コンテンツにスキップ

キース・ローリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キース・ローリー[1]
Keith Rowley
(2018年)
第8代トリニダード・トバゴ首相
就任
2015年9月9日
大統領アンソニー・カルモナ
ポーラ=メイ・ウィークス
クリスティン・カンガルー
前任者カムラ・パサード=ビセッサー
人民国民運動英語版代表
就任
2010年5月26日
前任者パトリック・マニング英語版
ディエゴ・マーティン選出国会議員
就任
1991年
個人情報
生誕 (1949-10-24) 1949年10月24日(75歳)
トリニダード・トバゴトバゴ島、メイソン・ホール地区
政党人民国民運動
配偶者シャロン・ロウリー
出身校西インド諸島大学

キース・クリストファー・ローリー英語: Keith Christopher Rowley1949年10月24日 - )は、トリニダード・トバゴ政治家2015年9月9日から同国第8代首相(7人目)を務めている。火山学者として、地質学の博士号を取得している[2]

来歴

[編集]

トバゴのメイソン・ホールで生まれ、農民の祖父母の元で育った[3][4]西インド諸島大学では地球化学を専攻し、1978年に地質学の博士号を取得している。大学では研究員を経て、地震研究室長を歴任。1981年に政界入りを果たし、1987年に上院議員に当選している。パトリック・マニング英語版政権下で農林水産大臣、通商産業大臣を歴任。2004年にはトリニダード・トバゴ代表米州開発銀行総裁を務めた[5]

2010年トリニダード・トバゴ総選挙英語版で人民国民運動が敗北した後、ローリーは6月1日に最大野党党首となった[6]。ローリーは2015年9月の総選挙英語版で人民国民運動を率い、下院で41議席中23議席を獲得して政権を樹立し、与党であった人民のパートナーシップ連立政権を破る。2020年8月10日の総選挙で再び人民国民運動を勝利に導き、ローリは8月19日にトリニダード・トバゴの首相に再選。しかし、2021年4月6日新型コロナウイルスに感染した[7]。私生活では弁護士のシャロン・ローリーと結婚し、3人の子を儲けている[8]

脚注

[編集]
公職
先代
カムラ・パサード=ビセッサー
野党院内総務
2010年 – 2015年
次代
カムラ・パサード=ビセッサー
トリニダード・トバゴの首相
2015年 -
次代
党職
先代
パトリック・マニング
人民国民運動代表
2010年 -
現職