アブデルマジド・テブン

アブデルマジド・テブン(アラビア語: عبد المجيد تبون 、フランス語: Abdelmadjid Tebboune、1945年11月17日 - )はアルジェリアの政治家。上級公務員を経て民族解放戦線 (FLN) の党員になった。2017年5月25日から同8月15日まで首相を務める。無所属で2019年アルジェリア大統領選挙に出馬し、当選した[1]。氏名は正則アラビア語式にアブドゥルマジード・タブーンとも表記される[2]。
来歴[編集]
1945年11月17日、アルジェリアのナーマ県メシェリアに生まれる。1965年に国立行政学院 (ENA) を卒業[3]。
第1次ゴザリ内閣で地方公共団体代表大臣、ベンビトゥール内閣では通信文化大臣、第1次ベンフリス内閣で再び地方公共団体代表大臣、第1次から第4次セラル内閣において住宅・都市計画大臣、暫定通商大臣歴任の後、2017年に首相となる。
2019年のアブデルアジズ・ブーテフリカ大統領の辞任に伴う大統領選挙で当選し、アブデラジズ・ジェラドを首相に指名した。
脚注[編集]
- ^ “Abdelmadjid Tebboune, à peine élu, déjà constesté à la présidence de l’Algérie”. 2019年12月19日閲覧。
- ^ “大統領選挙でアブドゥルマジード・タブーンが勝利”. 中東調査会 (2019年12月17日). 2020年2月8日閲覧。
- ^ “عبد المجيد تبون”. 2019年12月20日閲覧。