ゲッターロボ アーク

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ゲッターロボ アーク
ジャンル ロボット
漫画
原作・原案など 永井豪
作画 石川賢&ダイナミックプロ
出版社 双葉社
掲載誌 スーパーロボットマガジン
レーベル アクションコミックス
発表号 Vol.1 - Vol.14
発表期間 2001年7月19日 - 2003年9月19日
巻数 全3巻
アニメ
原作 永井豪、石川賢
監督 川越淳
シリーズ構成 早川正
脚本 早川正
キャラクターデザイン 本橋秀之
音楽 栗山善親、寺田志保横関敦、鈴木歌穂
アニメーション制作 Bee・Media×studio A-CAT
製作 真早乙女研究所
放送局 AT-Xほか
発表期間 2021年7月4日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

ゲッターロボ アーク』は、永井豪原作、石川賢ダイナミックプロ作画により、2001年から2003年まで双葉社アクションピザッツ増刊『スーパーロボットマガジン』で連載されていた漫画、および作品内に登場する架空のロボットの名称。

1974年から石川賢が執筆した「ゲッターロボサーガ」シリーズの最後の作品で、漫画版『ゲッターロボ號』の続編となっている。掲載誌の休刊により「第一部・完」として終了。単行本化の際に20ページ加筆されたが、2006年に石川賢が鬼籍に入ったため、ストーリー、ひいてはゲッターロボサーガそのものが未完となった。

終盤では石川賢の別作品『セイテン大戦フリーダーバグ』に登場する超巨大ロボットが「バグ」の名で登場している。

ストーリー[編集]

流竜馬、一文字號、タイールが乗った真ゲッターロボが、火星へ消えてから十数年後。神隼人は武装化した早乙女研究所を率いて新たな敵との戦いに入っていた。有機物か無機物かも分からない昆虫型の敵、アンドロメダ流国との戦いの中、早乙女博士の跡を継いだ神隼人の前に流竜馬の息子と名乗る少年・流拓馬が現れた。

登場人物[編集]

声の項はテレビアニメ版の声優。年齢はテレビアニメ版にて設定されたもの。

主人公[編集]

本作のゲッターチームは、全員がゲッター線関連の特殊な過去を持っており、隼人曰く、特殊な過去の血が、自分の秘密を暴くため研究所に引き寄せられた者たちである。

流拓馬(ながれ たくま)
声 - 内田雄馬[1]
流竜馬の息子でゲッターアークのパイロット。19歳。父である竜馬が常人より遥かに多くのゲッター線を浴びていたため、ゲッター線によって進化を促進されたDNAを生まれながらに持っていると言われており、敷島博士曰く「ゲッターの申し子」。幼い頃、母が自分を守ってアンドロメダ流国に殺され、その実行犯であるカーター・マクドナルを仇として捜し出そうとしている。
これまでのゲッターロボパイロットと同じく肉体は頑丈。本人は「不死身」と自称しており、浮浪者に脇腹を刺された際にも「こんな傷はツバでも付けとけばすぐ直る」と平然としている。強化服なしでD2に乗り込み、普通なら3分ももたないはずが無理な姿勢から強引に発進しても鼻血を吹く程度で済んでいた。
竜馬に比べると地味な嗜好で派手な武器は好まないが、かつてチリュウ一族が旧早乙女研究所を襲撃した際に父親が使ったリボルバー散弾銃(敷島が改造しているため性能はほぼ別物)を選ぶなど似通ったところもある。また道路を破壊して国会で予算問題にならないかと指摘するなど、知的で繊細な一面もある。
幼少期に母親を失ったためか、皇帝ゴール3世がカムイと母親の仲を引き裂く行為を嫌悪している。
カムイ・ショウ
声 - 向野存麿[1]
ゲッターキリクのパイロット。19歳。性格は冷静沈着で冷血無比。ハチュウ人類と人間との混血児のため顔にうろこがあり自らのアイデンティティ に悩んでいる。カラーイラストでは緑色の肌となっている。その出自のためゲッター線に耐性が有る。父は恐竜帝国前帝王ゴール、現皇帝ゴール3世は腹違いの兄。母は自分を生み出すためにゴールによって攫われた女性と思われるが、息子のカムイに対する愛情は強く、それが彼の支えにもなっていた。兄に次いで恐竜帝国の帝位継承権を持つ。混血児でありながら、その律義さと卓越した実行力で多くの支持を勝ち取り、恐竜帝国での人望は高い。ハーフであるため普通の人間の5倍の威力があるパンチを繰り出せるなど、その身体能力は常人をはるかに超越している。
アンドロメダ流国との戦いで(ゲッターに選ばれた)人間以外が生き残れない未来世界を見てしまったことでゲッターを打倒することを決意し、カーターからバグの設計図を託される。その後ゲッターチームから離脱、恐竜帝国においてクーデターを起こして実権を掌握してバグを完成させ、ゲッターアークに戦いを挑んだ。
山岸獏(やまぎし ばく)
声 - 寸石和弘[1]
ゲッターカーンのパイロット。22歳。『ゲッターロボ號』に登場した、グリーンアース教教祖であった超能力少年・メシア・タイールの弟で、自らも弱いながら予知能力を持っており、ゾルドXXとの戦いに敗れたゲッターが落ちてくる場所が見えていた。ゲッターのシステムに侵入した際にも「これでいいハズだ」と発言しており、IDやパスコードを読み取ったと考えられる。自らの血の正体とゲッターの正体を知るために搭乗する。
アニメ版では軍事レベルのセキュリティを破るハッカー技能の持ち主とされ、また拓馬と出会ったのは彼がカーター等に襲われた日と設定されている。

早乙女研究所[編集]

本作の早乙女研究所は、廃墟となっていた旧早乙女研究所の建物はそのままに、周囲に新たに研究設備や武装を施して、浅間高原の山麓全体が要塞のように構築されている。

神隼人(じん はやと)
声 - 内田直哉[1]
初代ゲッターチームのメンバーで早乙女研究所の所長。常に冷静沈着で人望があり、白兵戦での戦闘力も尋常ではない。ゲッター開発にも携わっており、自衛隊での階級は大佐。
敷島(しきしま)
声 - 多田野曜平[2]
元日本軍の兵器開発者で初代早乙女研究所の職員。兵器による破壊の光景をこよなく愛するマッドサイエンティストで、様々な兵器の開発に手を染めており、大戦時には原爆の研究にも関わったほどだが、その才能は確かで若い頃より早乙女博士とは親交があった。老いによる衰えを克服すべく自らの体に改造を施してサイボーグ化しており、護身用の兵器や思考補助用のコンピューターまで内蔵している。頭部に地雷が埋め込まれているそうだが、拓馬からは「そんなとこ踏ん付けるヤツいるのか?」と言われている。
また、研究所の防衛システムとリンクさせることが可能(頭にケーブルを直接差し込む)で、彼の意思でミサイル等の武装が一斉発射できるようになっている。
余りにも奇抜すぎる思考や価値観は過去作からも変わらず、先述の防衛システムでミサイルが乱射される様をクジャクの様に美しいと喩えるなど、イカれてると拓馬にも称されている(父親の竜馬は皮肉交じりに”少し異常”と表現していた)。
ゲッターチーム
この時代の早乙女研究所にはアーク以外にも複数のゲッターロボが所属しており、各機に3名ずつパイロットが乗り組んでいる。原作でのゲッターD2の正規のパイロットは自衛隊員だった。
伊賀利(いがり)隊長
声 - 岩田光央[2]
テレビアニメ版のみの登場。ゲッターロボD2部隊を指揮する隊長。19年前にゲッターロボの予備パイロットとして自衛隊から派遣され、その後は後続のゲッターロボパイロットの指導教官も務めていた。
漫画『真ゲッターロボ』の登場人物。足を怪我した車弁慶の代わりに真ゲッター3に搭乗した予備パイロットで、当時の階級は三佐。漫画『ゲッターロボアーク』には登場しない。漫画版では髭面の教官がいたが、寄生昆虫人に取りつかれ、研究所の兵器でアークを攻撃した。その後、隼人が地獄の釜を開いたことで発生した大量のゲッター戦を浴び死亡した。
星(ほし)
声 - 西森千豊
自衛隊から派遣された、ゲッターD2の正規パイロット。階級は一尉。ゾルドXXに戦いを挑むも、分厚い装甲の前に攻撃が全く通じず、為す術もなく敗れ死亡してしまう。埋立地に墜落後、機体のシステムに侵入しハッチを開放した拓馬たちに引きずり出されたが、パイロット用の強化服を着ていたにも関わらず全身の骨がグチャグチャだったという。
漫画版とテレビアニメ版では死ぬまでの経緯が多少異なる。漫画では3人いるゲッターD2乗員の中で最も瀕死のパイロットの名前だったが(その後全滅して墜落)、アニメでは他の乗員2名が既に生命反応が無い中、最後の一人としてゲッターD2で戦っていたパイロットとなっている。

アンドロメダ流国[編集]

ゲッターロボとゲッター線を滅ぼさんと現れた未来からの侵略者。2500年以上先の未来(連載当時は750年以上先の未来と設定されていた)に拠点を置き、過去の地球(本作の時代)に存在するゲッターロボを滅ぼさんと、獣戦士などあらゆる兵力を送り込む。その正体は未来でゲッター軍団の侵略に抵抗していた昆虫の異星人であり、ゲッターこそを「宇宙の侵略者」と呼び、自らの宇宙を守らんとする。ただし中にはカーター・マクドナルをはじめ、ゲッターチームなどと同じ「過去(21世紀)から来た地球人」も存在している。『ゲッターロボG』の敵役である百鬼帝国の要塞島やその技術は、彼らが送り込んだ物であった。

武蔵曰く、時空のシステムは未来世界では既に解明されており、過去が未来へ与える影響はミクロの歪みが星雲をも吹き飛ばすエネルギーを生じさせることもあり、科学的知識を持つ文明であれば、決して触れない悪魔の領域とのこと。

未来のゲッター軍団の力を借りたアークにより諸葛孔明の一派は滅ぶ。

大女王メルドウサ
声 - 朴璐美[2]
アンドロメダ流国の最高指導者と思われる。本作では名前のみ登場。
総攻撃を検討する孔明らに対し、カーター・マクドナルを派遣し、早乙女研究所の正確なデータが揃うまで総攻撃を禁ずる命令を伝えさせた。
諸葛孔明(コーメイ)
声 - 土師孝也[2]
アンドロメダ流国の高級幹部。早乙女研究所攻略の指揮をとっている。
彼は昆虫人であり、『三国志演義』に登場する軍師・諸葛亮との関連は不明。
テレビアニメ版では「コーメイ」となっている[2]
カーター・マクドナル
声 - 立木文彦[2]
現代の地球人でありながらアンドロメダ流国の手先として暗躍するアメリカ人。その正体はかつてゲッターロボGに滅ぼされた百鬼帝国残党の鬼であり、拓馬の母を殺した張本人。カムイにバグを託し、「ハチュウ人類がゲッターに滅ぼされる前に恐竜帝国を率いて人類を滅ぼせ」と言い残した後、拓馬の手により死亡。
テレビアニメ版では「マクドナルド」となっている[2]
兎猿猴
声 - 本田裕之

恐竜帝国[編集]

今作ではアンドロメダ流国の存在に地上の人類より早く気づき、これを地球全体の敵と判断して人類と和平を行い、アークのチームを傘下に組み入れ共に戦う。

皇帝ゴール三世
先帝ゴールの嫡男で現皇帝。アンドロメダ流国に対抗するために、かつての仇敵である早乙女研究所との和平を行い、共同戦線を張る。しかし、内心では地上人類を信用していない。
純血のハチュウ人類であるが、人間との混血である弟のカムイの帝国内での人望が高いため、自分の地位を奪われることを恐れている。そのため、元帥への昇進と母親との生活をちらつかせては手綱を握ろうとしていたが、カムイのクーデターの際に彼からクーデターの真意と「おぞましい真実(カムイ談)」を聞かされた上で、指導者が必要というカムイの要望により、皇帝の位にそのまま留まった。なおゲッターロボ號に登場する女帝ジャテーゴとの関係は作中で言及されなかった。
ハン博士
声 - 緒方賢一[2]
恐竜帝国の科学者。カムイの素性を知る数少ない人物。和平によって早乙女研究所より提供された技術を用いて、ゲッターロボとメカザウルスの融合メカであるゲッターザウルスを開発した。穏やかな風貌と性格で、作中ではカムイと帝王ゴール三世の関係を拓馬に話しており、彼の苦境に心悩ませている。彼をはじめとした恐竜帝国の優れた技術力を借りて、亜空間固定装置ゾルド(後述)は完成をみる。
バット将軍
先帝ゴールの時代にゲッターロボとも戦った恐竜帝国の幹部。現在は痴呆症が進行しており、隠居の身。拓馬の威勢の良さを見て、竜馬たちとの戦いについて語りだすが、そのまま他の部屋に連れ出されている。
ガレリイ長官など彼以外の先帝ゴール時代の幹部たちは全員死亡しているらしい。
ゾル
ゲッターザウルスのパイロットの一人。なお、他のパイロット2名は名前が判明していない。

ゲッター軍団[編集]

巴武蔵
超未来のゲッター軍団を率いる指揮官(大佐)。ゲッターエンペラーの記憶(ゲッターの意思が火星に飛んで以降の地球での記憶はないらしい)を元に、かつてゲッターに取り込まれて戦死した巴武蔵を再現した人造人間。戦死しても多数存在する新しい体(純粋な人間遺伝子を受け継いだ存在であり、クローンとは違うらしい)に記憶を移されて即座に戦線に復帰する。
未来のゲッター軍団全てに言える特徴であるが、ゲッターに取り込まれたためか、地球人類ではない異種族に対しては異常なまでに冷酷に虐殺・殲滅を行う。

その他の人物[編集]

拓馬の母 / 流りょう
声 - 島本須美[2]
竜馬の妻にして拓馬の母親。ただし、竜馬は彼女が言う「赤い糸」を認めてはおらず、押しかけ女房的存在であった。籍は入れていない。自称「日本女子柔道界で三本の指に入る」。
ランドウ軍壊滅後に拓馬を出産した。山中で拓馬に格闘技を教えると同時に、夫・竜馬の偉大さをホラも交えつつ常々語っていた。生活は困窮しており、ご飯のおかずはメザシであった。
拓馬が子どもの頃、彼を守るために、アメリカの特務機関を装ったカーター・マクドナルに殺害された。
漫画版では名前は設定されていなかったが、テレビアニメ版では「流りょう」という名前が設定された。漫画版では拓馬に対して竜馬が厳格な人物であったと伝えていたが、アニメ版では比較的正直に語っている。
カムイの母
ゴールの時代に地上から拉致され、ゴールの子・カムイを産んだ。
人間でありながら皇統に関わった人物として政治的に厄介者と見なされているらしく、現在はゴール三世により幽閉されており、カムイとはろくに会話も出来ない状態であったが、拓馬の機転により僅かながらの邂逅を果たす。
ロン・シュヴァイツァ
『ゲッターロボ號』からの登場人物。恐竜帝国との協力体制が敷かれた際に、国際連合から派遣された科学者。平常時は宇宙ステーションに滞在しており、『ゲッターロボ號』での最後の戦いの際に真ゲッターロボが火星に飛んだ姿を目撃し、ゲッターの持つ生命の拡大機構についての推論を唱えていた。

過去の人物[編集]

本作では行方不明、または故人となっている人物。漫画版では一部の人物の会話のみ触れられていたのみで、テレビアニメ版にのみ登場する。「19年前の戦い」というワードはアニメ版独自のもの。

流竜馬
声 - 石川英郎[2]
かつてのゲッターロボのパイロットで拓馬の父親。19年前の戦いで一文字號とメシア・タイールと共に真ゲッターに搭乗して、宇宙に飛び立ち行方不明となる。
メシア・タイール
声 - 佐々木望[2]
山岸獏の兄で新興宗教グリーンアースの教主。竜馬、號と共に19年前の戦いで行方不明となる。
一文字號
ゲッターロボ號のパイロットだった人物。竜馬、タイールと共に19年前の戦いで行方不明となる。
車弁慶
声 - 梁田清之[2]
かつて戦死した巴武蔵の後任としてゲッターチームに配属された人物。19年前の戦いで早乙女研究所を敵から守るためにゲッターロボGを起動させるが、ゲッター線の異常増幅が起こりゲッターの繭が形成。取り込まれる形で消滅する。
早乙女博士
声 - 菅生隆之[2]
早乙女研究所の所長にしてゲッター線の研究、ゲッターロボの制作者。故人。

登場ロボット[編集]

ゲッターロボ アーク
早乙女博士が残した最後の遺産。3機のゲットマシンが合体し、ゲッターアークゲッターキリクゲッターカーンの3形態に変形する。どの形態も飛行能力を有していた。各形態名称の由来は梵字で、それぞれ大日如来阿弥陀如来不動明王を意味する。
真ゲッターロボの開発過程で完成された一機で、総合的戦闘力は(完成時の)真ゲッターロボを凌ぐ。真ゲッターより安定性が高く、遙かに効率的なエネルギー消費を行うゲッターロボで原作者の石川賢曰く「勝手に火星に行かない」。
ゲッターアーク
旧ゲッターのゲッター1に相当する形態。爪による攻撃方法をとる他、口に該当する箇所に開口部が存在しており、噛付きによる攻撃も行える。ゲッターロボGと同様に、ゲッタービームは額から発射する。武装はダブルトマホークを装備しており、このトマホークは双刃として合体も可能である。なお、斬り付けた際に電撃を行って敵を消滅させていた。腕部には伸縮可能な数本の刃「バトルショットカッター」を装備している。これは他のゲッターと異なり通常は腕に巻きついて収納されており、使用時のみ展開する。また、戦闘時の飛行も真ゲッターと同様に幾何学的な超高速飛行を行っていた。本来の装備ではないが、未来のゲッター軍団から借りたと思われるガトリングガンを使用したことがある。
必殺技のサンダーボンバーは、背面部の10枚のウイングを開き、周囲に一気に放電、もしくは腕から電撃を発射する。
ゲッターキリク
旧ゲッターのゲッター2に相当する形態。両腕がドリル状に尖った形状となっていて、これによる攻撃と、地中の潜行を行う。なお、左腕は旧ゲッターのようにハンドアームになることも可能。
ゲッターカーン
旧ゲッターのゲッター3に相当する形態。深海での潜行が可能。腕と足を連結させ体をトゲつきタイヤのような形(カーンローバー)になり、敵の内部から両断する技を見せた。なお、劇中では水中でもアークのままで戦っていた。
ゲッターロボD2(デーツー)
早乙女研究所に所属するゲッター軍団の1機。ゲッタードラゴンと真ゲッターロボを足したようなデザインとなっており、ゲッターアークの初期デザインを流用している。武装は頭部から発射するゲッタービームとトマホーク、ライフル。現行パイロットの能力が追い付いていない為、機体性能は抑えられている。アンドロメダ流国との戦闘で自衛隊員のパイロットである星一尉が死亡してしまい、廃棄物埋め立て地(第十四新夢の島)に墜落した。ゲッター自体の損傷は4割程度で動けたため拓馬が乗り込んだ。テレビアニメ版では量産されており、5機が研究所に配備されている。また右肩のアーマーや左胸部装甲に「G○(数字)」と識別コードが書かれている。
その他の早乙女研究所のゲッターロボ
原作では、ゲッターD2以外にもデザインがそれぞれ異なる数機のゲッターロボが配備されており、ゲッタードラゴンやゲッターロボ號の後継機らしきデザインのゲッターロボが確認できる。ゲッターG5、ゲッターバディ、ゲッターD5といった名称が劇中で呼称されているが、どの機体の名前なのかの対応は不明。テレビアニメ版ではD2が量産配備されているためか、これらの機体は未登場。
未来世界のゲッター軍団のゲッターロボ
未来の世界でもゲッター艦に所属するかつてのゲッターロボの意匠を持つ多数のゲッターロボが登場している(ライガー2044など)。それぞれの機体がアークの数10倍の戦闘力を持つ。
ゲッターザウルス
恐竜帝国が製作した有人型メカザウルス。ゲッターロボと同様に3体合体によって人型ロボットになる。武器はトゲ付きハンマー。ゲッターアークと共にアンドロメダ流国と戦った。製作には神隼人達が協力した。
バグ
アンドロメダ流国が総力を挙げて開発中であった、ゲッター軍団に対抗できる最終兵器。しかし未完成のままアンドロメダ流国がゲッター軍団に制圧されたため、過去の地球へと送り込まれる。流国のカーター・マクドナルよりバグのデータを託されたカムイは、クーデターを起こして恐竜帝国を掌握し、バグを完成させる。単行本の加筆部分において登場し、ゲッターアークを圧倒する強さを見せていたが、戦いの結末は不明。
石川賢の作品『セイテン大戦フリーダーバグ』においてシグム・セイクンという名の、全く同じ外見の人型兵器が登場しているが、本作とはパイロットが異なっているほか、こちらではバグという名称は『フリーダーバグ』のヒロインの名前となっている。そのため、本作世界観との関連性や詳細は不明。
真ゲッタードラゴン(ゲッターロボG)
単行本の加筆部分で『真ゲッターロボ』でメルトダウンを起こし地中で眠っていた状態から復活し真ゲッタードラゴンへの進化を開始した状態で登場。物質ではなくエネルギーのような描写である。頭部の形状などが過去の登場時より変化している。
ゲッターエンペラー
超未来でゲッター軍団を率い、人類以外を滅ぼす規格外のゲッターロボ。劇中では拓馬達が飛ばされた未来の戦場から30光年ほど離れた所で戦っているとのこと。操縦や変形にパイロットの世代交代が必要なほど巨大であり(インタビューによると大きさは「太陽系と同程度」)、アンドロメダ流国が地球に侵攻する直接の原因でもある。
劇中で全ての武器が登場することは無かったが、ゲットマシン一機に相当する艦の砲撃が敵艦隊を惑星ごと破壊し、ゲッターチェンジの予備動作がビッグバンに匹敵するエネルギーと計測不能な量のゲッター線を放出し、周囲の星々を砕きながら合体完了。アンドロメダ流国との戦況を終結させる。そればかりか艦の特攻に数十回耐える強固なシールドや未来予知の能力まで持ち合わせている。エンペラーを構成する三隻のほかにも巨大な「ゲッター戦艦」と呼ばれる母艦が運用されている。

関連用語[編集]

ゾーン(ストーカ01)
十数年前に太平洋に落ちた流星のひとつが強いエネルギーを発散したことでできた不可侵領域。質量も磁場も放射能も感知できず、レーダーにも一切反応しないが、確実に地球上の空間を蝕んでいる。
時折、この空間から何者かが出撃するときに強いエネルギーが発生し、それが地球環境に落雷などの異常気象をもたらしたために、世界中の工業や産業が壊滅的な打撃を受けてしまう。
その正体は、アンドロメダ流国が地球へ軍勢を送り込み、最終的には地球そのものを飲み込み、消滅させるために創り出した亜空間銀河であった。そのため、諸葛孔明の一派が滅亡すると現代でも消滅した。
ハジをかく
ゲッター戦闘用語でハジとは死のこと。合体に失敗すれば死である。
地獄のカマ
早乙女研究所の地下に存在する、ゲッタードラゴンから発生していると思われる大量のゲッター線が核融合炉のように渦巻いている場所。
作中で、敵に呼び寄せられて研究所に侵攻してきた昆虫の群れを殲滅するため、ここの蓋が開けられた。
エントル波
アンドロメダ流国が時空を超えるために用いる微弱で特殊な波長の電波で、地球上には存在せず、宇宙にだけ発生する。
後述の亜空間固定装置ゾルドはこの電波を用いてゾーン(ストーカ01)に干渉するマシンである。
亜空間固定装置ゾルド
ゾーン(ストーカ01)内部に突入するために恐竜帝国と国際連合の科学者チームが共同開発した時空間超越装置。ただしテストで装置に飛び込んだメカザウルスが帰ってこないのを問題視しないなど、大雑把なところもある(拓馬たち曰く、「人間の世界じゃそういうのは成功とは言わない」)。
時空間超越機スターボーダ
アンドロメダ流国が地球へ軍勢を送り込むために開発した装置で、超未来のゲッター軍団が人類の生存のために破壊すべきものとして探しているもの。亜空間固定装置ゾルドと同じ形をしている。
ゲッター戦記
ゲッターエンペラーが太陽系から出撃し、オリオン大戦を経て現在に至るまでの記録らしい。拓馬達には「知りすぎる危険もある」と言って一部しか知らされなかった。
ダーク・デス砲
未来のゲッター艦に搭載されている兵器。汚い死の名前通り、星そのものを腐らせてそこに住む生物を全滅させてしまう兵器。武蔵曰く、生き残るには惑星そのものを脱出するしかなく、この兵器を使用したあとの惑星には数十年後の人類が移住する際の肥料しか残らないとのこと。作中では諸葛孔明の一派をある惑星からいぶり出すために使用された。

テレビアニメ[編集]

2021年7月よりAT-Xほかにて放送中[1]

漫画版では車弁慶がゲッタードラゴンをメルトダウンさせて戦死した後、早乙女研究所が真ゲッターロボに乗っていた流竜馬、神隼人、伊賀利の三名以外全滅した謎の昆虫軍団との戦い(『真ゲッターロボ』)から、プロフェッサー・ランドウを背後から操っていた恐竜帝国女帝ジャテーゴと世界各地のスーパーロボット連合軍がシベリアで戦い、流竜馬、メシア・タイール、一文字號が操縦する真ゲッターロボが敵を一掃して地球から去ったシベリア戦線(『ゲッターロボ號』)の間に数年が開いているが、アニメ版ではこの二つの戦いが「蟲のような謎の敵と戦った19年前のシベリア戦線」に整理されている。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

OP・EDともにJAM Projectが担当する。

「Bloodlines〜運命の血統〜」[1][3]
オープニングテーマ。作詞・作曲は影山ヒロノブ、編曲は寺田志保と栗山善親。
「DRAGON 2021」
エンディングテーマ。作詞は影山ヒロノブ、作曲・編曲は須藤賢一。「新ゲッターロボ」OPのアレンジ。

各話リスト[編集]

話数サブタイトル絵コンテ演出作画監督初放送日
第1話天の鬼 川越淳2021年
7月4日
第2話運命さだめの子ら 通²大平直樹
  • 山名秀和
  • 千葉孝幸
7月11日
第3話アーク始動 通³ぇ通
  • 矢花馨
  • 金科艺
徐学文7月18日

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[4]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [5] 備考
2021年7月4日 - 日曜 21:00 - 21:30 AT-X 日本全域 製作参加 / CS放送 / リピート放送あり
日曜 23:00 - 23:30 TOKYO MX 東京都
2021年7月5日 - 月曜 23:30 - 火曜 0:00 BSスカパー! 日本全域 製作参加 / BS放送 /リピート放送あり / 無料放送枠
2021年7月7日 - 水曜 0:30 - 1:00(火曜深夜) BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間[4]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2021年7月4日 日曜 23:30 更新
2021年7月4日以降順次 日曜 23:30 以降順次更新
2021年7月5日 月曜 23:30 - 火曜 0:00 スカパー!オンデマンド
2021年7月10日以降順次 土曜 12:00 以降順次更新

BD[編集]

発売日[6] 収録話 規格品番
1 2021年10月27日予定 第1話 - 第4話 BCXA-1657
2 2021年11月26日予定 第5話 - 第8話 BCXA-1658
3 2021年12月24日予定 第9話 - 第13話 BCXA-1659

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z “アニメ「ゲッターロボ アーク」7月4日に放送開始、内田雄馬らの声聴ける新PV公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年5月28日). https://natalie.mu/comic/news/430022 2021年5月28日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m “ゲッターロボ アーク、流竜馬は石川英郎が続投「息子の活躍を見守っていきたい」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年6月25日). https://natalie.mu/comic/news/434111 2021年6月25日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae “『ゲッターロボ アーク』オープニング映像”. YouTube、BANDAI NAMCO Arts Channel (バンダイナムコアーツ.). (2021年7月2日). https://www.youtube.com/watch?v=f2xDk6WA8SM 2021年7月4日閲覧。 
  4. ^ a b 放送情報”. 【公式】アニメ『ゲッターロボ アーク』. 2021年6月25日閲覧。
  5. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  6. ^ ゲッターロボ アークBlu-ray 商品情報”. 【公式】アニメ『ゲッターロボ アーク』. 2021年7月2日閲覧。

外部リンク[編集]