沖縄テレビ放送

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。彩華1226 (会話 | 投稿記録) による 2012年5月29日 (火) 14:12個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎特別番組)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

沖縄テレビ放送
英名 Okinawa Television
Broadcasting Co.,Ltd.
放送対象地域 沖縄県
ニュース系列 FNN
番組供給系列 FNS
略称 OTV
愛称 沖縄テレビ
呼出符号 JOOF-DTV
呼出名称 おきなわテレビデジタルテレビジョン
開局日 1959年11月1日
本社 900-8588
沖縄県那覇市久茂地1-2-20
北緯26度12分49.88秒 東経127度40分41秒 / 北緯26.2138556度 東経127.67806度 / 26.2138556; 127.67806座標: 北緯26度12分49.88秒 東経127度40分41秒 / 北緯26.2138556度 東経127.67806度 / 26.2138556; 127.67806
演奏所 本社と同じ
リモコンキーID 8
デジタル親局 那覇 15ch
アナログ親局 那覇 8ch
ガイドチャンネル 8ch
主なアナログ中継局 #チャンネル参照
公式サイト http://www.otv.co.jp/
特記事項:
アナログ親局・リモコンキーIDはともにFNN系キー局のフジテレビジョン(東京)・FNN系列準キー局の関西テレビ放送(大阪)と同じ8ch。
テンプレートを表示
沖縄テレビ放送
Okinawa Television Broadcasting Co.,Ltd.
種類 株式会社
略称 OTV
本社所在地 日本の旗 日本
沖縄県那覇市久茂地1丁目2番地20号
設立 1958年5月12日
業種 情報・通信業
法人番号 1360001000441 ウィキデータを編集
事業内容 放送法に基づくテレビジョン放送
代表者 代表取締役社長 町田宗浩
資本金 2億8800万円
従業員数 103名(2011年2月1日現在)
主要株主 フジ・メディア・ホールディングス ほか
主要子会社 沖縄テレビ開発(100%)
外部リンク 沖縄テレビ放送公式サイト
特記事項:アナログ親局・リモコンキーIDはともにFNN系キー局のフジテレビジョン(東京)・FNN系列準キー局の関西テレビ放送(大阪)と同じ8ch。
テンプレートを表示
沖縄テレビ放送 本社

沖縄テレビ放送株式会社(おきなわテレビほうそう)は、沖縄県放送対象地域とするフジテレビ系列テレビジョン放送局である。略称はOTV英称Okinawa Television Broadcasting CO., LTD.(従来は…CO., INC.。かつてはトップページ左上のロゴマーク下の表記もそのままだった)。

概要

系列はFNN系列。アナログ那覇親局は8chでキー局フジテレビ・準キー局関西テレビの親局のチャンネルと同じ。デジタル放送のリモコンキーIDも両局と同じ8。コールサインはTV単営局ながらJOOF-DTV(JO*Fは本来はAMラジオ局へ割り当てられるサイン)。

フジテレビ系列のリモコンキーID地図
地図上で赤く塗られている地域の局がID8である。

創立当初より、フジテレビが関わっていたことからFNN系列のテレビ局となっており、同系列のフルネット局である。現在はフジ系の全国ネット番組は原則としてすべて放送されるようになった(一部の番組は時差ネット)。

しかしながら、沖縄県には日本テレビ系列(NNS)の局が存在しないため、フジテレビ系のローカル枠の時間帯に同局系の番組も一部放送されており、毎年8月放送の『24時間テレビ』、夏期の『高校生クイズ』、及び年末年始の『高校サッカー』の中継(沖縄県大会及び全国大会の沖縄県代表絡みの試合)にも参加している。

かつてはホームページのリンク集にFNSやフジテレビ系列各局の他に日本テレビとテレビ東京のアドレスが掲載されていたこともあったが、現在は掲載されていない。

なお、本土復帰前の一時期(1965年3月-1968年9月)にNHKの番組も放送していたことがある(OTVが独自にスポンサーを付け、NHKの番組をCM付きで放送していた)。

大東諸島では2011年7月22日に北大東島南大東島にて、NHKと地元民放他局と同時に地上デジタル放送中継局が開局した。これにより、これまで放送されていなかったローカル放送の番組が視聴可能になった。さらに、ローカルセールス枠の番組(日本テレビ系の番組やテレビ東京系列の番組)も視聴できるようになった。以前は、代替として衛星通信で送られている小笠原諸島向けの同系列(フジテレビ系列)を受信し、地上波に変換して放送していたが2011年6月頃に放送終了、それ以降は総務省が地デジの難聴地域向けにBSデジタル放送で番組を流していた。[1]沖縄県の情報は電話回線により画面へのテロップ挿入で伝えられていた。

本社所在地は那覇市久茂地1-2-20、郵便番号は「900-8588」。

主要株主はフジ・メディア・ホールディングス(フジテレビの完全親会社、2011年8月時点で19.7%)。提携新聞は琉球新報(資本関係はそれ程深くはないものの最近では社長や会長が非常勤取締役に就任しているため関係を強化している)と西日本新聞(イベント共催などFNS九州を通した関係のみ[2])。なお、琉球新報の旧社屋(泉崎ビル)内には、全国紙のうち読売日経フジサンケイグループ産経、それに毎日新聞がすべて入居している(朝日新聞の支局と共同通信のみ沖縄タイムスの本社社屋内にある[3])。

2010年2月、本社老朽化のため、沖縄県那覇東町会館(県立郷土劇場:旧沖縄県労働福祉会館)を落札することに成功したことから、今後会館を解体・新築後に移転を予定している。これが実現すれば、沖縄県では初の「(増改築による敷地内移転を含まない)2度移転を経験した」放送局になる。

沿革

1960年代の沖縄テレビ社屋
※ 3月31日以前はNHKを含めたフリーネット制をとっていたため、民間放送のネットワークに加盟していなかった。しかし、1968年(昭和43年)12月22日に、沖縄放送協会中央放送局 (現在のNHK沖縄放送局)がテレビ放送を開始したことを機に、民放のネットワークに加盟することにした。
  • 1972年(昭和47年)5月15日 沖縄県本土復帰に伴いコールサインをJOOF-TVに変更。チャンネルもUSチャンネル“10”から日本の8チャンネルに。同時に日本の民間放送として正式にFNN・FNSに加盟。
  • 1975年(昭和50年)3月31日 腸捻転解消により、これまで放送されていた毎日放送の番組がすべて琉球放送へ移行、かわって朝日放送の番組が一部放送されるようになる(-1994年3月)。
  • 1983年(昭和58年)3月1日 久米2丁目(現沖縄ワシントンホテル)から久茂地の現社屋(元沖縄配電 (沖縄電力の前身の1つ) 跡地)に引っ越す。
  • 1985年(昭和60年)6月1日 送信所を那覇市首里崎山町から豊見城村(現・豊見城市)高安のNHK沖縄放送局敷地内に移転[5]。同時に音声多重放送開始。
  • 1986年(昭和61年)4月19日 春闘などで自社でのニュースや番組配信(自社制作番組、日本テレビ、テレビ朝日、テレビ東京の時差ネット番組の放送)ができず、丸1日フジテレビからのマイクロ回線をそのまま垂れ流しで放送していた(その日のスーパータイムのローカル枠はFNSの九州・沖縄の基幹局である福岡のテレビ西日本TNCスーパータイム NEWS&SPORTSを放送)。またその日前後にはローカルニュース部分を天気予報に差し替えたり、スーパータイムのローカル枠は関東ローカル枠をそのまま放送していた。通常編成とは大幅な変更となったが、視聴者保護の観点からこの対応にしたことで放送が全面休止になることだけは回避された[6]
  • 1993年(平成5年)12月16日 宮古・八重山地域での放送を開始(琉球放送と同時)。
  • 1994年平成6年)4月1日 琉球放送とテレビ朝日との共同出資による琉球朝日放送設立(1995年10月開局)に備え、民教協番組を除くテレビ朝日系の番組が姿を消す(同局系の番組は琉球放送のみとなり、琉球朝日放送開局と同時にすべて同局へ移行)。
  • 2006年(平成18年)12月1日 地上デジタル放送・ワンセグ放送開始。

社史・記念誌

  • 沖縄テレビ30年史(沖縄テレビ放送総合企画室・編) 1989年11月発行、201ページ。
  • 沖縄テレビ放送50年史(沖縄テレビ放送50年史編纂委員会・編) 2010年3月発行、327ページ。

ネットワークの移り変わり

チャンネル

放送エリアは、沖縄県と鹿児島県奄美地方の一部地域。

リモコンキーID:8
  • 那覇本局
    • コールサイン:JOOF-DTV
    • 物理チャンネル:15ch
      • 周波数:485.142857MHz
    • 空中線電力:1kW(実効輻射電力10.5kW)
    • 送信所:鉄塔はアナログ送信所と同じだが、送信局舎はアナログテレビとは別の位置にあり、NHKデジタルテレビ・FMと共同
2006年12月1日放送開始。
  • 佐敷 31ch・3W(2007年12月1日放送開始)
  • 今帰仁 15ch・30W(2007年12月1日放送開始)
  • 久米島 31ch・3W(2007年12月1日放送開始)
  • 本部 50ch・100mW(2008年12月1日放送開始)
  • 石川 31ch・300mW(2008年12月1日放送開始)
  • 久米島東 22ch・10mW(2008年12月1日放送開始)
  • 宮古島 15ch・100W(2009年10月21日放送開始)
  • 多良間 45ch・10mW(2009年10月21日放送開始)
  • 石垣 35ch・100W(2009年10月21日放送開始)
  • 石垣川平 20ch・30W(2009年10月21日放送開始)
  • 西表祖納 42ch・1W(2009年10月21日放送開始)
  • 与那国 35ch・1W(2009年10月21日放送開始)
  • 内道 21ch・10mW(2009年10月21日放送開始)
  • 宜野湾 48ch・1W(2009年12月1日放送開始)
  • 胡屋 31ch・1W(2009年12月1日放送開始)
  • 具志川 23ch・1W(2009年12月1日放送開始)
  • 伊是名東 30ch・50mW(2010年3月31日放送開始)
  • 伊是名西 33ch・50mW(2010年3月31日放送開始)
  • 大度 22ch・0.01W(2010年3月31日放送開始)※デジタル新局
  • 高原 31ch・10mW(2010年7月24日放送開始)
  • 北中城 40ch・10mW(2010年7月24日放送開始)
  • 南大東 36ch・3W(2011年7月22日放送開始)※デジタル新局
  • 北大東 46ch・3W(2011年7月22日放送開始)※デジタル新局
先島中継局は当初2009年5月に放送開始予定だったが、技術的トラブルにより先送りとなり5ヵ月半余遅れて10月21日に本放送開始。
大東諸島(南大東・北大東の両中継局)は海底ケーブル敷設の関係で設置時期は長らく明らかにしていなかったが、2011年初頭に海底ケーブル敷設工事が行なわれ、同年7月22日に正式開局。
鹿児島県和泊町にあるケーブルテレビ局「和泊町有線テレビ」では他の在沖民放2局とNHK沖縄放送局の総合テレビとともに区域外再送信を行なっている。

コールサインについて

  • コールサイン「JO*F」は本来後発のAMラジオ専門局かラ・テ併営局に使われるものであるが、沖縄テレビのJOOFは、元々岐阜放送→ラジオ東海岐阜県[7]が持っていたものであった。しかしラジオ東海と三重県近畿東海放送が経営統合・合併し東海ラジオ放送となったためコールサインを返上。(アナログVHFのテレビ単営局には通常JO*X割り当てられている。)
  • 1972年、アメリカから日本に沖縄が復帰した際、日本の放送法に基づくコールサインに代えるにあたり、このコールサインが復活した。同じケースはラジオ沖縄でもある。
  • 略称の「OTV」は、過去に大阪テレビ放送大阪府)が使用していたが、当時アメリカ統治下にあったため関係なく「OTV」を略称に使用した。大阪テレビ放送がラジオ単営局だった朝日放送(ABC)と合併したことに伴い「OTV」の略称も使われなくなり、沖縄復帰の際に問題なく使用を継続することができた。ちなみに、大阪テレビ放送のコールサインであった「JOBX-TV」は、朝日放送の系列局である大分朝日放送(OAB)が使用している。

アナログ放送

2011年7月24日停波時点

  • 那覇本局
    • コールサイン:JOOF-TV
    • チャンネル:8ch
      • 映像周波数:193.25MHz
      • 音声周波数:197.75MHz
    • 空中線電力
      • 映像出力:5kW(最大実効輻射電力44kW)
      • 音声出力:1.25kW(最大実効輻射電力11kW)
    • 送信所・豊見城市字高安1019(旧NHK沖縄放送局敷地内。現・豊見城高安テレビ・FM放送所
      • 送信鉄塔はNHK(アナログテレビ、デジタルテレビ、FM)・琉球放送(アナログテレビ)と共同。送信局舎は琉球放送のアナログテレビと共同。デジタルテレビの送信局舎とは別位置となる)

沖縄本島および周辺

先島諸島(1993年12月16日放送開始)


大東島には最後まで中継局は設置されず2010年6月までフジテレビを代替送信していた。

番組

現在放送中の番組

主な自社制作番組

フジテレビ系列の時差ネット番組

※全てHD放送

他系列ネット番組

日本テレビ系

概要でも述べているが、沖縄県には日本テレビ系列が無いため、日本テレビ系列番組の番組販売による放送がされているだけでなく、『24時間テレビ』や『高校サッカー』、『高校生クイズ』等特別番組の沖縄での参加局を務めたり、NNN系列外唯一のNNNドキュメントのネット局となるなど日本テレビとの関係は深い。
他には、スポンサードネット番組を多く放送したり、日本テレビが放送するFIFAワールドカップの試合が沖縄でも放送される場合は当局が受け皿となるなど。 土日に放送する番組のスペシャル版はほとんどが放送時間を変更して放送される。

スポンサードネット番組
番組販売扱い
特別番組
  • 24時間テレビ 「愛は地球を救う」(フジ系がローカル枠の時間帯は同時ネットでデータ放送も連動する[一部スポンサードネット]。スペシャルドラマは“土曜ドラマ”枠での時差ネット。エンディングは時差ネットだが放送されない場合もある。
  • 全国高等学校クイズ選手権(2008年より1週(それまでは1、2日)遅れて午後に放映、スポンサードネットであるが過去に1回だけノンスポンサーだったことがある)
  • 全国高等学校サッカー選手権大会(民間放送43社共同制作・2010年度まで決勝戦は同時ネット。2011年度は当日深夜に時差ネット)
  • 宝くじの日スペシャル(毎年9月2日 2011年は放送されなかった)
  • 島原・雲仙大学駅伝(長崎国際テレビ制作、九州NNN系列とのブロックネット、一部スポンサードネット)
  • 東京マラソン(同時ネット・ 偶数年、フジ系と日テレ系のクロスネットであるテレビ大分テレビ宮崎と同様奇数年のフジテレビ制作も合わせて毎年放送。前身の東京国際マラソンの日テレ系ネットは1994年まで放送された、また2010年の放送では系列外にも関わらず、地震の臨時NNNニュースも放送された)
  • 横浜国際女子マラソン(同時ネット・日テレ系担当の場合のみ放送、テレ朝系担当のときはQABが放送。前身の横浜国際女子駅伝はすべて放送された)
テレビ東京
民間放送教育協会(民教協)
  • 発見!人間力(水曜 15:29-15:59、4日遅れ)
  • 生きる×2(日曜 5:30-6:00、当日時差放送)
    • 放送休止期間中はテレビショッピングを放送。
通販関連
その他

再放送枠

  • ザ・ベストハウス123(不定期放送)※字幕放送
  • 5LDK(月曜 25:45-26:15)※字幕放送、「NNNドキュメント」が55分枠の放送の週のみ

過去に放送した番組

自社制作番組

ほか多数

フジテレビ系列の時差ネット番組

(キー局で未放送の番組も含む)

ネット番組(フジテレビ系列以外)

日本テレビ・読売テレビ系
テレビ朝日・朝日放送系

etc.

テレビ東京・テレビ大阪系

etc.

民間放送教育協会(民教協)
その他
沖縄放送協会(OHK)開局まで放送されたNHKの番組

etc.

※大半の番組は、OTVサイドで独自にスポンサーを付けて、番組の前後にCMを流した。

アナウンサー

現役アナウンサー

男性

女性

過去に在籍したアナウンサー

男性

女性

時刻表示

2006年9月25日、東芝製デジタルマスターへ更新によってフォントが変更された。

表示時間

  • 平日土日 カラーバー時-9:55:00(※1)
  • 平日 9:55:00-11:24:00(※2)
  • 平日 12:00:00-13:00:00
  • 平日 16:53:00-17:54:00(※2)(※3)
  • ※1 「めざましテレビ」「めざましどようび」放送中の間はフジテレビ送出のカスタムフォントを使用(CM中・ローカル天気・全面スポンサー放送中は通常表示)。
  • ※2 CM入り1秒前〜CM中、ローカルスポンサー提供クレジット表示中は表示オフ。
  • ※3 稀に表示無しの場合あり

天気テロップ

天気テロップ(時刻出しの右表示)は「めざましテレビ」「めざましどようび」「スーパーニュース(17:30頃のCM明けから17:54:00)」内で表示

オープニング・クロージング

現行(2006年12月–)

ハイビジョン制作地上デジタル放送/地上アナログ放送共通。

オープニング

沖縄県の地図が表示され、「OTV」のロゴが分解して飛び回っては結合し、丸くなって沖縄のあちこちに飛び込んではまた飛び出しながらの繰り返しで、西表島-慶良間沖-山原の自然と表示された後、那覇に飛び込んで局舎が出現。ついで、局舎からマスターが表示され拡大したところで沖縄地図が再出現。新キャラクターのゆ〜たんが挨拶したところでチャンネル/中継局表示されたあと、8、コールサイン、出力が表示され、最後に「OTV」「沖縄テレビ放送」のロゴが出る。デジタル中継局が増えているため、現在は中継局の表示にブルーバックを被せて中継局表示。2008年頃からピラーボックスになっている。何らかのミスなのか、2008年7月12日のオープニングでデジタルの表示になっていた。

クロージング

社屋出現以下を省略し、山原の自然のあと、分解して飛び回っている間に8、コールサイン、出力が表示され、「OTV」が結合して「沖縄テレビ放送」のロゴが出る。最後にゆーたんが眠った絵で「また明日」と表示する。 1世代前まで表示された交通安全メッセージは廃止された。

  • 2008年7月24日からは、アナログ放送のみオープニング前とクロージング後に地上アナログ放送終了告知画面をアナウンス付で放送している。画面は、水色の静止画で告知文テロップの黒緑がある(デジタル放送は、黒画面となっている)。
  • また放送休止時間が短い場合は、ゆーたんが明るい木の下で寝ている静止画の左下に「本日も沖縄テレビをご覧頂きありがとうございました。まもなく本日の放送を終了いたします。」と表示。ブラックアウトせずにカラーバーを表示する。

また、最終番組終了後にクロージングを放送せずにカラーバーに入ることもある(休止が短い場合のみ)。

1代前(1991年5月–2006年11月)

那覇を中心とし各中継局へラインが飛んで広がっていくが、先島諸島へは直線が這っていくCGとなっている。これは先島地域へは電波ではなく海底ケーブルによる送信を忠実に表現しているものと思われる。

2000年頃までのオープニングでは音声多重放送のコールサインである「JOOF-TAM」も表示していたが、後に青幕上に「沖縄テレビ」の字幕で被された。

オープニングでの中継局ロールは、中継局増設後も変更しなかったが、2001年頃には、ブルーバックでの表示に変更、2006年時点では海中の映像に変更(CG自体は、1989年に作成された)。

2代前(1983年3月–1991年5月)

オープニング

宇宙をバックに地球が奥からスライドし、宇宙から見た琉球半島の映像に切り替わる。その後現在の放送会館がフェードインする。ここからアナウンサーによるID読み上げ「おはようございます。JOOF-TV、8チャンネル、沖縄テレビです。」が始まる。この後、宇宙と放送会館をそれぞれバックに流れ星を流す。このあと「OTV ロゴ(8)」という表示が入り、奥へ飛んでいく。このあと海をバックに「JOOF-TV 沖縄テレビ」の表示が手前に飛んで行き左からOTVのロゴが入り各地区のUHF中継局が一覧になって表示される。このあとUHF中継局一覧が消え「JOOF-TV(改行)JOOF-TAM(改行)ロゴ(8)(改行)沖縄テレビ(改行)(那覇市久茂地1-2-20)」と表示されたのちフェードアウト。

エンディング

皆既日食の映像が画面の右から中央へスライドしフェードアウトし、現在の放送会館がフェードインする。その後宇宙から見た琉球諸島の映像に切り替わる。このあと宇宙を映し「OTV ロゴ(8)」の表示が飛んでくる。ここからアナウンサーによるID読み上げ「JOOF-TV、8チャンネル、沖縄テレビです。本日の放送はこれで終了いたします。」が始まる。この後また表示が飛んでいき今度は「JOOF-TV 沖縄テレビ」の表示が奥から飛んでくる。このあとこの表示も手前に飛んでいき左からOTVのロゴが入り各地区のUHF中継局が一覧になって表示される。このあとUHF中継局一覧が消え「JOOF-TV(改行)JOOF-TAM(改行)ロゴ(8)(改行)沖縄テレビ(改行)(那覇市久茂地1-2-20)」と表示されたのちフェードアウト。BGMは、大野雄二のアルバム「COSMOS」の1曲目の後半部分が流れていた。

3代前(本土復帰後–1983年3月)

マスコットキャラクター

  • もじゃら・もじゃり(初代)
  • ゆーたん(2代目)
    • ちなみに、両者とも沖縄で「木の妖精」という意味を持つキジムナーをモチーフにしている。

その他

  • OTVでも放送されていた「ワンナイR&R」に於いて、「ギノ&マンタガレッジセール)」のコント(番組パロディ)で番組タイトルに「沖縄TV」と付けられているが、当然本家ではこの様な番組は制作されていない。
  • 1990年代初頭、「ゴールデン洋画劇場」で『極道の妻たち』シリーズや『仁義なき戦い』シリーズが放映された際、暴力団抗争が発生し、一般市民のアルバイト青年が間違って射殺されたり、警備にあたっていた警察の射殺等立て続けに起こりOTVでは県民感情に配慮して同時ネットを拒絶し、別作品に差し替えて放映したことがある。その時の代替は『時計』、『愛と青春の旅だち』等(1980年代後半にも同様な理由で『ベスト・キッド』などに差し替えたことがある)。その場合、オープニング映像後の映画タイトル紹介と提供クレジット、終了表示は自社による白字にブルーバック表示だった。
  • 2006年8月26日深夜から27日深夜までは24時間テレビ「愛は地球を救う」29を放送し、同時に当局でも募金活動を行っていた一方で、27日のスタジオではモーニング娘。Happy8期オーディションの那覇選考が行われていた(その選考の模様は翌9月3日のハロー!モーニング。で放送された)。
  • 長らく2秒前から時報を鳴らしていたが、地上デジタル放送開始に伴い廃止された(沖縄県内の放送局はラジオ・テレビとも時報があったが、テレビはRBCアナログテレビを最後に廃止された)。
  • 通常西日本地区のフジネットワーク加盟局では、競馬の番組として「競馬beat」が放送されているが、沖縄県ではフジテレビ制作の競馬番組「みんなのKEIBA」が放送されている。ただし、日本テレビでスポンサードネットの特別番組(ゴルフ中継や「24時間テレビ」など)が放送される場合は休止となる。
  • 当局では、元々「社内のテレビは長い時間止めましょう、テレビを長い時間止めることにより資源を大切にすることに役立ちます。だから、社員全員環境対策に取り組んでおります。テレビを見ている皆様はラジオを聴きましょう。」という自主行動があった。
  • 返還前は、米CBSテレビの番組が放送されていたことがある。
  • フジテレビ制作の番組は本土のフジ系列局同様にネットする反面、関西テレビや東海テレビなど系列局が制作する番組はあまり放送されない(放送されても同時ネットか系列局ほぼ全局ネットに限る)。

沖縄県の放送局

関連項目

脚注

  1. ^ ただし、その地域の系列局がある局のキー局のみとなる。
  2. ^ 現在これに該当するものは九州一周駅伝金鷲旗全国高等学校柔道大会及び玉竜旗全国高等学校剣道大会
  3. ^ 朝日新聞社と沖縄タイムス社は友好関係にある。
  4. ^ 7時の『NHKニュース』及びNHK連続テレビ小説たまゆら』は本土と同時ネット、7時25分–『スタジオ102』。1965年9月12日付琉球新報12面及び1965年9月13日付同紙4面(開始告知広告)より。
  5. ^ 元の送信所はラジオ沖縄の送信所として1998年7月まで使用していた。
  6. ^ 現在では万が一のストライキがあっても放送業務は管理職や外部からのスタッフを派遣することによって対応するため、このような影響はまったくない。
  7. ^ 現在の岐阜放送(ぎふチャン)との関連はない。
  8. ^ スペシャル版は原則として、1時間短縮版で放送。レギュラー放送が遅れ放送であるため、スペシャル版が先に放送される。2011年3月までは日曜12:00-12:55だった。
  9. ^ 2007年3月までは火曜22:00-22:54の3日遅れ。銭ゲバまでは地上デジタル放送もSDで放送されていた。そのため、地上デジタル放送でも「アナログ」の文字が出てしまっていた。番組放送中にこれが表示された以降、「アナログ」文字を消すために地上デジタル放送では「OTV」という独自のロゴを入れて放送していた。また、「アナログ」文字が番組初めに表示される時は、白枠で隠していた。この放送のやり方は、『誰だって波瀾爆笑』・『おしゃれイズム』でも同様に使われ、『誰だって波瀾爆笑』では、独自のロゴを度々表示を消したりつけたりの繰り返しだった。これは、テロップがその場所にくるため。
  10. ^ 2009年4月からの『ザ・クイズショウ』よりHDで放送、データ放送非連動。なお、同番組が休止になった時もその時間帯に放送されたスペシャル番組も一部放送される。
  11. ^ 毎年3月末の沖縄生放送スペシャルは読売テレビ日本テレビ)系から2日遅れの土曜午後に放送される。ただし、遅れネットのため実質上の録画放送となっており、番組内ではそのことが毎年触れられている。
  12. ^ タイトルからNNNの冠を外し、オープニングとエンディングの映像を一部差し替えて放送。CM終了後の映像でNNNの冠が見えないように独自で隠している。唯一の系列外ネット局でもある。
  13. ^ スペシャルは約1ヵ月近く遅れて流れる。場合によってはそれ以上の時もある。また、マラソン中継などの特番で放送時間が変更になる場合もある
  14. ^ 2011年8月28日の放送は直前に司会者の島田紳助が引退を発表した影響により休止した。
  15. ^ スペシャル版で「日テレ番組対抗」のものについては未放送。理由は、他系列の関係で放送が難しいためと琉球放送で放送されている番組の出演者も出演するため、視聴者に混乱させないためと琉球放送への配慮があるためだと思われる。また、レギュラー放送とスペシャル版ではあべこべに放送されることもある。
  16. ^ 日曜午後の放送時間帯にも関わらず、OTV視聴率ランキングTOP10に常連で入り込む番組でもある
  17. ^ レギュラー放送としては2011年3月27日放送分をもって打ち切り。これにより日本テレビ系日曜午前のレギュラー番組ネットは消滅した。

外部リンク