西原町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
にしはらちょう
西原町
日本の旗 日本
地方 九州地方沖縄地方
都道府県 沖縄県
中頭郡
団体コード 47329-4
面積 15.84 km²
総人口 34,846
推計人口、2014年8月1日)
人口密度 2,200人/km²
隣接自治体 那覇市浦添市宜野湾市
島尻郡南風原町与那原町
中頭郡中城村
町の木 ガジュマル
町の花 ブーゲンビリア
町の花木 サワフジ
西原町役場
所在地 903-0220
沖縄県中頭郡西原町字与那城140番地の1
北緯26度13分22秒東経127度45分32秒
外部リンク 西原町
Okinawa Nishihara-town.png

西原町位置図

― 市 / ― 町・村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト

西原町(にしはらちょう)は沖縄本島の中部を占める中頭郡那覇市約10kmほどの位置にある。

概要[編集]

沖縄方言でニシは「北」を意味する言葉であり、西原とは琉球王国の中心であった首里の北に位置することに由来する。西原間切と呼ばれていたときには、現在の那覇市泊、天久、末吉、石嶺も当間切に含まれており、かなり広い範囲を占めていたが、後に那覇市に編入され、1920年にはほぼ現在のような領域となった。

1944年5月より、日本軍によって湾岸の埋立地に「沖縄東飛行場(小那覇飛行場)」の建設が開始されたが、建設途中で放棄。その後米軍により接収され、西原飛行場として使用されたが後に返還され、現在は石油精製工場、住宅地、サトウキビ畑などになっている。そのため、町内には米軍施設は存在しない。 なお、沖縄戦では住民の半数が亡くなったと言われている。

戦前は稲作が中心だったが、戦後は、サトウキビ産業などが発達し、サトウキビの名産地となり、以前は新中糖産業が保有する県中南部で最大規模の製糖工場があった(現在は解体され跡地にサンエー西原シティが営業している)。

町内には県内唯一の国立大学である琉球大学を初め、私立である沖縄キリスト教学院大学沖縄キリスト教短期大学の3つの大学が立地し、町では「文教のまち」としている。

また、与那原町との跨る部分においては中城湾港マリンタウンプロジェクトが実行されており、新たな土地開発が進んでいる。

かつて西原町、宜野湾市、中城村との合併計画があり協議会が設立されていたが、2003年に白紙となっている。

地理[編集]

沖縄本島中部の東海岸に位置する。

字一覧[編集]

隣接する自治体[編集]

人口[編集]

Demography47329.svg
西原町と全国の年齢別人口分布(2005年) 西原町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 西原町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
西原町(に該当する地域)の人口の推移
1970年 9,736人
1975年 12,299人
1980年 16,305人
1985年 21,981人
1990年 25,489人
1995年 28,516人
2000年 32,777人
2005年 33,733人
2010年 34,762人
総務省統計局 国勢調査より

歴史[編集]

17世紀初めの「琉球国高究帳」によると西原間切は津堅など、今より広い範囲に及んでいた。

行政[編集]

西原町役場旧庁舎(2014年5月まで使用)

全国規模で見ても珍しいすぐやる課を設置している。

西原町議会[編集]

経済[編集]

サンエー西原シティ

西原町に本社を置く企業[編集]

教育[編集]

琉球大学

大学・短期大学[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]

特別支援学校[編集]

交通[編集]

鉄軌道[編集]

西原町内には鉄道路線は運行されておらず、本町への最寄り駅は隣の那覇市内にある沖縄都市モノレール線首里駅(しゅりえき)である。この駅より、本町行きの路線バスに乗り換えることができる。以前は、県道29号線に沿って本町まで延長する案もあったが、現在はなくなっている。なお、現在の延長案である浦添ルートでは、終点駅よりさらに本町へ伸びる可能性もある。

戦前は、与那原と泡瀬を結ぶ馬車鉄道(沖縄軌道)が町内を経由していた。しかし、沖縄戦で破壊され、現在ではその面影を見ることはできない。

バス[編集]

西原町内を主に運行するバス会社は、那覇バス東陽バスである。町内の起終点地としては那覇バス西原営業所と琉大駐車場(琉球大学北口)、西原マリンパーク前があり、そこを起終点とする路線がいくつか運行している。また、那覇市那覇バスターミナル南城市東陽バス馬天営業所から泡瀬方面へ行く路線の経由地ともなっており、国道329号を運行している。沖縄自動車道を通る高速バスもあり、町内には「幸地」バス停が設けられている。

本町内には沖縄都市モノレール線は運行されていないため、町内へのアクセスは主に路線バスを使うことになる。路線バスは主に那覇バスターミナルを中心に運行されているが、沖縄都市モノレール線とバスとの乗り換えが可能な駅もある。最も本町に近い首里駅からは、46番が運行されている。

33番と46番はもともとは那覇バスターミナルを境に別路線(33番・糸満(豊見城)線、46番・西原(首里)線であったが、1988年に統合され33番・糸満西原線になった。当初は33番の一路線のみで首里(山川)経由と末吉経由の両方を運行していたが、路線を明確化するために首里経由が46番になり、さらに経由地も鳥堀経由に変更された。2004年に当時の那覇交通から那覇バスに営業譲渡する際には一時33番が廃止されたが、2ヵ月後に復活した。また一時期、102番・西原普天間線という路線があったが、こちらも2004年の那覇バスへの営業譲渡の際に廃止された(この路線はかつては空港子供の国線→空港普天間線だったが、最後は西原まで短縮され廃止となった)。

なお、2008年9月1日 - 11月29日の間、西原町乗合タクシー・バス実証実験が行われた。県内他市(那覇市、沖縄市など)で行われた実証実験とは異なり、一般の路線バス車両ではなくジャンボタクシーを使用していた。また、朝のラッシュ時は小型バスも運行していた。経路は、西原マリンパークを起点として、西原町役場、小波津団地、池田地区を経由し、首里駅に至るものとなっていた。現在は運行されていない。

那覇方面より、国道329号を経由し泡瀬方面に向かう路線
西原営業所発着路線
  • 33番・糸満西原(末吉)線 (那覇バス
  • 46番・糸満西原(鳥堀)線 (那覇バス) 首里駅で乗換えが可能
那覇方面より、琉大東口を経由し普天間方面に向かう路線

 - 沖縄都市モノレール線と乗り換える場合は、儀保駅を利用。

  • 25番・普天間空港(中城)線 (那覇バス) 本町内を経由するのは中城経由のみで本線は経由しない。平日1日1本のみ。
琉大駐車場発着路線
  • 97番・琉大(首里)線 (那覇バス)
  • 98番・琉大(バイパス)線 (琉球バス交通
南城市方面より、国道329号、琉球大学を経由し泡瀬方面に向かう路線
  • 58番・馬天琉大泡瀬線 (東陽バス)
那覇方面より、沖縄自動車道を経由し中・北部方面に向かう路線
  • 111番・高速バス (琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス・東陽バス)
  • 113番・具志川空港線 (琉球バス交通)
  • 123番・石川空港線 (琉球バス交通)
  • 127番・屋慶名(高速)線 (沖縄バス)
西原マリンパーク前発着路線
  • 59番・那覇マリンタウン線(東陽バス) 1日1本のみ。

道路[編集]

西原インターチェンジは町内ではなく、町に隣接している浦添市西原にある。接続する国道330号西原バイパスも町内を通らず浦添市西原を通っている)

郵便[編集]

郵便番号[編集]

かつて町内の郵便は西原郵便局が受け持っていたが、2006年9月より浦添市を管轄している浦添郵便局が受け持つようになった。郵便番号は以下の通りとなっている。

  • 浦添郵便局:903-01xx(一般)、903-02xx(大口事業者用)

郵便局[編集]

  • 西原我謝郵便局
  • 西原坂田郵便局
  • 西原郵便局

消防[編集]

南風原町にある東部消防署が西原町、南風原町、与那原町の3町を管轄している。西原町には東部消防署西原出張所(字翁長282)が設置されている。

警察[編集]

浦添市にある浦添警察署が管轄している。また、町内に2ヶ所交番が設置されている。

  • 小那覇交番(西原町字嘉手苅)
  • 坂田交番(西原町字棚原)

主な河川[編集]

川の画像

出身有名人[編集]

外部リンク[編集]