東海テレビ制作昼の帯ドラマ

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東海テレビ制作昼の帯ドラマ(とうかいテレビせいさくひるのおびドラマ)は、東海テレビが制作し、フジテレビ系列28局で、平日13:30 - 14:00(JST。1976年3月までは13:30 - 13:45)に放送されている昼の帯ドラマシリーズ枠である。

本枠の名称について、東海テレビの公式資料・公式会見・公式ウェブサイトでは『昼の帯ドラマ[1][2][3]や通称である『昼ドラ[1][3]、または『昼の連続ドラマ[3][4][5]が用いられている。

ワンセグ地上デジタル放送などの番組名表記について、東海テレビと一部局[6]では『THKドラマ○○○○』と表記され[7]、番組名の後に#○○と話数やサブタイトルが表記される局もある。

目次

[編集] 概要

[編集] 制作方針とフォーマット

  • 東海テレビ制作の昼ドラは、1964年5月にフジテレビの制作要請を受け始まったものである。その理由は、フジテレビのスタッフの多くが東京オリンピックの取材などに回され、人材が不足していた為と言われている。制作体制は東宝テレビ部泉放送制作テレパック国際放映ビデオフォーカスのテレビ制作プロダクションが実質的な制作に携わり、東海テレビは制作局の東京制作部が企画・人員選定・制作・宣伝を担当し[5]、名古屋本社側は営業・CM送り・提供クレジット、視聴者プレゼントの宛先を担当するのみで、著作権は制作会社にある。東海テレビの権利が切れるのを待って、系列外を含めたローカル局での放送が早朝枠中心に実施されている。また、一部作品はCS放送のフジテレビTWOでも放送されている。2010年1月期に放送された『インディゴの夜』はフジテレビを傘下に置くフジ・メディア・ホールディングスの子会社である共同テレビジョンが当枠で初めて制作に関わった。
  • 番組開始当初はスタジオの関係上、名古屋での収録だったが、すぐに東京での収録になって現在に至っている。
  • 作品の放送開始前・放送期間中・放送後に番宣番組や特別編が放送されることがある。
  • 現在放送中の作品の公式サイトでは視聴者からの意見・感想を受け付けているが、一度スタッフが目を通したものから選考されて掲載される。
  • 一部作品は派生した展開が行われ、『はるちゃん』と『インディゴの夜』は舞台化された。
  • この枠が好評を博したことに刺激を受け、1969年にTBS、1971年に中部日本放送(CBC)、1975年に毎日放送(MBS)も昼ドラの制作に参入した。しかし、2009年3月27日をもってTBS系『愛の劇場』、CBCMBSTBS系『ひるドラ』が終了して、同年3月30日以降、主な地上波民放の午後1時台後半枠において単独の昼ドラとなり、さらにテレビ東京で放送していたLドラが終了したことに伴い、2010年4月5日からは民放で唯一の昼ドラとなった。[8]

[編集] 特番等による放送休止

[編集] 放送する局

  • ただし、青森県では、青森テレビ(TBS系列)で『新・風のロンド』を放送したことがある。
  • 山口県では、1970年代半ばの一時期、山口放送(日本テレビ系列[12])でごく一部の作品を放送していたほか、『ラストダンス』を番販購入という形で、平日夕方4時台に放送したことがあった。また、当時フジテレビ系列とTBS系列とのクロスネット局だったテレビ山口では編成上の都合でネット番組としては放送されなかったが、フジテレビ系列を脱退(1987年9月)してからかなり後に『牡丹と薔薇』を番販購入扱いで放送した。さらに、山口朝日放送でも『愛の嵐』『華の嵐』を放送した。
  • 徳島県では、四国放送で放送されていた時期がある。一時期は、ライバル番組である愛の劇場と連続で放送されていた時期もある。
  • 高知さんさんテレビ開局以前の高知県では、1980年代の一時期にテレビ高知(主に午前中に放送)が、1990年代の一時期に高知放送(14時台に放送)が、それぞれ一部の作品を放送している。
  • フジテレビ系列局の鹿児島テレビは、かつて平日の午前中に度々休止期間が入っての部分放送を行っていたが、平日13時台のネット改編(日本テレビ系列からフジテレビ系列への枠交換)を機に、1987年10月5日より同時ネット化された。なお、1987年10月当時のフジテレビ系列局の中で、当番組の同時ネット化は同局が最も遅い。

[編集] その他

  • ドラマのシーンでは、筆頭スポンサーであるP&Gの製品が置かれている場面が数多く見受けられる。0歳児 - 2歳児が出演するシーンのある作品では、ピープルもスポンサーに入っていた事もあった。
  • ネット局の関西テレビ放送(FNSの準キー局)では、本編終了後に同局のローカル情報番組『ハピくるっ!』のクロスプログラムが放送される。
  • 以前は再春館製薬所のCMが本編終了後にヒッチハイクとして流れていたが、2011年1月現在は本編スポンサーの一社となっている。

[編集] 沿革

  • 放送開始から数年は著名作家の円地文子井上靖などの原作を基にした文芸ドラマが人気であり[13]、1970年代後半以降では『あかんたれ』や『ぬかるみの女』など花登筺の浪花根性ドラマがヒットしたり[13]、1960年代〜1980年代前半頃までNHK連続テレビ小説読売テレビ朝の連続ドラマのように、ある人物の一代記や成功記を描いた作品を数多く制作してきた。
  • 番組開始から1976年3月の『満天の星』までは13:30 - 13:45までの15分間番組だったが、1976年4月の『三日月情話』から15分拡大し現在の時間帯になる。
  • 1960年代に「日日の背信」のような昼メロ路線[14]の内容が少数制作されていたが、1986年に放送された『愛の嵐』から欧米の古典小説を翻案した大河ロマンが支持を得て[13]、同枠の代名詞とも言われた愛欲・愛憎ドロドロ劇ドロドロ愛憎劇というカテゴリーが認知され、『愛の嵐』『華の嵐』『夏の嵐』のいわゆる嵐三部作がヒットし、放送枠自体が"グランドロマン"とも呼ばれた。その流れを受け、1990年代後半からは中島丈博らによるドロドロ愛憎劇が幅広い世代に受け入れられ[13]、2000年代には『真珠夫人』、『牡丹と薔薇』、『冬の輪舞』といった愛憎劇をテーマにした作品が主婦層を中心に社会現象になる程の話題に発展した。また、『真珠夫人』『牡丹と薔薇』『冬の輪舞』は金曜エンタテイメントで特別編が放送された[15]
  • 1989年7月~10月放送の 『夏の嵐』から、当時まだ珍しかったステレオ放送を開始する。
  • 夏期の内容に関して、かつては小・中学生が夏休み期間と重なり在宅して見ていることを考慮した作品が少なく、2001年・2003年・2004年の7〜9月期のにおいてホームドラマの『はるちゃん』『貫太ですッ!』『女医・優〜青空クリニック〜』を放送した程度であった。以降、2005年~2008年の7〜9月期はドロドロ愛憎劇路線に戻った。しかし、2009年春期以降改革案(後述)が実施されたことで夏休みを考慮した路線が復活し、2009年は6〜8月期と時期が1か月前倒しになり、サスペンス要素を備えた純愛モノの『夏の秘密』が放送され、2010年は7〜8月期の2か月作品とし、本枠として初めて少年・少女の人間模様を描いた[2]明日の光をつかめ』を放送した。
  • 2006年1月~3月放送の 『新・風のロンド』から、ハイビジョン制作に移行した。さらにはドラマ連動データ放送も開始した。
  • 本枠の平均視聴率(関東地区)は1988年の『華の嵐』が10.8%を記録したのを最後に、その後は4〜9%台に終始する作品が20年以上継続中だったことから改革必至の事情となっていたため、2007年から本枠の昼ドラ改革案を練り上げていった[13]
  • 2008年3月31日 - 同年6月27日放送の『花衣夢衣』からオープニング映像を廃止(それ以降の作品では唯一、2010年1月5日 - 同年4月2日放送の『インディゴの夜』のみ復活した)。キャスト・スタッフのクレジットは作品名バック・提供後の本編の続きより、右下からスクロールで表示している(2010年9月6日 ‐ 同年10月29日放送の『天使の代理人』のみスクロールではなく、点滅式で表示)。
  • 1983年10月から2009年4月3日まで1作品3か月固定だった放送期間が、2009年4月6日開始の『エゴイスト 〜egoist〜』から従来の1作品3ヶ月の作品に加え、1作品2か月の作品もほぼ交互に放送されるようになった[13]。「企画はもっと冒険していきたい」という東海テレビ制作局東京制作部の意図からドロドロ愛憎劇以外にも発想の幅を広く取り、『夏の秘密』『嵐がくれたもの』『Xmasの奇蹟』『インディゴの夜』『明日の光をつかめ』『天使の代理人』といった様々なジャンルのドラマを制作して、昼ドラ文化の存在意義を強調する方針としている[13]

[編集] 放送作品一覧

[編集] 1960年代

[編集] 1970年代

[編集] 1980年代

[編集] 1990年代

[編集] 2000年代

[編集] 2010年代

[編集] 脚注

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  1. ^ a b 会員限定:昼ドラ45周年記念クリアファイルプレゼント - 東海テレビ 昼ドラ倶楽部 2009年8月25日
    FAQ / Q7:東京支社ではどんな業務をしているのでしょうか?(東海テレビ採用2011)
  2. ^ a b 明日の光をつかめ|トピックス
  3. ^ a b c 東海テレビ放送 社長記者会見 2009年3月11日 (PDF)
    東海テレビ放送 社長記者会見 2010年3月10日 (PDF)
  4. ^ 会社案内(東海テレビ採用2011)
  5. ^ a b 制作局 東京制作部(東海テレビ採用2011)
  6. ^ 他に岩手めんこいテレビ福島テレビ長野放送テレビ愛媛でも表記される。
  7. ^ テレビ長崎は『THK連続ドラマ○○○○』と表記。以前は関西テレビでも同様の表記が行われていた。
  8. ^ ただし新作の放送は2009年9月で打ち切り、2010年3月までは過去のLドラの作品の再放送をしていた。
  9. ^ 大規模な災害や記者会見、裁判など大きなニュースがある場合は報道特別番組の放送を事前に設定し、その日の回は休止せず、14時以降に繰り下げて放送する場合がある。前枠の『ライオンのごきげんよう』とセットで繰り下げて放送する場合もある。2011年3月11日に発生した東日本大震災の際は、翌週の3月14日から18日までの一週間放送が休止になった。また、以前プロ野球日本シリーズがデーゲームで行われた時代、フジ系列で試合が中継された日は同様に夕方もしくは深夜に繰り下げて放送されていた。
  10. ^ フジ系列の最終回放映は同年4月2日。
  11. ^ 山形県ではさくらんぼテレビが開局する1997年4月1日までの4年間、他系列(日本テレビ系列山形放送TBS系列テレビユー山形)にも遅れネットされなかった。
  12. ^ 一時期テレビ朝日系列とのクロスネット局だった時期あり
  13. ^ a b c d e f g エゴイスト:メリハリつけ企画で冒険 東海テレビ昼ドラ45周年--6日からフジ系” (日本語). 毎日jp・毎日新聞東京夕刊 (2009年4月2日). 2009年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月31日閲覧。
  14. ^ 東海テレビ制作「昼帯ドラマ」リスト
  15. ^ フジテレビと共同制作

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

フジテレビ 平日13:30 - 13:45枠
前番組 番組名 次番組
東海テレビ制作昼の帯ドラマ
(1964年5月~1976年3月)
東海テレビ制作昼の帯ドラマ
(13:30 - 14:00)
※15分拡大。
最初は『三日月情話
フジテレビ 平日13:30 - 14:00枠
東海テレビ制作昼の帯ドラマ
(13:30 - 13:45)
※直前は『満天の星
フジテレビ
平日昼1時45分枠の連続ドラマ

(13:45 - 14:00)
※直前は『染彩の女
東海テレビ制作昼の帯ドラマ
(1976年4月~)
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