第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会

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第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会
開催国 日本の旗 日本
参加チーム数 88
優勝 鹿島アントラーズ
準優勝 清水エスパルス
試合総数 87
ゴール数 346 (1試合平均 3.98点)
得点王 アドリアーノ
ネット・バイアーノ
川西翔太(5得点)
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第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会(だい90かい てんのうはいぜんにほんサッカーせんしゅけんたいかい)は、2010年9月3日から2011年1月1日に開催された天皇杯全日本サッカー選手権大会である。

鹿島アントラーズが3年ぶり4度目の優勝を果たした。

概要[編集]

前回大会同様、Jリーグ加盟チーム・JFL上位チーム・大学代表のシードチーム(大学シードを除き2回戦から登場)と47都道府県代表(1回戦から登場)を合わせた88チームにより天皇杯を争う。試合方式、優勝チームへの特典も前回と同様。

試合日程や会場の配分に前回と多少異なる点があり(後述)、特に大きく変更されたスケジュールの配分の結果、1回戦を戦ったチームは中1日でシードチームと2回戦を戦うことになり、中3日で試合となった2010Jリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝に出場した8チームと比較しても明らかにコンディション面で不利を被ることになり、2回戦でJFL以下の下位リーグ所属のチームがJリーグ所属チームに勝利した、いわゆる“ジャイアントキリング”はわずか2試合にとどまっている[備考 1]

2回戦から準々決勝までの日程に比較的余裕があったこともあってか、ベスト8に残ったのはJ2のアビスパ福岡を除けば全てJ1勢であった(ベスト8にJ2以下のチームが1チームしか残らなかったのは第86回大会以来4年ぶり)。

スケジュール[編集]

基本的に前年までのものを踏襲しているが、2010 FIFAワールドカップで中断期間のあったリーグ戦との試合日程調整の結果、1回戦と2回戦を中1日で行う一方、2回戦から準々決勝まではそれぞれ1ヶ月近く間隔が空くという多少いびつな日程となっている[備考 2]。このこともあり、1回戦と2回戦は極力近接した会場(組み合わせによっては同一会場)で行われることとなっており、2回戦はシードチームのホームスタジアム(またはその近く)で開催されることから、例年以上に試合会場がJリーグのホームタウンとその周辺に偏る結果となっている。また、4回戦は全試合が平日のナイトマッチとなり、試合会場は3回戦終了後に発表され、必要に応じてホームとアウェイのチームを入れ替える措置が採られた。

試合会場については後述の試合結果を参照のこと。( )の日付は予備日(欄外「注」参照)。

1回戦 9月3日 都道府県代表チーム、大学シードチームの出場
2回戦 9月5日 J1/J2チーム、JFLシードチームの出場
3回戦 10月9日、11日、(13日[備考 3]
4回戦 11月17日
準々決勝 12月25日
準決勝 12月29日
決勝 2011年1月1日

出場チーム[編集]

Jリーグ加盟クラブが1チーム増加したことから、シード枠の配分が一部変更になっている。

以下の「出場回数」についてはJFAの公式記録に基づくが、基本的には「前身となるチーム(クラブ化前の実業団チーム、など)からの通算回数」としている。ただし、一部に例外もある。

J1リーグ[編集]

2010年のJ1リーグ参加の全18チーム。

チーム 出場回数
ベガルタ仙台 16年連続17回目
モンテディオ山形 15年連続19回目
鹿島アントラーズ 19年連続27回目
浦和レッズ 45年連続46回目
大宮アルディージャ 15年連続16回目
FC東京 17年連続17回目
川崎フロンターレ 16年連続27回目
横浜F・マリノス 32年連続33回目[備考 4]
湘南ベルマーレ 39年連続39回目
チーム 出場回数
アルビレックス新潟 15年連続19回目
清水エスパルス 19年連続19回目
ジュビロ磐田 31年連続34回目
名古屋グランパス 20年連続34回目
京都サンガF.C. 17年連続28回目
ガンバ大阪 30年連続30回目
セレッソ大阪 17年連続42回目
ヴィッセル神戸 20年連続24回目
サンフレッチェ広島 39年連続59回目

J2リーグ[編集]

2010年のJ2リーグ参加の全19チーム(前回大会から1チーム増)。

チーム 出場回数
コンサドーレ札幌 29年連続30回目
水戸ホーリーホック 15年連続15回目
栃木SC 13年連続13回目
ザスパ草津 8年連続8回目
ジェフユナイテッド千葉 24年連続46回目
柏レイソル 16年連続43回目
東京ヴェルディ 35年連続36回目
横浜FC 12年連続12回目
ヴァンフォーレ甲府 15年連続19回目
カターレ富山 3年連続3回目[備考 5]
チーム 出場回数
FC岐阜 5年連続5回目
ファジアーノ岡山 3年連続3回目
徳島ヴォルティス 20年連続22回目
愛媛FC 12年連続12回目
ギラヴァンツ北九州 3年連続3回目[備考 6]
アビスパ福岡 17年連続19回目
サガン鳥栖 17年連続19回目[備考 7]
ロアッソ熊本 11年連続11回目[備考 8]
大分トリニータ 15年連続15回目

JFL[編集]

第12回日本フットボールリーグの前期17節終了時点の上位3チーム(前回大会から1チーム減)。

チーム 出場回数
ガイナーレ鳥取 11年連続13回目
SAGAWA SHIGA FC 4年連続4回目[備考 9]
FC町田ゼルビア 初出場

大学[編集]

第34回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント優勝校。

チーム 出場回数
駒澤大学 6年ぶり12回目

都道府県代表[編集]

都道府県 チーム 出場回数
北海道 札幌大学 5年ぶり21回目
青森県 ヴァンラーレ八戸 初出場
岩手県 グルージャ盛岡 3年連続4回目
宮城県 ソニー仙台FC 5年連続13回目
秋田県 ブラウブリッツ秋田 9年連続17回目
山形県 山形大学 2年ぶり4回目
福島県 福島ユナイテッドFC 3年連続3回目
茨城県 流通経済大学 5年連続7回目
栃木県 栃木ウーヴァFC 2年ぶり3回目
群馬県 アルテ高崎 3年連続9回目
埼玉県 東京国際大学 初出場
千葉県 順天堂大学 2年連続14回目
東京都 東京ヴェルディユース 初出場
神奈川県 Y.S.C.C. 2年ぶり3回目
山梨県 玉穂FC 2年ぶり2回目
長野県 松本山雅FC 3年連続5回目
新潟県 JAPANサッカーカレッジ 2年連続10回目
富山県 富山新庄クラブ 初出場
石川県 ツエーゲン金沢 4年連続7回目
福井県 サウルコス福井 3年連続3回目
静岡県 Honda FC 16年連続35回目
愛知県 中京大学 6年ぶり4回目
三重県 四日市大学 2年ぶり4回目
岐阜県 FC岐阜SECOND 3年連続3回目
都道府県 チーム 出場回数
滋賀県 MIOびわこ草津 3年ぶり2回目
京都府 佐川印刷SC 4年連続7回目
大阪府 大阪体育大学 2年ぶり13回目
兵庫県 関西学院大学 2年連続20回目
奈良県 奈良クラブ 2年連続2回目
和歌山県 アルテリーヴォ和歌山 2年連続2回目
鳥取県 米子北高校 初出場
島根県 デッツォーラ島根 2年ぶり6回目
岡山県 環太平洋大学 初出場
広島県 佐川急便中国SC 5年ぶり2回目
山口県 レノファ山口FC 2年連続9回目
香川県 カマタマーレ讃岐 6年連続12回目
徳島県 徳島ヴォルティス・セカンド 5年連続5回目
愛媛県 愛媛FCしまなみ 2年連続2回目
高知県 高知大学 8年連続15回目
福岡県 福岡教育大学 3年ぶり4回目
佐賀県 佐賀大学 3年ぶり4回目
長崎県 V・ファーレン長崎 2年連続4回目
熊本県 熊本学園大学付属高校 初出場
大分県 HOYO Atletico ELAN 初出場
宮崎県 ホンダロック 4年連続9回目
鹿児島県 鹿屋体育大学 2年連続9回目
沖縄県 FC琉球 4年ぶり4回目

出場回数に関する備考

  1. ^ ちなみに2回戦で下位リーグチームが勝利した2試合はいずれも本拠地をほぼ同じにするダービーマッチであり、加えて東京ヴェルディ (J2) に勝利したFC町田ゼルビア (JFL) はJFL上位によるシード(すなわち両チームとも2回戦が初戦)、ソニー仙台 (JFL) に敗れたベガルタ仙台 (J1) はナイトマッチ後の中3日に加えてヤマハスタジアム(静岡県磐田市)から仙台への長距離移動が加わった(ソニー仙台は中1日とはいえデイマッチ後にJヴィレッジ(福島県広野町)からの近距離移動のみ)という、上位クラブにアドバンテージが少ないという事情もあった。
  2. ^ Jリーグの全日程終了から準々決勝まで3週間公式戦がなく、一方で準々決勝から決勝まで1週間で消化する過密日程に、同年J1を制した名古屋グランパス監督のドラガン・ストイコビッチは「これではモチベーションの維持が難しい」と述べている。
  3. ^ 2010Jリーグヤマザキナビスコカップ準決勝に出場するJ1チームの試合が対象
  4. ^ 合併前の(日産自動車サッカー部→)横浜マリノスからの通算回数であり、吸収合併した横浜フリューゲルスの出場回数(13回)を含まない。
  5. ^ 前身の北陸電力/アローズ北陸 (10回出場)およびYKK APサッカー部 (11回出場)の出場回数は含まない。
  6. ^ 前身の三菱化成黒崎サッカー部の出場回数(4回)を含まない。
  7. ^ 鳥栖フューチャーズの出場回数(5回)を含む(なお、鳥栖と鳥栖Fには組織としての連続性はない。当該項参照)。
  8. ^ NTT熊本およびアルエット熊本の出場回数(5回)を含む(なお、ロアッソ熊本(および旧チーム名のロッソ熊本)とNTT熊本およびアルエット熊本には組織としての連続性はない。当該項参照)。
  9. ^ 佐川急便東京SC(4回出場)と佐川急便大阪SC(1回出場)の出場回数は含めない。

試合スケジュール[編集]

1回戦[編集]

2010年9月3日 #1 流通経済大学 0 - 1 アルテ高崎 笠松陸上競技場
公式記録 小柴翔太 90分にゴール 90分
2010年9月3日 #2 福島ユナイテッドFC 2 - 3 (延長) ソニー仙台FC Jヴィレッジ
公式記録
2010年9月3日 #3 サウルコス福井 0 - 2 富山新庄クラブ テクノポート福井スタジアム
公式記録
2010年9月3日 #4 ツエーゲン金沢 3 - 0 JAPANサッカーカレッジ 石川県西部緑地公園陸上競技場
公式記録
2010年9月3日 #5 四日市大学 1 - 5 中京大学 三重県営鈴鹿スポーツガーデンサッカー・ラグビー場
  • 鈴木翔悟 55分にゴール 55分
公式記録
2010年9月3日 #6 札幌大学 2 - 3 グルージャ盛岡 札幌厚別公園競技場
  • 金田拓也 42分にゴール 42分
  • 90+2分にゴール 90+2分 (o.g.)
公式記録
2010年9月3日 #7 佐川急便中国SC 2 - 3 デッツォーラ島根 福山市竹ヶ端運動公園陸上競技場
  • 佐伯周次郎 34分にゴール 34分
  • 上田純治 72分にゴール 72分
公式記録
2010年9月3日 #8 カマタマーレ讃岐 1 - 1 (延長)
(5 – 4 PK戦)
高知大学 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
公式記録
  • 福本圭 90+1分にゴール 90+1分
PK戦
2010年9月3日 #9 HOYO Atletico ELAN 1 - 2 ホンダロック 大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場
公式記録
2010年9月3日 #10 東京ヴェルディユース 0 - 1 駒澤大学 国立西が丘サッカー場
公式記録
  • 大塚涼太 77分にゴール 77分
2010年9月3日 #11 佐川印刷SC 3 - 1 奈良クラブ 西京極陸上競技場
  • 足立高俊 4分にゴール 4分
  • 中筋誠 21分にゴール 21分
  • 濱屋祐輝 90+3分にゴール 90+3分
公式記録
2010年9月3日 #12 FC琉球 3 - 1 徳島ヴォルティス・セカンド 習志野市秋津公園サッカー場
公式記録
2010年9月3日 #13 Y.S.C.C. 0 - 3 鹿屋体育大学 平塚競技場
公式記録
2010年9月3日 #14 山形大学 1 - 6 ブラウブリッツ秋田 NDソフトスタジアム山形
  • 佐藤承 38分にゴール 38分
公式記録
2010年9月3日 #15 レノファ山口FC 2 - 0 米子北高校 平塚競技場
公式記録
2010年9月3日 #16 Honda FC 7 - 2 FC岐阜SECOND 草薙陸上競技場
公式記録
2010年9月3日 #17 V・ファーレン長崎 4 - 0 環太平洋大学 笠松陸上競技場
公式記録
2010年9月3日 #18 佐賀大学 2 - 2 (延長)
(6 – 7 PK戦)
熊本学園大学付属高校 佐賀県総合運動場陸上競技場
  • 小坪巧 16分にゴール 16分
  • 串間亮太 86分にゴール 86分
公式記録
  • 上田太一 57分にゴール 57分
  • 溝口祐真 66分にゴール 66分
PK戦
  • 黒木晃平 成功
  • 山中雅行 成功
  • 井上博喜 ミス
  • 中内田浩介 成功
  • 小宮山哲 ミス
  • 丸野健太 成功
  • 有村太一 成功
  • 山本貴大 成功
  • 串間亮太 ミス
  • 松山周平 ミス
  • 坂本敬 成功
  • 上田太一 成功
  • 西脇晶哉 ミス
  • 橋本隆治 ミス
  • 溝口祐真 成功
  • 仲道康平 成功
  • 坂梨友洋 成功
  • 松本大輝 成功
  • 村上勇人 ミス
  • 中島寿成 成功
2010年9月3日 #19 大阪体育大学 8 - 3 アルテリーヴォ和歌山 キンチョウスタジアム
公式記録
2010年9月3日 #20 関西学院大学 1 - 4 MIOびわこ草津 加古川運動公園陸上競技場
  • 村井匠 73分にゴール 73分
公式記録
2010年9月3日 #21 順天堂大学 5 - 4 (延長) ヴァンラーレ八戸 習志野市秋津公園サッカー場
公式記録
2010年9月3日 #22 東京国際大学 3 - 1 栃木ウーヴァFC 熊谷陸上競技場
  • 岩井雄大 14分にゴール 14分47分
  • 田代雅人 77分にゴール 77分
公式記録
2010年9月3日 #23 福岡教育大学 2 - 2 (延長)
(3 – 5 PK戦)
愛媛FCしまなみ 草薙陸上競技場
公式記録
  • 小笠原宏樹 64分にゴール 64分95分
PK戦
2010年9月3日 #24 松本山雅FC 7 - 1 玉穂FC 長野県松本平広域公園総合球技場
公式記録

2回戦[編集]

2010年9月5日 #25 鹿島アントラーズ 6 - 0 アルテ高崎 カシマサッカースタジアム
公式記録
2010年9月5日 #26 ロアッソ熊本 2 - 1 愛媛FC 熊本県民総合運動公園陸上競技場
公式記録
2010年9月5日 #27 ベガルタ仙台 0 - 1 (延長) ソニー仙台FC ユアテックスタジアム仙台
公式記録
2010年9月5日 #28 セレッソ大阪 6 - 0 富山新庄クラブ キンチョウスタジアム
公式記録
2010年9月5日 #29 アルビレックス新潟 3 - 0 ツエーゲン金沢 東北電力ビッグスワンスタジアム
公式記録
2010年9月5日 #30 東京ヴェルディ 0 - 1 FC町田ゼルビア 国立西が丘サッカー場
公式記録 山腰泰博 72分にゴール 72分
2010年9月5日 #31 名古屋グランパス 3 - 0 中京大学 三重県営鈴鹿スポーツガーデンサッカー・ラグビー場
公式記録
2010年9月5日 #32 コンサドーレ札幌 4 - 1 グルージャ盛岡 札幌厚別公園競技場
公式記録
  • 市村瞬 90分にゴール 90分
2010年9月5日 #33 サンフレッチェ広島 4 - 0 デッツォーラ島根 福山市竹ヶ端運動公園陸上競技場
公式記録
2010年9月5日 #34 ファジアーノ岡山 2 - 3 アビスパ福岡 kankoスタジアム
公式記録
2010年9月5日 #35 大宮アルディージャ 4 - 1 カマタマーレ讃岐 NACK5スタジアム大宮
公式記録
  • 岡本秀雄 87分にゴール 87分
2010年9月5日 #36 大分トリニータ 3 - 2 ホンダロック 大分市営陸上競技場
公式記録
2010年9月5日 #37 ザスパ草津 1 - 3 ギラヴァンツ北九州 群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場
公式記録
2010年9月5日 #38 FC東京 2 - 0 駒澤大学 味の素スタジアム
公式記録
2010年9月5日 #39 京都サンガF.C. 3 - 2 (延長) 佐川印刷SC 西京極陸上競技場
公式記録
2010年9月5日 #40 ジェフユナイテッド市原・千葉 3 - 0 FC琉球 フクダ電子アリーナ
公式記録
2010年9月5日 #41 川崎フロンターレ 4 - 0 鹿屋体育大学 等々力陸上競技場
公式記録
2010年9月5日 #42 カターレ富山 1 - 2 横浜FC 富山県総合運動公園陸上競技場
公式記録
2010年9月5日 #43 モンテディオ山形 3 - 0 ブラウブリッツ秋田 NDソフトスタジアム山形
公式記録
2010年9月5日 #44 湘南ベルマーレ 4 - 0 レノファ山口FC 平塚競技場
公式記録
2010年9月5日 #45 清水エスパルス 2 - 0 Honda FC アウトソーシングスタジアム
公式記録
2010年9月5日 #46 水戸ホーリーホック 4 - 2 SAGAWA SHIGA FC 笠松陸上競技場
公式記録
2010年9月5日 #47 横浜F・マリノス 3 - 1 V・ファーレン長崎 ニッパツ三ツ沢球技場
公式記録
2010年9月5日 #48 サガン鳥栖 10 - 0 熊本学園大学付属高校 ベストアメニティスタジアム
公式記録
2010年9月5日 #49 ガンバ大阪 6 - 2 大阪体育大学 万博記念競技場
公式記録
2010年9月5日 #50 FC岐阜 2 - 3 栃木SC 長良川球技メドウ
公式記録
2010年9月5日 #51 ヴィッセル神戸 2 - 0 MIOびわこ草津 ホームズスタジアム神戸
公式記録
2010年9月5日 #52 柏レイソル 6 - 0 順天堂大学 日立柏サッカー場
公式記録
2010年9月5日 #53 浦和レッズ 7 - 0 東京国際大学 さいたま市駒場スタジアム
公式記録
2010年9月5日 #54 徳島ヴォルティス 2 - 1 ガイナーレ鳥取 ポカリスエットスタジアム
公式記録
2010年9月5日 #55 ジュビロ磐田 2 - 1 愛媛FCしまなみ ヤマハスタジアム
公式記録
  • 小笠原宏樹 81分にゴール 81分
2010年9月5日 #56 ヴァンフォーレ甲府 1 - 0 松本山雅FC 小瀬スポーツ公園陸上競技場
公式記録

3回戦[編集]

2010年10月9日 #57 鹿島アントラーズ 2 - 1 ロアッソ熊本 カシマサッカースタジアム
公式記録
2010年10月9日 #58 ソニー仙台FC 1 - 3 セレッソ大阪 ユアテックスタジアム仙台
公式記録
2010年10月9日 #59 アルビレックス新潟 2 - 1 FC町田ゼルビア 東北電力ビッグスワンスタジアム
公式記録
2010年10月9日 #60 名古屋グランパス 2 - 1 コンサドーレ札幌 瑞穂競技場
公式記録
2010年10月13日 #61 サンフレッチェ広島 2 - 2 (延長)
(5 – 6 PK戦)
アビスパ福岡 コカ・コーラウエスト広島スタジアム
公式記録
PK戦
2010年10月11日 #62 大宮アルディージャ 3 - 0 大分トリニータ 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
公式記録
2010年10月11日 #63 ギラヴァンツ北九州 0 - 2 FC東京 正田醤油スタジアム群馬
公式記録
2010年10月9日 #64 京都サンガF.C. 0 - 4 ジェフユナイテッド千葉 西京極陸上競技場
公式記録
2010年10月13日 #65 川崎フロンターレ 2 - 1 (延長) 横浜FC 等々力陸上競技場
公式記録
2010年10月9日 #66 モンテディオ山形 3 - 1 湘南ベルマーレ NDソフトスタジアム山形
公式記録
2010年10月13日 #67 清水エスパルス 4 - 1 水戸ホーリーホック アウトソーシングスタジアム日本平
公式記録
2010年10月9日 #68 横浜F・マリノス 2 - 1 サガン鳥栖 ニッパツ三ツ沢球技場
公式記録
2010年10月9日 #69 ガンバ大阪 3 - 2 栃木SC 万博記念競技場
公式記録
2010年10月11日 #70 ヴィッセル神戸 1 - 2 (延長) 柏レイソル ホームズスタジアム神戸
公式記録
2010年10月11日 #71 浦和レッズ 2 - 0 徳島ヴォルティス さいたま市浦和駒場スタジアム
公式記録
2010年10月13日 #72 ジュビロ磐田 2 - 1 ヴァンフォーレ甲府 ヤマハスタジアム
公式記録

4回戦[編集]

2010年11月17日 #73 鹿島アントラーズ 2 - 1 セレッソ大阪 カシマサッカースタジアム
公式記録
2010年11月17日 #74 名古屋グランパス 1 - 1 (延長)
(5 – 4 PK戦)
アルビレックス新潟 瑞穂競技場
三都主アレサンドロ 7分にゴール 7分 公式記録 田中亜土夢 68分にゴール 68分
PK戦
2010年11月17日 #75 大宮アルディージャ 2 - 2 (延長)
(3 – 4 PK戦)
アビスパ福岡 NACK5スタジアム大宮
公式記録
PK戦
2010年11月17日 #76 FC東京 2 - 0 ジェフユナイテッド千葉 味の素スタジアム
公式記録
2010年11月17日 #77 川崎フロンターレ 3 - 3 (延長)
(4 – 5 PK戦)
モンテディオ山形 等々力陸上競技場
公式記録
PK戦
2010年11月17日 #78 横浜F・マリノス 0 - 3 清水エスパルス ニッパツ三ツ沢球技場
公式記録
2010年11月17日 #79 ガンバ大阪 4 - 1 (延長) 柏レイソル 万博記念競技場
公式記録
2010年11月17日 #80 浦和レッズ 1 - 0 ジュビロ磐田 埼玉スタジアム
公式記録

準々決勝[編集]

2010年12月25日 #81 鹿島アントラーズ 2 - 1 名古屋グランパス カシマサッカースタジアム
公式記録
2010年12月25日 #82 アビスパ福岡 2 - 3 (延長) FC東京 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
公式記録
2010年12月25日 #83 モンテディオ山形 1 - 1 (延長)
(4 - 5 PK戦)
清水エスパルス アウトソーシングスタジアム
田代有三 107分にゴール 107分 公式記録 ボスナー 109分にゴール 109分
PK戦
2010年12月25日 #84 ガンバ大阪 2 - 1 (延長) 浦和レッズ 万博記念競技場
公式記録

準決勝[編集]

2010年12月29日 #85 鹿島アントラーズ 2 - 1 (延長) FC東京 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場
15:03
公式記録
観客数: 25,120人
主審: 佐藤隆治
2010年12月29日 #86 清水エスパルス 3 - 0 ガンバ大阪 エコパスタジアム
13:06
公式記録 観客数: 14,179人
主審: 扇谷健司

決勝[編集]

2011年元日の決勝に勝ち残ったのは、準々決勝で2冠を目指した名古屋グランパスを下し、準決勝で初の決勝進出を狙うFC東京を延長ロスタイムぎりぎりの決勝ゴールで振り切った鹿島アントラーズと、準々決勝でモンテディオ山形PK戦の末勝利し、準決勝で史上初の3連覇を目指したガンバ大阪に快勝した清水エスパルスの2チーム。両チームの顔合わせは鹿島が年度3冠を達成した第80回大会以来10年ぶりとなった。

決勝戦は鹿島が前半26分にセットプレーから小笠原満男のコーナーキックにフェリペ・ガブリエルが頭であわせて先制点。清水は後半攻勢を仕掛け、後半15分にこの試合を最後にチームを去るフローデ・ヨンセンのループシュートで一度は追いつくが、後半32分に鹿島が再びセットプレーから野沢拓也がフリーキックを直接決めて勝ち越し点。その後も攻勢を仕掛ける清水の攻撃を鹿島がしのぎきって2-1で勝利し、鹿島が3年振りの栄冠に輝き、14個目の三大タイトルを手にした。

鹿島はリーグ4連覇こそ逃したものの、天皇杯王者として4年連続でAFCチャンピオンズリーグ2011に出場することになった。一方、清水はこの試合を最後に6年間率いたチームを去る長谷川健太監督の最後を飾ることは出来なかった。

#87
鹿島アントラーズ2 - 1清水エスパルス
公式記録
国立霞ヶ丘陸上競技場
観客数: 41,348人
主審: 家本政明

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]