SPY×FAMILY
SPY×FAMILY | |||
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ジャンル | ホームコメディ、アクション シュール・コメディ | ||
漫画 | |||
作者 | 遠藤達哉 | ||
出版社 | 集英社 | ||
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掲載サイト | 少年ジャンプ+ | ||
レーベル | ジャンプ コミックス (JUMP COMICS PLUS.) | ||
発表期間 | 2019年3月25日 - | ||
巻数 | 既刊14巻(2024年9月現在) | ||
アニメ | |||
原作 | 遠藤達哉 | ||
監督 | 古橋一浩 原田孝宏(Season 2) | ||
シリーズ構成 | 古橋一浩(Season 1) 大河内一楼(Season 2) | ||
キャラクターデザイン | 嶋田和晃 | ||
音楽 | (K)NoW_NAME (Makoto Miyazaki、Shuhei Mutsuki) | ||
アニメーション制作 | WIT STUDIO、CloverWorks | ||
製作 | 『SPY×FAMILY』製作委員会 | ||
放送局 | テレビ東京系列ほか | ||
放送期間 | Season 1 第1クール:2022年4月9日 - 6月25日 第2クール:2022年10月1日 - 12月24日 Season 2 2023年10月7日 - 12月23日 | ||
話数 | Season 1: 第1クール:全12話 第2クール:全13話 Season 2:全12話 | ||
ラジオ:SPY×FAMILY オペレーション〈ポッドキャスト〉[注釈 1] | |||
配信期間 | 2022年4月10日 - 2023年1月1日 2023年10月8日 - 2024年2月18日 | ||
配信サイト | Spotify | ||
配信日 | 日曜 12:00頃 配信 | ||
配信回数 | 全59回 | ||
配信形式 | ポッドキャスト | ||
パーソナリティ | 江口拓也 | ||
舞台:Musical SPY×FAMILY | |||
原作 | 遠藤達哉 | ||
脚本 | G2 | ||
演出 | G2 | ||
音楽 | かみむら周平 | ||
製作 | 東宝 | ||
上演劇場 | 2023年公演:帝国劇場ほか 2025年公演:日生劇場ほか | ||
上演期間 | 2023年公演:2023年3月8日 - 5月21日 2025年公演:2025年9月 - 12月 | ||
ゲーム:SPY×FAMILY OPERATION DIARY | |||
対応機種 | Nintendo Switch、PlayStation 4、 PlayStation 5 | ||
プレイ人数 | 1人 | ||
発売日 | Switch 2023年12月21日 PS4・PS5 2024年6月27日 | ||
レイティング | CERO:B(12才以上対象) | ||
映画:劇場版 SPY×FAMILY CODE: White | |||
原作 | 遠藤達哉 | ||
監督 | 片桐崇 | ||
脚本 | 大河内一楼 | ||
キャラクターデザイン | 嶋田和晃 | ||
メカニックデザイン | 高畠聡 | ||
音楽 | (K)NoW_NAME:Makoto Miyazaki | ||
制作 | WIT STUDIO、CloverWorks | ||
製作 | 「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会 | ||
配給 | 東宝 | ||
封切日 | 2023年12月22日 | ||
上映時間 | 109分 | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画・アニメ・ゲーム | ||
ポータル | 漫画・アニメ・ラジオ・ゲーム・舞台芸術 |
『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)は、遠藤達哉による日本の漫画。『少年ジャンプ+』(集英社、以下『J+』)にて、2019年3月25日より隔週月曜更新で連載中。
遠藤にとって3作目の連載作品。赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が「仮初の家族」を築き、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディ。
本作の連載開始と同日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)2019年17号には、本作の予告漫画が掲載された。1巻発売直後の32号、2巻発売後の47号にも読切の出張掲載が行われた。
閲覧数・コメント数・発行部数における最高記録を次々と更新するなど[1]、『少年ジャンプ+』史上初の大ヒット作となった[2]。
2022年にテレビアニメSeason 1が分割2クールで放送された[3]。2023年にはミュージカルの上演が行われたほか[4]、10月よりテレビアニメSeason 2が放送された[5]。さらに12月には劇場アニメ『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』が公開された[5]。また、テレビアニメSeason 3の制作が決定している[6]。
2023年に第52回日本漫画家協会賞コミック部門大賞を受賞した[7]。
テーマ・作風
基本は後述のフォージャー家の人間3人のうちいずれかの視点で話が進む。
遠藤が「正体を隠している」シチュエーションが好きであったため、本作はスパイが主人公となっている[1]。さらにその妻役には殺し屋が設定され、殺し屋夫婦を描いた映画『Mr.&Mrs. スミス』(2005年)のようなハリウッド映画的企画性が作品に付与されている[8]。加えて子ども役のアーニャが心が読めるエスパーとして、作品を崩さない絶妙なバランスで、作品を引き立てるアクセントとなっているとされる[8]。「鬱々とした」遠藤の連載デビュー作『TISTA』とは異なり[9]、本作は「愉快」かつ「心温まる」ストーリーで、赤の他人同士が互いに秘密を持ちつつ「本物の家族」になっていく過程が描かれる[10]。その一方で遠藤は先の展開はあまり想定せずに制作を行なっているとインタビューで語っている[1]。
映画的な雰囲気でありながら、近年の少年漫画でよく見られる主人公が常に心の声で語る小説的手法が用いられる。特に、主人公の周囲にいる人物に心情を切り替えていく技法に優れると評される[8]。
本作の主人公たちは旧来の家族像にとらわれず、伝統校の教師達は古い家族観の持ち主として対比される。本作では家族で入試に挑む姿が、現代の日本で求められる「癒し」「応援」「仲間」と重なり、それがヒットにつながったとする見方もある[8]。
「本誌には連載されないかもしれないが「ジャンプ」を冠する媒体/作品としてどこか納得感のある」内容であり、その点で『とんかつDJアゲ太郎』・『忘却バッテリー』などと並び、『少年ジャンプ+』らしさを体現した作品の一つとも評されている[11]。
制作背景
『月華美刃』(2010年 - 2012年)の連載終了後に、遠藤が描いた3作の読切の要素を組み合わせて制作された漫画である[12]。それまでの数年間、遠藤は連載企画を立てていなかったが、読切『I SPY』の好評を受けて、スパイをテーマにした作品の連載に取り掛かった。アイデア自体は打ち合わせ前日に作った粗いプロットをそのまま形にしたようなイメージだという[13]。遠藤は描線の多い緻密な絵も描けるが本作では読みづらさや分かりにくさを徹底的に減らそうと工夫して執筆しており、“分かりやすさ”を重視したシンプルな絵柄を心がけていると担当編集の林士平は語っている[14]。2010年代末の日本では、2019年本屋大賞『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ)や第71回カンヌ国際映画祭パルム・ドール『万引き家族』(2018年6月公開)など、血のつながらない家族を描くヒット作が増えていた。家族のつながりが希薄化し、「仲が良い家族への憧れ」を持つ人の増加が背景にあるとされる[15]。また『J+』は創刊以来オリジナル作品を重視しており、作家の発掘に力を入れてきた。特に2016年春には『終末のハーレム』・『ファイアパンチ』・『彼方のアストラ』などの連載が始まり、これ以降はオリジナル作品がヒットする流れが生まれた[16]。一方で筒井大志・藤本タツキら『J+』の実績者が『週刊少年ジャンプ』に移籍するようになったことで、いずれ有力連載がなくなるという見方もあった。このような中で本作の連載は開始された[17]。
本作の連載開始とほぼ同時期(2019年4月)、『J+』のリニューアルが行われた。これ以降オリジナル連載作品がアプリで1回限り全話無料で閲覧可能となり、新規読者を呼び込みやすくなった。また、閲覧数公開により多様な作品間の自由競争が促されて活況を生み出し、閲覧数上位作品のヒット感と話題性をもたらすことに成功した[18]。これによって、評判を聞いて本作を読み始めた人々がアプリに定着する相乗効果が生み出された[17]。
反響・評価
『J+』史上初めて1話でコメント数が2000を超え、5話公開までに総閲覧数が300万を突破した[19]。1・2話は配信時にTwitterでトレンド入りした[20]。「今年度(2019年度)人気No.1WEBコミック[21]」、「少年ジャンプ+人気No.1作品[22]」、「(『J+』の)看板作品[23]」として紹介されたこともある。
集英社の海外向けプラットフォーム「MANGA Plus」でも『SPY×FAMILY』が翻訳・公開されており、連載当初から各国で人気を博した。通常日本の漫画作品が国外でヒットするのはアニメ化によるところが大きいが、本作は単行本化前に評価される異例の事態となった[24]。
更新される隔週月曜0時付近は閲覧者が多いため、負荷を考慮して『J+』のサーバーが増強されている。読者層としては比較的女性が多く、連載が始まって以降、『J+』全体の女性読者数の割合を5%近く増やしたという[17]。
朝日新聞は、「一見話が破綻しそうな設定だが、ハードなアクションとギャグとサスペンスが絶妙にからみ合い、読者に疑問を抱く暇を与えずに、テンポよくドラマが展開する」「心にぐっと響くものもあるファミリードラマ」であると評している[25]。産経新聞は、「誰にでも人に言えない秘密はあるという命題を持ちつつ、「疑似家族」が「本物の家族」になる過程が描かれ、たとえつかの間であっても、読む人の心を温めてくれる作品」であると評した[26]。
『J+』編集長の細野修平は、総合力の高さと話を展開しやすい初期設定であることを評価し、「暗くなってもおかしくない背景を持った疑似家族」であるにもかかわらず、コメディで楽しませることで「明るいものが見たい」という時代の空気に応えていると分析している[17]。また、本作によって『J+』読者の規模が大きくなり、信頼感も増したことが、『怪獣8号』のヒットの早さに繋がったと語っている[2]。
2022年に放送されたテレビアニメの影響もあり、本漫画の認知度が急上昇し、同年を代表する社会現象であるとして、複数の流行系のランキングにノミネート・受賞を果たした(後述)[27]。また、日本赤十字社(献血)[28]やイオンモール[29]、デジタル庁(マイナンバーカード)[30][31]などといった、企業や省庁などとのコラボレーションも行われた。
2023年、第52回日本漫画家協会賞コミック部門大賞を受賞。受賞理由で「平和、平穏の守り方、作り方が楽しい一家のお話と共に子供さん達に、人々に、世界中に伝わってゆくようです。尊い燈火のような御作」と評された[7]。
2024年3月、文部科学省は2025年度から教育機関で使用される予定の教科書の検定結果を公表。この中で中学用英語の教科書にて本作品が採用されることが明らかになった[32]。
売上
1巻は発売から即重版がかかり[33]、22日目で発行部数30万部を突破した[34]。また、2019年7月〜9月発売の漫画作品第1巻としては同期間で最も売れた作品となった[35]。2020年12月28日には、コミックス第6巻が『J+』作品史上初めて初版100万部を記録し[36]、翌2021年6月4日には、コミックス第7巻の発売をもって電子版を含む累計発行部数が同じく『J+』作品史上初めて1000万部を突破した[37]。2023年12月時点(単行本12巻時点)で、シリーズ累計発行部数は3400万部を突破している[38][39]。
細野は本作について、ジャンプ史上『暗殺教室』に次ぐ勢いで売れており、以前からの目標である『J+』発の「単巻100万部の作品[40]」に近い作品として期待していると述べていた[17]。
主な受賞歴
受賞年 | 賞 | 部門 | 結果 | 備考・出典 |
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2019年 | 次にくるマンガ大賞2019 | Webマンガ部門 | 1位 | [41] |
コミックス第1巻ランキング | 2019年7月〜9月 | 1位 | 期間中に第1巻が発売された作品の売上を集計[35] | |
Apple Books Store「Best of Books 2019」 | ベスト少年マンガ | 受賞 | [42] | |
このマンガがすごい!2020 | オトコ編 | 1位 | [43] | |
2020年 | 全国書店員が選んだおすすめコミック2020 | 1位 | [44] | |
第4回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞 | 大賞 | 受賞 | [45] | |
2022年 | 2022年上半期インスタ流行語大賞 | 1位 | 「アーニャピーナッツが好き」が選ばれた[46]。 | |
JC・JK流行語大賞2022上半期 | モノ部門 | 1位 | [47] | |
Z世代トレンドランキング2022 | コト・モノ部門 | 1位 | [注釈 2][48] | |
流行語部門 | 1位 | 「アーニャピーナッツが好き」が選ばれた[48]。 | ||
SNS流行語大賞 2022 | 漫画・アニメ部門 | 1位 | [注釈 3][49] | |
BOOK☆WALKER 電子書籍ランキング2022 | 2022年台湾BOOK☆WALKER 電子書籍ランキング | 1位 | [50] | |
auブックパス 年間ランキング 2022 | 男性コミック | 1位 | [51] | |
honto 2022年間ランキング! | honto電子書籍ストア 年間総合トップ10 | 1位 | 単行本9巻がランクインした[52]。 | |
TikTok流行語大賞2022 | コトバ部門 | 1位 | 「アーニャピーナッツが好き」が選ばれた[53]。 | |
TSUTAYA年間ランキング2022 | コミックレンタル 総合ランキング | 1位 | [54] | |
漫画全巻ドットコム 年間ランキング2022 | 1位 | [55][56] | ||
ネット流行語100 2022 | pixiv賞 | 受賞 | [注釈 4][58] | |
SNS流行語ランキング年間大賞 2022 | 【アニメ・マンガ】部門 | 1位 | [59] | |
2023年 | 第52回日本漫画家協会賞 | コミック部門大賞 | 受賞 | [7] |
あらすじ
世界各国が水面下にて、熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。東西の間に鉄のカーテンが下りて十余年、隣り合う
西国から東国に送られた西国一の凄腕スパイ・
その矢先、2人はヨル・ブライアという女性と出会う。彼女は公務員をする傍らいばら姫のコードネームで密かに殺し屋をしていたが、東国では妙齢の女性が独身でいるのは不自然とされ通報されるリスクがあるため[注釈 5]、形式上の恋人を探していた。心を読む能力によってヨルが殺し屋であることを知ったアーニャは、好奇心からヨルが母親になってくれるよう仕向ける。恋人役を探していたヨルと、妻役を捜していたロイド、そして「わくわく」を求めるアーニャの利害が一致し、3人は互いの利益のために素性を隠しながら、即席家族としての生活をスタートさせる。
用語
地理
- 東人民共和国(東国、オスタニア OSTANIA)
- 本作の舞台となる架空の国。首都:バーリント。
- 通貨単位はダルク、通貨の補助単位はペント(後述)。政治的には複数政党制がとられ、「国家統一党」「国民党」などの政党が存在する。
- かつて戦争で深刻な被害を受けており、未だに復興途上にある。
西国 ()(WESTALIS)- 東国の西側にある架空の国。黄昏(ロイド)の祖国。
- 東国と同じくかつて戦争で深刻な被害を受けており、黄昏も戦災孤児である。東国とは互いに諜報員を放ち合っている。
- ルーウェン
- 西国東部に位置し、黄昏が幼少時代住んでいた場所。最初にこの場所に東国軍の爆撃が加えられ、東西戦争が勃発した。
東国関連
- イーデン校(イーデン・カレッジ)
- 東国バーリントにあるエリート校。
- 全校生徒約2500人。6〜19歳までの13学年制で、学年毎に8クラスに分けられる[注釈 6]。アーニャの同級生に当たる1年生は228名。学費は年間500から600万円程度で、寮費は別に必要(アーニャなどは自宅から通学しており全寮制ではない)。
- 敷地の大きさは「ちょっとした町レベル」で、小高い丘、川、湖、牧場、小さい古城などの施設が点在する。
- 学業・スポーツで優秀な成績を収めたり、社会奉仕活動で表彰されたりするなどで
星 ()と呼ばれる褒賞を貰える。星を8つ獲得すれば、皇帝の学徒 ()と呼ばれる特待生となり、親と共に懇親会に出席できる。 - 反対に定期考査で赤点を取ったり、暴力行為などの不品行をしたりすることで
雷 ()と呼ばれる罰点を受ける。雷が8つ溜まると即時退学となる。 - 親がイーデン校卒業生であるかどうかや、寮生と通学生の間で対立・不仲があり、イジメを生んでいると噂されている。
- 入学試験は筆記と面接だが、後者は両親が絶対参加であり、仮に筆記試験をパスしても片親家庭の場合は入試を辞退しなければならず、ロイド達がヨルと巡り会えた原因である[注釈 7]。
- 国家統一党
- デズモンド率いる東国の政党。対西国強硬派であり東西平和を脅かす存在。WISEの監視対象であり、デズモンドの動向を探るべく黄昏が東国に送り込まれた。かつては一強の与党であったが、現在では融和路線派の国民党の後塵を拝している。
- 国家保安局(STATE SECURITY SERVICE、SSS)
- 東国の防諜機関。いわゆる秘密警察。国内の治安維持を担い、スパイ狩りや市民の監視を任務とする組織。
- ユーリが所属しており、黄昏の行方を追っている。スパイの情報提供者(スティンカー)とみなした者には拷問を加えることも辞さない。
- スパイウォーズ(SPYWARS)
- アーニャが好きなスパイアニメ。書籍もある。主人公はボンドマンで、フォージャー家の飼い犬ボンドの名前の由来になった。
- プロジェクト〈アップル〉
- IQの高い動物を人為的に生み出す研究。
- 東国政府が軍事目的で行っていたが、研究途上で当時の政権が崩壊し、中途半端な成果に終わったとされる。
- 研究機関が解散した後、実験動物たちは裏社会に流され、テロなどに悪用されていた。一部の犬はWISEが引き取って調査したほか、被検体8号(ボンド)はフォージャー家が飼うこととなった。
- ガーデン
- 「いばら姫」ことヨルが所属する暗殺組織。依頼を受け、対象人物の殺害や、襲撃者の排除という形での護衛などを請け負う。ヨル以外にも複数の殺し屋を雇っており、フランキーいわく兵士1人で1個中隊を殲滅できる力を持つ。
- 依頼の際は花屋にまつわる隠語を用いて殺し屋へと連絡するのが特徴で、ボスを「店長」、標的を「お客様」、暗殺行為そのものを「接客」と呼ぶ独特の文化がある。
- 裏社会では名の知れた組織であるとされるが、情報屋のフランキーですらその実態を把握できておらず、黄昏も「半分都市伝説みたいなもの」と述べている。作中でも、上部組織や依頼主などの情報は描かれていない。ヨルはガーデンの依頼を「国のため」「罪のない人々のため」「生きる価値のない人でなしを始末するため」と信じ請け負っている。
西国関連
西国情報局対東課〈WISE〉 ()- 黄昏の所属する諜報機関。シンボルマークは眼を模しており「東国を見張っている」という意味がこめられている。
- オペレーション〈梟〉(オペレーション〈ストリクス〉)
- 黄昏に与えられた作戦。「デズモンドに接触するために、偽装家族を作って彼の次男ダミアンが通うイーデン校に養子を通わせる」ことが任務。「入試の達成」がフェイズ1、「懇親会への出席」がフェイズ2となっている。黄昏はアーニャの成績不良からフェイズ2であるプランA達成は困難とみなしており、独自にアーニャとダミアンを仲良くさせてデズモンド家に接触するプランBを同時進行する。
その他
- 戦争
- かつて東国・西国を巻き込んだ大規模な戦争。
- これにより西国に住んでいた黄昏は住む町を破壊され戦災孤児となる。東国でも大きな戦禍を残しており、未だ復興期にある。また、この戦争にかかわった多くの軍人らが精神を病んでいる。
- 現在ではかりそめの平和が保たれているものの、戦争を知らない世代が増えており、東側では対西国強硬派が台頭している描写がある。
- きめらちょうかん
- アーニャのぬいぐるみ。ライオンのような顔で2本の角とこうもりのような羽を生やした姿をしている。「ひみつそしき〈ぴーつー〉」のボスという設定。
- ぺんぎんマン
- 黄昏が水族館で手に入れたペンギンのぬいぐるみ。アーニャよりもかなり大きい。「ひみつそしき〈ぴーつー〉」の新人という設定。
- ボンドの嫉妬を買ったために破かれてしまうが、黄昏によって修復される。
- ダルク
- 作中で使用される通貨。通貨記号はD。1ダルクは約320円である[61]。補助通貨としてペント(P)も存在し、1ダルク=100ペントである[注釈 8]。
登場人物
声の項はアニメ化作品の担当声優。
フォージャー家
- “
黄昏 ()”/ロイド・フォージャー(Loid Forger) - 声 - 江口拓也[62]
- 本作の主人公[62]で、物語の核となる仮初めの『家族』を構成する、父親役を演じる男性。東国で諜報を行う、西国組織
WISE ()の敏腕スパイ。〈黄昏〉はコードネームであり、本名はスパイになった時に捨てた。カバー裏のプロフィールでは出身地・年齢などの個人情報は全て黒塗りにされており、後に彼の過去が描かれたシーンでも名前が塗り潰されている。幼少時代、遊び仲間からつけられたあだ名は〈参謀〉。元戦災孤児で、年齢を偽って軍役していたところをWISEにスカウトされ、「(幼いころの自分のような)子どもが泣かない世界」を作るためにスパイになった。 - 変装が得意で「百の顔を使い分ける」といわれている。オペレーション〈梟〉ではバーリント総合病院勤務の精神科医「ロイド・フォージャー」の偽装身分を用いる。
- 並外れた戦闘力・記憶力・情報処理能力を持ち、任務ごとに様々な顔・名前を使い分ける。普段はスパイとしての任務をまっとうするためにも冷徹であろうとしているが、本来は人間味溢れる性格で、作戦に巻き込んでしまったヨルとアーニャの日常生活にも気を配るなどふたりにも情が移っており、自分と対峙・戦闘の後に気を失ったユーリを殺す機会があったにも関わらず、ユーリが姉ヨルの名を呟いたために見逃すなど、時に甘さも見せる。一方で、スパイとして極端に合理主義的的な考えをした結果、一般的な理念からズレることがある。
- 任務のため正体を隠してアーニャやヨルと偽装家族になり、予想外の行動をとる彼女らに振り回されつつ任務をこなす。なお、ヨルには「死別した前妻(架空)のためにも、アーニャを名門イーデン校に入学させ良い人生を送らせようと」妻役を探していたと説明している。
- “被検体007”/アーニャ・フォージャー(Anya[注釈 9] Forger)
- 声 - 種﨑敦美[63]
- 物語の核となる仮初めの『家族』を構成する、子供役を演じる少女。本人はひた隠しにしているが、他人の心が読める超能力者。ロイドの推定では4,5歳だが、イーデン校の入学条件を満たすため、6歳と自称する[注釈 10]。イーデン校では1年3組セシル寮に所属する[注釈 11]。
- ある組織の実験で「被検体007」として生み出されたが、「お勉強」ばかりの生活に嫌気が差して逃亡。以後は自ら「アーニャ」と名乗り、能力を隠しながら施設や里親を転々とした。任務で養子を探しに孤児院を訪れた黄昏の素性に興味を抱き、彼の養女になる。ヨルを含め対外的にはロイドの実子(死去した前妻との子)という設定。
- テレパシー能力を持ち、他人の思考の映像や心の声を見聞きできる。動物に対しても有効で、ボンドの未来予知ビジョンを視ることができる。ただし、能力のオンオフは本人にもできず、絶え間なく他人の思考が流れ込むため、人ごみが苦手。また、新月の日には能力が使えなくなる。
- 周囲の子供より実年齢が低いため、勉強が苦手。言葉遣いもたどたどしく[注釈 12]、例えば、大丈夫です・頑張りますを「だいじょうぶます・がんばるます」、ありがとうございますを「あざざます」などと言う。独特の言い回しも多く、ロイドを「ちち」、ヨルを「はは」と呼び、帰宅した際には「きかんした」、肯定の返事をする際は「うぃ」、後述するようにヨルとメリンダが仲良くなり、自身が用済みになりかねない事態を「なかよしだいせんそう」という。字の読み書きすらおぼつかなかったが、定期試験では自力で赤点を回避する。
- 家族の秘密を能力を通して漠然と知り、家族生活を楽しむために知らないふりを通そうとしているものの、裏稼業に対する理解が甘いこともあり度々ボロを出しかける。また、彼女の些細な行動がトラブルの原因となることがある。一方で密かにロイドやヨルの裏稼業のフォローや手助けをすることもある。
- 好物はピーナッツで、スパイアニメ『SPY WARS』を毎週欠かさず視聴する。趣味はスパイごっこで、「ひみつそしき〈ぴーつー〉」を立ち上げ、ぬいぐるみを用いることもある。
- “いばら姫”/ヨル・フォージャー(Yor Forger)/ヨル・ブライア(Yor Briar)〈旧姓〉
- 声 - 早見沙織[63]
- 物語の核となる仮初めの『家族』を構成する、母親役を演じる女性。バーリント市役所の女性事務員で、裏の顔は凄腕の殺し屋。27歳。身内・年齢問わず、相手には基本的に敬語で話す[注釈 13]。好きなものはリンゴ、嫌いなものは虫。
- 幼少期に両親を亡くしたため、暗殺組織「ガーデン」に所属し、殺し屋の「いばら姫」として働きながら弟のユーリを養っていた。ガーデンの店長(ボス)から指示を受け、お客さま(対象者)を接客(殺害)する。幼少期から培った殺人術に長け、致死量のフグ毒を盛られても平気なほど猛毒にも耐性がある。細身でありながら凄まじい剛力を持ち、走行中の車を蹴り飛ばすなど、純粋な戦闘力・身体能力ではロイドをも凌ぐ。
- 暗殺ではなく単身で真正面から乗り込むため、「接客」終了時には周囲のSPもろとも皆殺しにすることが多い。接客時は武器である針(スティレット)をクナイのように駆使して戦う。
- 普段は温厚かつ天然な性格で、突飛な妄想に陥ることがある上、嘘が下手など心理的な駆け引きは苦手。かなり酒癖が悪く、少量の酒で前後不覚に陥る。
- 本人は無自覚だが整った容姿の美人。人間関係の問題や怪しまれることを回避するために、妻役を探していたロイド(黄昏)と偽装結婚しアーニャの継母となる。黄昏の工作で戸籍上は1年前にロイドと入籍したことにしている。ロイドを夫と、アーニャを娘として受け入れたのは利害の一致からだが、ふたりに対して純粋に好意を抱いている。ただロイドに対しては照れが非常に大きく、ロイドに迫られた(ように感じた)時にはアクロバティックに回避したり、ロイドを突き飛ばしたりしてしまう。このような態度をされているため、ロイドはヨルの好意に気づいておらず、ただ偽装家族を演じることに忠実なだけだと思っている。
- 接客(殺害)の後始末に慣れているため掃除は得意だが、それ以外の家事は苦手。特に料理は壊滅的で、手料理を食べた者は悶絶する。そのため、フォージャー家の食事は基本的にロイドが担当している。後にカミラに料理特訓を請い、昔ユーリとよく食べていた母親の自慢料理と同じ味のシチューは作れるようになり、ロイドとアーニャからも好評を得た。
- “プロジェクト〈アップル〉の被検体8号”/ボンド・フォージャー(Bond Forger)
- 声 - 松田健一郎[66]
- フォージャー家のペットである、未来予知能力を持つ雄犬。名前は『SPY WARS』の主人公・ボンドマン(声 - 中野泰佑)から取って、アーニャが命名した。
- アーニャを背に乗せたまま走行できるほどの大型犬で、プロジェクト〈アップル〉によって生み出され、長い間実験動物として扱われていた。犬種は不定だが、作者はグレート・ピレニーズを参考に描いているという。
- 排外主義学生グループの爆破テロに使われそうになったところをフォージャー家と出会い、アーニャと共にテロ阻止に陰ながら尽力する。事件後は他の実験体の犬たち共々WISEに引き取られそうになるが、アーニャの懇願でフォージャー家の一員となる。
- 見えた未来の光景は絶対不変ではなく、行動によってある程度干渉できる。ただし、犬であるため、内容への理解は浅く、見たものを他人に伝えることもできない。アーニャだけは読心で同じ光景を見ることができるが、彼女の知識の範疇での解釈に留まる。
イーデン校関係者
教師
- ヘンリー・ヘンダーソン(Henry Henderson)
- 声 - 山路和弘[67]
- 66歳の男性教師。セシル寮の
寮長 ()。担当教科は歴史学。 - エレガントであることを重視し、入試基準でもエレガントを求める。入試以来フォージャー家に一目置く。
- 生徒たちがバスジャックにあった際は率先して人質を代わるなど生徒思いであり、生徒からの信頼も厚い。
- アーニャ入学後はクラス担任を務める。作中では他教科の教師が休み、その代理を務めることが多い。
- ウォルター・エバンス
- 声 - 家中宏
- 59歳の男性教師。マルカム寮の寮長。担当教科は国語。
- 誠実な人柄で、アーニャからも「いい人」と言われる。
- マードック・スワン
- 声 - 浦山迅
- 47歳の男性教師。担当教科は経済学。
- イーデン校先代校長の一人息子。父親の威光を笠に着る悪漢で、性格の悪さから妻と娘に逃げられた。面接では嫌がらせのような質問で憂さ晴らしをする。
- フォージャー家の面接でも無神経な質問でアーニャを泣かせ、ロイドとヨルを激怒させイーデン校入学をこちらから願い下げと言われ退席される。それに対し「我が校への侮辱」と吐き捨てたが、ヘンリーに「我が校を侮辱したのはどちらだ」として顔面を殴られるが、その後も教師を続けている。
- ドナ・シュラーク
- 女性教師。風紀委員。
- わずかな風紀違反でも
雷 ()を与える、通称・トニトおばさん。アーニャに2個目の雷 ()を与えた。ラーデンという(恐らく)教師を従えており、彼からは「マダム」とよばれる。 - グリーン
- 声 - 白熊寛嗣
- 生活指導教師。校外行事では警護も担当する。
1年3組(セシル寮)
アーニャの所属クラス。担任はヘンダーソン。東国要人の子ども達が多く在籍する。
- ダミアン・デズモンド(Damian Desmond)
- 声 - 藤原夏海[68]
- 男子生徒。 国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの次男。アーニャからの呼び名は「じなん」。
- 忠実な取り巻きであるエミールとユーインをいつも引き連れて歩くガキ大将。
- 入学した日に生意気なアーニャをいじめの標的にしようとするが、その日のうちに殴り飛ばされ泣かされる。
- しかし、その後涙ながらに謝罪され本当は仲良くしたかったと告げられたことを、家庭内に居場所がなく歪みかけていた自分に初めて正面から向き合ってくれる女の子ができたと解釈し、強烈な恋心を抱くようになるが、プライドが許さず必死に否定し続けている。
- 入学当初こそ横柄な態度を取っていたが、元来の性格は父親に認めてもらえるよう研鑽を惜しまない努力家であり、後には公正で男気ある一面も見せている。
- 兄は特待生のデミトリアス(声 - 市川蒼)。マックスという名の犬を飼っている。
- ベッキー・ブラックベル(Becky Blackwell)
- 声 - 加藤英美里[68]
- 女子生徒。アーニャの友人。
- 気が強くワガママな性格のお嬢様だが、アーニャの面倒を見るなど根はいい子。当初はアーニャを扱き使おうと思っていたが、ダミアンと対立していた際に、アーニャがダミアンを殴った理由を「ダミアンがベッキーの足を踏んだから」と言ったのがきっかけで仲良くなる。アーニャもボンドを除き唯一、あだ名ではなく名前で呼ぶ人物である。
- 父親(声 - 左座翔丸)は大手軍事企業・ブラックベルのCEOで、デズモンド・グループともつながりがある。
- ビーゼルという名の犬を飼っている。アーニャと一緒に買ったおそろいの羊のキーホルダー(れでぃ・しーぷ)がお気に入り。
- 恋愛ドラマ「バーリント・ラブ」にハマっており、恋愛に興味津々である。アーニャとダミアンの仲にもどかしさを感じたり、ロイドに一目惚れして積極的にアタックしたりする。ロイドをめぐってヨルをライバル視していたが、ヨルの強さと優しさに惚れて弟子入りした。
- エミール・エルマン(Emile Elman)
- 声 - 佐藤はな[68]
- 男子生徒。ダミアンの取り巻きで友人。
- おかっぱ頭で丸顔、出っ歯なのが特徴的。将来の夢は決まってないがお菓子が好き。
- ユーイン・エッジバーグ(Ewen Egeburg)
- 声 - 岡村明香[68]
- 男子生徒。ダミアンの取り巻きで友人。
- 高く結い上げた髪と、面長の顔が特徴的。将来の夢は宇宙飛行士。
- ジョージ・グルーマン(George Glooman)
- 声 - 堀江瞬
- 男子生徒。アーニャのクラスメート。
- 思い込みや自虐が多い。父親が経営するグルーマン製薬がデズモンド・グループに買収される。その際、家を失い退学させられると誤解し、逆恨みで東雲を雇ってデズモンド兄弟の試験結果の改竄を試みる。その後、自分の境遇を盾に好き勝手するが、実は友好的買収であったため大恥をかく。
その他の生徒
- ビル・ワトキンス(Bill Watkins)
- 声 - 安元洋貴
- 1年4組(ウォルド寮)所属の男子生徒。6歳ながら体付きは大人そのもので、肝も据わっている。
- 人民軍司令部少佐の父を持ち、鍛えぬかれた身体と頭脳で園児の頃から数多くの球技でタイトルを総なめにした。魔弾のビルの異名を持つ。
生徒の親族
- ドノバン・デズモンド(Donovan Desmond)
- 声 - 土師孝也
- 国家統一党総裁で元首相で、ダミアンの父親。東西平和を脅かす危険人物。
- 東国の政財界に大きな影響力を持つ。用心深い性格で、めったに表舞台に姿を現さないが、息子が通うイーデン校の懇親会には出席する。
- デズモンド・グループなる企業組織も運営している。
- メリンダ・デズモンド
- ドノバンの妻で、ダミアンの母親。愛国婦人会に所属しており、後にヨルも同会に参加するようになる。
- ヨルとメリンダがデパートで偶然出会い、懇意になったことで、ロイドは「プランB・ナカヨシ作戦(アーニャとダミアン)」に対して「プランC・ママ友作戦(ヨルとメリンダ)」を考えるようになる[注釈 14]。
- マーサ・マリオット(Martha Marriott)
- 声 - 津田匠子
- ブラックベル家に仕える使用人である年配の女性。
- ベッキーの送迎などを担当する。身のこなしからロイドからは場数を踏んだ元・軍人であると推察されている。
バーリント市役所
- ドミニク(Dominic)
- 声 - 梶川翔平[69]
- バーリント市役所の男性職員。カミラと付き合っている。人当たりがよく、ヨルにキツく当たる女性陣の嫌がらせのフォローに回ることが多い。ユーリとも面識がある。
- カミラ[70](Camilla)
- 声 - 庄司宇芽香[69]
- 女性職員。ヨルの後輩でドミニクの恋人。ヨルには敵対的で頻繁に嫌味を言うが、料理が得意で、ヨルの料理特訓に付き合う面倒見のいい一面もある。
- ミリー・マイヤーズ[注釈 15](Millie)
- 声 - 石見舞菜香[69]
- 女性職員。ヨルの後輩。軽い性格で、しばしばヨルに対して無神経なことを言い、シャロンに窘められている。西国との戦争で父を亡くしている。
- シャロン(Sharon)
- 声 - 熊谷海麗[69]
- 女性職員。ヨルの後輩。ヘビースモーカー。イーデン校を受験する息子がいる。裏では他の2人同様にヨルを見下していたが、徐々に打ち解けてきている。普段は冷静沈着にふるまう。
- マシュー・マクマホン
- 声 - 堀内賢雄
- 第一局政策部で部長を務める男性。ヨルたちの上司。その正体は、“ガーデン”の一員。詳細は#“ガーデン”関係者を参照。
- エイマン
- 声 - 虎島貴明
- バーリント市役所・産業振興部。男性。
- ビーデス
- 声 - 左座翔丸
- バーリント市役所・産業振興部。男性。
グレッチャー組
- オルカ・グレッチャー
- 声 - 遠藤綾
- グレッチャー組の元ボスの娘。
- グレッチャー組(ファミリー)は東国裏社会の一大勢力であったが、内部抗争によって崩壊し、グレッチャー家で唯一生き残った。組を乗っ取った元部下のレオナルド・ハプーンがオルカの命も狙っていたため、生まれたばかりの息子グラム・グレッチャー(声 - 大井麻利衣)とともに第三国への亡命を図る。
- 組の先代のボスと交流のあったガーデンが亡命を手助けし、ヨルがオルカの護衛についた。なお、亡命の際にはシャティ・グレイという偽名を使っており、顔も整形している。
- ゼブ
- 声 - 寺島惇太
- グレッチャー組の組員。
- オルカに好意を寄せており、オルカとともに第三国へ亡命する。亡命した際の偽名はファーシル・グレイで、アルハウス百貨店の店舗開発部を装う。
その他の東国国民
- フランキー・フランクリン(Franky Franklin)
- 声 - 吉野裕行[67]
- ロイドの友人である情報屋。表向きの顔はバーリントの小さなタバコ屋である。
- WISEのメンバー以外でロイドが自らの正体を明かしている唯一の人物[注釈 16]で、非合法な情報収集や書類の偽造でロイドをサポートし、彼の任務に直接参加することもある。また、怪しげな道具を作り出す発明家でもある。元脱走兵であり、“黄昏”とは戦地で敵として出会う。
- 独身で彼女を欲しがっているがどうしても交際に漕ぎ着けることができず、偽装とはいえ家族がいる“黄昏”を羨む。
- “黄昏”とヨルのデートなどの際はアーニャの子守、家族旅行の際はボンドの世話を任されるなど、文句を言いつつもなんだかんだ面倒見は良く信頼されている。
- 髪型がアフロで、アーニャからは「もじゃもじゃ」とあだ名をつけられている。
- ユーリ・ブライア(Yuri Briar)
- 声 - 小野賢章[69]、熊谷海麗(幼少期)
- ヨルの弟。国家保安局少尉。表の顔は外務省所属の外交官。20歳。アーニャからは「おじ」と呼ばれる。
- 唯一の肉親であるヨルの援助でエリートコースを進む。外務省に就職したが、1年ほど前に国家保安局へ異動。東国に潜む黄昏(ロイド)などを追う防諜の任務に就いている。
- 普段は真面目な好青年だが、極度のシスコンで、絶対視する姉のこととなると理性を失い、どんなに御粗末な言い訳も彼女の言うことならばと信じてしまう。また、ヨルと上司以外には横柄な態度を取ることが多い。姉と同じく酒癖が悪い。また、姉と同じくトラックにはねられても死なない程の強靭な体躯を持つ。
- 最愛の姉と知らぬ間に結婚していたロイドを警戒するが、フォージャー家の裏の顔は全く知らない。ロイドやアーニャを忌避しふたりを邪魔に思うものの、ロイドやアーニャの身に何かあったらヨルが悲しむという二律背反に悩んでいる[注釈 17]。
- 自身も裏の顔をヨルにすら隠しているが、新米保安局員と熟練スパイの力量差が出てしまいロイドには初対面で看破されている。一方で、ロイドの腕の動きの違和感(戦闘の際に受けた銃創によるもの)は見逃さない観察力を持つ。
- エドガー
- 声 - 斧アツシ
- 対西強硬派。宥和派の外務大臣を失脚させるため、カツラを着けている事実を暴露しようとするが、“黄昏”に妨害され、失敗する。
- なんらかの諜報機関に所属しているが、詳細は不明。カレン(声 - 大井麻利衣)という娘がいる。
- 服屋の女主人
- 声 - 竹内恵美子
- イーデン校の制服を扱う服屋の中年の女主人。未婚。政治活動中に逮捕された過去がある。
- “黄昏”とヨルは彼女の店で出会う。
- キース・ケプラー
- 声 - 高橋広樹[71]
- バーリントン大学の男子学生。排外主義学生グループのリーダー。
- 東西和平崩壊を目論み、爆破テロを引き起こしてブランツの殺害を図るが、フォージャー家やWISEの介入で失敗し、拘束される。
- “
東雲 ()” - 声 - 中村悠一[72]
- ジョージがデズモンド兄弟の試験結果改竄のために雇った自称スパイ。暗号名は凄腕スパイとしてその筋に知られている“黄昏”に対抗して自分で命名した。
- しかし、実際は「自信過剰な目立ちたがり屋」というスパイにあるまじき性格。技能もお粗末で、改竄任務も一部始終を傍観していた黄昏が後で修正したため、失敗し解雇される。
- ジェラルド・ゴーリー
- バーリント総合病院の診療部部長。
- 精神科医としてのロイドの上司だが、嫉妬心が強く、ロイドに様々な嫌がらせを行う。挙句には「オレが目をつけていたフィオナちゃん」と話すロイドを見て、偽の書類を仕込み、保安局にスパイであると密告する。
- ウィンストン・ウィーラー
- 西国情報局連絡課に所属する東国の潜入工作員。
- 西国の機密情報を流した張本人で、スパイ狩りもこの男が関与しているとされている。
- オーセン夫妻
- フォージャー家の隣に引っ越して来た老夫婦。夫のジームクントは戦後コヴェニア地方で神経学や文化人類学などを大学で教えていた高名な学者。定年退職により息子夫婦のいるバーリントに移り住んだ。アーニャの期末テスト対策として古語を教えている。
- クロエ
- SSSのユーリの部下で大学の先輩。
西国政府関係者
- 局長
- 声 - 大塚明夫
- WISEの局長。物語の序盤で“黄昏”にオペレーション〈梟〉の任務を与える。
- “
鋼鉄の淑女 ()”/シルヴィア・シャーウッド(Sylvia Sherwood) - 声 - 甲斐田裕子[67]
- WISEの女性
管理官 ()で、“黄昏”の上司。表向きの身分は在東国西国大使館の外交官。 - かつてアーニャと同年代の娘がいたらしく、彼女には甘い。戦争を激しく憎悪しており、「些細な情報一つにも人の命がかかっている」という信条から主観的な物言いを嫌う。
- ブランツ
- 西国外務大臣。東国との融和政策に取り組む。
- “
夜帷 ()”/フィオナ・フロスト(Fiona Frost) - 声 - 佐倉綾音[73]
- WISEの女性諜報員。表向きの身分はバーリント総合病院の事務員。クールかつ従順な性格。
- かつて“黄昏”から直接指導を受けていた後輩スパイで、彼の教えを忠実に守り一切の感情を表に出さず淡々と任務をこなす。
- しかし、内心では“黄昏”に熱烈な恋心を抱いており、隙あらばヨルを追い出してフォージャー家の妻の座を奪おうと目論んでいる。
- 同僚
- 声- 後藤ヒロキ
- 老紳士風の容貌をしているWISE機関員。戦闘能力は高くないが黄昏の同僚として共に任務を遂行している。キース・ケプラーとはカーチェイス・銃撃戦を繰り広げた。
“ガーデン”関係者
- 店長
- 声 - 諏訪部順一[74]
- “ガーデン”の長。
- マシュー・マクマホン
- 声 - 堀内賢雄
- 市役所部長で“ガーデン”の一員。色黒である。ヨルの表裏両方での上司で彼女の任務をサポートする。自身も高い戦闘能力の持ち主。
その他
- 〈大将〉、〈少佐〉、〈伍長〉
- ロイド(〈参謀〉)の幼少時代の遊び仲間。いずれもあだ名であり、本名は不明。ロイドが発見した西国陸軍がかつて使用していた倉庫でロイドとともに「兵隊ごっこ」をして遊んでいた。ある日、東西の間で戦争が勃発し、ロイドとは離れ離れになり、西国軍に入隊する。数年後同じく西国軍に入隊していたロイドと再会するが、その直後3人は「ロベルツ攻略戦」[注釈 18]に動員され、戦死した。
書誌情報
漫画
単行本の表紙でキャラクターが座っているのはただの瓦礫である10巻を除いて有名デザイナーによる実在の椅子である[75]。
- 遠藤達哉 『SPY×FAMILY』 集英社〈ジャンプコミックス+〉、既刊14巻(2024年9月4日現在)
- 2019年7月4日発売[76]、ISBN 978-4-08-882011-8
- 2019年10月4日発売[77]、ISBN 978-4-08-882120-7
- 2020年1月4日発売[78]、ISBN 978-4-08-882183-2
- 2020年5月13日発売[79]、ISBN 978-4-08-882229-7
- 2020年9月4日発売[80]、ISBN 978-4-08-882463-5
- 2020年12月28日発売[81]、ISBN 978-4-08-882545-8
- 2021年6月4日発売[82]、ISBN 978-4-08-882669-1
- 2021年11月4日発売[83]、ISBN 978-4-08-882843-5
- 『遠藤達哉描き下ろし特製ラバーストラップ(4種)付き同梱版』 同日発売[84]、ISBN 978-4-08-908415-1
- 2022年4月4日発売[85]、ISBN 978-4-08-908415-1
- 2022年10月4日発売[86]、ISBN 978-4-08-883127-5
- 2023年4月4日発売[87]、ISBN 978-4-08-883313-2
- 2023年10月4日発売[88]、ISBN 978-4-08-883675-1
- 2024年3月4日発売[89]、ISBN 978-4-08-883839-7
- 『遠藤達哉描き下ろし着せ替えシール&アクリルスタンドセット付き同梱版』 同日発売[90]、ISBN 978-4-08-908457-1
- 2024年9月4日発売[91]、ISBN 978-4-08-884154-0
- 遠藤達哉『SPY×FAMILY 1〜3巻セット』、2022年3月3日発売[92]、ISBN 978-4-08-883029-2
小説
- 遠藤達哉(原作)、矢島綾(小説) 『SPY×FAMILY 家族の肖像』 集英社〈JUMP jBOOKS〉、2021年7月2日発売[93]、ISBN 978-4-08-703512-4
- 遠藤達哉(原作)、ワダヒトミ(小説) 『SPY×FAMILY まんがノベライズ』集英社〈集英社みらい文庫〉、既刊3巻(2023年12月3日現在)
- 「かりそめの家族」2023年5月26日発売[94]、ISBN 978-4-08-321785-2
- 「入学! 名門校イーデン」2023年8月4日発売[95]、ISBN 978-4-08-321805-7
- 「ふしぎな犬と爆弾事件」2023年11月24日発売[96]、ISBN 978-4-08-321818-7
ファンブック
- 遠藤達哉 『SPY×FAMILY 公式ファンブック EYES ONLY』 集英社〈ジャンプコミックス〉、2022年5月2日発売[97]、ISBN 978-4-08-883118-3
前身『I SPY』
遠藤達哉による日本の読切漫画作品。『SPY×FAMILY』のプロトタイプ。スパイの男性と女子高生を描いたラブコメディ。『ジャンプSQ.』(集英社)2018年3月号掲載。
「顔のない幽霊(ファントム)」と称される防衛省お抱えの男性スパイ・A4は、様々な顔を使い分けて日本を守るための諜報活動をしていた。しかし、常人離れした女子高生・甲斐まみるはA4に好意を寄せ、A4は彼女を敵と勘違いする[98]。
アニメ
テレビアニメ
この節には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
2021年11月にテレビアニメ化が発表された[62]。アニメーション制作はWIT STUDIOとCloverWorksが共同で担当する[62]。
放送はテレビ東京系列全6局で行われ、系列外の放送局でも放送された。ナレーションはボンド・フォージャー役の松田健一郎[66][99]。
Season 1は分割2クールで放送が行われた。第1クールは2022年4月から6月まで放送され[3]、第2クールは同年10月から12月まで放送された[100]。Season 2は2023年10月から12月まで放送された[101][102]。さらにSeason 3の制作が決定している[6]。
製作(テレビアニメ)
企画は東宝がWIT STUDIOに企画コンペを相談したことがはじまりとなる。その当時、中武哲也がWIT STUDIO主催のイベント「アニスタ」でCloverWorksの福島祐一と共演した際に「一緒に作品を作りたい」という話をしていたため、「スタジオ同士で中長期的なプロジェクトをやってみたい」「本作のポテンシャルを考えても2社体制が良い」という理由から2社共同の制作体制で企画が進んだ[103]。
2社共同制作体制は、話数の多い長期シリーズにおいてスタッフへの負担を通常のアニメ制作より分散・削減できるほか、地力のあるスタジオ同士が組むことで2クール以上の作品になった場合でも安定した映像を提供できるメリットがある。
制作には原作の担当編集である集英社の林士平も参加している。監督には「両スタジオがスケジュール管理の点で連携を保てる適切なスピードで絵コンテを描き続けられる実力があるスタッフ」として古橋一浩が起用された。キャラクターデザイン・総作画監督はCloverWorks側から原作者の遠藤に数人のスタッフのデザインを提案したうえで、同社が制作した『約束のネバーランド』のキャラクターデザイン・総作画監督を務めた嶋田和晃を遠藤が指名した[103]。
制作の分担として、Season 1では奇数話数をWIT STUDIO、偶数話数をCloverWorksに分けて制作され[注釈 19]、担当話数では作画や仕上げのほか、背景美術も両スタジオの社内美術部門がそれぞれの回で担当する体制となっている。撮影工程はCloverWorksとMADBOX(マッドハウスの子会社)が、3DCGに関してはMADBOXが担当している。また、WIT STUDIO所属の河口友美、CloverWorks所属の山崎莉乃と加藤穂乃伽が各話脚本で参加している[103]。
一方、Season 2は主にCloverWorksが中心となって制作されており、CGもMADBOXに代わってBoundary[注釈 20]が担当している。また、脚本についても新たに大河内一楼が起用され、シリーズ構成もそれまで監督と兼任していた古橋に代わって担当することになった。
作風(テレビアニメ)
- 演出
- Season 1の第1話から第3話ではテレビアニメ化に際して独自の描写はあるものの、ほぼ原作に準拠した内容である[104]。
- 音楽
- 音楽は『ドロヘドロ』などを手掛けてきたユニット・(K)NoW_NAMEが担当しており、アクションなどの見せ場となる場面ではジャズ調の音楽が使用されている[104]。
- ライターの腹巻猫は「WEBアニメスタイル」に寄せたコラムの中でSeason 1の劇伴について、007シリーズというよりはむしろ『電撃フリントGO!GO作戦』や『オースティン・パワーズ』といったコメディ系の作品に近いと述べており、シリアスな物語ではないため軽快な音楽の方が向いていると分析している[105]。一方で、腹巻猫は物語のターニングポイントとなる場面ではフィルムスコアリング[注釈 21]で制作しているのではないかとも推測しており、スパイ映画風の音楽というよりは心情を描いた音楽の方が重要ではないかとも分析している[105]。
- 演技・キャスティング
- ロイド役の江口拓也は、もともと原作を読んだこともあり、原作ファンの盛り上がりも認識していた[106]。また、オーディションに通った後の周囲の反応から作品の大きさや期待度を感じていたとアニメハックとのインタビューの中で述べている[106]。
反響・評価(テレビアニメ)
ニュースサイト「MANTAN WEB」によると、Season1の初回放送の時点から期待以上の完成度や原作の再現度の高さに大きな反響が寄せられたという[104]。
受賞年 | 賞 | 部門 | 対象 | 結果 |
---|---|---|---|---|
2022年 | ガジェット通信 アニメ流行語大賞2022上半期[107] |
— | 「アーニャ、しってる」 | 銅 |
ガジェット通信 アニメ流行語大賞2022[108] | 銀 | |||
Yahoo!検索大賞2022[109][110] | 作品カテゴリー アニメ部門[注釈 22] | (Season 1) | 1位 | |
2023年 | クランチロール・アニメアワード2023[112][113] | アニメ・オブ・ザ・イヤー (最優秀作品賞) |
(Season 1・第1クール) | ノミネート |
最優秀キャラクターデザイン賞 | 嶋田和晃 | ノミネート | ||
最優秀アニメーション賞 | (Season 1・第1クール) | ノミネート | ||
最優秀新シリーズ賞 | 受賞 | |||
最優秀オープニング賞 | Official髭男dism「ミックスナッツ」 | ノミネート | ||
最優秀エンディング賞 | 星野源「喜劇」 | 受賞 | ||
最優秀作曲賞 | (K)NoW_NAME | ノミネート | ||
最優秀監督賞 | 古橋一浩 | ノミネート | ||
最優秀主演キャラクター賞 | ロイド・フォージャー | ノミネート | ||
最優秀助演キャラクター賞 | アーニャ・フォージャー | 受賞 | ||
ヨル・フォージャー | ノミネート | |||
「何があっても守りたい」 キャラクター賞 |
アーニャ・フォージャー | 受賞 | ||
最優秀アクション作品賞 | (Season 1・第1クール) | ノミネート | ||
最優秀コメディー作品 | 受賞 | |||
最優秀声優賞(日本語) | 種﨑敦美(アーニャ・フォージャー 役) | ノミネート | ||
最優秀アニソン賞 | 星野源「喜劇」 | ノミネート | ||
第9回 Anime Trending Awards[114] | Anime of the Year | (Season 1) | 9位 | |
Boy of the Year | ロイド・フォージャー | 2位 | ||
Girl of the Year | アーニャ・フォージャー | 4位 | ||
ヨル・フォージャー | 5位 | |||
Couple or Ship of the Year | ロイド・フォージャー & ヨル・フォージャー |
3位 | ||
Supporting Boy of the Year | ダミアン・デズモンド | 5位 | ||
Best in Adapted Screenplay | 古橋一浩 | 4位 | ||
Best in Animation | 浅野恭司、嶋田和晃 | 5位 | ||
Best in Episode Directing and Storyboard | MISSION:5「合否の行方」 (高橋謙仁、笹木信作) |
7位 | ||
Best in Soundtrack | (K)NoW_NAME: Makoto Miyazaki & Shuhei Mutsuki |
4位 | ||
Best in Voice Cast | (江口拓也、早見沙織、種﨑敦美) | 5位 | ||
Opening Theme Song of the Year | Official髭男dism「ミックスナッツ」 | 10位 | ||
Ending Theme Song of the Year | 星野源「喜劇」 | 2位 | ||
Comedy Anime of the Year | (Season 1) | 3位 | ||
Slice of Life Anime of the Year | 2位 | |||
Best Voice Acting Performance - Male | 江口拓也(ロイド・フォージャー 役) | 2位 | ||
Best Voice Acting Performance - Female | 種﨑敦美(アーニャ・フォージャー 役) | 1位 | ||
東京アニメアワードフェスティバル2023[115] | アニメ オブ ザ イヤー部門 作品賞 (TVシリーズ部門) |
(Season 1) | 受賞 | |
日本キャラクター大賞2023[116] | キャラクター・ライセンス賞 | 「TVアニメ『SPY×FAMILY』」 | 受賞 | |
2024年 | クランチロール・アニメアワード2024[117][118] | 最優秀継続シリーズ賞 | (Season 1・第2クール) | ノミネート |
最優秀コメディ作品賞 | 受賞 | |||
「何があっても守りたい」 キャラクター賞 |
アーニャ・フォージャー | 受賞 | ||
最優秀エンディング賞 | yama「色彩」 | ノミネート | ||
最優秀声優賞(日本語) | 種﨑敦美(アーニャ・フォージャー 役) | ノミネート | ||
第10回 Anime Trending Awards[119] | Anime of the Year | (Season 2) | 12位 | |
Boy of the Year | ロイド・フォージャー | 8位 | ||
Girl of the Year | ヨル・フォージャー | 5位 | ||
アーニャ・フォージャー | 11位 | |||
Couple or Ship of the Year | ロイド・フォージャー & ヨル・フォージャー |
4位 | ||
Supporting Boy of the Year | ダミアン・デズモンド | 8位 | ||
フランキー・フランクリン | 9位 | |||
Supporting Girl of the Year | ベッキー・ブラックベル | 12位 | ||
Best in Adapted Screenplay | 大河内一楼 | 6位 | ||
Best in Animation | 嶋田和晃 | 6位 | ||
Best in Soundtrack | (K)NoW_NAME: Makoto Miyazaki & Shuhei Mutsuki |
4位 | ||
Best in Voice Cast | (江口拓也、早見沙織、種﨑敦美) | 6位 | ||
Opening Theme Song of the Year | Ado「クラクラ」 | 8位 | ||
Ending Theme Song of the Year | Vaundy「トドメの一撃 feat. Cory Wong」 | 5位 | ||
Action or Adventure Anime of the Year | (Season 2) | 8位 | ||
Comedy Anime of the Year | 4位 | |||
Slice of Life Anime of the Year | 1位 | |||
Best Voice Acting Performance by a Female | 早見沙織(ヨル・フォージャー 役) | 3位 |
スタッフ(テレビアニメ)
Season 1 | Season 2[99] | ||
---|---|---|---|
第1クール[3][62] | 第2クール[100] | ||
原作 | 遠藤達哉 | ||
監督 | 古橋一浩 | ||
— | 原田孝宏 | ||
助監督 | 片桐崇、高橋謙仁、原田孝宏 | — | |
シリーズ構成 | 古橋一浩 | 大河内一楼 | |
副シリーズ構成 | — | 谷村大四郎、久尾歩 | |
キャラクターデザイン | 嶋田和晃 | ||
プロップデザイン | 反田誠二、手島舞、松尾優 | 小光、江崎好絵、 高畑匠子、ヒラタリョウ、 近藤綾[注釈 23] | |
美術デザイン (Season 1) 美術設定 (Season 2) |
谷内優穂、杉本智美、 金平和茂 |
塩澤良憲、 スタジオイースター | |
美術監督 | 永井一男、薄井久代 | 臼井みなみ | |
色彩設計 | 橋本賢 | 原恭子 | |
— | 田中花奈実 | ||
撮影監督 | 伏原あかね | 佐久間悠也 | |
3DCG監督 | 今垣佳奈 | 宮地克明 | |
編集 | 齋藤朱里 | ||
— | 三嶋編集室 | — | |
音響監督 | はたしょう二 | ||
音楽プロデュース | (K)NoW_NAME | ||
音楽プロデューサー | 小林健樹 | ||
音楽 | (K)NoW_NAME:Makoto Miyazaki & Shuhei Mutsuki | ||
チーフプロデューサー | 高橋敦司、林辰朗 | ||
山中一孝 | 武井克弘 | ||
プロデューサー | 齋藤雅哉、山内未來、中武哲也、福島祐一、山守貴子 | ||
村上真麻 | 村上真麻、津村美玲、 斉藤壮一郎 |
津村美玲、斉藤壮一郎 | |
アニメーション プロデューサー |
林加都恵、山中一樹、伊藤泰斗 | ||
制作 | WIT STUDIO×CloverWorks | ||
製作 | 『SPY×FAMILY』製作委員会 |
主題歌(テレビアニメ)
使用話 | 曲名 | 歌手 アーティスト |
作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
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オープニングテーマ | ||||||
第2話 - 第12話 | ミックスナッツ[120] | Official髭男dism | 藤原聡 | Official髭男dism | 第1話では使用されていない。 | |
第13話 - 第25話 | SOUVENIR[121] | BUMP OF CHICKEN | 藤原基央 |
|
||
第26話 - 第37話 | クラクラ[122][123] | Ado | meiyo | 菅野よう子 × SEATBELTS | 演奏:菅野よう子 × SEATBELTS 第27話では使用されていない。 | |
エンディングテーマ | ||||||
第1話 - 第12話 | 喜劇[120] | 星野源 | 第1話は本編のBGMとして使用された[124]。第2話では使用されておらず、エンディングアニメーションとともに用いられるのは第3話以降である[124]。 | |||
第13話 - 第25話 | 色彩[125] | yama | くじら | |||
第26話 - 第37話 | トドメの一撃 feat. Cory Wong[122][126] |
Vaundy |
使用話 | 曲名 | 歌手 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
第5話 | TBD[68] | (K)NoW_NAME:Ayaka Tachibana | (K)NoW_NAME:AIJ | (K)NoW_NAME:Makoto Miyazaki | ||
第19話 | Breeze | (K)NoW_NAME:NIKIIE | Bパート「母、風になる」で使用された。 | |||
第24話 | 子守唄 | ヨル・フォージャー(CV. 早見沙織) | 遠藤達哉 | Aパート「母役と妻役」で使用された。 | ||
GOOD DAY | (K)NoW_NAME:NIKIIE | (K)NoW_NAME:NIKIIE | (K)NoW_NAME:Shuhei Mutsuki | Bパート「ともだちとかいもの」で使用された。 | ||
第27話 | Little steps[127] | Bパート「ダミアンの野外学習」で使用された。 | ||||
第33話 | Garden | (K)NoW_NAME:Makoto Miyazaki | ノンクレジット。 Aパート「船上の | |||
第34話 | Until the End | (K)NoW_NAME:Ayaka Tachibana | ||||
第35話 | uneven fruit | (K)NoW_NAME:NIKIIE | (K)NoW_NAME:Shuhei Mutsuki | Aパート「リゾートを満喫せよ」で使用された。 |
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 | |||||||||||||||||
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Season 1[3][100][128] | ||||||||||||||||||||||||
MISSION:1 | オペレーション〈 | 河口友美 | 古橋一浩 | 古橋一浩 |
| 嶋田和晃 | 2022年 4月9日 |
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MISSION:2 | 妻役を確保せよ | 山崎莉乃 | 原田孝宏 |
| 4月16日 | |||||||||||||||||||
MISSION:3 | 受験対策をせよ | 谷村大四郎 | 片桐崇 |
| 浅野恭司 | 4月23日 | ||||||||||||||||||
MISSION:4 | 名門校面接試験 | 山崎莉乃 | 長井龍雪 | 松井健人 |
| 嶋田和晃 | 4月30日 | |||||||||||||||||
MISSION:5 | 合否の行方 | 河口友美 | 笹木信作 | 高橋謙仁 |
| 浅野恭司 | 5月7日 | |||||||||||||||||
MISSION:6 | ナカヨシ作戦 | 谷村大四郎 | 山本陽介 |
| 髙田晃 | 5月14日 | ||||||||||||||||||
MISSION:7 | 河口友美 | 古橋一浩 | 堀口和樹 |
| 浅野恭司 | 5月21日 | ||||||||||||||||||
MISSION:8 | 対秘密警察偽装作戦 | 山崎莉乃 | 今井友紀子 |
| 嶋田和晃 | 5月28日 | ||||||||||||||||||
MISSION:9 | ラブラブを見せつけよ | 加藤穂乃伽 | 片桐崇 |
| 浅野恭司 | 6月4日 | ||||||||||||||||||
MISSION:10 | ドッジボール大作戦 | 谷村大四郎 | 高橋謙仁 |
| 6月11日 | |||||||||||||||||||
MISSION:11 | 〈 | 山崎莉乃 | 赤井俊文 |
| 髙田晃 | 6月18日 | ||||||||||||||||||
MISSION:12 | ペンギンパーク | 谷村大四郎 |
| 北川朋哉 | 原科大樹 | 嶋田和晃 | 6月25日 | |||||||||||||||||
MISSION:13 | プロジェクト〈アップル〉 | 加藤穂乃伽 | 久保雄介 |
| 浅野恭司 | 10月1日 | ||||||||||||||||||
MISSION:14 | 時限爆弾を解除せよ | 河口友美 | 三浦貴博 | 原田孝宏 | 河合拓也 | 嶋田和晃 | 10月8日 | |||||||||||||||||
MISSION:15 | 新しい家族 | 谷村大四郎 |
| 高橋謙仁 |
| 浅野恭司 | 10月15日 | |||||||||||||||||
MISSION:16 | ヨル's キッチン 情報屋の恋愛大作戦 | 加藤穂乃伽 | 都築遥 |
| 嶋田和晃 | 10月22日 | ||||||||||||||||||
MISSION:17 | ぐりほんさくせんを決行せよ 〈 オムライス♡ | 笹木信作 | 本間修 |
| 浅野恭司 | 10月29日 | ||||||||||||||||||
MISSION:18 | 家庭教師の叔父 〈 | 谷村大四郎 | 児玉亮 |
| 嶋田和晃 | 11月5日 | ||||||||||||||||||
MISSION:19 | デズモンドへの復讐計画 母、風になる | 山崎莉乃 久尾歩 | 原英和 |
| 浅野恭司 | 11月12日 | ||||||||||||||||||
MISSION:20 | 総合病院を調査せよ 難解な暗号を解読せよ | 山崎莉乃 久尾歩 | 今井友紀子 |
| 嶋田和晃 | 11月19日 | ||||||||||||||||||
MISSION:21 | 〈 はじめての嫉妬 | 河口友美 谷村大四郎 | 大峰輝之 | 田中紀衣 | 浅野恭司 | 11月26日 | ||||||||||||||||||
MISSION:22 | 地下テニス大会 キャンベルドン | 加藤穂乃伽 | 三浦貴博 | 原田孝宏 |
| 嶋田和晃 | 12月3日 | |||||||||||||||||
MISSION:23 | 揺るがぬ軌道 | 河口友美 | 本橋茉里 |
|
| 浅野恭司 | 12月10日 | |||||||||||||||||
MISSION:24 | 母役と妻役 ともだちとかいもの | 加藤穂乃伽 | 黒木美幸 |
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| 嶋田和晃 | 12月17日 | |||||||||||||||||
MISSION:25 | 谷村大四郎 | 古橋一浩 |
|
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| 12月24日 | ||||||||||||||||||
Season 2[128] | ||||||||||||||||||||||||
MISSION:26 | ちちとははをびこうせよ | 久尾歩 | 古橋一浩 |
|
| 嶋田和晃 | 2023年 10月7日 |
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MISSION:27 | ボンドの生存戦略 ダミアンの野外学習 | 谷村大四郎 大河内一楼 | 黒木美幸 | 浦未希子[129] | 10月14日 | |||||||||||||||||||
MISSION:28 | 任務と家族 華麗なるボンドマン OMAKE1「子ども心I」 OMAKE2「子ども心II」 OMAKE3「目覚まし」 |
| 境隼人 | 松林志穂美 | 10月21日 | |||||||||||||||||||
MISSION:29 | 知恵の甘味 情報屋の恋愛大作戦II | 谷村大四郎 久尾歩 | 渕上真 | 細川慶胤 |
| 10月28日 | ||||||||||||||||||
MISSION:30 | 越境作戦 | 谷村大四郎 | 都築遥 | 河合拓也 | 11月4日 | |||||||||||||||||||
MISSION:31 | 戦慄の豪華客船 | 頂真司 | 飛田剛 |
| 11月11日 | |||||||||||||||||||
MISSION:32 | 誰がための任務 | 黒沢守 | 小野勝吾 |
| 11月18日 | |||||||||||||||||||
MISSION:33 | 船上の 姉のハーブティー | 林勇雄 |
|
| 11月25日 | |||||||||||||||||||
MISSION:34 | 未来を繫ぐ手 |
|
|
| 12月2日 | |||||||||||||||||||
MISSION:35 | リゾートを満喫せよ 休暇自慢 | 山崎莉乃 | 境隼人 | 松林志穂美 | 12月9日 | |||||||||||||||||||
MISSION:36 | バーリント・ラブ 〈 | 加藤穂乃伽 |
| 山本陽介 |
| 12月16日 | ||||||||||||||||||
MISSION:37 | 家族の一員 | 久尾歩 | 今井友紀子 |
| 12月23日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域[131] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2022年4月9日 - 6月25日 | 土曜 23:00 - 23:30 | テレビ東京(製作参加) ほか系列全6局 | 北海道・関東広域圏・愛知県・ 大阪府・岡山県・香川県・福岡県 | 字幕放送[132] |
2022年4月11日 - 6月27日 | 月曜 0:35 - 1:05(日曜深夜) | BSテレ東 | 日本全域 | BS/BS4K放送 / 字幕放送[133][134] |
月曜 22:00 - 22:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 字幕放送[135] / リピート放送あり[136] |
|
2022年4月12日 - 6月28日 | 火曜 1:45 - 2:15(月曜深夜) | 新潟テレビ21 | 新潟県 | [134] |
火曜 2:00 - 2:30(月曜深夜) | テレビ静岡 | 静岡県 | [134] | |
2022年4月13日 - 6月29日 | 水曜 1:00 - 1:30(火曜深夜) | 東北放送 | 宮城県 | 『寝られなアニメ』枠[137] |
2022年4月14日 - 6月30日 | 木曜 1:25 - 1:55(水曜深夜) | 中国放送 | 広島県 | [134] |
2022年4月23日 - 7月9日 | 土曜 1:55 - 2:25(金曜深夜) | テレビユー福島 | 福島県 | [138] |
2022年4月25日 - 7月18日 | 月曜 0:50 - 1:20(日曜深夜) | テレビ山梨 | 山梨県 | 『にちようスクエア』枠[137] |
2022年4月29日 - 7月15日 | 金曜 0:35 - 1:05(木曜深夜) | テレビ和歌山 | 和歌山県 | [138] |
2022年5月3日 - 7月19日 | 火曜 0:55 - 1:25(月曜深夜) | 南日本放送 | 鹿児島県 | [139] |
2022年5月7日 - 7月30日 | 土曜 20:30 - 21:00 | アニマックス[140] | 日本全域 | BS/CS放送 / 字幕放送 |
2022年5月7日 - 8月13日 | 土曜 16:00 - 16:30 | 長野朝日放送 | 長野県 | [注釈 24][137] |
2022年5月9日 - 8月1日 | 月曜 1:30 - 2:00(日曜深夜) | びわ湖放送 | 滋賀県 | [142] |
2022年5月22日 - 8月7日 | 日曜 1:28 - 1:58(土曜深夜) | 長崎放送 | 長崎県 | [139] |
2022年6月4日 - 8月20日 | 土曜 1:55 - 2:25(金曜深夜) | 山陰放送 | 島根県・鳥取県 | 『森谷佳奈のアニ物語』枠[138] |
2022年6月11日 - 9月3日 | IBC岩手放送 | 岩手県 | [138] |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2022年4月9日 | 土曜 23:30 更新 |
|
土曜 23:30 - 日曜 0:00 | ABEMA[145] |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域[131] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2022年10月1日 - 12月24日 | 土曜 23:00 - 23:30 | テレビ東京(製作参加) ほか系列全6局 | 北海道・関東広域圏・ 愛知県・大阪府・岡山県・ 香川県・福岡県 | 字幕放送[147] |
2022年10月3日 - 12月26日 | 月曜 0:35 - 1:05(日曜深夜) | BSテレ東 | 日本全域 | BS/BS4K放送 / 字幕放送[148] |
月曜 22:00 - 22:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 字幕放送[149] / リピート放送あり |
|
2022年10月4日 - 12月27日 | 火曜 0:25 - 0:55(月曜深夜) | テレビ静岡 | 静岡県 | |
火曜 1:45 - 2:15(月曜深夜) | 新潟テレビ21 | 新潟県 | ||
2022年10月5日 - 12月28日 | 水曜 1:00 - 1:30(火曜深夜) | 東北放送 | 宮城県 | 『寝られなアニメ』枠 |
2022年10月6日 - 12月29日 | 木曜 0:58 - 1:28(水曜深夜) | 中国放送 | 広島県 | |
2022年10月14日 - 2023年1月6日 | 金曜 0:05 - 0:35(木曜深夜) | テレビ和歌山 | 和歌山県 | |
金曜 0:59 - 1:29(木曜深夜) | 琉球放送 | 沖縄県 | ||
金曜 1:29 - 1:59(木曜深夜) | くまもと県民テレビ | 熊本県 | ||
2022年10月16日 - 2023年1月8日 | 日曜 13:00 - 13:30 | 長崎放送 | 長崎県 | |
2022年10月22日 - 2023年1月21日 | 土曜 1:55 - 2:25(金曜深夜) | IBC岩手放送 | 岩手県 | |
テレビユー福島 | 福島県 | |||
土曜 17:00 - 17:30 | 宮崎放送 | 宮崎県 | ||
2022年10月30日 - 2023年2月5日 | 日曜 1:15 - 1:45(土曜深夜) | さくらんぼテレビ | 山形県 | |
2022年10月30日 - 2023年1月29日 | 日曜 21:30 - 22:00 | 岐阜放送 | 岐阜県 | |
2022年10月31日 - 2023年1月30日 | 月曜 0:50 - 1:20(日曜深夜) | テレビ山梨 | 山梨県 | 『にちようスクエア』枠 |
2022年11月5日 - 2023年2月4日 | 土曜 20:30 - 21:00 | アニマックス | 日本全域 | BS/CS放送 / 字幕放送 |
2022年11月7日 - 2023年1月30日 | 月曜 1:30 - 2:00(日曜深夜) | びわ湖放送 | 滋賀県 | |
2022年11月12日 - 2023年3月11日 | 土曜 16:00 - 16:30 | 長野朝日放送 | 長野県 | [注釈 24] |
2022年11月26日 - 2023年2月18日 | 土曜 1:55 - 2:25(金曜深夜) | 山陰放送 | 島根県・鳥取県 | 『森谷佳奈のアニ物語』枠 |
2022年12月13日 - 2023年3月14日 | 火曜 1:25 - 1:55(月曜深夜) | 青森テレビ | 青森県 | |
テレビ東京系列全6局では、本放送前の2022年9月28日に特別番組『「SPY×FAMILY」第2クールスタート記念!みんなで魅力を語ろうSP』が放送された[150]。 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2022年10月1日 | 土曜 23:30 更新 |
|
土曜 23:30 - 日曜 0:00 | ABEMA[151] |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域[131] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2023年10月7日 - 12月23日 | 土曜 23:00 - 23:30 | テレビ東京(製作参加) ほか系列全6局 | 北海道・関東広域圏・ 愛知県・大阪府・岡山県・ 香川県・福岡県 | 字幕放送 / 連動データ放送 |
2023年10月8日 - 12月25日 | 日曜 23:30 - 月曜 0:00 | BSテレ東 | 日本全域 | BS/BS4K放送 / 字幕放送 |
2023年10月8日 - 2024年1月14日 | 日曜 10:00 - 10:30 | 大分朝日放送 | 大分県 | |
2023年10月10日 - 12月26日 | 火曜 22:00 - 22:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 字幕放送[152] / リピート放送あり |
2023年10月13日 - 12月29日 | 金曜 0:26 - 0:56(木曜深夜) | 東北放送 | 宮城県 | 『寝られなアニメ』枠 |
長崎放送 | 長崎県 | |||
2023年10月14日 - 12月30日 | 土曜 7:00 - 7:30 | 琉球放送 | 沖縄県 | |
土曜 16:30 - 17:00 | テレビ静岡 | 静岡県 | ||
2023年10月17日 - 2024年1月16日 | 火曜 1:00 - 1:30(月曜深夜) | 奈良テレビ | 奈良県 | |
2023年10月17日 - 2024年1月9日 | 火曜 17:25 - 17:55 | びわ湖放送 | 滋賀県 | |
2023年10月18日 - 12月27日 | 水曜 0:58 - 1:28(火曜深夜) | テレビユー福島 | 福島県 | |
2023年10月18日 - 2024年1月10日 | 水曜 1:24 - 1:54(火曜深夜) | 秋田放送 | 秋田県 | |
水曜 1:40 - 2:10(火曜深夜) | 新潟テレビ21 | 新潟県 | ||
2023年10月20日 - 2024年1月5日 | 金曜 0:05 - 0:35(木曜深夜) | テレビ和歌山 | 和歌山県 | |
2023年10月20日 - 2024年1月12日 | 金曜 0:26 - 0:56(木曜深夜) | 中国放送 | 広島県 | |
金曜 1:29 - 1:59(木曜深夜) | くまもと県民テレビ | 熊本県 | ||
金曜 19:30 - 20:00 | 岐阜放送 | 岐阜県 | ||
2023年10月21日 - 2024年1月6日 | 土曜 1:53 - 2:23(金曜深夜) | チューリップテレビ | 富山県 | |
2023年10月22日 - 2024年1月7日 | 日曜 0:55 - 1:25(土曜深夜) | 南海放送 | 愛媛県 | |
2023年10月22日 - 2024年1月21日 | 日曜 1:15 - 1:45(土曜深夜) | さくらんぼテレビ | 山形県 | |
2023年10月23日 - 2024年1月15日 | 月曜 0:50 - 1:20(日曜深夜) | テレビ山梨 | 山梨県 | 『にちようスクエア』枠 |
2023年10月28日 - 2024年1月20日 | 土曜 1:53 - 2:23(金曜深夜) | IBC岩手放送 | 岩手県 | |
2023年10月28日 - 2024年1月27日 | 土曜 19:30 - 20:00 | アニマックス | 日本全域 | BS/CS放送 / 字幕放送 |
2023年11月4日 - 2024年3月2日 | 土曜 16:00 - 16:30 | 長野朝日放送 | 長野県 | [注釈 24] |
2023年11月19日 - 2024年2月11日 | 日曜 1:58 - 2:28(土曜深夜) | テレビ高知 | 高知県 | |
2023年11月25日 - 2024年2月10日 | 土曜 1:53 - 2:23(金曜深夜) | 山陰放送 | 島根県・鳥取県 | 『森谷佳奈のアニ物語』枠 |
2023年11月25日 - 2024年2月17日 | 土曜 10:25 - 10:55 | 福井テレビ | 福井県 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2023年10月7日 | 土曜 23:30 更新 |
|
放送トラブル
2022年10月8日、テレビ東京系列では18時00分から「世界卓球」女子決勝・男子準決勝(ともに日本対中国)の生中継が行われ、試合結果などによって同日23時からの「MISSION:14 時限爆弾を解除せよ」の放送スケジュールが変わる可能性があることを、番組公式Twitterは予告していた。一時は通常より50分遅れた23時50分からの放送を告知する番組表が配信されていたが、最終的には同26分からという変則的な放送時間となった[153][154]。公式Twitterは23時前に放送時間を周知したものの、把握できずに視聴や録画予約に失敗してしまった人が続出し[153][154]、Twitterにて一時「録画失敗」がトレンド入りした[154]。
この件を受け、テレビ東京は10月11日に当該放送回の再放送を10月15日未明(14日深夜)に行うほか、同系列5局でも順次再放送を行うことを発表した[155]。
BD / DVD(テレビアニメ)
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
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BD | DVD | |||
Season 1[156] | ||||
1 | 2022年7月20日 | 第1話 - 第4話 | TBR-31352D | TDV-31353D |
2 | 2022年9月21日 | 第5話 - 第8話 | TBR-31362D | TDV-31363D |
3 | 2022年11月16日 | 第9話 - 第12話 | TBR-31365D | TDV-31366D |
4 | 2023年1月18日 | 第13話 - 第16話 | TBR-31368D | TDV-31369D |
5 | 2023年3月15日 | 第17話 - 第20話 | TBR-31371D | TDV-31372D |
6 | 2023年5月31日 | 第21話 - 第25話 | TBR-31374D | TDV-31375D |
Season 2[157] | ||||
1 | 2023年12月20日 | 第26話 - 第29話 | TBR-33234D | TDV-33235D |
2 | 2024年2月21日 | 第30話 - 第33話 | TBR-33236D | TDV-33237D |
3 | 2024年4月17日 | 第34話 - 第37話 | TBR-33238D | TDV-33239D |
CD(テレビアニメ)
- TVアニメ「SPY×FAMILY」オリジナル・サウンドトラック Vol.1
- 2022年6月26日発売。配信限定。
- TVアニメ『SPY×FAMILY』オリジナル・サウンドトラック
- 2022年12月21日発売。
- TVアニメ『SPY×FAMILY』Season 2 オリジナル・サウンドトラック[158]
- 2023年12月20日発売。
関連書籍(テレビアニメ)
- 遠藤達哉 『TVアニメ「SPY×FAMILY」公式スタートガイド ANIMATION×1st MISSION』 集英社〈愛蔵版コミックス〉、2022年4月4日発売[159]、ISBN 978-4-08-792594-4
- 遠藤達哉 『TVアニメ「SPY×FAMILY」公式ガイドブック MISSION REPORT:220409-0625』 集英社〈愛蔵版コミックス〉、2022年9月2日発売[160]、ISBN 978-4-08-792599-9
- 遠藤達哉 『TVアニメ「SPY×FAMILY」公式ガイドブック MISSION REPORT:221001-1224』 集英社〈愛蔵版コミックス〉、2023年9月4日発売[161]、ISBN 978-4-08-792609-5
ポッドキャスト
Spotifyにて『SPY×FAMILY オペレーション〈ポッドキャスト〉』が、2022年4月10日から2023年1月1日にかけて毎週日曜12時ごろに配信された。パーソナリティはロイド・フォージャー役の江口拓也[162][163]。さらに2023年10月8日から2024年2月18日にかけて『SPY×FAMILY オペレーション〈ポッドキャスト〉Season 2』が配信された[164]。
テレビ東京系列 土曜 23:00 - 23:30 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
モヤモヤさまぁ〜ず2
(2021年10月9日 - 2022年4月2日) ※23:00 - 23:25 ※ここまでバラエティ番組 ※火曜 23:06 - 23:55に移動・24分拡大の上継続 CHOTeN 〜今週、誰を予想する?〜 (2021年10月2日 - 2022年3月26日) ※23:25 - 23:55 ※ここまでバラエティ番組 ※5分繰り下げて継続 |
SPY×FAMILY Season 1(第1クール)
(2022年4月9日 - 6月25日)
|
(単発番組)
|
(単発番組)
|
SPY×FAMILY Season 1(第2クール)
(2022年10月1日 - 12月24日)
|
TRIGUN STAMPEDE
(2023年1月7日 - 3月25日) |
BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-
(2023年7月8日 - 9月30日) |
SPY×FAMILY Season 2
(2023年10月7日 - 12月23日) |
ぶっちぎり?!
(2024年1月13日 - 4月6日) |
劇場アニメ
劇場版 SPY×FAMILY CODE: White | |
---|---|
監督 | 片桐崇 |
脚本 | 大河内一楼 |
原作 | 遠藤達哉『SPY×FAMILY』 |
製作 | 大田圭二 |
製作総指揮 |
山中一孝 藤尾明史 |
出演者 |
江口拓也 種﨑敦美 早見沙織 |
音楽 | (K)NoW_NAME:Makoto Miyazaki |
主題歌 |
Official髭男dism「SOULSOUP」 星野源「光の跡」 |
撮影 | 伏原あかね |
編集 | 齋藤朱里 |
制作会社 |
WIT STUDIO CloverWorks |
製作会社 |
東宝 集英社 テレビ東京 WIT STUDIO CloverWorks 小学館集英社プロダクション |
配給 | 東宝[165] |
公開 | 2023年12月22日[165] |
上映時間 | 109分[165] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 62.6億円(2024年3月31日時点)[166] |
『SPY×FAMILY』初となる劇場アニメ作品『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(げきじょうばん スパイファミリー コード ホワイト)が、2023年12月22日に公開された[5]。本作品では、原作の遠藤が監修・キャラクター原案を務める完全新作ストーリーが展開される[167]。同年7月には同月21日公開の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(パラマウント・ピクチャーズ製作、東和ピクチャーズ配給)[168]、同年12月には同月15日公開の『ウィッシュ』(ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作、ウォルト・ディズニー・ジャパン配給)[169]とのコラボレーションがそれぞれ行われた。同年10月26日にはIMAX版の上映が発表された[170]。
あらすじ
学校の調理実習でお菓子を作ることになるアーニャ。一等にはステラ(徽章)が与えられるため、ロイドは審査員である校長の嗜好を調べ、「メレメレ」という菓子が良いと知った。それも、校長の故郷であるフリジスのメレメレが好物だという。
フリジスでメレメレを食べるために週末の家族旅行に出かけるフォージャー家。乗車した列車の中でアーニャは鍵を拾い、犬のボンドの予知によって「お宝の鍵」であることを知った。荷物室に潜り込み、鍵で開けたカバンに入っていたチョコレートを食べてしまうアーニャ。
アーニャがチョコを食べたと知って追って来る二人組の悪者。だが、悪者はヨルに叩きのめされ、フォージャー家はフリジスに到着した。レストランで最後の一つのメレメレをゲットするフォージャー家。だが、そのメレメレは軍情報部のスナイデル大佐に横取りされた。
メレメレの味を覚えて月曜の調理実習までに帰宅するために、食材を集めてシェフに作ってもらおうと提案するヨル。ロイドはスパイの技を駆使して食材を揃えたが、希少なサクランボ・リキュールだけは手に入らなかった。
ボンドの予知でリキュールのある店を知り、ホテルを抜け出して一人で買いに行くアーニャ。だが、帰り道でアーニャは二人組の悪党に誘拐された。アーニャの食べたチョコにはマイクロフィルムが入っており、その情報は国家間に戦争を引き起こすものだったのだ。
スナイデル大佐の部下だった二人組によって飛行戦艦に連れ込まれるアーニャ。戦争を望むスナイデル大佐の命令で、アーニャのウンチからマイクロチップを回収しようとする二人組。ウンチをしたら殺されると耐えるアーニャ。
アーニャを救うために爆撃機で飛行戦艦を追うロイド。ヨルもこっそり爆撃機に乗り込み、ロイドには知られずに戦った。爆撃機との戦闘で炎上する飛行戦艦。ロイドは死闘の末にアーニャを救い、マイクロフィルムも回収した。
月曜の調理実習に間に合うアーニャ。だが、厨房の機器が爆発して実習は延期となり、スケジュールの都合で審査員は副校長に変更された。メレメレで一等を取れず落ち込むアーニャ。ロイドは副校長の故郷まで好物を食べに行く家族旅行を提案した。
スタッフ(劇場アニメ)
- 原作・監修・キャラクターデザイン原案 - 遠藤達哉[171]
- 監督 - 片桐崇[171]
- 脚本 - 大河内一楼[171]
- 絵コンテ - 古橋一浩、片桐崇、笹木信作、三浦貴博、久保雄介
- 演出 - 古橋一浩、片桐崇、堀口和樹、高橋謙仁、内田信吾、久保雄介
- 作画監督 - 下條祐未、村上達也、後藤隆幸、齋藤千尋、南東寿幸、KURO、白川亮介、村田睦明、門倉世央子、岡郁美、阿部愛由美
- 総作画監督 - 浅野恭司[171]
- キャラクターデザイン - 嶋田和晃[171]
- サブキャラクターデザイン - 石田可奈[171]
- 衣装デザイン - 石田可奈、安食圭
- 設定考証 - 白土晴一
- プロップ設定 - 反田誠二、松尾優、KURO
- コンセプトメカデザイン - 常木志伸
- メカデザイン - 高畠聡
- 美術設定 - 谷内優穂、金平和茂
- 美術監督 - 杉本智美、小島あゆみ
- 色彩設計 - 田中花奈実
- 2Dワークス - 川島千尋
- 3DCG監督 - 今垣佳奈
- 撮影監督 - 伏原あかね
- 編集 - 齋藤朱里
- 音響監督・整音 - はたしょう二[171]
- 音響効果 - 出雲範子
- 音響制作 - サウンドチーム・ドンファン
- 音楽プロデュース - (K)NoW_NAME[171]
- 音楽 - (K)NoW_NAME:Makoto Miyazaki
- 音楽プロデューサー - 小林健樹
- 劇中音楽制作 - 東宝ミュージック
- アニメーションアドバイザー - 古橋一浩[171]
- チーフプロデューサー - 高橋敦司、武井克弘、林辰朗
- プロデューサー - 津村美玲、齋藤雅哉、斉藤壮一郎、山内未來、中武哲也、福島祐一、山守貴子
- アニメーションプロデューサー - 山中一樹、林加都恵、伊藤泰斗
- 制作 - WIT STUDIO×CloverWorks[171]
- 製作 - 「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会(東宝、集英社、テレビ東京、WIT STUDIO、CloverWorks、小学館集英社プロダクション)[171][172]
- 配給 - 東宝[173]
主題歌(劇場アニメ)
- 「SOULSOUP」[174]
- Official髭男dismによる主題歌。作詞・作曲は藤原聡、編曲はOfficial髭男dism。
- 「光の跡」[175]
- 星野源によるエンディング主題歌。作詞・作曲・編曲は星野源。
BD / DVD(劇場アニメ)
発売日[176][177] | 規格品番 | |||
---|---|---|---|---|
BD豪華版 | DVD豪華版 | BD通常版 | DVD通常版 | |
2024年7月31日 | TBR-34192D | TDV-34193D | TBR-34194D | TDV-34195D |
CD(劇場アニメ)
- 『劇場版 SPY×FAMILY CODE White』 オリジナル・サウンドトラック[178]
- 2023年12月20日発売。
興行収入
動員数 (万人) |
興行収入 (億円) |
出典・備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
週末 | 累計 | 週末 | 累計 | |||
1週目の週末 (2023年12月22日・23日・24日) |
1位 | 86.6 | 86.6 | 12.24 | 12.24 | [179] |
2週目の週末 (12月29日・30日・31日) |
58.5 | 208 | 8 | 28 | [180] | |
3週目の週末 (2024年1月5日・6日・7日) |
39.9 | 329 | 5.5 | 44 | [181] | |
4週目の週末 (1月12日・13日・14日) |
22.7 | 361 | 3.17 | 48 | [182] | |
5週目の週末 (1月19日・20日・21日) |
2位 | 18.99 | 389 | 2.61 | 52 | [183] |
6週目の週末 (1月26日・27日・28日) |
4位 | [184] | ||||
7週目の週末 (2月2日・3日・4日) |
432 | 57 | [185] | |||
8週目の週末 (2月9日・10日・11日) |
6位 | [186] | ||||
9週目の週末 (2月16日・17日・18日) |
7位 | 444 | 60 | [187] | ||
10週目の週末 (2月23日・24日・25日) |
[188] |
関連書籍(劇場アニメ)
- 遠藤達哉、矢島綾、大河内一楼 『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』集英社〈JUMP J BOOKS〉、2023年12月22日発売[189]、ISBN 978-4-08-703542-1
- 遠藤達哉、ワダヒトミ、大河内一楼 『劇場版 SPY×FAMILY CODE:White ノベライズ みらい文庫版』集英社〈集英社みらい文庫〉、2023年12月22日発売[190]、ISBN 978-4-08-321826-2
ミュージカル
2022年4月30日、ミュージカル化が発表[4]。9月30日に主要キャストが発表された[191]。アーニャ役は子役オーディションを経て[192]、12月14日放送の「2022 FNS歌謡祭」にて発表された[193]。2023年3月に東京都の帝国劇場で公演が行われ、以降は兵庫県、福岡県でも公演が行われた[194]。
2024年10月に再演が発表された[195]。2025年9月にウェスタ川越でプレビュー公演を実施し、10月から日生劇場などで公演予定[195]。2023年の公演から一部のキャストを変更し、アーニャ役のオーディションも実施される[195]。
キャスト(ミュージカル)
役名 | 2023年公演[194] | 2025年公演[195] |
---|---|---|
ロイド・フォージャー | 森崎ウィン | |
鈴木拡樹 | 平方元基 | |
ヨル・フォージャー | 唯月ふうか | |
佐々木美玲(日向坂46) | 和希そら | |
アーニャ・フォージャー | 池村碧彩、井澤美遥、福地美晴、増田梨沙 | 未公表 |
ユーリ・ブライア | 瀧澤翼(円神) | |
岡宮来夢 | 吉高志音 | |
フィオナ・フロスト | 山口乃々華 | |
フランキー・フランクリン | 木内健人 | 鈴木勝吾 |
ヘンリー・ヘンダーソン | 鈴木壮麻 | |
シルヴィア・シャーウッド | 朝夏まなと | |
ドミニク | 楢木和也 | 加賀谷真聡 |
スタッフ(ミュージカル)
上演日程
ゲーム
この節の加筆が望まれています。 |
『SPY×FAMILY OPERATION DIARY』(スパイファミリー オペレーションダイアリー)が、バンダイナムコエンターテインメントより発売。Nintendo Switch版は2023年12月21日に[196][197]、PlayStation 5/PlayStation 4版(PS4版はダウンロード専売)は2024年6月27日にそれぞれ発売された[198]。
コラボレーション
- モンスターストライク
- 2022年5月27日から、コラボが実装された。「ロイド」や「アーニャ」、「ヨル」が、ガチャから排出されるキャラクターとして登場した[199]。
- PRONTO
- 2022年9月22日より、コラボメニューやグッズが発売された。また、グッズは通信販売もされた[200]。
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
- 2023年2月17日から7月2日の期間中に、日本を代表するエンターテイメント・ブランドが集結するイベント 「ユニバーサル・クールジャパン 2023」が開催され、本作は“謎解きラリー&ライブ・エンターテイメント・ショー”「SPY×FAMILY シークレット・ミッション」を提供した[201][202]。
- パズル&ドラゴンズ
- 2023年6月26日から、コラボが実装された。「アーニャ」をはじめとする、アニメで主に登場したキャラクターたちが登場した。また、コラボダンジョンも実装された[203]。
- BOSS
- 2023年7月より、アイスクリームメーカーや、グラファイトトースターが当たるキャンペーンを実施した[204]。
- 東武動物公園
- 2023年7月8日からコラボが実装された。コラボ入場券やスタンプラリーが行われた。また、コラボグッズや、コラボメニューなども発売されている[205]。
- Jリーグ
- 2023年8月5日より順次、各クラブのコラボグッズが発売された。「アーニャ」をはじめ、「ロイド」「ヨル」「ボンド」がユニフォームを着ている姿が描かれている、マフラータオルや、Tシャツ、缶バッジなどが発売された[206][207][208]。
- セブン-イレブン
- 2023年8月18日からコラボが実装された。クリアファイルや、缶バッジが特定の商品の購入特典として、配布された[209]。
- SuperGroupies
- 作品をイメージした、「バッグ」「財布」「時計」が発売された[210]。
- サンシャインシティ
- 劇場版公開記念として2023年12月15日から開催された。サンシャイン60展望台 てんぼうパークではクイズラリーやコラボメニューの販売、サンシャイン水族館ではフォトスポットの設置やコラボグッズの販売が2024年1月28日まで開催された。文化会館ビル3階 展示ホールCでは「SPY×FAMILY わくわくパーク」を開催。アニメシリーズを振り返る展示やミニゲーム、グッズ販売など2024年1月14日まで開催された[211]。
- くら寿司
- 2024年1月12日より、ビッくらポン!にてオリジナルグッズプレゼント企画が実施された。また、2500円以上の購入でクリアファイルやクッションチャームがプレゼントされた[212]。X(旧Twitter)でもプレゼントキャンペーンが実施された[213]。
脚注
注釈
- ^ 2023年10月8日 - 2024年2月18日は『SPY×FAMILY オペレーション〈ポッドキャスト〉Season 2』として配信。
- ^ 「アーニャ」も4位にランクインした。
- ^ 「アーニャ語」も全体のTOP10の5位にランクインした。
- ^ トップ20単語賞にも「ヨル・フォージャー」(5位)、「アーニャ・フォージャー」(10位)がランクインした[57]。
- ^ 直接のきっかけは、弟・ユーリとの電話で結婚の話になった際に、とっさに恋人とともにパーティーに参加すると嘘をついてしまったことである。
- ^ 1組スペクター、2組クライン、3組セシル、4組ウォルド、5組マルカム、6組ハミルトン、7組ヴィリアーズ、8組ローズ[60]。
- ^ 逆にいえば、イーデン校の全校生徒は両親が必ずいるということになる。
- ^ なお、ユーロ導入以前のドイツでの通貨がマルクとペニヒだった。
- ^ 原作第10話(アニメ1期第7話)の時点では、アーニャの部屋のドアプレートには「ANIA」と書かれているが、後に「ANYA」に変更されている。番外編第11話でプレートの作成者がアーニャで、ロイドにスペルミスを指摘されて作り直したことが判明した。
- ^ 入学時の身長は99.5cmであるが[64]、これは日本人であれば、4歳女児の平均身長に相当し、実際に6歳だとすると下位1%程度の低身長である[65]。
- ^ ここでいうセシル寮は、3組のクラスを指す。アーニャは自宅から通学するため、セシル寮には住んでいない。
- ^ そのため、彼女のセリフは基本的に自分の名前のみカタカナ、他のセリフは平仮名で表現される。
- ^ 胸中や独り言も敬語で表現される。
- ^ なお、プランAは「アーニャが星を8つ集めて皇帝の学徒になる作戦」だが、ロイドはプランAを半ば諦めている。
- ^ 13巻で名字が判明。
- ^ そのため、「ロイドとアーニャは実の父娘ではない」という、ヨルすら知らない事実も知っており、その場に彼女がいない時のアーニャとの会話では「黄昏いるか?」と堂々と聞いている。
- ^ しかし、ロイドの正体が「黄昏」であった場合の逮捕については厭わない様子を見せている。
- ^ ロイド曰く「勇み足も甚だしい無謀な作戦」。
- ^ 10話、11話を除く。10話はWIT STUDIO、11話はCloverWorksが制作している。
- ^ CloverWorksと同じくアニプレックスの子会社。主に同社が手掛ける作品のCGを請け負っている。
- ^ 出来上がった映像に対して音楽を作る手法。たとえば「Thorn Princess」という曲は、ヨルのコードネームである「いばら姫」の英訳であり、第2話で彼女が「仕事」をする場面においてタイミングを合わせて用いられている[105]。
- ^ 本作品でアーニャ役を演じた種﨑敦美は、人物カテゴリー声優部門で1位を獲得した[109][111]。
- ^ 第29話を除く。
- ^ a b c 毎月最終週のみ、自社制作番組『信州をカーナビ UぐるっTV』放送のため休止[141]。
- ^ ウェスタ川越の開館10周年記念事業として、プレビュー公演を実施。
出典
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- ^ a b “目標は鬼滅超え。大ヒットを生み出す「少年ジャンプ+」 SPY×FAMILY・怪獣8号”. Impress Watch (インプレス). (2021年3月25日) 2022年10月13日閲覧。
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- ^ a b “「SPY×FAMILY」Season3制作決定!描き下ろしのスーパーティザービジュアル公開”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年6月9日). 2024年6月9日閲覧。
- ^ a b c “日本漫画家協会賞、コミック部門大賞は「SPY×FAMILY」!今回から萬画部門を新設”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年4月10日). 2023年7月1日閲覧。
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- ^ 末広光 [@gelatin_255] (2019年9月13日). "「彼女の野性が手に負えない」一巻の見本が届きました。". X(旧Twitter)より2022年10月13日閲覧。
- ^ 『週刊少年ジャンプ』2019年46号次号予告。
- ^ “重版続き『SPY×FAMILY』累計550万部突破 既刊1〜4巻それぞれ100万部超の人気作”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年8月25日) 2020年8月29日閲覧。
- ^ “【IMARTレポート】[特別講演]ジャンプの世界戦略:MANGA Plus海外配信の狙い伊東敦+籾山悠太”. マンガ・アニメ3.0. 東アジア文化都市2019 豊島実行委員会 (2019年11月29日). 2019年12月7日閲覧。
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- ^ “TVアニメ「SPY×FAMILY」×日本赤十字社の献血コラボキャンペーンが、本日4月11日(月)より全国でスタート!”. 日本赤十字社 (2022年4月11日). 2022年12月23日閲覧。
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- ^ 高田奈実「「魅力を伝えよ」 デジタル庁、スパイファミリーとマイナカードPR」『毎日新聞』2022年12月21日。2022年12月23日閲覧。
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- ^ 林士平(りんしへい) [@SHIHEILIN] (2019年8月5日). "『SPY×FAMILY』1巻が早くも30万部突破!読者の皆様のおかげです…!". X(旧Twitter)より2022年10月13日閲覧。
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- ^ @mutenkurasushi (2024年1月19日). "2024-01-19.10:30の発言". X(旧Twitter)より2024年2月24日閲覧。
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