ニューヨーク大学

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ニューヨーク大学
New York University
ラテン語名称Universitas Neo Eboracensis
校訓 Perstare et praestare (ラテン語)
To persevere and to excel (英語)
創立 1831年[1]
学校種別 私立[1]
大学暦 学期
運営資金 $35億7600万(2015年)[2]
予算 $80億4600万(2016年)[3]
学長 アンドリュー・D・ハミルトン, Ph.D.
Chairman W. R. Berkley[4]
教職員 合計:9,489人[5]
( フルタイム 5,028人 /
パートタイム 4,461人 )[5]
職員 2,242人[6][7]
学生 57,245人[8]
学部生 24,985人[9]
大学院生 24,289人[9]
学生寮居住 12,000人
職業専門課程 3,428人
卒業生 350,000人
所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨーク市
キャンパス 都市 230エーカー (0.93 km2)
(マンハッタンキャンパス)[10]
新聞 ワシントン・スクエア・ニュース英語版
スクールカラー メイフェアー・バイオレット[11]     
愛称 バイオレッツ英語版
マスコット ボブキャット
運動競技 NCAA Division III UAA
23競技代表チーム
ウェブサイト NYU.edu
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NYUの図書館(ボブスト図書館)

ニューヨーク大学:New York University, NYU)は、アメリカ合衆国ニューヨークマンハッタン区にある全米有数の大規模な私立総合大学である。校訓は、Perstare et praestare "To persevere and to excel"。

大学ランキングにおいて世界的指標であるタイムズ・ハイアー・エデュケーションの世界大学ランキングでの総合30位[12](全米18位)である。 特に国際法学、税法学で全米ランク1位[13]ニューヨーク大学・ロー・スクールや経営大学院(MBA)全米ランク10位[13]ビジネススクールは全米屈指のトップ校として有名であり、その他「不動産」、「出版」、「スポーツビジネス」など専門分野の経営を学ぶ修士課程も知られている。

社会科学人文科学数学公共政策学看護学等の大学院ランキングでもトップ10に位置する有名な存在であり、これまでに24名以上のノーベル賞受賞者を輩出。[14] 芸術学部演劇学科及び映画学科は世界的に高い評価を受けており、30名以上のアカデミー賞受賞者等、数多くの映画監督や有名俳優を輩出している。卒業生が幅広い分野で活躍しているのが特徴。

ニューヨーク市立大学(CUNY)、ニューヨーク州立大学(SUNY)等との混同に注意。

キャンパス[編集]

大学の校舎はマンハッタン区にあるワシントン・スクエア周辺に分散しており、ニューヨーク市の中でも若者に人気が高いグリニッジ・ヴィレッジウエスト・ヴィレッジ英語版ソーホーノリータなどのお洒落なエリアの中心に位置しており、全米中の高校生に最も人気のある大学の一つである。ただし、その立地から2009-2010のランキングではお金のかかる大学全米2位にランクインされた。New York University Tandon School of Engineering は国内では最も歴史あるエンジニアの学校であり、ブルックリン区メトロテック・センター英語版にキャンパスを持つ。

2010年には、アメリカの大学としてはじめて本格的な分校であるニューヨーク大学アブダビ校(NYUAD)を開校。世界中から優秀な学生や学者を集め、多様性に富んだ教育を行っている。開校初年度の合格率はわずか2.09%[15][16]

2013年9月には、ニューヨーク大学上海校英語版を開校予定。

キャンパス間移動[編集]

各校舎および学生宿舎間は専用のシャトルバスサービスが運行しており、大学関係者は無料で自由に往来できるシステムとなっている。

ほとんどの校舎は徒歩圏内である。

歴史[編集]

ニューヨーク大学は1831年4月18日、当時ニューヨーク市に根をおろしていた小売り商人銀行家、および貿易商人らの有志によって設立された。彼らは家柄階級ではなく、実力によって選ばれた若い男子が学ぶことのできる大学が市に必要であると考えた。トーマス・ジェファーソンの財政長官だったアルバート・ギャラティンは、友人にあてた手紙のなかでその必要性を次のように説明している

労働階級の標準的な教養水準および意識をより恵まれた地位にいる人と同程度にまで向上させないことには、この民主的な体制と参政権を保持するのは不可能なように私には思えます」

創立者たちにとって、植民地時代大学で教えられていた伝統的なカリキュラムでは不十分であり、より近代的かつ実際的な教育を組み合わせる必要があった。当時パリウィーンロンドンなどでも新しい形の教育が始められており、そこでは学生たちが古典神学だけでなく、近代的な言語学哲学歴史政治経済数学および自然科学などを学べるようになっていた。その結果かれらは[商人や銀行家、弁護士医師建築家およびエンジニアになることができたのである。当時、植民地時代の大学は神学にもとづいた古典を学ぶ場であったが、この新しい大学は宗教色をなくしたものであった。ニューヨーク大学は、このような改革による現代的な大学のはしりである。

これまでに卒業生及び教員の中から、ノーベル賞受賞者を24人、米国の科学技術分野の功労者に贈られるアメリカ国家科学賞を9人、優れたジャーナリストに与えられるピューリツァー賞を13人、映画界の栄誉であるアカデミー賞を30人以上輩出している。音楽のグラミー賞、ミュージカルのトニー賞、テレビ番組制作のエミー賞などでも数多くの受賞者を生んでいる。

ランキング[編集]

主要世界大学ランキング[編集]

  • TIMES世界大学ランキング: 第38位(15年度)[17]
    • 社会科学:世界14位
    • 人文科学:世界17位
  • TIMES世界大学評判ランキング: 第20位(15年度)[18]
  • 上海交通大学世界大学ランキング: 第27位(14年度)[19]
    • 社会科学:世界10位
    • 数学:世界13位
    • 経済ビジネス:世界9位
  • NEWSWEEK世界大学ランキング: 第39位(06年度)

US NEWS 全米ランキング 2014[編集]

[20]

学部[編集]
  • 総合:第32位
  • ビジネスプログラム(学部)第5位
    • 会計 第9位
    • ファイナンス 第2位
    • 国際ビジネス 第2位
    • マーケティング 第7位
    • 保険 第8位
大学院[編集]
  • 法科大学院(J.D.): 第5位
  • 法科大学院(LL.M.): 第3位(2011年度 AUAP LL.M Rankings)
  • 経営大学院: 第10位
  • 医科大学院: 第34位
  • 教育学大学院: 第14位
  • 福祉学大学院: 第22位
  • 医科学リサーチ: 第14位(2015年度 U.S News Rankings)
  • 看護学: 第6位(2015年度)
  • 数学: 第9位(2015年度)
  • 経済学: 第11位(2015年度)
  • 公共政策学: 第6位(2015年度)
  • 社会学: 第16位(2015年度)

組織[編集]

教育機関[編集]

Leonard N. Stern School of Business(レナード・N・スターン・スクール)
アメリカの名門ビジネススクールのひとつ。卒業生は、ウォールストリートの金融機関から大手コンサルティング会社、エンターテイメント業界まで幅広い分野で活躍している。全米トップ10のビジネス・スクールの一つとして位置づけられており、また、世界のMBAランキングでも常にトップ15またはトップ20にランクインされている。特にファイナンス分野においては世界屈指の評価を得ており、フィナンシャル・タイムズの専攻別MBAランキングのファイナンス部門では2年連続世界1位を獲得している。
Tisch School of the Arts (ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツ)
マーティン・スコセッシM・ナイト・シャマランなどを輩出した芸術学部。映画製作や俳優育成など多彩なプログラムが有名。
Steinhardt School of Culture, Education, and Human Development
教育・文化・芸術などの分野に特化した学部。全米の教育学部で最古(1890年の創立)。ウェイン・ショーターグラミー賞受賞サックス演奏者、ウェザー・リポートの結成メンバー)やフランク・マコート(ピューリッツアー賞受賞者、「アンジェラの灰」著者)らを輩出している。
School of Lawニューヨーク大学・ロー・スクール
非常に評価が高く、世界トップレベルのロースクールであり、「New Yorkの3大ロースクール(コロンビア大学、ニューヨーク大学、フォーダム大学)」の一つである(New Yorkとはニューヨーク市内を意味し、ニューヨーク州内であるがニューヨーク市内ではないアイビーリーグのコーネル大学は、一般的にこのカテゴリーに入らない)。2011年のU.S. News & World Report誌のランキングでは、J.D.は5位に、AUAP LL.M Rankingsでは、LL.M.が3位にランクされている。世界中から学生が集まり、日本からも法律事務所、省庁、企業などから多くの人材が派遣されている。
Robert F. Wagner Graduate School of Public Service
非営利団体の運営や地方自治運営などを学ぶ学部で、世界中から学生が集まる。
College of Arts & Science
College of Dentistry
College of Nursing
Center for Urban Science and Progress
Gallatin School of Individualized Study
Graduate School of Arts & Science
Global Public Health
Tandon School of Engineering
School of Medicine
School of Professional Studies
School of Social Work
Liberal Studies
New York University Abu Dhabi
2010年に、アブダビ政府の100%出資を受け開校。国際的に有名なIIE財団の協力を受け、世界中の高校から優秀な学生を選抜。初年度は、定員150人に対して9000人が応募し、合格率は2.1%。SAT(アメリカのセンター試験)の平均点は、アイビー・リーグの学校並み。生徒対教員の比は、8:1の少人数教育を行う。現在アブダビ市内にある仮キャンパスから、2014年にサディヤット島に建設される本キャンパスに移動予定。

スポーツ・サークル・伝統[編集]

全米大学体育協会ディビジョンIIIに所属している。

社会との関わり[編集]

ノーベル経済学賞受賞の誤報[編集]

教員[編集]

主な出身者[編集]

政治・経済・社会[編集]

学術界[編集]

文化・芸術界[編集]

日本著名人[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b About NYU”. New York University. 2013年8月30日閲覧。
  2. ^ As of June 30, 2015. U.S. and Canadian Institutions Listed by Fiscal Year (FY) 2015 Endowment Market Value and Change in Endowment Market Value from FY 2014 to FY 2015”. National Association of College and University Business Officers and Commonfund Institute (2016年). 2016年4月5日閲覧。
  3. ^ NYU Web Communications. “Fiscal 2016 Budget”. 2016年4月5日閲覧。
  4. ^ NYU Web Communications. “The Election of William Berkley, Stern '66, as Chair-Designate of the NYU Board of Trustees”. nyu.edu. 2016年4月5日閲覧。
  5. ^ a b College Navigator - New York University”. 2016年2月17日閲覧。
  6. ^ Common Data Set 2012–2013”. New York University. 2013年10月31日閲覧。
  7. ^ The total number of administration staff listed here refers to the total number of employees in office and administrative support occupations at the Washington Square and School of Medicine campuses only.
  8. ^ NYU Web Communications. “NYU at a Glance”. nyu.edu. 2016年4月5日閲覧。
  9. ^ a b College Navigator - New York University”. ed.gov. 2016年4月5日閲覧。
  10. ^ Orlando Sentinel (2013年12月5日). “NYU college tour: Great school but very expensive - Orlando Sentinel”. OrlandoSentinel.com. 2016年4月5日閲覧。
  11. ^ New York University Graphic Standards and Logo Usage Guide, second edition, February 2010 (PDF)”. New York University. 2015年8月10日閲覧。
  12. ^ https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2016/world-ranking#!/page/1/length/25
  13. ^ a b Best Graduate Schools”. U.S. News & World Report LP. 2014年4月21日閲覧。
  14. ^ http://www.nyu.edu/about/news-publications/news/2011/10/10/nyus-sargent-wins-2011-nobel-prize-in-economics.html
  15. ^ http://nyuad.nyu.edu/en/news-events/nyu-abu-dhabi-news/pr--nyuad-announces-inaugural-class.html
  16. ^ http://nyuad.nyu.edu/en/admissions/student-profiles.html
  17. ^ http://www.timeshighereducation.co.uk/world-university-rankings/2014-15/world-ranking
  18. ^ https://www.timeshighereducation.co.uk/world-university-rankings/2015/reputation-ranking#/
  19. ^ http://www.shanghairanking.com/ARWU2013.html
  20. ^ http://colleges.usnews.rankingsandreviews.com/best-colleges/rankings/national-universities/page+3
  21. ^ 発表4日後なのに、NY大学がノーベル経済学賞受賞者をウェブ掲載ブルームバーグ日本語版 2016年10月7日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]