ドラゴンボール超 スーパーヒーロー
ドラゴンボール超 スーパーヒーロー | |
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Dragon Ball Super: SUPER HERO | |
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監督 | 児玉徹郎 |
脚本 | 鳥山明 |
原作 | 鳥山明「ドラゴンボール」 |
製作 |
瓶子吉久(集英社) 村松秀信(東映) 高木勝裕(東映アニメーション) 小川晋一(フジテレビジョン) 宮河恭夫(バンダイナムコエンターテインメント) 古澤圭亮(バンダイ) 宇田川南欧(BANDAI SPIRITS) |
出演者 |
野沢雅子 古川登志夫 皆口裕子 久川綾 堀川りょう 草尾毅 田中真弓 伊藤美紀 入野自由 ボルケーノ太田 竹内良太 神谷浩史 宮野真守 若本規夫 |
音楽 | 佐藤直紀 |
制作会社 | 東映アニメーション |
製作会社 | 「2022 ドラゴンボール超」製作委員会 |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 99分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
興行収入 | 25.1億円[1] |
前作 | ドラゴンボール超 ブロリー |
『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』(ドラゴンボールスーパー スーパーヒーロー、英語: Dragon Ball Super: SUPER HERO)は、2022年6月11日に公開された日本のアニメーション映画。アニメ『ドラゴンボール』シリーズの劇場版第21作目(『ドラゴンボール超』としては第2作目)。
概要[編集]
前作『ドラゴンボール超 ブロリー』(2018年12月公開)から3年半ぶりとなる劇場公開作品。キャッチコピーは「レッドリボン軍 超極秘作戦、開始!」「鳥山明 渾身の、超バトルアクション誕生!」。
原作者の鳥山明が脚本とキャラクターデザインを務め、監督は前作『ブロリー』でも制作に携わった児玉徹郎が担当。
ストーリーは前作『ブロリー』以降の物語で、今作のパンの年齢が3歳[2]に対して原作最終回では4歳[3]なので、原作最終回にあたる第28回天下一武道会の1年前という事になる。『超』の漫画版で展開されている「生残者グラノラ編」より後なのか否かは当時連載中だったため伏せられていた[4]が、続く「スーパーヒーロー編」は本作の前日譚として位置付けられている[5]。
制作会社の社内ネットワークへの不正アクセスによる影響[編集]
当初は2022年4月22日に公開予定だったが、3月6日に、製作元の東映アニメーションの社内ネットワークへ第三者による不正アクセスがあった事が確認され、同月11日にこれを受けて社内システムの一部を停止した事により、スケジュールに変更が生じることが公式サイトで発表された。これに伴い同月18日に公開延期を発表[6]。4月14日、同年6月11日に公開することを改めて発表[7]。
あらすじ[編集]
かつて孫悟空という一人の少年に壊滅させられた悪の組織・レッドリボン軍。その組織の総帥であったレッドの息子であるマゼンタは、亡きレッドの意志を継ぎ自身が立ち上げたレッド製薬という会社を介して、レッドリボン軍復活のための資金を集めていた。マゼンタは新生レッドリボン軍の最終目標である世界征服の障害となる悟空に対抗すべく、以前レッドリボン軍に所属していた天才科学者・Dr.ゲロの孫であるDr.ヘドと接触し、新たなる最強の人造人間の開発を依頼する。ゲロに比べ、良心を持ち合わせているヘドは当初「レッドリボン軍が掲げる世界征服には興味がない」と突っぱねるが、マゼンタは「孫悟空はその圧倒的な力で地球を手中に収めようとする凶悪な宇宙人であること」や「孫悟空の仲間であるカプセルコーポレーションはその孫悟空から提供された宇宙の技術を流用して、密かに地球の支配に協力する極悪な組織である」という嘘を吹き込み、「自らの手で正義のスーパーヒーローを作り出すこと」を目標にしていたヘドは、利害の一致を理由にレッドリボン軍から資金提供を受け、最強の人造人間の開発に着手する。
一方その頃、かつて大魔王として世界を震撼させたナメック星人・ピッコロは自身の1番弟子である孫悟空の長男・孫悟飯とその妻・ビーデルに代わり、彼らの娘であるパンに修行をつけていた。一通りの修行を終え、幼稚園への見送りを済ませたピッコロは突如、自らを「スーパーヒーロー」と名乗る謎の人造人間・ガンマ2号の襲撃を受ける。自分の実力を遥かに超える2号の力に危機感を覚えたピッコロは、その正体を探るべく自らの死を偽装して帰還する彼の後を付けて新生レッドリボン軍に潜入し、秘密基地の場所及びその目的、そして恐るべき破壊兵器を開発していることを知る。ピッコロは、破壊神ビルスの星で修行している悟空と彼のライバルであるサイヤ人・ベジータをすぐに呼び寄せてほしいとブルマに依頼するも連絡がつかない。2人は不在で魔人ブウは休眠中、人造人間17号と18号はヘドに弱点が暴かれている恐れがあった。悟飯も長らく実戦から離れて学者業に没頭していたため、この危機に対抗できるのは自分しかないと考えたピッコロは、ドラゴンボールを用いて自分の潜在能力を引き出した上で再びレッドリボン軍へ潜入する。レッドリボン軍は悟空を見つけられないため、息子である悟飯を先に倒そうしていたが、まだ自分達の存在を公にできないためパンを誘拐して彼を秘密基地までおびき寄せることを画策する。ピッコロはこの計画に自分が参加し、パンに事情を話して協力してもらい、娘を人質にされた怒りで悟飯を再び戦士として覚醒させることを思いついたのであった。レッドリボン軍の秘密基地までやってきた悟飯はガンマ1号と交戦。最初こそ、1号の実力に劣勢になる悟飯であったがパンを人質にされた怒りでかつて老界王神に引き出してもらった潜在能力を再び解放し1号を圧倒する。危機感を覚えたレッドリボン軍は2号も戦闘に参加させようとするが、潜入していたピッコロが正体を表して2号と再び対峙する。そんな中、お互いの認識にずれがあることに気付き、真の悪を悟った1号と2号は戦いを中断し、ヘドもまた自分がレッドリボン軍に騙されていたことを知る。だが、ガンマ達の劣勢に失望したマゼンタがまだ調整の済んでいない最恐の人造人間・セルマックスを強引に目覚めさせてしまう。1号は理性もなく暴走するセルマックスを止めなければ地球が危険だということを悟飯とピッコロに伝えて協力を呼びかけ、ガンマ2号とブルマが連れてきた助っ人の戦士達でセルマックスを破壊すべく共闘するも、悟飯はセルマックスとの激しい激戦を繰り広げられ、セルマックスとの勝利、パンを救い出し、物語は幕を閉じた[注 1]。
登場キャラクター[編集]
原作キャラクター[編集]
- 孫悟飯
- 本作の主人公の一人、孫悟空とチチの長男。ビーデルの夫。パンの父親。ピッコロとは師弟関係。
- 力の大会後は生物学者として就職し、学者業に明け暮れ、子育てや修業を疎かにしがちだった。そんな生活を見かねたピッコロから「子供を迎えに行けないくらい研究が大事かって聞いているんだ」と叱責されていたが、それでも本人は平然としていた。しかし、パンが新生レッドリボン軍に誘拐されたと聞いた際は流石に激昂しており、無意識にスーパーサイヤ人に変身した衝撃で、地面がクレーター並に陥没している。パンを救出するためにピッコロと共に戦いに出向き、新生レッドリボン軍と戦う。
- 研究漬けになった結果、視力が落ちてしまい通常形態での戦闘では眼鏡をかけている。戦闘に関しては悟空やベジータを超える逸材であるが、研究に没頭するあまり修業が疎かになりがちで、娘のパンがピッコロとの会話にて「パパが戦ってるの見た事がない」と話すほど、ほとんど戦う事がない[注 2]。
- 悟空とピッコロにそれぞれ修業をつけてもらった為か、技の基本が悟空(亀仙流)やピッコロ(魔族系)ベースの技を使うことが出来る[注 3]。
- レッドリボン軍を壊滅させた悟空の居場所が特定できない事、セルを倒した張本人という事でレッドリボン軍のターゲットとなった[注 4]。
- 今作の戦闘ではセルゲームの時と同様の衣装を着用している[注 5]。
- 孫悟飯ビースト[注 10](最終悟飯[注 11])
- アルティメット状態から更に進化した姿。セルマックスとの戦いで味方が次々と倒され動揺していたところ、最後にピッコロが力尽き倒れた事がきっかけで覚醒した。髪の色が銀色に変化し、超サイヤ人やアルティメット状態より激しく逆立ち、他の形態に比べ毛量が増加し、少年期の超サイヤ人2と同じ髪型になるなどの変化が見られた。目の輪郭は黒く太く縁取られ、瞳の瞳孔は黒色のまま虹彩が赤色に変化し、目つきも鋭くなっている[注 12]。
- 超サイヤ人2初覚醒時やアルティメット状態初覚醒時同様、好戦的になるような描写があった[注 13]。
- 実力はアルティメット状態よりも更に上で、上記の戦士たちが束になっても苦戦していたセルマックスを余裕綽々で相手取っており、最後は魔貫光殺砲で撃破した。[注 14][8]。
- ピッコロ
- 本作の主人公の一人。悟空のかつての宿敵であり、悟飯の師匠であるナメック星人。多忙な悟飯・ビーデル夫妻に代わってパンの幼稚園の迎えに行ったり、彼女に修業をつけるなど面倒を見ることもある[注 15]。
- 原作者の鳥山明によると、自分自身はピッコロが1番好きなキャラであり、悟飯は師匠であるピッコロのことを父親の悟空よりも慕っており、ビーデルやパンもピッコロのことを家族の一員として誰よりも頼りにしているとのこと。
- ビーデルからもらった「ペネンコ」[9]。のケースに入ったスマホを持っており、自宅には悟飯とビーデルにもらった「ペネンコ」のぬいぐるみをコレクションしている[10][11][注 16]。
- 仕事漬けで戦いから距離を置くばかりかパンとの時間さえ取れない悟飯に憤慨していたが、新生レッドリボン軍に潜入した際に彼らの計画を知り、阻止と同時に悟飯を鍛え直す目的でパンに協力を依頼する。
- 元々は先代の地球の神から分離したピッコロ大魔王の分身だったが、悟飯や他の仲間と接する事でいつしか邪悪な心が抜け、セル編にて先代の神と同化しひとつの身体に戻った為、カリンや神龍などからは先代の神と同じ扱いを受けることが多い[注 17]。
- 当初の鳥山の構想ではピッコロだけが単独メインで活躍する話だったが、エグゼクティブプロデューサーの伊能が悟飯を推した事で2人の活躍をメインに据える方向となった[12]。
- オレンジピッコロ[13][14]
- ピッコロが潜在能力解放の状態で更なる窮地に達した時に覚醒した姿。ピッコロ本人が自力で覚醒した姿では無く、神龍が潜在能力を引き出した際にオマケとして付与した力。見た目は若返り時のピッコロ大魔王のような顔つきで、体型もひと回り大きくなり、触覚は常に上を向いていて、オレンジ色のオーラを纏い背中にアジッサの木を模した紋章[注 20]が光る。その力でガンマ2号を圧倒した。後に悟飯から変身の名前を決めてほしいと提案され本人がオレンジピッコロと命名した[17][18]
- セルマックスとの戦いでは悟飯が気を溜めている間の時間稼ぎとして再び変身。セルマックスとの大きさの差により窮地に陥るもクリリンの助言を受けかつて第23回天下一武道会にて見せた巨大化と組み合わせた戦闘を披露した[注 21]。その後は血を流しながら[注 22]もセルマックスへと立ち向かうが、力及ばずに白目を剥き倒れてしまう。これが悟飯覚醒(ビースト化)のきっかけとなった。
- 悟飯が覚醒して優勢に立った後はすぐに彼に呼びかけ、セルマックスが逃げようとした際に腕を伸ばし拘束、そのまま攻撃をするよう促した。
- パン
- 悟飯とビーデルの長女であり、悟空、チチ、ミスターサタンの孫。悟天の姪。本作の実質的なヒロインであり、年齢は3歳[2]で、幼稚園に通っている。物わかりがよく素直で活発な性格。顔や性格は母親のビーデルに似ている。
- 父同様にピッコロを慕い、彼に定期的に修業をつけてもらっている。新生レッドリボン軍に潜入したピッコロの真意を知り、計画に協力する。
- とても3歳とは思えないほどの高い戦闘力を持っており、ピッコロの修行に余裕でついていけたり、凄まじいスピードで走ったり、新生レッドリボン軍の構成員を一撃で倒すほどの実力を持つ。ピッコロからも素質を認められ、父親の悟飯より筋がいいと言われている。
- 本編にて赤ん坊の時点で舞空術を習得していたが、本作開始時点では飛べなくなっている様であり、セルマックスの攻撃を避ける際にクリリンの掛け声をきっかけに舞空術を習得する。
- ちなみに、彼女の修業中のTシャツにはGTH[注 23]の文字と悪魔をモチーフとしたようなマークがある。
- 孫悟空
- 原典の主人公。しかし、今作では主役から外れており、メインストーリーには関与しない。
- 地球育ちのサイヤ人で出生名は「カカロット」。悟飯、悟天の父親。パンの祖父。
- 少年期にレッドリボン軍を壊滅させた事から、本来であれば真っ先に狙われるはずであったが、当の本人はビルスの星でベジータ、ブロリーと共に修業しているため、レッドリボン軍が彼の居場所を特定できず、代わりに息子である悟飯が狙われる事となった。そのため、今回の一連の事情を一切知らないまま物語が終了している。
- ブルマ
- 悟空の最初の仲間であり、カプセルコーポレーションの令嬢でもある科学者。ベジータの妻。トランクスの母親。悟空とベジータを呼ぶためにウイスへの連絡用の通信機を探す、集めたドラゴンボールの願いをピッコロに譲る、新生レッドリボン軍基地へ悟天・トランクス・18号・クリリンを助っ人として連れて来る、パンを飛行機に乗せ避難するなどサポート的な役回りが多い。
- 前作にてフリーザ軍にドラゴンボールを盗まれた事を教訓に悪用されないようにと会社の部下等を使い定期的に集めて願いを叶えている。しかし、ピッコロには「くだらん願い」[注 24]と呆れつつ揶揄された。
- ベジータ
- 戦闘民族サイヤ人の王子で、本名は「ベジータ四世」。ブルマの夫、トランクスの父親。悟空の永遠のライバル。悟空に勝つ事を目標に日々修業に励んでいる。悟空同様、今回のメインストーリーには関与しない。
- 今作では過去に戦ったジレンの飛び抜けた強さを元に、精神の修業をした事で戦闘スタイルが変化した。その結果、エンドロール後は悟空と激しいバトルの末、念願の悟空に勝利したことに喜々とし、力尽きた。
- ビーデル
- 悟飯の妻であり、パンの母親、ミスター・サタンの娘。悟飯が研究に忙しく、本人も主婦業の他に格闘技道場の先生をしている為、パンの面倒などをピッコロに頼む事もしばしば。
- エンドロールでは今回の騒動を知らされなかったため、帰宅後に自宅の惨状を見て呆然とする姿が描かれている。その際、買い物と一緒にピッコロへのお土産である「ペネンコ」のぬいぐるみを持っていた。
- トランクス
- ベジータとブルマの長男。悟天の親友。
- 悟天同様、今作は頭身が上がっている他、髪の色がブルマやTVシリーズ「ドラゴンボール超」に登場した未来トランクスに近い青色となっている。性格は以前と変わらず、お調子者である。新生レッドリボン軍との戦いの助っ人として途中参戦する。
- ゴテンクス
- 孫悟天とトランクスがフュージョンして誕生した合体戦士。失敗した肥満体での登場[注 26]。ピッコロに集合を掛けられた時には一人だけ息を切らしていたが、その体格をボールのように用いた戦術や、セルマックスを挑発して隙を作らせるなどのファインプレーを見せた。
- 人造人間18号
- かつてDr.ゲロに改造された人造人間で、現在はクリリンの妻。夫であるクリリンからは「18号さん」と敬称で呼ばれている。
- 今作では原作最終回と同じショートヘアになっている。
- デンデ
- 龍族タイプの若いナメック星人で現在の地球の神。
- 元々願い事が1つだったドラゴンボールの願いを3つにするなど能力はナメック星人の中でも優秀で、今作ではドラゴンボールをアップグレードを披露している。
- カリン
- カリン塔の主であり、作中で回復に使われる仙豆を栽培している。
- ヤジロベー
- 悟空たちの仲間であり、カリン塔に居候している。
- 神龍
- ドラゴンボールを7つ集めると願いを叶えてくれる巨大な龍。先代の神様が作り出した。
- 元々、ピッコロへの潜在能力解放は本人の能力を超えるものへの願い事として不可能だったが、デンデによりアップグレードされた為、それが可能になった。
- ピッコロが神龍の生みの親である先代の神様と1人の人間となった為、彼に関しては「ピッコロ様」と呼び、話し方も敬語で話している。
- ピッコロが潜在能力解放を願った際、「オマケ」をしており、ピッコロは願いを叶えられた時点では気が付いていなかったが、後に窮地に立たされた際、更に上の段階の覚醒(オレンジピッコロ)をすることだと判明した。
アニメオリジナルキャラクター[編集]
- ビルス
- 第7宇宙の破壊神。ワガママな性格だが自分の認めた相手には気前が良い。
- 一度睡眠に入ると数十年単位で起きない事もある。本作では4ヶ月の眠りから目覚めたと語られた。
- 今作ではチライに一目惚れする一面を見せている[注 28]。
- ウイス
- 全王に派遣された第7宇宙の天使で、ビルスの付き人兼お世話係。大神官の息子。
- ビルスや彼に対して用がある場合、地球との連絡は彼の杖とブルマに渡してある通信機の間でのみ行われる。今作ではビルスが食べた特大アイスクリームの空の器で杖の先が隠れてしまい、彼が連絡通知に気付けなかった為、レッドリボン軍との戦闘時に悟空やベジータを地球に呼び戻す事が出来なかった[注 29]。
- ブロリー
- 前作「ドラゴンボール超 ブロリー」では悟空達の最大の敵だったが最終的に和解し、その流れの続きで本作にも登場する。
- 悟空達と同じく生き延びた第7宇宙で数少ない戦闘民族サイヤ人の一人で、戦闘力はフルパワーになればビルス以上と言われる。普段は争い事が苦手な心優しい人物だが、力を解放すると感情のコントロールが利かなくなり暴走する。
- 前作終盤ではチライとレモと共に惑星バンパで平穏に過ごしていたが、今作ではフリーザ軍の魔の手から逃れるために、2人と共にビルスの星に連れられ、悟空、ベジータと共に感情のコントロールの為の修業に励んでおり、悟空と親しくなっている。
- エンドロール後の映像ではレモと共に悟空とベジータの決着に感動して涙するシーンがオチとして使われた[注 30]。
- レモ
- 元フリーザ軍で兵士業務の他に雑用や調理などもやらされていた為、料理等ひと通りの雑務をこなす。料理の腕は一級品で、彼の料理を食べたビルスが大絶賛し気に入った為、直属の料理係に任命される。
- エンドロール後では悟空とベジータの戦いにブロリー共々感動して涙を流していた。
- チライ
- 元フリーザ軍の女性兵士。ショートカットの可愛らしい風貌であるが、物を盗んだりと手癖が悪い部分もある。
- 普段は粗野な口調で話すが、ビルスなど目上の人物には敬語を使っている。また、ビルスから好意を持たれている。
ゲストキャラクター[編集]
- ガンマ1号
- Dr.ヘドによって作られた人造人間の1号機。自らをスーパーヒーローと名乗る。頭部のトサカ状の物が1つでパーソナルカラーは赤。(胸数字の「1」とマント、光線銃など)一人称は普段は「私」だが、感情が高ぶった時などは「オレ」になる。
- 忠誠心が強い性格で冷静沈着。ノリが軽い2号とは正反対に冷静に相手を観察し分析し、2号の軽率な行動に対しては「慎重さが足りないな」などと注意する場面もある。
- 正義のヒーローを自認しているだけあって根っからの悪党ではなく、『小説版』では悟飯の覚醒を促すためにピッコロとパンが一芝居打った際には変装したピッコロに怒りをぶつけていた。[注 31]
- 悟飯との戦闘ではその高い実力を見せ、通常状態だけでなく超サイヤ人状態の悟飯をも上回ったが、アルティメット状態へと覚醒した悟飯には敵わず劣勢だった[注 32]。
- セルマックスの起動後は撃破の為2号と共に悟飯達と共闘する。
- セルマックスによりヘドが死亡したと思っていた為激昂していたが2号が特攻を決めた際に生存を伝えられヘドを守る事を決意。 2号の攻撃後はセルマックスに踏み潰されそうになっていた2号をピッコロが止めている間に救出し気絶しているヘドの横へと寝かせ再び戦いへと赴く。
- セルマックスが爆発する際はヘドを守り爆発を耐え切る。その後はヘドと共に2号の最期を看取り、残された2号のマントを強く握りしめていた。
- その後、事件の責任を取って再出発を決意したヘドと共に、カプセルコーポレーションに雇われることになった。
- ガンマ2号
- Dr.ヘドによって作られた人造人間の2号機。1号と同様自らをスーパーヒーローと名乗る。頭部のトサカ状の物が2つでパーソナルカラーは青。(胸数字の「2」とマント、光線銃など)一人称は「ボク」。
- 『小説版』ではV字のようなトサカのついたヘルメットをかぶっていると描写されている[19]。
- 彼も1号同様忠誠心は強いが、ノリが非常に軽く1号とは正反対の性格。戦闘の際にも軽口を叩いたりピッコロとの交戦後死亡を確認しないなどかなり甘い所がある。この他にも、やたらとポーズを決めつけたがり、1号にも「一緒にやろうよ」としつこく勧誘するなどかなりのお調子者である。更に攻撃が当たる度に文字が浮かび上がるという謎の現象が起こり[注 33]、ピッコロには「何故、攻撃してくる度に文字が浮かび上がる?」と不思議がられていた。
- ピッコロとの再戦では彼の言葉に動揺しつつも組織に疑念を抱くようになり、まだ幼いパンを一切の躊躇なく撃とうとするマゼンタ達に反旗を翻すことになる。
- その後はヘドを意識不明に追い込んだセルマックスを倒すべく、1号と共に悟飯達と共闘する。
- ヘドの生存を1号に伝えた後は、自らを犠牲にして残ったエネルギーを全て込めたフルパワーでセルマックスに攻撃した。しかし、左腕を破壊しただけで撃破には至らなかった。攻撃後は全身が色褪せ、再び動く事は無かった。そのまま怒ったセルマックスに踏み潰されそうになったものの、激昂したピッコロが止めその間に1号に救出された。
- セルマックスの撃破後、1号とヘドに看取られながら灰のように散っていき、マントだけが残った。その散り様と勇気はピッコロに「スーパーヒーローだった」と言わしめ、哀悼を表された。
- Dr.ヘド
- マゼンタ率いる新生レッドリボン軍に雇われた自称超天才科学者にしてDr.ゲロの孫。父親はDr.ゲロの先妻の次男[20][21]。24歳。両親は事故で他界しており、以降両親の遺産で一人暮らしをしていた。
- スーパーヒーローに憧れており自身が持つ卓越した技術力を活かし人造人間「ガンマ1号」&「ガンマ2号」を生み出した。本人は反対したものの、マゼンタの計らいにより、セルのデータを元に「セルマックス」も作り出した。その他にもボディガード的な役割やスパイロボットの機能を果たすサイボーグガジェットの「ハチ丸」[注 34]なども作っている。これらの発明品以外にも、自身の体に注射を打ち、多少の衝撃には耐えられるようにするといった肉体改造なども行なっている。
- 祖父のDr.ゲロ以上の高い知能を持っており、14歳という若さて博士号を取得、その他医師免許も所持している。
- その変わった性格からどこの研究所にも馴染めず、個人で研究を細々と行っていた。研究費用を得るために霊安所から死体を盗んだり、簡単な人造人間の加工を施してコンビニで働かせる等の悪事を行い刑務所に3ヶ月[注 35]の間収監されていた。
- レッドリボン軍は悪の組織であることから当初は非協力的だったが、マゼンタがカプセルコーポレーション一味は悪だと話しそれを信じ込んだ事で一転して協力することになった。終盤に彼らに利用された事に気づきセルマックスの起動を阻止しようとしたものの、マゼンタが死に際に毒に侵されつつ起動させた事で最悪の事態に急変する。
- 祖父に比べると良識があり、自分の制作したガンマを道具のように扱わず、彼らとは深い絆と信頼関係を築いている[注 36]。一方、刑期中に気に食わない囚人を大量虐殺するという過激な一面もある。セルマックスの撃破後は、研究費に目がくらんで彼らの悪行に加担してしまったり、レッドリボン軍に利用された他に、セルマックスを開発して世界を危機に陥れたり、ヘドの為に戦い2号を犠牲になった事などの深い後悔から、1号と共に警察に出頭しようとする。しかし、警察官であるクリリンから拒絶され、ブルマにカプセルコーポレーションで雇ってもらいたい旨を伝え、承諾を得たため雇われることになった。
- マゼンタ
- 表向きの顔はレッド製薬の社長。レッドリボン軍元総帥レッドの息子。組織の再建のため、Dr.ヘドに接触を図り、新生レッドリボン軍へと引き込む。
- 話術のスキルは相当なもので、当初はマゼンタの計画に乗り気でないDr.ヘドに、悟空やベジータ、その他の戦士たちを悪役に仕立て、自分はその被害者であり、彼らから地球を守りたいという話を聞いたDr.ヘドは、マゼンタの計画に一気に乗り気になり、彼と協力することに成功させるほど。
- 自身のデスクの上には父・レッド総帥とバイオレット大佐の写真が飾られている。
- 悟飯とピッコロに圧倒されたガンマ達を見て、失望しセルマックスを起動させようとするが、ヘドに阻まれて最期は彼が操るハチ丸に刺されて死亡。しかし、死に際に毒に侵されながらもセルマックスを起動させた。
- 父親のレッド総帥と同じく身長にコンプレックスがある。せんべいが好物。
- カーマイン
- マゼンタの側近。大きなリーゼントが特徴。冷静な振る舞いを見せているが、任務遂行の為には手段を選ばない性格が目立つ。そのため冷静さには欠ける様で、前の自動車が遅い際には無理に追い越し運転をしていたり、Dr.ヘドが中々話に乗らない際には苛立ちを見せ拳銃で脅そうとしていた。
- また、何か伝えたい事があるごとにプレゼンテーションをしたがる[注 37]。
- ガンマが期待外れだったためマゼンタと共にセルマックスを起動させようとするが、パンが立ちふさがり交戦となる。拳銃で対抗するも二撃で気絶させられた。セルマックスが現れた後の消息は不明。
- レッドリボン軍兵3番
- 今回のレッドリボン軍の作戦に兵士達リーダーを担当しており、15番と94番(に扮したピッコロ)にパンの誘拐と悟飯を連れてくるよう指示した。
- レッドリボン軍兵15番
- 名前は不明で金髪の大柄の男性兵士。
- 複数いる兵士の中で出番が多く、94番に変装したピッコロと共にパンの誘拐、悟飯をレッドリボン軍の本拠地へ連れてくる役回りを任された。
- ピッコロの体調を気遣う[注 38]など仲間思いな面もある。
- しかし、パンには一撃で気絶させられ、怒りで超サイヤ人になった悟飯には恐怖で土下座する羽目になるなど散々な目に遭う。
- パンに気絶させられた時や、飛行機を悟飯に破壊された時にはピッコロに助けられている。
- レッドリボン軍兵79番
- 作戦中に94番に変装したピッコロが本部から抜け出し各用[注 39]を済ませて戻ってきた時に「お腹が痛くて」と言い訳をした際、元々地肌の色が緑色のピッコロに対し、「大丈夫か?顔色が悪いぞ」「我慢出来なくなったらすぐ言えよ」と心配していた。
- また、ピッコロの腹痛の件を15番に伝えた。
- セルマックス[13][14]
- マゼンタとDr.ヘドによって生み出されたセルと瓜二つの別個体。セルの第2形態をそのまま巨大化した風貌で[注 40]、完成前に解放されたため、自我はなく凶暴化しており、セルとは違い他のキャラクターとの会話は一切なく唸り声しか発さない。唯一の弱点は頭[注 41]であるが、ここを破壊されると即座に大爆発を起こす。
- マゼンタが死に際に起動した事で悟飯達の前に現れる。オリジナルのセルを上回る実力の持ち主で、アルティメット悟飯、オレンジピッコロでさえ圧倒する力を持つ。悟飯曰く「悟空やベジータがいても倒せたかわからなかった」とのこと。ガンマ2号のフルパワーの攻撃を受けて片腕を破壊されるも、耐えきる程の強度を誇る。しかし、吹き飛ばされた片腕が再生されなかったり、失った部分が白く変色しているため、オリジナルのセルとは異なる。
- ピッコロが倒れた事で覚醒した悟飯に圧倒され、最期は悟飯の魔貫光殺砲によって頭を貫通させられ、自爆を起こした。
- 脚本を担当した鳥山は「完成すればブロリーよりも上」と語っている。
本編未登場(回想シーンなど紹介のみの出演)[編集]
- 魔人ブウ
- 魔道士ビビディによって造られた魔人。大界王神を吸収した為、今の姿になり心を持つようになった。
- 悪のブウが倒された後は悟空たちの仲間となりサタンの家に居候しているが、今作では定期的に起こる休眠期に入ってしまった為、戦闘には不参加。寝ている姿とレッドリボン軍の作戦の説明時のみ登場。
- 人造人間17号
- 人造人間18号と共にDr.ゲロによって作り出された人造人間。18号とは双子の姉弟である。今作での直接的な登場はなく、Dr.ゲロ殺害時の回想シーンやレッドリボン軍の作戦の説明時に「カプセルコーポレーションのブルマ一味に取り込まれてしまった」と説明されている。
- 未来トランクス
- 悟空たちの歩んでいる歴史とは別の未来からやって来たトランクス。レッドリボン軍のスパイカメラにサイボーグ化したメカフリーザと交戦し倒した時の映像が収められている。レッドリボン軍の作戦時にはフリーザと共に「地球を侵略しに来た宇宙人同士の争い」と表現された。
- ミスター・サタン
- ビーデルの父親、パンの祖父、悟飯の義父であり格闘技世界チャンピオン。セルゲームの回想シーンにて登場。
- 亀仙人、ヤムチャ、天津飯、餃子、プーアル
- 地球人の戦士たち。彼らは本来、悟空やクリリンの仲間でここぞという時には地球を守るため戦いに参戦している
- 今作での登場および直接的な関与はないが、レッドリボン軍の作戦の説明時に、カプセルコーポレーションのブルマ一味の手先のような扱いで一瞬だけ登場しており、嘘のイメージのため全員悪人のような顔をしている。天津飯のみ序盤の回想シーンにも登場している。
- ベリブル、キコノ
- 前作に登場したフリーザの部下。ベリブルはお世話係で、キコノは参謀長というそれぞれが重要な役割を果たしている。デンデがピッコロに、ブルマが定期的にドラゴンボールを集めてる理由を説明した際には、フリーザと共に宇宙船にいる姿が一瞬登場。
- ジレン
- プライドトルーパーズの一員にして、第11宇宙最強の戦士。その強さは破壊神以上と言われており、悟空でも完成した「身勝手の極意」の状態にならないと全く歯が立たないほどである。「力の大会」では、悟空達を最後まで苦戦させた。今作の直接的な登場はないが、悟空とベジータの会話の中でジレンの強さに関する話と姿が登場している[注 43]。
- 旧レッドリボン軍
- オープニングの回想シーンおよびレッドリボン軍の説明にて、レッド総帥、ブラック補佐、シルバー大佐、ホワイト大佐、ムラサキ曹長、メタリック軍曹、ブヨン、人造人間8号、ブルー将軍、桃白白、イエロー大佐、バイオレット大佐、その他大勢の兵士が登場する。
- いずれも今作での各自の直接的な登場シーンはないが、レッド総帥とバイオレット大佐はマゼンタの机の上に写真が置かれている。
- Dr.ゲロ(人造人間20号)
- 元レッドリボン軍の科学者。17号と18号に殺された為、故人。直接の登場はなく、回想シーンや冒頭のレッドリボン軍についての説明でのみ登場。その際はDr.ゲロとしての姿と人造人間20号としての姿両方が描かれた。Dr.ヘドの祖父で今回の物語及び原作の人造人間・セル編の元凶になる人物。セルも含む人造人間の生みの親。後に自らも人造人間20号に改造したが、17号にあっけなく殺害された。
- 孫のヘドいわく、レッドリボン軍の悪事に加担していたという事でヘドの両親にはあまりよく思われていなかったとの事。ヘド本人は会ったことも無く興味もないと語っている。
- ヘドの父親にあたる人物(Dr.ゲロの先妻の次男[20][21])の他に、若くして事故で亡くなったヘドの叔父にあたるゲボという人造人間16号のモデルとなった息子がいた[22]。「ゲボ」という名称の初出はゲーム『ドラゴンボールZ カカロット』[注 44]。また、妻の姿も登場するが、ゲーム『ドラゴンボール ファイターズ』に登場する人造人間21号に酷似している[注 45]。
- セル
- 回想シーンでのみ登場。セルマックスとは別の個体であり、セルマックスは彼のデータを元に作られた。
声の出演[編集]
- 孫悟飯、孫悟空、孫悟天 - 野沢雅子
- ブルマ - 久川綾
- ベジータ - 堀川りょう
- クリリン - 田中真弓
- トランクス - 草尾毅
- 人造人間18号 - 伊藤美紀
- ビーデル 、パン - 皆口裕子
- ビルス - 山寺宏一
- ウイス - 森田成一
- ブロリー - 島田敏
- チライ - 水樹奈々
- レモ - 杉田智和
- デンデ - 平野綾
- カリン - 魚建
- 神龍 - 大友龍三郎
- Dr.ヘド - 入野自由
- ガンマ1号 - 神谷浩史
- ガンマ2号 - 宮野真守
- マゼンタ - ボルケーノ太田
- カーマイン - 竹内良太
- 3番兵士 - 山口太郎
- 15番兵士 - 松山鷹志
- 28番兵士 - 片貝直生
- 33番兵士 - 寺崎千波也
- 79番兵士 - 佐藤悠雅
- 兵士 - 坂井易直
- 幼稚園の先生 - 森下由樹子
- 園児 - 川口桜
- セルマックス - 若本規夫
- ピッコロ - 古川登志夫
スタッフ[編集]
- 原作・脚本・キャラクターデザイン - 鳥山明
- 製作
- 集英社 - 瓶子吉久
- 東映 - 村松秀信
- 東映アニメーション - 高木勝裕
- フジテレビジョン - 小川晋一
- バンダイナムコエンターテインメント - 宮河恭夫
- バンダイ - 古澤圭亮
- BANDAI SPIRITS - 宇田川南欧
- 企画 - 森下孝三(東映アニメーション)、伊能昭夫(集英社)
- シニア・プロデューサー - 鈴木篤志(東映アニメーション)、臼井裕詞(フジテレビジョン)
- プロデューサー - 林田師博(東映アニメーション)、冨永理生子(東映)
- 企画協力 - 集英社、ドラゴンボール室、Vジャンプ編集部
- 音楽 - 佐藤直紀
- 絵コンテ - 志田直俊、石平信司
- CGディレクター - 鄭載薫
- 色彩設計 - 永井留美子
- 美術監督 - 須江信人
- 作画監督 - 久保田誓
- 監督 - 児玉徹郎
- 協力プロダクション - 旭プロダクション、unknownCASE、MSJ武蔵野制作所、ENGI、オレンジ、Color & Smile、キネマシトラス、ぎふとアニメーション、グーフィー、草薙(KUSANAGI)、グラフィニカ、CGCGスタジオ、ジェー・シー・スタッフ、ジェットスタジオ、Studio Ubud、スタジオBLUE、ダイナモピクチャーズ、ダンデライオンアニメーションスタジオ、東映アニメーションフィリピン、マッドボックス、武右ェ門、ゆめ太カンパニー
- 製作 - 「2022 ドラゴンボール超」製作委員会[注 46]
- 配給 - 東映
制作[編集]
2021年5月9日の悟空の日に本作の製作が正式発表され[23]、2021年7月に「サンディエゴ・コミコン」のオンラインイベント「Comic-Con@Home」において、本作のタイトルが正式発表された[24]。また、同時にピッコロ・クリリン・パンの最新のイラストが公開された[25]。
タイトルについて野沢雅子(孫悟空 / 孫悟飯 / 孫悟天役)は「もうその通りです!!」と述べ、集英社のエグゼクティブプロデューサー・伊能昭夫は「スーパーが2回重なっているほどすごいんです!」と、東映アニメーションのプロデューサー・林田師博は「スーパー、スーパーヒーローとなると、今回誰が活躍し、どんな新しいキャラが出てくるのか!? 楽しみにしてほしい!」とそれぞれ期待を述べた[24]。また、キャラクターデザインについて伊能は「過去最大級の関わりと断言していいと思います!」と述べた上で「(鳥山本人にとっても)最高傑作という自負があるのではないかと思う仕上がり!」と力を込めた[26]。
『ドラゴンボール超 ブロリー』公開1前年の2017年から制作が動き始めていた[27]。鳥山明の初期構想ではピッコロが主人公だったが、エグゼクティブプロデューサーの伊能昭夫の熱望により悟飯とピッコロが主人公となった[27][12]。脚本として出来上がるのに2年近くかかっている[27]。
今作は本編がCG制作アニメーション、ラスボスが公開まで未発表、主題歌が無く、エンディングはBGMで締めているなどシリーズ初の試みが多い。
冒頭のアバンタイトル(過去の回想シーン)は手描きによる新規作画である。久保田誓が絵コンテ・演出・原画を行っている[28]。
なお、第18作『ドラゴンボールZ 神と神』から第20作『ドラゴンボール超 ブロリー』までは20世紀フォックス映画が配給協力を担当していたが、同社の親会社の20世紀フォックスがウォルト・ディズニー・カンパニー傘下に入ったことにより2020年9月1日に解散したため[29]、本作の映画配給は東映が単独で行っている。
公開[編集]
特殊上映での公開[編集]
東映アニメーションの制作、東映の配給により、2022年6月11日にIMAX版とともに公開された[30][31]。同年6月25日から4DX版・MX4D版が上映[31]、同年7月1日からドルビーシネマ版が上映された[31]。
世界各国での公開[編集]
日本国外でも8月18日より、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコを初め世界各国で公開された[32][33]。日本国外での配給はソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとその傘下のCrunchyrollによって行われる。クランチロールによると、本作はクランチロールにとって初めて全世界的規模の公開になるとの事[32]。
北米では、2022年8月19日に2300館での劇場公開された[34]。配給は前作まではファニメーションによって行われてきたが、本作ではクランチロールとファニメーションのブランド統合にともないクランチロールによって配給される[32]。
クランチロールは、以前『デジモンクロスウォーズ 〜時を駆ける少年ハンターたち〜』、『デジモンユニバース アプリモンスターズ』、『デジモンアドベンチャー:』、『デジモンゴーストゲーム』において、日本国外で同時配信された。
興行成績[編集]
日本[編集]
2022年6月11日・12日の2日間で観客動員49万7526人、興行収入6億6989万220円で、映画ランキング(興行通信社調べ)初登場第1位となった[35][36]。
2022年6月20日、公式Twitterより興行収入が12億円を突破した事が発表された[37][38]。
2022年6月24日、累計動員数100万人突破を記念し、YouTubeチャンネル「東映映画チャンネル」にて同日18時から2日間限定[注 47]で本編冒頭5分の特別公開が発表された[39]。
2022年7月11日時点で、興行収入20億円、観客動員数154万人を記録した[40]。
世界[編集]
2022年8月18日より、ソニー・ピクチャーズとクランチロールの共同配給で世界公開され、北米で2100万ドル(約28.9億円)、北米を除くメキシコ、アルゼンチン、ペルー、イギリス、アイルランド、チリなどそのほかの地域で1230万ドル(約17億円)で全世界の週末興収3340万ドル(約46億円)を記録し、コムスコア社調査の全世界週末興行収入ランキングで第1位を獲得した[41][42][43]。8月21日までの日本を含む全世界の累計興行収入が約5200万ドル(約70.8億円)を記録した[44]。
9月5日時点の日本を含む全世界の累計興行収入が7710万ドル(約108億円)を記録している。
北米では、3018館で公開され、公開初日に興行収入1092万ドルを記録し、『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』の1010万ドルを抜いて北米における日本映画の初日の最高興行収入を記録した。8月19日〜21日までの公開3日間で2110万ドル(約28.9億円)の興行収入を記録し、週末の興行収入ランキングで1位を記録した。日本での累計興行収入1850万ドル(約24.9億円)を公開3日間で上回る大ヒットとなった。
プロモーション[編集]
入場者プレゼント[編集]
- 第1弾入場者プレゼント:スーパードラゴンボールヒーローズカード「孫悟飯:SH/孫悟空:SH」
- 第2弾入場者プレゼント:鳥山明描き下ろしビジュアルクリアボード[注 48][注 49]
- 第3弾入場者プレゼント:厳選シーン&台本ビジュアルボード(悟飯ver.)[注 50]
- 2022年7月9日から7月15日まで20万枚限定でランダム配布[47]。
- 第4弾入場者プレゼント:厳選シーン&台本ビジュアルボード(ピッコロver.)[注 51]
- 2022年7月16日から7月22日まで10万枚限定でランダム配布[45]。
- 第5弾入場者プレゼント:スーパードラゴンボールヒーローズカード「孫悟飯:SH」[注 52]
- 2022年7月23日より配布[48]。
イベント・キャンペーン[編集]
- ジャンプフェスタ22
- 2021年12月18日開催のジャンプフェスタ22のジャンプスーパーステージでガンマ1号・2号が人造人間であること、1号の声優が神谷浩史、2号の声優が宮野真守であること、最新予告編、鳥山明のコメント、公開予定日が2022年4月22日であることが発表された[49]。
- ドラゴンボール ゲームスバトルアワー2022
- 2022年2月20日、「ドラゴンボール ゲームスバトルアワー2022」にて新情報が発表され、第1弾ビジュアルの左半分(第1弾ビジュアル"超")として新たにブルマ、人造人間18号、クリリン、孫悟天、トランクスが描かれた第2弾ビジュアルが公開された[50]。
- 映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」×ナムコ ドラゴンボール祭り
- 本作の公開を記念して、2022年6月11日から8月4日までの期間中、全国のアミューズメント施設『namco』にて開催されている。ナムコのお店に本作の鑑賞済み半券を渡すと、ランダムで1枚ダイカットの「オリジナルステッカー」が貰える[51]。
- ドン・キホーテ
- 本作とドン・キホーテとのコラボ。2022年3月19日から全国のドン・キホーテ対象店舗で、本作のキャラクターが描かれているトレーディングスクエア缶バッジやトレーディングアクリルクリップなどが発売されている[52]。
- 森永製菓
- 本作と森永製菓のパリパリバーがコラボした限定パッケージが期間限定で2022年4月25日から発売されている。孫悟空をはじめ、孫悟飯、ピッコロが描かれたパリパリバーの限定デザインパッケージ全3種が登場する[53]。
- ビックリマン
- 本作と「ビックリマン」とのコラボシリーズ「ドラゴンボールマンチョコ超」が2022年5月24日から発売されている。『ドラゴンボール』と「ビックリマン」とのコラボは前作『ドラゴンボール超 ブロリー』以来、3年7カ月ぶりとなる。今回のコラボでは、ビックリマンイラストレーター描き下しのコレクターシールが全24種、パッケージは2種類で本作に登場するキャラクターをシール化している。また、シークレットシールとして、「ビックリマン」とのコラボverシールも用意されている[54]。
- アサヒ飲料
- 2022年6月21日から9月20日までの期間中、本作とアサヒ飲料とのコラボキャンペーンが開催されている。対象商品を購入すると、LINEポイントが貰え、対象商品のキャンペーンシールのシリアルコードを入力して応募シールをためると、抽選で本作のグッズがもらえる[55]。
関連番組[編集]
- 土曜プレミアム『映画「ドラゴンボール超 ブロリー」』
- 2022年4月16日放送。本作の映画公開記念スペシャルとして放送。本編終了後には、本作の特別映像が放送[56]。
- 『レッドリボン軍大反省会』
- 2022年12月7日、4K ULTRA HD Blu-ray・Blu-ray&DVDの発売を記念してYouTubeにてプレミア公開。シャバダバふじがMCを務め、声優陣による裏話などが行われた[注 53]。
関連商品[編集]
書籍[編集]
- ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(著/日下部匡俊、ジャンプ ジェイ ブックス、2022年6月14日。ISBN 978-4-08-703520-9)
- ドラゴンボール超 スーパーヒーロー 映画ノベライズみらい文庫版(著/小川彗、集英社みらい文庫、2022年6月14日。ISBN 978-4-08-321721-0)
DVD・Blu-ray[編集]
- DVD・Blu-ray・4K Ultra HD Blu-rayの3タイプで2022年12月7日に発売[57](同日にレンタル開始)。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ なお、物語が幕を閉じたのは前作『ドラゴンボール超 ブロリー』(2018年公開作品)に続いて映画『超』としては2作品目となった。
- ^ その為、弱体化する事もしばしばあるが、戦闘状況や感情の変化で感覚が戻るのが早いので総合的に見ると戦闘力の浮き沈みが激しい。
- ^ かめはめ波や魔閃光、本作初披露の魔貫光殺砲などが使えるが、魔貫光殺砲に関しては悟飯が練習し自力で会得した物と語られている。
- ^ また、頻繁にピッコロと会っていた事からカプセルコーポレーション一味組織の裏のボスではないかと疑われた。
- ^ ピッコロと同じデザインの道着とマントに加え、腕には黒のリストカバー
- ^ 但し、この変身はガンマ1号は過去のデータ等から想定の範囲内であり、ある程度互角に戦えるものの、それでもガンマ1号の優勢は変わらなかった
- ^ 第3弾入場者プレゼントの台本では「覚醒悟飯」という名称になっている。
- ^ 超サイヤ人とは違う形態だが、身勝手の極意や我儘の極意とも違い、超サイヤ人の状態から直接変身している為、超サイヤ人ゴッドやブルーのような超サイヤ人の上位変身として扱われている。
- ^ この現象は力の大会前にアルティメット化を取り戻した時も起こっている。
- ^ 本編内で変身形態の名前について触れなかったが、脚本を担当した鳥山明はこの形態を孫悟飯ビーストであると明かした。
- ^ 第3弾入場者プレゼントの台本では「最終悟飯」という名称になっている。
- ^ 悟飯が覚醒する直前のシーンでは人造人間・セル編にて超サイヤ人2へと覚醒するシーンを彷彿させる演出が入る。
- ^ セルマックスの攻撃に笑みを浮かべたり、挑発を行うなど。
- ^ 『映画ノベライズみらい文庫版』では「アルティメット悟飯の限界を超えて覚醒し、ついに究極の姿へと到達した」と表現されている。
- ^ パンの幼稚園へ迎えに頼まれて行く事が多い為か、パンの幼稚園の園長からは悟飯やビーデルといった身内以外の保護者として認識されており、名前や顔も覚えられている。
- ^ 以前、パンからぬいぐるみをもらい、気を使って喜んでみせたところで悟飯やビーデルからぬいぐるみが好きだと勘違いされたことから、ぬいぐるみを大量にもらうようになった 「鳥山明インタビュー」『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー 超パンフレット』東映、2022年6月11日、24 - 25頁。
- ^ 敬語で話したり、神龍は「様」をつけて呼ぶなど。
- ^ 『小説版』では「黄色に染めたピッコロ」、『映画ノベライズみらい文庫版』では「いつもより黄色味をおびている」と表現されている
- ^ ピッコロの姿が明確に変化する変身は完全に初の事である。
- ^ 小説版にて判明[15][16]。
- ^ しかし、巨大化しても強さは対して変わらないとのことで、実際セルマックスには体力を消耗していたために劣勢だった。
- ^ この時、本来ピッコロ(ナメック星人)なら紫色のはずである血が何故か赤い。オレンジピッコロへと変身している為に変化したのか周りの赤に反射したもなのかは不明。
- ^ (GO TO HELLの略称)鳥山明の設定画では元々「GO TO HELL」と書かれていたが、ストレートすぎるため省略して「GTH」となった
- ^ 願いの大半は「小ジワを取って」「お尻を数センチ上げて」「まつ毛を少し伸ばして」など自身のスタイルを維持するための願いである
- ^ この事について悟飯曰く「サイヤ人は幼い期間が長くある時期から急激に成長する」と説明している。それを知らずしばらく会っていなかったピッコロは成長ぶりに驚いていた。
- ^ セルマックスとの交戦中に行ったフュージョンが失敗した原因は最後のポーズで悟天の指がわずかに下にずれていたため失敗
- ^ パンが流れ弾を喰らいそうになった時に「パン、飛ぶんだ!!」と叫び舞空術を習得するきっかけを作ったり、18号が危機に陥った際には気円斬で助ける他に、ピッコロがセルマックスの大きさに対抗する為に第23回天下一武道会にて悟空と対決していた際に巨大化していた事を思い出させたり、太陽拳で足止めをするなど
- ^ ウイスには「ビルス様の好みって、案外ベタだったんですね」と言われていた事から、長年の付き合いであるウイスもビルスの女性の好みは知らなかったようである。
- ^ 悟飯たちがセルマックスを撃退した後に杖にブルマからの通信が入っている事にようやく気付き、「もしかして美味しい料理でしょうか?」と尋ねるも、「そうだけど料理が冷めちゃったからまた今度」と通信を切られ、「何だったのでしょう?」と疑問に思う所で今回の物語は幕を閉じた。
- ^ このシーンは『公開後PV』でも使われており、「泣くほどの興奮を劇場で!」という煽り文句と共に最後に流れた。
- ^ 映画本編で描写があったのは2号。
- ^ 悟飯に特性について説明し、エネルギー残量が82%という事を伝えた際には「マジか」と少し焦るような表情をしていた為劣勢ではあったがある程度は戦えている様子だった。ただ、エネルギーが切れるまで全力が出せる性質を持っているためアルティメット状態の悟飯にも「疲れ知らずか」と驚かれていた。
- ^ 「BOOOM!」や「DOKAAAM!!」といういわゆる漫画文字
- ^ 実際のハチを改造して作ったと語られている。
- ^ あくまでもカーマインがマゼンタにヘドの情報を報告した時からであり、正確な刑期は明言されていない。
- ^ それに加え、祖父のゲロが製作した人造人間とは違い、ガンマ達を悪事(軍の世界征服、孫悟空抹殺など)を行う為に作っていないなどの差異点もある。その為、ガンマ達は本編で判明している中で唯一悪事以外を目的として作られた人造人間となる。
- ^ プレゼンテーションの時には、レッドリボン軍のマークと共に陽気な音楽と「カーマイン・プレゼンツ」と本人の声が入ったオープニングが流れる。マゼンタに「お前が作ったのか」と尋ねられた際には得意げに笑い「はい」と答えていた。
- ^ ピッコロの言い訳を79番が伝えたため。
- ^ 仙豆を取りに行く、神龍により潜在能力を解放してもらうなど。
- ^ 体の大部分が赤色になっていたり、セルと違い人造人間や生体エキスなどの吸収を想定していないのか、尻尾が管状では無く鉄球状の球体が取り付けてあるなど多少の違いはある。また、戦士達の細胞が使用されているかは不明。だが、かめはめ波のような技を使用しなかったりピッコロの再生能力は有していない様子であった。
- ^ これはヘドが万が一の事態が発生した時に対処出来るように弱点を備えた。
- ^ 最終形態そのままの姿ではなくサイボーグ化したメカフリーザが登場。
- ^ 実は彼の実力の秘密は、悟空やベジータとそれほど変わらないことが判明した。にもかかわらず彼らを圧倒できたのは、普段はリラックスさせ、攻撃の瞬間だけ爆発的に戦闘力を高めて相手を倒す。その動きに一切無駄や隙がなく、スーパーサイヤ人のように体力の消耗も殆どないため、的確かつ効率よく体力の節約や戦闘などを無意識に行うことが可能であり、ウイス曰く「その領域こそ身勝手の極意のきっかけ」と話している
- ^ 本作では「GEVO」と表記。また、『ドラゴンボールZ カカロット』ゲーム内辞典「Z大全集」では人造人間16号のコードネームが「ゴールド」だったことも判明している。
- ^ 『ドラゴンボール ファイターズ』では「人造人間16号のモデルになった人物の母親」とだけ言及。本作で妻の名前が「VOMI」であると判明するも、正式な読み方は言及されていない。
- ^ 集英社、東映、東映アニメーション、フジテレビジョン、バンダイナムコエンターテインメント、バンダイ、BANDAI SPIRITS
- ^ 6月24日18時から6月26日23時59分まで。
- ^ 全2種でオレンジピッコロ/セルマックス・ガンマ2号が描かれた。
- ^ 公式媒体でオレンジピッコロとセルマックスが展開されるのは映画本編・小説2種を除き初の事となった。
- ^ 全5種類。
- ^ 全5種類。
- ^ 状態は孫悟飯ビースト。孫悟飯ビーストがカード化されるのは同ゲームの『ウルトラゴッドミッション』第3弾に収録されている『シークレットアルティメットレア(SEC)』の「孫悟飯:SH」に引き続き2回目。
- ^ 出演したのはピッコロ役の古川登志夫、ガンマ1号役の神谷浩史、マゼンタ役のボルケーノ太田、カーマイン役の竹内良太、孫悟飯役の野沢雅子、ガンマ2号役の宮野真守、Dr.ヘド役の入野自由。野沢、宮野、入野の3名はVTR出演。
出典[編集]
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- ^ a b ドラゴンボール超 スーパーヒーロー キャラクター.ホームページ内のパンの画像を押下すると出てくる文章を参照。2022年3月6日閲覧。
- ^ 「其之五百十九 バイバイ ドラゴンワールド」『ドラゴンボール 第42巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1995年8月4日、231頁。ISBN 4-08-851090-9。
- ^ “映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』新情報を大公開!!”. ドラゴンボールオフィシャルサイト (2021年10月8日). 2021年10月8日閲覧。
- ^ “漫画『ドラゴンボール超』新章「スーパーヒーロー編」開幕記念! 前章「生残者グラノラ編」を丸ごと振り返る!!”. ドラゴンボールオフィシャルサイト (2022年12月21日). 2023年1月9日閲覧。
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