ロジスネクスト
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | [1] |
| 本社所在地 |
〒617-8585 京都府長岡京市東神足二丁目1番1号 |
| 設立 |
1937年8月4日 (日本輸送機株式会社) |
| 業種 | 輸送用機器 |
| 法人番号 | 3130001030352 |
| 事業内容 | バッテリーフォークリフト、エンジンフォークリフト、搬送用ロボット、自動倉庫、LAN等の物流システム、電気自動車、モノレール等の開発・設計・製造・販売 |
| 代表者 | 間野裕一(代表取締役社長) |
| 資本金 |
50億57百万円 (2026年4月30日現在) |
| 売上高 |
連結:6,655億94百万円 (2025年3月期) |
| 経常利益 |
連結:148億60百万円 (2025年3月期) |
| 純利益 |
連結:86億64百万円 (2025年3月期) |
| 純資産 |
連結:1243億9百万円 (2025年3月末現在) |
| 総資産 |
連結:5121億44百万円 (2025年3月末現在) |
| 従業員数 |
連結:11,161人 (2025年3月末現在) |
| 決算期 | 3月31日 |
| 主要株主 |
LVJホールディングス2株式会社 100% (2026年5月1日現在) |
| 関係する人物 | 御子神隆 |
| 外部リンク | https://www.logisnext.com/ |

株式会社ロジスネクスト(ロジスネクスト、英: Logisnext Co.,Ltd.)は、京都府長岡京市に本社を置き、バッテリー式フォークリフトなどの産業機器を製造する企業。旧社名は三菱ロジスネクスト株式会社。
概要
[編集]バッテリーフォークリフト、エンジンフォークリフト、搬送用ロボット、自動倉庫、WMS等の物流システム商品等を展開するメーカー。
日本輸送機株式会社は国内で初めてバッテリーフォークリフトを開発した会社である[2]。同社製品は「ニチユ」等のブランドで知られていた。
2013年4月1日に、三菱重工業のフォークリフト事業を会社分割により承継するとともに、商号をニチユ三菱フォークリフト株式会社に変更した。また会社分割の対価として株式を三菱重工業に交付することにより、三菱重工業は議決権比率の49.4%を有することとなり、実質支配力基準により親会社となった[3][4]。
2017年1月1日には、持分法適用関連会社としていたユニキャリア株式会社を完全子会社化。同時に当社株式について、三菱重工業は完全子会社の三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングスを通じた議決権比率を50.9%に引き上げた。
2017年5月12日にユニキャリアとの経営統合が発表され、同年10月1日付でユニキャリアから販売部門以外の全事業を吸収分割で譲受すると同時に、商号も三菱ロジスネクスト株式会社へ変更した。本社は従来通り京都府長岡京市に置かれる。ユニキャリア株式会社はロジスネクストユニキャリア株式会社へ商号変更され、三菱ロジスネクスト製品の販売会社となった。前身企業由来の「ニチユ」「三菱」「TCM」および「ユニキャリア」の各ブランドも引き続き製品分野別に使われる。
フォークリフトの業界シェアでは、国内で第2位、世界で第3位グループに位置する(2013年時点)[5]。
三菱重工業が三菱金曜会と三菱広報委員会の会員企業である[6][7]ことから三菱グループに属する一方、ユニキャリアが三和グループに属していたため、合併当時は三和グループ所属企業によって構成されるみどり会にも加盟していたが、こちらは2019年4月に脱退した[8][9]。
沿革
[編集]- 1921年(大正10年)6月 - 個人経営日本輸送機製作所創立。
- 1935年(昭和10年)3月 - 株式会社日本輸送機製作所に改組。
- 1937年(昭和12年)8月4日 - 株式会社日本輸送機製作所を継承し、日本輸送機株式会社設立。
- 1939年(昭和14年)12月 - 日本最初のバッテリーフォークリフトを八幡製鐵所に納入。
- 1958年(昭和33年)7月 - 日本最初のリーチ式フォークリフト「プラッター」を発売。
- 1961年(昭和36年) - 東京証券取引所2部、大阪証券取引所2部、京都証券取引所上場。
- 1970年(昭和45年) - 国産初の独自開発による無人搬送用車「ムジンカー」を開発・納入。
- 1971年(昭和46年) - 東京証券取引所1部、大阪証券取引所1部上場。
- 1985年(昭和60年) - 世界初の防爆型無人搬送車を開発、納入。
- 1990年(平成2年)- ニチユオーストラリア設立。
- 1991年(平成3年)- 滋賀県蒲生郡安土町に滋賀事業所(現・安土工場)が完成。
- 1992年(平成4年)- ニチユアジア(シンガポール)、ニチユヨーロッパ(オランダ)設立。
- 1993年(平成5年)- ニチユアジア(マレーシア)設立。
- 1994年(平成6年)- ニチユシンガポール設立。
- 1996年(平成8年)- ニチユアジア(タイ)設立。
- 1997年(平成9年)- 上海ニチユフォークリフト製造有限公司設立。
- 1998年(平成10年)- ニチユフォークリフト(上海)有限公司設立。
- 2007年(平成19年)- 三菱重工業が第三者割当増資を引き受け、同社の関連会社となる。
- 2009年(平成21年)- 三菱重工業と共同で販売部門会社(ニチユMHIフォークリフト株式会社)を設立し、国内販売・サービス網を再編(国内地域会社9社)。
- 2013年(平成25年)- 三菱重工業のフォークリフト事業を会社分割により承継し、ニチユ三菱フォークリフト株式会社に商号変更。三菱重工業の子会社となる。
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 1月1日 - 三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングスが保有していたユニキャリアの株式を全て取得し、同社を完全子会社化。三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングスは種類株式の普通株式取得請求権を行使し、当社株式の議決権比率を50.9%に引き上げ[12][13]。
- 5月12日 - ユニキャリアから販売部門以外の事業を吸収分割によって譲受することを発表[14]。
- 9月15日 - 臨時株主総会にて、ユニキャリアとの経営統合並びに商号の三菱ロジスネクスト株式会社への変更を決議[15]。
- 10月1日 - ユニキャリアと経営統合。ユニキャリアから販売部門以外の事業を吸収分割で譲受すると同時に、商号を三菱ロジスネクスト株式会社へ変更[16]。
- 2020年(令和2年)
- 4月1日 - 親会社である三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス株式会社が三菱重工業に吸収合併され、直接の親会社が三菱重工業となる。
- 10月1日 - ロジスネクストユニキャリアを含む国内販売会社11社を再編し新たに設立した9社に承継、不動産管理事業のみが残った11社を吸収合併[17]。
- 2024年(令和6年)7月 - Gaussy株式会社と資本提携契約を締結[18]。
- 2026年(令和8年)
- 2月18日 - 日本産業パートナーズ傘下のLVJホールディングス2合同会社による株式公開買付けが成立[19]。
- 2月20日 - LVJホールディングス2合同会社がLVJホールディングス2株式会社に組織変更。
- 3月31日 - プロバスケットボールB1・京都ハンナリーズ専用練習場の施設命名権を取得、名称は「Logisnext BASE(ロジスネクストベース)」、契約期間は2026年10月からの5年間[20]。
- 4月 - 発表時点で製品別に日本国内向けに使用していた「TCM」「三菱」「ニチユ」ブランドを2026年度より順次、一部商品に使用していた「Logisnext」ブランドへ統一する[21]。
- 4月27日 - 東京証券取引所スタンダード市場上場廃止[1]。
- 4月30日 - 株式併合により株主が三菱重工業のみとなるとともに、第三者割当増資を実施しLVJホールディングス2株式会社が引き受け、折半出資となる[22]。商号を株式会社ロジスネクストへ変更[23]。
- 5月1日 - 三菱重工業から保有全株式を自己株式取得により取得[22]。
主な製品
[編集]- フォークリフト(リーチ型バッテリーフォークリフトの代名詞「プラッター」が有名。バッテリー式は主に「ニチユ」ブランド、エンジン式は「三菱」・「TCM」・「ユニキャリア」ブランドを使用)
- 無人搬送システム(ムジンカー、レーザー誘導方式無人フォークリフト「プラッターオート」等)
- 自動倉庫システム(CASPACK等)
- スキッドステアローダー(TCMブランドを使用)
- ショベルローダー(TCMブランドを使用)
- 牽引車(ターレットトラック、トーイングトラクター、小型牽引車など。ニチユブランドを使用)
- 港湾荷役システム(リーチスタッカー、ストラドルキャリア、トランスファークレーンなど。TCMブランドを使用)
- 製鉄・造船物流システム(走行台車、牽引車、スラグダンプ、ベルトコンベア式ローダなど。TCMブランドを使用)
- 専用線・構内作業用の小型貨車移動機・ディーゼル機関車・バッテリー機関車・軌陸両用車両牽引車・モノレール工作車
- 産業用機械(巻取機等)
国内拠点
[編集]関連会社
[編集]- グローバルコンポーネントテクノロジー株式会社
- ロジスネクストハンドリングシステムズ株式会社
- ロジスネクストビジネスサービス株式会社
- ロジスネクストジャパン株式会社
- Gaussy株式会社
関連項目
[編集]脚注
[編集]- 1 2 株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関するお知らせ三菱ロジスネクスト 2026年3月11日
- ↑ ニチユ三菱フォークリフト株式会社 企業情報
- ↑ 親会社および主要株主の異動に関するお知らせ
- ↑ 三菱重工業株式会社のフォークリフト事業を会社分割により日本輸送機株式会社が承継することについての吸収分割契約書及び統合契約書締結に関するお知らせ
- ↑ “三菱重工とニチユの統合リフト会社、売上高27%増へ”
- ↑ 三菱金曜会 会員会社紹介
- ↑ 三菱広報委員会 会員会社紹介
- ↑ 2018年12月31日時点でのメンバー会社一覧(2018年度末をもって脱退するまで加盟していたため会社名が掲載されていた) - みどり会 at the Wayback Machine (archived 2018-05-28)
- ↑ 2019年4月4日時点でのメンバー会社一覧(脱退により三菱ロジスネクストの名前が削除されている) - みどり会 at the Wayback Machine (archived 2019-04-04)
- ↑ “ユニキャリアホールディングス株式会社の株式取得に関するお知らせ” (PDF). 三菱重工業株式会社、三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス株式会社、ニチユ三菱フォークリフト株式会社 (2016年3月31日). 2016年4月3日閲覧。
- ↑ “(開示事項の経過)ユニキャリアホールディングス株式会社の株式取得(持分法適用会社化)に関するお知らせ” (PDF). ニチユ三菱フォークリフト株式会社 (2016年3月31日). 2016年4月3日閲覧。
- ↑ “ユニキャリア株式会社との経営統合を前提とした株式の追加取得による100%子会社化について” (PDF). ニチユ三菱フォークリフト株式会社 (2016年9月29日). 2017年1月5日閲覧。
- ↑ “ユニキャリア株式会社の100%子会社化手続き完了に関するお知らせ” (PDF). ニチユ三菱フォークリフト株式会社 (2017年1月5日). 2017年1月5日閲覧。
- ↑ “ニチユ三菱フォークリフトと連結子会社ユニキャリアとの会社分割による経営統合の方針の決定について” (PDF). ニチユ三菱フォークリフト株式会社 (2017年5月12日). 2017年9月19日閲覧。
- ↑ “ニチユ三菱フォークリフト 臨時報告書” (PDF). ニチユ三菱フォークリフト株式会社 (2017年9月20日). 2017年9月25日閲覧。
- ↑ “ニチユ三菱フォークリフト、ユニキャリアと経営統合し、社名を「三菱ロジスネクスト」に” (PDF). ニチユ三菱フォークリフト株式会社 (2017年7月13日). 2017年9月19日閲覧。
- ↑ “(開示事項の経過)販売子会社再編に向けた連結子会社間の吸収分割完了及び連結子会社の吸収合併(簡易・略式吸収合併)完了のお知らせ” (PDF). 三菱ロジスネクスト株式会社 (2020年10月1日). 2020年10月16日閲覧。
- ↑ “Gaussyが総合物流機器メーカー・三菱ロジスネクストと資”
- ↑ LVJホールディングス2合同会社による当社株券等に対する公開買付けの結果及び主要株主の異動に関するお知らせ三菱ロジスネクスト 2026年2月19日
- ↑ メディアビズ株式会社. “三菱ロジスネクスト/京都プロバスケチーム練習場のネーミングライツ取得”. 物流(ロジスティクス)ニュース LNEWS. 2026年5月15日閲覧。
- ↑ 日本国内向け当社製品のブランド統一に関するお知らせ三菱ロジスネクスト 2026年3月11日
- 1 2 臨時報告書ロジスネクスト 2026年4月30日
- ↑ 2026年4月30日、三菱ロジスネクスト株式会社は「株式会社ロジスネクスト」へ 三菱ロジスネクスト 2026年3月11日
参考文献
[編集]- 日本輸送機株式会社「50年のあゆみ」