南城市

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なんじょうし
南城市
Nanjo Montage.JPG
左上・中左:斎場御嶽
右上:久高島
中右:玉城城
左下:玉泉洞
右下:ニライカナイ橋
Flag of Nanjo, Okinawa.svg
南城市旗
Symbol of Nanjo, Okinawa.svg
南城市章
2006年11月1日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方沖縄地方
都道府県 沖縄県
団体コード 47215-8
面積 49.78km²
総人口 40,864
推計人口、2014年7月1日)
人口密度 821人/km²
隣接自治体 島尻郡与那原町南風原町八重瀬町
市の木 リュウキュウコクタン
市の花 ハイビスカス
市の魚 ミーバイ(ハタ
南城市役所
所在地 901-0695
沖縄県南城市玉城字富里143
北緯26度8分40秒東経127度46分0.8秒
南城市役所
外部リンク 南城市ホームページ

南城市位置図

― 市 / ― 町・村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト

南城市(なんじょうし)は、沖縄本島南部ので、2006年1月1日島尻郡佐敷町知念村玉城村大里村合併して誕生した。

当初は佐敷町・玉城村・知念村と与那原町の4町村で法定協議会を設けて協議し、新市名も「東方市[1]」(あがりかたし)に決定していたが、新市庁舎の位置で、合併前に与那原町に決めるべきだと主張する与那原町、合併後に決めるべきだと主張する3町村との間で折り合いがつかずに協議が決裂し、与那原町を除く3町村と、南風原町東風平町具志頭村との合併協議が破談となった大里村で新たに法定協議会を設置、合併に漕ぎ着けた。

沖縄県内11市の中でもっとも人口が少なく、かつ唯一警察署高校がない市。 警察署は与那原警察署管轄地域、高校は与那原町にある県立知念高校に通う人が多い。

地理[編集]

沖縄本島南東部の一部と久高島奥武島から成る。旧大里村域を饒波川が西流、旧玉城村域を雄樋川が南流する。

字名一覧[編集]

住居表示はいずれも字名の前に旧町村名がつく。字名が旧町村名と同一の場合も同じ(字玉城→玉城字玉城)。

玉城地域

いずれも旧村名の「玉城」が字名の頭につく(例:字富里→玉城字富里)。

  • 愛地(あいち)
  • 糸数(いとかず)
  • 奥武(おう)
  • 親慶原(おやけばる)
  • 垣花(かきのはな)
  • 喜良原(きらばる)
  • 志堅原(しけんばる)
  • 玉城(たまぐすく)
  • 當山(とうやま)
  • 中山(なかやま)
  • 仲村渠(なかんだかり)
  • 百名(ひゃくな)
  • 富里(ふさと)
  • 船越(ふなこし)
  • 堀川(ほりかわ)
  • 前川(まえかわ)
  • 屋嘉部(やかぶ)
大里地域

いずれも旧村名の「大里」が字名の頭につく(例:字仲間→大里字仲間)。 大里地域は、7箇字と23の行政区がある。

  (稲嶺区、目取真区、湧稲国区、大里グリーンタウンの一部)

  (西原区、南風原区、平良区、大里ニュータウンの一部)

  (大城区、稲福区、真境名区、大里第二団地、大里ニュータウンの一部)

  (高宮城区、平川区、銭又区、大里グリーンタウンの一部)

  (仲程区、当間区、大里団地、大里グリーンタウンの一部、大里ニュータウンの一部)

  (古堅区、島袋区、福原区)

  (嶺井区、嶺井団地)

佐敷地域

いずれも旧町名の「佐敷」が字つきしろを除き、字名の頭につく(例:字津波古→佐敷字津波古)。

  • 伊原(いばら)
  • 小谷(おこく)
  • 兼久(かねく)
  • 佐敷(さしき)
  • 新開(しんかい)
  • 新里(しんざと)
  • 津波古(つはこ)
  • 手登根(てどこん)
  • 仲伊保(なかいほ)
  • 冨祖崎(ふそざき)
  • 屋比久(やびく)
  • つきしろ
南城市佐敷、玉城、知念の旧3町村にまたがる通称"つきしろの街"を字として新設する案が平成24年9月定例会で可決され、平成25年4月1日から「南城市字つきしろ」が誕生した。
知念地域

いずれも旧村名の「知念」が字名の頭につく(例:字久手堅→知念字久手堅)。

  • 安座真(あざま)
  • 海野(うみの)
  • 具志堅(ぐしけん)
  • 久高(くだか)
  • 久手堅(くでけん)
  • 久原(くはら)
  • 志喜屋(しきや)
  • 知名(ちな)
  • 知念(ちねん)
  • 山里(やまざと)
  • 吉富(よしとみ)

隣接している自治体[編集]

いずれも島尻郡

人口[編集]

Demography47215.svg
南城市と全国の年齢別人口分布(2005年) 南城市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 南城市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
南城市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 29,133人
1975年 30,885人
1980年 34,124人
1985年 36,062人
1990年 36,836人
1995年 38,173人
2000年 39,130人
2005年 39,651人
2010年 39,779人
総務省統計局 国勢調査より

歴史[編集]

沿革[編集]

  • 1908年明治41年)4月1日 町村制施行に伴い、佐敷・知念・玉城・大里の「東方四間切」も村に移行
  • 1945年昭和20年) 沖縄戦の終戦直後、避難民の収容地区として米軍指定で「知念市」誕生。翌年、村に戻る
  • 1949年(昭和24年) 字与那原、上与那原・板良敷が大里村から分離、与那原町となる
  • 1980年(昭和55年) 佐敷、町制施行
  • 2003年平成15年)11月 南風原町・東風平町・大里村・具志頭村合併協議会設置 
  • 2003年(平成15年)12月 佐敷町・知念村・玉城村・与那原町合併協議会設置
  • 2004年(平成16年)9月 南風原町・東風平町・大里村・具志頭村合併協議会解散
  • 2004年(平成16年)12月 佐敷町・知念村・玉城村・与那原町合併協議会解散
  • 2005年(平成17年)1月 佐敷町・知念村・玉城村・大里村合併協議会を設置
  • 2005年(平成17年)3月 新市名称を「南城市」に決定。合併協定書に調印
  • 2006年(平成18年)1月1日 南城市誕生
  • 2006年(平成18年)11月1日 市章を制定する。[2]

行政[編集]

  • 市長 : 古謝景春2006年2月12日就任)
  • 市庁舎:分庁方式
    • 玉城庁舎(=本庁舎:玉城富里)
      • 総務課(選挙管理委員会事務局)
      • 市民課窓口
      • まちづくり推進課
      • 財政課
      • 情報推進課
      • 議会事務局(監査委員会)
      • 土地利用対策室
      • 産業振興課
      • 農業委員会事務局
      • 田園整備課
      • 都市建設課
    • 大里庁舎(大里仲間)
      • 市民課
      • 健康課
      • 税務課
      • 会計課
      • 社会福祉課
      • 児童家庭課
      • 生活環境課
      • 水道総務課
      • 施設課
      • 教育総務課
      • 教育指導課(生涯学習課は平成22年4月1日、事務局組織改編で教育指導課に名称変更)
      • 教育施設課
      • 文化課
    • 南城市文化センター(佐敷佐敷)
      • 観光・文化振興課
    • 佐敷出張所(佐敷佐敷)
      • 市民課窓口
    • 知念出張所(知念久手堅)
      • 市民課窓口

市議会[編集]

  • 議会:定数20
    • 旧町村別:佐敷5、知念3、玉城6、大里6
    • 党派別:民主1、公明1、共産1、そうぞう1、無所属16

経済[編集]

農業と観光が主な産業

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

教育[編集]

市内には高校がなく、普通高校はそれぞれ市に隣接する知念高校(与那原町)または向陽高校(八重瀬町)に通う。

中学校[編集]

小学校[編集]

小中学校併置校[編集]

交通[編集]

路線バス[編集]

琉球バス交通沖縄バス東陽バスが運行している。

那覇バスターミナル方面の路線
  • 37番 (那覇新開線) 東陽バス
  • 38番 (志喜屋線) 東陽バス
  • 39番 (百名線) 沖縄バス
  • 40番 (大里線) 沖縄バス
  • 41番 (つきしろの街線) 沖縄バス
  • 50番 (百名(東風平)線) 琉球バス交通
  • 51番 (百名(船越)線) 琉球バス交通
  • 53番 (志喜屋線) 琉球バス交通
  • 54番 (前川線) 琉球バス交通
  • 83番 (玉泉洞線) 琉球バス交通
  • 109番 (大里(真境名)線) 沖縄バス
糸満方面の路線
  • 36番 (糸満~新里線) 沖縄バス
  • 81番(西崎・向陽高校線)琉球バス交通
  • 82番(玉泉洞糸満線)琉球バス交通
首里・浦添方面の路線
  • 91番 (城間(南風原)線) 東陽バス
  • 191番 (城間(一日橋)線) 東陽バス
中部方面の路線
  • 58番 (馬天琉大泡瀬線) 東陽バス


船舶[編集]

道路[編集]

一般国道
主要地方道
一般県道

港湾[編集]

  • 馬天港(かつての表記は場天) - 過去に久高島への定期船が出ていた。
  • 徳仁港
  • 安座真港(久高島への定期船が就航している)

主要施設[編集]

公共施設[編集]

  • 沖縄刑務所(知念具志堅)
  • 那覇地方法務局大里出張所(平成19年9月18日閉所)
  • 航空自衛隊知念分屯基地(佐敷)
  • 航空自衛隊知念分屯地(知念)
  • 陸上自衛隊知念分屯地(知念)
  • ユインチホテル(旧沖縄厚生年金休暇センター)(佐敷新里)
  • シュガーホール(南城市文化センター・佐敷)
  • 東部消防署佐敷出張所(平成21年3月31日閉所 翌日島尻消防署へ移管)
  • 島尻消防署佐敷出張所(平成21年4月1日開所)
  • 島尻消防清掃組合(玉城富里)
  • 佐敷駐在所
  • 久手堅駐在所
  • 親慶原駐在所
  • 富里駐在所
  • 仲程駐在所
  • がんじゅう駅・南城(南城市体験滞在交流施設)
  • 海の館・イノー(南城市海洋体験施設)
  • 緑の館セーファ(南城市歴史学習体験施設)
  • 南城市知念中央公民館
  • 南城市玉城中央公民館
  • 南城市大里農村環境改善センター
  • 南城市立知念図書館
  • 南城市立図書館(佐敷分館)
  • 南城市立図書館(玉城分館)
  • 南城市立図書館(大里分館)
  • 南城市立ひまわり児童館
  • 南城市立シュガー児童館
  • 南城市立大里中央児童館
  • 南城市立仲村渠児童館
  • 南城市立大里北児童館
  • 南城市立大里南児童館
  • 冨祖崎公園
  • グスクロード公園
  • 大里内原公園
  • さしきスポ・レクセンター
  • 市営新開野球場
  • 佐敷勤労者体育センター
  • 知念体育館
  • 知念勤労者体育センター
  • 志喜屋漁港多目的広場
  • 知念屋外運動場
  • 玉城野球場
  • 南城市陸上競技場(玉城)
  • 玉城庭球場
  • 玉城総合体育館
  • 大里勤労者体育センター
  • 佐敷郵便局
  • 津波古簡易郵便局(平成20年1月9日(水)閉局)(同7月1日郵便のみ再開)
  • 知念郵便局
  • 知念久高簡易郵便局
  • 玉城郵便局
  • 親慶原簡易郵便局
  • 百名簡易郵便局
  • 奥武簡易郵便局
  • 大里郵便局
  • 南城市社会福祉協議会(大里仲間・他に玉城支所・佐敷支所・知念支所)
  • 島尻環境美化センター
  • 沖縄県玉城少年自然の家
  • 沖縄県動物愛護センター(大里大里)
  • 沖縄県中央食肉衛生研究所(大里大里)
  • 沖縄県中央家畜保健衛生所(大里大里)
  • 沖縄県食肉センター(大里大城)
  • アトール

名所・旧跡・観光スポット[編集]

国指定の重要文化財。仲村渠集落中心部の湧水に1912年(大正元年)から翌年にかけて構築された石造井泉。1995年重要文化財指定。沖縄戦で一部破壊され、2004年にいきががー(男性用水場)、いなぐがー(女性用水場)、広場、拝所、共同風呂、かーびら(石畳)を有する当初の形に復元されている。以前は生活用水として利用されていた。簡易水道の普及により、現在は農業用水として使われている。[3]
  • あざまサンサンビーチ
  • 新原ビーチ
  • 知念岬公園
  • 新里ビラ
  • ハマジンチョウ群落

その他[編集]

主な祭事・催事[編集]

久高島で12年に一度の午(うま)年の旧正月に行われる祭(1990年2002年は中止されている、次回は2014年予定)

  • 尚巴志ハーフマラソン
  • 東御廻い国際ジョイアスロン
  • うふざとヌ ムーチーさい
  • 知名のヌーバレー
  • ー伝統の競漕ー帆掛サバニフェスタin南城[1]

2007年より、あざまサンサンビーチ(南城市知念字安座真)にて毎年9月に開催。

  • ハイ祭ストリートダンスコンテスト[2]

2007年より、あざまサンサンビーチ(南城市知念字安座真)にて毎年3月に開催。

出身有名人[編集]

ゆかりのある人物[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 明治時代以前は佐敷間切、知念間切、玉城間切、島添大里間切を総称して「東方四間切」と呼んでいた
  2. ^ 図典 日本の市町村章 p241
  3. ^ 湧き水の郷(農林水産省)

外部リンク[編集]