窪田忠雄

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窪田 忠雄(くぼた ただお、1943年9月20日 - )は、日本のアニメーション美術監督。元ムクオスタジオ所属。北海道出身。

経歴・人物[編集]

武蔵野美術大学卒業後、アニメーション美術の世界に入る。現代制作集団などに所属し『ルパン三世』などの背景に関わった後、同窓の椋尾篁と出会い、ムクオスタジオに入社。椋尾との共作『銀河鉄道999』『三国志』をはじめ、多数の劇場作品やテレビシリーズの美術監督を務める。特に1980年代後半から1990年代には、東映動画(現東映アニメーション)の代表的な作品(『聖闘士星矢』、『美少女戦士セーラームーン』シリーズ、劇場版『ドラゴンボールZ』シリーズ)の美術統括責任者を長らく務め、ムクオスタジオにとどまらず東映動画の美術スタッフの育成にも貢献した。

もともと油絵出身の椋尾は色を積み重ねる技法を採ることが多かったが、これに対し窪田は淡い色を効果的に配置したメリハリ感のある画を特徴とする。

同じ北海道出身の美術監督小林七郎や、同世代の中村光毅とともに、今日の日本のアニメーション美術を代表するベテランデザイナーのひとり。椋尾亡き後、ムクオスタジオ代表として後進の育成にも当たっていたが、定年退職を機に現在は代表の座を田尻健一に譲り、一線から退いている。

作品[編集]