瀬尾まいこ
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瀬尾 まいこ (せお まいこ) | |
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誕生 |
1974年1月16日(47歳)![]() |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 大谷女子大学文学部国文学科卒業 |
活動期間 | 2002年 - |
ジャンル | 小説 |
主な受賞歴 | 本屋大賞(2019年) |
デビュー作 | 『卵の緒』 |
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瀬尾 まいこ(せお まいこ、1974年1月16日[1] - )は、日本の小説家。
経歴・人物[編集]
大阪府大阪市生まれ[1]。奈良県奈良市在住[2]。大谷女子大学文学部国文学科を卒業する[1]。中学校国語講師を9年務めた後、2004年に教員採用試験に合格[3]。2005年から[4]2011年に退職するまでは中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行なっていた[3][5]。本名は瀬尾麻衣子[6]。自身の中学校勤務をもとにしたエッセイも執筆している。
2001年(平成13年)、『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞する[5]。2002年(平成14年)11月、単行本『卵の緒』を上梓する。2005年(平成17年)、『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞を受賞する[5]。同年4月1日、京丹後市立久美浜中学校着任[7][4]。2008年(平成20年)、『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞を受賞する[5]。2010年(平成22年)4月1日、相楽東部広域連合立和束中学校に転勤[6]。2011年(平成23年)3月31日、退職する[5]。
2013年(平成25年)、咲くやこの花賞文芸その他部門受賞[1]。2018年(平成30年)、『そして、バトンは渡された』で第31回山本周五郎賞で候補となる[8]。2019年(平成31年)、『そして、バトンは渡された』で第16回本屋大賞受賞[9]。
作品リスト[編集]
小説[編集]
- 『卵の緒』マガジンハウス、2002年 (ISBN 4838713886)
- 『図書館の神様』マガジンハウス、2003年 (ISBN 4838714467)
- 『天国はまだ遠く』新潮社、2004年 (ISBN 4101297711)
- 『幸福な食卓』講談社、2004年 (ISBN 4062126737)
- 『優しい音楽』双葉社、2005年 (ISBN 4575235202)
- 『強運の持ち主』文藝春秋、2006年 (ISBN 4163249001)
- 『温室デイズ』角川書店、2006年 (ISBN 4048735837)
- 『戸村飯店 青春100連発』理論社、2008年 (ISBN 9784652079249)
- 『僕の明日を照らして』筑摩書房、2010年(ISBN 9784480804259)
- 『おしまいのデート』集英社、2011年(ISBN 9784087713893)
- 『僕らのごはんは明日で待ってる』幻冬舎、2012年(ISBN 9784344021709)
- 『あと少し、もう少し』新潮社、2012年(ISBN 9784104686025)
- 『春、戻る』集英社、2014年(ISBN 978-4087715484)
- 『花曇りの向こう』光村図書の中学一年の国語の教科書に掲載(書き下ろし)
- 『君が夏を走らせる』新潮社、2017年(ISBN 978-4104686032)
- 『そして、バトンは渡された』文藝春秋、2018年(ISBN 9784163907956)
- 『傑作はまだ』 エムオン・エンタテインメント、2019年 (ISBN 978-4789736855)
エッセイ[編集]
- 『見えない誰かと』祥伝社 2006年 (ISBN 4396681194)
- 『ありがとう、さようなら』メディアファクトリー、2007年 (ISBN 4840118787)
- 『ファミリーデイズ』集英社、2017年(ISBN 978-4087711257)
アンソロジー[編集]
- 『Teen Age』他6名との共著。(ISBN 4575235091)
- 収録作「狐フェスティバル」
- 『短篇ベストコレクション2004』(ISBN 9784198920814)
- 収録作「眺めのいい場所」
- 『短篇ベストコレクション2006』(ISBN 9784198924423)
- 収録作「ゴーストライター」
- 本作に加筆修正されたものが『戸村飯店青春100連発』の第1章にあたる
- 『Re‐born はじまりの一歩』(ISBN 9784408535258)
- 収録作「ゴーストライター」
- 本作に加筆修正されたものが『戸村飯店青春100連発』の第1章にあたる
映像化作品[編集]
- 2004年『七子と七生〜姉と弟になれる日〜』NHKハイビジョンドラマ (原作「7's blood」『卵の緒』収録)
- 2007年『幸福な食卓』新春公開
- 2008年『天国はまだ遠く』映画化・11月8日より全国公開
- 2017年『僕らのごはんは明日で待ってる』映画化・1月7日より全国公開
- 2021年『そして、バトンは渡された』映画化・10月29日より全国公開[10]。
雑誌連載[編集]
- ダ・ヴィンチ「ささいな毎日」
脚注[編集]
- ^ a b c d “平成25年度「咲くやこの花賞」受賞者”. 咲くやこの花賞. 2019年5月11日閲覧。
- ^ “本屋大賞に瀬尾まいこさん - 「そして、バトンは渡された」”. 奈良新聞 (2019年4月9日). 2019年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月11日閲覧。
- ^ a b “子どもを巡る悲しいニュースの裏で、守る大人もいる――元教師の作家が語る「優しい大人たち」”. Yahoo!ニュース (2019年4月9日). 2019年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月11日閲覧。
- ^ a b 2019年10月19日《「瀬尾まいこさんトークショー - 本から伝える子どもたちの未来」の開催について》京丹後市教育委員会》2019年10月8日閲覧
- ^ a b c d e “2019年本屋大賞は瀬尾まいこさん『そして、バトンは渡された』に決定”. ブックバン (2019年4月9日). 2019年5月11日閲覧。
- ^ a b 「相楽東部広域連合立和束中学校だより《和中》NO.1:2010年(平成22年)4月12日発行2019年10月7日閲覧
- ^ “瀬尾まいこさん 本屋大賞受賞 特設コーナー設置”. 京丹後市. 2019年5月11日閲覧。
- ^ “本屋大賞に瀬尾まいこさん「そして、バトンは渡された」”. 産経新聞. (2019年4月9日) 2019年5月11日閲覧。
- ^ “【2019年本屋大賞】瀬尾まいこ氏『そして、バトンは渡された』に決定 7回も親が代わった高校生の“愛”物語”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年4月9日) 2019年4月9日閲覧。
- ^ "『そして、バトンは渡された』映画化 永野芽郁×田中圭×初の母親役で石原さとみが出演". ORICON NEWS. oricon ME. 8 April 2021. 2021年4月8日閲覧。
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