新潟スタジアム
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| 新潟スタジアム "東北電力ビッグスワンスタジアム (略称:東北電力スタジアム、東北電力ビッグスワン、東北電ス)" |
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|---|---|
| 施設データ | |
| 所在地 | 新潟市中央区清五郎68 |
| 開場 | 2001年4月29日 |
| 所有者 | 新潟県 |
| 運用者 | 新潟都市緑化センター |
| グラウンド | 天然芝 |
| ピッチサイズ | 107 m × 72 m |
| 大型映像装置 | 1基 |
| 設計者 | 日建設計 |
| 建設者 | 鹿島建設・福田組・加賀田組 JV 清水建設・本間組・丸運建設 JV 大成建設・第一建設・ロッテ建設 JV |
| 旧称 | |
| 新潟スタジアム(ビッグスワン) | |
| 使用チーム・開催試合 | |
| アルビレックス新潟 | |
| 収容能力 | |
| 42,300人 | |
新潟スタジアム(にいがたスタジアム)は、新潟県新潟市中央区の鳥屋野潟公園(新潟県スポーツ公園)内にある陸上競技場。球技場としても使用される。Jリーグ・アルビレックス新潟がホームスタジアムとして使用している。施設は新潟県が所有し、株式会社アルビレックス新潟及び財団法人新潟県都市緑花センターが指定管理者として運営管理を行っている。
命名権売却により、2007年3月11日から呼称が東北電力ビッグスワンスタジアム(とうほくでんりょく・ビッグスワンスタジアム)に改められた(#命名権参照)。略称は「東北電力スタジアム」または「東北電力ビッグスワン」。さらに短い略称が必要な場合は「東北電ス」であり、旧愛称のビッグスワン(Big Swan)は、現在、単独使用出来ない(#新名称参照)
目次 |
[編集] 概要
2009年に予定されている第64回国民体育大会(トキめき新潟国体)の開催に備えて3万人規模のスタジアムとして設計が行われた。後に2002 FIFAワールドカップの会場となる事が決定した為に別途準備していた4万人規模の設計に差し替えて建設され、2001年に完成。
愛称「ビッグスワン」は、スタジアムの屋根がスタジアムに近い鳥屋野潟に飛来する白鳥の羽を広げる瞬間をイメージしたことから付与された。2003年には陸上トラックも敷設された。国内で初めて国際陸上競技連盟(IAAF)のクラス1認証を受け、将来的には国際規模の大会を開催することも出来ることになった(現在、日本国内でクラス1認証を受けている陸上競技場は新潟スタジアム、大阪市長居陸上競技場、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場の3つだけである)
[編集] 沿革
[編集] ~1998年
- 1974年3月 新潟市鳥屋野潟南部地域の開発計画として「鳥屋野潟公園」の都市計画が決定。
- 1989年7月 新潟県、新潟市、亀田郷土地改良区が、鳥屋野潟南部地域の開発計画の基本事項について合意。2009年に新潟県で開催が予定されている二巡目の国民体育大会のメインスタジアムとして、3万人規模の陸上競技場(県の運営による)を整備することが内定した。
- 1992年4月 新潟県が、FIFAワールドカップの国内開催候補自治体に立候補する。
- 1993年1月 新潟県がW杯開催候補地に決定。
- 1996年12月 日韓共催が決まったW杯の試合開催地が決定。新潟県も開催地となる。
- 1997年11月 新潟県総合スタジアム(仮称)の建設工事着工。
- 1998年8月 整地工事が完了し、10月まで「第15回全国都市緑化にいがたフェア」開催。
- 1998年11月 新潟県スポーツ公園の供用開始。
[編集] 2000年~2004年
- 3月 メインスタジアムが竣工。FIFA公式試合開催規格の天然芝ピッチを備え開場(第1期工事竣工)。同時にアルビレックス新潟の準ホームスタジアム(正ホームスタジアムは引き続き新潟市陸上競技場。但しビッグスワンでホームゲームの大半を開催)となる。
- 4月29日 オープニングイベントとして新潟県21世紀記念事業「新潟2001年宇宙の旅」が開催された。
- 5月-6月 FIFAコンフェデレーションズカップ開催。
- 6月 FIFAワールドカップ開催。グループリーグのアイルランド-カメルーン(日本での開幕戦)など3試合が行われた。
- 10月 陸上競技場としての機能を備えるため、改修工事に着工。
- 5月 日本陸上競技連盟公認9レーンのトラックが完成し、全面竣工(第2期工事竣工)。第1種陸上競技場の指定を受ける。また同時に、メインスタジアム北西側にサブグラウンドが完成した。
- 11月 アルビレックス新潟がJ2でシーズン優勝し、2004年のJ1昇格が決定。年間観客動員約66万人のJリーグ新記録(J1、J2を通して)を達成。
- アルビレックス新潟のホームスタジアムとなる(市陸上競技場は準ホームとして登録されるも、それ以後の県内ホームゲームは当スタジアムのみでの開催となる)。
- 5月 国内で初めて国際陸上競技連盟(IAAF)のクラス1認証を受ける(IAAFは2002年からの国際競技大会はクラス1認証を与えた競技場でのみ開催可能と規定)。しかし認証後も暫くの間、芝の保護を理由に投てき競技でのフィールド使用が禁止されたため(対応する設備は設置済み)、一時物議を醸した。
- 7月3日 Jリーグオールスターサッカー開催
- 9月 「全日本実業団対抗陸上選手権」開催。一時問題となっていた投てき競技はメインスタジアムで行われた(一時はサブトラックで開催される可能性があると言われていた)。
- 10月 同月23日に発生した新潟県中越地震の災害支援活動のため、自衛隊が新潟県スポーツ公園の駐車場に駐屯。また上越新幹線などの交通機関が寸断され、更に余震活動が続いていることから、アルビレックスのホームゲームとして予定されていた同月30日のJ1・2ndステージ柏レイソル戦を11月10日国立霞ヶ丘陸上競技場に、11月13日の天皇杯4回戦湘南ベルマーレ戦を平塚競技場での開催に、それぞれ振り替えた。
[編集] 2005年~
- 2005年10月 前年で終了した環日本海新潟駅伝に代わるイベントとして「新潟ビッグ陸上フェスタ」を開催。新潟県中越大震災復興支援と銘打って行われた。アテネオリンピックの女子マラソン金メダリストの野口みずき、世界陸上ヘルシンキ大会で400Mハードル銅メダリストの為末大、同棒高跳び8位の澤野大地が特別ゲストとして、トークショーやジョギングなどに参加した。
- 2006年4月16日 スタジアムの保守管理契約において談合疑惑が浮上する(詳細は後述)。
- 2007年
[編集] 施設概要
- 新潟スタジアム(東北電力ビッグスワンスタジアム)
- 国際陸上競技連盟(IAAF)クラス1公認
- 日本陸上競技連盟第1種公認
- 収容人員:42,300人
- スタンド:2層式、鉄骨・テフロン膜屋根設置
- 表示装置・スコアボード
- 電光表示板(2階スタンド北側):表示面:4.16×10.24m
- 大型映像装置(2階スタンド南側、ソニー・ジャンボトロン):フルカラーLED方式、画面サイズ:850インチ
- 照明設備:398灯(公式競技対応としてFIFA、日本陸上競技連盟、JIS基準を充足)
- トラック:全天候型ウレタン舗装、1周400m×9レーン
- 投擲用サークル:2箇所
- 砲丸用サークル:2箇所
- 砂場:4箇所
- 水濠:1箇所
- フィールド:107×72m
- 寒地型西洋芝(ケンタッキーブルーグラス、トールフェスク、ペレニアルライグラス)
- 散水設備に雨水中水化システムを採用
- 新潟スタジアムサブグラウンド(東北電力スワンフィールド)
- 日本陸上競技連盟第3種公認
- トラック:全天候型ウレタン舗装、1周400m×8レーン
- フィールド:天然芝、106×70m
[編集] ギャラリー
[編集] 命名権
[編集] 経緯
2005年、県は新潟スタジアムに命名権を導入する方針を決定。毎年2億円前後の赤字運営が続いていたことから導入を決めたものである。同年12月から県内外の計80社に取得を打診したものの、年間1億2000万円、契約期間5年以上という条件については「新潟県内で知名度が高いとはいえ、県外では知名度がさほど高くなく、この条件は割高ではないか」という懐疑的な見方が強く、獲得に名乗りを挙げた企業は現れなかった。
- (参考)Jリーグで使用される球場の命名権売却例
- 日産スタジアム:4億7000万円/年×5年
- 味の素スタジアム:2億4000万円/年×5年間
- フクダ電子アリーナ:初年度3000万円、以降7000万~1億2000万円。5年半。
- ユアテックスタジアム仙台:7000万円/年×3年
- ホームズスタジアム神戸:7000万円/年×3年
- 九州石油ドーム:7000万円/年×3年
また県民の間では愛称「ビッグスワン」が既に定着していることから、このことについても考慮する必要が生じた。
2007年1月、新潟県を事業地域とする東北電力が命名権を取得する意向を表明し、同月17日に正式に売却申し込みを行った。東北電力は新潟スタジアムがアルビレックス新潟のホームスタジアムであることや、2009年に開催される国民体育大会(トキめき新潟国体)のメイン会場であることを考慮したとし「これらを通じて地域の活性化に貢献したい」と取得の目的を説明した。
締切りの同月24日までの間に応募した企業は他になく、県は東北電力の応募内容を審査した結果、2月1日に年間1億2千万円、契約期間3年で東北電力と合意。3月11日から呼称が変更された[1]。
なお、東北電力は、関連子会社のユアテックがJリーグ・ベガルタ仙台のホームスタジアムである仙台スタジアムの命名権を2006年に取得しており、呼称を「ユアテックスタジアム仙台」としている。
[編集] 新名称
愛称「ビッグスワン」が定着していることを尊重し、新名称は「東北電力ビッグスワンスタジアム」となった。略称は「東北電力スタジアム」または「東北電力ビッグスワン」のいずれかを自由に選択できる。更なる略称は「東北電ス」であり、「ビッグスワン」単独での使用をしないよう県は求めている[2]。また、サブグラウンドの呼称は東北電力スワンフィールドとなった。
一般的な命名権による名称変更と同様、旧称と新名称の混在は避けるべきであるが、新名称への変更により混乱が生じる恐れがある場合に限り、「東北電力ビッグスワンスタジアム(旧新潟スタジアム)」、あるいは、「新潟スタジアム(現東北電力ビッグスワンスタジアム)」のような表記における配慮を県は求めている[2]。しかし、「ライトマップル・シティ版 新潟市道路地図」、および「ライトマップル 新潟県道路地図」(昭文社刊)では「東北電力ビッグスワン(新潟スタジアム)」と印字している。
[編集] 談合疑惑
県は2006年度以降、新潟スタジアムがある新潟県スポーツ公園を含む鳥屋野潟公園の保守管理業務に指定管理者制度を導入することになったが、これまで行われてきた保守管理業務の競争入札において談合が行われていたのではないかという疑惑が指摘された。新潟スタジアムを管理しているのは、県が68.6%を出資している外郭団体「新潟県都市緑花センター」で、保守管理業務の発注は指名競争入札により行われているが、落札率は概ね94.0%以上にも達している。電気・清掃・設備の運転監視・芝生・空調の業務において同じ業者の落札が続いており、開業時から6年連続で同一業者が落札している事例もあるなど、指名業者の入れ替えはあまり行われていない。新潟スタジアムは開業以来毎年度約2億円の赤字が続いており、保守管理費用が支出の大部分を占めている。こういったことから保守管理契約における高落札率に、「談合が行われていたのではないか」などと県内の一部メディアが報じた。
同年春、この鳥屋野潟公園の指定管理者(3年間)に申請を行ったのは同センターとアルビレックス新潟(NSGグループ)の2社のみだった。うち前者については前述の問題が指摘されており、また後者は県知事泉田裕彦を支持する政治団体を背後に持っている。故にどちらにしても運営の透明性が維持できないという大きな問題があった。
結局、県は前者を2006年度の1年間に限定するという条件付きで指定管理者として指定したが、この期間短縮については泉田に近しい関係者が「指定期間を3年間ではなく、1年間にすべき」と強く求めたことが遠因にあるといわれている。
そして県は改めて、2007年度からの3年間(2010年3月31日まで)について、県スポーツ公園の指定管理者を募集する方針を決定した。県は検討委員会を設け「“鳥屋野潟公園全体”を対象とする」案と「“県スポーツ公園”と“鳥屋野潟公園”(女池・鐘木の園地)を分割して対象とする」案のどちらを用いるか検討した結果、後者を適切とする結論に至った。2006年12月5日、県都市緑花センターはアルビレックス新潟と共同グループを設立し、県スポーツ公園の指定管理者に応募する方針を明らかにしたが、前述の事から運営の透明性の維持に関しては疑問が生じることが予想される。
[編集] ベストピッチ賞
東北電力ビッグスワンスタジアム(以下新潟スタジアム)は2007年度のJリーグアウォーズにてベストピッチ賞に輝いている。
[編集] 交通
- 公共交通
- JR新潟駅南口バスプール1番のりばより新潟交通バス「530・531・532【りゅーとリンク】新潟市民病院」方面行で「スポーツ公園前」または「清五郎」下車後徒歩約1分
- Jリーグ公式戦等開催の際には新潟駅南口バスプール7番のりば、万代シテイバスセンター2番線から臨時シャトルバスの運行あり
- 新潟空港よりタクシーで約25分
- 自家用車
[編集] 脚注
- ^ 「新潟スタジアムは3月11日(日)から『東北電力ビッグスワンスタジアム』となりました」(新潟県庁 都市政策課)
- ^ a b 「新潟スタジアムの名称の変更について」(新潟県庁 都市政策課)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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