SAKAMOTO DAYS

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SAKAMOTO DAYS
ジャンル バトルアクション
少年漫画
漫画
作者 鈴木祐斗
出版社 集英社
その他の出版社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス
発表号 2020年51号 -
発表期間 2020年11月21日 -
巻数 既刊8巻(2022年8月4日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

SAKAMOTO DAYS』(サカモト デイズ)は、鈴木祐斗による日本漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2020年51号より連載中[1]2021年、「次にくるマンガ大賞 2021」にてコミックス部門9位に入り特別賞U-NEXT賞を受賞[2]。2022年、「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」にて、6位に選出[3]。2022年8月時点で累計部数が170万部を突破している[4]

ストーリー[編集]

かつて最強・伝説の殺し屋として裏社会では名を馳せ、恐怖と尊敬の目を向けられていた男・坂本太郎。しかしある女性に一目惚れしたことをきっかけにあっさりと殺し屋を引退[5]。その後、彼女と結婚し一児の父親となり、個人商店「坂本商店」を営む[5]。今ではふくよかな体型の中年男性となったが、伝説の殺し屋としての腕は未だ健在で、その腕前を生かして愛する家族や平凡な日常を守るため様々な刺客と戦っていく[5]

登場人物[編集]

声はボイスコミックの担当声優。

坂本商店[編集]

坂本 太郎(さかもと たろう)
声 - 深澤純
本作の主人公。
1993年11月21日生まれ(DAYS45:扉絵)。かつて「最強の殺し屋」と呼ばれ、裏社会で名を馳せた男。妻と出会ったことで殺し屋を引退し、現在はふくよかな体型になり、のどかな町で個人商店「坂本商店」の店長をしている。寡黙で表情の変化に乏しく、大人しい性格。殺し屋としての腕前は現在も衰えておらず、「武器の性能に頼るのは三流の証」という信条から、周囲にある道具や状況を利用して巧みに戦う。妻と娘を何よりも大切に思っており、家族に危害を加える者には容赦しないが、妻との約束から不殺を貫いている。他の殺し屋たちとの戦闘でカロリーを多量に消費することにより一時的にスリムな体型になるが、すぐに元の体型に戻ってしまう。
朝倉 シン(あさくら シン)
声 - 伊藤節生
2000年6月7日生まれ(DAYS45:扉絵)。坂本の昔の部下で、他人の心を読む能力を持つエスパーの青年。DAYS1にて所属する組織からの命令で坂本の勧誘を試みるが拒否され、坂本が「何てことない日常」を守るために殺し屋を引退したことを悟る。その後組織に抹殺されかけるも、坂本に助けられ坂本商店の一員になる。
幼い頃に政府非公認の科学研究施設「ラボ」に預けられ、所長である朝倉の元で育った。そこで朝倉の実験薬を間違って飲んだことで、超能力に目覚めた過去を持つ。死刑囚・ソウとの戦いでは他人の運動準備電位を見ることによって、コンマ数秒先の未来を先読みする能力を開花させる。殺連の免許証には「朝倉 シン」と書いている。(DAYS 9)
陸 少糖(ルー シャオタン)
2002年4月8日生まれ(DAYS45:扉絵)。中国マフィアの当主の娘。敵組織に両親を殺害され追われていたところを坂本に助けられ、坂本商店の一員になる。
酔拳の使い手で、酔うと感情の振り幅が激しくなる。
眞霜 平助(ましも へいすけ)
声 - 峯田大夢
2001年12月17日生まれ(DAYS45:扉絵)。跳弾を駆使する変則狙撃手の青年。「ピースケ」という名前のオウムを相棒にしている。直情的な性格で、情に厚く涙脆い。
射撃以外の能力は人並み以下であるため他の殺し屋からは見下されており、自身を解雇した組織を見返すために坂本の懸賞金を狙ったことがきっかけで店の常連となる。
坂本 葵(さかもと あおい)
声 - 齋田華帆
坂本の妻。美人で明るく優しい性格の女性。但し怒ると坂本太郎だけでなく、シンやボイルですら畏怖する。
坂本 花(さかもと はな)
声 - 琴石ゆうひ
坂本の娘。葵似の優しい性格の快活な女の子で、坂本太郎を殺しに来て返り討ちにあった殺し屋達に絆創膏を持っていく。

日本殺し屋連盟(殺連)[編集]

プロの殺し屋400名弱を擁する構成員1000名以上の日本最大の殺し屋組織。通称「殺連(サツレン)」。 関東支部が存在し、殺し屋の任務の管理・斡旋・その他諸々のサポート、任務で損壊した一般区域の修繕、新武器の製造・開発にいたり、多岐にわたるため殺連の中枢となっている。

ORDER(オーダー)[編集]

殺連直属の特務部隊であり、殺し屋界の最高戦力。殺連が選定した危険性の高い殺し屋の抹殺を任務とする、殺し屋界の秩序(オーダー)を保つ存在。現在の構成員は8名である。坂本は過去に所属していた。
南雲(なぐも)
声 - 汐谷文康
1993年7月9日生まれ(DAYS45:扉絵)。坂本の殺し屋時代の同期。シンに心が読まれないほどの高い実力の持ち主で、謎の多い人物。
変装が得意で、細身の体躯ながらかなりの腕力と俊敏性をもつ。武器は巨大な六徳ナイフ。
豹(ひょう)
屈強で言葉遣いも荒々しい男だが、ORDERの中では優しい性格。
大佛(おさらぎ)
声 - 古賀葵
ゴスロリ調の衣装を着たミステリアスな雰囲気の女性。武器は電動丸ノコ。坂本が抜けた後にORDERに入った新入り。
神々廻(ししば)
長髪に関西弁の男。大佛の言動にしばしば突っ込みを入れる。武器は釘抜きハンマー。
ORDERのまとめ役的な男で比較的常識人であり、坂本には「坂さん」と呼び礼儀正しい。
嫌いな食べ物はタマネギで、自身の料理にタマネギが入っていると途端に凶暴になる。
篁(たかむら)
謎が多く、常に何かを呟いている呆けた老人。武器は日本刀で、居合いの使い手。
京(かなぐり)
表向きは映画監督、裏では殺し屋という2つの顔を持つ男。フィルム柄のマフラーを首に纏っている。武器はカチンコ型の刃物。シンの能力をもってしても未来の行動を予測することができない。映画を馬鹿にされるとキレる。
入谷(いりや)
ORDERの伝達係。

×(スラー)とその関係者[編集]

×(スラー)
本名(?)は有月(うづき)、JCC時代の坂本や南雲と同期。殺連に関わる100人以上のプロの殺し屋を惨殺した謎の男。
鹿島(かしま)
×に忠実な鹿の頭部を常に被る殺し屋。人工骨格を持ち、体を切り刻まれても何故か死なない。全身の70%が武器である。
革新的な殺しの道具を求め、ラボを襲撃・占拠するが、坂本との戦闘に敗れる。
勢羽 夏生(せば なつき)
鹿島のラボ占拠にバイトとして参加した殺し屋。シンを拉致する命令を受けて坂本商店を襲撃し、間違えてルーを攫った。
光学迷彩と思われる技術を駆使し、透明人間になるスーツを着用し戦う。JCCの武器開発に所属。
アパート
声 - 比上孝浩
死刑囚。ピアノ線の様な武器で相手の体を切り裂く殺人鬼。坂本との戦いに負け、知っている×の情報を話す。
異様な程の几帳面なところがある。
ソウ
死刑囚。元軍人で斧を武器にする快楽殺人鬼。シンとルーに敗北し、逃亡途中に豹によって殺される。
ミニマリスト
声 - 村上裕哉
死刑囚。ドレットヘアーの体格の良い黒人。異様なまでの怪力自慢で様々な物を圧縮出来る。
坂本商店での南雲との戦いで、圧倒的な力量差で殺される。
ダンプ
声 - 前田玲奈
死刑囚。独占欲で捻じ曲がった恋愛脳の女性殺人鬼。手に2本、体に6本の収納型ランサーを持つ。大佛に殺される。
楽(がく)
×をボスと呼ぶ凄腕の殺し屋。殺連の関東支部で圧倒的な実力を見せるも、篁との戦いでは圧倒的な実力差で敗退する。
宇田(うだ)
殺連にスパイとして約1年潜入していた殺し屋。ボスの×を助ける為に躊躇なく篁へ自爆攻撃を行い死亡。

JCC編入試験受験生[編集]

赤尾 晶(あかお あきら)
リオンに容姿が似た気弱なで優しい女性。家事が得意で、即席のパラシュートを素早く正確に縫う技量を持つ。
勢羽 真冬(せば まふゆ)
マスクを常に装着した14歳の少年。勢羽夏生の弟。殺しのセンスは高いが、潔癖症で弱音を吐くことが多い。
ヤナヤ・ツー
JCC5浪で、新人イビリが趣味な小物。
虎丸 尚(とらまる なお)
加耳 丈一郎(かじ じょういちろう)
軟柔(しなや)

その他の殺し屋[編集]

王(ワン)
弾商会会長。
ソンヒ
バチョウ
双子の殺し屋。殺した相手の首を持ち帰り、スケッチするのが趣味。
ピッツァ中島(ピッツァなかじま)
ピザ屋兼殺し屋。
栗井 ニング(くりい ニング)
清掃員兼殺し屋。
タツ
どんでん会に雇われた殺し屋。毒使い。考えるより先に身体が動くタイプで、シンも思考が読めない。
ボイル
どんでん会所属の殺し屋。2年前のロンリコ抗争では帯黒と2人で100人以上を殺した武闘派。
JCC時代に坂本と因縁がある。爆風の推進力を利用した「ロケットダイナマイトパンチ(RDB)」と「スーパーボール爆弾(SBB)」の使い手。
帯黒(おびぐろ)
どんでん会所属の殺し屋。ボイルとコンビを組む女性。皇殺流空手の使い手。
赤尾 リオン(あかお リオン)
JCC時代に坂本や南雲と同期であった女性。

その他の人物[編集]

陸 無糖(ルー ウータン)
中国マフィアの幹部で陸 少糖(ルー シャオタン)のコンシリエーリ。戦闘能力は一般人並だが途轍も無い頭脳で幹部に上り詰めた男。
陸 少糖(ルー シャオタン)に対して異常なまでの過保護な行動と常軌を逸した尊敬と愛情の念を抱く、ある意味変態的な男である。
xに関する情報を交換条件に坂本にマフィア流(?)のギャンブル勝負を挑むも、部下の裏切りなど紆余曲折をえて敗北する。
坂本商店で臨時バイトをする傍らxに関する知りえた情報を伝え、中国で情報収集継続を行う。
尚日本通であったのか、坂本商店でアルバイト店員としての働きは至極真面目且つ理想的な店員行動であった。
ナカセ
憩来坂警察署巡査。謎の覆面男のことを坂本のことだと思っている。
金平 力(かねひら りき)
暴走族頭都藻連合総長。若い女性を無理やり連れ去ろうとした現場でナカセに止められ、クスリを見られた為にナカセらを拉致する。
多数の部下と共に廃工場に居る所を、坂本とシンにより壊滅させられる。

書誌情報[編集]

  • 鈴木祐斗 『SAKAMOTO DAYS』 集英社ジャンプ・コミックス〉、既刊8巻(2022年8月4日現在)
    1. 「伝説の殺し屋」2021年4月7日発行(4月2日発売[集 1][5])、ISBN 978-4-08-882657-8
    2. 「ハードボイルド」2021年6月9日発行(6月4日発売[集 2])、ISBN 978-4-08-882685-1
    3. 「マシモ ヘイスケ」2021年9月8日発行(9月3日発売[集 3])、ISBN 978-4-08-882763-6
    4. 「車内ではお静かに」2021年11月9日発行(11月4日発売[集 4])、ISBN 978-4-08-882819-0
    5. 「死刑囚」2022年1月9日発行(1月4日発売[集 5])、ISBN 978-4-08-882879-4
    6. 「ツいてないね」2022年3月9日発行(3月4日発売[集 6])、ISBN 978-4-08-883072-8
    7. 「お安い御用」2022年6月8日発行(6月3日発売[集 7])、ISBN 978-4-08-883147-3
    8. 「三次試験」2022年8月9日発行(8月4日発売[集 8])、ISBN 978-4-08-883191-6

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

以下の出典は『集英社の本』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

  1. ^ SAKAMOTO DAYS 1|鈴木祐斗”. 2021年6月5日閲覧。
  2. ^ SAKAMOTO DAYS 2|鈴木祐斗”. 2021年6月5日閲覧。
  3. ^ SAKAMOTO DAYS 3|鈴木祐斗”. 2021年9月3日閲覧。
  4. ^ SAKAMOTO DAYS 4|鈴木祐斗”. 2021年11月4日閲覧。
  5. ^ SAKAMOTO DAYS 5|鈴木祐斗”. 2022年1月4日閲覧。
  6. ^ SAKAMOTO DAYS 6|鈴木祐斗”. 2022年3月4日閲覧。
  7. ^ SAKAMOTO DAYS 7|鈴木祐斗”. 2022年6月3日閲覧。
  8. ^ SAKAMOTO DAYS 8|鈴木祐斗”. 2022年8月4日閲覧。

外部リンク[編集]