ブルンジ
- ブルンジ共和国
- Republika y'Uburundi (ルンディ語)
République du Burundi (フランス語) -


(国旗) (国章) - 国の標語:Unité, Travail, Progrès
(フランス語: 統一、労働、進歩) - 国歌:我らのブルンジ (Burundi bwacu)

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公用語 ルンディ語、フランス語 首都 ブジュンブラ 最大の都市 ブジュンブラ 独立
- 日付ベルギーより
1962年7月1日通貨 ブルンジ・フラン (BIF) 時間帯 UTC (+2)(DST:なし) ISO 3166-1 BI / BDI ccTLD .bi 国際電話番号 257
ブルンジ共和国(ブルンジきょうわこく)、通称ブルンジは、東アフリカの内陸に位置する国家。ルワンダ、コンゴ民主共和国、タンザニアと国境を接している。多数派のフツと少数派のツチの間で対立があり、1962年の独立以降、たびたび衝突し1993年には内戦にまで発展している。
目次
国名[編集]
正式名称はルンディ語で、Irepuburika y'Uburundi、Republika y'Uburundi。フランス語で、République du Burundi [buʁundi] 。英語で、Republic of Burundi [bʊˈruːndi, bə'rʌndi] 。日本語の表記は、ブルンジ共和国。通称、ブルンジ。
「ブルンジ」の「ブ」はルンディ語で「国」を意味し「ルンジ」はこの国の民族のルンディ族を意味する[3]。故に、ルンディ語で「ルンディ族の国」という意味となる。 [4]
歴史[編集]
ブルンジ第一王国[編集]
ドイツ植民地時代[編集]
1884年に、ドイツの植民地(ドイツ領東アフリカ、ドイツ植民地帝国)の一部になる。
ベルギー植民地時代[編集]
1918年、隣国ルワンダとともにルアンダ=ウルンディとしてベルギー領になる。
独立[編集]
1962年にムワミ(国王)を元首とするブルンジ第二王国(1962年 - 1966年)としてベルギーから独立した。
ブルンジ共和国[編集]
1966年に最後のムワミが廃されて王制が廃止され、ミシェル・ミコンベロを初代大統領とする共和国となる。
1972年、少数民族のツチ族による支配に不満をもつフツ族の反乱で、1万人のツチ族が殺害されると、その報復として同年、4月から10月にかけてツチ族系の軍隊がフツ族10万人を殺害するという事件につながった(en:Burundian Genocide#May to July, 1972)。
1987年9月に、国軍による無血クーデターでツチのピエール・ブヨヤ政権が誕生。民族融和を推進するが、民族間の抗争を止めることはできなかった(en:Burundian Genocide#1990–1994)。ブヨヤ政権は事態を収めるため、フツから首相を指名する他、複数政党制を導入し、1993年6月には複数政党制で選挙を行った。
選挙の結果、フツのメルシオル・ンダダイエ大統領が歴史的勝利をおさめて大統領に就任するが、10月にはクーデター未遂事件がおこり、ンダダイエ大統領がツチ族強硬派に暗殺された。その後も多数民族であるフツ系の大統領が選出されるが、ツチ系の国軍を抑えることはできず、ブルンジ内戦(1993年 - 2005年)と呼ばれる長期にわたる報復合戦が継続された。
1996年7月には、クーデターでブヨヤ大統領が暫定政権をつくるが、国際連合もアフリカ統一機構もこれを認めなかった。ブルンジに対して経済制裁が行われたが1997年には緩和され、1998年から和平交渉が始まった。
2003年に近隣諸国の仲介で和平協定が成立した。各民族の武装組織は政党化し、総選挙を経て2005年8月に民主防衛国民会議・民主防衛勢力 (CNDD-FDD) 党首でフツ系のンクルンジザ大統領のもとで挙国一致政府が成立した。ところが、同じフツ系の旧反政府組織の民族解放軍 (FNL) はその過程を拒否し、武装活動を続けた。 2006年3月になってFNL主流派が交渉姿勢を示した。18日、政府との即時停戦と2週間以上に包括的停戦協定を締結するという枠組み合意に調印した。 2008年12月5日、ブルンジ政府とFNLとの間に正式な和平と権力分担が合意され、ンクルンジザ大統領とアガトン・ルワサFNL議長が和平合意に調印した。 2015年4月に入ってからンクルンジザ大統領の3選への出馬を巡りデモなどの混乱が起こっている[5]。
政治[編集]
ブルンジは共和制、大統領制をとる立憲国家である。現行憲法は2005年2月28日に制定されたもの。
国家元首である大統領は、国民の直接選挙により選出され、任期は5年。3選は禁止されている。内閣に相当する閣僚評議会のメンバーは、大統領が任命する。首相職は1998年6月12日に廃止され、現在は置かれていない。
議会は両院制で、上院と国民議会(下院)で構成される。上院は37議席以上54議席未満と規定され、全17県から間接選挙により選出される地方・民族代表(任期5年)と、歴代国家元首(終身任期)により構成される。国民議会は比例代表制に基づき選出された議員で構成され、定数は100議席を下回ってはならないとされている。任期は5年。得票率が2%を下回った政党や会派は、議席を獲得できない。
主要政党には、現大統領ピエール・ンクルンジザ率いるフツ系政党民主防衛国民会議・民主防衛勢力 (CNDD-FDD)、メルシオル・ンダダイエ、シプリアン・ンタリャミラ、シルヴェストル・ンティバントゥンガニャ、ドミシアン・ンダイゼイエの4人の大統領を輩出したフツ系政党ブルンジ民主戦線 (FRODEBU)、ミシェル・ミコンベロ、ジャン=バティスト・バガザ、ピエール・ブヨヤの3人の大統領を輩出したツチ系政党の民族進歩連合 (UPRONA) の3党がある。また、反政府勢力「民族解放戦線」の政治部門として「パリペフツ党」(PALIPHEHUTU)があるが、政府により非合法政党とされている。
最高司法機関は最高裁判所である。憲法裁判所も存在。 平成27年5月14日(木)クーデターとの報道があった。
地方行政区分[編集]
主要都市[編集]
主要な都市はブジュンブラ(首都)がある。10万人以上の都市はムインガがある。
地理[編集]
西部にはタンガニーカ湖等が位置している。国土の多くが標高2000メートル程度の高原で、気候は熱帯に属するが、比較的涼しい。
経済[編集]
長い内戦と経済制裁によって、経済は壊滅状態に陥っている。アフリカの中でも経済開発が遅れている国のひとつであり、世界最貧国の1つ。世界銀行によればブルンジの1人あたりGNIは312ドル(2017年)で、2017年のデータがある国としては190か国中189位(最下位は内戦状態の南スーダン)[6]。
主要産業は農業。中でもコーヒー豆の生産は突出しており、就業人口の9割、全人口の55%がコーヒー豆(アラビカ種)の栽培で生計を立てている[7]。主な輸出品はコーヒー豆、綿花、茶、砂糖、皮革であるが、コーヒー豆だけで外貨収入の8割を占める。その他,鉱産物として超塩基性岩の岩体に存在するウラン、銅、コバルト、ニッケル鉱が採掘されている。これらの鉱床はタンザニアの超塩基性岩帯の延長部に存在する。
主要経済指標(2017年)
- GDP成長率 0.00%
- インフレ率 16.64%
- 輸出 1億7000万ドル
- 輸入 7億6000万ドル
国民[編集]
民族[編集]
ブルンジの民族はフツ(人口比85%)、ツチ(同14%)、トゥワ(同1%)であり、他にヨーロッパ系、南インド系が少数いる[2]。
言語[編集]
言語は、公用語がルンディ語とフランス語。また、スワヒリ語も話されている。
宗教[編集]
宗教は、カトリックが62.1%、プロテスタントが23.9%(うちアドヴェンティストが2.3%)、ムスリムが2.5%、その他の宗教が3.6%である[2]。
教育[編集]
国民総幸福量のランキングでは、調査国178カ国中最下位である。
文化[編集]
脚注[編集]
- ^ “World Development Indicators”. World Bank. 2014年10月11日閲覧。
- ^ a b c d “The World Factbook”. Central Intelligence Agency. 2014年10月11日閲覧。
- ^ 「ルンディ」は「ふくらはぎの人々」というルンディ語が語源
- ^ https://www.library.metro.tokyo.jp/search/research_guide/olympic_paralympic/area_studies/index/burundi/
- ^ 政治危機のブルンジ、10万人以上が国外避難 国連フランス通信社・2015年5月15日観覧
- ^ http://databank.worldbank.org/data/download/GNIPC.pdf
- ^ “アフリカ最貧国を支えるコーヒー栽培 ブルンジ”. CNN (CNN). (2014年1月1日) 2014年7月7日閲覧。
関連項目[編集]
ブルンジ出身の人物[編集]
- ベヌステ・ニョンガボ(陸上競技選手、アトランタオリンピック男子5000m金メダリスト)
- アロイス・ニジガマ(陸上競技選手、アトランタオリンピック男子10000m4位)
- サイド・ベラヒーノ(サッカー選手)
外部リンク[編集]
- 政府
- ブルンジ共和国政府 (フランス語)
- 日本政府
- 日本外務省 - ブルンジ (日本語)
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