三者割当増資を実施し、A種優先株式(1億7500万株)を700億円で取得[3]。
- 2019年(令和元年)8月1日 - 債務超過に伴い東証2部に指定替え(降格)[4]。同時に日経平均株価構成銘柄からも除外[5]。
- 2019年(令和元年)9月10日 - 先述のA種優先株式がすべて普通株式へ転換され、三菱商事の連結子会社となる[6][7]。
事業分野[編集]
- エネルギー分野
- 石油製造プラント、接触分解装置、潤滑油プラント、LNG液化プラント、LNG受入基地、天然ガス処理プラント、LPGプラント、GTLプラント、水素製造プラント、備蓄基地、各種原子力関連施設など
- 医薬品・ファインケミカル分野
- 原薬・中間体製造プラント、個体・注射・バイオ各種製造プラント、研究施設など
- 産業設備分野
- FA・加工組立・物流施設、電子材料・半導体工場、食品工場、非鉄精錬プラントなど
特色[編集]
近年クリーンエネルギーとして注目されているLNGの製造プラントにおいて48%という驚異的なシェアを誇る。
プラント建設実績国が40ヵ国以上であり、世界ブランドとしても揺ぎ無い地位を確立している。
その他[編集]
イラク北部の都市ベイジ(ar:بيجي)にあるイラク最大の石油精製所は千代田化工が建設し、施設改修の入札にも参加した。[8]
ものづくり日本大賞(海外展開部門)経済産業大臣賞を受賞(2009年)[9]
2019年1月、1000億円規模の金融支援の要請を行なっていることを、日経ビジネスが報じた。[10]
脚注[編集]
- ^ 『株価20年 昭和33年版』 東洋経済新報社、1958年3月13日。
- ^ オフィス移転のお知らせ。
- ^ 千代田化工建設株式会社の財務強化策への対応に関するお知らせ三菱商事 2019年5月9日
- ^ 東京証券取引所における市場第一部銘柄から市場第二部銘柄への指定替え、並びに上場廃止の猶予期間入りに関するお知らせ 千代田化工建設 2019年6月28日
- ^ 日経平均株価構成銘柄の一部入替え日本取引所グループ 2019年7月10日
- ^ (開示事項の経過)千代田化工建設株式会社の財務強化策への対応に関するお知らせ(子会社の異動)三菱商事 2019年9月11日
- ^ 三菱商事<8058>、経営再建中の千代田化工建設を10日付で子会社化M&A online 2019年9月11日
- ^ イラク空爆抗議声明イラク平和テレビ局in Japan 2014年8月11日 「抗議声明 アメリカ大使館・外務省中東2課宛」
- ^ ものづくり日本大賞(海外展開部門)経済産業大臣賞を受賞
- ^ 日経ビジネス2019年1月17日
関連項目[編集]
- 玉置明善 - 同社の黎明期において社長・会長を勤めた。
外部リンク[編集]
- 千代田化工建設株式会社
- “社史”. Shashi Interest Group. 2017年2月閲覧。 千代田化工建設の社史を集めた社史Wiki.
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