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シリアの首相

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シリアの旗 シリア・アラブ共和国
首相
رئيس وزراء سوريا
シリアの国章 (デ・ファクト)
任命大統領
アフマド・アル=シャラア
任期定めなし
初代就任サアダッラー・アル=ジャービリー
創設1946年4月17日
最後ムハンマド・アル=バシール
廃止2025年3月29日
職務代行者副首相
(空席)
俸給月額 18,285 USD[1]

シリアの首相(シリアのしゅしょう、アラビア語: رئيس وزراء سوريا)は、シリアにおける政府の長たる首相である。2025年3月29日に発足した第二次シリア暫定政府では廃止されている[2]

概要

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総理大臣(首相)は、大統領により任命される。首相は、その他の大臣や新政府閣僚を推戴する。人民議会は、新政府が成立する前に新政府の法的大綱を承認する。首相の任期に憲法上の制約は無く、過去に複数の首相が非連続的に任期を果たした。

2024年12月にバアス党政権が崩壊し、代わって成立したシリア暫定政府は12月9日にムハンマド・アル=バシールを首相に指名した。任期は当初2025年3月1日までとされていた[3]。2025年3月14日に承認された暫定憲法では大統領制が採用され、首相職は廃止されることとなった[4][5]。そのため3月29日に発足した第二次シリア暫定政府には首相が不在となった[2]

関連項目

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脚注

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