八重瀬町

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やえせちょう
八重瀬町
日本の旗 日本
地方 九州地方沖縄地方
都道府県 沖縄県
島尻郡
団体コード 47362-6
面積 26.90 km²
総人口 28,341
推計人口、2014年7月1日)
人口密度 1,050人/km²
隣接自治体 豊見城市糸満市南城市
島尻郡南風原町
町の木 リュウキュウコクタン
町の花 マリーゴールド
町の花木
町の魚
ヒカンザクラ
トビウオ
八重瀬町役場
所在地 901-0512
沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭659番地
北緯26度7分18.5秒東経127度44分33.5秒
八重瀬町役場
外部リンク 八重瀬町ホームページ

八重瀬町位置図

― 市 / ― 町・村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
慶座バンタ
南与座分屯地

八重瀬町(やえせちょう)は、沖縄本島南部に位置するである。2006年1月1日島尻郡東風平町具志頭村合併して誕生した。

当初は南風原町大里村(現在は南城市の一部)を含む4町村で法定協議会を設けて協議していたが、南風原町の離脱により協議会が解散となり、2町村のみで合併することとなった。東風平町には「最大最古」といわれるシーサーがあり、沖縄県指定有形文化財に登録されている(シーサー#最古のシーサーを参照)[1]

地理[編集]

150m前後の、第三紀層から成る丘陵地帯。北部を饒波川が西流する。

  • 山:八重瀬岳(標高163m)
  • 河川:饒波川(国場川水系)、雄樋川(南城市玉城との境)

隣接している自治体[編集]

人口[編集]

Demography47362.svg
八重瀬町と全国の年齢別人口分布(2005年) 八重瀬町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 八重瀬町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
八重瀬町(に該当する地域)の人口の推移
1970年 16,038人
1975年 17,647人
1980年 18,990人
1985年 19,918人
1990年 20,718人
1995年 23,033人
2000年 24,626人
2005年 25,121人
2010年 26,692人
総務省統計局 国勢調査より

歴史[編集]

  • 1908年4月1日、島嶼町村制により東風平間切、具志頭間切がそれぞれ東風平村、具志頭村となる(具志頭は当時「ぐしちゃん」と読んだ)。
  • 1954年、具志頭の読み方が「ぐしちゃん」から今の「ぐしかみ」に変更される(具志頭交差点の標識では 2009年9月現在 Gushichan のままである。これは八重瀬町の行政区の具志頭からつけられているため)。
  • 1979年10月1日、東風平村が町制施行、東風平町となる。
  • 2002年、東風平町、具志頭村、南風原町大里村(現南城市)の4町村の合併構想が浮上し、合併協議会を設立。しかし、南風原町が合併に消極的になったため2004年9月に合併協議会を解散(大里村は与那原町の反対で合併構想が頓挫した玉城村佐敷町知念村のグループに参加し、2006年南城市を誕生させる)。
  • 2004年秋、東風平町、具志頭村の2町村の合併に向け合併協議会を設立。
  • 2006年1月1日、東風平町と具志頭村が合併し八重瀬町が誕生。

行政[編集]

  • 町長:比屋根方次(2010年2月12日就任 1期目)
    • 前町長:中村信吉(2006年2月12日 - 2010年2月11日 合併に伴い初代町長として選出。)
  • 町議会:定数16人(任期:2014年9月27日)

地域[編集]

旧東風平町と旧具志頭村に分けることが多く、小・中学校の校区は旧町村ごとに分かれている。

なお、合併後の地名表記は「旧町村名」をそのまま「八重瀬町」に読み替えるだけで、ほぼ同じ時期に合併したうるま市宮古島市南城市とは違い、合併前の旧町村名が残らない。 例:

  • (旧)島尻郡東風平町字友寄→島尻郡八重瀬町字友寄
  • (旧)島尻郡具志頭村字与座→島尻郡八重瀬町字与座

町名の由来[編集]

  • 旧東風平町と旧具志頭村の間にまたがっている八重瀬岳(標高163m)から。合併協議会が公募を行い、決定される。

地区[編集]

  • 伊覇(いは)
  • 上田原(うえたばる)
  • 小城(こぐすく)
  • 宜次(ぎし)
  • 東風平(こちんだ)
  • 志多伯(したはく)
  • 高良(たから)
  • 当銘(とうめ)
  • 友寄(ともよせ)
  • 富盛(ともり)
  • 外間(ほかま)
  • 屋宜原(やぎばる)
  • 世名城(よなぐすく)
  • 安里(あさと)
  • 新城(あらぐすく)
  • 大頓(おおとん)
  • 具志頭(ぐしちゃん)
  • 後原(こしはら)
  • 仲座(なかざ)
  • 長毛(ながもう)
  • 玻名城(はなしろ)
  • 港川(みなとがわ)- 1968年に約1万8千年前の古代人が発見された。(地名から港川人と命名された)
  • 与座(よざ)

教育[編集]

高等学校

中学校

  • 八重瀬町立東風平中学校
  • 八重瀬町立具志頭中学校

小学校

  • 八重瀬町立東風平小学校
  • 八重瀬町立具志頭小学校
  • 八重瀬町立白川小学校
  • 八重瀬町立新城小学校

養護学校

  • 沖縄県立島尻養護学校

公共施設[編集]

  • 東風平運動公園
    • 東風平運動公園体育館
    • 東風平運動公園野球場
    • 東風平運動公園ソフトボール場
    • 東風平運動公園陸上競技場
    • 東風平運動公園多目的広場
    • 東風平運動公園サッカー場
    • 東風平運動公園テニス場
  • 西部プラザ公園多目的広場
  • 具志頭社会体育館
  • 具志頭運動公園
    • 具志頭運動公園多目的広場
    • 具志頭運動公園陸上競技場
  • 具志頭テニス場
  • 八重瀬公園多目的広場
  • 八重瀬町営プール

スポーツ[編集]

合併前の東風平町は2003年より北海道日本ハムファイターズが二軍のキャンプ地として使用していた。しかし一軍のキャンプ地である沖縄本島北部の名護市との間で選手やコーチの往来に不便があるため、2006年はキャンプ後半の日程を北部の国頭村で行い、2007年からは全日程を国頭に移すことになった。したがって合併後の八重瀬町として日本ハムの二軍キャンプが行われたのは2006年の前半のみということになる。

2011年時点では、東京ヤクルトスワローズが二軍キャンプ地として東風平運動公園野球場を使用している。

交通[編集]

路線バス[編集]

町内を通るバスは主に琉球バス交通沖縄バスの2社で運行されている。那覇バスターミナルから南風原町を経由し、糸満市(糸満バスターミナル)や南城市(百名バスターミナル玉泉洞)方面に向かう路線がほとんどで、糸満バスターミナルから南城市方面に向かう路線もある。また、町北西部の県道82号のバイパス区間で、ごく僅かの距離であるが那覇バスの路線も町内を通っている。

那覇方面より、糸満方面へ向かう路線

  • 34番(東風平線)沖縄バス
  • 35番(志多伯線)沖縄バス
  • 46番(糸満西原(鳥堀)線)豊見城団地経由 那覇バス
  • 100番(白川線)沖縄バス
  • 200番(糸満おもろまち線)沖縄バス
  • 235番(志多伯おもろまち線)沖縄バス

那覇方面より、南城市百名・玉泉洞方面へ向かう路線

  • 50番(百名(東風平)線)琉球バス交通
  • 51番(百名(船越)線)琉球バス交通
  • 53番(志喜屋線)琉球バス交通
  • 54番(前川線)琉球バス交通
  • 83番(玉泉洞線)琉球バス交通

糸満方面より、南城市方面に向かう路線

  • 36番(糸満 - 新里線)沖縄バス
  • 81番(西崎・向陽高校線)琉球バス交通
  • 82番(玉泉洞糸満線)琉球バス交通

道路[編集]

一般国道

主要地方道

一般県道

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

名所・旧跡・観光スポット

祭事・催事

  • やえせ桜まつり(1月下旬 - 2月上旬頃から開催)
  • 港川ハーレー(旧暦5月4日)
  • 八重瀬町青年エイサー祭り
  • やえせまつり(2009年10月10日に第1回、八重瀬町青年エイサー祭りと同時開催)
  • 旧盆(旧暦7月15日ごろ)関連 各地域単位で行われている
    • エイサー(富盛、具志頭、新城、安里、港川、長毛)
    • 綱引き(富盛(3年ごと)、世名城、東風平、宜次、小城、当銘)小城と当銘は旧暦の6月15日前後にも行う
    • ウフデーク(安里)
  • 十五夜(旧暦8月15日ごろ)関連 各地域単位で行われている
    • 唐人行列・大和人行列(富盛)
    • 棒術(富盛、東風平、安里、玻名城)
    • 獅子舞(東風平、友寄、志多伯、玻名城)
    • ウスデーク(世名城)
    • 綱引き(安里)

出身人物[編集]

郵便・電話[編集]

郵便[編集]

郵便は合併前は、東風平・具志頭両郵便局それぞれで旧町村ごとに集配業務を行っていたが、合併と同時に東風平郵便局に一元化した(具志頭郵便局は無集配となった)。郵便番号は以下の通りとなっている。

  • 東風平郵便局:901-04xx(東風平)、901-05xx(具志頭)

電話[編集]

市外局番は復帰前093だったが、1972年の本土復帰とともに098993、1976年には098998に変更された。長らく現町域内の通話は市内局番がなく加入者番号の4桁をダイヤルするだけだった。そして1990年12月に那覇市や周辺市町村とともに098に統一され、旧市外局番の末尾の「998」が市内局番となり、現町域内でもようやく市内局番が導入された。これまで域外の市内通話は市外局番から10桁ダイヤルしていたのを市内局番からの7桁で済む反面、域内通話はこれまでの4桁から市内局番の998から7桁ダイヤルしなければいけなくなった。以降市内局番は998のほかに、835や840といった8から始まる市内局番も出てきた(他の市町でも使用されているため加入者番号の頭1桁で地域を分けている)。電話の開設・移転が窓口受付だった頃は那覇市の那覇電報電話局で行っていた(現在は116をダイヤルするのみ)。

備考[編集]

現在の町役場である旧具志頭村役場は2001年まで具志頭中学校の校舎で、旧・村庁舎と中学校の狭隘・老朽化で中学校を北側に新築移転したうえで、旧中学校舎を改装して移転した。同じく東風平庁舎である旧東風平町役場も旧・村庁舎の老朽化でもともと病院だったのを改装して移転したものである。

脚注[編集]

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  1. ^ 荒木正純 監修 『知っておきたい天使・聖獣と悪魔・魔獣』 西東社2007年、122-123頁。ISBN 978-4-7916-1489-9

外部リンク[編集]