モノノ怪

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モノノ怪
ジャンル ホラーアニメ
アニメ
監督 中村健治
脚本 ヨコテミチコ小中千昭
高橋郁子、石川学
キャラクターデザイン 橋本敬史
音楽 高梨康治
アニメーション制作 東映アニメーション
製作 モノノ怪製作委員会
放送局 フジテレビ系列
放送期間 2007年7月12日 - 9月27日
話数 全12話
漫画
漫画:モノノ怪
原作・原案など 怪 〜ayakashi〜 製作委員会 アニメ「化猫」
作画 蜷川ヤエコ
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 ヤングガンガン
レーベル ヤングガンガンコミックス
発表号 2007年17号 - 2008年16号
巻数 全2巻
話数 全19話
その他 「怪 〜ayakashi〜 化猫 モノノ怪前日譚」として
新装版になって合本の全1巻が後に発売
漫画:モノノ怪 -海坊主-
原作・原案など 〜モノノ怪〜製作委員会 アニメ「海坊主」
作画 蜷川ヤエコ
出版社 ノース・スターズ・ピクチャーズ
掲載誌 月刊コミックゼノン
発表号 2013年11月号 - 2015年1月号
巻数 全2巻
漫画:モノノ怪 -座敷童子-
原作・原案など 〜モノノ怪〜製作委員会 アニメ「座敷童子」
作画 蜷川ヤエコ
出版社 ノース・スターズ・ピクチャーズ
掲載誌 月刊コミックゼノン
発表号 2015年5月号 - 2015年11月号
巻数 全1巻
漫画:モノノ怪 -鵺-
原作・原案など 〜モノノ怪〜製作委員会 アニメ「鵺」
作画 蜷川ヤエコ
出版社 ノース・スターズ・ピクチャーズ
掲載誌 月刊コミックゼノン
発表号 2016年5月号 - 2016年11月号
巻数 全1巻
漫画:モノノ怪 -のっぺらぼう-
原作・原案など 〜モノノ怪〜製作委員会 アニメ「のっぺらぼう」
作画 蜷川ヤエコ
出版社 ノース・スターズ・ピクチャーズ
掲載誌 月刊コミックゼノン
発表号 2017年5月号 - 2017年11月号
巻数 全1巻
漫画:モノノ怪 -化猫-
原作・原案など 〜モノノ怪〜製作委員会 アニメ「化猫」
作画 蜷川ヤエコ
出版社 ノース・スターズ・ピクチャーズ
掲載誌 月刊コミックゼノン
発表号 2018年5月号 - 2019年8月号
巻数 全2巻
映画
監督 中村健治
製作 ツインエンジン
封切日 2023年
上映時間
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ漫画
ポータル アニメ漫画

モノノ怪』(モノノけ)は、2000年代後期の日本深夜系テレビアニメ番組として作られた、和製ホラーアニメ作品。

日本では、フジテレビ系列「ノイタミナ」枠の第8作目として、2007年7月12日から同年9月27日までの期間に放送された。5エピソード、12話からなる。

作品概要

本作は、ノイタミナ枠で以前に放送された『怪 〜ayakashi〜』のエピソード「化猫」の続編で、制作スタッフもほぼ同じである。「化猫」編を作成した中村健治単独での初監督作品となる。

前作に続いて、謎の薬売りを主人公とし、近世江戸時代)の日本をモチーフにした世界(ただし、最後のエピソードのみ近代)を舞台に、「座敷童子」「海坊主」「のっぺらぼう」「鵺(ぬえ)」「化猫」という5つの怪異エピソードがオムニバス形式で描かれる。

退魔の剣の声を担当する竹本英史は、全話において何らかの役との一人二役となった。

モノノ怪の美術

本作は和紙の質感をテクスチャーとして取り入れている他、和風をベースにした独特な世界観を支える美術やデザインにおいても評価が高い。「座敷童子」では浮世絵目黒雅叙園、「海坊主」ではクリムト風な絵、「のっぺらぼう」では能や屏風絵表現主義をイメージしたという筆使い、「鵺」では他の回とは打って変わったモノクロを意識した押さえたカラーと水墨画、「化猫」では時代に合わせた小林かいち竹久夢二大正モダンパブロ・ピカソゲルニカ風な絵などを効果的に使っている他、各所に様々に解釈可能な暗喩や隠喩を含ませたアイコンを散りばめている[1][2]

モブキャラクターの描き方もメインキャラクターとは別を画し、「座敷童子」では黒く潰した顔に回転する小花を散りばめ、「のっぺらぼう」では顔を白地を十字に区切った面布で隠し、「化猫」ではマネキンにして描いている。メインキャラクターに関しては、デザインした橋本敬史は主役の薬売り以外はポンチ絵のつもりで作成したと語っている[3]

あらすじ

モノノ怪を斬ることができる退魔の剣を携えて諸国を巡る薬売りの男がいる。薬売りは妖異が現れる場を訪れる。モノノ怪を成すのは、人の因果(えにし)。人の情念や怨念にあやかしが取りついたとき、モノノ怪となる。薬売りはモノノ怪のを明らかにし、退魔の剣でモノノ怪を斬っていく。

登場人物

薬売り
声 - 櫻井孝宏
本作の主人公である謎の行商人。本名・年齢・素性などは不明。本人曰く「ただの薬売り」。透けるような白肌に、淡い金色の長髪と青い眼を持ち、隈取のような化粧をしている。本人は自分を「人間だ」と言うが、耳が長く尖っており、犬歯も牙のように大きく鋭い他、退魔の剣や船幽霊などの人ならざる者の声を聞ける、時代が変わってもほぼ同じ外見で現れるといった人間離れした身体的特徴がある。性格は淡々として、滅多なことでは感情を荒気ない。しかし、他者に対する気遣いがないわけではない。ただし、自業自得の末路を送る者や欲深い者などには基本的に放置し、率先して助けることはしない。また人助けのためにモノノ怪を斬っているわけではない模様。女性に頬を染められるほどの美形である。モノノ怪を斬る退魔の剣(声 - 竹本英史)を携えているが、剣を鞘から抜くためにはモノノ怪の(かたち)・(まこと)・(ことわり)の三つを知ることが必要。ほかにも結界の要や障壁にもなる御札や、モノノ怪との霊的な距離を測る天秤(投扇興の的の蝶のような形をしている)等、不思議な道具を持ち歩いている。着物の柄はをモチーフにしていると公式の設定資料で明かされている。
封印が解けた薬売り(設定書準拠)
退魔の剣を解き放つことで、封印の解ける前の薬売りと入れ替わる、または、姿の変わるようなかたちで登場する。褐色肌に灰白色の長髪、白目に相当する部分が黒色で紅い瞳をしており、全身に金の紋様を持つほか、首が太く胸板は厚く、普段の姿より戦闘向きの体形を成している。紋様は、薬売りの化粧と衣装の紋様が移動するかたちで金の帯線のようなものが全身に走る描写がある。紋様は皮膚の上でうごめいており、ときには体から離れ、宙に浮いて広がったりもする。作中ではこの姿に固有の名前が出ることはなく、キャストも「薬売り」としてクレジットされている。トークイベントにおいて、設定上の正式な名称はあるが、スタッフ間では「ハイパー」と呼ばれていると明かされた。

「座敷童子」

雨の夜の旅籠を舞台とし、宿の女主人と一人の妊婦を取り巻いて、座敷童子が現れるエピソード。2話構成。

関連事象:女郎屋堕胎

志乃(しの)
声 - 田中理恵
雨の降る夜に旅籠「万屋」を訪れた金髪碧眼そばかすの女。使用人として働いていた家の若だんなとの間のややこ(赤子)を身篭っており、無事に産む事を望んでいる。
久代(ひさよ)
声 - 藤田淑子
万屋の老女将。部屋は満室であったが、身重の志乃の頼みを聞き入れ、本来は客室でない最上階に彼女を泊める。色々と世話を焼くものの、志乃のような身の上で子供を産む事には苦言を呈す。
徳次(とくじ)
声 - 塩屋浩三
万屋の番頭。黒い縮れ髪で暗褐色の肌をしている。
直助(なおすけ)
声 - 竹本英史
志乃の働いていた家が差し向けた殺し屋。志乃を腹の赤子ともども亡き者にしようと狙う。
若だんな
声 - 沼田祐介
志乃が使用人として働いていた家の跡取り息子。志乃が身篭っている子の父親だが容貌は描写されていない。
座敷童子
声 - 日比愛子
赤ん坊
声 - 小松里歌
万屋に泊まった志乃の前に突然現れた子供達。正体は座敷童子の意識。

「海坊主」

あやかしの海に迷う船を舞台とし、海坊主など海のあやかしどもが現れるエピソード。3話構成。

関連事象:虚舟竜の三角虚空太鼓船幽霊まんじゅうこわい

加世(かよ)
声 - ゆかな
化猫騒動の件(前作のエピソード)で薬売りと知り合った娘。新しい奉公先を探すために江戸へ行こうと船に乗る。
源慧(げんけい)
声 - 中尾隆聖
徳を積んだ高僧。
菖源(そうげん)
声 - 浪川大輔
源慧の弟子。師を慕い、身の周りの世話をしている。
佐々木兵衛(ささき ひょうえ)
声 - 阪口大助
長く垂れた前髪に常に目を見開いている不気味な侍。愛刀は九字兼定
薬売りが持つ「退魔の剣」に関心を抱き、それが鞘から抜かれることを望む。
その正体は100人以上を斬り殺した人斬り。「自分に恐れなどない」と豪語しているが、
実際は殺した亡者たちの怨霊に悩まされており、江戸に逃亡するためにそらりす丸に乗船していた。
そして、海座頭が船内に現れた際は自らの刀で切り捨てようと襲い掛かるが、
彼に怨霊たちの幻影を見せられた挙句、刀を折られてしまった。
そして、幻影を見せられたことでその恐怖がさらに高まり、自身の心の闇が現れたことを示唆するシーンで幕を閉じた。
柳幻殃斉(やなぎ げんようさい)
声 - 関智一
修験者。霊的なものに関する知識は深いが自信過剰気味で、お調子者。口調は講談じみている。
三國屋多門(みくにや たもん)
声 - 高戸靖広
廻船「そらりす丸」の主。金の亡者。
五浪丸(ごろうまる)
声 - 竹本英史
「そらりす丸」の船長。
海座頭
声 - 若本規夫
魚の姿をした座頭のあやかし。琵琶を奏でつつ、「おまえが最も恐れるものは、何か」と問うてくる。
お庸(およう)
声 - 池澤春菜
源慧の妹。長い黒髪の少女。その昔、兄の身代わりとなって虚ろ舟(うつろぶね)に独り乗り込んだ。
海坊主
声 - 福原耕平

「のっぺらぼう」

とある藩士の下に嫁いだ女を取り巻き、のっぺらぼうが現れるエピソード。2話構成。

関連事象:敦盛

お蝶(おちょう)
声 - 桑島法子
日置藩藩士の佐々木和正に嫁いだ女。母の期待に応えようとするあまり、幼子の頃よりずっと心を押し殺して生きてきた。
仮面の男
声 - 緑川光
お蝶の前に現れた謎の男。いつもは煙管を手に狐の仮面を被っているが、面の表はさまざまに変えることができる。
お蝶の実母
声 - 真山亜子
夫を失い、家の力が衰えてしまったことから、娘のお蝶を武家の名家に嫁がせることによる御家の再興を図る。娘が幼い頃から厳しく稽古事をさせていた。
お蝶の亭主(佐々木和正)
声 - 竹本英史
お蝶の嫁ぎ先の主。お蝶のことをぞんざいに扱っており、妻というよりもまるで飯盛女のごとくにあしらっている。
声 - 上村典子
お蝶の亭主の母。亭主同様、お蝶に対して良い感情は抱いていない。
義弟と弟嫁
声 - 岡本寛志(義弟) / 佐々木亜紀(弟嫁)
夫婦ともども、お蝶をバカにしている。
奉行
声 - 福原耕平
お蝶が起こしたとされる事件を裁いた。

「鵺」

深々と雪が降り積もる京の都の公家屋敷を舞台に組香が催されるなか、が現れるエピソード。2話構成。

関連事象:蘭奢待夾竹桃

大澤廬房(おおさわ ろぼう)
声 - 青野武
瑠璃姫の婿候補の1人。「おじゃる」口調で話す公家香道を嗜む。
室町具慶(むろまち ともよし)
声 - 竹本英史
瑠璃姫の婿候補の1人。香道には疎い東侍。気性が荒く、直情的。
半井淡澄(なからい たんすい)
声 - 広瀬正志
瑠璃姫の婿候補の1人。付け鼻(鼻覆い)を着用している。廻船問屋を営んでいる。香道では知られた人物。瑠璃姫に好意を寄せている。先日奥方を亡くした。
実尊寺惟勢(じっそんじ これなり)
声 - 内田直哉
瑠璃姫の婿候補の1人。素肌の上に裃(かみしも)と袴をまとっている。婿決めの組香の席に現れなかった。香道には自信あり。
瑠璃姫(るりひめ)
声 - 山崎和佳奈
香道・笛小路流の家元。4人の婿候補に、源氏香の勝負による婿決めを提案する。
老いた尼僧
声 - 小林由利
瑠璃姫に仕える女中。視力が弱い。
童女
声 - 鎌田梢
屋敷内に現れ消える謎の少女。
猿の顔、狸の胴体、虎の手足、蛇の尾を持つと伝えられている、見る角度によって異なる姿で現れるあやかし。

「化猫」

地下鉄の開通式の初走行さなか、化猫が現れるエピソード。3話構成。本作の中で唯一、近代化された日本を舞台としている。この時代にあっても余り変わらぬ薬売りの風体は、チンドン屋や旅芸人に間違えられた。前作エピソードの「化猫」に呼応するキャラが多い[4]

森谷清(もりや きよし)
声 - 竹本英史
新聞社のデスク記者。開通した地下鉄の取材をする。前作エピソードに登場する笹岡と呼応するキャラクター。
福田寿太郎(ふくだ じゅたろう)
声 - 岩崎ひろし
市長。地下鉄建設に関して黒い噂があるとされる。若い時の姿だが前作エピソードに登場する坂井伊行と呼応するキャラクター。
門脇栄(かどわき さかえ)
声 - 稲葉実
刑事。地下鉄に乗り込む市長を警護するべく随行する。前作エピソードに登場する弥平と呼応するキャラクター。
木下文平(きのした ぶんぺい)
声 - 佐々木誠二
電車の運転士。開通された地下鉄の運転士でもある。前作エピソードに登場する坂井伊顕と呼応するキャラクター。
野本チヨ(のもと チヨ)
声 - ゆかな
駅前のカフェーの女給。女優志望であり、有名になることを望んでいる。前作エピソードおよび本作の「海坊主」に登場する加世と呼応するキャラクター。
山口ハル(やまぐち ハル)
声 - 沢海陽子
未亡人。姑との生活に嫌気がさしており、密かに愛人の坂井と逢瀬を重ねている。前作エピソードに登場する坂井水江と呼応するキャラクター。
小林正男(こばやし まさお)
声 - 日比愛子
牛乳配達の仕事をしている少年。子どもの姿ではあるが前作エピソードに登場する勝山と特徴が似ている。
市川節子(いちかわ せつこ)
声 - 折笠富美子
新聞記者で、森谷の部下。気が強く男勝りな性格。汚職事件をスクープしようとしていたが、霧ヶ原陸橋から飛び降り自殺を図り、物語開始時点で既に故人となっている。

モノノ怪とアヤカシ

関連事象:物の怪

第4話での薬売りと柳幻殃斉の説明によれば、アヤカシとはこの世の道理とは別の世界に存在する物の総称であって、その行動原理などを人が理解することは困難であるという。また、その成り立ちは千差万別であって、人の霊から成るモノや付喪神のように物が古くなって魂が宿ったモノなどがある。

一方でモノノ怪については、まずモノノ怪の"モノ"とは荒ぶる神のことを指し、"怪(ケ)"とは病のことを指す。人を病のように祟るのがモノノ怪で、激しい情念や怨念がアヤカシと結びつくことによって生まれるモノとする。そのため、モノノ怪には真(事の有様)と理(心の有様)が存在する。

アヤカシであればまだ封印の呪符などが効く余地があるが、モノノ怪を退治できるのは退魔の剣となる。

主要スタッフ

主題歌

オープニングテーマ「下弦の月」
作詞 - 香和文 / 作曲・編曲 - 小松亮太 / 歌 - 小松亮太×チャーリー・コーセイ
エンディングテーマ「ナツノハナ
作詞 - はしもとみゆき / 作曲 - 谷口尚久 / 編曲 - CHOKKAKU / 歌 - JUJU

各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 放送日
1 座敷童子 前編 高橋郁子 中村健治 中村健治
羽多野浩平
橋本敬史 2007年7月12日
2 後編 渡辺純央 渡辺奈月 2007年7月19日
3 海坊主 序の幕 小中千昭 古橋一浩 内山まな 飯飼一幸 2007年7月26日
4 二の幕 まつもとよしひさ 曾我篤史 2007年8月2日
5 大詰め 羽多野浩平 窪秀巳
袴田裕二
2007年8月9日
6 のっぺらぼう 前編 石川学 うえだひでひと 岡辰也 2007年8月16日
7 後編 梅澤淳稔
渡辺純央
中尾幸彦 渡辺奈月
袴田裕二
2007年8月23日
8 前編 小中千昭 山﨑浩司 石原恵治
窪秀巳
2007年8月30日
9 後編 草間英興
工原しげき
羽山賢二
石原恵治
2007年9月6日
10 化猫 序の幕 高橋郁子 石黒育 羽多野浩平 桑原幹根
袴田裕二
2007年9月13日
11 二の幕 うえだひでひと 岡辰也 2007年9月20日
12 大詰め ヨコテミチコ 中村健治 橋本敬史 2007年9月27日

放送局

全てフジテレビ系列局およびCS局の『ノイタミナ』レギュラーネット局にて放映。

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
関東広域圏 フジテレビ 2007年7月12日 - 9月27日 木曜 24:45 - 25:15 フジテレビ系列 制作局
近畿広域圏 関西テレビ 2007年7月17日 - 10月2日 火曜 25:53 - 26:23
中京広域圏 東海テレビ 2007年7月19日 - 10月4日 木曜 26:05 - 26:35
福岡県 テレビ西日本 2007年7月25日 - 10月10日 水曜 26:10 - 26:40
新潟県 新潟総合テレビ 2007年7月26日 - 10月11日 木曜 26:00 - 26:30
北海道 北海道文化放送 2007年8月7日 - 10月30日 火曜 25:10 - 25:40
日本全域 フジテレビ721 2008年7月16日 - 8月20日 水曜 25:00 - 25:50 CS放送 リピート放送あり
アニマックス 2009年8月19日 - 11月4日 水曜 22:00 - 22:30 LEVEL22枠
リピート放送あり

劇場アニメ

2023年に公開予定[5][6]

スタッフ(劇場版)

漫画

モノノ怪 (ヤングガンガンコミックススクウェア・エニックス
作画 - 蜷川ヤエコ、原作 - 怪 〜ayakashi〜 製作委員会 アニメ「化猫」より
  • 壱 (2008年2月25日発行)ISBN 978-4-7575-2211-4
  • 弐 (2008年10月25日発行)ISBN 978-4-7575-2388-3
新装版(ゼノンコミックスノース・スターズ・ピクチャーズ発行、徳間書店発売)
雑誌『ヤングガンガン』にて連載された。旧版や新装版の副題に『モノノ怪』と冠してはいるが、内容は『怪 〜ayakashi〜「化猫」』の漫画版
モノノ怪 -海坊主- (ゼノンコミックスノース・スターズ・ピクチャーズ発行、徳間書店発売)
作画 - 蜷川ヤエコ、脚本 - 小中千昭、原作 - 〜モノノ怪〜製作委員会 アニメ「海坊主」より
雑誌『月刊コミックゼノン』にて連載された。
モノノ怪 -座敷童子- (ゼノンコミックスノース・スターズ・ピクチャーズ発行、徳間書店発売)
作画 - 蜷川ヤエコ、原作 - 〜モノノ怪〜製作委員会 アニメ「座敷童子」より
雑誌『月刊コミックゼノン』にて連載された。
モノノ怪 -鵺- (ゼノンコミックスノース・スターズ・ピクチャーズ発行、徳間書店発売)
作画 - 蜷川ヤエコ、原作 - 〜モノノ怪〜製作委員会 アニメ「鵺」より
雑誌『月刊コミックゼノン』にて連載された。
モノノ怪 -のっぺらぼう- (ゼノンコミックスノース・スターズ・ピクチャーズ発行、徳間書店発売)
作画 - 蜷川ヤエコ、原作 - 〜モノノ怪〜製作委員会 アニメ「のっぺらぼう」より
雑誌『月刊コミックゼノン』にて連載された。
モノノ怪 -化猫- (ゼノンコミックスノース・スターズ・ピクチャーズ発行、徳間書店発売)
作画 - 蜷川ヤエコ、原作 - 〜モノノ怪〜製作委員会 アニメ「化猫」より
雑誌『月刊コミックゼノン』にて連載された。

小説

モノノ怪 執 (角川文庫KADOKAWA
作 - 仁木英之
ほかの媒体と異なり現実的な江戸時代を舞台としている。時代を超えて存在し続ける薬売りの男の設定から会津騒動為永春水といった様々な年代の実在の事件や人物が登場するエピソードもある。

関連商品

Blu-ray Disc / DVD

DVDは初回限定版と通常版が発売されている。初回限定版のみ橋本敬史書き下ろし特別外箱入りで、巻によってそれぞれ特製ブックレット、ファイル、ポストカード等が付属する。発売は角川エンタテインメント

DVD

巻数 発売日 映像特典 規格品番
壱之巻
「座敷童子」
2007年10月26日 櫻井孝宏 対モノノ怪指南(櫻井さんがモノノ怪と対峙してしまったら?!映像)
設定画ギャラリー
ノンテロップOP&ED
ACBA-10538
弐之巻
「海坊主」
2007年11月22日 櫻井孝宏、中村健治、橋本敬史コメンタリー(大詰め)
設定画ギャラリー
プロモーション映像集
ACBA-10539
参之巻
「のっぺらぼう」
2007年12月21日 櫻井孝宏、中村健治、橋本敬史コメンタリー(後編)
【静止画】設定画ギャラリー
ACBA-10540
四之巻
「鵺」
2008年1月22日 櫻井孝宏、中村健治、橋本敬史コメンタリー(後編)
【静止画】設定画ギャラリー
ACBA-10541
伍之巻
「化猫」
2008年2月22日 櫻井孝宏、中村健治、橋本敬史コメンタリー(大詰め)
【静止画】設定画ギャラリー
化猫CGメイキング映像
ACBA-10542

モノノ怪+怪~ayakashi~化猫DVD-BOX 初回限定生産

DVD再編集版、映像特典はDVD版と同じ内容。ブックレット同梱。和風デザイン外箱BOX、橋本敬史書き下ろし屏風デジパック仕様6枚組。特製モノノ怪しおり付き。

発売は2009年4月8日。規格品番はACBA-10673。角川エンタテインメント。

Disc 収録話 映像特典
Disc1 「怪~ayakashi~化猫」全3話 スタッフ&キャスト音声解説
ノンテロップOP&ED「化猫」版
Disc2 「モノノ怪 座敷童子」全2話 櫻井孝宏 対モノノ怪指南(櫻井さんがモノノ怪と対峙してしまったら?!映像)
設定画ギャラリー
ノンテロップOP&ED
Disc3 「モノノ怪 海坊主」全3話 櫻井孝宏、中村健治、橋本敬史コメンタリー(大詰め)
設定画ギャラリー
プロモーション映像集
Disc4 「モノノ怪 のっぺらぼう」全2話 櫻井孝宏、中村健治、橋本敬史コメンタリー(後編)
【静止画】設定画ギャラリー
Disc5 モノノ怪 鵺」全2話 櫻井孝宏、中村健治、橋本敬史コメンタリー(後編)
【静止画】設定画ギャラリー
Disc6 モノノ怪 化猫」全3話 櫻井孝宏、中村健治、橋本敬史コメンタリー(大詰め)
【静止画】設定画ギャラリー
化猫CGメイキング映像

モノノ怪+怪~ayakashi~化猫Blu-ray Disc-BOX

DVD-BOX版の再編集版3枚組。ブックレット同梱。和風デザイン外箱BOX。発売は2011年4月6日。規格品番はACXA-10832。

Disc 収録話 映像特典
Disc1 「怪~ayakashi~化猫」全3話
「モノノ怪 座敷童子」全2話
「怪~ayakashi~化猫」「モノノ怪」ノンテロップOP/ED
櫻井孝宏インタビュー
Disc2 「モノノ怪 海坊主」全3話
「モノノ怪 のっぺらぼう」全2話
「モノノ怪 海坊主/のっぺらぼう」オーディオコメンタリー
プロモーション映像集
Disc3 「モノノ怪 鵺」全2話
「モノノ怪 化猫」全3話
「モノノ怪 鵺/化猫」オーディオコメンタリー
「モノノ怪 鵺/化猫」CGメイキング

脚注

  1. ^ 季刊エス』第21号、飛鳥新社、2008年1月、pp44-51。
  2. ^ 『アニメーションノート』No.8、誠文堂新光社、2008年、pp90-101。
  3. ^ 「WEBアニメスタイル特別企画『モノノ怪』中村健治&橋本敬史インタビュー」[1]
  4. ^ 最終話では、一瞬ではあるが同じく「化猫」に登場した小田島によく似たキャラクターが登場している。
  5. ^ a b c 劇場版「モノノ怪」制作決定!完全新作エピソードで2023年公開、初の舞台化も”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年6月18日). 2022年6月19日閲覧。
  6. ^ 櫻井孝宏:完全新作劇場版アニメ「モノノ怪」 再び“薬売り”に 「心の底から楽しみです」”. MANTANWEB (2022年6月18日). 2022年6月19日閲覧。

関連項目

外部リンク

フジテレビ ノイタミナ
前番組 番組名 次番組
モノノ怪