アブデルマジド・テブン

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アブデルマジド・テブン(2021年11月6日)

アブデルマジド・テブンアラビア語: عبد المجيد تبون ‎、フランス語: Abdelmadjid Tebboune1945年11月17日 - )はアルジェリアの政治家。上級公務員を経て民族解放戦線 (FLN) の党員になった。2017年5月25日から同8月15日まで首相を務める。無所属で2019年アルジェリア大統領選挙に出馬し、当選した[1]。氏名は正則アラビア語式にアブドゥルマジード・タブーンとも表記される[2]

来歴[編集]

1945年11月17日、アルジェリアのナーマ県メシェリアに生まれる。1965年に国立行政学院 (ENA) を卒業[3]

第1次ゴザリ内閣で地方公共団体代表大臣、ベンビトゥール内閣では通信文化大臣、第1次ベンフリス内閣で再び地方公共団体代表大臣、第1次から第4次セラル内閣において住宅・都市計画大臣、暫定通商大臣歴任の後、2017年に首相となる。

2019年のアブデルアジズ・ブーテフリカ大統領の辞任に伴う大統領選挙で当選し、アブデラジズ・ジェラドを首相に指名した。

脚注[編集]