夜明けの刑事
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関連項目
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夜明けの刑事(よあけのけいじ)は、1974年10月2日から1977年3月23日までの毎週水曜日20:00 - 20:54に、TBS系列で放映された刑事ドラマ。全111話。
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[編集] 内容と概要
- 三船プロダクションの時代劇などで役者としての頭角を表し始めていた坂上二郎の連続ドラマ初主演作品である。坂上演じる主人公・鈴木刑事は「スッポン刑事」のあだ名の通り、どんなに小さな事件でも地道に捜査し、一度喰らいついたら離さない程に、執念深く事件の真相を探り犯人を追い詰めてゆく。死体を見ただけで吐き気を催したり、あまりの人の好さが災いして捜査上ミスが多い事から、上司や同僚の刑事達から叱責される事も多々あるが、どんな苦境に陥っても決してめげない持ち前の粘り強さでひたむきに捜査に打ち込む。また、拳銃は人を傷つける道具だとして、拳銃嫌いを自認している(劇中で拳銃を撃つ場面も滅多にない)。犯人に対しても、手錠を掛ける時「いいかい、この手錠はね、君が真人間に戻る為のはなむけなんだよ。」と優しく諭すなど、単なる犯罪者としてではなく、已むに已まれず犯罪に手をそめてしまったひとりの人間として接する。聞き込み等の捜査活動時は若手刑事とコンビを組むことが多い。また、常にハンカチを携帯し、しきりにハンカチで顔を拭う姿はトレードマークのひとつでもある。素朴で人情味あふれるキャラクターの鈴木刑事と、演じた坂上自身のイメージが一致した作品であった。また、石立鉄男が演じた相馬課長は、本作の前番組『事件狩り』で石立が演じた主人公・大山竜介のキャラクターをそのまま引き継いだともいうべき役柄で、荒っぽい口調で部下達には厳しい反面、責任感が強く部下思いの上司像で作品を引き締める存在だった。
- 内容は、警視庁日の出署刑事課の刑事たちが日夜起こる様々な事件を解決して行く姿を描いたもので、刑事ドラマの類としては、作品構成が非常にシンプルかつオーソドックスだが、鈴木刑事の特技である変装(酔っ払い、ストリップ劇場の呼び込み、サーカス団のピエロ等)を生かした潜入捜査時では、坂上お得意のコミカルな演技が見られ、ストーリーも、家族愛や若者同士の友情や恋を描いたハートフルなものから、当時の世相を反映した社会派のものや、当時流行した歌や映画、風俗などを題材にしたものなど、バラエティに富んだ内容となっている。人情派の刑事が主人公ゆえに、当時の他の刑事ドラマの中では比較的落ち着いた作風に思われがちだが、本作でも劇中、激しいカーアクションや格闘シーンも度々登場した。
- 音楽には小林刑事役の鈴木ヒロミツが在籍していたザ・モップスの星勝が起用されている。
- オープニング・テーマはイントロのギター・アドリブの違いによる2テイクがあり、石立降板を境に使用テイクが変更されたほか、アクション・シーン用にはイントロなしで終末部が異なるアレンジのテイクが用いられた。また、同曲のメロディーは次回予告にも使用されたが、そのBGMにはエレキ・チェンバロを使用したスロー・テイクが採用された。
- スタート時は課長の相馬以下、人情派の鈴木、熱血漢で直情型の池原、ドジで三枚目の小林、堅物でクールな黒田の5人。スタートから約1年間はこの5人だったが、第43話から池原に代わり同じ若手刑事・山本が赴任。山本役の水谷豊は、これが初の刑事役であった。直情型の池原と違い、山本はどこにでもいる様な今時の若者像で、時に刑事である事に苦悩する一面もあるナイーブな若手刑事だった。第67話で山本が退いた後、第73話から登場した中村は二枚目の好青年で颯爽とした若手刑事。第82話では、これまで日の出署刑事課の刑事達を強烈なリーダーシップで引っ張ってきた相馬課長が去り、第87話から後任の柴田が日の出署刑事課の刑事課長に就任した。相馬とは異なるタイプで、重厚で沈着冷静な雰囲気だがユーモラスな面も持ち合わせる。同時に、刑事課初の女性刑事・大野も赴任。以降、最終話までこのメンバーで継続した。
- キャロル、山口百恵、中条きよし、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、二葉百合子など当時の人気歌手やバンドがゲスト出演したのも本作品の特徴である。
[編集] キャスト
- 鈴木勇刑事(主人公): 坂上二郎
- 池原雄介刑事: 石橋正次(1975年10月まで)1 - 42話
- 小林敦刑事: 鈴木ヒロミツ
- 黒田俊夫刑事: 藤木敬士
- 相馬一郎課長: 石立鉄男(1976年8月まで)1 - 82話
- 山本宏刑事: 水谷豊(1975年10月から1976年4月まで)43 - 67話
- 中村真吾刑事: 山本伸吾(1976年5月から)73 -
- 警視庁刑事局長・田宮;(日の出署刑事課長代理)神山繁(1976年8月から9月まで)83 - 86
- 柴田武課長: 佐藤允(1976年9月から)87 -
- 大野治子刑事: 長山藍子(1976年9月から)87 -
- 警視庁日の出署・東署長;宇津井健(特別出演)
[編集] スタッフ
- 脚本: 山浦弘靖、加瀬高之、安本莞二、池田雄一、藤本明、工藤裕弘、鴨井達比古、阿井文瓶、大野武雄、田口成光、田口耕三、中村勝行、浜名洋平、永井素夫、石松愛弘、塙五郎
- 企画: 野添和子(大映テレビ)
- プロデューサー: 春日千春、千原博司、野木小四郎(大映テレビ)、安田孝夫、樋口祐三(TBS)
- 制作協力: 浅井企画
- ナレーター: 芥川隆行
- 監督: 増村保造、国原俊明、井上芳夫、土井茂、鷹森立一、手銭弘喜、瀬川昌治、合月勇、土屋統吾郎、佐藤肇、内藤誠、田中重雄、恩地日出夫、村山新治、富本壮吉、江崎実生、井上昭、安室修、岡屋龍一、降旗康男
- 音楽: 星勝
- エンディング主題歌
- 『夜明けの街』 作詞:星野哲郎、作曲:叶弦大、編曲:斎藤恒夫、唄:石橋正次(1 - 42話)
- 『でも、何かが違う』 作詞・作曲:マチ・ロジャース、編曲:あかのたちお、唄: 鈴木ヒロミツ(43 - 86話)
- 『何処かで失したやさしさを』 作詞・作曲:マチ・ロジャース、編曲;あかのたちお、 唄: 鈴木ヒロミツ(87 - 111話)
- 挿入歌
- 『Yoakeno Keiji』 作詞・作曲・唄: ポール・ロジャース
- 制作: 大映テレビ株式会社、TBS
[編集] 放映ネット局
※は遅れネット
- 東京放送
- 北海道放送
- 青森テレビ
- IBC岩手放送
- 東北放送
- 秋田テレビ(フジテレビ系)※
- 福島テレビ(放映当時TBS系で現・フジテレビ系)
- 新潟放送
- 北日本放送(日本テレビ系)※
- 北陸放送※(日本テレビ系番組同時ネットのため)
- テレビ山梨
- 信越放送※(日本テレビ系番組同時ネットのため)
- 静岡放送
- 中部日本放送
- 朝日放送→毎日放送
- 山陰放送
- 山陽放送
- 中国放送
- テレビ山口※(NETテレビ系番組同時ネットのため)
- テレビ愛媛(フジテレビ系)※
- テレビ高知
- RKB毎日放送
- 長崎放送
- 熊本放送※(日本テレビ系番組同時ネットのため)
- 大分放送
- 宮崎放送
- 南日本放送
- 琉球放送
[編集] 関西地区でのネットチェンジ
近畿地方(関西)では第1回から1975年3月26日放送分まで朝日放送(ABCテレビ)にネットされていたが、翌週の4月2日放送分からいわゆる「腸捻転」問題の解消に伴う東京-大阪間のネットチェンジにより、毎日放送(MBS)に移行した。
[編集] 関連項目
| TBS系 水曜20時枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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夜明けの刑事
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