へんちんポコイダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

へんちんポコイダー』は、永井豪による日本ギャグ漫画作品。テレビマガジン講談社)の別冊付録に掲載された(#サブタイトル参照)。

あらすじ[編集]

落ちこぼれの小学生、変珍太が正義の超人「へんちんポコイダー」に変身。チンコロ学園の不良や、スパルタ教師と戦う。

登場人物[編集]

変珍太(へん ちんた)
主人公。チンコロ学園に通う男の子。落ちこぼれだが、正義感は人一倍強い。
家族構成は、両親、兄2人、姉1人。
へんちんポコイダー
珍太が変身した正義の超人。
ユカ
ヒロイン。珍太のクラスメイト。気立てが良く、優しい少女。
番長連合デストロ団
キング・デストロ
番長連合デストロ団のボスで、珍太のクラスにいるガキ大将。
バットねえちゃん
デストロ団の大幹部。
せんみつ博士
デストロ団の大幹部。
デビル・スパイダー先生
珍太のクラスに赴任してきた教師。その正体は巨大な蜘蛛
スパル団
デビル・スパイダー先生の部下たち。正体は蜘蛛だった。
倉久健人(くらく けんと)
デビル・スパイダーの後任の教師。
スーパー魔人
倉久健人の正体。生徒をいじめる。
五島面太(ごとう めんた)
転校生。暴力を振るう。
変身ゴメンダー
五島面太の正体。ポコイダーをあと一歩のところまで追い詰めるが、ユカの胸に脱力して、黒板に頭を打ちつけフラフラになってしまう。
そうじだいじん
児童に無理矢理掃除を押し付ける怪人。正体は教頭。なお、初版本(TVマガジン付録)では「用務員のおじさん」。「用務員」は差別語に当たるという理由から、最近の復刊版では変更されている。

サブタイトル[編集]

  1. ポコイダー対デストロ団 の巻(テレビマガジン1976年6月号別冊付録)
  2. ポコイダー対スパル団 の巻(テレビマガジン1976年10月号別冊付録)
  3. 体育はスーパー魔人に の巻(テレビマガジン1977年1月号別冊付録)
  4. ごめんパンチだゴメンダー の巻(テレビマガジン1977年5月号別冊付録)
  5. 学園はきれいに の巻(テレビマガジン1977年7月号別冊付録)

脚注[編集]

関連項目[編集]

へんき〜んタマイダー
マンガくん小学館)連載。本作のリメイク的な作品で、途中でポコイダーが登場し競演を果たした。
電送人バルバー
テレビマガジンに連載。トイレから瞬間移動する際、ポコイダーの事にわずかだが言及した。
まぼろしパンティ#派生作品
実写作品「まぼろしパンティVSへんちんポコイダー」で共演。へんちんポコイダーの配役はなべやかん