呪術廻戦

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呪術廻戦
ジャンル 少年漫画
ダーク・ファンタジー
漫画
作者 芥見下々
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス
発表号 2018年14号 -
発表期間 2018年3月5日 -
巻数 既刊9巻(2020年1月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)は、芥見下々による日本漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社2018年14号より連載中です。

全国書店員が選んだおすすめコミック2019 1位、みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019 大賞[1]などの受賞歴がある。2019年7月時点でJC累計発行部数200万部を突破している[2]

本項では、同作品のプロトタイプである『東京都立呪術高等専門学校』についても解説する。

2019年にTVアニメ化が決定した。

ストーリー[編集]

両親の顔を知らず祖父に育てられた少年・虎杖悠仁。常人離れした身体能力を持つ彼に、育ての親でもある祖父は「オマエは強いから人を助けろ」と言い残して他界した。

祖父を亡くしたその晩、手続きのため病院にいた虎杖の前に、黒ずくめの少年・伏黒恵が現れる。彼は虎杖が以前拾った特級呪物両面宿儺の指」を探していた。極めて危険なものである呪物を「人死にが出ないうちに渡せ」と虎杖に凄む伏黒。しかし一歩遅く、呪物は虎杖の元から心霊現象(オカルト)研究会(通称「オカ研」)の先輩の手に渡っており、「指」に辛うじて施されていた封印も剥がされてしまった。

封印を解かれた宿儺の指を取り込み、新たな力を得ようと学校に集まる呪い。虎杖は伏黒とともに呪いに取り込まれそうになっていた先輩を助けるが、新たに現れた呪いに不意を突かれたことで伏黒が負傷し、一同は窮地に陥る。「呪いは呪いでしか祓えない」という伏黒の言葉を聞いた虎杖は、状況を打開するために猛毒である宿儺の指を自ら呑み込んだ。本来なら口にした瞬間死亡してもおかしくない代物であったが、幸か不幸か虎杖は両面宿儺の「器」となる素質を持っていた。呪物を取り込んだことで呪術師の討伐対象となってしまった虎杖に、最強の呪術師にして呪術高専1年の担任・五条悟は二つの死に方を提示する。

登場人物[編集]

声の項はテレビアニメ版の声優

主要人物[編集]

虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)
声 - 榎木淳弥[3]
本作の主人公。都立呪術高専1年生。仙台出身。仙台の杉沢第三高校に通っていたが、後に東京の呪術高専に編入する。身長は173センチメートルくらい。体重は80キログラム以上で体脂肪率は1桁。
心霊現象(オカルト)研究会に所属しているが、陸上部の顧問が入部届を書き換えてまで勧誘しようとするほどの並外れた運動能力の持ち主。「SASUKEを全クリした」「ミルコ・クロコップ(存命)の生まれ変わり」「50メートルを3秒で走る」などと噂されており、実際に砲丸投げ(投げ方がわからずピッチャー投げになった)で砲丸を30メートル弱先のサッカーゴールの枠に食い込ませる、地上にいたにも関わらず4階の窓から教室に飛び込んで呪いを蹴り飛ばす、鉄筋でないものの建物の壁を素手で破るなど常人離れした膂力を見せる。ついたあだ名は「西中の虎」。オカ研の活動中、高校の百葉箱に保管されていた両面宿儺の指を偶然拾い、正体を知らぬまま持ち出していた。
学校で呪霊に襲われた際に、オカ研の先輩2名と負傷した伏黒を助けるため、特級呪物である両面宿儺の指を自ら呑み込む。本来呪物は猛毒であり即死しているはずだが、宿儺の指は何故か虎杖の体に適合。肉体を得て目覚めた両面宿儺によって呪霊は撃退したものの、代わりに史上最悪の特級呪霊が受肉するという「万が一の最悪の事態」が発生してしまう。しかし、虎杖は人間を鏖殺しようとする両面宿儺から肉体の主導権を奪還し、宿儺の意思を押さえ込むことの出来る「器」としての素質を持っていたことが判明する。(猛毒にも対応出来る。作中で毒を何度か喰らっているが毒が効いた事はない)また、呪霊や呪術にこれまで触れたことがなかったために呪術師の常識や戦法には疎いが、生来の運動能力もあり2級程度の呪い相手であれば手こずることはない。
その後、復活した両面宿儺を恐れる呪術界の保守派によって秘匿死刑が決定するものの、五条の提言によって執行猶予が与えられる。「今すぐ死ぬ」か「20本ある両面宿儺の指を全て取り込んでから死ぬ」かの選択を迫られた虎杖は、死刑にされるということに不満を抱きつつも、祖父の遺言に従い、宿儺の指を全て取り込んで死ぬことを決意した。
基本的に快活で素直、病気の祖父を毎日見舞うために5時までに帰宅できるオカ研に入部するなど心優しい性格の持ち主。しかしながら、異形とはいえ生き物の形をした呪いを一切の躊躇なく殺しにかかることから、五条には「イカれている」と評される。また、「正しい死」にこだわっており、病院で静かに亡くなった祖父の死に方を「正しかった」と認める一方、呪いによる死は「間違っている」と断じ、「せめて自分が知っている人間には正しく死んで欲しい」と願っている。とはいえ呪霊や死に対して恐怖心がないわけではなく、少年院で仮想特級呪霊に襲われた際は、差し迫った自らの死に年相応の少年らしく怯え、泣きじゃくる一面も見せた。
上述した少年院では肉体の主導権を両面宿儺に変わって仮想特級呪霊を退けたものの、その際に長時間肉体を明け渡していたためすぐに主導権を取り戻すことが出来なくなる。両面宿儺は虎杖の心臓を抉り出して主導権を得続けようとするが、虎杖は覚悟の上で再度肉体を奪還して死亡する。しかしその後は両面宿儺の生得領域に引き込まれ、宿儺の言葉遊びに翻弄される形で契約を結び、蘇生した。
両親はおらず(生死・行方ともに不明)、祖父に育てられた。両親についての記憶は特にないらしく、祖父から「お前の両親のことだが」と話を切り出されるも一切の興味を示さなかった。
虎杖の砲丸投げを見た伏黒は、「禪院先輩と同じタイプ」と言っており、真希と同じく天与呪縛によって驚異的な身体能力を得ている可能性があるが詳細は不明。
五条指導のもと「逕庭拳(けいていけん)」が使えるようになるが、交流戦の中で東堂に弱みを指摘され、さらに磨きをかけることとなり、黒閃を覚える。黒閃1日5回記録。
食べ物の好き嫌いはなし。今時の少年らしくテレビっ子で、微妙なモノマネレパートリーが多い。パーカーを着用しているシーンが多いが、パーカーが特に好きということではなく「色々迷った末に結局パーカーになる」らしい。
好みのタイプはジェニファー・ローレンス。「尻と身長のでかい女の子」。だが、中学の時、クラスの女子なら誰が好き?という同級生からの質問を強いて言うなら太っていた小沢優子が好きだと言った。(食べ方とか字が綺麗だという理由だった。)別人のように痩せても小沢だと認識した。
東京には多少の憧憬があったようで、五条に東京観光を提案されたときは「横浜中華街に行きたい」と答えた(このときは横浜を東京と思い込んでいた)。
「逕庭拳(けいていけん)」
拳に呪力を纏わせた殴打。
虎杖の瞬発力に呪力制御が追いつかず、拳の衝突後に本命の呪力が数拍遅れて衝突するため、意図せず衝撃が2度発生する変則的な技術になっている。
「黒閃(こくせん)」
呪力を纏わせた打撃において空間に歪みが生じ呪力が黒く光る現象で、黒閃が発生した際の打撃の威力は平均の2.5乗となる。
打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突することが発生条件のため、黒閃を狙って発動できる術師は存在しないとされるが、天性の身体能力と格闘センスを持っている虎杖は、黒閃の発生率が高いことが窺える描写がある。
伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)
声 - 内田雄馬[3]
都立呪術高専1年生。呪術師の名門・禪院家の血筋(本人曰く「繋がりはない」)で、入学当初から2級呪術師の階級を持つ天才(五条に「おのぼりさん」認定されていなかったことから)。関東地方の出身で、後に埼玉出身であることが判明した。身長は175㎝で虎杖よりやや高い(成長中)。恵という名前は父親につけられた。
任務で杉沢第三高校の百葉箱に保管されていた宿儺の指の回収に来たが、行方不明となっていたため、昼間も高校に潜入し捜索している最中、虎杖と出会う。指に引き寄せられた呪霊から友人たちを守るために虎杖が両面宿儺の指を呑み込んだ際、一度は呪術規定に基づき虎杖を「呪い」として祓おうとするものの、五条に虎杖の処遇を尋ねられた際には、虎杖を救うよう懇願している。
沈着冷静で無愛想な性格。自己紹介で名前しか名乗らないなど協調性はあまりない様子だが、ほぼ初対面だった虎杖が危険な呪いと化したとわかっていても内心では根っからの善人である虎杖を殺すことを厭うなど、本来は情に厚い。反面、無免許運転で子供を撥ねるなどの罪を犯した少年院在院者に対しては「ただでさえ助ける気のない人間を死体になってまで救う気は無い」と発言するなど、自らの善悪の価値判断を重視している。この価値観が「善人」である虎杖と食い違い、口論になったこともある。
担任である五条とは入学前からの知り合い。小学1年の時に恵の父と津美紀の母が再婚し、自分と姉を残して両親が蒸発した後、五条が来て、自分の父親が禪院家の人間だったことや禪院家相伝の術式を継いだ男子の自分を担保に蒸発資金を調達していたことなどを伝えられる。(恵が勝手に解釈した為、父親の死については話していない。)禪院家に行くと津美紀は幸せになれないので恵が拒否した為、五条の働きかけで禪院家の件の帳消し、さらに恵が将来呪術師として働く事を担保に呪術高専から自分たち姉弟への金銭援助を通してもらった。ただし、恵自身は呪術師として働くつもりはなく、中学2年の時には「悪人は嫌いだ。気色悪い」という理由で同じ中学の不良生徒と喧嘩したり、「善人は苦手だ。吐き気がするから」ということで姉の津美紀にも反抗的な態度をとったりと荒れていた。しかし、津美紀が呪われ寝たきりになった事により、不平等な現実のみが平等に与えられ、幸せになるべき善人が報われない事に疑問を抱き、少しでも多くの善人が平等を享受できるように不平等に人を助けるために呪術師となった。
戦闘では十種の式神を使役する。両手で影絵を作ることで、自らのを具現化する。一度に複数実体化できる、式神同士を組み合わせられるなど汎用性が高いが、術師である伏黒が負傷するなどして集中力を切らすと実体化できなくなる。式神は複数種類おり、それぞれに攻撃や索敵などの能力がある。
式神以外の術もあり、宿儺が術の発動に警戒するほどのものであるようだが、術の特性はおろか名前すら判明していない。術の前に唱えた「布留部 由良由良止(ふるべ ゆらゆら)」は日本の史書であり、神道における神典である『先代旧事本紀』によれば、これは布瑠の言(ふるのこと)というもので、死者蘇生の言霊といわれている。十種神宝(とくさのかんだから)を用いてこれを唱えると死人さえ生き返るほどの呪力を発揮するというもの。宿儺の時は八握と言っているので、対応する神宝は八握剣(やつかのつるぎ)だが、詳細は不明。
応用力のある術式や宿儺さえも警戒させる術を持っているが、それらを十分に使いこなせていないようで、宿儺には「宝の持ち腐れ」と評されている。五条には、奥の手(式神以外の技)を出して最悪自分が死ねば全て解決出来ると思っているから本気の出し方を出来ていないと指摘される。
埼玉で呪いが仮想特級呪霊になった際、本気を出し、不完全ながら領域展開を取得。領域の影響が足元だけの不完全な状態であったため領域は破られたものの隙を作り単独で仮想特級呪霊を倒した。
好きな食べ物は生姜に合うもの(生姜そのものではないらしい)。嫌いな食べ物はパプリカ。実話系の本を読むことが多い。部屋着はとにかく楽なものを選ぶ。
「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」
禪院家相伝の術式の一つ。影を媒介とした十種の式神術。式神を呼び出す際は手で影絵を作る。
普通の式神より強力な一方で完全に破壊されると二度と顕現できない。しかし、破壊された式神の遺した術式と力は他の式神に引き継がれる。拡張術式によって二つの式神を合体させることも可能。
玉犬「白」
真っ白な犬の式神。嗅覚による呪力の探知機能があり戦闘も可能だが、任務中に特級呪霊によって完全に破壊された。
玉犬「黒」
真っ黒な犬の式神。能力は玉犬「白」と同等で、よく二体同時に呼び出される。破壊された玉犬(白)を玉犬(黒)へ引き継ぎ玉犬(渾)になった。
「大蛇(オロチ)」
巨大な蛇の式神。少年院では、宿儺を一瞬だけ拘束するも無惨に破壊された。
「鵺(ぬえ)」
頭半分を覆う骸骨の面をつけた怪鳥の式神。飛行能力があり、移動手段として利用するほか、帯電した呪力をまとって体当たりを行うこともできる。
「蝦蟇(がま)」
でかい蛙の式神。長い舌を伸ばすことで遠くにいる仲間を救助したり、敵を拘束したりする。
「不知井底(せいていしらず)」
二種類の式神を合体させた拡張術式。蝦蟇(がま)と鵺(ぬえ)を合体させ、羽の生えた蝦蟇(がま)を呼び出す。
「満象(ばんしょう)」
象型の式神。かなり呪力を要するため、満象を出している間は他の式神を出すことができない。鼻から大量の水をだし、その威力は赤鱗躍動(せきりんやくどう)の加茂を吹き飛ばすほどである。
「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい) 」
伏黒の領域展開。ただしまだ不完全。領域内を液状の影で覆い、その影から式神が多数出現して相手を攻撃をする。相手の攻撃に対しては、自ら影の中に入り避ける。
釘崎 野薔薇(くぎさき のばら)
声 - 瀬戸麻沙美[3]
本作のヒロイン。都立呪術高専1年生。3級呪術師。芻霊呪法。詳細な場所は不明だが、「盛岡まで4時間かかる」地方の村出身(本人曰く「クソ田舎」)。身長は160センチメートルないくらい。明るい茶髪をしているが、地毛ではなく染めている。
虎杖と同時期に呪術高専に入学したが、入学自体は以前から決まっていた。待ち合わせ場所に原宿を指定する、出かける先が六本木と聞いてはしゃぐなど、東京(都会)に対しての強い憧れを持ち、また自らの出身地(田舎)を嫌っている。呪術高専に入学した理由も「田舎が嫌で東京に住みたかったから」。また、彼女が田舎を嫌う大きな理由は、彼女が小学校1年生の時に東京から村に越してきた友人・沙織ちゃんを「村の奴等が『田舎者を馬鹿にしている』と被害妄想を膨らませて僻んで追い出した」ため。
非常にサバサバした気性の持ち主。他の少女に声をかけていたモデルのスカウトに「私は?」と問うなど、自らの容姿に自信があることを隠さない。
ナチュラルに口が悪く、素人であるにも関わらず「呪いは危ない」と忠告してきた虎杖を蹴り飛ばすなど手が出るのも早い。が、呪霊に人質に取られた少年を助けるため自ら武器を捨てて丸腰になる、罪人である少年院の在院者を当然のように助けようとするなどの優しさも見せる。自らのアイデンティティーを強くもっており、丸腰の状態で真依に背後を取られていても平然と喧嘩を売るほど度胸がある。
戦闘で使用するのは五寸釘とハートマークが刻まれた金槌。場合によっては藁人形も使用する。遠距離にいる敵に金槌で釘を飛ばし、打ち付けて呪力を流し込むのが基本的なスタイル。また、切断された呪いの腕など体の一部に藁人形をつけ、そこに釘を打ち込む事で逃走した本体を攻撃することも可能。接近戦が苦手。金槌に呪力を込めて殴ると最悪死に至る為、手加減する時はピコピコハンマーを使用する。
呪術高専に入学して以降は、暇があったら買い物に出るなどそこそこに東京を満喫しているらしい。
東京には多少の憧憬があったようで、五条に東京観光を提案されたときは「ディズニーランドに行きたい」と答えた(虎杖に千葉だろうとつっこまれる)。
埼玉で呪胎九相図に遭遇した際、黒閃を覚える。
「芻霊呪法(すうれいじゅほう)」
呪力を込めた釘を金槌で飛ばして攻撃する。重ねて釘を打ち込めば、相手を殺したり、動きをとめたりできる。
「共鳴り(ともなり)」
相手の体の一部と藁人形を重ね、釘を打ち付けることで、当の本人にダメージを与える技。距離を無視して対象を攻撃できる。打ち付ける対象のい大きさや当人にとっての価値の高さによって攻撃の威力が変化する。
相手の体の一部とは、物理的な肉体に限らない。例えば「自らの血を毒として攻撃する」術式に対しては、その毒が侵入した野薔薇自身の体の一部に共鳴りを打ち込むと、術式で毒を仕掛けた方にダメージを与える事が出来る。その場合、毒が回るのが先か術式を解くのが先か我慢比べになる。
「簪(かんざし)」
呪力を込めた釘を打ち込み、対象物を破壊する技。大木を倒すほどの威力を秘める。
五条 悟(ごじょう さとる)
声 - 中村悠一[4]
都立呪術高専の教師で1年の担任。28歳。身長は190センチメートルを超えている。戦闘時以外は常に黒い布やサングラスで目隠しをしているが、周囲は見えているらしい。甘党だが元々甘い物が好きだったわけではなく、頭を回すために甘い物を食べるようにしていたところ結果として甘党になったとのこと。御三家・五条家の出身。
特級呪術師の一人で、自他ともに認める「最強」。受肉したばかり且つ指一本分の力しか出せない状態とはいえ、虎杖の体を使った両面宿儺に容易く打撃を食らわせた。本人は、たとえ全て力を取り戻した両面宿儺を相手にしたとしても「ちょっとキツイ」が「勝つ」と断言している。
普段は飄々としており、本心を掴ませない言動を取る。自ら虎杖達にも教師とは思えないフランクな態度で接し、「悠仁」「恵」「野薔薇」と下の名前で呼ぶ。特級呪物である両面宿儺の指の回収を伏黒に任せ、自らは帰りの新幹線で食べるために名菓・喜久福を買い求めるなどかなりのマイペース。とはいえ実際は「何でも出来るからこそあまり何でもやらないようにしている」のであり、自身の任務を生徒に任せるのは本人曰く「後進を育てるため」。
現在の呪術界を「腐ったミカンのバーゲンセール」と呼んで深く憂い、強く聡い仲間を育てることで変えようとしている。役不足甚だしい呪術高専の教師をしているのもそのためで、特に3年生の秤、2年生の乙骨、そして虎杖を「僕に並ぶ術師になる」と目をかけている。また、一教師として生徒のことを大切に思っているようで、上層部の計略で虎杖が死亡した際は怒りを露わにし、「上の連中全員殺してしまおうか?」とさえ口にした。
五条家相伝の術式・「無下限術式」を使用する。自身の周囲に収束する無限級数・無限を作り出せる。発動すると、周囲の全ての空間距離が無意味となり、どんな遠距離も一瞬で詰められ、逆に相手の攻撃は五条に近づくにつれて鈍化していく。無限は目に見えるものではないため、一見すると「恐ろしく動きが速い」ようにしか見えない。緻密な呪力操作が必要で、五条以外に使える者はいない。その緻密な呪力操作を可能にしているのが、彼の「六眼」である。また、黒閃も経験している。
遅刻の常習犯。交流会では歌姫の「あの馬鹿は?」という質問に対し、パンダが「悟は遅刻だ」、真希が「悟(バカ)が時間通り来るわけねーだろ」と答え、虎杖入学時の面接でも遅刻し、直属の上司(学長)である夜蛾との会食も遅刻している(漏瑚の襲撃を受けた為)
呪霊の内通者の調査をしている。
2006年呪術高専2年の時、夏油傑、家入硝子は同級生だった。この時はサングラスをしている。当時は術式順転:蒼(あお)は習得済みだが、術式反転:赫(あか)が未完成だった。
このとき、呪祖師軍団「Q」と宗教団体「盤星教」に狙われる星漿体・天内理子を護衛するために夏油と共に任務に赴いた。「Q」については最高戦力を圧倒、組織を壊滅させるが、盤星教が雇った伏黒甚爾に敗北を喫する。伏黒の手によって天内理子は殺害されてしまうが、五条自身は反転術式で回復し同時に無下限呪術を完全に修得。虚式:茈(むらさき)で、伏黒を倒した。しかし、この任務以降は一人で任務に赴くことが多くなり、夏油の苦しみに気づけず呪詛師に堕ちた夏油に新宿で別れを告げられる。そして自分だけが強いだけでは人は救えないと理解し教師の道を選んだ。
お疲れサマンサ(おつかれさまんさ)は廃墟での呪霊を倒したあとに、五条が虎杖と釘崎にかけた労いの言葉。公式PVでも、最初の挨拶として使われた。バリエーションとして「お疲れサマーランド」「お疲れサマーランチ」がある。
術式順転「蒼」(あお)
吸い込む反応(収束)を発生させる、小規模なブラックホールを作る術式で、強化させた無限。 強力な吸い込む反応を作ることで、人体を強制移動させ障害物にぶつけたり、地面や立体物を破壊したり、限られた条件内で瞬間移動したりできる。ただ、あまり大きな反応は自分の近くに作れないことに加え、反応の指向性(方向)にまで気を使うと呪力操作が面倒(疲れる)と言ったデメリットも存在する。
術式反転「赫」(あか)
術式反転された無限。蒼と対象的に、無限を発散させることで対象物を弾き飛ばす反応を発生させる術式。
虚式:茈(むらさき)
蒼と赫の複合術式。五条家の中でも一部の人間しか知らない。順転と反転を同時発現する必要があることが条件。特級呪霊の花御に対して遠距離から使用し、円状にある地表もろとも吹き飛ばした。「蒼」の吸い込む反応を「赫」で何回も弾きとばしながら押し飛ばす反応を衝突させることで生成される仮想の質量を押し出す。 赫の反応を増やすほど速度と威力が増幅する。当然、指向性に関する緻密な呪力コントロールは不可欠であり、六眼を併せ持つ五条ならではの奥義。
六眼(ろくげん)
先天的素養の強いレアな眼。初見の術式情報を視認できるばかりか、操作の難しい無下限呪術を使いこなすことも可能。そのため五条悟は「何百年ぶりの六眼と無下限呪術の抱き合わせ」と呼ばれた。

呪術師[編集]

呪術高等専門学校[編集]

天元(てんげん)
不死の術式(不老では無い)を持った呪術師。作中では名前のみ登場。
結界術によって呪物などを守っている1000を超える扉を作る。結界の運用以外に干渉しない。
帳などの結界術の強度を底上げしている呪術界の要。老いを防ぐため500年に1度のペースで天元と適合する人間(星漿体)と同化し、肉体の情報を書き換える必要がある。
都立呪術高専[編集]
教師[編集]
夜蛾 正道(やが まさみち)
都立呪術高等専門学校の学長。五条・夏油・家入の学生時代の担任でもある。1級呪術師。47歳。
呪骸を作り操る「傀儡呪術学」の第一人者。呪骸は高い戦闘能力を持ち、その打撃は強力。また人形であるが故に痛覚や恐怖心を持っておらず、殴られても怯むことなく襲ってくる。彼が作り出す呪骸のデザインは、本人の趣味で可愛らしくなっている。
ほとんど成り行きで呪術高専にやってきた虎杖に対し、「何をしに呪術高専に来たのか」を問う。それに対して「祖父の遺言」を口にした彼に「自分が呪いに殺された時もそうやって祖父のせいにするのか」と痛烈な一言を浴びせて入学を拒否したが、虎杖が「生き様で後悔したくない」と応えたことで納得し、最終的に入学を認めた。
日下部 篤也(くさかべ あつや)
1級術師 呪術高専東京校2年担任
生徒[編集]
秤(はかり)
都立呪術高専3年生。本名不明。問題を起こして交流会に参加できなくなったらしい。術式を含めほとんどの情報が明かされていないが、五条が特級術師の乙骨、虎杖と併せて「僕と並ぶ術師になる」と評しており実力は折り紙つきである。
乙骨 憂太(おっこつ ゆうた)
都立呪術高専2年生。特級呪術師。呪術廻戦の前日譚である「東京都立呪術専門高等専門学校」の主人公。
伏黒曰く「唯一手放しで尊敬できる先輩」。現在は海外にいるため伏黒以外の1年生とは面識がなく、今年の京都姉妹校交流会にも参加しなかった。
禪院 真希(ぜんいん まき)
都立呪術高専2年生。府立呪術高専2年の禪院 真依とは双子で姉。身長170cm。
御三家・禪院家の出身だが、呪力を持たず生まれてきたため生家では落ちこぼれ扱いされている。普段かけている眼鏡は呪いを見るためのもので、戦闘では呪具を使用する。伏黒曰く「呪具の扱いは学年一」。
呪術師を目指している理由は「家の連中への嫌がらせ」のため。男勝りでキツい言動を取ることが多いが、虎杖の死亡を知らず伏黒・釘崎に「お通夜か」と発言してしまったことに気づいて焦るなど、感性は良識的。また面倒見は良いらしく、釘崎は彼女を「真希さん」と呼び尊敬している。
実力としては二級だが、禅院家の邪魔により四級止まり。
素手で真依の作り出した弾をキャッチするほど動体視力が良い。
真依曰く、メカ丸と同じある意味逆の「天与呪縛」。本来術式を持って生まれるはずだった真希は、術式と引き換えに人間離れした身体能力を持って生まれた。
狗巻 棘(いぬまき とげ)
都立呪術高専2年生。準1級呪術師。
いつもハイネックで口元を隠しており、口の両端と舌には刺青のような、狗巻家の文様(蛇の目に牙)がある。後述の術式の関係でおにぎりの具しか語彙が無く、会話が困難。作者曰く、「しゃけ」は肯定、「おかか」は否定を意味するが、それ以外の具は不明。仲間想いな性格で、交流会では、京都側に襲われた虎杖のことを非常に心配し、花御との交戦時も、近くにいた伏黒と加茂を呪言で非難させている。
狗巻家相伝の高等術式「呪言」を使う呪言師の末裔。言霊を増幅させることで、自信が喋ったことをそのまま実現化できる。携帯電話を介しての音声も有効。ただし、連続で使用したり、より強力なものを使用する程喉を傷付ける(声が枯れたり、最悪吐血したりする程)リスクを伴う。乱用によって自身が呪言そのもののダメージを受けることもある。その性質状意図せず人を呪うことを防ぐため、前述の様な「語彙を絞る」と言う縛りを自ら課している。また、身体能力も高い。
「動くな」・「止まれ」
対象の動きを止める。
「眠れ」
対象を眠らせる。
「戻れ」
伏黒の式神・曲犬に使用。式神を元の影に戻す。
「逃げろ」
対象を安全な場所へ瞬間移動させる。
「ぶっとべ」
対象を遠くへ吹き飛ばす。作中では特級呪霊・花御に使用しており、喉の負担が大きい。
パンダ
都立呪術高専2年生。準2級呪術師。名前の通り人語を操るパンダ。後輩である伏黒でさえ「パンダ」としか説明せず、釘崎にツッコミを入れられていた。
パンダではあるが、その言動は2年生達の中でも屈指の常識人(パンダ)。感知能力に優れる。
その正体は夜峨校長に作られた、突然変異呪骸。
3つの核を持ち、パンダ(バランス型)、お兄ちゃんのゴリラ(パワー型)、お姉ちゃん(詳細不明)と体を変えることができる。
「激震掌(ドラミングビート)」
ゴリラモードの得意技。当たれば体内に衝撃が響く、防御不能の攻撃。
府立呪術高専[編集]
教師[編集]
楽巌寺 嘉伸(がくがんじ よしのぶ)
府立呪術高等専門学校の学長。呪術界の保守派の筆頭で、虎杖に対しても処刑すべきと考えている。呪術界の改革を目論む五条とは折り合いが悪い。
ギターを持って自分がアンプになり奏でた旋律を増幅させ呪力として撃ち出す術式を使う。
庵 歌姫(いおり うたひめ)
準1級術師。
京都校の生徒の引率として来た。顔の横に傷がある女性。
五条悟をよく思っていないようで、五条に対しては口が悪い。五条に「私の方が、先輩なんだよ」と言っているため五条よりは年上。31歳。
趣味はスポーツ観戦・カラオケ。ビール好き。家入と仲良し。家入に禁煙を勧めた。
一方、五条は庵のことを信頼しているようで、呪霊の内通者の調査を依頼している。 内通者は、究極メカ丸と学長以上の人物であるところまで掴んだ。
2006年の時には、2級呪術師だった。この時すでに五条から舐めた態度をとられており、嫌っている。夏油にはナチュラルに舐められている。一方家入とは仲良しだった。またこのとき顔に傷はない。
生徒[編集]
東堂 葵(とうどう あおい)
府立呪術高専3年生。1級呪術師。
非術師の家柄から在学中に1級に上り詰めた、作者曰く「ハイセンスゴリラ」。
学生でありながら、百鬼夜行で1級の呪い5体と特級の呪い1体を一人で祓った。その際、術式は特級相手にしか使用しなかった。顔に傷がある。身長190cm。
自ら「身長(タッパ)と尻(ケツ)のデカい女が好み」と公言し、初対面の伏黒に好きな女性のタイプを尋ねるという異様な言動を取る。本人曰く「性癖はその人間の全てを反映する」らしく、「性癖がつまらない人間はそいつ自体つまらない」らしい。呪術高専の交流会で乙骨や秤と戦うことを心待ちにしており、2人が交流会に参加せず代わりに1年生が参加すると聞き、彼らを引きずり出すために高専に乗り込んできた。
身長180㎝のアイドル・高田ちゃんの大ファン。東京にやってきた本当の目的は彼女の個別握手会に出るためであり、交流会についてはオマケだったとのこと。
術式範囲内で一定以上の呪力を持つものの位置を入れ替える術式「不義遊戯」(ブギウギ)を使う。術師や呪霊と言った生物だけでなく、呪骸や呪具と言った無生物にも有効。手を叩くのが発動条件。また、この発動条件を利用して、手は叩くが術式を発動させないというフェイントもできる。
虎杖に好きなタイプを聞き、「身長と尻がデカイ女」と虎杖が答えると虎杖・高田ちゃんと高校生活送っていた偽りの記憶(妄想)を持ち、虎杖を親友だと思うようになる。虎杖の動きの良さに友として満足するが、逕庭拳では特級には通用しないと虎杖に指摘し、呪力コントロールを虎杖に指導する。
小学3年時に高校生との喧嘩で負けなしで退屈していたところ、ある術師と出会い、非術師の家系だが退屈が無くなる予感がしたので呪術師を目指す事になった。
加茂 憲紀(かも のりとし)
府立呪術高専3年生。準1級呪術師。身長180cm。
御三家・加茂家の出身。加茂家の嫡流で、積極的に虎杖を殺そうとしている。伏黒とは知り合いのようである。
実は側室の子供で、正室が加茂家相伝の術式を継いだ男児を産めなかったため、術式を継いでいた憲紀が6歳の時に嫡男と偽って加茂家に迎えいれられた。加茂の母への想いは強く、その想いが加茂家嫡男としての自覚に繋がっている。
御三家・加茂家相伝の術式「赤血操術」(せっけつそうじゅつ)を使う。自分の血液と血液がついた物を自在に操れる。排出した血液を操作して相手を攻撃したり、矢に血液をつけておくことで、放った矢の軌道を自在に変えたりできる。伏黒曰く、「血筋大好きの御三家らしい術式」。
「赤鱗躍動」(せきりんやくどう)
自身の血流を操作することでドーピング効果を起こし、身体能力を爆発的に向上させる。
「赤縛」(せきばく)
血液パックを投げ、相手を拘束する。
「苅祓」(かりばらい)
血液パックで円状のカッターを作り攻撃する。
「白歛」「穿血」(びゃくれん・せんけつ)
血液を両手で挟み、矢のようにして飛ばす。
西宮 桃(にしみや もも)
府立呪術高専専学校3年生。2級呪術師。
箒に乗ることで空を飛ぶことができ、索敵に向いた人物である。
小柄でかわいらしい見た目だが、機嫌を損ねた際の発言はキツい。辛苦を重ねながら呪術師として生きる真衣を敬愛しており、真衣を蔑む相手には激しい敵対心を燃やす。
女の呪術師の立ち位置の難しさを知り、ルックス・実力ともにある完璧な呪術師でないとナメられると考えている。
禪院 真依(ぜんいん まい)
府立呪術高専2年生。
3級呪術師。身長170cm。
都立呪術高専2年の禪院 真希とは双子で妹。呪力はあるが、術式(表向きは持っていないことになっている)の関係で基本的に銃などの武器に呪力を籠めて打ち出すことしか出来ない。しかしながら呪力を持たない真希のことを見下している。呪術師になりたくなかったが真希の巻き添えで頑張らざるを得なくなったので真希を恨んでいる。
また、伏黒や釘崎に向かって死亡した(と思われていた)虎杖をあからさまに侮辱するなど、真希とは対照的に皮肉屋で冷笑的な性格。
無から物体を作る術式「構築術式」を使う。ピストルを愛用していて、リボルバーを使うのは弾数でブラフをはるためであり、弾を全部使ったと思わせておいて構築術式で弾を作り敵の不意をつく戦法を用いる。ただし、この術式は呪力の消費が激しく、体への負担も大きいため、真依では一日に弾丸一発を作るのが限度となっている。
三輪 霞(みわ かすみ)
府立呪術高専2年生。 3級呪術師。
楽巌寺の秘書のようなことをしており、アポなしで楽巌寺の元にやってきた五条に厳しい態度を取る。だが実際は五条のファンらしく、きつい表情の裏では「生五条悟」に大興奮し、一緒に写真を撮っていた。
中学1年生の時、バイト中、シン・陰流最高師範に「君、呪術師やんない?」とスカウトされて流されるままここまできてしまった。
作者によると、三輪の名前の由来はミーハーからきているようである。
京都校の生徒の中では常識的であり、虎杖の暗殺にも乗り気ではない。弟が二人いて貧乏な生活をしている。そのため昇級して早く自立するために交流会で活躍することを目指す。
刀を使って戦闘をする。
シン・陰流 簡易領域
領域内(半径2.21m)に侵入したものを全自動(フルオート)で迎撃する(両足が展開時のポイントから離れると解除される)。
「抜刀(ばっとう)」
刀身を呪力で覆い鞘の中で加速させる、正面の敵に特化したシン・陰流最速の技。
究極 メカ丸(アルティメット メカまる)
府立呪術高専2年生。準1級呪術師。
一見すると人型ロボットの様な見た目だが、その正体は、与 幸吉(むた こうきち)と言う人物の術式によって遠隔操作されたいてる傀儡(呪骸)。作中では、傀儡と本体の両者に対して「究極メカ丸」と言う呼び名が使われることが多い。
生まれながらにして右腕と膝からの下の肉体と腰から下の感覚がなく、肌は月明かりでも焼かれるほどもろく、常に全身の毛穴から針を刺されたような痛みがある。その代償として後述の強力な術式を手にいれたが、本人にとっては望んで手に入れた力ではないため、呪術と引き換えに健康な肉体になれるなら喜んでそうするとさえ発言している。
傀儡を遠隔操作する術式「傀儡操術」を使う。天与呪縛によって肉体が前述の状態だが、その代償として、日本全土に渡る広大な術式範囲と実力以上の呪力放出が与えられており、それを応用して傀儡を遠隔操作している。傀儡には刀剣や砲台など様々な兵器が内蔵されており、攻撃から防御にいたるまで、幅広い局面で対応できる。
肉体を治す事を条件に夏油・呪霊達の内通者になったが、京都校の人間には手を出さないという縛りをつけていた。真人により健康な肉体を手にした。
「刀源解放(ソードオプション)」
右腕に仕込まれた刃を出現させる。
「剣山盾(ウルトラシールド)」
文字通り剣山のような腕で防御する
「推力加算(ブーストオン)」
右肘にある噴射口を使って攻撃を加速させる。
「大祓砲(ウルトラキャノン)」
究極メカ丸が掌から放つ、熱を伴った広範囲の技。
「三重大祓砲(アルティメットキャノン)」
メカ丸が砲呪強化形態(モード・アルバトロス)に変形し放った技。とてつもない威力を誇り、あたり一面は焦土と化した。
補助監督[編集]
伊地知 潔高(いじち きよたか)
都立呪術高専の補助監督を務める眼鏡の男性。26歳。痩躯で神経質そうな顔つきをしている。
呪胎が現れた少年院に虎杖達が派遣された際に同行し、帳を下ろして周囲から少年院を隠した。
簡単な帳や式神でバックアップする。ただあくまで補助監督であって戦闘員ではないため、少年院で釘崎を病院に送る際、伏黒に「伊地知さんはいてもしょうがないので戻って来る時は1級以上の術師と一緒にお願いします」と言われている。
よくも悪くも事務的な態度で任務にあたるが、子供を危険な現場に送り届けることに対して内心で葛藤するなど根は常識的で善良。五条と上層部と板挟みで心労が絶えない。事務仕事が出来る。
その他関係者[編集]
家入 硝子(いえいり しょうこ)
呪術高専の医師。28歳。五条と夏油の同期にあたる。長い髪と気怠げな雰囲気を持ち、濃い隈と右側の泣きぼくろが特徴的。
反転術式による傷の治療が出来る数少ない人物であるため、高専では重宝されている。医師免許を高専卒業後に二年で取得(ズルをしたらしいが詳細は不明)しているらしい。死亡した虎杖の身体を解剖することに意欲的な態度を見せ、彼が蘇生した時は「ちょっと残念」と口にした(虎杖がなぜ、呪物の猛毒に耐えられたのか調べる予定だった)。しかし、真人によって作り替えられた人間をそうと知らず倒した虎杖に対し、「死因は身体を変えられたことによるショック死」「気に病むな」とフォローするなど、情の無い人間ではない。五条が伊地知に対してプレッシャーを与えた時は「あまり伊地知をイジメるな。私たちと上との間で苦労してるんだ。」と思いやりがある一面を見せる。
甘党の五条とは対照的に甘い物が苦手。酒好き。禁煙5年目。
2006年呪術高専2年の時、五条悟、夏油傑の同級生であった。この時すでに治療は出来ていた。煙草を吸っている。庵とはこの時から仲良し。ショートカット。 2007年呪術高専3年の時、新宿で煙草を吸っていたところ、夏油に遭遇、質問をした後、五条に連絡をした。
七海 建人(ななみ けんと)
1級呪術師。五条曰く「脱サラ呪術師」で、五条とは呪術高専で先輩・後輩の関係だったらしい。白いスーツにツル部分の無いゴーグルのような眼鏡をしている。27歳。身長184cm。パン好きでお気に入りはカスクート。
術師にサングラスや眼鏡など視線を隠す者が多いのは、呪霊の中に見られていると気付いた瞬間に襲ってくる者がいるから(五条は別)。母方の祖父がデンマーク人で、七海の家系には呪術師はいない。
呪術高専在学時に「呪術師はクソ」だと判断し一般企業に就職したものの、そこで「労働はクソ」であると実感、「同じクソならより適正のある方」を選び呪術界に戻ってきたというのが本人談。五条に頼まれ虎杖の実地訓練に同行するが、本人はあくまで呪術界の上層部側の人間であるとしている。五条のことは「信用しているし信頼しているが尊敬はしていない」と本人の前で断言した。
呪術師をやめたのは他人を命がけで守る覚悟を時には仲間にも強要しなければならない呪術師の生き方に耐えられなかったため(本人も「逃げた」と自虐している)。卒業後は証券系の企業に就職するが、金に振り回される毎日に精神的に疲弊する。しかし、パン屋の女性店員に憑いていた蝿頭を祓い、感謝されたことにより、自分が「生きがい」を求めていたことに気付き、呪術師の道へと戻ることになった。
真人が領域展開を習得し、「今はただ君に感謝を」と言われた際には、死ぬ寸前でありながらも「それはもう多くの人から貰っています」と答えた。
大人として子供を守ることを当然と考えており、虎杖を「死線をくぐってきた」と認めつつもあくまで保護対象として扱う。また、真人に作り替えられた人間が零した涙を拭い怒りを露わにするなど、冷静だが決して冷酷ではない。
対象の長さ(全長だけでなく腕など身体の一部でも可)を7:3にわけるポイントに強制的に弱点を創り出す術式を使う。その弱点を狙えば、たとえ格上の呪いであってもそれなりのダメージを与えられ、格下であれば刃を布で覆った大鉈でも両断できる。
時間による縛りで本来の呪力を制限しているが、彼が定めた時間を越えて働くと(本人曰く時間外労働)急激に呪力が上昇する。領域展開は未取得。黒閃1日4回記録保持者。
2006年呪術高専1年の時、星漿体護衛任務にて同期の灰原と那覇空港の警備を担当した(このとき眼鏡はしていない)。 2007年呪術高専2年の時、任務に失敗して負傷し、同期の灰原が死亡する。
十劃呪法「瓦落瓦落」(とおかくじゅほう がらがら)
建物を倒壊させ、破壊した対象に呪力を篭める拡張術式。広域攻撃かつ高い質量を持った物体に呪霊に対する攻撃力を付与する高威力な技だが、自らが巻き込まれるリスクもある。
猪野 琢磨(いの たくま)
七海の手伝いで呼ばれた2級呪術師。帽子をかぶっている。21歳。
実力は相当なもので、七海も1級の呪術師になる為の推薦をしてもいいというお墨付きな術者だが、七海の口車にたやすく乗せられる単純な性格でもある。
前日譚の東京都立呪術高等専門学校で準一級以上を集めろと言った時に来ていた帽子をかぶった2級呪術師。
後輩力が高い。七海の任務を一度手伝ってから非常にリスペクトしている。七海の腕時計をおさがりで貰えないか虎視眈眈と狙っている。
冥冥(めいめい)
1級呪術師。(2006年の時には、すでに1級呪術師だった。)
動物の視覚を共有し、モニターに映すことができる。
金に変えられない物には価値がないという価値観を持った守銭奴。
前日譚の東京都立呪術高等専門学校で準一級以上を集めろと言った時に来ていた前髪を垂らしている1級呪術師。斧を持って登場。
新田 明(にった あかり)
呪術高専補助監督。言葉の語尾に「…っス」とつけてしゃべる。埼玉担当。
灰原 雄(はいばら ゆう)
七海と同期だった2級呪術師。好きな飲み物はコーラ。好きな女性のタイプは沢山食べる子。 2006年呪術高専1年の時、星漿体護衛任務にて七海と那覇空港の警備を担当した。2007年呪術高専2年の時、任務に失敗し死亡する。
術師家系ではないが呪いの見える妹がいる。
九十九 由基(つくも ゆき)
特級呪術師。「どんな女がタイプかな?」と話かけてくる女性。特級呪術師だが任務を全く受けない海外をプラプラしてるろくでなしで有名である。 呪霊を狩るだけでは呪霊被害の根本的解決にはならないと考え、呪いの無い世界を作るために世界を回っている。2007年呪術高専3年の夏油と会話し(呪いのない世界を作るには)非術師を皆殺しにすればいいという発言を一番簡単な方法と肯定した(当時の夏油は気の迷いの発言でむしろ九十九が肯定したことに困惑していた)。主な移動手段はバイクであるようで、登場時は毎回乗っている。 当時小3の東堂に出会い、彼が呪術師となる大きなきっかけとなった。リュウグウノツカイに羽が生えていて、口に割り箸が付いている呪霊と思しき生き物を従えていることが伺えるが、詳細は不明。

御三家[編集]

禅院家[編集]
禪院 直毘人(ぜんいん なおびと)
禪院家26代目当主。特別1級呪術師。
伏黒 甚爾(ふしぐろ とうじ)
伏黒恵の実父。禪院家の出身で元の名は禪院甚爾。入籍して伏黒になった。口の辺りに傷がある。天与呪縛で呪力を全く持たないため、禪院家内で冷遇されていた。
ギャンブル好きだが、負け続けている。お金がないので女の人のところを転々としている(ヒモ)。仕事で大金を稼いでも、無くなるまで使ってしまう。盤星教の仲介人と繋がりがあるが、仲介人の孔いわく「仕事か地獄でしか関わりたくない」との事。女性にはおごるが男性にはおごらない。実の息子の名前を言われても「誰だっけ」と返答し、息子を担保に金を調達するなど冷淡な人物。五条曰く「僕が引くレベルのろくでなし」。
天与呪縛の中でも極めて珍しい存在で、呪力を完全に持たないにも関わらず、呪縛の強化によって視覚や嗅覚などの五感が呪霊を認識できるまでに鋭くなっており、呪いへの耐性も獲得している。こうした驚異的な肉体を持つため、九十九は彼を「超人」と表現した。さらに、跳躍だけで五条の「蒼」の効果範囲から脱出、「赫」により弾き飛ばされても軽傷で済むなど身体能力も異様に高い。
呪力を媒介として発動する術式は一切使用できないが、物体を格納出来る呪霊を小さくして体内に隠し、様々な武器を出し入れしながら戦闘を行う。天与呪縛により強化された身体能力と呪具を武器に術師と対等以上に渡り合え、術式を解除する効果を持つ特級呪具「天逆鉾」を愛用することから「術師殺し」の異名を持つ。
基本的に面倒事を避ける性格。
2006年五条と夏油が呪術高専2年の時、星漿体を護衛中に対峙する。一度は五条と夏油に勝利し、天内と黒井を殺して、天内の遺体を盤星教に引き渡した。その後、反転術式で復活した五条と対峙した際、危険を察知しながらも現代で最強の呪術師となった五条を倒してみたいがために戦闘を継続。「蒼」と「赫」の対策は万全だったが、五条家内でも一部の者しか知らない「茈」のことは知らなかったようで、「茈」で左半身を抉られ敗北。最後に自分の息子の恵が近いうちに、禪院家に売られる事を五条に話し絶命する。
加茂家[編集]
加茂 憲倫(かも のりとし)
史上最悪の術師として名を残す御三家の汚点。明治の初め頃、自らが開いた寺に呪霊との間に生まれた子の亡骸を抱いて駆け込んできた女性に興味を持ち、その女性を利用して特級呪物「呪胎九相図」を生み出す。

呪詛師[編集]

夏油 傑(げとう すぐる)
特級呪詛師。僧衣をまとい、額に大きな傷を持つ人間の男性。
呪霊である漏瑚達と結託し何かを企んでいる。漏瑚の目的のために必要なこととして、10月31日渋谷で「五条悟の封印」および「両面宿儺(虎杖)の引き入れ」を提言した。漏瑚に軽んじられているようだが、彼自身も呪霊を見下している描写がある。
呪霊を取り込み、自在に操る術式「呪霊操術」の使う。呪霊を降伏させ(階級換算で2級以上の差があると降伏を省ける)、球体状の呪力の塊にしたものを飲み込んで取り込む。取り込める呪霊の数には制限は無く、(乙骨憂太と折本里香の様に)人間と主従関係がある場合は、その人間を殺害すれば良い。(なお、彼の学生時代の嘘により、高専は『主従関係の無い呪霊のみを取り込める』と認識している。)ただし、取り込む際に口にする呪力の塊は、本人曰く「吐瀉物を処理した雑巾を丸飲みしている様」に不味い。また、夏油が死亡した場合、取り込んだ呪霊がどうなるかは不明。通常の戦闘スタイルは式神使いと似ているが、体術も強いため、近距離戦闘にも対応できる。
元高専生で、五条悟、家入硝子とは同級生であり、五条にとっては「たった一人の親友」でもあった。高専2年の時には、呪術師は非術師を守るためにあると考えていた。星漿体護衛の任務に五条と共に赴き、星漿体を護衛中、伏黒甚爾と交戦し敗北(取り込んだ呪霊の暴走を防ぐため殺されはしなかった)。盤星教「時の器の会」に天内理子の遺体を五条が引き取りに行った際、盤星教信者の拍手と笑顔を見て非術師を守る事に疑問が生じる。
高専3年の時、呪霊を大量に取り込み、特級呪術師になった。しかし、呪霊を取り込み続けた苦しみから徐々に信念が揺らぎ始め、九十九との会話で非術師が全て死ねば呪霊もいなくなるという発想が生れる(当時は気の迷いからの発言でむしろ否定しない九十九に困惑していた)。その後、後輩の灰原の死亡や、任務で行った田舎の村で虐待を受けた呪術師の奈々子と美々子の惨状を目の当たりにし、村の住人112人を皆殺しにして、呪詛師に堕ちた。
新宿で家入と五条に別れを告げた後、盤星教の仲介人の孔に接触し、盤星教の幹部を集める事を依頼する。盤星教「時の器の会」の代表役員の園田を盤星教達の見ている前で殺害し、盤星教を乗っ取った。設立した宗教団体を呼び水に信者から呪いと金を集め、非呪術師を淘汰し、呪術師だけの世界を作る事を目標に掲げる。
吉野 順平(よしの じゅんぺい)
呪いが見える高校生。いじめられて不登校になっており、前髪で隠した顔の右側にはたばこを押しつけられた痕が残っている。
高校1年の時に友人2人と映画研究会を発足するも、部室が伊藤一派のたまり場になってしまい、部員の中で唯一反抗した為、いじめのターゲットとなる。映画研究会は自然消滅し、部員との交流も途絶え、高校2年から不登校になった。学校をサボタージュして映画を見に行ったところ、同じ高校の不良3人がマナーを守らず好き勝手に振る舞っていたことに不快感を覚える。不良達を呆気なく殺害して立ち去る真人に戦きながらも、追いかけて声をかけてしまう。
「無関心こそ人間がいきつくべき美徳」であると考える反面、自らをいじめた人間への復讐を望んでいる。真人に声をかけたのも復讐の手段を得るためだった。真人に造り替えられ異形と化した人間を見ても顔色を殆ど変えなかったが、実母である凪のことは素直になれずとも大切に思っている。そのため、人殺しを厭う虎杖と出逢ってからは母のことを考え、一度は復讐を諦めようとも考えていた。しかし、実母が殺された後、伊藤に復讐すべく高校を襲撃する。
映画が好きで、マイナーなB級映画や古い作品のリメイクものまで幅広く鑑賞している。自宅鑑賞よりも映画館で観ることを好む。その分映画には深いこだわりがあるようで、1から3までのシリーズの中で唯一面白かった「ミミズ人間2」の何が琴線に触れたかを確認するため、えげつないスプラッタシーンの多い同作品を3回も見直すなどしていた。
毒を生成する術式を使い、さらにその毒で相手を攻撃するクラゲ型の式神「澱月」(おりづき)を使役する。その力を使って伊藤への復讐を果たした後、止めに入った虎杖と戦うこととなり、彼の必死の説得の末に一時は改心しようとした。しかし、最後は真人の術式で異形の姿に変えられ、虎杖を追い詰めるための駒として利用された挙句無理な改造が祟り死亡する。
「Q」
天元の暴走によるクーデターを目論む呪祖師軍団。2006年、星蔣体・天内理子の殺害を目論んだが、最高戦力・バイエルの離脱より、組織は瓦解した。
バイエル
「Q」の戦闘員にして最高戦力。
高専2年時の五条悟と交戦するも、呆気なく敗北した。
コークン
「Q」の戦闘員。
高専2年時の夏油傑と交戦するも、呆気なく敗北した。

呪霊[編集]

両面宿儺(りょうめんすくな)
両面宿儺は「呪いの王」と呼ばれる特級呪霊で、その中で最上位の呪いとされる。呼称は「宿儺」。作中では虎杖悠仁に受肉した姿で登場。
腕が4本、顔が2つの仮想の鬼神とされるが、正体は1000年以上前に実在した人間。呪術全盛の時代に術士が総力を挙げて両面宿儺に挑んだが、敵わず敗れたと言われている。その後、計20本の指の屍蝋が「両面宿儺の指」と言う呪物として残されたが、当時の術士達にはそれすら消し去れず、封印することしか出来なかった。現在、「指」の多くが行方不明になっている。
呪いらしく残忍で冷酷な性格を持ち、特に女子供を嬲り殺すことを好む。反面、激しにくく冷静さも持ち合わせているようで、対峙した五条の能力の正体に感づいたり、虎杖を相手に狡猾な取引を提案したりもする。また、自らを押さえ込む虎杖を「つまらん」と断言し、彼よりも伏黒(とくに彼の『奥の手』)に興味を示している節がある。そのため、当初は「虎杖の中の自分が死んでも、自分には他に分けられた魂(指)がある」と言う理由で、彼の肉体で死ぬことに躊躇しなかったが、伏黒に興味を抱いてからは、死ぬことは避ける様になった。
彼が使用する術式については、領域展開を除き、一切不明。なお、五条曰く、「(虎杖が『指』を取り込み続ける事で、)そのうち虎杖の体には、宿儺の術式が刻まれる」とのこと
作中では最初、杉沢高校の百葉箱に「魔除け」として保管されていた一本の「指」が登場。同校のオカ研二年がその封印を解いたことで、「指」を求める呪霊が校内に大量発生した。その後に駆けつけた虎杖が、呪霊を祓う呪力を得るために「指」を食した事で、彼に受肉をして、宿儺が復活した。しかし、肉体の主導権を完全に奪うことはできず、また、その後に現れた五条に圧倒された事で、ひとまずそこでは大人しくする。これ以降、宿儺は虎杖の別人格の様に、彼の中に存在している。
英集少年院には、虎杖の意思で、一度肉体の主導権を得て、特級呪霊を祓い、それが取り込んでいた指を回収し、取り込んだ。しかし、虎杖が縛りを設けていなかったことから、すぐに入れ替われず、それをいいことに、虎杖の心臓を抉り取って彼を人質にした上で、伏黒と交戦。その最中に虎杖が入れ替わり、一度死亡するが、その後虎杖を自らの生得領域に引き込み、「宿儺が『契闊』と唱えたら1分間肉体を明け渡す」「(肉体を明け渡す間)宿儺は誰も殺さないし傷つけない」「この契約を(虎杖本人は)忘れる」という契約を結んだ上で蘇生させた。
領域展開「伏魔御厨子」
宿儺の生得領域。展開すると、厨子の様な巨大な建物が出現する。作中では少年院の特級呪霊に対して使用しており、その際、対象を一瞬で輪切り(本人は三枚おろしのつもりだった)にした。
真人(まひと)
人間から生まれた未登録の特級呪霊で、本人曰く「人が人を憎み恐れた腹から生まれた呪い」。継ぎ接ぎだらけの青年のような姿をしており、異様ではあるが一見して呪霊らしくは見えない。
軽薄な態度に加え子供のような明るさを持つ無邪気な性格。時には人間にも親密に接するが本性は冷酷非情。
七海曰く「子供」の呪い。
発生してからまだ時間が経っておらず、呪霊としては未熟な面がある。ただし成長速度は凄まじく、直接対峙した七海からはその性格や潜在能力から「一秒でも早く祓わないといけない」と強く危険視されている。
術式で、人間の魂を見て直接触れることができ、それ故に「人間の喜怒哀楽や感情は全て魂の代謝物にすぎず、命に価値や重みは無い」という持論を掲げる。
自分の術式で生きた人間を生きたままどの程度弄れるか確認する「実験」を繰り返してきたが、映画館でマナーの悪い高校生を殺害した際、その一部始終を見ていながら敢えて声をかけてきた吉野に興味を示した(映画館にいたのは、映画や本で自分の根源である人間を学ぼうとしていた)。ただの人間である吉野に対し呪術を教えるなど親切に振る舞うが、内心では何ら思い入れを持っていなかった。母を喪った吉野を唆し里桜高校でイジメの主犯格を襲わせたり、虎杖に敗北して改心しようとした吉野に無為転変を施してあっさり殺害したりと、ただの玩具や実験台程度にしか考えていなかった。
触れた人間の魂に干渉して魂の形を変えることで対象の肉体を自由に変形・改造する術式「無為転変」(むいてんぺん)を使う。この術式で相手の脳を圧迫することで殺害したり、低級の呪いさながらの化け物じみた姿にして使役することも可能。また、自身の魂の形を正確に把握すれば、自身の肉体を自由に変形させることもできる上、肉体にどれだげ攻撃されても、自身の魂に直接攻撃されない限り呪力さえ残っていれば即座に肉体を再生できる。ただし、発動条件として、原型の手で相手に触れる必要があり、肉体を変形させた状態では術式が発動できない。さらに、魂の無いものについては能力の範疇外であり、死体も同様。
里桜高校で吉野の最後に激昂した虎杖と対決。虎杖は宿儺を取り込んでいることで魂の輪郭を無意識に把握しているため魂を直接攻撃でき、虎杖の魂に干渉しようとすれば両面宿儺の魂にも触れることとなり宿儺から反撃を受けてしまう。そのため、虎杖は全てにおいて真人の天敵と呼べる存在だった。さらに、七海も参戦したことで初めて自らの死を覚悟する。しかし、死の寸前まで追い込まれたことによって、領域展開を取得。その領域内で七海に無為転変を施そうとしたが、領域に侵入してきた虎杖と宿儺に阻まれた。
領域展開「自閉円頓裹」(じへいえんどんか)
真人の生得領域。無数の人間の腕が格子状に周囲に張り巡らされている漆黒の領域で、領域内における術式必中の特性から無為転変の弱点である射程の狭さを解消しているため、領域内に引き込めば真人の勝利がほぼ確定する。
漏瑚(じょうご)
大地への恐れから生まれた未登録の特級呪霊。
小柄な人型で、額の目は一つだけであり、頭頂部は火山の様になっている。正の感情(建前)を表に出して負の感情(本音)を隠して生きる人間を「紛い物」と呼び、その負の感情から生まれ落ちた呪いこそが真の人間であると主張する。
短慮で激情しやすい性格の持ち主で、夏油に忠告されたにも関わらず単身で五条に戦いを挑んでしまうほど。その扱いにくさから、夏油は「真人くらい冷静だと助かる」とすら発言している。
火炎や火山を操る術式を使う。周囲の人間を一瞬で燃やしたり、地面に火山を作り、溶岩を噴出する攻撃をしたりできる。実力は夏油曰く「甘く見積もって両面宿儺の指8~9本分」ほど。また、作者曰く、「漏瑚は(術式の相性からも)花御より強いが、(作中で花御が辛うじて耐えきった)『黒閃×5+急所に游雲』をくらったら流石に死ぬ」とのこと。
虎杖死亡後、花御らと共に夏油と手を組みはじめる。その際、夏油から「五条悟の封印」を提案され、彼に忠告されたにも関わらず、単身で五条と交戦する。その際、五条に圧倒された挙げ句に「弱い」と煽られて激昂し、怒りに任せて領域展開をするが、五条の領域展開に上書きされ、首だけの姿になってしまう。しかし、間一髪のところで花御に助けられた。
火山蟲(かれきちゅう)
頭部からアブの様な虫を生み出し、音と爆発で攻撃する技。
領域展開「蓋棺鉄囲山」(がいかんてっちせん)
漏瑚の生得領域。火山の内部を連想させるような領域で、並の術師なら、入れた時点で即座に焼け死ぬらしい。
花御(はなみ)
森への恐れから生まれた未登録の特級呪霊。ただ、作中では呪霊よりも精霊に近い存在だとされている(「精霊」に関する情報は未出である)。
長身の人型で、肌は白く、目は小さい樹になっている。また、本気で戦う場合を除き、左腕は常に布で覆っている。漏瑚や真人と違い、「発する言語そのものは、人間や他の呪霊には理解できないが、意味は脳内に直接伝わる」と言う独自の言語体系を確立しており、漏瑚や伏黒からは「(何を言っているかは分からないのに内容は頭に入ってきて)気色悪い」と言われている。
冷静かつ紳士的な性格で、呪霊の中でも理性的な存在。自然を何よりも愛し、地球(ほし)を守ることを目的としている。そのため、自然に優しい人間の存在を認めつつ、「自然と人間の共存は不可能」と言う考えから、人間を滅ぼさなければならないと考えている。
植物を生み出し、操る術式を使う。生み出せる植物は多種多様で、これらを使って相手を直接攻撃したり、心理戦と併用して、相手の不意をつくことを得意とする。さらに、耐久力にも優れており、並の攻撃ではその肌は傷すらほぼつかず、虎杖と東堂の「黒閃×5+急所(目)に游雲」も、辛うじて耐えきっている。ただし、前述の「目」に相当する樹が弱点であり、そこには比較的攻撃が通じる。
木の根(仮称)
建物を飲み込むほどの巨大な木の根を展開できる。本数と射程を絞ることで強度と速度が上がる。実物の植物に呪力を流しているわけではなく、呪力そのもので構成されているため、一瞬で消す事も出来る。
木の鞠(仮称)
木の根から作られた、滞空する鞠。鞠から1、2回攻撃可能。鞠の上に乗ることで空中にとどまることもできる。
呪いの種子
呪力を養分にする種。術式を使おうとすれば、その呪力を糧に体に食い込んで根をはる。
お花畑(仮称)
周囲に花畑を展開し、相手の気を緩める。
左腕
本気を出す時のみ解放。周囲の植物の命を呪力に還元し、「供花」に与えて開花させることができる。
供花(くげ)
左肩にある、眼球がついた花。「左腕」が生み出した呪力で開花し、さらにその呪力をレーザーのよう放出し、攻撃できる。威力は強力だが単調な攻撃になるようで、領域展開と併用して、必中にできる。
領域展開
作中では未使用に終わっているため、詳細不明。
海の呪霊(仮称)
夏油達と活動をする呪霊。海洋生物の様な姿をしている。
表立った登場がなく、本名も含め詳細は不明だが、真人の言及から、海への恐れから生まれた未登録の特級呪霊だと思われる。
呪胎九相図
特級呪物「呪胎九相図」が人間に受肉した姿。受肉後は、「呪霊が描く未来の方が、自分たちにとって都合がいい」という脹相の考えから、夏油らに協力している。
三体は、互いのことを「兄弟」と呼んでおり、その絆は深い。
三体とも、自身の「血」を使用する術式を使う。また、人間に受肉して存在しているため、呪霊と違い、死亡しても肉体は消滅しない。
脹相(ちょうそう)
呪胎九相図・1番が人間に受肉した姿。3兄弟の長男。小袖と袴の様な服を着た男性。鼻筋の部分には、刺青の様な横長の黒い長方形の模様がある。
感情が豊かで無く、常に無頓着な表情を見せている。しかし、弟達に対して「自分達は3人で1つ」と考えるほど兄弟愛が深く、その絆から、彼らの死を感知することもできる。壊相からは「兄さん」と呼ばれている。
自身の血液を操る術式「赤血操術」を使う。前述の鼻の黒い部分から血液を排出・操作して、周囲の人物を切断したりできる。なお、この術式は、御三家・加茂家相伝のものだが、何故彼が使えるのかは不明。
壊相(えそう)
呪胎九相図・2番が人間に受肉した姿。3兄弟の次男。筋肉質でモヒカンの男性で、女性の下着をつけている。背中に不気味な顔があり、そこから発する臭いと相まって、本人のコンプレックスになっている。背中は、隠すと蒸れるので露出しており、背中を見られると、見た対象に殺意を向け、「バチ殺し」を行おうとする。
兄・脹相同様に兄弟愛が強く、虎杖と釘崎との戦闘時も、弟・血塗に気を配っていた。血塗からは「兄者」と呼ばれている。
自身の血液を相手に浴びせて腐食させる術式「蝕爛腐術」を使う。赤血操術と同様に、自身の血液を操ることが出来る。血液は有毒で、浴びた物体はすぐに腐食し、人間の場合は、全身に浴びない限りは死ぬことは無いが、一部だけでも激痛を伴う。また、この術式で、三男・血塗と繋がっている。
蝕爛腐術極ノ番「翅王」(しょくらんふじゅつ ごくのばん「しおう」)
背中に血液で出来た大きな翅が出現し、そこから針のように尖った形の血液で相手を刺す。翅から滴る血液は触れたものを腐食させる。
蝕爛腐術「朽」(しょくらんふじゅつ「きゅう」)
傷口や粘膜から、壊相か血塗のどちらかの血が入り込み、二人のどちらかが術式を発動すれば侵入箇所から腐蝕が始まる。有毒な血液で痛みはあるが、術式は有毒ではなく、あくまで「分解」。ただし、壊相が「翅王」を発動すると、強制的に「朽」が解除されてしまうのが難点。
血塗(けちず)
呪胎九相図3番が受肉した姿。3兄弟の三男。兄二人とは違い人型ではなく、顔の下に大きな口がある。
次男・壊相と同様の術式「蝕爛腐術」を使う。前述の大きな口から血液を吐いて相手に浴びせる。ただし、壊相のものほど有毒ではなく、浴びただけでは腐食が起こることはない。また、この術式で、次男・壊相と繋がっている。
蝕爛腐術「朽」(しょくらんふじゅつ「きゅう」)

その他の人物[編集]

虎杖の祖父
虎杖の実の祖父。本名は不明。両親がいない虎杖にとっては親代わりでもある。物語開始時点で入院していたが、見舞いに来た虎杖との会話中に死去する。
性格は虎杖曰く「短気で頑固」。入院中に見舞いに来ていたのは孫の虎杖だけだったらしい。彼が最期に言い残した「オマエは強いから人を助けろ」「大勢に囲まれて死ね」という遺言は、虎杖が呪いとの戦いに身を投じる覚悟を決めたきっかけとなる。
両親の話に興味を持たない虎杖に「クソ孫」と吐き捨てるなど口は悪いが、見舞いの度に花を買ってくる虎杖に「貯金しろ」と小言を言うなど、孫思いな祖父だった。
佐々木(ささき)
杉沢第三高校2年生でオカ研の部員。心霊現象は好きだが怖がりで、虎杖がいないと心霊スポットにはいけない。虎杖から両面宿儺の指を借り受け、深夜の学校で封印を解いてしまう。そのせいで宿儺の指ごと呪いに取り込まれかけるが、虎杖によって間一髪で救出された。虎杖の家庭の事情は知らなかった模様。
井口(いぐち)
杉沢第三高校2年生でオカ研の部員。佐々木と同じく怖がりで虎杖がいないと心霊スポットにはいけない。両面宿儺の指に引き寄せられた呪いに襲われ、頭に食らいつかれてしまったが命は無事だった。彼もまた虎杖の家庭の事情は知らなかった模様。
高木(たかぎ)
杉沢第三高校の陸上部顧問。虎杖の身体能力に目をつけ、陸上部に入部させるため勝手に入部届を書き換えた。その後、虎杖と砲丸投げで勝負をし14mの記録を出すが、虎杖が倍以上の距離を投げサッカーゴールに食い込ませるという非常識な実力を見せたため、呆然とすることになる。
吉野 凪(よしの なぎ)
順平の母親。若々しい外見で、愛煙家。所謂「良妻賢母」とは異なるが、高校へ行くことを嫌がる順平を厭わず受け入れるなど懐が深い。初対面だった虎杖ともすぐに親交を深め、酔った勢いでモノボケを披露させるなど自由人的な一面を持つ。
自宅のリビングに置かれた宿儺の指を発見するが、直後に引き寄せられた呪いによって惨殺される。順平が自身の通う高校で引き起こした事件が収束した後、拙く防腐処理された遺体が指と共に高専関係者によって発見された。
ミゲル
外国出身の呪術師。
「呪術廻戦」では表紙に乙骨と一緒にいるところが描かれている。
組谷鞣造(くみや じゅうぞう) 
人でハンガーラックを作りたかった禿頭の呪祖師。五条に両手両足を折られ拘束された。
伏黒 津美紀(ふしぐろ つみき)
伏黒恵より一つ年上の義姉。小学2年の時に恵の父親と津美紀の母親が再婚し蒸発。高校1年生の時に呪われた結果寝たきり状態。
小沢 優子(おざわ ゆうこ)
虎杖と同じ中学に通っていた。当時は太っていた。虎杖が好みのタイプと違うが、好きな女性として名前を挙げた。中学の卒業式で虎杖と写真を撮った。 高校入学と共に仙台から東京へ。環境変化のストレスで長身化と減量に成功。虎杖に淡い恋心を抱いている。虎杖は痩せて別人のようになっても、小沢だと認識した。釘崎に連絡先を教えた。
園田 茂(そのだ しげる)
天元を信仰崇拝する宗教団体、盤星教「時の器の会」の代表役員。
孔 時雨(コン シウ)
天元を信仰崇拝する宗教団体、盤星教の仲介人。韓国籍。元刑事。
天内 理子(あまない りこ)
2006年に五条及び夏油が護衛を担当した少女。廉直女学院中等部(当時)。
天元と適合する人間、「星漿体」であるため、天元との同化阻止を目的とする、呪詛士集団「Q」及び盤星教"時の器の会"に命を狙われていた。
両親は事故で亡くなっており、天涯孤独の身。
黒井 美里(くろい みさと)
2006年に天内理子の世話係。31歳(当時)
呪詛士に対してモップで立ち向かうなど、護身の心得はある模様。
両親を亡くした天内にとっての家族とも言える存在。
奈々子(ななこ)
幼い頃、地図にも載っていない田舎で呪術師である奈々子と美々子はひどい扱いを受けていたが、夏油に助け出された。
美々子(みみこ)
幼い頃、地図にも載っていない田舎で呪術師である奈々子と美々子はひどい扱いを受けていたが、夏油に助け出された。

用語[編集]

呪術関連[編集]

呪い
作中のキーワード。辛酸・後悔・恥辱といった、人間の身体から流れた負の感情。もといそれから生み出されるもの(呪霊、呪力、呪術等)の総称。
作中では、日本国内での怪死者・行方不明者は年平均1万人を超えており、そのほとんど呪いの被害とされている。
呪力(じゅりょく)
人間の負の感情から生まれる「負のエネルギー」。呪霊の体は、この呪力で構成されている。呪力を体に宿していない人間は、呪霊を祓うどころか見ること・触れることも出来ない。また、呪力の有無はほぼ生まれつきで、後天的な作用は殆どない。虎杖は呪物である宿儺の指を取り込むことで、例外的に呪力を手に入れた
呪霊(じゅれい)
呪いが具現し意思をもった存在。呪力を宿していない人間・非術師の呪力から生まれる。呪術界では、その呪力量や戦闘力に応じて、4級~1級・特級にクラス分けしている。また、人口(流れ出る呪力の量)の差により、地方と比較して都会の呪いは狡猾である。また、共通認識のある畏怖のイメージから生まれる呪霊・「仮想怨霊」(かそうおんりょう)も存在する。
力の強弱に関わらず、呪力を伴わない攻撃はどれほど受けてもダメージを負わないが、呪力を伴う致命的なダメージを負うと消滅する。
また、姿形にこれといった共通項は無く、習性も、人間を襲うこと以外は個体によって多種多様。基本的に知性は低いが、人間と変わらぬ知性を持つものも存在する。
特級
呪霊の最高位の等級。高専が登録しているもので、16体存在するとされる。仮想怨霊の場合は「特級仮想怨霊」と呼ばれる。
特級呪術師になることで初めて対等に闘えるとされる程の呪力・戦闘力を持ち、個体によっては人間と変わらぬ知性を持つ。呪力が無い通常兵器が呪霊に有効と仮定した場合、「クラスター弾での絨毯爆撃でトントン」。また、特級以上のクラスは無いため、特級同士で大きな実力差が出ることもある。
両面宿儺、少年院の特級呪霊(仮称)、漏瑚、花御、真人、海の呪霊(仮称)、八十八橋の特級呪霊(仮称)、化身玉藻前、折本里香がこれに該当する。
1級(準1級)
1級呪術師・準1級呪術師が祓えるとされる等級。呪力が無い通常兵器が呪霊に有効と仮定した場合、「戦車でも心細い」。
2級(準2級)
2級呪術師・準2級呪術師が祓えるとされる等級。呪力が無い通常兵器が呪霊に有効と仮定した場合、「散弾銃でギリ」。
3級
3級呪術師が祓えるとされる等級。呪力が無い通常兵器が呪霊に有効と仮定した場合、「拳銃があればまあ安心」。
4級
4級呪術師が祓えるとされる最下位の等級。呪力が無い通常兵器が呪霊に有効と仮定した場合、「木製バットで余裕」。中には知性を持ち、術師に頭脳戦を持ちかける狡猾な個体も存在する。
蝿頭(ようとう)
4級にも満たない低い等級の呪霊。
呪術師(じゅじゅつし)
呪術を使い、呪霊を祓う人間。その多くが呪術高専を拠点に活動しているが、呪殺を生業とする呪詛師(じゅそし)と呼ばれる悪徳呪術師も存在する。
呪霊と同様に4級~1級・特級に分けられており、同じ等級の場合、呪術師の方が強い(2級呪術師の場合、2級呪霊を祓うことができて当たり前のレベルで、その実力は1級呪霊に近いものとされる。)。そのため基本的には自らの等級以下の呪霊に関する任務が割り振られる(2級以下は二人以上で任務を割り当てられる)。
昇級するには推薦が必要(受け持ちの生徒を先生は推薦出来ない)。
1級術師への昇格プロセスは、以下の5段階。
①2名以上の1級術師から推薦される。(何人でも可。作中では5人推薦された)
②現役の1級または1級相当の術師とともに任務をこなす。(査定中扱い。ただし、推薦した1級術師か受け持ちの担任と組んだ場合は保留となる)
③適正アリと判断されれば準1級へと昇格。
④単独での1級任務に指名される。
⑤任務の結果によって正式に1級に成るか決定。 
特級
特級呪霊と対等に闘えるとされる、非常に高い実力を持つ呪術師の等級。現時点で4人しかおらず、高専でも非常に重宝され、呪詛師の場合は「最悪」と称されるほど警戒される。
五条悟、乙骨憂太、夏油傑、九十九由基がこれに該当する。
1級
1級呪霊を祓えるとされる高い実力を持つ等級。特級呪霊を祓える実力を持つものもいる。大抵の術師は2級や準1級で頭打ちになるため、1級に辿り着ける者は少ない。
七海健人、東堂葵、冥冥がこれに該当する。
準1級
準1級呪霊を祓えるとされる実力を持つ等級。大抵の術師はこの級で頭打ちになる。
狗巻棘(2年時)、庵歌姫、加茂憲紀、究極メカ丸がこれに該当する。
2級・準2級
2級呪霊・準2級呪霊を祓えるとされる実力を持つ等級。2級になると、高専1年でも術師としての単独活動が許される。
狗巻棘(1年時、2級)、猪野琢真(2級)、伏黒恵(2級)、パンダ(準2級)がこれに該当する。
3級
3級呪霊を祓えるとされる実力を持つ等級。
4級
4級呪霊を祓えるとされる実力を持つ等級。
御三家
呪術師界の3つのエリート家系。それぞれの家系事に相伝の術式が存在する。
禅院家
影を媒体にした10種の式神を操る「十種影法術」を相伝の術式の一つとする家系。第26代当主は禪院直毘人。
禅院真希、禅院真衣、伏黒甚爾がこの家系の出身。
加茂家
自身の血液を自在に操る「赤血操術」を相伝の術式とする家系。明治時代に存在した加茂憲倫は、最悪の呪術師、御三家の汚点と呼ばれている。
加茂憲紀がこの家系の出身。
五条家
「無限」を操る「無下限呪術」を相伝の術式とする家系。その先祖に、日本三大怨霊の一人にして超大物呪術師・菅原道真をもつとされる。
五条悟がこの家系の出身。
呪術
呪力を用いた、呪霊を祓うための戦術。
術式(じゅつしき)
呪力を流して発動する特殊能力。呪力を「電気」に例えると、術式は電気を流して使用する「家電」に当たる。基本的には先天的に身体に刻まれているものであり、呪力があっても術式が無い者には特殊能力を用いた呪術を使用することは出来ない。
術式順転
「負のエネルギー」である通常の呪力を流して発動する、通常の術式。
反転術式・術式反転
反転術式は、本来「負のエネルギー」である呪力を掛け合わせることで、「正のエネルギー」を生み出す高等な呪力操作。この「正のエネルギー」によって、人間を治癒することができる。
術式反転は、反転術式で生み出した「正のエネルギー」を流して発動する術式で、「順転」とは逆の効果を生み出す。
虚式
術式順転と術式反転を合わせた術式。
拡張術式
詳細は不明だが、通常の術式以上の効果を得られると思われる術式。
式神
式神使いと呼ばれる呪術師の呪力で構成された生物。式神使いの化身とも言える存在で、使い手の命令に従って相手を攻撃する。術式を解除すると消滅する。術式を持たない者でも、簡単なものを作ることはできる。
呪骸(じゅがい)
呪力を宿し、自立可能な無生物。自然発生するものは、呪霊の様に人間に敵対的。
傀儡呪術によって、心臓となる"核"を持たせたものを人工的に作り出し、式神の様に操ることも可能。
縛り(しばり)
呪術における"誓約"。自身に何らかのデメリットを課すことで、何かしらのメリットを得ることができる。ただし、守らなければ何らかのリスクを受ける。
天与呪縛(てんよじゅばく)
自らが課すものと違い、先天的に課された大きな縛り。その代償として、強大な力が手に入る。
結界術
帳(とばり)
外から見えなくし、呪霊をあぶり出す球体の結界。「闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え」と言う詠唱で発動する。術式を持たないものでも使用可能。非術師の場合は、見えなくなるというよりは認識できなくなる。
領域展開(りょういきてんかい)
人間や呪霊が持つ心の中「生得領域」を、術式を付与して呪力で外部に構築したもの。
展開に使う呪力は膨大だが「環境要因による術者の能力上昇」「領域内で発動した付与された術式は対象に必ず的中する」といった大きなメリットがある。また、領域の内側から出るのは非常に困難だが、外側から侵入することは容易であるという特性も持つ。
呪術師だけでなく呪霊も使用し、外見や効力はそれぞれで異なる。領域展開を習得している者は限られており、故に「呪術の極致」と呼ばれる。
呪具(じゅぐ)
呪いの籠められた武器。呪力の無い人間にも扱え、呪いを祓うことが出来る。4級から特級に分けられている。
屠坐魔(とざま)
五条が虎杖に与えた呪具(後に真希の持ち物だったことが発覚)。幅の広い短剣のような形をしている。少年院の特級呪霊に破壊された。
黒閃(こくせん)
打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝:突した際に生まれる空間の歪み。「黒閃」という呼び方は空間の歪みが生じると呪力が黒く光ることから由来する。威力は通常の攻撃の2.5乗であるが、狙って出せる術師は存在しない。ただし、一度黒閃を出せば術師はゾーンの状態に入るようで、その日の内は連続して黒閃を出すことが容易くなる。
黒閃を経験することで、呪力が呼吸のように自然にめぐり、自分中心に立ち回っているかのような感覚を覚え、自らの呪力の性質を真に理解できる。そのため、黒閃を経験した者としていない者には、呪力の核心との距離に天と地ほどの差が生じる。現在作中で黒閃を経験したと判明しているのは、五条、七海、虎杖、釘崎の4人。
呪術高等専門学校(じゅじゅつこうとうせんもんがっこう)
呪術界の要。東京と京都に1校ずつ存在する呪術教育機関。表向きは私立の宗教系学校とされているが、実際は都立および府立であり公費で運営されている模様。多くの呪術師が卒業後もここを活動拠点としており、教育のみならず任務の斡旋やサポートも行っている。なお、たとえ学生であっても任務に出る以上給与は支払われる。
窓(まど)
呪術師ではないが、呪いを視認できる高専関係者。一般人の協力者といった立場。
薨星宮(こうせいぐう)
呪術高等専門学校の最下層。国内主要結界の基底。大樹の根元は高専を囲う結界とは別の特別な結界の内側。招かれた者しか入ることはできない。
呪物(じゅぶつ)
呪いを籠められた物。両面宿儺の指がその一つ。
呪霊と異なり、物体として現存している。魔除けに使用されている場合もあるが、本質は毒を毒で制す悪習に過ぎない。
両面宿儺の指(りょうめんすくなのゆび)
特級呪霊・両面宿儺の指の屍蝋。全部で20本あり、その多くは行方不明となっている。魔除けとして使用されているものもあるが、既に呪いに取り込まれているものもある。呪い自体の力は日に日に強くなっており、かつて施された封印は呪力を持たない人間にすら破れるほど風化している。指自体の気配が巨大すぎるせいもあって捜索するには厄介なものだが、虎杖が取り込んだ両面宿儺が指のありかを教える探査機としての役割を果たす。虎杖は4本の指を呑み込んでいる(9巻時点)。
虎杖が取り込んだ指
杉沢高校の魔除け
虎杖が最初に食した指。杉沢高校の百葉箱に保管されていた。同校のオカ研が封印を解いた後、虎杖が食した事で、宿儺が復活してしまった。
五条に渡された指
虎杖の秘匿死刑決定後、五条が食べさせた。元々は高専が保管していたうちの一本だった。
少年院の特級呪霊が取り込んでいた指
肉体の主導権を手にした宿儺が少年院の特級呪霊を祓った後に回収し、取り込んだ。
八十八橋の特級呪霊が取り込んでいた指
伏黒が八十八橋の特級呪霊を祓った後に回収し、虎杖に渡された瞬間、宿儺が飲み込んだ。
獄門彊(ごくもんきょう)
夏油が所持する特級呪物。五条を封印するために必要らしいが詳細は不明。
呪胎九相図(じゅたいくそうず)
高専が保管していた特級呪物。明治の始め、呪霊の子を孕む特異体質の娘と、史上最悪の術師・加茂憲倫(かも のりとし)の手によって産み出された呪霊と人間の混血。1番~3番まで存在する。9度の懐妊と9度の堕胎によって産み出されたとされているが、それらについての一切の記録は破棄されている。150年間封印され、高専で保管されていたが、真人によって奪取され、人間に受肉して復活した。

その他[編集]

杉沢第三高校
虎杖が元々通っていた仙台の高校。私立・公立かは不明。魔除けとして両面宿儺の指を百葉箱に保管していたが、後に虎杖が持ち出す。
物語開始時点で「利用者の多くが体調不良を訴えた」という理由でラグビー場が閉鎖されていた。表向きの理由はマダニとされているが、実際はラグビー場に出没していた2級相当の呪いが原因であったことが暗示されている。
京都姉妹校交流会
年に一度行われる、東京と京都の呪術高専による交流会。建前上は東京・京都の学長がそれぞれ提案した勝負方法で1日ずつの2日間かけて行うとされるが、実際は初日が団体戦、2日目は個人戦でそれぞれの高専の学生が戦うことになる。
表向きは文字通り両校の交流を深めるための催しだが、実態は「殺す以外なら何をしても良い」高専生徒同士の対決。毎年2年生から3年生までが主に参加するが、今年は3年生と乙骨が出場しないため、代わりに1年生である虎杖、伏黒、釘崎が出ることになった。
去年は京都校で行い乙骨が参加して圧勝だったらしい。去年勝った方でやるので今年は東京校で行われ、東京校が野球で勝った。

東京都立呪術高等専門学校[編集]

東京都立呪術高等専門学校』は、『呪術廻戦』のプロトタイプであり正式な前日譚。『ジャンプGIGA』2017 vol.1から2017 vol.4まで連載。2018年12月4日に『呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校』として発売した。

あらすじ[編集]

2016年11月、乙骨憂太には結婚を約束した少女、折本里香が取り憑いていた。同級生から執拗な嫌がらせを受けていた彼は、里香が彼らに重症を負わせたことで呪術師達から拘束され、死刑を宣告される。一度は死刑を受け入れたが、里香の力が強大すぎたために呪術師側は尻込み、また呪術高専の教師である五条悟のすすめもあり、乙骨は高専の1年生に編入する。他者との関わりを畏れ、呪術師になることにも生きることにも消極的だった乙骨だが、個性豊かな同級生達と関わる内、やがて自らが生きるための自信を持ち、里香を自分から解放するために呪術師を目指すようになる。乙骨の入学から1年弱が経った頃、かつて一般人を大量虐殺して呪術界を追放された呪詛師・夏油傑が突如彼らの前に現れる。呪術師だけの世界の創世を目指す夏油は、乙骨達の前で12月24日の百鬼夜行の実行を宣言する。彼の狙いは高専を潰すことと、強大な力を持つ呪霊・里香を手に入れることだった。

登場人物[編集]

乙骨 憂太(おっこつ ゆうた)
主人公。気弱でいじめられっ子の少年。2001年3月7日生まれで、呪術高専1年生。編入時から特級呪術師として登録された。
以前の同級生に執拗な嫌がらせを受けていたが、自身に取り憑いていた呪霊・折本里香が彼らに重症を負わせた事件をきっかけに呪術師達に拘束される。一旦は完全秘匿の上での死刑を判決され、本人も受け入れていたが、五条のすすめで呪術高専に編入した。
編入するまで(取り憑かれていたものの)一般人だったため呪術師としての経歴は浅いが、学び初めて1年足らずで狗巻棘の使う呪言を真似るなど、夏油を驚嘆させるほど高い素養を持っている。ただしパンダ曰く「感知能力はザル」(特級過呪怨霊が横にいる為。特級の夏油は感知した)。
里香とはもともと小学校の同級生であり、相思相愛の関係で結婚の約束をしていた。11歳という幼い時分で交わした誓いだったが里香への愛情は本物であり、呪いと化し原型を留めない容貌となった彼女にキスさえするほど心から愛している。
自己評価が低く、同級生となった直後の真希に「『善人です』ってプロデュースが顔に出てる」と痛烈な評価を下された。里香が自身に危害を加える者へ容赦なく攻撃するため周囲を遠ざけていたが、内心では孤独感を感じていた。本心では「誰かと関わりたい」「生きてていいって自信が欲しい」と他者との関わりを望んでいた。本来は気弱でありつつも心優しい性格であり、負傷した同級生を救うために格上の夏油に単身挑むなど気骨もある。
里香を呪いから解放するために呪術師を目指すが、後に彼女を呪いとして縛っていたのは乙骨自身であったことが判明した。乙骨も道真の子孫。遠縁とはいえ、五条先生とは親戚関係になる。
折本 里香(おりもと りか)
6年の間乙骨に取り憑いていた特級過呪怨霊。元は乙骨の同級生で婚約者の少女。交通事故で亡くなる。享年11。
5歳の時、母親が原因不明の急死。小学校入学の2日前、父親に登山に連れられ共に行方不明になる。1週間後、山頂近くの避難小屋で里香だけが保護される。父親はそのまま失踪。生死不明。検査入院した病院で、肺炎で入院していた憂太と出会い、同じ小学校に復学。里香を引き取った父方の祖母は、自分の息子とその妻は里香によって殺害されたと強く思い込んでいた。大嫌いなものは、祖母の作った茄子の煮浸し。生前、憂太の妹とは友好関係を築いていたが、死後怨霊になってからは攻撃的になり、憂太が家族と離れるきっかけになった。
呪いとなってからは元の愛らしい外見の面影さえない醜悪かつ凄惨な容貌となり、乙骨に危害を加えたいじめっ子複数名をまとめて掃除用具入れのロッカーにねじ込むなどしていた。その際、乙骨の制止は一切聞いておらず、乙骨を守りながらも彼の制御下にはいなかったことが窺える。また、元が11歳の少女であるため、外見に反し言動は人間の少女らしいものが多い。
特級過呪怨霊と称されるとおり、呪いとしては圧倒的な力を持つ。そのため夏油に目をつけられ、彼による高専の襲撃事件の一因となった。
悲惨で孤独な家庭に育ったためか、本来の姿は11歳という年齢にはそぐわない色気を持っている。生きていた頃から乙骨だけを愛し、母の結婚指輪を盗んで贈るなどしていた。呪いとなってからも真希に嫉妬の矛先を向けるなど、乙骨に激しく執着していた。そのため、当初は呪いとなったのは彼女の過ぎた愛と執着によるものだとされていたが、後にそれは乙骨によるものであることが判明。彼が里香の解放を望んだために本来の姿を取り戻し、乙骨に「(死んで呪いとなった)この6年が生きてる時より幸せだった」と微笑みながら別れを告げた。
五条 悟(ごじょう さとる)
呪術高専1年生(ここでは乙骨達の学年)の担任。『呪術廻戦』と異なり、両目を隠す布は白いものを使用している。特級。
乙骨が里香に取り憑かれていることを伏せて高専に入学させた張本人。生徒達に教師とは思えないフランクな態度で接するが、高専についての説明を一切しないまま乙骨に指示を出すなどかなりいい加減な一面がある。「憂太」「真希」「棘」と下の名前で呼ぶ。
夏油とは元々親友だったことが最後に判明した。夏油がおろした「帳」の残穢(ざんえ)(術式を使った際に残る痕跡のこと)をすぐ認識した。乙骨に負けた後の夏油を祓った。
実は菅原道真の子孫。菅原道真といえば、日本三大怨霊(菅原道真・平将門・崇徳院)の1人。
禪院 真希(ぜんいん まき)
呪術高専1年生。呪具使い。
初対面の乙骨を容赦なくこき下ろしたため当初は苦手意識を持たれていたが、後に和解する。男勝りでぶっきらぼうだが、冷酷になりきれない一面がある。
名門である禪院家に生まれながら呪力を持たなかったため、一族の中では冷遇されていた。夏油にも「禪院家のおちこぼれ」として「猿」呼ばわりされる。その中で敢えて不向きな呪術師を目指していたが、乙骨の「真希さんみたいになりたい」という真っ直ぐな賞賛には憎まれ口を叩きながらも後で赤面していた。
狗巻 棘(いぬまき とげ)
呪術高専1年生。呪言師である狗巻家の末裔であり、2級呪術師。語彙がおにぎりの具しかないが、付き合いの短い乙骨以外の1年生は何となく彼の言葉のニュアンスを感じ取っている。生まれながらに使用できる呪言は強力だが、1回使用するだけで薬が必要になるほど喉が枯れる。また、幼いころは制御できず不本意に相手を呪ってしまうこともあったため、誰かを呪う心配のないおにぎりの具だけを日常語として使用するようになった。コミュニケーションが困難なだけで、本人は穏やかで優しい気性の持ち主である。
パンダ
呪術高専1年生。人間並の知能と言語を操るパンダ。夏油から突然変異呪骸と称されるが、物語中で詳しい説明はされていない。
夜蛾 正道(やが まさみち)
都立呪術高等専門学校の学長。五条・夏油の学生時代の担任でもある。百鬼夜行の時に現場にいない。
伊地知 潔高(いじち きよたか)
都立呪術高専の補助監督を務める眼鏡の男性。25歳。痩躯で神経質そうな顔つきをしている。乙骨・狗巻に同行し、「帳」を下ろして周囲から隠した。百鬼夜行の時には現場にいる。
夏油 傑(げとう すぐる)
特級呪詛師。現在4人いる特級のうちの一人である。非呪術師が嫌いで、見下している。呪術師だけの世界を作るのが目標。100人以上の一般人を殺して呪術高専を追放された。
設立した宗教団体を呼び水に信者から呪いと金を集めていた。家族と呼ぶ仲間たちと行動して、12月24日の百鬼夜行の実行を宣言する。新宿と京都に1000の呪いを放つ。
呪霊を操る呪霊操術の使い手で、特級呪霊でさえも操ることができる。呪霊を取り込む際、黒い球体に呪霊を取り込んだ後で飲み込んでいる。金が払えなくなった金森を殺している。
特級呪霊は16体いるそうである。乙骨の特級過呪怨霊に興味を持ち、夏油が「帳」を降ろした残穢(ざんえ)を五条が認識した。
呪術師を同胞と考え、特に若い呪術師の命は出来るだけ奪わないようにしていた。 百鬼夜行の時、五条に目立ちたがりが、前線に出ないので、呪術高専にいる事がばれた。 呪術高専において、呪霊を操る術式を使うが、夏油自体も非力というわけでなく、乙骨との近接戦闘においては扱いの難しい三節棍 (特級呪具「游雲」(ゆううん)。 5億する)を巧みに扱い、肉弾戦に優れるパンダを素手で圧倒していた。 乙骨の特級過呪怨霊を奪おうと、特級仮想怨霊「化身玉藻前」と4461の呪いを一つにした「うずまき」を同時に使用するが、乙骨に負けた後、逃亡する際に五条に祓われた。
ミゲル
外国出身の呪術師。祖国で作られた、呪力のこもった紐らしきものを武器して闘う。夏油の家族と呼ぶ仲間として登場。五条の足止めをした。
奈々子(ななこ)
夏油の家族と呼ぶ仲間として登場。金髪の明るい女子高生。携帯電話が武器。美々子と一緒に相手の首を吊るす。
幼い頃、地図にも載っていない田舎で呪術師である奈々子と美々子はひどい扱いを受けていたが、夏油に助け出された。
美々子(みみこ)
夏油の家族と呼ぶ仲間として登場。黒髪の暗い女子高生。ぬいぐるみに紐が武器。奈々子と一緒に相手の首を吊るす。
夏油の側近女性
夏油の家族と呼ぶ仲間として登場。金髪の女性。名前不明。
上半身裸のおかま
夏油の家族と呼ぶ仲間として登場。名前不明。
顔に傷があり、バンダナしている男
夏油の家族と呼ぶ仲間として登場。名前不明。

書誌情報[編集]

コミック[編集]

小説[編集]

テレビアニメ[編集]

『週刊少年ジャンプ』2019年52号にてテレビアニメ化が告知された[3]

出典[編集]

  1. ^ 「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞 2019」受賞作品 TOP10が決定!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2020年1月30日閲覧。
  2. ^ 『呪術廻戦』コミックス累計200万部突破記念プロジェクト@CAMPFIRE”. CAMPFIRE. 2019年11月25日閲覧。
  3. ^ a b c d “「呪術廻戦」TVアニメ化、虎杖役は榎木淳弥!内田雄馬、瀬戸麻沙美も出演”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年11月25日). https://natalie.mu/comic/news/356713 2019年11月25日閲覧。 
  4. ^ 五条 悟のキャストが中村悠一さんに決定!”. TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト (2019年12月22日). 2019年12月22日閲覧。

以下の出典は集英社の本内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

外部リンク[編集]