ちびっこ怪獣ヤダモン

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ちびっこ怪獣ヤダモン』(ちびっこかいじゅうヤダモン)は、うしおそうじ原作のテレビアニメモノクロ作品)。

登場キャラクター[編集]

ヤダモン(中島そのみ
太郎(菅谷政子油谷佐和子
チョメ子(一谷伸江
パパ(北町史郎
ママ(北浜晴子

アニメ版[編集]

ちびっこ怪獣ヤダモン
ジャンル テレビアニメ
放送時間 月曜19:00 - 19:30(30分)
放送期間 1967年10月2日 - 1968年3月25日(26回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 フジテレビピー・プロダクション
演出 うしおそうじ
原作 うしおそうじ(「原案」名義)
脚本 藤川桂介生田大作若林藤吾
出演者 中島そのみ菅谷政子一谷伸江ほか
オープニング 「ちびっこ怪獣ヤダモン」(初期、中島そのみ)
「オー・ノー・ヤダモン」(後期、中島そのみ・東映児童合唱団)
エンディング 「オー・ノー・ヤダモン」(初期)
「ちびっこ怪獣ヤダモン」(後期)
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スタッフ[編集]

  • 原案・演出:うしおそうじ
  • 脚本:藤川桂介、生田大作・若林藤吾(いずれもうしおそうじのペンネーム)
  • 作画:渡辺福男、有川旭一、稲村孔志
  • 音楽:宇野誠一郎

放映リスト[1][編集]

放送日 サブタイトル 脚本 演出
1 1967年
10月2日
ぼく!ヤダモン    
ぼくらのヤダモン    
2 10月9日 ヤダモンのお祭り    
ヤダモン誘拐事件    
3 10月16日 ヤダモンの魚つり    
ヤダモンの映画見物    
4 10月23日 拾った赤ン坊    
ヤダモンの野球試合    
5 10月30日 お風呂嫌いヤダモン    
少年探検隊    
6 11月6日 ヤダモンの身代わり騒動    
大暴れヤダモン    
7 11月13日 大喰いヤダモン    
ヤダモンの一人旅    
8 11月20日 交通戦争    
ヤダモンの運動会    
9 11月27日 病気にはかなわない    
ヤダモンの名探偵    
10 12月4日 ひとりぼっちのヤダモン    
ヤダモンの1日入学    
11 12月11日 ヤダモンと火星坊や    
スキーには泣かされる    
12 12月18日 ヤダモンのサンタクロース    
ヤダモンと意地悪婆さん    
13 12月25日 流行におくれるな    
剣豪ヤダモン    
14 1968年
1月1日
チャンネルゼロの世界 生田大作[2] 若林藤吾[2]
ヤダモンの宝捜し    
15 1月8日 ヤダモンロボット    
キザ子ちゃん笑いなさい    
16 1月15日 がんばれドン平    
おとうにあいたい    
17 1月22日 アフリカのお友達    
ヤダモンのアルバイト    
18 1月29日 ヤダモンとドロボー・ワンちゃん    
ヤダモンのおそうじ    
19 2月5日 ヤダモンのバスケット    
ヤダモンのタイムマシーン    
20 2月12日 ヤダモンと二丁拳銃    
スターはヤダモン    
21 2月19日 逃げだした猛獣    
宝石どろぼうを探せ    
22 2月26日 密輸船をやっつけろ    
おかしな迷子    
23 3月4日 ヤダモンの結婚そうどう    
幻の怪獣イカスモン    
24 3月11日 ヤダモンのガールフレンド    
ごちそう作戦はヤダモン    
25 3月18日 ヤダモンの宇宙旅行    
ゴーカートで突っ走れ    
26 3月25日 うたがわれたヤダモン    
ヤダモンといんちき祈とう師    

主題歌[編集]

  • 『ヤダモン』(作詞・作曲・編曲:宇野誠一郎、歌:中島そのみヤング・フレッシュ) - 前期OP、後期ED
  • 『オー・ノー・ヤダモン』(作詞・作曲・編曲:宇野誠一郎、歌:ヤング・フレッシュ) - 前期ED、後期OP

コミカライズ[編集]

  • ぼくら』1967年12月号から1968年7月号に永井豪画で連載。永井の初連載作品となった。オリジナルキャラクターとしてヒゲゴジラが登場しているが、『ハレンチ学園』で有名な原始人のような格好ではなく、白衣を着ていた。
  • たのしい幼稚園』1967年12月号から1968年8月号に連載。作画:篠田ひでお

エピソード [編集]

  • 実写特撮も手がけるピープロらしく、一部話数ではアニメと実写の合成も意欲的に取り入れられている。エピソードのひとつ「チャンネルゼロの世界」(1968年1月1日放送)では実写の怪獣「ゼロン」が登場。この怪獣は同年の『豹(ジャガー)マン』のパイロットフィルムで登場した後、本作を経て、『スペクトルマン』までピープロの作品に使い回された。
  • 1992年のアニメ『ヤダモン』の制作元であるNHK総合ビジョンは、商品登録を済ませた後になって本作の存在に気付いた。本作は商品登録していなかったため手続き上の問題は生じなかったが、念のため総合ビジョンはうしおそうじと交渉し、2つの『ヤダモン』が共存していくことで合意を見た[3]

映像ソフト[編集]

2016年現在、DVD化は行われていない。オープニング映像や本編映像の一部は以下の映像ソフトに収録されている。

  • VHSシルバージャガーの誕生」(SHOWA) - 「チャンネルゼロの世界」本編映像の一部を収録。
  • VHS・β「TVヒーロー主題歌全集9 ピープロ編」(東映ビデオ) - 前期版・後期版オープニングと「チャンネルゼロの世界」本編映像の一部を収録。
  • VHS・LD「ピー・プロ テーマ&変身コレクション」(ハミングバード) - 前期版・後期版オープニングを収録。
  • VHS・LD「マニア愛蔵版 懐かし〜いTVアニメテーマコレクション」(ハミングバード) - 前期版オープニングを収録。

この他、インディーズ的な形態ではあるが、1980年代当時ビデオショップを経営していたピープロの通販や上映会で、第1回Aパート「ヤダモンの誕生[4]」、第14回Aパート「チャンネルゼロの世界」、第1回Bパート「ぼくらのヤダモン」の計3話を収録したビデオソフト(VHS・β)が公式に販売されたことがある[2]。40分、定価12800円。

また当時のピープロでは、個人から好きな作品・話数のリクエストを数万円で受注し、その話数のフィルムをテレシネして直接ビデオ販売する「ソフトオーダーメイド」と銘打ったサービスが行われており、発注可能な作品リストには本作も含まれていた。

うしおは2002年のインタビューで「『ドンキッコ』というのは(中略)ソフト、何もないでしょう。だからあれは、何本かとってあるんですよ。(中略)一番とってあるのは、『ヤダモン』なんだけど」と話しており[5]、ある程度の本数のフィルムがピープロに現存しているとみられる。

脚注[編集]

  1. ^ 『THIS IS ANIMATION 2 ファンタジー・メルヘン・少女アニメ編』、1982年、小学館、p112。
  2. ^ a b c 『宇宙船別冊 特撮&SFビデオカタログ'84』朝日ソノラマ、1984年、60頁。
  3. ^ 『ロマンアルバム ヤダモン』徳間書店、1993年10月、p.63
  4. ^ 『THIS IS ANIMATION 2 ファンタジー・メルヘン・少女アニメ編』掲載のの放映リストでは「ぼく!ヤダモン」と表記。
  5. ^ 『まんだらけZENBU』No.17、2002年、まんだらけ出版部、p326。
フジテレビ系 月曜19:00枠
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ちびっこ怪獣ヤダモン