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ウマロ・シソコ・エンバロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウマロ・シソコ・エンバロ
Umaro Sissoco Embaló


任期 2020年2月27日 2025年11月26日
首相 アリスティデス・ゴメス
ヌノ・ゴメシュ・ナビアム英語版
ジェラルド・マルティンス英語版
ルイ・ドゥアルテ・デ・バロス英語版
ブライマ・カマラポルトガル語版

任期 2022年7月3日 2023年7月9日
ECOWAS委員会委員長 オマール・トゥレイ英語版

任期 2016年11月18日 2018年1月16日
大統領 ジョゼ・マリオ・ヴァス

出生 (1972-11-23) 1972年11月23日(53歳)
ポルトガルの旗 ポルトガル領ギニア ビサウ(現・ギニアビサウの旗 ギニアビサウ ビサウ)
政党 ギニア・カーボベルデ独立アフリカ党→)
民主的交代運動英語版
受賞
出身校 リスボン工科大学英語版
マドリード・コンプルテンセ大学
配偶者 ディニシア・レイス・エンバロフランス語版
宗教 イスラム教
ウマロ・シソコ・エンバロ
Umaro Sissoco Embaló
所属組織 ギニアビサウ軍
最終階級 准将
除隊後 ギニアビサウ共和国大統領
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ウマロ・モクタル・シソコ・エンバロポルトガル語: Umaro Mokhtar Sissoco Embaló, 1972年11月23日 - )は、ギニアビサウ政治家。1年間首相を務めた後、2020年から2025年まで大統領を務めた。

経歴・人物

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リスボン工科大学英語版にて国際学の学位を、マドリード・コンプルテンセ大学にて政治学及び国際学博士号を取得した。母国語であるポルトガル語に加え、英語スペイン語フランス語アラビア語スワヒリ語が堪能である[1]。准将として軍部に所属。世界各地で国家安全保障研究について、続けた[2]

2016年ジョゼ・マリオ・ヴァス大統領の下で、首相に任命された[3]。当時、政党であったギニア・カーボベルデ独立アフリカ党(PAIGC)では彼の信任投票が行われ、賛成112、反対11票で承認された[4]。しかし政治危機を解決できなかったとして1年1カ月後にヴェス大統領に辞表を提出した[5]

2019年11月から12月にかけて大統領選挙英語版が行われ、最終的にドミンゴス・シモーズ・ペレイラ英語版候補との一騎打ちとなったが、12月29日の決選投票では得票率54%対46%でエンバロが勝利した[6]。ペレイラ候補は選挙に不正があったとして訴訟を起こしたが、最高裁は却下した[7]

2022年2月2日にエンバロ大統領暗殺を図ったクーデター未遂事件が発生。多少の犠牲者は出たがクーデターは回避できたと発言した[8]。その後も議会との対立が続き、2022年5月16日に議会を解散、同年12月18日に総選挙を実施するとする大統領令を発令した[9]。しかし投票日前日になって、総選挙英語版を2023年6月4日に延期する大統領令に署名した[10]。選挙の結果、大統領与党連合のマデムG15英語版は102議席中29議席にとどまる敗北を喫し、PAIGCが主導する『包括的同盟プラットフォーム=テラ・ランカ』が過半数の54議席を獲得し勝利[11]。8月7日に元経済財政大臣でPAIGC所属のジェラルド・マルティンス英語版が新首相に就任した[12]

2023年12月1日に首都ビサウにて銃撃戦を含む衝突が発生。COP28出席のため訪問していたドバイから帰国したエンバロは12月3日、この衝突はクーデター未遂であったが試みは失敗したと宣言した[13]。翌4日、この衝突事件に対して現マルティンス政権の対応が消極的であるとして議会を解散[14]

2024年7月には同年11月24日に議会選挙を実施する布告を出したものの、物流上の困難や資金不足を理由に選挙は延期されるとの観測が高まっていった。エンバロは11月2日に延期を表明し、4日には選挙実施の布告を取り消し、代わりの実施日を決定しないまま延期を正式決定した[15]

2025年11月23日に総選挙英語版が実施されたが、結果発表を控えた11月26日に大統領警護隊長のディニス・ンチャマ英語版が主導するクーデターが発生し、大統領職を追われた。軍将校らは、秩序回復のための高等軍司令部英語版を結成し、選挙手続きの停止、国境封鎖、夜間外出禁止令を出すとともに、当面ギニアビサウを統治すると声明を出した[16][17]。翌27日には国軍の最高司令官に就任したばかりのオルタ・インタ=ア・ナ・マン将軍が移行大統領に就任したと宣言したが、エンバロとは親しかったとも報じられた[18]。同日、隣国セネガルの外交当局はXで、エンバロがギニアビサウを出国しセネガルに到着したと発表した[19]。28日夜に首都ダカールに到着した[20]

脚注

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  1. ウマロ・シソコ・エンバロ - アーカイブ
  2. エンバロ大統領 - 公式サイト
  3. エンバロ首相就任 - voaportugues.com
  4. 新政府にたいして、政党がボイコット - Reuters.com
  5. エンバロ首相解任へ - dm.com
  6. エンバロ候補を勝利を宣言 - africanews.com
  7. ギニアビサウ - 外務省公式サイト
  8. エンバロ大統領、クーデター失敗と発表 - cnnニュース
  9. “Le président bissau-guinéen Umaro Sissoco Embalo dissout le Parlement”. ラジオ・フランス・アンテルナショナル. 2022年5月17日. 2022年5月17日閲覧.
  10. “Guinea-Bissau postpones legislative elections”. APANEWS. 2022年12月17日. 2022年12月19日閲覧.
  11. “Guinea Bissau President Embalo's ruling party loses legislative polls”. The EastAfrican. 2023年6月8日. 2023年12月5日閲覧.
  12. “Geraldo Martins é o novo primeiro-ministro da Guiné-Bissau”. ECO. 2023年8月7日. 2023年12月5日閲覧.
  13. “Guinea-Bissau President Embalo says a coup was foiled on Friday”. ロイター. 2023年12月3日. 2023年12月5日閲覧.
  14. “Guinea Bissau president dissolves parliament after clashes”. ロイター. 2023年12月5日. 2023年12月5日閲覧.
  15. “Guinea Bissau President postpones elections indefinitely”. The Punch. 2024年11月4日. 2024年11月9日閲覧.
  16. ギニアビサウでクーデターか、軍幹部が権力掌握宣言 大統領拘束”. ロイター通信 (2025年11月27日). 2025年11月27日閲覧。
  17. Guinea-Bissau army officers say they have seized power; president arrested”. アルジャジーラ (2025年11月26日). 2025年11月27日閲覧。
  18. “Guinea-Bissau general sworn in as transitional president after coup”. アルジャジーラ. 2025年11月27日. 2025年11月28日閲覧.
  19. “ギニアビサウ大統領が出国 クーデター主導の軍将軍、民政移行への期限「1年だ」と表明”. 産経新聞. 2025年11月28日. 2025年11月28日閲覧.
  20. “Ilidio Vieira Té nommé premier ministre, la vie reprend son cours à Bissau”. France 24. 2025年11月28日. 2025年11月30日閲覧.
公職
先代
ジョゼ・マリオ・ヴァス
第5代
ギニアビサウの旗 ギニアビサウ共和国大統領
2020 - 2025
次代
オルタ・インタ=ア・ナ・マン
(移行、秩序回復のための高等軍司令部英語版