寒冷地

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寒冷地(かんれいち)とは、の寒さが厳しい地域のこと。 ケッペンの気候区分で寒帯(E)、または亜寒帯(D)に属する地域をいう

世界における寒冷地[編集]

寒帯に属する気候として、氷雪気候ツンドラ気候などが挙げられる。

亜寒帯冷帯とも言う)に属する気候として、亜寒帯湿潤気候亜寒帯冬季少雨気候などが挙げられる。 亜寒帯に関しては、地球の緯度と大陸の関係上ほぼ全てが北半球に存在する。なお、日本の寒冷地は北海道のほぼ全域、本州東部の高原地帯は亜寒帯湿潤気候に属する(東北信越地方の沿岸部・平地は温暖湿潤気候)。

日本における寒冷地[編集]

日本では北海道東北地方および信越地方を指す。広義では、北陸地方、岐阜県北部(飛騨地方)、近畿地方北部および山陰地方を指すこともある。

寒冷地の多くは積雪の多い豪雪地帯であり、信号機はほとんどが縦信号が多い。また、近年では踏み切り信号機にもデフロスター付LEDが開発された。

寒冷地の店舗や住宅は、窓が二重窓で固定されていることで暖房能力の向上を図っている。また、自動車にも寒冷地向け仕様が販売されたり、寒冷地の鉄道車両にも暖房能力や風雪対策を図った車両がある(113系115系419系電車や、キハ47形気動車など)。しかしドアが半自動扱いの時は手で開けるタイプとボタン式の2種類がある(後者は、JR西日本221系以降の新造車の多く・113系電車と103系電車の一部で見られるタイプ)。防風林も寒冷地でよく見られる。また、INAXTOTOなどの衛生陶器の製造業では水洗便器の寒冷地仕様が販売されている。