ゲッターロボ

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ゲッターロボ』は、永井豪石川賢原作のマンガ、及び、アニメーションである。1974年(昭和49年)4月4日から1975年(昭和50年)5月8日までフジテレビで毎週木曜日19時00分 - 19時30分に全51話が放送された、東映動画(現・東映アニメーション)製作のロボットアニメ、および、同作に主役として登場する架空のロボット名である。ゲッターロボは本作以後もTVアニメOVAなどで多数制作されており、漫画でも数多くのシリーズが存在していて、本作のロボット自体は他の作品にも登場している。本項目では、ゲッターロボ作品の他のシリーズや、そちらにおける本作のゲッターロボの活動などについても述べる。

概要[編集]

巨大ロボット作品中、「合体・変形ロボット」作品の元祖と位置づけられるもの。3人の操縦者によって、「ゲットマシン」と呼ばれる3機の飛行機様の乗り物が合体し、「空中用」、「地上・地中用」、「海中用」の3種のロボットに変化するコンセプトは、その後の続編などにも引き継がれている。

マジンガーZ』という「ロボット」ヒーロー、『仮面ライダー』という「変身」ヒーローを大成功させた東映のプロデューサーが、「ロボット」+「変身」という新たなコンセプトのヒーローを生み出そうと永井豪率いるダイナミックプロに企画を依頼したのが誕生の発端とされる。このような経緯のため『週刊少年サンデー』(小学館)に掲載された石川賢による漫画連載を「原作」と呼ぶのは正確ではない。また、小学館の学年別学習雑誌にも石川賢他によるアニメ版の漫画化作品が掲載されている。

ストーリー[編集]

アニメ版[編集]

早乙女研究所で開発されていた宇宙開発用のロボット、ゲッターロボ。しかし、太古の昔、人類よりはるか以前に地上を支配していた恐竜人[1]が長き眠りより目覚め、地上を奪回するべくメカザウルスを投入して侵攻を開始した。

ゲッターロボのエネルギー源として研究されていた、人類にとっての未知の宇宙線「ゲッター線」は、実は恐竜人にとって、いわば天敵であり、恐竜人を地底へと追いやった元凶だった。地上侵攻の手始めとしてゲッター線開発を阻止すべく恐竜帝国帝王ゴールは早乙女研究所を襲う。テストパイロットと共に実験機を失いピンチに陥る早乙女研究所だったが、浅間学園に通う正義感溢れる3人の高校生、流竜馬神隼人巴武蔵の協力によって、本物のゲッターロボが恐竜帝国の魔の手に立ち向かうのであった。

漫画版[編集]

太古の昔、地上に降り注いだゲッター線。その未知なるエネルギーは現在、早乙女研究所において新エネルギー源として研究されていた。しかしゲッター線はそれを苦手とする恐竜帝国のハチュウ人類に破壊対象として狙われていた。ゲッター線の研究を守るには恐竜帝国と戦うほか道はない。

早乙女研究所を率いる早乙女博士はハチュウ人類の弱点であるゲッター線をエネルギーとするスーパーロボットを開発した。だが、あまりに過激な性能のためパイロットに凄まじい負荷の掛かる機体であり常人ではこれを操縦できない。早乙女博士は、まず空手の全国大会に殴り込んで大暴れし、たったひとりで大勢の選手たちを倒して去って行った凄腕の空手家・流竜馬を、その次に革命を目指して学校の一部を支配していた学生運動家の神隼人の2名をスカウトし、来たるべき恐竜帝国の侵略に備えた。そして、幾度かの戦いのすえ志願してゲッターロボに乗り込んだ柔道家の巴武蔵を3人目に据えて、果てしない防衛戦を繰り返すのだった。

メディア展開[編集]

1970年代初頭はメディアミックスの定着期であり、この作品もその一角において強い存在感を示している。

本作は1974年4月4日から、作品としてのメイン展開において、TVアニメと週刊少年サンデーでの連載漫画の二本立てとしてスタートした。アニメと漫画はほぼ平行してスタートしているが、ダイナミックプロによる企画であるため、アニメのクレジットでも漫画を原作として位置づけている。

前番組は『ドロロンえん魔くん』であるが、『マジンガーZ』の大成功から「この時間枠もロボットアニメで仕掛ける」というフジテレビの意向が強く出た結果となった。

東映動画が提案した最初のアイディアは、「3人が合体して一つのロボットにならないか?」というものだった。

これにスポンサーのポピー(現・プレックス)の杉浦幸昌が「ジャンボマシンダーがひとつでこんなに売れたんだから、ひとつの番組で3体出せばもっと売れる」という意見より「複数のロボットを登場させてほしい」と注文。

初期の企画書では「チェンジロボット ゲッター3」と仮タイトルがつけられ、3人の中学生、流竜之介犬神隼人巴武蔵が主人公で、サイボーグとなって戦うという設定であった。ゲッターへの変形もサイボーグ化された3人が人間ピラミッドを組み、頂点となるのが誰かで3種類のロボットに変身するというもので、変形ロボのイメージは少なく、変身合体という構想であった。流竜之介(リュー)が頂点となると腹部にアストロビームを装備したゲッター3に、犬神隼人(ハヤト)が頂点となるとマントをブーメランに変形させて戦うスピードファイター・ゲッター2に、巴武蔵(ムサシ)が頂点となると胸からアストロング砲を撃つパワータイプのゲッター1に変身する(機体番号の序列は3-2-1となっており、放送されたものとは逆になっている)。3人が操る地底戦車タイプのマシンはゲットマシンと名付けられていた。この時期のゲッターのデザインは3機ともマントを装備した人間型で、ゲッター2を除いて目に瞳が描かれている。

その後、サイボーグからレーシングマシンへと合体の主体が変わり、最終的には、合体したときタイヤが付いているのでは絵的にみっともないということで、戦闘機が空中で合体するというアイデアに決まった。

石川賢による漫画と、アニメなどでは、主人公の設定や他の登場人物なども一部異なっている。本作品に限ったことではないが、TVアニメでは、対象年齢が下げられているため、キャラクターの設定や言動も漫画とアニメではかなり異なる。

放送当時の劇場版アニメでは『グレートマジンガー』などと共演しているが、特別編的な要素が強く、近年の各OVA作品ともどもパラレルワールドとして捉えられている。

『ゲッターロボ』は先行するダイナミック企画作品『デビルマン』の対異生物戦争、『マジンガーZ』の対異文明戦争の両方をミックスした「恐竜帝国」との戦いというモチーフ。続編の『ゲッターロボG』は「百鬼帝国」という神話伝説の「鬼」をモチーフとしているが、そこに科学的設定を加え、一種の脳改造のシンボルとして角が生えていることとなっているため、原作・アニメとも異生物のイメージは影を潜めている。

漫画版『ゲッターロボG』終盤部においては、さらに「アトランティス帝国」が登場し、「百鬼帝国」と三つ巴の争いとなる。この時に登場した、アトランティス製の巨大ロボット「ウザーラ」は、後のOVAに登場する、「真ゲッタードラゴン(最終形態)」のデザインの基礎になっている。

ゲッターロボ號』は企画の初期段階では、プロフェッサー・ランドウが率いるメタルビースト軍団が敵である。「ゲッター線」の設定は登場せず、後年原作者によってゲッター線ではないエネルギーで動いている設定だったことが明言されている[2]

アニメ終了後も続いた原作漫画ではそこを逆手に取り、メタルビースト軍団を乗っ取った恐竜帝国(第一作の敵の再来)に対抗する手段としてゲッター線で動く「本当のゲッターロボ」真ゲッターロボを登場させた。これが後に繋がる「ゲッターロボサーガ」の幕開けとなる。

マンガ作品[編集]

年代は連載開始の年であり、ストーリー上の時系列順に並んでいる。

以上4作品は1999年から2000年にかけて『ゲッターロボサーガ』として加筆修正を加えてまとめられた。

1974年から1975年にかけて「小学一年生」や「小学四年生」など学年誌に掲載された石川賢作画の漫画は『サーガ』には編入されず、再版もラピュータよりゲッターロボ・ゲッターロボG-GETTER ROBOT JUVENILE-として別扱いで行われている。

ゲッターロボ アーク
2001年連載開始。2003年掲載誌休刊で連載が終了。単行本全3巻。
『號』よりさらに後の物語であり、「双葉社文庫名作シリーズ」において、正式にゲッターロボサーガに加わった。これによって、文庫版で再編されたサーガは全9巻が存在している。『アーク』や『真ゲッターロボ』には、未来の宇宙でゲッターエンペラーという謎の存在も登場する。
スーパーロボット烈伝
マーミットが発売したフィギュア「小合金」に分割同梱されたコミック。後に1冊に纏められ単行本化されている。マジンガーZ、グレートマジンガー、鋼鉄ジーグ、ゲッターロボ、ゲッターロボGの共演が描かれる。

石川賢以外による作品[編集]

  • ゲッターロボ
小学二年生 1974年5月号 - 1975年5月号 斎藤栄一
小学三年生 1974年5月号 - 1975年5月号 桜多吾作
テレビランド 1974年4月号 - 1975年4月号 蛭田充
別冊テレビランド 1975年3月号 - 1975年4月号 蛭田充
  • ゲッターロボG
小学二年生 1974年7月号 - 1976年4月号 斎藤栄一
小学三年生 1975年6月号 - 1976年3月号 桜多吾作
小学四年生 1975年8月号 - 1976年3月号 安田達矢とダイナミックプロ
テレビランド 1975年5月号 - 1976年4月号 秋本シゲル
  • ゲッターロボ號
別冊コロコロコミックスペシャル 1991年2月号- 6月号 安田達矢
てれびくん 1991年2月号- 6月号 安田達矢

石川の没後、以下の作品が描かれる。また、アンソロジーコミックも多数存在する。石川の没後に出版された『ゲッターロボアンソロジー〜進化の意思〜』(発行:幻冬舎 ISBN 978-4-344-81272-7)では永井豪、清水栄一下口智裕津島直人今石洋之などが参加・寄稿した。

元来は模型製作会社・千値練とのコラボレーション企画で、本作中のダイノゲッター3種は同社より変形ギミックを搭載した『TRANS-FORCE』シリーズ第一弾としてダイノゲッター1(プテラノドン型へ変形)が2014年6月より販売を開始、ダイノゲッター2(ティラノザウルス型へ変形)は同年8月、ダイノゲッター3(プレシオザウルス型へ変形)は同年内に発売予定。恐竜形態と人型ロボット形態という二つの形態に変形するギミックを持つ。ゲッターロボモチーフの巨大ロボットが、恐竜帝国の暴挙に苦しむ人類の反抗の狼煙を上げる。製作者の名前はサオトメである。

TVアニメ作品[編集]

年代は放映開始の年

  • ゲッターロボ(1974年)
    • ボディーカラーが白一色の「プロトタイプ」が登場。後年のアメリカ合衆国などでの放映時のタイトルは、『Space Robot(スペースロボット)』。
  • ゲッターロボG(1975年)
    • 制作上は『ゲッターロボ』から通しナンバーの同一作品だったが、放送終了後は別作品として扱われている。英語タイトルは『Jet Robot(ジェット ロボット)』。
  • ゲッターロボ號1991年
    • 漫画版と違い、『ゲッターロボ』『G』とはストーリー上の接点[4]は明らかではない。スタッフの証言によると、中盤に神隼人を登場させることで世界観を明確に繋げる案があったが、キートン山田のスケジュールの都合で実現しなかった(アフレコの時間が『ちびまる子ちゃん』と同じだったという証言がある)。

劇場アニメ作品[編集]

東映まんがまつりで公開された。

OVA作品[編集]

年代は発売された年。設定、時間などは作品毎に独立している。

  • 真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日1998年
    • ゲッターロボ、ブラックゲッター、ゲッターロボG、真ゲッターロボ、真ゲッタードラゴンが登場する。
  • 真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ2000年
    • ゲッターロボ、ネオゲッターロボ、真ゲッターロボ、神ゲッターロボ(設定画ではヨロイゲッターとなっている)が登場する。
  • 新ゲッターロボ(しんゲッターロボ)(2004年
    • ゲッターロボ、プロトタイプゲッターが登場する。この作品のゲッターロボは全く新しいデザインで、旧デザインのゲッターロボが「プロトタイプゲッター」の名前で登場する。

ドラマCD作品[編集]

  • スーパーロボットミュージアム ゲッターロボ対ゲッターロボG
    • 同名の漫画エピソード(『真ゲッターロボ』第1話)のドラマCD版。一部原作漫画から変更があり、アニメ版と漫画版の複合設定となっている。また、ゲッターチームのキャストはTV版に準じている。

小説作品[編集]

2001年電撃文庫から発売、たかしげ宙著。漫画版を基にしているが、時代設定が21世紀初頭になったため、ハヤトのプロフィールが大幅に変更されている。第1巻が発売されたのみで未完のままになっている。カバーイラストと挿絵は石川賢による描き下ろし、ゲストイラストを村枝賢一が寄稿している。

英語版タイトル[編集]

TVアニメの設定中では、初代「ゲッターロボ」は「戦闘用ロボット」ではなく、「宇宙開発用として研究、製造されたロボット」であることから、当初の海外放映時タイトルは『Space Robot(スペースロボット)』となっている。近年は『Getter Robot』という名称を用いられることが多い。

また1990年代半ばには漫画版『ゲッターロボ號』の初期エピソードが北米ビズメディア社から『VENGER ROBO』のタイトルで英訳出版されている。

結末[編集]

ゲッターロボは、現在で言うところのメディアミックス作品に該当する多チャンネル展開がなされた作品であり、テレビアニメと少年誌の他に小学館発行の子供向け学年誌でも連載が行われていた。そのいずれにおいても、物語の最終盤に「ゲッターロボの最期」と共に主要登場人物である武蔵が壮絶な戦死を遂げるショッキングなエピソードが共通して描かれ、続編『ゲッターロボG』へと繋がってゆくが、そこに至るまでのストーリー展開は複数存在する。

漫画[編集]

少年サンデー版
メカザウルス「モバ」との戦闘により行方不明となり、謎の第三勢力・百鬼帝国に捕らえられていた竜馬は、救出されたものの記憶喪失状態でゲッターの操縦能力を失っていた。そこに恐竜大隊が襲撃してくる。折しも極秘裏に建造中であった新型ゲッターロボの存在を知った武蔵は、その完成までの時間を稼ぐべく単身でゲッターロボで出撃するものの、恐竜大隊の圧倒的な物量の前にボロボロに損傷し、最後にはゲッター1の腹部からゲッターエネルギータンクを引きずり出して自爆し、自身諸共に恐竜帝国空軍を壊滅させる。その光景を目にした竜馬は記憶を取り戻す。
その後、ゲッターロボは失われていると油断したゴールは一刻も速く早乙女研究所を壊滅させるべく残存のメカザウルスを全て率いて自ら最前線に向かうが、早乙女研究所と完成した新型ゲッターロボにより仕掛けられていた復讐の罠にはまり、随伴させていたメカザウルスを壊滅させられる。辛くも脱出したゴールは脱出艇でメカザウルス海軍のもとへ逃げ帰ったが、その海軍は百鬼帝国の百鬼獣によって壊滅させられていた。恐竜帝国の本体も百鬼獣の攻撃によりダメージを受けており、せめて全滅だけは避けようとしたバット将軍の苦渋の決断でゴールを見捨てて既にマグマに潜っていた。元々恐竜にルーツを持つ爬虫人類には、冬眠の時期も迫っていたのである。
死を覚悟したゴールは脱出艇で新型ゲッターロボと刺し違えようとするが、そこに百鬼獣の横槍が入って命を絶たれる。
学年誌版1
恐竜帝国との決戦で傷を負ったゲッター1は、特にベアー号の損傷が激しく武蔵も重傷を負う。死を覚悟した武蔵はベアー号を分離させ、メカザウルスの群れへ捨て身の攻撃を行ない戦死する。その後に完成した新ゲッターロボがゴールを倒す。
学年誌版2
メカザウルス「モズ」の攻撃によりゲッター1は左足を損傷し武蔵も重傷を負う。死を覚悟した武蔵は研究所の最上部から「モズ」の口にゲッター3で突撃し、怪力を活かしてその口をこじ開けてゲッターミサイルを叩き込み、モズとともに四散する。

アニメ[編集]

テレビアニメ 第51話『恐竜帝国のほろびる日』
巨大なメカザウルス「無敵戦艦ダイ」に従来の方法では全く刃が立たず窮地に陥ったゲッターチームと早乙女博士は、「ダイ」に対する攻略として、ゲットマシンを用いて三段式ゲッターロケット弾を空中で組立て、「ダイ」の猛烈な対空弾幕の僅かな間隙である戦略爆撃機隊の着艦進路を利用して体内に撃ち込む作戦を立案し、実行した。しかし、作戦は武蔵の不手際で失敗し、ゲットマシンは撃墜された上に竜馬と隼人が重傷を負ってしまう。
この事態に、早乙女博士やミチルは高性能ミサイルを積み込んだコマンドマシンで再度攻撃を仕掛けようとするが、ゲットマシンの喪失や竜馬と隼人の負傷の責任を感じていた武蔵はこれを押し留め、自身がコマンドマシンに乗り込んで恐竜帝国に攻撃を仕掛ける。無線通信の会話で、攻撃を成功させて無事に帰還することを約束する武蔵。しかし、コマンドマシンはメカザウルス「ザロ」の迎撃を受けて炎上、操縦不能に陥ってしまい、ミサイルも切り離せなくなる。さらに、そのまま偶然に「ダイ」の戦略爆撃機隊の着艦進路のコースに入り込み、ミサイル諸共にその口から体内に入り込み、内部の大型メカに突入してしまう。
それをきっかけに「ダイ」の内部で爆発が起きると、そのまま制御不能に陥って暴走を開始。ようやく地上に拠点を築き勝利の美酒に酔っていた恐竜帝国をその巨体で無差別に破壊し尽くし、帝王ゴールも大魔神ユラーも滅ぼした挙句に大爆発を起こす。
しかし、生還の誓いも空しく武蔵とコマンドマシンは未帰還となり、その壮烈な最期にゲッターチームや早乙女親子たちは悲嘆にくれる。
映画『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』
公開は『ゲッターロボ』テレビシリーズの最終回放映から2か月あまりが経過した7月。30分のアニメ映画作品で、後半『ゲッターロボG』に登場する新型ゲッターロボが登場するため、物語上は序盤のエピソードである。
謎の宇宙船に早乙女研究所が襲われて出撃、武蔵は分離状態のベアー号で戦闘中、空魔獣「グランゲン」が放った光線の直撃を受けてしまい、「グランゲン」を回避できずに空中衝突、ベアー号は「グランゲン」諸共に大爆発し、武蔵は死亡する。
早乙女研究所及び残りのゲットマシンも大破、早乙女博士は極秘に開発していた新型ゲッターロボと予備要員の車弁慶の投入を決意する。
OVA『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』
ゲッターロボ原作最終盤の武蔵の死という物語上重要なイベントが、本作では物語冒頭で事実上のプロローグとして描かれており、「最終回」の範疇には含まれないが、この武蔵の最期は漫画版『ゲッターロボ』の最終回をモチーフとしておりOVAのストーリー展開に大きく影響するため、併記する。
大都市ニューヨークに出現しこれを壊滅寸前に追い込んだ帝王ゴール率いる恐竜帝国、そして無数のメカザウルス。対する早乙女研究所において建造中の新型ゲッターロボ「真ゲッターロボ」は完成直前であったが最後の起動に手間取っており、従来のゲッターロボが立ち向かう。しかし、これはゲッターチームの3人が揃って駆っていたものではなく、武蔵がゲッターロボを単独操縦してニューヨークへ出撃していたものであった。竜馬は恐竜帝国に捕らえられた[5]際に重傷を負って全身包帯だらけの上記憶を失っているという有様で、本来なら出撃など到底無理な状態であった。早乙女博士と隼人は真ゲッターロボの起動を待って出撃することを決め、とりあえず竜馬を真イーグルに乗せた上で真ゲッターロボの起動を試みたが、やはり起動しない。
一方、ニューヨークへ単身出撃し孤軍奮闘するものの、圧倒的な敵戦力の前に傷ついていくゲッターロボ。メカザウルスに取り囲まれ、覚悟を決めた武蔵はゲッター炉心を暴走させて自爆し、ニューヨークの街、そして自らの命を引き替えに周囲のメカザウルスを壊滅させ、帝王ゴールにも深傷を負わせて恐竜帝国を撤退させることに成功する。この時、何らかの作用が起き竜馬の記憶は回復したものの、真ゲッターロボはゲッター線を放出して早乙女研究所周辺のメカザウルスを消し飛ばしただけで、遂に起動しなかった。
恐竜帝国には大打撃を与えたものの、ニューヨークを跡形も無く消滅させる程の威力のゲッターロボの自爆に対して人類はより大きく動揺し、これに恐怖した国際社会の圧力に屈した日本政府の命令でゲッター線の研究開発は凍結され、真ゲッターロボも封印、早乙女博士は研究所内に軟禁されることになった。
また、武蔵の死にショックを受けた竜馬は早乙女研究所を去り、一人武術修行の旅に出る。後に隼人も研究所を離れネーサーに入り、プラズマエネルギーを動力源として動く、すなわちゲッター線を使用せずにゲッターロボと同様の運用が可能なロボット「ネオゲッターロボ」の開発に注力することになる。

このように、東映動画が制作した初期アニメ版の武蔵だけは、武蔵自身も想定しない形で死亡し、限りなく『事故死』に近い死に様でその最期が描かれているのに対し、漫画版や後発作品では武蔵が自身の命も諸共なのは覚悟の上という方法で敵を倒す、特攻・自爆による『戦死』の形で描写されているものが多い。

登場人物[編集]

ゲッターチームと早乙女一家[編集]

流 竜馬(ながれ りょうま)
声 - 神谷明
アニメ版
17歳。愛称はリョウ。浅間学園に通う高校生。サッカー部のキャプテン。サッカー部のコーチであった早乙女達人が恐竜帝国との戦いで戦死したため、その敵討ちを誓い、イーグル号とゲッター1のパイロットの座を達人から引き継ぐ。性格は真面目で責任感の強い熱い優等生タイプ。ゲッターチームのリーダーを務める。九州の剣術道場の息子で、剣術の心得もある。学校の寮では隼人、武蔵とはルームメート。当初は軽症ながら高所恐怖症であり空戦メインのゲッター1の搭乗者として不適正とされた時もあったが本人の努力で克服した(3話)。妹を交通事故で亡くしている。父母は健在だが60代でかなりの遅子。唯一正規のパイロットスーツを着用している。愛車は黄色いサイドカーで隣には主に武蔵を乗せる。出身地は九州であるが中学時代から親元を離れている描写もあった。
漫画版
幼少の頃から父・流一岩による過酷な特訓を受けながら育った空手の達人。初登場回では父を締め出した空手界に復讐するため空手の全国大会へ乱入し、一岩の空手を「危険すぎる」として破門した師範以下その場にいた全員をひとりで倒し大会をぶち壊しにして去って行った。その姿が早乙女博士の目にとまり、試験としてけしかけられた殺し屋たちを返り討ちにした直後にゲッターロボのパイロットとして半ば拉致同然の状態でスカウトされた。そのため最初は激しく反発していたが、恐竜帝国の非道と早乙女博士の覚悟を見て戦うことを決意する。
言動は粗暴だが、恐竜帝国の基地内で人体実験に使われていた人々を見つけた際は戦いに巻き込むことを拒み、細菌兵器の犠牲になった少年の死に怒りを燃やし、アトランティス人を勘違いで攻撃したと思いこんだ際には真摯なまでの謝罪の言葉をかけ、自らの空手道場の門下生の少年が麻薬の犠牲になった際には麻薬を流通させた暴力団に報復を行なうなど、情に篤く常に自らの正義を貫こうとする熱血漢。
神 隼人(じん はやと)
声 - 山田俊司(現・キートン山田、2話からのナレーションも兼任[6]
アニメ版
17歳。ジャガー号とゲッター2のパイロット。浅間学園の生徒。スポーツ万能で、サッカー部主将の竜馬、柔道部主将の武蔵からも入部を勧誘されていた。ニヒルで孤高の一匹狼的性格。気障な皮肉屋であり、決して素直に感情を示さない。そのため他人から誤解を受けやすい。早乙女ミチルに亡き母の面影を見つけ、ひそかに慕っている。ゲッターチームに参加するきっかけも、ミチルが危機に陥っていたためである。趣味はハーモニカを吹くことで、母の形見の十字架を肌身離さず持っている。当初はかなりの自信家で実際に竜馬の能力を上回る描写も度々視られた。33話でリョウとぶつかり合った。しかし、やがて博愛主義の竜馬に心を動かされサブリーダーとしてサポートしていくことになる。続編のゲッターロボGで百鬼帝国との決戦の際、ついにミチルに告白する。家族は父と姉。劇中、姉は何度も敵の手に落ち、父親との確執も幾度か描かれた。戦闘服は自前のライダースーツとヘルメット。愛車はチョッパーハンドルに背もたれが付いたバイク。意外な趣味は登山であり、山のことになると少々うるさい。
漫画版
自らの知略と統率力を以って校舎の一角を占領した学生運動のリーダー。初登場回においては命令を破り逃げ出そうとする部下に対して顔の皮を剥ぐ・目を潰す・耳と鼻を素手で引きちぎるなどの私刑を自らの手で平然と行うなど狂気をはらんだ描写が見られる。スポーツ歴は器械体操であり野獣のように身が軽く戦闘力も竜馬に引けを取らない。ゲッターロボの乗組員にスカウトするため学校へ乗り込んで来た竜馬と戦いになりかけるが恐竜帝国の襲撃に巻き込まれ、そのまま強制的にジャガー号に乗せられる。その時は状況が飲み込めずパニックに陥っていたが短時間で冷静さを取り戻し、正式にパイロットに任命され恐竜帝国と、やがては百鬼帝国との戦いへと身を投じていくこととなる。必要とあらば自分を含め犠牲を出すことをいとわず、恐竜帝国によって人体実験に使われた人々を巻き込んででも敵を倒そうとしたり、自分の体が乗っ取られそうになったときは自分の舌を噛み切ろうとした。一方で完全に情を捨てている訳ではなく、後に学生運動時代の部下達が百鬼帝国に利用され、犠牲になったことについてはその原因を作ってしまったことに苦悩する姿を見せている。以後の作品では指揮官として登場し、狂言回し的な役回りを担うことが多かった。情に篤い竜馬とは正反対の性格であり、後に見識の違いから決別することになるがその友情が揺らぐことはなかった。『ゲッターロボサーガ』では武蔵を始めとする新旧ゲッターチームの死を見届けることとなり、竜馬の配慮で真ゲッターから下ろされた時は「また俺を生き残らせるのか」と悲痛な叫びを上げた。
巴 武蔵(ともえ むさし)
声 - 西尾徳
アニメ版
17歳。ゲッター3及びベアー号のパイロット。友人である流竜馬と同じく浅間学園に通い、柔道部の主将を務める。第1話では虫類が苦手という弱点もあったが、第2話で隼人の荒療治と努力によって克服。能力、性格は共に対照的な隼人からは前半ではかなり批判されていたが、後に信頼も得るようになる。ミチルへの愛情は誰よりも強い。得意の柔道技である「大雪山おろし」を使うなど、ゲッター3のパイロットとして成長したが、最終回での自分のミスでゲットマシンを喪失させてしまった責任から単身コマンドマシンに乗り、生きて帰ることを望みながらも無敵戦艦ダイの口内に突入して相討ちになるという壮絶な最期を遂げる。戦闘服は工事現場用のヘルメットと剣道の赤胴を着用し、ゴーグルは水泳用のものを使用。なお、背中の日本刀は本物であり、敵キャプテンとの決闘の時に竜馬に貸し与えたこともあった。家族は母のみ登場した。当初はコメディリリーフ(お笑い担当)であったが、大枯文次の登場で、その役割は次第に文次へとバトンタッチされる。自転車にも乗れないため、オートバイは所持せず竜馬のサイドカーに便乗することが多い。出身は北海道。なお「大雪山おろし」の由来は大雪山にこもって修行し編み出した技というところからである(漫画版も共通)。
劇場版である『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』ではオープンゲットで離脱中に空魔獣クランゲンと相討ちの形で戦死している。
漫画版
戦いに巻き込まれて竜馬とともに搭乗したことがきっかけでゲッターロボに惚れ込み、のちに新たなパイロットとして自分を売り込んできた柔道家。しかし知能指数や運動神経、持久力は人並みだったことから断られるも、無理やり乗り込んで出撃した初陣において竜馬と隼人が気絶してしまうほどの状況でも1人ぴんぴんしていた体力を買われて正式なパイロットになった。
恐竜帝国による早乙女研究所への大規模な侵攻が迫る中、竜馬が負傷と記憶喪失のためゲットマシンに搭乗できない状況下で完成間近の新型ゲッターロボの存在を早乙女博士から内密に知らされ、その完成と反攻作戦成功を図るべく単身で出撃。自らはイーグル号に搭乗しジャガー号とベアー号を自動操縦で合体させ本来の能力を発揮できないはずのゲッター1でメカザウルスの軍勢と激闘を繰り広げて大破寸前となり、最期はゲッターの腹部からエネルギータンクを自ら抉り出しメカザウルスの軍勢を道連れに自爆した。なお、この時ゴールはゲッターロボ打倒に執着するあまり部下の訴えを無視して戦力の大半を投入していたため恐竜帝国もまた壊滅的な打撃を被ることとなった。
竜馬と隼人に比べるとアニメ版との差が少ないキャラ設定となっている。アニメ版と違い特に虫類は苦手ではないが性格はほぼ同様で、元気に優しく接したりミチルに惚れる一面はアニメ版と共通している。スポーツ歴(柔道)も同じで漫画版では登場間もなく「大雪山おろし」を生身で披露するシーンがあるが、武蔵の操縦によるゲッター3の「大雪山おろし」は後年加筆されるまで描かれなかった[7]
早乙女博士(さおとめはかせ)
声 - 富田耕生
アニメ版
ゲッター線研究の権威である科学者。ゲッター線の平和利用のために宇宙開発を目的としたゲッターロボを開発するが、恐竜帝国の進撃で長男の達人が死亡し、竜馬達新生ゲッターチームとともに恐竜帝国、そして『ゲッターロボG』では百鬼帝国と戦うことになる。服装は常に「白衣に下駄履き」。普段は優しく気さくな性格だが当初チームワークが悪かったゲッターチームを叱責することも度々あった。漫画版同様、2回ほど(2話と最終回の51話)欠員が出来た場合ゲットマシンに乗り込もうとしたが、2回とも武蔵の奮起で出撃には至らなかった。
『ゲッターロボG』第1話でもポセイドン号に乗り込もうとしたが、車弁慶が乗り込んだため出撃に至らなかった。なお『ゲッターロボG』第19話ではレディコマンドを操縦してゲッタードラゴンを援護している。
漫画版
ゲッターロボのパイロットにふさわしいか確認するため竜馬に殺し屋を差し向けて戦わせ、実子・達人が恐竜帝国の先兵に襲われて助からないと知るや敵もろとも竜馬の目の前で自らの手で焼き殺して恐竜帝国の脅威を訴え、さらに自分と竜馬だけでも助かればいいと発言してミチルに非難されるなど目的のためには手段を選ばないマッドサイエンティストな一面が強調されている。もっとも心中では「ゲッターさえ完璧に動けば……」と呟いており、ただ非情なだけの人物という訳でもない。容姿は頭髪や髭が完全に白髪になっておりアニメ版より高齢の印象を与える。早乙女研究所関係者には厳しいが民間人に対しては保護も考える。3機揃ってのゲットマシン初陣には、まだパイロットが決まっていないベアー号を操縦しゲッター3でも戦った。
『ゲッターロボG』の時期はマッドサイエンティストとしての一面はなりを潜め、コミカルな描写もなされるようになっていたが、『真ゲッターロボ』で弁慶の行方不明をきっかけとして豹変する。
早乙女 ミチル(さおとめ ミチル)
声 - 吉田理保子
アニメ版
17歳。ゲッターチームの1人で、早乙女博士の娘。作中ではコマンドマシンを操縦してゲッターロボの支援にまわっている。浅間学園のマドンナ的存在で、巴武蔵や大枯紋次に好かれていたが、最終的には隼人といい関係になっていた。
『ゲッターロボG』の終盤では、行方不明になった隼人の代わりにゲッターライガーに搭乗した。
漫画版
特に戦闘には参加していない。やむをえず兄(達人)を殺した父(早乙女博士)を「残酷な人」と呼んだ。隼人と恋愛関係になることはなかったが、共に行動することは多かった。
早乙女 元気(さおとめ げんき)
声 - 菊池紘子
早乙女博士の二男で小学生。当初チームワークが悪かったゲッターチームに意見するなど、しっかりした面も持っている。武蔵とは特に仲が良い。愛称は「元気ちゃん」。漫画版にも登場はしていたが特に目立った活躍はない。
早乙女 和子(さおとめ かずこ)
声 - 菊池紘子(第20話のみ千々松幸子
アニメ版にのみ登場の早乙女博士の妻。親元から離れているゲッターチームの母親的存在で自宅で食事を御馳走することもある。戦時中の空襲で父母を亡くしトラウマとなっている。
早乙女 達人(さおとめ たつひと)
声 - 野田圭一(1話のみナレーションも兼任)
アニメ版
早乙女博士の長男。浅間学園のサッカー部コーチでゲッターロボの正規パイロットであったが、メカザウルス・サキの攻撃により、練習機のゲットマシンに搭乗中に他の正規パイロット共々殺されてしまった。
漫画版
早乙女博士の長男。竜馬がゲッターロボへ搭乗するにあたりトレーナーとなるはずであったが、その前に恐竜帝国による早乙女研究所への奇襲の際に脳と体を支配されてしまい、反撃をためらう竜馬の目の前で父親の早乙女博士によって火炎放射器で殺されてしまった。

ゲッターチームの関係者[編集]

ジョーホー
声 - 富田耕生
武蔵の後輩で浅間学園の柔道部員。毬栗頭で丸眼鏡。不登校気味で自宅で奇妙な発明をしている。竜馬や隼人に後れを取る武蔵に献身的に尽くす。後に文次に弟子入りする。
大枯 文次(おおがらし もんじ)
声 - 矢田耕司
「浅間山の発明狂」を自称する発明家。外見は体育会系だが、学者・技術者としての実力は一流。ゲットマシンの出撃コース上に自宅兼研究所があるため、出動の度に騒音に悩まされて早乙女研究所に抗議に乗り込んできた。そこでミチルに一目惚れして以後「ミチル姫」と付きまとうようになり、ゲッターチーム、特に武蔵と諍いが絶えなくなる。後にゲッターナバロン砲の砲撃手となる。登場後は主に武蔵に代わってギャグメーカーを務める事になる。
『ゲッターロボG』での企画段階では戦死した巴武蔵に代わってゲッターチームに昇格する予定であったが、竜馬の戦死が回避されたこともあり、結局は実現しなかった。
ドラマCD『スーパーロボットミュージアム ゲッターロボ対ゲッターロボG』では、早乙女博士をゲッター線研究に集中させたいというミチルの頼みで、早乙女研究所の副所長に就任していた。また、この際に早乙女博士からゲッター線学を学び、「早乙女博士の一番弟子」を自称していた。だが、研究所の防衛を防衛軍に任せ、防空システムとセキュリティシステムを取り外してしまい、地竜一族によるゲッターG強奪を許す。その責任を取ろうと、研究所を襲撃しに来たゲッタードラゴンにジープで特攻しようとするも、寸前で竜馬達の乗った旧ゲッターが到着し未遂で終わる一幕もあった。
浅太郎(あさたろう)
声 - 緒方賢一
文次が発明した万能ロボット。文次を「先生」と呼び、もっぱら助手・補佐役として行動する。間の抜けた外見からは想像もできないほど高度な人工知能を有しており、その機転で(メカザウルスの翼を噛みちぎって)ゲッターロボを窮地から救ったこともある。ただし一言多かったり、肝心なところでドジを踏んだりするので、文次に怒られることもしばしば。便器から歯磨き、洗顔までの機能があり、頭のプロペラで飛行も可能。
神 大造(じん だいぞう)
声 - 矢田耕司
神隼人の父で、神重工業株式会社の社長。隼人が中学生の時に妻(明日香と隼人の母親)が病死しているが、その時にも仕事一辺倒だったこともあり、隼人は常に彼に反発し冷徹な態度をとっていた。しかし『ゲッターロボG』では建設中だった神重工業ゲッター線研究所を犠牲にしてまで息子の隼人を助けた。
神 明日香(じん あすか)
声 - 菊池紘子
神隼人の姉。隼人が父に対して冷徹な態度をとっていたのに対し、姉の明日香とは仲がよい。第16話では恐竜帝国の手により、催眠術で操られてゲッター計画の設計図を奪うことになる。
『ゲッターロボG』第6話では婚約者の坂崎と共に新早乙女研究所を訪れるが、百鬼帝国の手により坂崎を失うことになり、第29話でパリに留学していたが、帰国時に百鬼帝国の攻撃で重傷を負うなど不幸が多い。
流 竜作(じん りゅうさく)
声 - 神弘無 / 八奈見乗児(ゲッターロボG)
アニメ版での竜馬の父親。剣術道場を継がせるために、竜馬を連れて帰ろうとした。隼人と武蔵が2人がかりでも勝てないほどの達人。性格は竜馬を上回る頑固。
『ゲッターロボG』では現役で剣道大会に参加している。『ゲッターロボG』劇中のテレビ紹介では65歳となっていた。
流 一岩(ながれ いちがん)
漫画版での竜馬の父親。既に故人であり竜馬に抱かれて遺影として登場。日本全土の武道家に恐れられた道場破り。道場破りに身をやつしたのは、その強さを疎まれて悪評を立てられ道場が持てなかったため。竜馬には幼少の頃から、犬と戦わせるなどの常軌を逸した修行を課していた。
巴 タケ(ともえ タケ)
声 - 菊池紘子
巴武蔵の母。武蔵が「ガールフレンドが出来た」と集合写真をミチルとのツーショットのように細工し母に手紙を送ったため、誤解し研究所にやって来た。それが嘘だとばれると武蔵に激怒した。なお、武蔵は戦闘中など恐怖感に蝕まれると「お母ちゃ〜ん」と彼女を思い出す。
敷島博士(しきしまはかせ)
漫画版のみに登場する、早乙女研究所の兵器開発部門の主任。元日本軍の兵器開発者。マッドサイエンティストであり、その狂気は自分の作った兵器で殺された相手の死体をじっくりと観察するほど。最大の目的は自分の作った兵器で自分自身が殺されること。
ドラマCD『スーパーロボットミュージアム ゲッターロボ対ゲッターロボG』では、百鬼帝国崩壊後は浅間山のゲッター博物館の館長に就任していたが、再び戦いが起きた時に備えて闇ルートなどを駆使して、博物館地下に保存されていた初代ゲッターロボを完全修復していた。

恐竜帝国[編集]

帝王ゴール(ていおうゴール)
声 - 神弘無 / 内海賢二スーパーロボット大戦シリーズ
アニメ版
太古の昔、地上を支配した恐竜帝国の現在の帝王。マグマ層に暮らす恐竜人を再び地上に戻らせるために、地上人類に対し戦争を仕掛けようとするが、恐竜人やメカザウルスの弱点であるゲッター線で動作するゲッターロボの打倒が、ゴール自身にとっても至上課題となってゆく。
任務に失敗した者や裏切り者はマグマに突き落として処刑する冷酷な性格であるが、娘である王女ゴーラに対して父親らしい愛情を向ける一面もある。また、原作漫画版の粗暴な性格とは違い、綿密な作戦を立てて指令を発することが多い。しかし、物語中盤からはより上位の存在である大魔神ユラーが登場したことで、帝王とは名ばかりの、さながら中間管理職の悲哀の如き様相を呈する。
最終話にて「無敵戦艦ダイ」を擁してゲッターチームを撃退し、ついに地上に拠点を築き上げるも、武蔵がコマンドマシンで「ダイ」に突入したことにより、制御不能に陥った「ダイ」の暴走に巻き込まれて死亡した。
漫画版
基本はアニメ版と同様で、恐竜帝国の王として爬虫人類を率い、地上を取り戻しまた爬虫人類の弱点であるゲッター線を操るゲッターロボ・早乙女研究所を破壊するべく戦いを挑む。
アニメ版とは異なり、大魔神ユラーが登場しなかったため、最期まで恐竜帝国のトップの地位にあった。また、娘ゴーラも登場しない。
任務に失敗した者はゲッターロボに敗れて亡くなるためマグマに突き落とすような描写は無い。人類を「猿」呼ばわりし性格も粗暴である。竜馬が行方不明になった直後に、百鬼帝国の出現などから最大の脅威であるゲッターロボの撃破を急ぎ過ぎ、恐竜帝国は戦力の大半を武蔵の自爆で失い、その後さらに自身の手で早乙女研究所にとどめを刺そうと、自らメカザウルスで出撃したが、武蔵の一命を賭した行動のおかげで完成した新型ゲッターロボ、ゲッターロボGによって乗っていたメカザウルスを破壊され、脱出艇で帝国に逃げ帰ろうとするも、百鬼帝国の奇襲を受けていた恐竜帝国はすでにマグマ層に撤退を始めており、地上に置き去りにされる。最期は脱出艇でゲッタードラゴンに挑もうとするが、百鬼獣の横槍で死亡する。ブライ大帝からは見下されており、「野望だけは一人前だった」と物笑いの種にされていた。
バット将軍(バットしょうぐん)
声 - 緒方賢一
アニメ版
14話からガレリイ長官と共に登場した恐竜帝国の将軍。キャプテンを統率し、自らもメカザウルスに乗る勇猛な武人。第50話でメカザウルス・ゴダに搭乗してゲッターに挑んだが、敗れてゴダとともに深海に散った。
実は心臓が弱く、第18話で甥のザンキに命を狙われた際、右胸に予備の心臓を移植していたことが判明する。何れは帝王の座に就こうという秘かな野心を抱いていた。
漫画版
帝王ゴールの片腕とも言うべき恐竜帝国の大幹部。一族と爬虫人類の繁栄を重んじ、野心もなく恐竜帝国のために専心する優秀な忠臣。
恐竜大隊による早乙女研究所攻撃の際には、初めから道連れ目当てのゲッターロボの武蔵の捨て身の攻撃を不安視し、装備が完璧でないメカザウルスの撤退を提案した。その後の総攻撃でも、ゴールの独断的な命令を諌めるも聞き入れられず、結局はゴールの出撃中に百鬼帝国の襲撃を受け、恐竜帝国全滅を防ぐためにゴールを見捨てて恐竜帝国をマグマ層に撤退させる無念の決断をした。
アニメ版のような身体の特徴は語られていない。
数十年後の『ゲッターロボアーク』の時代まで生きていたが、かなりの老人となっており、ボケが進行し隠居していた。
ガレリイ長官(ガリレイちょうかん)
声 - 山田俊司
アニメ版
恐竜帝国の科学技術長官。様々なメカザウルスや新兵器を開発した。バット将軍とは作戦失敗の責任の擦り合いでしばしば対立する。
最終話では、勝利の宴の最中に武蔵が搭乗したコマンドマシンの襲来を受け、酒に酔った状態で迎撃の指示を出したのが最期の描写。結果的にはその安直な指令が、「無敵戦艦ダイ」の暴走を招き、恐竜帝国壊滅の直接の原因となった。
漫画版
アニメ版同様に科学技術長官であり、役職は変わっていない。
バット将軍と共に生き残ったが、『ゲッターロボアーク』の時代では、竜馬達初代ゲッターチームと戦っていた時期の幹部がバット将軍のみとされている。
キャプテン
メカザウルスを操縦する、恐竜帝国の上級士官。戦局を冷静に見据える者や野心を抱く者など、印象的なキャラクターが多い。
キャプテン・グラン
声 - 田中亮一
第8話に登場した最初の恐竜帝国のキャプテン。原子力研究所ジャックを命ぜられるも、ゲッターロボを倒すことこそ先決と主張する。超高速メカザウルス・ギロを駆り作戦に向かう途中にゲッターチームと遭遇し、ゲッター2を追い詰めるが、隼人の知略に敗れる。今際の際に「地球侵略のためには、まずゲッターロボを倒すこと」とゴールに進言し、潔く自決する。容姿はギロと瓜二つ。漫画版にも登場したが、やはり相手はゲッター2であった。
キャプテン・ラドラ
声 - 緒方賢一
第9話に登場。「栄光か死、選べるのは二つに一つ」という帝王ゴールの檄を受け、メカザウルス・シグでゲッター1に挑むも敗北、溶岩に落ちそうになったところを竜馬に救われる。 その後再戦を挑み、今度はゲッターロボを追い詰めるが、溶岩に飲まれそうになる街を命を捨ててでも守ろうとする竜馬の姿に心を打たれ、街とゲッターロボを救った。その行為がゴールの怒りを買い、仕掛けられていた爆弾により命を落とすが、「俺は本当の栄光を掴んだ」と誇りながら死んでいった。
キャプテン・バルキ
声 - 緒方賢一
第11話に登場。ゴールも全幅の信頼を置く、狡猾な策士。囮のロケットで隼人と武蔵を誘い出した隙に、頭部が鋭いドリルとなるメカザウルス・ギリで早乙女研究所を攻撃。敗退したかに見えたが、人間に変装させた部下を研究所に送り込み、破壊工作を行なわせるという二段構えの作戦を仕掛けた。修復したギリで再度決戦を挑むも、ゲッター2とのドリル対ドリルの戦いに敗れる。
キャプテン・ガルマ
声 - 若本規夫
第14話に登場。バット将軍の腹心の部下。高速回転する刃のプロペラを持つメカザウルス・ギイでゲットマシンが合体する前に倒そうとするが、失敗し一時撤退。立体映像を用いた囮作戦で再度ゲットマシンを狙うも、またしても失敗し、血気に逸るあまり撤退命令を無視して突撃。お互いの長所を生かし、状況に応じて戦う竜馬たちのチームワークの前に敗れ去った。
キャプテン・クック
声 - 赤羽根明
第16話に登場。メカザウルス・ゲルで早乙女研究所を襲撃するも、バリアで片翼を破損してしまい、戦わずして逃走。怒ったゴールにより処刑される。
キャプテン・シック
声 - 赤羽根明
第16話に登場。妖術を使う地竜一族の一員で、強制労働を強いられていたが、その高い能力はゴールも認めており、キャプテン・クックの後任として抜擢された。隼人の姉・明日香を利用してゲッター計画を頓挫させ、その功により勲章を与えられてゲッターロボに挑む。しかしゲッターロボをマグマ層におびき寄せる作戦は、恐竜帝国の位置を判明させる恐れがあったため、ゴールに切り捨てられてしまい、マグマに飲まれ死亡。
キャプテン・ルーガ
声 - 菊池紘子
歴戦のキャプテン達
キャプテン・ザンキ相手のキャプテン軍団。全員ザンキに血祭にされた。
キャプテン・ザンキ
声 - 野田圭一
第18話に登場。バット将軍の甥で、それまで武者修行をしていた。早乙女達人の友人に化けて早乙女研究所に潜入。空中戦用のメカザウルス・ゼンを陸戦用のゼン2号に改造してゲッターロボに勝利し、バット将軍直属の参謀に任命されるが、さらなる地位を望んで叔父のバット将軍暗殺を謀り、失敗して帝王ゴールにより処刑された。
キャプテン・ドロス
声 - 長谷川 克弘
キャプテン・ヨギラ
声 - 緒方 賢一
キャプテン・アラン
声 - 矢田 耕司
キャプテン・エラン
声 - 緒方 賢一
キャプテン・バミラ
声 - 田中 亮一
キャプテン・ギバラ
声 - 矢田 耕司
キャプテン・ギット
声 - 緒方 賢一
キャプテン・ザット
声 - 山田 俊司
キャプテン・ビット
声 - 田中 亮一
キャプテン・ビクト
声 - 神 弘無
キャプテン・ギラン
声 - 矢田 耕司
キャプテン・キザラ
声 - 矢田 耕司
キャプテン・ゼオラ
声 - 緒方 賢一
キャプテン・マズマ
声 - 緒方 賢一
キャプテン・ザラン
声 - 緒方 賢一
キャプテン・マンダ
声 - 緒方 賢一
キャプテン・ギルバ
声 - 矢田 耕司
キャプテン・イザナ
声 - 矢田 耕司
大魔神ユラー / ユラー大帝(だいまじんユラー / ユラーたいてい)
声 - 矢田耕司
アニメ版にのみ登場する帝王ゴールの上に立つ恐竜帝国の影の支配者。後半からゴールの地上制覇の進行の遅さに業を煮やして登場した。
10メートル以上の巨体を誇りゴール以外にはその存在を知る者はなく、謁見を許されるのもゴールだけであったが、終盤に恐竜帝国の真の長として姿を現す。ゴールに作戦を授けるもバットやガレリイの足の引っ張り合いなども災いして、ことごとく失敗に終わる。
最終話で、ゴールと同じく暴走した「無敵戦艦ダイ」に踏み潰される最期を遂げた。
なお、スーパーロボット大戦シリーズには全く登場せず、恐竜帝国は漫画版同様にゴールが支配者となっている。
早乙女 ミユキ / ゴーラ王女(さおとめ ミユキ / ゴーラおうじょ)
声 - つかせのりこ / 天野由梨(スーパーロボット大戦シリーズ)[8]
第22話に登場した早乙女博士の養女で、早乙女ミチルの義理の姉。
5年前に突然失踪していたが、その正体は恐竜帝国の帝王ゴールの娘・王女ゴーラで、恐竜帝国のスパイとして人間の姿に変えられた上で早乙女家に送り込まれ、ゲッターQの設計図ができあがった所でそれを盗み出して帝国に戻っていた。しかし、人間(特に養父である早乙女博士)への情が移ったゆえにゲッターロボと戦う事を拒み、ゲッターQを自ら爆破しようとまでしたが恐竜王女としての運命に逆らう事はできなかった。恐竜帝国の成人の日である皆既日食の日が来ると本来の爬虫人類の姿に戻るため、「ゲッターと戦う前に早乙女家の人々と最後のお別れがしたい」と言って1日だけ研究所を訪れるが、そこで「なぜ同じ地球に生きる者同士で争わねばならないのか」という疑問と苦悩を深めていく。そして皆既日食で元の姿に戻った後、愛する実父と養父への思いを清算するべく命を捨てる覚悟を決めてゲッターQに乗って現れ、「ミユキはたった今自分が殺した」と言って怒りに燃えるゲッターチームの猛攻に身をさらす(もう一人の自分であるミユキの事を自ら否定した訳だからあながち間違いではないが)。最後は自らの援護に来たメカザウルス・ギンの攻撃からゲッター1をかばい、そこで自分がミユキその人である事を明かした上で実父と養父それぞれに「お父様を裏切った私を許して」と謝罪と別れの言葉を残し、ギンもろとも谷底へ身を投げて壮絶な自爆を遂げた。
女竜戦士ユンケ(じょりゅうせんしユンケ)
声 - 菊池絋子
第34話に登場した大魔神ユラーの秘蔵っ子で帝王ゴールをも脅かす女竜戦士。自らも巨大化しメカザウルス・ウビに跨りゲッターロボに挑む。故人である竜馬の妹・ジュンの存在を利用し、彼女に生き写しの少女・片桐ジュンとして竜馬の前に現れ、心を許してきた彼に音楽による催眠暗示を施し、戦闘中にゲッターナバロン砲の砲身をゲッター1に切断させた。しかし竜馬の様子のおかしさを疑われ、隼人と武蔵に正体を見破られる。最後はゲッター1を火山の火口に叩き落とすも、そこで自分の事を実の妹のように可愛がってくれた竜馬に対する思慕の念が芽生えてゲッター1を助けようとするが、それを裏切り行為とみなされ粛清に現れたメカザウルス・アローと相打ちになりマグマの露と消えていった。
恐竜人(きょうりゅうじん)
アニメ版の恐竜帝国に属する種族の総称を指す。帝王の寿命は100年以上だが、一般兵は50年ほど。知的生物で科学も発達しており文明も高い。ゲッター線を弱点をとする。
恐竜兵士
声 - 戸谷公次 / 神谷明 / 山田俊司 / 緒方賢一など
アニメ版の恐竜帝国の一般兵。戦闘爆撃機に搭乗したり、キャプテンの操縦するメカザウルスにも便乗する事もある。容姿は緑色で面長顔と統一している。
爬虫人類(はちゅうじんるい)
漫画版の恐竜帝国に属する種族の総称を指す。こちらは獣的な要素も多く人類を食する野蛮な輩もいるが、アニメ版と同様に高度な文明と科学技術を持ち、ゲッター線を弱点をとする。人間を「猿」と蔑み、実験用のモルモット程度にしか思っていない。
地竜一族(ちりゅういちぞく)
恐竜帝国の中でも特殊な能力を持ち、帝王ゴールからも恐れられ、地下で強制労働を強いられている。が、ゲッターロボに苦戦する帝王ゴールに利用される羽目になる。原作漫画版では特殊能力は明かされたが、アニメでは普通のキャプテンとしてメカザウルスを操縦するのみだった。原作ではキャプテン・ニオンが長。
ドラマCD『スーパーロボットミュージアム ゲッターロボ対ゲッターロボG』では、後の『ゲッターロボ號』に登場する、女帝ジャテーゴ率いる新生恐竜帝国の工作員部隊として登場。ゲッターロボGを強奪する他、ネオメカザウルスジャキオーで竜馬達が乗るゲッターロボと対決する。

その他[編集]

ジャック・キング
声 - 井上真樹夫
メリー・キング
声 - 中谷ゆみ
アニメ第21話のゲストキャラクター。テキサスマックを開発したキング博士の子供たちで、親善のためにアメリカから来日した。兄のジャックはテキサスマック本体のパイロットで、妹のメリーはハットマシンのパイロット。
アニメ版ではきちんとした日本語を話しているが、2人とも「スーパーロボット大戦シリーズ」では怪しげな抑揚の日本語を話しており、本当は原作通りに流暢に日本語を話せるが、わざと怪しい日本語で話しているという事実が『第4次スーパーロボット大戦』で明かされている。なお、この特徴は『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』に逆輸入されている。

登場メカ[編集]

ゲッターチーム[編集]

ゲッターロボ
諸元
ゲッターロボ
所属 早乙女研究所
開発 早乙女博士
全高 38.0m(ゲッター1/ゲッター2)
20.0m(ゲッター3)
重量 220t(ゲッター1)
200t(ゲッター2)
250t(ゲッター3)
最高速度 マッハ2(ゲッター1・飛行時)
マッハ3(ゲッター2)
200km/h(ゲッター3)
必殺技 ゲッタービーム(ゲッター1)
ドリルストーム(ゲッター2)
大雪山おろし(ゲッター3)
乗員人数 3人
搭乗者 流竜馬
神隼人
巴武蔵
初代ゲッターロボ。イーグル号ジャガー号ベアー号の3機のゲットマシンが合体する巨大ロボット。3機の組合せでゲッター1、ゲッター2、ゲッター3の3タイプがある。組み合わせは以下の通り。アニメでは、武装のない練習用ゲッターロボに正規パイロットが乗っていて、メカザウルスに応戦できずに死亡。正規パイロットが死亡してしまったため、竜馬が同乗して貰うために隼人、武蔵に呼びかける。原作ではその性能からくる負荷に乗りこなせるものがいなかったことから、それに耐えられる常人離れした体力を持つ竜馬らがゲッターのパイロットに選ばれた。
各ゲットマシンのコクピットの開口部が合体後に上方を向くため、ゲットマシン時は直接視認(有視界)、ロボ形態では間接視認(モニター)で操縦されていたが、その弱点を恐竜帝国に看破され妨害電波(アニメ版)、ロボ形態時のカメラのある頭部への攻撃(学年誌漫画版)を受け危機に陥ったことがある。そのため頭部となるゲットマシンのコクピットのみ頭部へ移動する改修が加えられた。
分離の際のかけ声は「オープン・ゲット」。変形する際だけでなく、ゲッターロボの状態での回避動作を行なっていては間に合わない際の緊急回避、敵に絡め取られて動けない状態になってしまった時の脱出などでも状況を立て直す際に使うことが多い。ちなみに戦闘終了の確認合図は「オープン・フォーメーション」である。
ほとんどすべてのゲッターロボはパイロットが3人に満たなくても操縦可能。その場合、パイロット不在のゲットマシンは自動操縦となる。しかし、その状態ではパワーが半分以下になる弱点がある。早乙女博士の話では3機のゲットマシンと3人のパイロットが揃って3×3で9倍の力を発揮するとの事である。
元々は宇宙開発のために開発された作業用ロボットであり、戦闘用ロボットではない。そのため、映画『グレートマジンガー対ゲッターロボ』では純然たる戦闘用ロボットであるグレートマジンガーに比べ、非力さを見せていた。武装が少ないのもそのためで、欠点はゲッターロボGで改善されることになる。
アニメ版ではでゲットマシンの状態で三段式ゲッターロケット弾の連結作業中にダイの奇襲を受け大破し、続編『ゲッターロボG』第1話冒頭で戦死した武蔵の葬儀と並行して、ゲッター1の形にした上で爆破処分された。一方漫画版では、一応宇宙開発用途の名目ではあったが、実際には恐竜帝国との戦いを見越した早乙女博士によって戦闘用に開発されていた(そのため、アニメ版のように弱さを見せることはなかった)。戦闘用ロボットのため、パイロットにかかる負荷が凄まじい。そのためパイロットの選考基準は厳しく、竜馬達がスカウトされるまでに349人もの候補者が脱落している[9](これは漫画版シリーズの全てのゲッターロボの欠点とされている。また、漫画版を原型とするOVAシリーズにも継承されている)。最終回で武蔵の特攻で自爆したものの、後に完全に修復され、浅間山の博物館に寄贈されたが、恐竜帝国残党によるゲッターロボG強奪事件を機に、再び実戦に投入される。
ゲットマシン
ロケットマシンと言う架空の乗り物である。ジェット噴射のみで飛ぶ従来のマシンとは違い反重力システムで浮遊飛行と兼ね合わせている。腹部には垂直着陸ノズルが着いており、垂直で発進、着陸も可能。コマンドマシンも同様である。
イーグル号
ゲッターロボを構成するゲットマシンの1号機。色は赤。運動性の高さが特徴。武装はロケット弾と小型ビーム砲。後に他のゲットマシンと共に対戦闘機用の機銃が追加装備された。パイロットは竜馬。
ジャガー号
ゲッターロボを構成するゲットマシンの2号機。色は水色だが、玩具等では白色とされる場合が圧倒的に多い(実際の映像で白色のゲッターレザーやゲッタートマホークの切っ先と比べて見れば白色でないことは明白なのだが、比較対象がない場合は白と認識されても妥当と言える微妙な配色である)。
空力性に優れた機体。加速力はゲットマシンでNO1を誇る。垂直着陸ノズルはゲッタービームの発射口となる。初期武装は小型ミサイル。パイロットは隼人。
ベアー号
ゲッターロボを構成するゲットマシンの3号機。色は黄色。安定性に優れた機体。初期武装は大型ミサイル。パイロットは武蔵。
  • ゲットマシンは全て最高速度がマッハ0.9に統一されている。だが加速度や運動性が各機違っている。ゲットマシンの連携技としてはゲッタースカイネットがある。
ゲッター1
空陸戦を得意とするゲッターロボの第1の形態。イーグル号:頭部、ジャガー号:腕部と腹部、ベアー号:脚部で合体後完成するゲッターロボ基本形。六角形の組み合わせが顔になるという斬新なデザインを持つ(原作アニメ版と漫画版では、肩の色や脚部の赤いライン、顔の亀甲模様の数が異なり、簡略化されている[10])。デザインモチーフは漫画版が「亀の甲羅」[11]、アニメ版が「サッカーボール」[12]である。最強の武器である「3万度の熱線」ゲッタービームを放てるのはこの形態のみとされている。他にもゲッタートマホークやゲッターレザー(未使用)などの武装がある。またトマホークブーメランによって5km離れた敵も攻撃することが出来る。格闘の技としてゲッターキック、ダブルキックなどもある。ミサイルマシンガンやゲッターマシンガンなどの射撃武器を携行する作品もある。なお、アニメ版ではゲッタービームは頻繁に無効化されていた(メカザウルスに装備されていたゲッター線防御壁のため)。そのため、アニメ版ではビームで敵にトドメを刺す際にはゲッタービーム・フルパワーを使用している。マント状の翼ゲッターウィング(別称、反重力マント)を背部から出し、飛行できる。最高飛行速度はマッハ2であるが、反重力回路により空中でも地上並みの機動力で戦える。元々は宇宙開発用のロボットなので成層圏突破や大気圏突入も可能で宇宙空間でも活動可能である。漫画版とOVA版のゲッターウィングは布のようにたなびく。全高38.0m、重量220t。
ゲッター2
陸での高速移動及び地中活動が可能なゲッターロボの第2の形態。ジャガー号:頭部と腕部、ベアー号:腹部、イーグル号:脚部で合体後完成するゲッターロボ(少年サンデー版では、腕部をベアー号が構成する描写もある。)。左手がドリルアーム、右手がペンチ型で最強の握力を誇るゲッターアームは一撃で相手の肉体の一部をねじきる、宇宙開発用であることが偲ばれる形態。地上・地中戦向けで加速性能に優れており、ゲッタービジョンという高速移動による分身の術が使える(移動速度は最大マッハ3)。また、ゲッタービジョンは円形状に走行し敵の虚を突いて攻撃することもできる(27話のバボ戦で使用)。最高走行速度に達するときはゲッターマッハと呼称される。ドリルで地中に潜って掘り進むことができる上にドリルストーム(4話ではゲッターハリケーン)という竜巻をおこすことができる。ドリルは発射して遠距離攻撃武器としても使用可能である(TV版ではドリルパンチ、OVAではドリルミサイルと名称が異なる。漫画版では「ドリルロック」または「ジェットドリル」と呼ぶ)。足の補助ロケットを使って短時間なら飛行も可能である。漫画版では、地中で目から、ゲッタービームを発射している描写がある上、水中でも使用されている。敵の本拠地「マシーンランド」を追撃するためにゲッター線銃が追加装備される。同時に耐熱被膜装置も装備されマグマ層も短時間なら行動出来るようになった。全高38.0m、重量200t。
ゲッター3
重量戦及び水中活動に適したゲッターロボの第3の形態。ベアー号:頭部と腕部、イーグル号:腹部、ジャガー号:下半身で合体後完成するゲッターロボ。主に不整地や水中など歩行の難しい場所用に開発されたキャタピラを持つ形態。他の2形態と比べて機動力に難があるが、キャタピラの走破性は良く時速200kmで走る事が出来る。水圧にも強いが限界がある。形態では最強の90万馬力を誇り両手を振り回して怪力を活かしたゲッタースマッシュなどもある。腕は多関節のジャバラ状で後のアニメ化作品では伸縮自在という演出がされていた。マニピュレーターの出力の高さを活かした格闘戦が得意で、巴武蔵の柔道技「大雪山おろし」を再現できる。本作での「大雪山おろし」は、敵を直接掴んで持ち上げた後、機体全体を回転させて投げ飛ばしていたが、後年のOVA作品では伸縮する腕に敵をらせん状に絡めとり、腕を引き戻す勢いで投げている。ゲッターミサイルを放つことができる唯一の形態。また、空を飛べない唯一の形態でもあるが後に改良され短時間なら飛行できるようになった。OVAでは、ジャガー号機首部分に機関砲が追加装備されている。外伝作品の『月面十年戦争』ではリョウ、ハヤト、ムサシが一機ずつ操縦する3機のゲッターロボがゲッター3を中心に合体し、ゲッター3のジャガー号機首からゲッタービームを放つ、という描写がある。全高20.0m、重量250t。
  • 同じ3機が合体変形するのだが、3形態ごとに重量が異なっている。東映ビデオから発売された『ゲッターロボメモリアル』では3タイプともゲッター1の「220t」に統一された[13]
ゲッター1では、ジャガー号の後部にベアー号が連結し、その後イーグル号の後部に連結する形になるが、この際イーグル号のみ、他の2機に対して逆さになる向きになる。イーグル号状態の時のリョウの頭上の向きがゲッター1の正面の向きになる。ただし、アニメ版のオープニングでは、ジャガー号のみが他の2機に対して逆さになっている。漫画版では3機とも同じ向きに描かれることもあった。
ゲッター2では、ベアー号の後部にイーグル号が連結し、その後ジャガー号の後部に連結する形になるが、ゲッター1と異なり、3機とも同じ向きになっている。ゲットマシン状態の時のパイロットの頭上の向きがゲッター2の正面の向きになる。
ゲッター3では、ジャガー号の上面にイーグル号が垂直に突っ込み、その後部にベアー号が連結する形になるため、ジャガー号のハヤトから見れば正面がそのままゲッター3の正面となり、ムサシとリョウがゲットマシン状態の時の頭上の方向が、そのままゲッター3の正面になる。
なお、最終回でゲッターロケット弾を撃ち込む作戦を決行(失敗に終わった)ときには、ロケット弾を連結させるために、イーグル号→ジャガー号→ベアー号の3機ともパイロットの向きが同じ向きになっていたが、ゲットマシン自体は連結していなかった。
コマンドマシン
ゲットマシンと同じデザインラインを持つ早乙女ミチルの搭乗機。偵察・援護用の機体である。漫画連載時の掲載誌にはコマンドマシンとゲットマシンが合体できるかどうかの質問が寄せられていた。漫画やOVAには未登場。武装はコマンドミサイル。コマンドカーと呼ばれる回もある。アニメ版や一部の漫画版では何度か破壊されており、作り直されている。
アニメ版では最終回、武蔵が搭乗してダイの心臓部に特攻し大破した。
プロトタイプゲッターロボ(練習機)
ゲッター練習機とも言う。アニメ第1話登場のマシンで白基調のモノトーンカラーの機体。早乙女達人と研究所員が乗り込んだ。変形テストには成功したもののメカザウルス・サキの襲撃で破壊されてしまう。宇宙開発用で武装されていないとされる。ゲットマシン時の名前は不明。
ゲッターナバロン砲
早乙女研究所防衛のために設置された。威力は直撃なら一撃でメカザウルスを粉砕できる。他、地区防衛のためゲッターロボが出払うことを想定して造られた。砲撃手は大枯文次。後半から登場した砲台だが終盤では姿を消している。
早乙女ゲッター線研究所
内部にイーグル号、ジャガー号、ベアー号、コマンドマシンを格納しているゲッターロボの基地。略され「早乙女研究所」と呼称されることが多い。
建物の中心部にはタワーがあり、その上部にはゲッター線収集装置が設置されゲッターロボの活動元のエネルギーを蓄積している。ゲッター線バリア装置もあり熱線銃など多少の武装がなされている。
ゲッター線を弱点とする恐竜帝国にとってゲッターロボと早乙女研究所は地上征服を目指す上での致命的かつ絶対に排除しなければならない障害である。このことから、結果的にゲッターロボと早乙女研究所の打破が恐竜帝国の至上命令となり、ゲッターロボと同様に研究所を主標的とした集中攻撃を受けた事も度々あった。
所在地は長野県浅間山の近郊で、研究所施設からは噴煙たなびく浅間山が望める。断崖ないし斜面の地形に位置しており、作品によっては地下にも大規模な構造物を持つ。

恐竜帝国[編集]

メカザウルス
恐竜帝国の主力兵器。恐竜からの改造によって製造されている。翼竜角竜首長竜など様々な種族から改造され空陸海を自在に戦える力を持っている。基本的には爬虫類型であるが、爬虫類ではないモチーフを持つものも存在する。
当初は意志を持っているとされ、搭乗者であるキャプテンの設定はなかった(しかしパイロットの描写があるメカザウルスも少なくない)が、アニメ版では8話のキャプテン・グランから正式に恐竜人が搭乗・操縦している設定になった。原作漫画版では地竜一族の長であるキャプテン・ニオンなどが搭乗していたが、アニメ版と比べるとキャプテンの設定自体は重要視されていなかった。
原作漫画版では製造の過程の年月を語られ、ゴールの命令でゲッター線防御壁が完璧でないものも実戦投入され終盤に大攻勢をかけた。
恐竜人・爬虫人類同様にゲッター線を致命的な弱点とするが、ゲッター線防御の為の技術も確立はされており、アニメ版では完璧な「ゲッター線防御壁」を装備しているメカザウルスがゲッタービームの直撃に耐える描写も多数見られた(1話、メカザウルス・サキ戦など)。
メカザウルス・ウル
アニメ第12話に登場した人工知能を持った異色のメカザウルス。既にキャプテンの設定が登場してたにも拘わらず、独立して作戦を実行している。しかも恐竜ではなくモチーフはと言う(ウルのネームは「ウルフ」より)ことで更に異彩を放っていた。加えて強敵であり、ラスボスである無敵戦艦ダイを除けばゲッターロボが単独で打倒出来なかった数少ないメカザウルスの一体である。ボール爆弾を口内に討ち込み内部から爆破すると言う奇抜な作戦で、やっと撃破した。ボールのキッカーはゲッター2であり、サッカー部のキャプテンである竜馬よりも隼人のキック力の方が優れていると言うストーリーであった(ただし、隼人のキックはスライス(曲がる)するクセがあり、早乙女博士は当初ゲッター1にキッカーを命じた)。
無敵戦艦ダイ
一向にゲッターロボを倒せない帝王ゴールに業を煮やした大魔人ユラーが与えた最終兵器。
全長400mと言うゲッター1の10倍以上の巨大メカザウルスで2体の首長竜が巨大な甲板を背負っている姿。バリヤ装置も装備しており全てのゲッターロボの攻撃を悉く受け付けない。濃密な対空砲火の為に接近戦に持ち込むことも困難である。しかし、未完成の為かマグマ層に帰る装備はなく、ゴールもユラーから必勝を義務付けられた。
内部に4機のメカザウルスと200機の戦略爆撃機と戦闘機スーパーコンドルを搭載して最終決戦に投入された。ダイに甲板はあるが、爆撃機は首長竜の口から発進・着艦を行い、体内に格納されている。
唯一とも言える弱点は僅かに対空砲火の空白域となる戦略爆撃機隊の発進・帰還の為の進入ルート。これを突く三段式ゲッターロケット弾での攻撃を試みたゲッターチームを返り討ちにしてゲットマシンを喪失させるという恐竜帝国にとって最大の戦果を上げたが、皮肉にもこの進入路と巨大なダイの存在は後に恐竜帝国の全滅を引き起こす原因となる。
戦略爆撃機
アニメ版のみ登場。ガレリイ長官が最終決戦に備えて製作した強力な戦略爆撃機。100kg爆弾を積載し200機編隊が早乙女研究所を攻撃する。
戦闘機スーパーコンドル
アニメ版のみ登場。ガレリイ長官が最終決戦に備えて製作した強力な最新式戦闘機。選り優りの4人のキャプテンが指揮を執る。
マシーンランド
アニメ版の恐竜帝国の母体にして恐竜人の住居。巨大な母艦でマグマ層を自在に移動出来る。またゲッター線が及ばない海底でも活動可能。しかし地上に浮上するとゲッター線のために長時間の活動は不能である。49話でゲッターチームの策略により地上に浮上させられゲッタービームの連射を受けて大破した。しかし大魔神ユラーが所持する予備のマシーンランドも存在しており、ゴール達を保護し50話で無敵戦艦ダイを投入し最終決戦を挑んだ。『スーパーロボット大戦α外伝』及び、『第2次スーパーロボット大戦α』に登場した時はマグマ砲と呼ばれる要塞砲を使用していた。
恐竜大隊
漫画版での「マシーンランド」の呼び名であるが容姿や機能に大きな差異は見られない。最後は百鬼帝国の追撃を受け帝王ゴールを地上に残したまま、マグマ層に沈んでいった。後年加筆された漫画版では「マシーンランドウ」というアニメ版に準じた名称に変更されている。

その他[編集]

ゲッターQ
ゲッタークイーンと読む。分離変形しないゲッターロボのパートナーロボ。早乙女博士が設計したが、設計図を恐竜帝国に奪われゲッターの敵となった。パイロットはゴーラ。『スーパーロボット大戦』シリーズでは、威力は弱いがゲッター1とほぼ同様の武装が装備されている。
登場は22話のみで、本作に関しては1エピソードのみの話であった。
  • なお、後年、『デビルマンVSゲッターロボ』では上半身と下半身に分離合体する二機合体変形ロボットとして"ゲッタークイーン"が登場。こちらは早乙女博士が作った純粋な地上人のゲッターで、デザインも違う。コクピットが手狭で成年男性では身動きが取れない位である為に女性・子供専用のサポートゲッターである。パイロットは1号機を早乙女ミチル、2号機を牧村美樹が担当する事になる。ただし合体は1号機からの自動連動操縦で行われている。
テキサスマック
アメリカ製のスーパーロボット。キング博士の開発した戦闘用ロボットであり、ゲッターロボよりも高い戦闘力を誇る機体。
名前の通りテキサスのカウボーイのようなスタイルであり、頭部のハットマシンは分離して盾になったり透明コートを発生させ溶解液を防いだりする。手持ちの銃が変形し距離に応じて使い分ける。パイロットはジャック(本体)とメリー(ハットマシン)。
これも21話のみに登場したロボットなので本作に関しては、それほど重要なキャラクターではなかった(ただしリピート放送はされている)。

設定[編集]

ゲッター線[編集]

ゲッターロボの動力は大多数の機体が「ゲッター線」と呼ばれる架空の放射線である。宇宙から無限に降り注ぎ、恐竜を絶滅させた(恐竜はゲッター線に弱いことになっている)とされるほか、哺乳類の進化を促したとされている。さらにはOVA『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』に登場した宇宙生物インベーダーのエネルギー源でもあるが、インベーダーはゲッター線を過剰に吸収すると体が耐えきれずに崩壊するため、ゲッターロボによる攻撃の効果は認められる。

ゲッターロボの駆動には「ゲッター炉心」と呼ばれる反応システムを用いる。この炉心は原子炉同様、臨界を越えるとメルトダウンを起こし、高熱を発して溶け出す。また、どんな影響があるのかは不明であるが、「ゲッター線汚染」という、一種の放射能汚染を引き起こす場合もあった。ゲッターエネルギーは宇宙からゲッター線が無くならない限り無尽蔵であり、宇宙開発には最適のエネルギー源であったが、前述の理由により対恐竜帝国用の切り札的な兵器として戦闘用に転用される。対恐竜帝国に絶大な効果を発揮した「ゲッタービーム」は、ゲッター線の戦闘への転用の典型例である。

人工的な核融合を引き起こすことも可能であり、OVAでは15個の衛星を吸い込み、質量を増やした木星に暴走させたゲッター炉心を撃ち込み、核融合を起こす「ゲッター線の太陽」が生み出された。

ゲッターロボが変形することができるのもゲッター線による効果であり、ゲッター線によって金属が延び縮みしたり、金属チップが増殖するという現象を引き起こす。それにより形状構造的に考えれば無理のある変形合体も可能となっている。ちなみに、各種設定資料等によるとゲッターロボの装甲は『ゲッター合金』と呼ばれる一種の形状記憶合金で出来ている。漫画版では「特殊金属」とも呼ばれたこの合金が用いられているのは外装だけのようで、OVA版では不自然に曲がったり延びたりしない骨格があり、合体パターンによって外装の金属チップが整列して入れ替わるという演出が取られている。

ゲッター線には未解明の部分も残されている。ゲッター搭乗者が見る「夢」や機械ですらも進化させることができる能力(『ゲッターロボ號』漫画版参照)については、作中でも謎のままである。ゲッター線研究の第一人者であった早乙女博士ですら、ゲッター線の全貌を解き明かすまでには至っていない。

漫画版『ゲッターロボ號』においては、主人公の一文字號がゲッターの意思と接触した際の対話で、物質、時空間、自然物、進化、生命全てを司る存在であることをうかがわせており、同時にゲッター線が生命を宇宙に広げていく機構としての側面を果たしていることも明らかにし、作中では生命を生み出す根源の力ゲッター線を種子に喩え、「種子の散布=宇宙における生命の拡大」として説明した。なお、死んだ生命(魂)も再びゲッターの元に帰っており、帝王ゴールや大帝ブライは死後に早乙女博士や竜馬の前に、ゲッターの使者として姿を現した。

拡大機構の具体的な例として、真ゲッターロボが北極圏で繰り広げた最後の戦いの際、核ミサイルを手始めに、恐竜帝国の兵器「デビラ・ムウ」と乗っていたハチュウ人類全てを吸収し、直後に超光速火星へと跳躍、一瞬でのテラフォーミングを敢行しており、その数刻後には火星で微生物の誕生が確認できる状態となっていた。なお、この戦いで生存していた橘翔らは吸収せずに地球に残していくという取捨選択を行っている。

石川賢によるシリーズ最終作、漫画『ゲッターロボアーク』では、2500年以上先の未来で宇宙へと進出した地球人類は、既に忘れ去られた星系であった太陽系から現れたゲッターエンペラーとの接触を果たしており、エンペラーの庇護下に置かれていた。人類は「ゲッターが人類のみの味方であり、選ばれた種である」という強固な選民思想を打ち立て、ゲッターエンペラーと共に宇宙制覇に乗り出ている。この際にゲッターが「大いなる意思」によってもたらされた生物の本能の意義を示しているほか、「人間の存在理由」「進化の理由」「人間同士が殺しあう理由」、更に「宇宙の存在理由」に関わっていることが判明していた。なお、これらと同様の表現は、同じ用語を用いて石川賢の別作品『真説 魔獣戦線』にも登場しており、石川の持っていたテーマ性の一端が伺える。

スタッフ[編集]

  • 企画:別所孝治、勝田稔男
  • 製作担当:大野清
  • 原作:永井豪、石川賢
  • 連載:テレビランド週刊少年サンデー
  • 音楽:菊池俊輔
  • 原画:金田伊功
  • 背景:スタジオコスモス、アトリエローク、サンアートスタジオ、スタジオアイ、プロダクションアイ、アートペアー、現代制作集団
  • 撮影:町田賢樹、平尾三喜、高橋宏固、武井利晴、細田民男、目黒宏、緒方範生、片山幸男、藤橋秀行、菅谷信行、金田顕一、佐藤隆郎
  • 編集:古村均、松原千佳子、町田孝子、鳥羽亮一、本山収、田中修、神原直美
  • 録音:波多野勲
  • 効果:石田サウンドプロ
  • 選曲:宮下滋
  • 製作進行:岸本松司、松浦錠平、井上ふみ子、飯岡真理子、的場節代、社方徹夫、西村哲一、井内秀治、成川裕子、桜井利行、山田美裕、柳井純、坂本巌、猪狩肇、宮合秀武、佐藤しげ子、多田康之、片岡修二、竹澤裕美子
  • 記録:的場節代→伊達悦子
  • 現像:東映化学
  • 美術設定:辻忠直
  • 美術:辻忠直、福本智雄、伊藤岩光、下川忠海、秦秀信、遠藤重義
  • キャラクター設計:小松原一男
  • 制作:フジテレビ東映動画

音楽[編集]

ここでは1974年のTVアニメ版『ゲッターロボ』の音楽についてのみ述べる。その他の派生・関連作品の音楽についてはそれぞれのページを参照。

本作のBGMおよび主題歌・挿入歌・イメージソングは全て菊池俊輔が作・編曲した。OPをはじめ、パンチの効いたブラス演奏が多用されている。

主題歌[編集]

オープニングテーマ - 「ゲッターロボ!」
作詞 - 永井豪 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお
歌のタイトルに「!」が入っている(番組のタイトルには入っていない)。
子門真人によるカヴァー・ヴァージョン(ビクターレコード)や池田鴻によるカヴァー・ヴァージョン(キングレコード)も存在する。
エンディングテーマ - 「合体!ゲッターロボ」
作詞 - 和泉高志 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお、コロムビアゆりかご会

挿入歌・イメージソング[編集]

番組放送中に発売された主題歌・挿入歌LPに収録

「ゲッターロボわが命」
作詞 - 早乙女達人 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお
「平和の使い」
作詞 - 高円寺博 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - コロムビアゆりかご会
「戦いははてしなく」
作詞 - 伊賀井直人 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 堀江美都子
「アタック!ゲッターロボ」
作詞 - 上原正三 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお
「ぼくらのゲッターロボ」
作詞 - 早乙女達人 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - コロムビアゆりかご会
「いくゼ兄弟!ゲッターロボ」
作詞 - 永井豪 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお
「平和の戦士たち」
作詞 - 早乙女達人 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 水木一郎
水木一郎が「自分が歌ったバラードの中で一番のお気に入り」という曲で、「ベスト・オブ・アニキング -青の魂-」にセルフカヴァー・ヴァージョンが収録されている。
「カムオンゲッター1・2・3」
作詞 - 中村しのぶ / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお、コロムビアゆりかご会
「恐竜帝王の呪い」
作詞 - 永井豪 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 日本合唱協会
「ミチルのテーマ」
作詞 - 早乙女達人 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 堀江美都子

放送リスト[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 登場敵メカ
1 1974年
4月4日
無敵! ゲッターロボ発進 上原正三 勝間田具治 小松原一男 メカザウルス・サキ
2 4月11日 決戦! 三大メカザウルス 生頼昭憲 野田卓雄 メカザウルス・ザイ
メカザウルス・バド
メカザウルス・ズー
3 4月18日 恐竜帝国 レインボー作戦 川田武範 森利夫 メカザウルス・バジ
4 4月25日 燃ゆる血潮の南十字星 落合正宗 伊賀章二 メカザウルス・ゴル
5 5月2日 闇をつらぬけ ゲッターチーム 雪室俊一 山口康男 小松原一男 メカザウルス・ギガ
6 5月9日 恐竜! 東京ジャック作戦 田村多津夫 生頼昭憲 野田卓雄 メカザウルス・リボ
恐竜艇
7 5月16日 悪を許すな 突撃ラッパ 雪室俊一 山口秀憲 森利夫 メカザウルス・ベラ
8 5月23日 危機一髪ゲッター2 田村多津夫 勝間田具治 小松原一男 メカザウルス・ギロ
9 5月30日 栄光のキャプテンラドラ 雪室俊一 小湊洋市 中村一夫 メカザウルス・シグ
10 6月6日 急降下! ゲッター3は行く 松岡清治 森下孝三 白土武 メカザウルス・バス
11 6月13日 激突! ドリル対ドリル 田村多津夫 山口康男 メカザウルス・ギリ
12 6月20日 吠える! 不死身のウル 上原正三 葛西治 野田卓雄 メカザウルス・ウル
13 6月27日 一本勝負! 大雪山おろし 雪室俊一 勝間田具治 増谷三郎 メカザウルス・メサ
メカザウルス?(名称不明)
14 7月4日 紅の空に命を賭けろ!! 田村多津夫 川田武範 菊池城二 メカザウルス・ギイ
15 7月11日 悠子に捧げるバラード 雪室俊一 小湊洋市 中村一夫 メカザウルス・シバ
16 7月18日 恐竜帝国の謎を追え 上原正三 勝間田具治 小松原一男 メカザウルス・ゲル
17 7月25日 狙われた設計図 田村多津夫 森下孝三 白土武 メカザウルス・ジガ
18 8月1日 恐竜帝国のすごい奴 上原正三 山口康男 メカザウルス・ゼン1号
メカザウルス・ゼン2号
19 8月8日 リョウ 最後の出撃! 田村多津夫 生頼昭憲 野田卓雄 メカザウルス・ドド
20 8月15日 大空襲! 突然の恐怖 田宮武 落合正宗 メカザウルス・ヨグ
21 8月22日 アメリカから来たロボット 上原正三 葛西治 川島明 メカザウルス・ゴラ
22 8月29日 悲劇のゲッターQ(クイーン) 小湊洋市 中村一夫 メカザウルス・ギン
ゲッターQ
23 9月5日 浅間山の大発明狂 白土武 メカザウルス・ギラ
怪鳥ギラ
地底獣ギラ
24 9月12日 大要塞に向って撃て 生頼昭憲 飯野皓 メカザウルス・ギギ
25 9月19日 合体! 風速100メートル 田村多津夫 山口秀憲 神宮さとし メカザウルス・バム
26 9月26日 帝王ゴール 大噴火作戦 上原正三 山口康男 白土武 メカザウルス・メガ
メカザウルス・バリ
27 10月3日 大魔人ユラーの怒り 生頼昭憲 野田卓雄 メカザウルス・バボ
28 10月10日 襲撃!! 地竜族三人衆 落合正宗 メカザウルス・ゴド
29 10月17日 洪水地獄の死闘 森下孝三 中村一夫 メカザウルス・バル
30 10月24日 不死鳥(フェニックス)の甦る時 小湊洋市 神宮さとし メカザウルス・ダグ
31 10月31日 危機! ハヤトよ立ち上がれ 田村多津夫 川田武範 菊池城二 メカザウルス・ヤバ
32 11月7日 恐怖! 赤い霧の罠 上原正三 生頼昭憲 野田卓雄 メカザウルス・ブル
33 11月14日 果てしなき大空に誓う 田村多津夫 山口康男 小松原一男 メカザウルス・ガル
34 11月21日 女竜戦士ユンケの涙 上原正三 落合正宗 メカザウルス・ウビ
メカザウルス・アロー
女竜戦士ユンケ
35 11月28日 ムサシ! 男はつらい 田村多津夫 小湊洋市 中村一夫 メカザウルス・ザリ
36 12月5日 要塞撃滅! トロイ作戦 奥田誠治 神宮さとし メカザウルス・ダダ
メカザウルス・モギ
37 12月12日 悪の指令! 博士を狙え 葛西治 落合正宗 メカザウルス・マグ
恐竜戦車
38 12月19日 魔の海からの脱出!! 上原正三 生頼昭憲 野田卓雄 メカザウルス・ナダ
39 12月26日 悲しみは流れ星の彼方に 山口康男 小松原一男 メカザウルス・ドゲ
マグマ砲
40 1975年
1月9日
日本列島凍結作戦! 田村多津夫 落合正宗 メカザウルス・ベド
41 1月16日 姿なき恐竜空爆隊 上原正三 葛西治 中村一夫 メカザウルス・グダ
42 3月6日 北極に進路をとれ! 田村多津夫 奥田誠治 神宮さとし メカザウルス・ゾリ
43 3月13日 奪われたゲッターロボ 上原正三 小湊洋市 小松原一男 メカザウルス・ガモ
44 3月20日 ムサシ! 怒りの海底 田村多津夫 生頼昭憲 野田卓雄 メカザウルス・ガダ
45 3月27日 脱出! 宇宙の墓場 落合正宗 メカザウルス・ゴア
46 4月3日 恐るべき氷竜族の侵略 上原正三 奥田誠治 神宮さとし メカザウルス・グマ
47 4月10日 帝王ゴール 地上に現わる 田村多津夫 山本寛巳 小松原一男 メカザウルス・バグ
メカザウルス・ゾン
48 4月17日 マグマの恐竜帝国へ突入! 上原正三 生頼昭憲 野田卓雄 メカザウルス・ゾル
メカザウルス・ヤモ
49 4月24日 大爆発! くたばれ恐竜帝国 田村多津夫 落合正宗 メカザウルス・ヌイ
50 5月1日 帝王ゴール 決死の猛反撃 上原正三 生頼昭憲 野田卓雄 無敵戦艦ダイ
メカザウルス・ガイ
メカザウルス・ゴダ
メカザウルス・ザロ
メカザウルス・モバ
51 5月8日 恐竜帝国のほろびる日 山口康男 小松原一男 無敵戦艦ダイ
メカザウルス・ザロ
メカザウルス・モバ

1975年1月2日は「新春オールスター夢のお年玉」放送のため休止。

映像ソフト化[編集]

特記[編集]

  • 「永井豪らが運転した自動車の三重衝突事故が発想のきっかけとなった」と石川賢はエッセーマンガ(『ゲッターサーガ』所載)で冗談めかして述べているが、同時に「ウソです」とも書いているため、真偽は定かではない。なお、この時期に永井が自動車の運転を始めたことは、『マジンガーZ』の乗り込み型巨大ロボットという発想にも関わっているという。
  • 原作者2名でゲッターロボのデザインを考案中、永井豪の提案で、「多少形態の変化に無理があってもかまわない」という発想の元で作られた。このことは後年、『獣神ライガー』CDドラマにおいてネタにされている。主にゲッター1は石川賢、ゲッター2、3は永井豪色が強い[11]
  • 「ロボットのおもちゃをより多く売るために3体作られた」という、企業側による企画上の思惑があったともいわれている[11]。しかしながら、初代ゲッターロボ、ゲッターロボG共に変形プロセスが玩具では上手く再現できるものはなかった。現在でも再現しようという試みは存在し、その試みを具体化した玩具もマニア向けだが発売されている[1]
  • 後年、完全変形合体(一部差し替え)を目的に制作された玩具をもとにデザイン・制作されたのがゲッターロボ號。
  • ゲッターはもともとサッカーがモチーフであり、ゲッターの名前はポイントゲッターから、倒すべき敵はゴール、主人公の一人竜馬は浅間高校のサッカー部キャプテン、となったという[11]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ テレビアニメ劇中では一度もコミック版での名称「ハチュウ人類」は使われず、別の総称・「恐竜人」が登場している。
  2. ^ なお、アニメ版の世界設定は劇場版『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦! 大海獣』以降の設定とされている[要出典]。プラモデル等に同梱の世界史年表で明らかにされている[要出典]。アニメ版最大の特徴は、ゲッター線の安全性確立技術が進歩していた事が終盤になって判明した事(ゲッターエネルギーの名前と恐竜帝国との戦いの事実は終盤の橘博士の台詞のみで明らかにされた[要出典])。
  3. ^ 後続作品との差別化のため「初代ゲッターロボ」「旧ゲッターロボ」という呼称も用いられる。
  4. ^ この接点は当初は発売されたプラモキット等の同梱データでのみ確認出来る[要出典]。なお、『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦! 大海獣』との世界とは同一世界線軸上である事が終盤になって判明する[要出典]
  5. ^ この作品に百鬼帝国は登場しない。
  6. ^ 次回予告の締めは「テレビ スイッチオン!」であった。
  7. ^ 対地リュウ一族戦において武蔵搭乗のベアー号によるゲッター3への合体が試みられたが、この時は重傷を負っていた武蔵のミスによって合体に失敗し、以後のエピソードでもゲッター3が登場しなかったため。
  8. ^ 演じたつかせのりこがすでに他界したため。
  9. ^ 348人目までは描かれていないため詳細不明だが、349人目は書類選考の時点で脱落している。
  10. ^ 後年描かれたイラストや新エピソードでは、顔がアニメ版に近い形になっていることが多い。
  11. ^ a b c d 岩佐陽一編『ゲッターロボ大全』双葉社、1998年10月発行、ISBN 4575288853
  12. ^ このデザインには、デザインに困窮するアニメスタッフのアイディアに対して永井が「サッカーがモチーフだから」と「敵はゴールですからね。やっぱりサッカーボールでしょう」等と言いつつ30分程度でゲッター1の顔のデザインを仕上げた。という逸話が存在している。
  13. ^ ゲッター1/2/3は、同じ3機が合体するのであるから、形態は違っても理論上は全て同じ重量でなければならない。ところが設定上、ゲッター1/2/3で重量が違うことになっており、学年誌連載版漫画でも「一番重いゲッター3」という表現が出てくる。こういう間違いが生じたのは、初期設定で変身のような変形をする設定であったため、という説がある。ちなみに各ゲットマシンはイーグル号80t、ジャガー号80t、ベアー号90tとなっている。『ゲッターロボG』では全機同じ重量となっている。

関連項目[編集]

  • 光速電神アルベガス」:東映動画制作の1983年のロボットアニメ。「ゲッター再生」というコンセプトが掲げられ、主役ロボット・アルベガスは「三体合体六変化」の合体パターンを持つ。
  • 龍神の艦隊」:中里融司著の架空戦記。白亜紀から時間跳躍してきた恐竜人の技術供与を受けて建造された「大和」「武蔵」「信濃」は、合体順序を変えて融合することで超巨大戦艦、同空母、同潜水艦の3パターンに変形する。作者が本作にインスパイアされて、設定を流用したものである(作者である中里本人も「ゲッターロボをモチーフにした」と明かしている)。
  • 70年代風ロボットアニメ ゲッP-X」:アローマ発売のプレイステーション専用ゲームソフト。主人公サイドと主役ロボットは本作のパロディとなっている。
  • ゲキ・ガンガー3」:アニメ機動戦艦ナデシコ劇中劇。主役ロボットとパイロットチームなどは本作のパロディとなっている。
  • 創聖のアクエリオン」:サテライト制作のロボットアニメ。主役ロボットのアクエリオンの合体が、ゲッターロボのオマージュになっている。
  • 天元突破グレンラガン」:シナリオコンセプトとして、石川賢が死去した事により未完となった「ゲッターロボサーガ」をオマージュの一つとして描くという意図があった。
  • ロボットガールズZ」:東映アニメーション他製作の2014年のロボットアニメ。ゲッターモチーフのガールズ「ゲっちゃん」が『鋼鉄ジーグ』モチーフの「ジーグさん」と一緒に「ロボットガールズ チームG」として登場、ゲッター1モードとゲッター2モードを披露する。作中では"お怒りモード"も登場する。またオンライゲーム『ロボットガールズZオンライン』では、メカザウルスガールズ等も登場する。
フジテレビ 木曜19時台前半枠
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ゲッターロボ