シャープ・スターアクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| シャープ・スターアクション | |
|---|---|
| ジャンル | クイズ番組 |
| 放送国 | |
| 制作局 | 日本テレビ放送網 |
| 出演者 | 金原二郎ほか |
| シャープ・スターアクション | |
| 放送時間 | 火曜日19:00~19:30(30分) |
| 放送期間 | 1973年10月2日~1979年12月11日 |
| シャープ・新スターアクション! | |
| 放送時間 | 火曜日19:00~19:30(30分) |
| 放送期間 | 1979年12月18日~1980年9月23日 |
シャープ・スターアクション!(SHARP Star Action)は、日本テレビ系列で1973年10月2日から1980年9月まで、火曜日の19:00~19:30に放送されていたクイズ番組。シャープの単独提供。
司会は当時日テレアナウンサーだった金原二郎。この番組はいわゆるNHK「ジェスチャー」のリメイク版である。
目次 |
[編集] 概要
身振り手振りを見て答えるクイズ番組だった。合言葉は「アクショ~ン!Q!」(ゲームのスタート時にも司会者がコールする)。
男性軍キャプテンは、前期が坂上二郎、後期が桂三枝。女性軍キャプテンは前期が佐良直美(スタート当初は江利チエミ)、後期が和田アキ子。レギュラーメンバー(1974年より)は、男性軍が湯原昌幸(当時、シャープのCMに出演していた)~小松政夫~清水国明。女性軍がキャッシー~マッハ文朱~五十嵐夕紀。キャプテン交代とともに番組のタイトルは『シャープ・新スターアクション!』(1979年12月18日~)となった。
なお問題ナレーションは、石川進が担当した。
[編集] アクションのいろいろ
[編集] リレーアクション
- 全員が横に並び、10秒間にジェスチャーをしながら、一番端の人まで伝言する。正解すれば5点(スタート当初は1点)。問題は言葉。
- 当初は1回だけだったが、「スピードアクション」が登場した半年後からは2回行う様になった(2回目は、1回目と反対方向)
[編集] グループアクション
- 2人で出場するジェスチャー。制限時間は90秒。問題は文章題。
- 合図と同時に、1人がジェスチャーを行う。詰まってしまったら交代。正解すれば5点獲得(スタート当初は1点)。
[編集] スペシャルアクション
- スタートして半年間だけ有ったラストコーナー。様々な奇人変人を紹介する。
- 双方のキャプテンは、登場する奇人変人を連想される文章題(例:「大声チャンピオン」なら、「自分の大声に驚き気絶した男」)を、30秒交代でジェスチャーする。正解したほうが1点獲得。その後、奇人変人を紹介する。
[編集] スピードアクション
- スタート半年後に「スペシャル~」に変わって登場、最終ゲームとなり以後、最終回まで行われた名物コーナー。
- 出場者は、1人ずつリレーしながらジェスチャーをして、他のメンバーに答えさせる。正解したら3点獲得(のち2点)。制限時間は2分間。但し、1人の持ち時間は15秒で、それを過ぎるとブザーが鳴り、強制的に交代となる(パスは出来ない)。
- 問題は言葉で、基本的にはノンセクションだが、「音楽大会」の時は、曲名当てになった事が有った。
- 中期以後、後攻チーム(前コーナーの時点で得点が低い方のチーム)が先攻チームの点数を途中で上回ったら、何秒残っていてもその時点でゲームセット、勝利チームとなる(野球で言う「サヨナラゲーム」)。
- こちらはほかのクイズに比べて比較的わかりやすく短い言葉が問題だった。
[編集] ペナルティアクション
- 1974年頃?一時的に有ったクロージングコーナー。いわゆる罰ゲーム。
- 負けチームの出場者は、全員観客席の方を向き、恥ずかしいジェスチャーをする(例:どじょうすくい、アカンベーなど)。
- しかしファンには不評で、すぐ廃止してしまった。
[編集] スリーヒントアクション
- 中期から登場したコーナー。3つの言葉をジェスチャーで答えさせ、キーワードを答えるクイズ。
- まずキャプテンは、4人のメンバーの内、1人を指名する。そして合図と同時に、他の3人(キャプテンは不参加)は1人ずつ前に出て、出場者席の後ろのプラカードに描かれている問題をジェスチャーする(10秒)。正解すれば問題はそのまま。不正解の問題は伏せられる。それが終わったら、指名者は答えられた問題から連想するキーワードを答える。正解すれば5点獲得。
[編集] オープニングアクション
- 「新」になってから登場したコーナー。出場者紹介を兼ねて行われる。
- 呼ばれた出場者がジェスチャーをやり、観客に答えさせる。正解すれば5点獲得。
- このコーナーのみ、進行は金原でなく、三枝と和田が担当した。
[編集] しりとりアクション
- これも「新」になってから登場した。制限時間は3分。
- 合図と同時に、キャプテンはフリップに言葉を書き、メンバーはジェスチャーで答えさせる(点数は5点)。答えられたら、相手チームのキャプテンがフリップに言葉を書いて、ジェスチャーで当てさせる。こうして3分以内に交互にしりとりをしながら、答えをジェスチャーで当てさせる。
- 勿論、語尾に「ん」がつく言葉を書いてはいけないし、同じ言葉を2度書いてはいけない(失格にはならないが、書き直さなければならないので、その分タイムロスになる)。
[編集] マンガアクション
- これも「新」から登場。
- ステージ中央上部に、2キャラが会話しているイラストが出されるが、片方の台詞が抜けている。出場者は、その台詞をジェスチャーで当てさせる。制限時間は1分。正解すれば5点獲得。
- イラストは、赤塚不二夫が担当した。
[編集] シャープ賞と熱演賞
- ラストに観客から選ばれた審査員のスイッチによって、勝利チームから最も活躍した出場者(いわゆるMVP)が決められる。その出場者には「シャープ賞」がもらえる。
- 中期以後からは、負けたチームから特に印象深かった出場者には、「熱演賞」がもらえる。
- シャープ賞と熱演賞の賞品は、どちらも提供スポンサーのシャープの商品だが、シャープ賞の方が上級商品だった。
[編集] タイマー
「スピードアクション」開始と同時に、番組ではタイマーを表示する様になった。このタイマーは3ヴァージョン有る。
[編集] 初期
- ステージ中央上部に掲げられた「Q」(「アクション!Q!」の「Q」)の内側に60本のランプが有り、「スピード」開始1分を過ぎると、1秒に1本ずつ時計の様に点灯していく(『クイズタイムショック』の逆パターン)。
[編集] 中期
- ステージ中央中部に、縦10個×横120列の電球で出来たバー状の電光掲示板が有り、「スピード」開始と同時に、1秒に1列ずつランプが点灯していく。
[編集] 後期(新)
- 「しりとりアクション」のタイマーも兼ねるため、3桁の数字が出る電光掲示板となる。
- 「しりとり」の時は「180」、「スピード」のときは「120」からそれぞれカウントダウンしていく。
[編集] 番組の終焉
スタート時から高視聴率を獲得し、その後1975年から始まった裏番組『まんが名作劇場 サザエさん』(フジテレビ)と鎬を削っていたが、1979年4月に開始した『ザ・チャンス!』(TBS)に人気を奪われ視聴率が低迷、そこで同年12月18日より『シャープ・新スターアクション』にリニューアルするも、6年2ヶ月強に渡って番組の顔となっていた坂上二郎の降板が返って仇となり視聴率は盛り返せず、更に1980年からは、プロ野球中継の開始時刻が19:30から19:00になったため、中断する事も多くなり、遂に1980年9月をもって7年の幕を降ろした。その後この時間帯は視聴率低迷が続き、『ザ・チャンス!』に太刀打ち出来る番組は、1983年10月開始の『クイズ笑って許して!』まで待たなければならなかった。
[編集] 補足
- 日本テレビのシャープ一社提供番組は、早川電機時代の1966年10月~1969年9月に放送されたオーディション番組『あなた出番です!』(司会:伊東ゆかり、ザ・ドリフターズ)以来4年振り。ただし末期は、シャープを筆頭とした複数社提供だった。
- 番組冒頭では、金原アナが一人一人にキャッチフレーズをつけて出演者を紹介していたが、佐良直美は常に「永遠の処女、佐良直美さんです。」と紹介されていた。佐良は金原アナの少し失礼な紹介について特にリアクションを見せず、会場の観客も普通に拍手をしていたという(ナンシー関・高橋洋二著・監修「ヴィンテージ・ギャグの世界」(徳間書店)にて、ナンシー関の著作より)
- 春秋の改編時には、TBS系列で期首特番『4・10月だヨ!全員集合』(19:00 - 20:54の生放送)が当番組の裏番組の一部となるが、『全員集合』のレギュラーレポーターでもある小松政夫が当番組のレギュラーだった時期は、当番組の放送中は、重複出演を避けるため『全員集合』には出演せず、終了してから『全員集合』に出演していた。
[編集] 番組の変遷
| 日本テレビ系 火曜19時台前半枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
シャープ・スターアクション
↓ シャープ・新スターアクション |
||