Wikipedia:Bot

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ここでは、ウィキペディアについてのBot(ボット)について説明し、日本語版ウィキペディアでのBotの方針について説明します。Botは、HTTPを使ってウィキペディアの作業を自動化するプログラムを指します。ウィキペディア上でBotを使用するときには、このページの方針に従ってください。

Botを使う際は、このページと m:Bot policy (和訳 m:Bot policy/ja)に書いてあることをよく理解し、守ってください。

ウィキペディアの編集は、人の手で行う方が好ましいです。なぜなら、Botはウィキペディアのシステムに負荷を与えやすく、また、機械的に編集された項目は読者にとってつまらないものになりがちだからです。さらには、動作に問題がある場合には影響も大きくなりがちです。たとえば英語版では、地方自治体の項目がBotによって大量(約30,000)に執筆されましたが、使用していたデータにミスがあり、約2,000項目に間違いが記載されました。

しかし、Botは作業を効率化する利点があります。よく設計された Bot は役に立つでしょう。

Wikipedia:Bot作業依頼にbotにやってほしい作業が依頼されます。よろしければ、こちらにもご協力をお願いします。

Bot使用の方針[編集]

English summary is available at requesting page for bot flag approval.

Botは、できるだけ有用で無害となるように運用しなければなりません。このため、Botを使用するにはこの方針に従ってください。

Botアカウント[編集]

Botは原則として、通常の参加者と別にアカウントを取得して、そのアカウントで実行するようにしてください(これをBotアカウントと呼びます)。ただし、動作確認を行う場合や、Botを使っていることが普通の参加者に分からない程度にしか使わない場合には、わざわざアカウントを分ける必要はありません。また、BotアカウントはBot用途以外には(動作確認などを除いて)使用しないようにしてください。

後述する使用申請で審議の上で承認されたBotアカウントには、ビューロクラットがBotフラグを付与します。これはそのアカウントがBot用に使われていることを示すためのフラグです。Botフラグが付与されたアカウントによる編集は、デフォルトでは「最近更新されたページ」の表示からは隠されています。

Botの条件[編集]

Botについて次の条件が満たされている必要があります。

  1. Botが「有用」であること
  2. Botが「無害」であること
  3. Botが「大量のリクエストを発行しない」こと
  4. 議論の余地」がある編集に使わないこと(内容や影響範囲によっては、事前合意が望まれます)
  5. 決まり」を守ること(関係する方針とガイドラインに注意を払い、遵守すること)
  6. 要約欄」などに、わかりやすいメッセージを残すこと

Botアカウントの利用者ページには {{bot}} タグを使用し、Botの身元を明示してください。Botアカウントの利用者ページとBot使用申請との両方で、以下の情報を示してください。

  • そのBotの仕事について具体的な説明
  • 手動制御か全自動運転か
  • 運転時期(常時連続、時々、定期的に、等々)および編集間隔
  • 使用しているプログラム、あるいは、プログラム言語

一般論としてはサーバの負荷を気にしすぎない方がよいのですが、Botがページを頻繁に読み出したり速く編集したりすれば、通常の利用者より遥かに大きな影響を及ぼします。運用者は、無駄な読み書きのないよう注意し、編集速度をなるべく控えめにしてください。編集速度については、以下を目安にしてください。

  • Botの速度は、おおよそ毎分 6 編集を限度としてください。サーバが混雑しているときは使用を控えるか、なるべく毎分 3 編集以下にとどめてください。
  • 使用申請せず大量(目安として 200 以上)の編集をする場合、編集間隔を1分以上あけるようにしてください。使用申請については、後で説明します。

管理者は、Botの動作が不適切でウィキペディアに悪影響を及ぼすと考えられる場合に、投稿ブロックして動作を止めることができます。(オペレータが {{Emergency-bot-shutoff}} を利用者ページに貼り付けている場合、これを利用することで自動的に要約を記入できます)

注意事項 / Additional guidelines[編集]

Botの仕事内容が以下に当てはまる場合は、これらの注意事項を守ってください。 / Respect the following guidelines for certain tasks.

  • 言語間リンク整備は、テンプレート名前空間では実行しない(実行するには明示的な承認が必要)。 / Interwiki bots should not run in Template namespace, unless explicitly approved.
  • 化粧直しスクリプト(cosmetic_changes.py 等)の使用には十分な注意が必要であり、以下の条件を全て満たすこと。 / Scripts for cosmetic changes (such as cosmetic_changes.py) should run with due care. To run such scripts, you shall:
    1. あらかじめ使用申請して承認を得る。 / apply at WP:B/R in advance and have community approval,
    2. ウィキペディア日本語版のスタイルガイドライン類に習熟している。 / be familiar with the local style guidelines,
    3. 化粧直しの結果をすべて点検する。 / review every cosmetic changes your bot makes, and
    4. 単独で使用せず、他の作業(言語間リンク等)と組み合わせて使用する。 / not run it solely but in combination with one or more other tasks (such as interwikis).

Botの本格運用までの手順[編集]

Botの本格運用までの手順は次のとおりです。実際はこの手順通りに行かない場合もありますので柔軟に対応してください。

  1. このページのサブページ(/使用申請)に申請を書きます。そこでBotの具体的な仕事内容、手動制御か全自動運転か、運転時期、および使用プログラム(言語)を説明してください。
  2. botフラグなしで仮運用し、速度と編集内容に問題がないことを実証してください。仮運用の編集回数は、目安として 40 回以上 200 回以下としてください。言語間リンク整備と二重リダイレクト解消は、事前合意なく仮運用して構いません。
  3. コミュニティの審議を経て、問題がなければビューロクラットがBotアカウントにbotフラグを付けます。

申請は以下のように審議します。

  • 賛否表明が認められるのは、申請前にアカウント作成済みのログイン利用者のみです。ただし、コメントは誰でも述べることができます。
  • 申請から 48 時間以上経過し、反対がない場合、ビューロクラットは裁量でフラグを付与することができます。
  • 申請から一週間以上経過し、賛成または反対でラフ・コンセンサスが出来ていれば、ビューロクラットは審議終結を判断することができます。
  • ビューロクラットは、仮運用の追加を要求することができます。

大量の件数を処置する場合の手続き[編集]

通常の処理速度では長時間に及んでしまうような場合は、速度を上げて処理時間を短縮させることが出来ます。それには以下の手続きが必要です。

  • Botフラグ付きアカウントを有するBot運用者を資格条件とする
  • 有資格者が所有するBotフラグ付きアカウント、フラグ無しBotアカウント、管理者アカウントのいづれかを使用アカウントとする
  • 作業内容について事前合意を得る(件数から考えて管理系やプロジェクトクラスでの議論を想定しています。この段階では処理速度に関する合意は必要ありません。)
  • Wikipedia:Bot作業依頼へ依頼を提出する(作業内容、合意場所、使用アカウント、予想される件数、作業速度、要約欄の内容を示します。一週間程度の予告期間を設けます(この手続きの使用の宣言が遅れた場合はそこから一週間程度)。実行日を予告する必要はありません。)
  • 実行する時間帯や速度制限はここでは定めませんが、必ずBotコミュニティの判断に従ってください。

Botの分類[編集]

もし、新たな種類のBotがある場合には追加してください。

  • Wikidata Bot - Wikidataに言語間リンクを追加するもの。
  • データ自動更新Bot - 定期的に作業しなければならないデータを自動的に更新するもの。メインページの日付更新が代表的。
  • 自動ブロックBot - オープン・プロキシを自動的に検出・ブロックするBot
  • リダイレクト規正Bot - その記事にあったリダイレクトに更新するBot。

Botの利点・欠点[編集]

Botを使う利点[編集]

  • フォーマット化されたデータのテンプレートをつくることができる。
  • ウェブ上のどこかにあるデータをそのまま利用せずに、独自の情報源としてつくることができる。
  • 適当に選ばれた項目だけでは役立つ可能性は低いかもしれないが、全ての項目を網羅すれば役立つかもしれないような場合に、それができる。
  • 大量の画像を連続アップロードすることなど、人にとって単調かもしれない雑用をこなせる。

現システムにおけるBot特有の欠点[編集]

  • すぐに人の手によって編集されそうにもない項目が何万個もウィキペディアに追加される(実際、これまでの編集履歴を見れば、どの程度の項目が編集されるか推定できるだろう)。
  • ウィキペディアの活動を人工的に作り上げてしまう。
  • ウィキペディアを百科事典から遠ざけ、地名辞典・トリビア辞典などに向かわせる目的だと思われてしまう。
  • 「破壊ロボット」や「訳のわからないロボット」を濫用される危険性がある。コントロールを失ったBotは、サーバーが高負荷状態になり、DoS攻撃になる可能性があります。
  • 特に最近更新したページにおいて、一般の参加者の邪魔になってしまう。(現行のシステムでは、初期状態でBotによる編集が隠されています)

WikipediaにおけるBotの一覧[編集]

関連項目[編集]