コント55号のなんでそうなるの?

コント55号のなんでそうなるの?
ジャンル	お笑い番組
脚本	松原敏春; 岩城未知男; 喰　始; 詩村博志; 永井　準; 浦沢義雄; 水谷龍二; 大岩賞介
演出	齋藤太朗
出演者	コント55号
製作
プロデューサー	草野公
制作	日本テレビ
放送
音声形式	モノラル放送
放送国・地域	日本
第1期
出演者	ゴールデンハーフ; ゲスト歌手
放送期間	1973年4月6日 - 9月28日
放送時間	金曜 19:30 - 20:00
放送分	30分
第2期
放送期間	1974年4月5日 - 1975年3月28日
放送時間	金曜 19:30 - 20:00
放送分	30分
第3期
放送期間	1975年10月3日 - 1976年3月26日
放送時間	金曜 19:30 - 20:00
放送分	30分
なつかしの秘蔵VTR "コント55号のなんでそうなるの!?"
放送期間	1990年1月4日
放送時間	木曜 12:00 - 13:55
放送分	114分
回数	1回
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『コント55号のなんでそうなるの?』（コントごじゅうごごうのなんでそうなるの）は、日本テレビ系列局ほかで放送されていた日本テレビ製作のお笑い番組である。製作局の日本テレビでは1973年 4月6日から同年9月28日（第1期）^[1]、1974年 4月5日から1975年 3月28日（第2期）^[2]、1975年10月3日から1976年 3月26日（第3期）^[3]まで、毎週金曜 19:30 - 20:00 （日本標準時）に放送。コント55号の冠番組。

概要[編集]

毎週コント55号によるコントを、コンビ誕生の地である浅草松竹演芸場での公開収録で放送。シンプルな内容だったが、それが人気を博しコント55号を代表する番組の1つとなった。

「女子供に迎合しない、男の笑い声がする番組を作りたい」との2人の考えから、公開収録の際には幕間にストリップショーを行い（番組では当然その部分はカットされている）、会場に女性や子供が来場しにくい雰囲気を意図的に作り出していたという^[5]。技術面では「（55号は）膝とか足とかを使っているから、アップで撮られても面白くない」「二郎さんと僕のどっちかがおかしいんじゃなくて、両方の真ん中がおかしいのに、テレビで撮られたことがない」という萩本の意見から、舞台正面のカメラを通常の1台から2台に増やし、バストサイズと舞台全景を同時に撮影していた^[5]。第1期では、コントの合間にゲストとゴールデンハーフによるショーも行っていた。コント55号が出演した『巨泉・前武ゲバゲバ90分!』と同じく、「なんでそーなるの!?」のアイキャッチが特徴的だった。

この番組はスポンサーの関係上、日本テレビ系列局のない地域でもTBS系列局で『太陽にほえろ!』とのセットという形で同時ネットされていた。逆に、日本テレビ系列局を擁していてもクロスネットの関係で遅れネットとなる地域もあった。

番組の終了後、萩本と坂上はそれぞれピン（単独）での活動へ移行したが、後の1990年1月4日12:00 - 13:55（JST）に番組の傑作選『懐かしの秘蔵VTR "コント55号のなんでそうなるの!?"』が放送された^[4]。また、番組を収録したVHSビデオも発売され、これらがコント55号再結成のきっかけとなった。結成40周年を目前に控えた2005年10月にはDVD-BOXが発売された。

スタッフ[編集]

作：松原敏春、岩城未知男、喰始、詩村博志、永井準、浦沢義雄、水谷龍二、大岩賞介
アニメーション：木下蓮三
制作協力：浅井企画
プロデューサー：草野公
演出：齋藤太朗
制作著作：日本テレビ

放送局[編集]

★印は、金曜 19:30 - 20:00に放送

脚注[編集]

[脚注の使い方]

^ ^a ^b ^c 『読売新聞』（縮刷・関東版） 1973年（昭和48年）4月6日 - 9月28日付朝刊、テレビ欄。
^ ^a ^b ^c 『読売新聞』（縮刷・関東版） 1974年（昭和49年）4月5日 - 1975年（昭和50年）3月28日付朝刊、テレビ欄。
^ ^a ^b ^c 『読売新聞』（縮刷・関東版） 1975年（昭和50年）10月3日 - 1976年（昭和51年）3月26日付朝刊、テレビ欄。
^ ^a ^b ^c 『読売新聞』読売新聞社、1990年1月4日付けラジオ・テレビ欄頁。
^ ^a ^b 『ディレクターにズームイン!』（齋藤太朗著、日本テレビ、2000年）pp.276 - 278
^ 『北海道新聞』（縮刷版） 1973年（昭和48年）4月6日 - 9月28日、1974年（昭和49年）4月5日 - 1975年（昭和50年）3月28日、1975年（昭和50年）10月3日 - 1976年（昭和51年）3月26日付朝刊、テレビ欄。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 『河北新報』1973年9月7日付朝刊、テレビ欄。
^ ^a ^b 『北國新聞』1973年4月6日付朝刊、テレビ欄。
^ 『北日本新聞』1974年4月19日付朝刊、テレビ欄。
^ 当時はクロスネット局における編成の関係による。
^ 『産経新聞』（岡山版）1973年8月16日付、『中国新聞』1973年5月3日・9月27日付、各朝刊テレビ欄。当時はクロスネット局だったため、19:30 - 20:00枠では『クイズグランプリ』『スター千一夜』を帯編成でフジテレビから同時ネットしていた。


日本テレビ系列金曜 19:30 - 20:00
前番組	番組名	次番組
ハッチャキ!!マチャアキ（1971年10月22日 - 1973年3月30日）	コント55号のなんでそうなるの?（第1期）（1973年4月6日 - 9月28日）	マチャアキのシャカリキ大放送!! （1973年10月5日 - 1974年3月29日）
マチャアキのシャカリキ大放送!! （1973年10月5日 - 1974年3月29日）	コント55号のなんでそうなるの?（第2期）（1974年4月5日 - 1975年3月28日）	カックラキン大放送!!（第1期）（1975年4月4日 - 9月26日）
カックラキン大放送!!（第1期）（1975年4月4日 - 9月26日）	コント55号のなんでそうなるの?（第3期）（1975年10月3日 - 1976年3月26日）	カックラキン大放送!!（第2期）（1976年4月2日 - 1986年3月28日）

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[yomiuri197304-09-1] 『読売新聞』（縮刷・関東版） 1973年（昭和48年）4月6日 - 9月28日付朝刊、テレビ欄。

[yomiuri197404-197503-2] 『読売新聞』（縮刷・関東版） 1974年（昭和49年）4月5日 - 1975年（昭和50年）3月28日付朝刊、テレビ欄。

[yomiuri197510-197603-3] 『読売新聞』（縮刷・関東版） 1975年（昭和50年）10月3日 - 1976年（昭和51年）3月26日付朝刊、テレビ欄。

[コント-4] 『読売新聞』読売新聞社、1990年1月4日付けラジオ・テレビ欄頁。

[saito-5] 『ディレクターにズームイン!』（齋藤太朗著、日本テレビ、2000年）pp.276 - 278

[6] 『北海道新聞』（縮刷版） 1973年（昭和48年）4月6日 - 9月28日、1974年（昭和49年）4月5日 - 1975年（昭和50年）3月28日、1975年（昭和50年）10月3日 - 1976年（昭和51年）3月26日付朝刊、テレビ欄。

[k7397-7] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 『河北新報』1973年9月7日付朝刊、テレビ欄。

[ho-8] 『北國新聞』1973年4月6日付朝刊、テレビ欄。

[9] 『北日本新聞』1974年4月19日付朝刊、テレビ欄。

[10] 当時はクロスネット局における編成の関係による。

[11] 『産経新聞』（岡山版）1973年8月16日付、『中国新聞』1973年5月3日・9月27日付、各朝刊テレビ欄。当時はクロスネット局だったため、19:30 - 20:00枠では『クイズグランプリ』『スター千一夜』を帯編成でフジテレビから同時ネットしていた。

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日本テレビ系列金曜 19:30 - 20:00
前番組	番組名	次番組
ハッチャキ!!マチャアキ（1971年10月22日 - 1973年3月30日）	コント55号のなんでそうなるの?（第1期）（1973年4月6日 - 9月28日）	マチャアキのシャカリキ大放送!! （1973年10月5日 - 1974年3月29日）
マチャアキのシャカリキ大放送!! （1973年10月5日 - 1974年3月29日）	コント55号のなんでそうなるの?（第2期）（1974年4月5日 - 1975年3月28日）	カックラキン大放送!!（第1期）（1975年4月4日 - 9月26日）
カックラキン大放送!!（第1期）（1975年4月4日 - 9月26日）	コント55号のなんでそうなるの?（第3期）（1975年10月3日 - 1976年3月26日）	カックラキン大放送!!（第2期）（1976年4月2日 - 1986年3月28日）

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