ストップ!! ひばりくん!

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ストップ!! ひばりくん!
ジャンル ラブコメディ少年漫画ギャグ漫画
漫画
作者 江口寿史
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス(JC)、双葉文庫(FB)、
ホーム社漫画文庫(HMB)
集英社ジャンプリミックス(SJR)
発表期間 1981年45号 - 1983年51号
巻数 4巻(JC・SJR)
3巻(完全版
2巻(FB・HMB)
アニメ
シリーズディレクター 久岡敬史
キャラクターデザイン 兼森義則
音楽 西村耕次
アニメーション制作 東映動画
製作 フジテレビ、東映
放送局 フジテレビほか
放送期間 1983年5月20日 - 1984年1月27日
話数 全35話
テンプレート - ノート

ストップ!! ひばりくん!』は、江口寿史による日本漫画作品。

長期の中断を経て、27年かけて完結した[1]

概要[編集]

週刊少年ジャンプ』(WJ、集英社)誌上において1981年(昭和56年)45号から 1983年(昭和58年)51号まで多くの休載を挟みながら連載。休載の多さにより約2年強の連載期間ながら、全49話と1年分にも満たない。『ひのまる劇場』の次に当たる江口3作目となる連載作品であり、江口が『WJ』で連載した最後の作品。また江口が連載を放棄してそのまま未完となっている最初の作品であった[2]。単行本はジャンプ・コミックス(JC)より全4巻。1983年には東映動画によりアニメ化もされた江口の代表作の一つであり、後に完全版・文庫版・廉価版と様々な形で再版されている(詳細は#書誌情報参照)。また2005年には『江口寿史 JUMP WORKS』の1巻としてCD-ROMの付録などを付けた総集編が発売されている。

母との死別をきっかけとしてヤクザの大空組に世話になる事となった高校生坂本耕作と、事実を知らなければ美少女としか見えない大空組の長男大空ひばりを中心とした日常生活を描く。当時、少年誌でラブコメディが全盛を誇っている事を憂いた江口がラブコメのヒロインを「女装した男の子」にする事によってギャグとし、ちゃかす事によってラブコメのアンチテーゼとして描いたギャグ漫画[3][4][5] で、タイトルは関谷ひさしの『ストップ! にいちゃん』に由来する[6]

当初はオカマキャラを前面に出したギャグ漫画として考えていたが、ひばりくんを可愛く描けば描く程ギャグとなる事に気付き[5]、出来る限りの可愛さでひばりくんを描くようになる[7]。こうした「オカマの面白さ」を扱った作品として、後に「BREAK DOWN」[8] 等を描いている。

連載打ち切りへ[編集]

しかし、可愛く描きすぎたことによってひばりくんというキャラクターがスーパーマンとして一人歩きを始め、情けない行動を取らせられなくなり行き詰まるようになる[4]。また可愛く描く事を含めた絵へのこだわりがアシスタントの使用を困難にして原稿の完成が遅れ、1話を1週間で完成させる事ができなくなっていった[9]。江口は隔週での連載を希望するが、西村繁男が編集長を務める当時の編集部には受け入れられず[5]、その結果、落稿や休載が目立つようになっていく。このことは劇中にも表れており、序盤で唐突に本編とは何の関係も無い話を描いてページを埋めていた[注 1]

ジャンプ・コミックス版の最後に収録された「メイキング・オブ・ひばりくん!」では、終始一貫して江口が締切を守れない言い訳ともとれる内容[注 2] が描かれており、最後には製作現場が崩壊した挙句、お粗末な原稿の仕上がりを詫びる担当と怒り心頭の編集長の傍らで「いきのいいネタを探しに千葉の勝浦に行く」と江口が逃げ出している[10]。実際に、江口が連載を投げ出し、締め切り日に逃亡した事から、編集部も打ち切りという形で連載終了を決定した。

完結まで[編集]

1983年以来、本作は未完のままの状態であり、連載末期の分も長らく単行本未収録の状態(後記)が続いていた。2007年のインタビューで、江口は他の作品の続編への意欲を示したが、本作の続編執筆に関しては「ひばりくんは難しいけど」と否定的な発言をした[5]

2010年2月27日に発売された「ストップ!! ひばりくん!コンプリート・エディション」の最終巻(第3巻)では、ラスト5ページが加筆された最終話の完全版が収録された[11]。これにより未完であった本作が27年越しで完結した[11]

この間に以下の描き下ろしイラスト・表紙が発表された。

  • 「2005年のひばりくん」が『SIGHT』 Vol.23に掲載された[12]
  • 2007年、『週刊少年ジャンプ』時代の江口作品をまとめた総集編『江口寿史 JUMP WORKS』の第1巻、『江口寿史 JUMP WORKS 1 ストップ!! ひばりくん!』の表紙用に新たにひばりが描き下ろされた。
  • 2009年より、加筆修正と再編集を加えた「ストップ!! ひばりくん!コンプリート・エディション」が刊行を開始、表紙を江口が描き下ろした。[11]

単行本未収録部分[編集]

最初に発行されたジャンプ・コミックス(JC)版の単行本には最後の4話が未収録であった。1991年に発売された完全版は、JC版に未収録だった4話のうち3話を収録したものの、連載最後の回は収録しなかった。最終回の収録は1999年の短編集『江口寿史の犬の日記、くさいはなし、その他の短篇』(KKベストセラーズ)が最初となる。その後2004年に発行された文庫版(ホーム社)はこの最終回も含んでおり、一応の全編収録となった。なお「コンプリート・エディション」第2巻(2009年)に単行本未収録の「Jの告白」のエピソードが初掲載された。

ただし、JC版の時点で、コマ割りに手を加える、『ジャンプ』掲載時の2話を1話にまとめ直すなど、大きく手を加えている話が多々あるため、未収録のページが存在する。

あらすじ[編集]

母を亡くし天涯孤独の身となった少年耕作は、遺言に従い、母の古い友人・大空いばりの家に身を寄せる事になる。しかし事もあろうに大空家は「関東極道連盟・関東大空組」、つまり弱小団体とはいえ暴力団であり、いばりはその組長だった。

身の危険を感じて逃げようとする耕作の前に美少女が現れにっこり微笑んだ。一目惚れしてしまった耕作は大空家で生活する決心をしたが、それが運の尽きだった。つばめ・つぐみ・すずめと美人ぞろいの大空家の姉妹の中で、耕作が最初に会った一番の美少女・ひばりは実は男だった。

ひばりは学校では女で通しており、ごく一部の者以外はその秘密を知らない。その上ひばりは耕作を好きになったそぶりを見せ、積極的にアタックしてくる有様。ひばりの引き起こす騒動に巻き込まれて耕作の気の休まる暇もない日々が続く。

ひばりの秘密に気づいた高円寺さゆりが口外しない代償として、耕作に自分とデートするよう要求、他の者に目撃され、翌日学校で噂になるところでストーリーは一旦終わっている(この次に「メイキング・オブ―」が続き打ち切り)。

主な登場人物[編集]

大空組関係者[編集]

大空 ひばり(おおぞら ひばり)
本作の主人公。耕作が大空家に越してきた直後から猛アタックをかける。一見美少女にしか見えないが、大空家の「長男」であり、ひばりが男の子であることは家族や一部関係者以外には知られていない。知力体力とも抜群の優等生で、成績は常にトップ、才色兼備の学園のアイドルとして生活を送っている。なお、自身が男だという自覚は一応ある模様[注 3]
坂本 耕作(さかもと こうさく)
本作におけるもう一人の主人公であり語り部。成り行きで大空家の一員として生活することになる。アブノーマルなひばりのアタックに苦悩する、根は優しく一本気で純情な九州男児熊本県出身)。強くなるためボクシングに入部し、マネージャーの可愛理絵が好きになる。お酒に弱く酒癖が悪く、その勢いでひばりの正体をばらそうとした事もある。ひばりを男の子とは知りつつも、次第に、ひばりを意識するようになる自分に戸惑うようになる。
大空 いばり
関東大空組組長にして大空四姉妹(?)の父親。組の唯一の跡取りであるはずのひばりの奇行に日々心労が絶えない。かつて耕作の母に惚れていたが、結婚相手がマタギと知って「自分は所詮ヤクザ。堅気のマタギ[注 4] には敵わない」と身を退き、彼女の死後孤児となった耕作を引き取る。心臓に持病があり、興奮し過ぎたり強いショックを受けると発作を起こし倒れるが、その都度怪しい薬(鎮静剤ではなく覚醒剤自白剤など)を打たれ、奇行を起こすがいつの間にか回復している場面が多い[注 5]。猫舌。
大空 つぐみ
大空家長女。美人。駆け出しのイラストレーターで、早くに母親を亡くしている妹弟たちの母親代わりとして世話をしている。大空組と敵対する海牛組の組長の息子と恋に落ち、両家から猛反対され駆け落しようとするが、相手が実家を恐れ待ち合わせ場所に来ずに逃げ出した上、親が勧めた他の女性と結婚してしまい、失恋してしまう。
大空 つばめ
大空家次女で、ひばりの2歳年上の美人。ヘアスタイルと目の色以外はひばりと瓜二つだが、男子生徒にもてている様子はない。ひばりが女の子として学校に通うのを苦々しく思っているが、男だと知れると自分も迷惑を被るので、身体検査などでひばりの正体がバレそうになると、変装して身代わりをしている。
大空 すずめ
大空家三女。おませな小学生。ヒラメ顔の男を見ると泣き出す。いばりが発作を起こすと怖がって泣き、いばりは死んだら地獄に落ちると思っている。
サブ
関東大空組若頭。つぐみに惚れている。非常な男気の持ち主で、つぐみにも想いを打ち明けず、無骨ながら見守っている。
政二(せいじ)
関東大空組組員。強面だが気が小さく喧嘩も弱い。耕作及び大空家の世話係として行動。朝、奇抜な格好で耕作を目覚めさせ、驚かす事を生き甲斐にしている。
ひばりの母
関東大空組先代組長の一人娘でつぐみに似ている。いばりを婿に取る。いばりに春江の写真をおさめるアルバムを贈るなど、心優しい女性。すずめを生んでからまもなく他界する。

その他[編集]

椎名 まこと(しいな まこと)
耕作とひばりのクラスメイトで、ひばりに惚れている(ひばりが男だとは知らない)。そのため耕作に何かと因縁をつけてくる。ボクシング部に所属しており、当初は耕作よりも強かったが、徐々に差を詰められるようになっている。最後には耕作とサシの漢の対決を挑んだ。
家の中でも靴を履いたまま生活しており(この嗜好は父譲り)、母親からは「畳の上に靴で上がるな」と怒られている。
可愛 理絵(かわい りえ)
耕作と椎名が所属するボクシング部の美人マネージャー。耕作が一目惚れをするが、理絵自身は椎名に恋心を抱いている。しかしボクシング部の合宿で椎名が理絵に対し全く興味を持っていない事実を知り、合宿後より部活動に姿を見せなくなった。ませた弟がいる。
梶 みつを(かじ みつを)
つばめの同級生で、つばめに強引に迫ってくる暑苦しい男(その行動はほとんどストーカー)。ボクシング部キャプテン。2人の弟と妹がいるが、全員同じ顔をしている。ペットのチャッピィ(犬)も同じ顔。卒業後もOBを名乗り、事あるごとに顔を出す。登場の際には勢いよく右手の掌を見せる癖がある。
花園 かおり(はなぞの かおり)
耕作やひばりのクラスメイト。ひばりが学園中の注目と人気を集めていることを妬み、3人の仲間とともに、何かとひばりにイジワルを仕掛けてくる。本人いわく陰険さには自信あり。一時ひばりを男だと疑っていたが、ひばりに変装したつばめが彼女の前で胸を見せた事でその疑惑を捨てる。
犬井 犬子(いぬい けんこ)
耕作やひばりのクラスメイトで、花園かおりの取り巻きの一人。アニメ版では「花子」という名前になっていて、政二との淡いラブロマンスがあったりしている。
鳳 ジュン(おおとり ジュン)
女子バレー部の美人キャプテンで女生徒の憧れのまと。実は百合(同性愛者)でひばりに惚れている。宝塚系な母とハードゲイな3人の兄がいる。
呉井寺 やすあき(くれいじ やすあき)
呉井寺会親分のひとり息子。通称ヤックン。太っていて頭が大きく、唇が厚く、歯が数本抜けている。ドカベン香川に似ていて、裸の大将風のしゃべり方。親分に甘やかされ、言動はお茶目な坊やだが、実は28歳。ひばりをお嫁さんにしたいと駄々をこねる。このため親分が、手先に耕作を脅迫させるが、これを知ったひばりが軽機関銃を携えて自宅に乗り込み威嚇射撃で逆襲、「耕作に手を出したら許さない」と釘を刺す。
本田 拓人(ほんだ たくと)
耕作やひばりのクラスメイト。その美貌で、数多くの女の子をナンパで落とすことを生き甲斐とし、高校に入学してから998.5人(内0.5人はナンパする気が無くたまたま目があっただけの5歳の幼女であるため)ナンパしたと豪語している。ナンパの際にはなぜか目つきや前髪がコロコロ変わる。1000人目のターゲットとしてひばりを狙うも、ひばりが全く興味を示さず、本田は人生初のナンパ失敗を味わうこととなる。
当時人気の美形タレント本田恭章がモデルと推測され、作中でも恭章ファンからたくさんの剃刀を送られたと語っている。
ひばりを狙い続けるが尽く失敗に終わり、最後には本田とひばりが付き合っているかのような学校新聞を捏造する。その身勝手な行動からひばりの反感を買い、ひばりは仕返しとして耕作と更にいちゃつくようになる。
初登場時、耕作から「しかし同じクラスに君みたいなのがいたとは知らなかった」という指摘を受けた際に「なにしろ作者がいい加減だからね」という愚痴をこぼしている。
鈴木銭馬(すずき じぇんま)、山羽佐利庵(やまは さりあん)
本田とともに、若葉学園スケコマシトリオ。3人は呼ばれていないにも関わらず大空組の年忌兼クリスマスパーティーに出席した。山羽の父は坊主をしており、大空家の年忌も務めたが、組長を除きクリスマスパーティしかする気のない大空組を見限り、途中から仕事を放り出し、勝手にクリスマスパーティを始めてしまった。
岩咲先生
ひばりと耕作の担任。任侠映画にはまっている。
天地先生
暑苦しい体育教師。岩咲先生のことが好き。
高円寺 さゆり(こうえんじ さゆり)
豪邸に住む、わがままなお嬢様。耕作に惚れて、身辺を探偵を使って探っているうちにひばりの秘密を知る。耕作よりも1学年下だが強引に同じクラスに転入し、「私はオカマじゃない。こんな異常な環境からあなたを救いたい」と自分の乳房に着衣越しに触れさせたりとこれまた強引にアタックする。活字でしか解らないギャグを吐く事がある。
白智 小五郎(しらとも こごろう)
高円寺さゆりに雇われた探偵。ひばりの秘密を探り、さゆりに報告する。『ひのまる劇場』の初期の主人公。
理事長(ジョー明石)
若葉学園の理事長。若い頃は「いばり」と台風三人組と呼ばれた極道者。ひばりが男だという事も知っているが、その事を指摘した白智小五郎に対し、「個人の趣味の問題」と相手にしていない。お風呂好き。
江口"Candy"寿史(えぐち キャンディ ひさし)
本作の作者である江口寿史本人。通称「先ちゃん」。サングラスを着用しており、天然パーマに太った体だが、作者曰く「本物はこんなに太っていない」とのこと。本編のあちこちで顔を出し注釈を入れることもあるが、基本的にはページを埋めるための無意味なギャグや白いワニに襲われる錯覚を起こしたりと本編の妨害をすることが多い。
締切を守れなかったため江口本人が坊主頭になった際も、彼も同じく坊主頭になっていた。
JC版最終回では都合上、主役になっている。
河野"ハニーチェリー"哲郎(こうの ハニーチェリー てつろう)
江口のアシスタント。趣味はロックバンドのようで、時折佐野元春の「Happy Man」を口ずさむ。基本的にツッコミ役。
高橋"トド"俊昌(たかはし トド としまさ)、奥脇 三雄(おくわき みつお)、中平 信(なかひら まこと)
歴代の江口の担当達。締切を守れない江口に振り回されてばかりで、かなり苦労している模様。中平以前の担当は、過労や精神的ショック等が災いし全員死去していると明かされている[注 6]
白いワニ
未完成の「白い原稿」を象徴する存在で、作者・江口の周囲に幻覚のように現れ、彼を苦しめる。アニメ版においては、大空いばりの精神状態が憤った際にテーマ曲と共に出現する。

テレビアニメ[編集]

1983年5月20日から1984年1月27日まで、フジテレビで金曜日19:00 - 19:30枠に於いて放送された。全35話。元々原作のストックが少なかった為、すぐに原作のエピソードを使い切ってしまい、後半は他の江口作品のストーリーを転用したり、オリジナルストーリーを制作している。また原作よりもラブコメテイストが強めに描かれている。2003年、全話収録のDVDボックスセットが発売された。エンディングの楽曲『コンガラ・コネクション』では、当時まだ無名だった布袋寅泰がギターを演奏していた。またアニメ内での舞台は東映動画がある練馬区の模様で、電柱に練馬区の住所表示がある他大泉学園駅(劇中では「学園駅」と表記)らしい駅舎が登場している。

声の出演[編集]

  • 大空 ひばり - 間嶋里美
  • 坂本 耕作 - 古谷徹
  • 大空 いばり - 八奈見乗児
  • 大空 つぐみ - 平野文
  • 大空 つばめ - 色川京子
  • 大空 すずめ - 鈴木富子
  • 若頭 サブ - 若本紀昭
  • 子分 政二 - 西尾徳
  • 椎名 まこと - 森功至
  • 春江(耕作の母) - 池田昌子
  • 龍作(耕作の父) - 塩屋浩三
  • 岩咲先生 - 川島千代子
  • 素張田 辰五郎(通称 - スパルタの辰) - 大塚周夫(第2話登場)
  • 花園 かおり - 中野聖子
  • 花子 - 上村典子
  • みちこ(花園かおりの取り巻きでポニーテルの女性) - 高木ゆう子
  • ナオコ(花園かおりの取り巻きでショートカットの女性) - 島津博美
  • 番長 - 佐藤正治(第3話登場)
  • 梶 光男 - 塩屋浩三
  • 可愛 理絵 - 鶴ひろみ(第4話&第5話登場)
  • 海牛 文太(海牛組組長の息子) - 塩沢兼人(第6話登場)
  • 文太の父(海牛組組長) - 雨森雅司(第6話登場)
  • 素張田 小辰(素張田 辰五郎の息子) - 古川登志夫(第7話登場)
  • 片桐(すずめの友達) - 坂本千夏(第8話登場)
  • 板垣 大助(耕作の親友) - 三ツ矢雄二(第10話登場)
  • 天地先生 - 田中秀幸(第13話登場)
  • ウルトラ親分 - 田中康郎(第13話登場)
  • 仮面親分 - 田中亮一(第13話登場)
  • 則巻親分 - 佐藤正治(第13話登場)
  • 呉井寺親分 - 青野武(第13話登場)
  • 呉井寺 やすあき(通称:ヤックン) - 矢代駿(第13話登場)
  • 本田 進 - 田中和実(第14話登場)
  • 鈴木 兵介 - 広森新吾(第14話登場)
  • 山羽 珍庵 - 小滝進(第14話登場)
  • 高倉 裕次郎 - 龍田直樹(第16話登場)
  • 龍作 - 郷里大輔(第17話登場)
  • 大曽根 - 矢田耕司(第17話登場)
  • パンサー横畑 - 中野聖子(第21話登場)
  • ジャイアントリッパー - 上村典子(第21話登場)
  • 珍間 おかし - 雨森雅司(第21話登場)
  • 鳳ジュン - 三田ゆう子(第22話登場)
  • ジュンの母 - 京田尚子(第22話登場)
  • 一刀斎 - 塩屋浩三(第23話登場)
  • ジャンケン強盗 - 大竹宏(第23話登場)
  • 青田刑事 - はせさん治(第24話登場)
  • 黒田刑事 - 青野武(第24話登場)
  • 雪代 - 雨宮一美(第24話登場)
  • 玉城 - 蟹江栄司(第24話登場)
  • 老婆 - 鈴木れい子(第24話登場)
  • 川鼻 広 - 塩沢兼人(第25話登場)
  • リバヒィ - 山本百合子(第25話登場)
  • 酋長 - 田中廉郎(第25話登場)
  • ジェロニモ - 佐藤正治(第26話登場)
  • 仁吉 - 大竹宏(第26話登場)
  • 虎造 - 青森伸(第26話登場)
  • 文子 - 武藤礼子(第27話登場)
  • 森田 健作 - 塩沢兼人(第28話登場)
  • 鈴木 すし丸(影の大番長) - 龍田直樹(第28話登場)
  • 高円寺 さゆり - 山本百合子(第29話登場)
  • 白智 小五郎 - 宮内幸平(第29話登場)
  • 金田 金助 - 滝口順平(第30話登場)
  • 執事 - はせさん治(第30話登場)
  • ハンセン石松 - 佐藤正治(第32話登場)
  • 看護婦 - 頓宮恭子(第34話登場)
  • 梶の母 - つかせのりこ(第34話登場)

スタッフ[編集]

  • 企画:岡正(フジテレビ)、横山賢二(東映動画
  • 原作:江口寿史
  • 音楽:西村耕次
  • 製作担当:佐々木章
  • キャラクターデザイン:兼森義則
  • 美術デザイン:椋尾篁窪田忠雄
  • シリーズディレクター:久岡敬史
  • プロデューサー:大野清
  • 製作担当:佐々木章
  • 特殊効果:岡田良明、中島正之、石橋康全、北村喜久子、熊井芳貴
  • 撮影:白井久男、菅谷英夫、佐野禎史、佐藤隆郎
  • 編集:吉川泰弘
  • 録音:池上信照
  • 効果:原田千昭
  • 選曲:白井多美雄
  • キャスティング協力:青二プロダクション
  • 演出助手:堀川和政、江幡宏之、松沢正一
  • 製作進行:鈴木元、森田正男
  • オーディオディレクター:本田保則
  • 記録:池田紀代子
  • 現像:東映化学
  • 制作:フジテレビ、東映動画

主題歌[編集]

オープニングテーマ ‐ 『ストップ!! ひばりくん!』
作詞:伊藤アキラ / 作曲・編曲:小林泉美 / 歌:雪野ゆき
エンディングテーマ - 『コンガラ・コネクション』
作詞:伊藤アキラ / 作曲・編曲:小林泉美 / 歌:星野アイ

上記2曲を収録したEPレコードは、キャニオン・レコード(現在のポニーキャニオン)から発売された。2曲とも、後にCD化されている。

各話リスト[編集]

話数 初回放送日 サブタイトル 脚本 (絵コンテ)
演出
作画監督 美術
1 1983年
5月20日
彼女!?はアイドル! 柳川茂 (今沢哲男)
久岡敬史
伊東誠 椋尾篁
2 5月27日 特訓!スパルタの辰 浅野佑美 (笹川ひろし)
池田裕之
兼森義則 窪田忠雄
3 6月3日 ばれた!?みられた!? 土屋斗紀雄 川尻善昭 富沢和雄 椋尾篁
4 6月10日 リングサイドの恋 戸田博史 石黒育 松本清 窪田忠雄
5 6月17日 失恋は夏ミカンの味? 柳川茂 山吉康夫 河村信道
6 6月24日 ああ!!ロミオとジュリエット 筒井ともみ (笹川ひろし)
高山秀樹
八島善孝
7 7月1日 吹けよ風!小辰の逆襲!! 浅野佑美 今沢哲男 香西隆男 鹿野良行
8 7月8日 身代わりデート作戦 戸田博史 池田裕之
9 7月15日 すずめのボーイフレンド 柳川茂 高山秀樹 梅津泰臣 窪田忠雄
10 7月22日 愛のレッスンA・B・C 首藤剛志 石黒育 松本清 鹿野良行
11 7月29日 海辺のパニック! 土屋斗紀雄 山吉康夫 河村信道 窪田忠雄
12 8月5日 青春はきもだめし! 浅野佑美 高山秀樹 横山健次 鹿野良行
13 8月12日 ひばり大勝負入ります!! 戸田博史 今沢哲男 香西隆男 河野尋美
14 8月19日 ドキ!ドキ!三角関係 柳川茂 久岡敬史 兼森義則 窪田忠雄
15 8月26日 政二さんの熱い一日 土屋斗紀雄 池田裕之 梅津泰臣 鹿野良行
16 9月2日 つぐみのセカンドラブ! 戸田博史 今沢哲男 香西隆男 窪田忠雄
17 9月9日 (秘)父さんのロマンアルバム! 筒井ともみ (福島和美)
久岡敬史
伊東誠 鹿野良行
18 9月16日 いちゃついて!ラブラブラブ 柳川茂 山吉康夫 河村信道 伊藤豊
19 9月23日 探せ!マフィアの花嫁 戸田博史 (笹川ひろし)
新田義方
西城隆詞 鹿野良行
20 10月7日 おひかえなすって!家庭訪問 土屋斗紀雄 久岡敬史 兼森義則 伊藤豊
21 10月14日 女子プロレス!理絵VSひばり 柳川茂 池田裕之 今沢恵子 鹿野良行
22 10月21日 うるわし!学園タカラヅカ 戸田博史 (笹川ひろし)
新田義方
西城隆詞 窪田忠雄
23 10月28日 本日開店!くりから探偵物語 柳川茂 笠井由勝 伊東誠 鹿野良行
24 11月4日 恐ろしか!!南の島の怪奇事件 戸田博史 山吉康夫 河村信道 伊藤豊
25 11月11日 ヤシの木陰で恋じゃらホイ!! 久岡敬史 兼森義則 鹿野良行
26 11月18日 お祭りこわい!野球もこわい!! 土屋斗紀雄 新田義方 西城隆詞 伊藤豊
27 11月25日 いばりの純愛一曲線!? 柳川茂 池田裕之 今沢恵子 鹿野良行
28 12月2日 悪い子団がやってきた! 戸田博史 江幡宏之 水村十司 窪田忠雄
29 12月9日 ひろ子そっくり!恋の爆弾娘!! 新田義方 西城隆詞 鹿野良行
30 12月16日 怪盗マウスキッドに御用心!! 柳川茂 山吉康夫 河村信道 伊藤豊
31 12月23日 みんな呼んでメリー誕生日!! 久岡敬史 兼森義則 鹿野良行
32 1984年
1月6日
おとぎSF!?枕の源氏ひばり絵巻 戸田博史 池田裕之 今沢恵子 窪田忠雄
33 1月13日 大混線!!ひばりが耕作・耕作がひばり 新田義方 西城隆詞 鹿野良行
34 1月20日 ゴッホン!昭和の沖田くん!! 柳川茂 久岡敬史 兼森義則 峰村るみ子
35 1月27日 超人ひばり?!時をかける!! 土屋斗紀雄 山吉康夫 河村信道 鹿野良行

放送局[編集]

キー局・制作局であるフジテレビではローカルセールス枠で放送されたことから、フジテレビ系列の基幹局でもテレビ西日本[13] など放送されなかった局や、東海テレビ[14]関西テレビ[15] 等時差ネットした局があった。また、テレビ新広島[16] では本放送終了後の1984年7月より放送が開始されたが、小学校・中学校の夏休み期間中の特別編成による集中放送であった。

金曜日19:00-19:30(同時ネット)

(時差ネット)

その他[編集]

  • 前述の通り江口は当作品を「オカマの面白さ」というギャグを日常的に描くために、連載前の設定ではひばりが無駄毛(江口の弁によれば、ひばりが髭を剃るシーンを入れようとしたとのこと)の処理をするシーンを端々で描く予定だったと雑誌のインタビュー内で語っている。しかしそのアイデアは編集サイドから断固拒絶され、非常に悔しかった記憶があるという。
  • 後日談で、江口がとあるゲイバーに連れて行かれたとき、江口の傍にいたホステスが、江口が「ひばりくん」を描いていたことを知ると突然泣き出し、「私は『ひばりくん』を読んで"この道"に入ったんです」と言われたらしい。当然江口本人はそんなつもりでひばりくんを描いたわけではなかったと語っている。
  • 前述の通り、ラブコメのアンチテーゼとして書かれた本作であるが、結局本作の流れを継いだのは『きまぐれオレンジロード』などのポップなラブコメとなっている。来栖美憂はその点を「皮肉な流れ」としている。
  • TVアニメでひばりを演じた間嶋里美と耕作を演じた古谷徹は、その後、実生活でも夫婦になっている。
  • 火浦功による小説『未来放浪ガルディーン』の主人公の一人は「大空ひばり」がモデルになっている。
  • 大空いばりは自白剤を間違えて打たれた時に『クックロビン』の殺害をほのめかしている(※『パタリロ!』からのアンサーギャグ)。

書誌情報[編集]

過去5度にわたって刊行されている。ホーム社刊行の文庫版で一応の全編完全収録となり、『ストップ!!ひばりくん! コンプリート・エディション3』に最終話が加筆掲載された。(前出)

参考文献[編集]

  • 「江口寿史先生インタビュー」『江口寿史 JUMP WORKS 1 ストップ!! ひばりくん!』集英社インターナショナル、308 - 311頁
  • 江口寿史「マンガで子供のやわらかい頭をかきまわしたい」『マンガの道 - 私はなぜマンガ家になったのか』ロッキング・オン2005年3月29日、ISBN 9784860520472、66 - 109頁
  • 「リアルワインガイドインタヴュー」『リアルワインガイド VOL.19』寿スタジオ、2007年10月15日発行、114 - 117頁
  • 印南敦史「新 家の履歴書」『週刊文春 2007年12月13日号』文藝春秋、112 - 115頁
  • 『[総集編]江口寿史』河出書房新社〈KAWADE夢ムック文藝別冊〉2003年1月31日、ISBN 4309976433

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 例として、製作中に「白いワニ」に襲われる錯覚を起こす、無意味なギャグを入れる、アシスタントに奇抜なアイデアを出すなどし、最後にはアシスタントや担当に「早く本編を書け!」と突っ込まれてようやく本編が始まる。また実際に「締切を守れ」「漫画を描くのが遅い」「原稿が真っ白」という自虐的な会話も見られた。加えて連載後期では本編途中にも関係のない話を書く回が増えており、製作の行き詰りを物語っている。
  2. ^ この頃は締切前日の地点で原稿はおろかネームすら仕上がっていない事が語られている。
  3. ^ ボクシング部の合宿で理絵から一緒にお風呂に入ろうと誘われた際、恥じらいながら断るシーンがある。なお、理絵が近眼である事が分かると、何のためらいも無く理絵と風呂に入っている。
  4. ^ 駄洒落になっている。
  5. ^ アニメ版では、幻覚を伴う発作で、しばらくすると元に戻るように変えられている。
  6. ^ 劇中の設定のみ。

出典[編集]

  1. ^ Pen2015年 8/1 号 [いま読みたい、日本のマンガ] 2015/7/15発売
  2. ^ 斎藤宣彦+横井周子「江口寿史全漫画単行本解題」『[総集編]江口寿史』186頁
  3. ^ 江口寿史「文庫版あとがき」『「エイジ」』発行:ホーム社・発売:集英社〈ホーム社漫画文庫〉2004年2月23日初版発行 ISBN 9784834272918、277頁
    印南敦史「新 家の履歴書」『週刊文春 2007年12月13日号』114頁
  4. ^ a b 「江口寿史先生インタビュー」『江口寿史 JUMP WORKS 1 ストップ!! ひばりくん!』308頁
  5. ^ a b c d 「リアルワインガイドインタヴュー」『リアルワインガイド VOL.19』115頁
  6. ^ やまだないと×えぐちひさし「「時間ですよ」みたいな漫画が描きたい」『[総集編]江口寿史』156頁
  7. ^ 江口寿史「マンガで子供のやわらかい頭をかきまわしたい」『マンガの道 - 私はなぜマンガ家になったのか』94・95頁
  8. ^ 江口寿史「BREAK DOWN」『江口寿史の爆発ディナーショー双葉社 1991年7月1日 ISBN 4575281123、69 - 72頁
  9. ^ 「江口寿史先生インタビュー」『江口寿史 JUMP WORKS 1 ストップ!! ひばりくん!』集英社インターナショナル、310頁
  10. ^ 江口寿史「マンガで子供のやわらかい頭をかきまわしたい」『マンガの道 - 私はなぜマンガ家になったのか』92頁
  11. ^ a b c “先ちゃん27年越しで最終話描く。「ひばりくん」完結”. コミックナタリー. (2010年2月27日). http://natalie.mu/comic/news/28357 2010年2月27日閲覧。 
  12. ^ 「江口寿史インタヴュー」『SIGHT Vol.23』ロッキング・オン〈ロッキング・オン・ジャパン増刊〉73頁
  13. ^ テレビ西日本の金曜日19:00 - 19:30枠では、1983年9月まで『アーノルド坊やは人気者』(海外作品。CBC東北新社配給)。10月からは『別冊・笑っていいとも!増刊号』を放送。
  14. ^ 東海テレビの金曜日19:00 - 19:30枠では、自社制作『家族対抗チャンスクイズ』を放送。
  15. ^ 関西テレビの金曜日19:00 - 19:30枠では、自社制作『阪急ドラマシリーズ』を放送(フジテレビでも別枠で放送)。
  16. ^ テレビ新広島の金曜日19:00 - 19:30枠では、自社制作・中国電力一社提供クイズクロス5』を放送。

関連項目[編集]

フジテレビ 金曜19:00~19:30枠
前番組 番組名 次番組
ぼくパタリロ!
(1983. 4/ 8 - 5/13)
土曜日19:30枠から移動 →
ストップ!! ひばりくん!
(1983. 5/20 - 1984. 1/27)
みゆき
(1984. 2/ 3 - 4/13)
木曜日19:30枠から移動 →