国道351号
Appearance
一般国道 | |
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国道351号 | |
地図 | |
総延長 | 43.9 km |
実延長 | 36.8 km |
現道 | 33.8 km |
制定年 | 1975年(昭和50年) |
起点 | 新潟県長岡市 宮沢橋西詰交差点(北緯37度27分41.64秒 東経139度0分21.21秒 / 北緯37.4615667度 東経139.0058917度) |
終点 | 新潟県小千谷市 木津交差点(北緯37度17分54.05秒 東経138度49分36.31秒 / 北緯37.2983472度 東経138.8267528度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道290号 国道8号 国道17号 国道352号 国道404号 国道117号 国道291号 |
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国道351号(こくどう351ごう)は、新潟県長岡市から小千谷市に至る一般国道である。
概要
[edit]長岡市栃尾地域(旧・栃尾市)を起点に、長岡市街地・越路地域を経由し、小千谷市に至る路線。旧・栃尾市から長岡市中心部までは、本路線のほかに、森立峠を通る新潟県道9号長岡栃尾巻線や榎峠を通る長岡市道などがあるが、いずれもカーブや昇降が多くそのうえ冬期閉鎖になるため、当路線の1988年(昭和63年)に開通した、新榎トンネルを通るルートがメインルートとなっている。
旧長岡市内では、旧国道8号・国道17号を通る長岡市街地の中心部を経由する。長岡市から小千谷市までは、信濃川東側を通る国道17号に対し、国道351号は越路地区を経由する西側寄りを通る。ただし、国道17号と比較して狭隘な部分や右左折の多いルートとなっている。
路線データ
[edit]一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:栃尾市[注釈 2](長岡市栃尾宮沢、宮沢橋西詰交差点 = 国道290号交点)
- 終点:小千谷市(新潟県小千谷市大字薭生、木津交差点 = 国道17号交点)
- 重要な経過地:長岡市、新潟県三島郡越路町[注釈 3]
- 総延長 : 43.9 km(重用延長を含む)[2][注釈 4]
- 重用延長 : 7.1 km[2][注釈 4]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 4]
- 実延長 : 36.8 km[2][注釈 4]
- 指定区間:国道8号、国道17号と重複する区間(長岡市・川崎IC - 新町一丁目交差点小千谷市・高梨交差点 - 三仏生交差点)[3]
歴史
[edit]- 1975年(昭和50年)4月1日 - 一般国道351号(新潟県栃尾市(現:長岡市) - 新潟県小千谷市)[4]
- 1988年 (昭和63年) 8月6日 - 新榎トンネルを含む8.2 kmが開通[5][6]。
- 1991年 (平成3年) 11月19日 - 栃尾市大野町(現・長岡市栃尾大野町)4丁目 - 同市本津川 3 km のバイパス完成[6][7][8]。
路線状況
[edit]長岡市は政令指定都市ではないが、特例によって国道351号の一部区間(表町一丁目 - 新町一丁目、大手通りおよび北中央通り)の道路管理者となっている[9]。
バイパス
[edit]ここでは、旧道が国道指定を外れ、現在本線となっている路線は「細字」、旧道も指定され続けている路線は「太字」で記述する。
- (長岡市栃尾宮沢 - 同市栃尾大野町四丁目):国道290号栃尾東バイパス開通に伴うルート変更。新潟県道24号栃尾山古志線として、2001年(平成13年)10月1日開通し[10]、これを昇格する形で指定。
- (長岡市栃尾大野町二丁目 - 同市北荷頃)
- 新榎トンネル(長岡市北荷頃 - 同市川崎町)
- 長岡バイパス(長岡市川崎町 - 同市新町一丁目)
- 大手通拡幅(長岡市表町二丁目 - 同市古正寺町)[11]
- 小千谷バイパス(小千谷市高梨町 - 同市千谷)
- 千谷バイパス(小千谷市大字千谷 - 同市千谷川四丁目)
- 西小千谷バイパス(小千谷市千谷川四丁目 - 同市大字山本)
- ルート変更区間(小千谷市元町 - 同市山本) - 旭町バイパス開通に伴うルート変更。
- 旭町バイパス(小千谷市山本 - 同市旭町)
通称
[edit]- 長生橋通り
- 大手通り
- 大手大橋通り
- 北中央通り
- すずらん通り
重複区間
[edit]- 国道8号(長岡市・川崎IC - 新町一丁目交差点)
- 国道352号(長岡市・新町一丁目交差点 - 大手通交差点)
- 国道403号(長岡市・新町一丁目交差点 - 小千谷市・桜町上交差点)
- 国道404号(長岡市・大手通交差点 - 大島交差点)
- 国道17号(小千谷市・高梨交差点 - 三仏生交差点)
- 国道117号(小千谷市・三仏生交差点 - 元町交差点)
- 国道291号(小千谷市・元町交差点 - 小千谷駅前交差点)
道路施設
[edit]主な橋梁
[edit]- 大野大橋(長岡市、西谷川)[6][7][8][12][13]
- 平成大橋(長岡市)[6][7][8][12]
- 長生橋(長岡市、信濃川)
- 大手大橋(長岡市、信濃川)
- 永盛橋(長岡市、渋海川)[14]
- 山本山大橋(小千谷市、信濃川)
トンネル
[edit]- 新榎トンネル(長岡市)
地理
[edit]通過する自治体
[edit]交差する道路
[edit]- 国道290号(起点・長岡市・宮沢交差点)
- 国道8号・国道17号(川崎IC
- 国道8号(新町一丁目交差点)
- 国道352号(新町一丁目交差点 - (重複) - 大手通り交差点)
- 新潟県道36号長岡停車場線(大手通り交差点)
- 新潟県道23号柏崎高浜堀之内線(浦交差点)
- 国道17号(小千谷市・高梨交差点)
- 国道17号(三仏生交差点)
- 国道117号(三仏生交差点)
- 国道117号(山本山大橋西詰交差点)
- 国道17号(終点・小千谷市・木津交差点)
主な峠
[edit]- 榎峠(新潟県長岡市) - 新榎トンネルで通過
- 現在でも榎峠はトンネルとして残っており、車両での通行が出来る(冬季間は積雪により通行不能)。ただし、2.5 - 3.0 mの幅しかなく急勾配のヘアピンカーブが存在するなど全体的に勾配・カーブが多く危険である[4]。なお、新榎トンネル開通前は榎峠を越えるこの道路(旧道)が長岡と栃尾を結ぶ新潟県道9号長岡栃尾巻線の森立峠越えや新潟県道138号栃尾田井線の桑探峠越えなどと並ぶ主要なルートの一つでもあり、国道指定もされていたが、現在は長岡市道となっている。
脚注
[edit]注釈
[edit]出典
[edit]- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年12月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月19日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年12月28日閲覧。
- ^ a b “広報とちお No.370 昭和62年10月号” (PDF). 栃尾市. pp. 1 - 5 (1987年10月10日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ “広報とちお No.381 昭和63年9月号” (PDF). 栃尾市. p. 10 (1988年9月10日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ a b c d “広報とちお No.419 平成3年11月号” (PDF). 栃尾市. p. 10 (1991年11月10日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ a b c “広報とちお No.412 平成3年4月号” (PDF). 栃尾市. p. 7 (1991年4月10日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ a b c “広報とちお No.420 平成3年12月号” (PDF). 栃尾市. pp. 1 - 3 (1991年12月10日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ “道路に関するお問い合わせ”. 長岡市 (2022年4月1日). 2022年11月2日閲覧。
- ^ “広報とちお No.538 平成13年11月号” (PDF). 栃尾市. p. 12 (2001年11月5日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ “土木部 公共事業事後評価結果 一覧表” (PDF). 事後評価(平成22年度). 新潟県土木部 (2011年3月11日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ a b “新潟県の道路建設のあゆみ”. 新潟県土木部道路建設課 (2019年3月29日). 2020年6月2日閲覧。
- ^ “橋梁年鑑 平成5年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. p. 196, 197. 2020年6月6日閲覧。
- ^ “ながおか市政だより No.159 昭和42年12月号” (PDF). 長岡市. p. 6 (1967年12月13日). 2020年6月7日閲覧。
関連項目
[edit]外部リンク
[edit]- 新潟県 長岡地域振興局 地域整備部 - 一部を除き長岡市内の道路管理者
- 新潟県 長岡地域振興局 地域整備部 小千谷維持管理事務所 - 小千谷市内の道路管理者
- 道路(ながおかの道) - 長岡市(一部区間の道路管理者)