国道301号
表示
一般国道 | |
---|---|
国道301号 | |
地図 | |
総延長 | 102.6 km |
実延長 | 101.1 km |
現道 | 99.7 km |
制定年 | 1970年(昭和45年) |
起点 | 静岡県浜松市西区 篠原交差点(北緯34度40分50.26秒 東経137度39分48.06秒 / 北緯34.6806278度 東経137.6633500度) |
主な 経由都市 |
静岡県湖西市 愛知県新城市、岡崎市 |
終点 | 愛知県豊田市 挙母町1丁目交差点(北緯35度4分57.12秒 東経137度9分39.19秒 / 北緯35.0825333度 東経137.1608861度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道1号 国道257号 国道362号 国道151号 国道473号 国道153号 国道248号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
国道301号(こくどう301ごう)は、静岡県浜松市西区から愛知県山間部を通り、愛知県豊田市に至る一般国道である。
概要
起点の浜松市から、浜名湖の中にある弁天島や新居関所付近、浜名湖西岸などを経由して愛知県へと入り、その後、本宮山や巴山の東側を走行し豊田市に至る路線である。県境付近にある宇利峠など、山間部区間の多い路線のため、急勾配・急カーブの区間が複数存在する。岡崎市北東部の一部に狭路区間が残るが、その他の区間は2車線と比較的整備されている。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点:浜松市(西区、篠原交差点 = 国道1号交点、国道42号・国道257号起点)
- 終点:豊田市(挙母町1丁目 = 国道153号・国道248号交点)
- 重要な経過地:静岡県浜名郡新居町[注釈 2]・同県引佐郡三ケ日町[注釈 3]、新城市、愛知県東加茂郡下山村[注釈 4]
- 総延長 : 102.6 km(静岡県 17.8 km、浜松市 16.6 km、愛知県 68.2 km)重用延長を含む[2][注釈 5]
- 重用延長 : 1.5 km(静岡県 - km、浜松市 - km、愛知県 1.5 km)[2][注釈 5]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 5]
- 実延長 : 101.1 km(静岡県 17.8 km、浜松市 16.6 km、愛知県 66.7 km)[2][注釈 5]
- 指定区間:なし[3]
- 本線経路図:(Google マップ)
歴史
- 1970年(昭和45年)4月1日 - 一般国道301号(浜松市 - 豊田市)として指定施行[4]。
- 1993年(平成5年)4月1日 - 重要な経由地を変更し、主要地方道(静岡県道・愛知県道)6号新城新居線を国道301号に格上げし、新城市以南で、三ケ日町、湖西市、新居町経由の区間に指定替[5][注釈 6]。
- 2016年(平成28年)4月1日 - 浜松市西区篠原町の篠原交差点から湖西市新居町浜名の大倉戸I.C入口交差点までの区間が国道1号の指定から外れたため、篠原交差点から湖西市新居町新居の栄町交差点までの区間が国道1号との重複ではなく、国道301号単独となる(残りの区間は静岡県道417号新居浜名線となる)。ただし、浜松市が管理する浜松市内は方面及び距離の標識(106-A)の国道番号部分が修正されておらず、いまだに国道1号のままである。また、国道番号の標識(118-A)が1箇所も無い。なお、静岡県管理の湖西市内は修正済みであり、国道番号の標識も1箇所ではあるが設置されている[6]。
- 2018年(平成30年)3月26日 - 静岡県湖西市大知波 - 同市利木までの区間を結ぶ、利木バイパスが開通[7]。
- 2021年(令和3年)3月24日 - 松平バイパスの松平トンネルを含む区間(1.9 km)が開通[8][9][10]。
路線状況
バイパス
- 利木バイパス(静岡県湖西市大知波 - 同市利木)
利木バイパス | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
- 松平バイパス(愛知県豊田市大内町 - 同市松平志賀町)[10]
通称
- 豊田東西線(豊田市)
- 挙母街道(豊田市、新城市)
- 大沼街道(岡崎市、豊田市)
重複区間
道路施設
道の駅
- 愛知県
- つくで手作り村(新城市作手清岳)
地理
通過する自治体
交差する道路
- 国道362号(浜松市北区三ヶ日町三ヶ日 東天王交差点 - 高橋交差点)
- 国道151号(新城市杉山北交差点)
- 国道473号(豊田市黒坂町 - 岡崎市切山町)
- 国道153号(豊田東西線、豊田南北線)(豊田市挙母町1丁目交差点)
- 国道248号(豊田南北線)(豊田市挙母町1丁目交差点)
- 東海環状自動車道 豊田松平IC(豊田市)
主な峠
- 宇利峠(静岡県浜松市北区 - 愛知県新城市)
- 和田峠(愛知県新城市)
- 根引峠(愛知県豊田市)
主なトンネル
- 松平トンネル(愛知県豊田市)[10]
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ 2010年3月23日に、湖西市に新居町単独で編入された。
- ^ 2005年7月1日に浜北市、天竜市、引佐郡引佐町・細江町・三ケ日町、浜名郡雄踏町・舞阪町、磐田郡佐久間町・水窪町・龍山村、周智郡春野町の2市8町1村浜松市に編入された。現在は浜松市北区。
- ^ 2005年4月1日に西加茂郡藤岡町・小原村、東加茂郡足助町・下山村・旭町・稲武町の5町1村が豊田市に編入された。
- ^ a b c d e f g 2019年4月1日現在
- ^ 愛知県道6号は、後に愛知県道6号力石名古屋線に割り当てられた。
出典
- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2014年12月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2020. 国土交通省道路局. 2021年6月26日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2014年12月2日閲覧。
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(昭和44年12月4日政令第280号)
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(平成4年4月3日政令第104号)
- ^ “旧東海道、「国1」名を変更へ 浜名バイパスに一本化 浜松”. 静岡新聞. (2016年3月17日). オリジナルの2016年3月21日時点におけるアーカイブ。 2016年3月19日閲覧。
- ^ “国道301号利木バイパスが開通します!~園児とともにお祝いします~”. 静岡県. 2018年3月25日閲覧。
- ^ “一般国道301号松平バイパスの松平トンネルが開通します” (PDF). 愛知県 (2021年2月16日). 2021年3月24日閲覧。
- ^ “国道301号 松平トンネルが3月24日15時開通。松平バイパス一部開通で東海環状道 豊田松平ICのアクセス便利に”. トラベル watch. (2021年2月16日) 2021年3月24日閲覧。
- ^ a b c 豊田市. “松平トンネル開通式典が行われました|豊田市”. 豊田市ホームページ. 2021年3月29日閲覧。