アブダビ
| アブダビ首長国 أبو ظبي | ||||||
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| 位置 | ||||||
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| アブダビ首長国の位置 | ||||||
| 歴史 | ||||||
| 旧名 | ||||||
| 創設者 | ||||||
| 行政 | ||||||
| 国 | ||||||
| 首長国 | アブダビ首長国 | |||||
| 首都 | アブダビ市 | |||||
| 最大都市 | アブダビ市 | |||||
| 首長名 | ハリーファ・ビン=ザーイド・アール=ナヒヤーン | |||||
| 地理 | ||||||
| 面積 | ||||||
| 市域 | 67,340 km² (26000 mi²) | |||||
| 陸上 | ||||||
| 水面 | km² | |||||
| 水面面積比率 | ||||||
| 標高 | ||||||
| 人口動態 | ||||||
| 人口 | (2008年現在) | |||||
| 市域 | 1,967,659 人 | |||||
| 人口密度 | 29219.7 人/km² | |||||
| 備考 | ||||||
| 民族 | ||||||
| 言語 | ||||||
| その他 | ||||||
| 等時帯 | ||||||
| 夏時間 | ||||||
| ISO 3166-2 | ||||||
| 公式ウェブサイト: | ||||||
アブダビ(英語: Abu Dhabi, アラビア語: أبو ظبي; abū ẓabī; アブー・ザビー)は、アラビア半島のアラビア湾岸に位置する、アラブ首長国連邦を構成する首長国。アラブ首長国連邦の連邦首都を兼ねる同名の都市(アブダビ市)もこの首長国内にある。
目次
概要[編集]
アブダビ首長国はアラブ首長国連邦を構成する首長国。アラビア湾に突き出たT字型の半島部を中心とした地形で、アラブ首長国連邦の中でも最大の面積、人口、収入を持つ。特に面積6.7万km2は連邦全体の8.3万km2の大半(約80%)に及び、広大な国土に埋蔵された豊富な石油資源によって連邦の政治、経済を支える事実上のリーダー国である。アラブ首長国連邦のGDPの15%を産し、アブダビ証券取引所やアラブ首長国連邦中央銀行、アブダビ投資庁、大手通信会社のエティサラート、国営石油会社のADNOC、アブダビ海上操業会社(ADMA-OPCO)などもここにある。アラブ首長国連邦の大統領は1971年の連邦結成以来、アブダビ首長のザーイド、ハリーファの父子が一貫して務めており、今後もアブダビ首長国が大統領を輩出すると予測される。
「アブダビ」の由来[編集]
古くはmilhと呼ばれていた。アラビア語で「塩」を意味し、海水から来ていると推定される。アブダビの名は300年以上の歴史があり、その由来は諸説あるが、この地にはカモシカの仲間であるオリックスが多くdhabiという。アブダビは当初、Dhu Dhabiと呼ばれていたが、それは「カモシカを飼う者」という意味で、Abuはお父さんという意味である。
歴史[編集]
アブダビには3世紀より遊牧民や漁民が居たと思われている。現在のアブダビは、18世紀にバニー=ヤース部族に属するナヒヤーン家(ヌハイヤーン家)が建設した首長国で、19世紀には同じバニー=ヤース部族から分かれたマクトゥーム家がドバイへ渡ってドバイ首長国を建てた。その後、他の首長国と同様にイギリスの保護国となった。20世紀初頭まで、内陸部のオアシスでラクダの飼育やナツメヤシ(デーツ)の栽培を行い、夏季には海岸部で漁業や真珠の採取くらいしか産業はなかった。この時代までは住居の多くはヤシの葉や泥で作られていた。
1958年に石油が発見される。しかし、その収入はまだ微々たるもので、アブダビで舗装道路ができたのも1961年であった。また石油収入の永続性の懸念から慎重な運用が続いてきたが、ザーイド・ビン=スルターン・アール=ナヒヤーンの治世になると、石油収入の活発な投資が起こった。1971年にイギリスが撤退、独立を果たすと、同時に独立した周辺の首長国とともにアラブ首長国連邦を結成した。
地理[編集]
地形[編集]
アラビア半島のアラビア湾に面した北東部に位置する。250mほどの水路で離れた島々が中心部で、郊外の内陸部とは橋で結ばれている。また幾つかは今も建設中である。
気候[編集]
砂漠気候で、1年を通じて晴天である。6月から9月は平均最高気温が35℃を上回る。この期間は砂嵐にも度々見舞われる。海に面するため湿度が高い。
人口構成[編集]
2001年の調査では、人口の25%がアラブ首長国連邦の国籍を有している。その他の住民は外国人で、主な出身国は、インド、パキスタン、エリトリア、ソマリア、バングラデシュ、スリランカ、フィリピン、イギリスなどとなっている。そのため、英語、ヒンディー語、タガログ語、ティグリニャ語、アムハラ語、ベンガル語、ウルドゥー語などが広く話されている。
経済[編集]
2007年のアブダビの国内総生産(GDP)は1089億ドル(約10兆円)である。茨城県の県内総生産(約10.9兆円)とほぼ同規模である。2013年のGDPは約2600億ドル(約29兆円)で、神奈川県の県内総生産(約30.3兆円)とほぼ同規模であり[1]、アラブ首長国連邦内で第2の経済規模となるドバイの2倍以上となっている[2]
旺盛な電力需要に対応するため、2009年にはアブダビ市街地西方にバラカ原子力発電所(140万kw*4基)の建設が決定。2020年の完成に向けて工事が進められている[3]。
環境対策[編集]
一歩としてマスダール・シティがつくられた。
スポーツ[編集]
モータースポーツ[編集]
2009年より、F1世界選手権「アブダビGP」(ヤス・マリーナ・サーキット)が開催されている。
アブダビコンバット[編集]
アブダビコンバットは寝技世界一選手権の意味合いを持つ格闘技大会である。当初はアブダビ国内でのみ行われていたが、現在は格闘技の盛んな世界の国を大会毎に廻りながら開催されている。
交通[編集]
- アブダビ国際空港:アブダビにあり、エティハド航空のハブ空港である。2009年に新ターミナルが完成、さらに巨大なターミナルの建設も始まった。
- アルアイン国際空港:アルアインにある空港。
- トラム:建設計画中のトラム・システム。
再開発[編集]
- サディヤット島: アブダビの500m沖合いの島で大規模再開発が行われている。完成時にはリゾートだけでなくニューヨーク大学・グッゲンハイム美術館もできる。
- アブダビ首都地区(Abu Dhabi Capital district): アブダビ中心部から南に7kmの内陸部に建設中の新都市で、アラブ首長国連邦の連邦政府機関やアブダビ首長国の行政機関が移転する計画都市。中心部からは地下鉄が、その他の地区とは高速鉄道で結ばれる予定。37万人の住宅も含めて2030年に完成予定。
ドバイほどではないが、高層ビルの建設も目白押しで、スカイ・タワー(389m)、セントラル・マーケット・レジデンシャル・タワー(374m) などが建設中である。
観光[編集]
アブダビは特徴ある建造物や考古遺跡で有名である。
- エミレーツ・パレス : 7つ星ホテルで、ドバイのブルジュ・アル・アラブに対抗したアラビア様式の超豪華ホテルである。
- シェイク・ザーイド・モスク : 2007年に竣工したばかりの巨大モスク
- アル・アインの文化的遺跡群 : 世界遺産(2011年、文化遺産)
脚注[編集]
- ^ 「UAE:2013年、アブダビのGDPは2600億ドル」東京外国語大学
- ^ 「ドバイ首長国経済概況 」在ドバイ日本国総領事館
- ^ UAE訪問の朴大統領 「韓国型原発」建設式典に出席Yonhap news(2014年5月21日)2018年1月21日閲覧
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 観光
- その他
- アブダビ日本人学校
- Abu Dhabi, The Persian Gulf
- Abu Dhabi News.Net
- abudhabi.com
オープンストリートマップには、アブダビに関連する地理データがあります。