世界各国の指導者一覧
世界各国の指導者一覧(せかいかくこくのしどうしゃいちらん)では、現在の世界各国の元首と政府の長を一覧にしている。
元首は例えば国王や大統領であり、政府の長は例えば首相である。元首と政府の長は議院内閣制の国では分離されていることが多いが、大統領制や独裁体制の国では大統領や独裁者が政府の長を兼ねていることもある。こうした元首や政府の長の権限は国によって異なる。また、共産主義国を中心に、政党が政府を指導することが憲法で定められている場合もある。
この一覧では、上から元首、政府の長の順に記載し、この他の最高指導者や指導政党の長は上に、各役職の代行者はそれぞれの下に記載した。また、慣例上または法令上兼務すべきとされている役職で、同一就任日のものは同一の欄に記載した。ただし、指導政党の役職と国家の役職は分けて記載した。国家の役職の正式名称に含まれる国名は便宜上省略し、または慣例に倣い「国家」に置き換えている。
国連加盟国及び国連総会オブザーバー国[編集]
国家の承認を得る国が少ない、またはない国[編集]
国名 | 役職 | 名前 | 就任 |
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大統領 | アスラン・ブジャニヤ | 2020年 | 4月23日
首相 | アレクサンドル・アンクヴァブ | 2020年 | 4月24日|
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大統領 | アライク・ハルチュニャン | 2020年 | 5月21日
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大統領 | ワジム・クラスノセリスキー | 2016年12月16日 |
政府議長 | アレクサンドル・ローゼンベルグ | 2022年 | 5月30日|
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大統領 | エルシン・タタール | 2020年10月23日 |
首相 | ファイズ・スジュオール | 2021年11月 | 5日|
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国王 | チャールズ3世 | 2022年 | 9月 8日
国王名代 | トム・マースターズ | 2013年 | 7月27日|
首相 | マーク・ブラウン | 2020年10月 | 1日|
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大統領 | ヴィヨサ・オスマニ | 2021年 | 4月 4日
首相 | アルビン・クルティ | 2021年 | 3月22日|
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大統領 | ムセ・ビヒ・アブディ | 2017年12月14日 |
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総統 | 蔡英文 | 2016年 | 5月20日
行政院長 | 陳建仁 | 2023年 | 1月31日|
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国王 | チャールズ3世 | 2022年 | 9月 8日
総督 | シンディ・キロ | 2021年10月21日 | |
首相 | ダルトン・タンゲランギ | 2020年 | 6月10日|
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ポリサリオ戦線総書記 | ブラヒム・ガリ | 2016年 | 7月12日
大統領 | 2016年 | 7月12日||
首相 | ムハンマド・ワリ・アケイク | 2018年 | 2月 4日|
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大統領 | サイード・アブドゥラヒ・デニ | 2019年 | 1月 8日
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大公 総長 |
ジョン・ティモシー・ダンラップ | 2023年[37] | 5月 3日
首相 | アルブレヒト・フォン・ボーゼラガー | 2017年 | 1月28日|
事務総監[38] | ルイ・デ・ヴィラス・ボアス | 2019年 | 5月 1日|
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大統領 | アラン・ガグロエフ | 2022年 | 5月24日
政府議長 | コンスタンティン・ジュソエフ | 2022年 | 6月20日
脚注[編集]
- ^ 閣僚評議会議長と副大統領は慣例上ドバイ首長が務めるが、ドバイ首長は就任日が異なるため記載していない。
- ^ フランス大統領とウルヘル司教が共同で大公を務める。
- ^ 国王の母も、国王と共に儀礼的な国家元首の役割を果たすとされる。
- ^ 1980年憲法において、首相は第一副大統領を兼務することとなっている
- ^ 2022年1月5日より首相代行。
- ^ 2016年5月9日までは党第一書記、2016年5月9日から2021年1月10日までは党委員長。
- ^ 国務委員会の前身である国防委員会の委員長が国家武力最高司令官を兼ねることが慣例であり、国防委員会が2016年6月に廃止されてからは国務委員会委員長が兼務するが、就任日が異なるため記載していない。
- ^ 2021年9月5日から国家和解発展委員長、17日に大統領就任宣言、10月1日に暫定大統領就任。
- ^ 2022年7月17日より首相代行。
- ^ 2019年10月10日までは国家評議会議長。
- ^ 2021年10月12日より閣僚会議議長代行。
- ^ 2021年3月8日より首相代行。
- ^ 国王が閣僚評議会議長を兼務し、王太子が同第一副議長を兼務するのが通例である。
- ^ 王太子であり、2017年6月21日から2022年9月26日までは閣僚評議会第一副議長。
- ^ サモア語で「国家元首」の意。訳す場合もある。
- ^ 2021年7月27日までトゥイラエパ・サイレレ・マリエレガオイと係争。
- ^ 一方が元首を、一方が政府の長を務める。
- ^ 2020年6月11日より首相代行。
- ^ 連邦参事によって構成される連邦参事会が国家元首にして政府の長とされる。
- ^ 連邦大統領就任は2023年1月1日
- ^ 2021年10月25日まで存在した主権評議会とは別組織。
- ^ 主権評議会の解散を一方的を宣言。
- ^ 2022年7月13日より大統領代行。
- ^ 2022年8月24日から9月30日までプラウィット・ウォンスワンが首相を代行
- ^ 2021年4月20日より軍事評議会議長。
- ^ 日本国憲法には元首についての規定がないため、憲法学説上議論があるが、国際慣行・外交儀礼上、天皇が元首としての待遇を受ける。
- ^ 学説の多数は内閣または内閣総理大臣を元首とする。
- ^ ローマ教皇庁とバチカン市国を併せた「聖座」が国連総会オブザーバー参加国
- ^ 教皇庁において教皇の最高権限の行使を補佐する。
- ^ 市国の最高責任者
- ^ 2018年1月8日から2021年11月29日までは総督。
- ^ 国連総会オブザーバー参加国
- ^ デイトン合意で和平遂行の目的のために創設された役職であるが、ボスニア・ヘルツェゴビナにおける立法の拒否権及び政府閣僚の罷免権を保持するため、同国の事実上の最高指導者である。
- ^ 各民族代表によって構成される大統領評議会が国家元首とされる。議長は8カ月の輪番制
- ^ 議長就任も同日
- ^ 領土を有さない主権実体だが、歴史的な経緯から多数の国と今なお外交関係を結んでおり、国連においては「国連総会オブザーバー実体あるいは国際組織」としての地位を有する。
- ^ 2022年6月14日より総長代行。
- ^ 「事務総監」は意訳であり「大司令官」と直訳する場合もある。
関連項目[編集]
- 現在の君主の一覧
- 選出もしくは任命された女性の元首の一覧
- 選出もしくは任命された女性の政府首脳の一覧
- 世界各国の外務大臣一覧
- ノーベル賞を受賞した元首・首脳の一覧
- 世界各国の副大統領及び指導者代行の一覧
- 世界各国の国防大臣一覧
- 海外領土・自治領の指導者一覧