イスマイル・オマル・ゲレ

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イスマイル・オマル・ゲレ
Ismaaciil Cumar Geelle
Ismail Omar Guelleh 2018.jpg
イスマイル・オマル・ゲレ(2018年

任期 1999年5月8日

出生 (1947-11-27) 1947年11月27日(74歳)
Flag of Ethiopia (1897).svg エチオピア帝国ディレ・ダワ
政党 進歩人民連合
配偶者 カドラ・マフムード・ハイド

イスマイル・オマル・ゲレソマリ語: Ismaaciil Cumar Geelle アラビア語: إسماعيل عمر جيلهフランス語: Ismaïl Omar Guelleh 1947年11月27日 - )は、ジブチ政治家で、同国の第2代大統領進歩人民連合の指導者。

経歴[編集]

叔父で初代大統領のハッサン・グレド・アプティドンから1999年5月8日に権力を受け継ぎ、大統領に就任した。ジブチは進歩人民連合による事実上の一党独裁制に基づいて統治されており、元々反政府勢力であった統一民主回復戦線までも与党側に抱き込むことに成功、安定した長期政権を維持した。ゲレ自身も2005年の大統領選では唯一の候補として100%の支持で再選された。フランスの日刊紙『フィガロ』によると、「もはや反対者は存在しない」とされる強権的な政治手法を用いており、人権団体などから独裁者と非難されている[1]。2021年4月9日に執行された大統領選挙英語版では、野党のボイコットも手伝い得票率98.58%で5選された[2]

アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュ(写真右)と、イスマイル・オマル・ゲレ(写真左)。

2001年以降は前政権時代に結ばれたジブチ駐留フランス軍との軍事同盟を続けつつ、対テロ戦争イラク戦争を支持してアメリカ軍も恒久的に駐留させてアメリカ合衆国安全保障の関係を築き[3]、さらに日本自衛隊中国中国人民解放軍にとって初となる海外軍事基地の設置と恒久化も認めるなど親米親日親中政策を行っている[4]

脚注[編集]

  1. ^ "The world's enduring dictators". CBS News. May 16, 2011.
  2. ^ “Veteran ruler Guelleh re-elected Djibouti leader for fifth term”. Al Jazeera English. アルジャジーラ. (2021年4月10日). https://www.aljazeera.com/news/2021/4/10/veteran-ruler-guelleh-re-elected-djibouti-leader-for-fifth-term 2021年4月11日閲覧。 
  3. ^ “Djibouti Is Hot”. Bloomberg.com. オリジナルの2017年10月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171004191620/https://www.bloomberg.com/features/2016-djibouti/# 2019年2月23日閲覧。 
  4. ^ Jacobs, Andrew; Perlez, Jane (2017年2月25日). “U.S. Wary of Its New Neighbor in Djibouti: A Chinese Naval Base”. The New York Times. オリジナルの2017年5月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170514232101/https://www.nytimes.com/2017/02/25/world/africa/us-djibouti-chinese-naval-base.html# 2019年2月23日閲覧。 
公職
先代:
ハッサン・グレド・アプティドン
ジブチの旗 ジブチ共和国大統領
第2代:1999年 -
次代:
(現職)