バシル・ジョマイ・ファイ
バシル・ジョマイ・ファイ Bassirou Diomaye Faye | |
任期 | 2024年4月2日 – 現職 |
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首相 | ウスマン・ソンコ |
出生 | 1980年3月25日(44歳) セネガル ンブール県ンジャガニャオ |
政党 | 労働・倫理・博愛のためのセネガル・アフリカ愛国党 |
出身校 | シェイク・アンタ・ジョップ大学 セネガル国立行政学院 |
配偶者 | マリー・コネ・ファイ (第1夫人) アブサ・ファイ (第2夫人) |
子女 | 4人 |
宗教 | イスラム教スンナ派 |
バシル・ジョマイ・ジャカール・ファイ(フランス語: Bassirou Diomaye Diakhar Faye, 1980年3月25日 - )は、セネガルの政治家。2024年のセネガル大統領選で勝利し、2024年4月2日に大統領に就任した。
セネガル史上最年少の43歳で大統領となった。複数の配偶者を有する(一夫多妻制)初めての大統領でもある。自身の名であるジョマイはセレール語で「名誉ある」を意味する[1]。
経歴
[編集]セレール族の一員として生まれ育つ。父はセネガル社会党党員であり、祖父は第二次世界大戦中にフランス植民地当局と教育を巡って対立し、投獄された経験を持つ[2]。2000年にシェイク・アンタ・ジョップ大学で法学の学士を取得し、セネガル国立行政学院在学中に現首相のウスマン・ソンコと親しくなる。税金と不動産エージェントの住宅所有を促進する運動を行った[3]。ファイは2019年のセネガル大統領選挙にソンコを立候補させたが、ソンコは3位に終わった。同時に、ファイは故郷のンジャガナオ市長選挙に立候補するが、失敗してしまう[4]。
2023年4月14日にSNSで法廷に関するデマを拡散させたとして、名誉毀損罪で逮捕されている。2024年2月に現職のマッキー・サル大統領が誰が立候補できるかを巡り、紛争を理由に選挙を延期しようとした後、広範な抗議が勃発し、セネガル憲法評議会は延期を促した。2月末に政府は社会的および政治的不安を鎮静化するための恩赦法案を提出され、大統領選挙前の2024年3月14日にソンコとともに恩赦によって、釈放された[5]。
3月24日の大統領選挙でマッキー・サル大統領の支援を受けたアマドゥ・バ候補との一騎打ちとなり、54.28%対35.79%の得票率でファイが大統領に当選[6]。
脚注
[編集]- ^ France 24. "Le nouveau président sénégalais Bassirou Diomaye Faye promet un "changement systémique." AFP, John Wessels (02 April 2024). [1] 2024年5月1日閲覧
- ^ Maclean, Ruth (12 April 2024). “From Village to Prison to Africa’s Youngest Elected President”. The New York Times. 2024年5月1日閲覧。
- ^ Kane, Coumba; Théa Ollivier (23 March 2024). “Senegal's presidential election: Bassirou Diomaye Faye, Ousmane Sonko's Plan B” (英語). Le Monde. オリジナルの25 March 2024時点におけるアーカイブ。 23 March 2024閲覧。
- ^ Haque, Nicholas (2 April 2024). “From prisoner to president in 20 days, Senegal's Diomaye Faye takes office”. Al Jazeera. 3 April 2024時点のオリジナルよりアーカイブ。3 April 2024閲覧。
- ^ “Ousmane Sonko and Bassirou Diomaye Faye: Senegal opposition leaders freed days before election” (英語). BBC News (15 March 2024). 21 March 2024時点のオリジナルよりアーカイブ。23 March 2024閲覧。
- ^ “セネガル大統領選挙について(外務大臣談話)”. 外務省公式サイト. 2024年5月1日閲覧。
公職 | ||
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先代 マッキー・サル |
セネガル共和国大統領 第5代:2024年 - |
次代 (現職) |