オートバックスセブン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
株式会社オートバックスセブン
AUTOBACS SEVEN CO., LTD.
Autobacs Seven オートバックス看板.JPG
種類 株式会社
市場情報
東証1部 9832
1993年8月17日上場
大証1部(廃止) 9832
1989年3月16日 - 2013年7月12日
LSE AUB
1995年3月 - 2007年3月
略称 オートバックス、バックス
本社所在地 日本の旗 日本
135-8717
東京都江東区豊洲五丁目6番52号 NBF豊洲キャナルフロント2〜3階
設立 1948年(昭和23年)8月12日
(株式会社富士商会)
業種 卸売業
法人番号 3010601030532
事業内容 カー用品の国内外への卸売・小売販売
車の買取・販売
代表者 小林 喜夫巳(代表取締役社長)
資本金 339億9,800万円
(2012年3月31日現在)
発行済株式総数 3425万1605株
(2012年3月31日現在)
売上高 連結:2,373億42百万円
単独:1,956億01百万円
(2012年3月期)
純利益 連結:84億02百万円
単独:88億35百万円
(2012年3月期)
純資産 連結:1,461億93百万円
単独:1,483億81百万円
(2012年3月31日現在)
総資産 連結:2,179億48百万円
単独:2,089億30百万円
(2012年3月31日現在)
従業員数 連結:4469名 単独:1060名
(2012年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 有限会社スミノホールディングス 14.54%
いちごトラスト 9.21%
ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー 5.08%
ノーザントラストカンパニー 4.78%
公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団 3.88%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 2.87%
(2012年3月31日現在)
主要子会社

株式会社エー・エム・シー 100%

株式会社オートバックス・マネジメントサービス 100%
関係する人物 住野敏郎(創業者)
外部リンク www.autobacs.co.jp
テンプレートを表示

株式会社オートバックスセブンAutobacs Seven Co., Ltd.)は、東京都江東区に本社を置き、カー用品店最大手のチェーンである「オートバックス」や「スーパーオートバックス」等を運営、またはフランチャイズ展開している企業である。

概要[編集]

日本初のカー用品総合専門店で、創業者の住野敏郎がアメリカを視察した際に見たカー用品総合専門店を、日本でも実現できないか、という発想から生まれた。

名称の由来は、取り扱う品目の一部の頭文字・社員達の意志から。「AUTO」は、アピール(Appeal)・ユニーク(Unique)・タイヤ(Tire)・オイル(Oil)から成り、「BACS」は、バッテリー(Battery)・アクセサリー(Accessory)・カーエレクトロニクス(Car electronics)に、サービス(Service)を付加したもの。AUTOに関しては、自動車を意味するオート(AUTO)でもある。そして、社名の「セブン」は、「取扱商品であるタイヤ・オイル・バッテリー・アクセサリー・カーオーディオ・サービスの6つに続き、常にお客様のために第7の商品を探し続ける」という理念がこめられている。

業務拡大の度に、本社を大阪府内で度々移転したが、本格的に東京進出を目指し、2001年には本社を東京に移転した。

みどり会のメンバーであり三和グループに属している[1]

沿革[編集]

創業者・住野敏郎像(オートバックス出入橋店付近)
  • 1947年2月 - 大阪府大阪市福島区において、創業者の住野敏郎が自動車部品の卸売を目的として、個人経営の「末廣商会」を創業。
  • 1948年8月 - 末廣商会が株式会社に改組し、カー用品卸売業「株式会社富士商会」設立。
  • 1958年1月 - 卸部門を独立し、(旧)「大豊産業株式会社」設立。
  • 1974年11月 - オートバックス第1号店(セブン東大阪店)を、大阪府大東市に開店。
  • 1975年4月 - フランチャイズ展開を開始(フランチャイズ1号店:函館中道店)。
  • 1976年 - 日本フランチャイズチェーン協会加入。
  • 1978年2月 - 株式会社富士商会が「株式会社オートバックスセブン」に商号変更。
  • 1979年3月 - 株式会社オートバックスセブンが、(旧)大豊産業株式会社と株式会社オートバックス・東大阪を吸収合併し、(新)「大豊産業株式会社」に商号変更。
  • 1980年3月 - 大豊産業株式会社が「株式会社オートバックスセブン」に商号を戻す。
  • 1984年6月 - 本店を大阪府吹田市に移転。
  • 1986年3月 - オートバックス子会社5社を吸収合併。
  • 1989年3月 - 大阪証券取引所2部に株式上場
  • 1993年6月 - 本店を大阪府豊中市に移転。
  • 1993年8月 - 東京証券取引所2部に株式上場。
  • 1993年9月 - 東京証券取引所と大阪証券取引所で1部に指定替え。
  • 1995年3月 - ロンドン証券取引所に株式上場。
  • 1997年3月 - スーパーオートバックス第1号店(千葉長沼店)を千葉県千葉市稲毛区に開店。
  • 1998年10月 - 株式会社オートハローズ[2]と資本・業務提携。
  • 1999年8月 - ルノーと提携して、合弁会社としてオートバックスセブンヨーロッパS.A.S.を設立。
  • 2001年6月 - 本店を東京都港区に移転。
  • 2002年10月 - 株式交換により、株式会社オートハローズを完全子会社化。
  • 2004年10月 - 本店を東京都江東区に移転。
  • 2007年3月 - ロンドン証券取引所の上場廃止。
  • 2011年10月1日 - Tポイントの取り扱い開始[3][4]
  • 2017年7月25日 - 自社会員カードとTポイントカードの連携、独自デザインのオートバックスTカードの発行を開始。
  • 2017年12月31日 - オートバックスポイントの付与終了。翌日より完全にTポイントのみの付与になる。

業態[編集]

オートバックス三木店(三木市)
オートバックス
三木店(三木市
オートバックス東雲店(広島市)
オートバックス
東雲店(広島市)
スーパーオートバックス東京ベイ東雲店(江東区)
スーパーオートバックス
東京ベイ東雲店(江東区)
スーパーオートバックス名古屋ベイ店
スーパーオートバックス
名古屋ベイ店
オートバックス走り屋天国セコハン市場仙台名取店
オートバックス走り屋天国セコハン市場
仙台名取店
  • オートバックス
  • 最も一般的である。テーマカラーはオレンジ。
  • スーパーオートバックス
  • 1997年から展開している大型自動車用品店。テーマカラーは星条旗をイメージした赤・白・青。自動車用品ばかりではなく、化粧品や音楽CD、書籍なども販売しており、高度なカスタマイズやチューンアップも手がけている。また、東雲店(東京都江東区)などではASLの車両が展示販売されており、千葉県柏市のかしわ沼南店ではミニシネコン『シネスクープ』が併設されていた(2008年2月29日をもって閉館)。
  • オートバックス走り屋天国セコハン市場
  • 下取りした中古パーツや店頭展示品、パッケージ破損品等のアウトレット商品を取扱う。公式サイト上ではオートバックス セコハン市場と「走り屋天国」の語が消えているが、その理由は不明。[5]しかし実店舗では「走り屋天国」の語が残っているものもある。近年は中古小売り市場の縮小もあり店舗数は2017年7月現在、全国に22店と縮小傾向にある。
  • オートバックスエクスプレス
  • オートハローズ
  • 緑地の看板に白のチョキマークがシンボルであり、元々はオートバックスのフランチャイズから独立して北海道で創業したカー用品店で寒冷地でのカーライフに合わせた商品展開を行っていた。2002年に買収子会社化。その後はオートバックスなど他ブランドへの転換が進み、2010年10月で現在6店まで減少。2012年10月4日にオートハローズ紋別店が移転業態変換しオートバックス紋別店となり消滅した。
  • 買収子会社化以前は広島県等道外にも店舗を構えていたが道内の店舗とは異なりチョキマークは使用していなかった。
  • オートバックスカーズ
  • 1996年から中古車事業に参入し、2002年から現名称で車買取および新車・中古車販売を行っている。
  • 新車販売
  • オートバックスカーズ以前、マツダユーノスのディーラー権を取得し大阪府吹田市にて新車販売店「ユーノスロータリー」を運営していた。ユーノス終了後は閉店し、そのまま「オートバックス吹田泉町店」に変更し営業していたが2011年に移転閉店した。
  • 2015年東京都豊島区BMWMINIの正規ディーラー「アウトプラッツ」を買収。オートバックスの名を前面に出さずに「Ikebukuro BMW」と「MINI池袋」を運営している。

関連項目[編集]

フランチャイズ加盟企業[編集]

モータースポーツ関連[編集]

CMイメージキャラクター[編集]

現在のCMキャラクター

過去のCMキャラクター

その他[編集]

出来事・トラブル[編集]

販売応援員(ヘルパー)への直接業務指示命令問題
2008年8月20日付の各新聞報道によると、同社の兵庫県尼崎市内の店舗に於いて、カーオーディオなどの複数のメーカー系の販売会社が、人材派遣会社を通じて雇った販売員『ヘルパー』に対し、直接指示・命令する権限が無いにもかかわらず、商品を販売させていたことが発覚した。兵庫労働局は、職業安定法(労働者供給事業の禁止)に違反するとして、オートバックスと各メーカー系販社に対して是正指導を行った[6]
人件費削減を目的とした、ヘルパーに対する直接指示・命令については、2007年以降、ヤマダ電機ミドリ電化コジマなどの家電量販店業界で相次いで発覚しているが、今回の同社への是正指導により、家電量販店以外の業種にも、ヘルパーに対する不当行為が蔓延している実態が露呈した形となった。

参考文献[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ メンバー会社一覧 - みどり会
  2. ^ 1986年まではフランチャイジーとしてオートバックスの店名・マークを使用していたが、運営方針の対立が元で裁判所から店名・マーク使用の差し止めを受け、同年に店名を『ハローズ』に変更した。
  3. ^ Tポイントかオートバックスメンバーズカードの選択である。
  4. ^ http://www.autobacs.com/static_html/srv/tpoint.html Tポイントのご利用に関するお知らせ
  5. ^ 考え得る原因として、スポーツカー離れなど需要の変化や企業イメージの問題(「暴走行為を助長する」などの苦情)に対する対応がある。
  6. ^ オートバックス、「派遣」に直接指示 労働局が是正指導 朝日新聞 2008年8月20日

外部リンク[編集]