サワコの朝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。182.20.125.85 (会話) による 2016年4月1日 (金) 22:59個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

サワコの朝
ジャンル トーク番組
演出 飯田晃嘉
伏貫健介(チーフD)
出演者 阿川佐和子司会
ゲスト1組
ナレーター 豊田綾乃TBSアナウンサー
製作
プロデューサー 石田敦子(MBS)
佐野香(TBS)共にCP
制作 毎日放送TBSテレビ
放送
音声形式解説放送[1]
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2011年10月1日 -
放送時間土曜 7:30 - 8:00
放送分30分
回数225
公式サイト

特記事項:
パナソニック単独スポンサー番組
テンプレートを表示

サワコの朝』(サワコのあさ)は、毎日放送(MBS)とTBSテレビ(TBS)の共同制作により[2]TBS系列2011年(平成23年)10月1日より毎週土曜日の7:30 - 8:00(JST)に放送されているトーク番組である。阿川佐和子冠番組パナソニック単独スポンサー番組[3]

概要

  • タレントエッセイストの阿川佐和子が毎回、各界で活躍する著名人と1対1のトークを展開する。番組序盤には「思い出の中で今でも輝いている曲」を、番組終盤には「今、心に響く曲」と題してゲストお気に入りの楽曲について語る。
  • 番組でゲストが座る椅子は、スタジオに置かれた6脚(種類は毎回異なる)の中からオープニングでゲスト自身に選ばせる(提供クレジット表示中に椅子選びの模様が流れ、選んだ椅子がアップになった所で番組本編に入る)。なお、ピアニストがゲストの場合は、演奏用のグランドピアノをスタジオに設置することにより椅子6脚分のスペースがなくなるため、椅子選びは実施しない。
  • 2011年10月29日放送分より、オープニングでナレーションによるゲスト紹介が挿入されるようになった。
  • 実質的な制作はTBS系列で日曜22時台に放送されていた『EXILE魂』(2012年9月終了)と同じくTBSで行われており、MBSは番組送出とスポンサーセールスを担当する。
  • 2012年4月、「ギャラクシー賞テレビ部門」4月度月間賞を受賞した。
  • 2015年10月3日放送分よりステレオ2音声においての解説放送を開始。

出演

  • 阿川佐和子
  • ゲスト1組
    • 基本的に男性と女性が交互に出演(開始当初はそれほど徹底されていなかった)。2013年に入ってからは男性の起用が多い。
    • 親子での出演は森山良子(第10回)と森山直太朗(第143回)、きょうだいでの出演は松本幸四郎(第1回)と中村吉右衛門(第196回)、複数人の同時起用はTHE ALFEE(第146回)、お笑いコンビの一方が出演した後に相方も出演するという例は爆笑問題(第52回の田中裕二と第177回の太田光)が初めてである。
    • 基本的に画面向かって左に阿川、右にゲストが座る。ただしビートたけしが出演した際は「漫才の立ち位置の癖で、(向かって)左じゃないと緊張する」という本人の希望で、左右逆になっていた。
    • TBS系列のテレビドラマ(特にMBS制作のスペシャルドラマ)およびTBSが制作に携わっている映画や舞台の宣伝は積極的に行っているが、『パナソニック ドラマシアター』→『月曜ミステリーシアター[4]最新作の宣伝に関しては、同じTBS系列パナソニック一社提供番組でありながら開始当初はあまり積極的でなかった[5]
    • 現職のパナソニックイメージキャラクターの起用例はほとんどない[6]。その一方で競合社イメージキャラクター(への起用が発表された直後)の優香が起用されたことがある。
    • 阿川の大親友である女優・檀ふみや、阿川と共演機会が多いタレント・大竹まことの起用もまだない。

ゲスト

ネット局と放送時間

放送対象地域 放送局 系列 放送時間(JST 備考・脚注
近畿広域圏 毎日放送(MBS) TBS系列 土曜 7時30分 - 8時00分 制作局
関東広域圏 TBSテレビ(TBS)
北海道 北海道放送(HBC) -
青森県 青森テレビ(ATV)
岩手県 IBC岩手放送(IBC)
宮城県 東北放送(TBC)
山形県 テレビユー山形(TUY)
福島県 テレビユー福島(TUF)
山梨県 テレビ山梨(UTY)
新潟県 新潟放送(BSN)
長野県 信越放送(SBC)
静岡県 静岡放送(SBS)
富山県 チューリップテレビ(TUT)
石川県 北陸放送(MRO)
中京広域圏 CBCテレビ(CBC)
鳥取県・島根県 山陰放送(BSS)
岡山県・香川県 山陽放送(RSK)
広島県 中国放送(RCC)
山口県 テレビ山口(tys)
愛媛県 あいテレビ(ITV)
高知県 テレビ高知(KUTV)
福岡県 RKB毎日放送(RKB)
長崎県 長崎放送(NBC)
熊本県 熊本放送(RKK)
大分県 大分放送(OBS)
宮崎県 宮崎放送(MRT)
鹿児島県 南日本放送(MBC)
沖縄県 琉球放送(RBC)

放送を休止した事例

  • 毎年4月上旬開催の男子ゴルフ『マスターズゴルフ』が放送される週は、本番組の放送を休止する。

スタッフ

  • タイトルデザイン(題字・オープニングアニメ):和田誠
  • ナレーション:豊田綾乃(TBSアナウンサー)
  • 構成:シマダ秀樹、勝木友香、横山雄一郎、武田郁之輔、本松エリ
  • TM:近藤明人(TBS)
  • TD:井上久徳
  • VE:沖田祐貴、荒井秀訓、二階堂隼、對間敏文
  • 音声:山崎和敏、藤井勝彦、鈴木一長
  • カメラ:廣岡達之
  • 照明:梨本茂、公文大輔
  • 美術プロデューサー:有村美香(TBS)
  • 美術デザイン:山口智広(TBS)
  • 美術制作:半田裕記
  • 装置:藤満達郎
  • 操作:篠原丈裕
  • 植木装飾:菊地起矢、猿山利昭
  • 編集:福栄臣朗、市川敏之、飯田直美、遠藤顕史、伴圭史、今村慎、米山滋、村上健太郎、窪田直人、高橋慎一郎、室谷光則、早坂裕
  • MA:久保田隆
  • 音効:福永真弓
  • TK:福田美由紀
  • リサーチ:Ring
  • デスク:大島史子
  • 編成アソシエイト:永山由紀子(TBS)
  • キャスティングアソシエイト:富原宗祐
  • AP:崎濱かおり
  • AD:三宅麻希、早舩康太郎、小野寺彩華、新行内隼人、大野由貴
  • 制作協力:TBSビジョン
  • ディレクター:新宮原敦、山口博、尾崎義史、志賀竜介
  • チーフディレクター:伏貫健介[18]
  • 演出:飯田晃嘉(TBS)
  • プロデューサー:鈴木貴晴
  • チーフプロデューサー:石田敦子(MBS)、佐野香(TBS、2014年11月1日 - )
  • 製作著作:MBSTBS[19]

過去のスタッフ

  • 構成:榊暁彦
  • TM:金澤健一、長谷川晃司(TBS)
  • TD:南賢治
  • 美術プロデューサー:中原茂樹(TBS)
  • 音効:平澤亜希
  • リサーチ:つづき秀雄、渡辺学
  • AP:清水由花
  • AD:高田真由子、井山みきこ、井村太一、佐々木美穂、山岸祐子、工藤悠希、田中拓也、猪股豊、安齋裕美
  • ディレクター:大矢慎吾、千坂優太、持田謙二、西村佳子、常盤俊郎、川崎敬、桜井徹、斎藤雅美
  • 演出:和田好充、新井康孝
  • プロデューサー:小泉美果、渡部宗一、酒井祐輔(渡部・酒井→共にTBS)、春日孝夫
  • チーフプロデューサー:高田直→中野匡人→菊野浩樹[20]→満田尚子[21](TBS)

脚注・出典

  1. ^ 2015年9月26日放送分まではステレオ放送
  2. ^ MBSとTBSの共同制作によるレギュラー番組は『EXILE魂』(日曜22時台)に次いで2本目となる。
  3. ^ TBS系列でのパナソニック単独提供番組は、『パナソニック ドラマシアター』→『月曜ミステリーシアター』に続いて2本目となる。30分番組では1966年4月7月放送のドラマ『太陽のあいつ』以来、実に44年3か月ぶり。
  4. ^ 2013年秋の『刑事のまなざし』よりパナソニックグループ(パナソニックとパナホーム(隔週))を筆頭とする複数社提供。
  5. ^ 同枠最新作宣伝目的のゲスト起用は、本番組開始4クール目『浪花少年探偵団』出演の小日向文世が初めて。本番組の方針なのか、この目的での出演者は男優が殆どで、女優の起用は長らくなかった。例えば2014年秋の『SAKURA〜事件を聞く女〜』は、主演が長らくパナソニックイメージキャラクターを務めた仲間由紀恵であるにもかかわらず、本番組には2番手の佐藤隆太が出演。ところが次作=最終作の『警部補・杉山真太郎〜吉祥寺署事件ファイル』は、主演の谷原章介ではなくトメの高橋惠子が女優では唯一の出演。また、出演作を紹介するテロップでは当初『パナソニック ドラマシアター』→『月曜ミステリーシアター』という名称が表記されていなかったが(『月曜ゴールデン』『日曜劇場』など、他のドラマ枠の名称は本番組開始当初から表記)、2013年7月6日放送分ゲスト・小泉孝太郎主演の『名もなき毒』で初めて『月曜ミステリーシアター』が併記され、以後は定着した。
  6. ^ 例えば西島秀俊は、第205回放送日が主演映画『劇場版MOZU』(TBSテレビが製作幹事)の公開初日で、その前日は宣伝をしにTBSテレビ・ラジオの各番組を回ったにもかかわらず、同回ゲストに起用されず。
  7. ^ 現・真矢ミキ
  8. ^ 放送前日に行われた「六月大歌舞伎」の顔寄せより、4代目市川猿之助を襲名。亀治郎名義では最後のテレビ出演に。
  9. ^ 番組初となる現職のパナソニックイメージキャラクターの起用(同年3月17日の当番組ゲスト三谷幸喜は、吉瀬出演のパナソニックCMにゲスト出演したことがある)。
  10. ^ a b c d e f g h i j k 『パナソニック ドラマシアター』→『月曜ミステリーシアター』最新作出演者。
  11. ^ 視覚障害者であることと、辻井演奏用のグランドピアノが置かれていたため、オープニングの椅子選びは実施せず。
  12. ^ 上原演奏用のグランドピアノが置かれていたため、オープニングの椅子選びは実施せず。
  13. ^ 番組最年少での出演。
  14. ^ a b c 堀井美香(TBSアナウンサー)がナレーションを代行(2013年夏の豊田綾乃は、体調不良のためか水曜レギュラーの『はなまるマーケット』など仕事を休みがちだった)。
  15. ^ 関西ローカル(朝7:00 - 7:54)
  16. ^ 放送15日前に、東芝のイメージキャラクター就任が発表された。 - 住宅用太陽光発電システムの広告イメージキャラクターに優香さんを起用
  17. ^ 同放送日付でTBSを定年退職。
  18. ^ 以前は、ディレクター。
  19. ^ 実質的な制作はTBSで行われているが、長年MBS単独制作枠(一時期、この枠を当時の中部日本放送に委譲したことがあった)だったため、エンドロールの制作クレジット表記はMBSが上となっている(二段書きの上段)。なおジ〜ンはTBSのロゴにのみ付けられる。
  20. ^ 以前は、演出・プロデューサー。
  21. ^ 2014年4月5日 - 10月25日。以前は、プロデューサー。

関連項目

外部リンク

MBS制作・TBS系列 土曜7時台後半枠
前番組 番組名 次番組
知っとこ!
※7:30 - 9:25
(再度30分縮小して継続)
【この期間はMBSの単独制作枠】
サワコの朝
【ここからTBSとの共同制作枠】
-