ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち
ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち | |
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監督 | 今村隆寛 |
脚本 | 上坂浩彦 |
出演者 |
田中真弓 中井和哉 岡村明美 山口勝平 平田広明 大谷育江 山口由里子 渡辺美佐 大友龍三郎 |
音楽 | 田中公平 |
主題歌 | 川嶋あい「compass」 |
配給 |
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公開 | 2007年3月3日 |
上映時間 | 90分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
興行収入 | 9億円[1] |
前作 | ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵 |
次作 | ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜 |
『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』(ワンピース エピソードオブアラバスタ さばくのおうじょとかいぞくたち)は、2007年3月3日に公開された日本のアニメーション映画。漫画『ONE PIECE』を原作としたテレビアニメの劇場版第8作。
概要[編集]
映画『ONE PIECE』シリーズでは初となる原作のストーリーを元にした作品で、人気の高い「アラバスタ編」を映画化した。テレビシリーズの再編集ではなく、全編新作である。
5分のショートアニメ『Dr.マシリト アバレちゃん』と同時上映された(他作品との同時上映は第3作以来)。
ビデオソフトは、DVDが2007年7月21日に、Blu-ray Discが2010年1月21日に発売された。
2011年8月20日の『土曜プレミアム』では、新作カットを加えた特別編が放送された。新作カットは、ウイスキーピークでビビが麦わらの一味の船に乗る経緯を描いている。
キャスト[編集]
- モンキー・D・ルフィ - 田中真弓
- ロロノア・ゾロ - 中井和哉
- ナミ - 岡村明美
- ウソップ - 山口勝平
- サンジ - 平田広明
- トニートニー・チョッパー - 大谷育江
- ネフェルタリ・ビビ - 渡辺美佐
- サー・クロコダイル - 大友龍三郎
- ミス・オールサンデー(ニコ・ロビン) - 山口由里子
- コーザ、ハグワール・D・サウロ - 草尾毅
- ペル - 野島健児
- チャカ - 植村喜八郎
- テラコッタ - 園部啓一
- Mr.2・ボン・クレー - 矢尾一樹
- Mr.1 - 稲田徹
- ミス・ダブルフィンガー - 橘U子
- Mr.4 - 高塚正也
- ミス・メリークリスマス - 金月真美
- Mr.7 - けーすけ
- ミス・ファーザーズデー - 中友子
- カッパ - 野田順子
- 副リーダー - 竹本英史
- カルー - 粗忽屋
- トト - 塚田正昭
- ラッスー - 青野武
- メイディ - 川嶋あい
- ネフェルタリ・コブラ - 家弓家正
- ゲスト声優
スタッフ[編集]
- 製作 - 岡田裕介、高橋浩、鳥嶋和彦、清水賢治、竹中一博
- 原作 - 尾田栄一郎
- 脚本 - 上坂浩彦
- 音楽 - 田中公平、浜口史郎、岩崎文紀、丸尾稔、澤口和彦
- 製作担当 - 清水洋一
- 編集 - 後藤正浩
- 録音 - 渡辺絵里奈
- 効果 - 新井秀徳
- 撮影監督 - 若尾卓見、大西弘悟
- CG監督 - 新井啓介
- 美術監督 - 吉池隆司
- 色彩設計 - 塚田劭
- キャラクターデザイン・作画監督 - 井上栄作
- 監督 - 今村隆寛
- 絵コンテ - 宇田鋼之介、横山健次、井上栄作、今村隆寛、大塚健
- 作画監督補佐 - 舘直樹、井出武生、田中宏紀、西田達三
- 配給 - 東映
キャッチコピー[編集]
- 最後に涙を流したのはいつですか…
- ルフィ、敗れる!
- それでも守りたい仲間がいる
主題歌[編集]
原作・テレビアニメとの相違点[編集]
- 冒頭でMr.2・ボン・クレーがルフィ達に釣り上げられた際、サンジと顔を合わせている(ボン・クレーはコピーしようとするも、拒否された)。
- テレビアニメでは使われなかった「オカマ」という言葉が使われている。
- ボン・クレーのマントの字は、テレビアニメでは「盆暮れ」であったが、映画では原作と同じ「おかま道」になっている。
- カルーが、ユバを目指すルフィ達と共に行動している。
- 緑の町・エルマルとレインディナーズが登場しない。
- ナノハナ焼き討ちの際、ボン・クレー扮するコブラと、反乱軍のリーダー・コーザが対面していない。
- ナノハナ焼き討ちを決行した、コブラに扮したボン・クレーが王宮にまで潜入し、直々にチャカとペルに命令を下している。
- ヒッコシクラブのハサミを使っての移動中、クロコダイルに捕まった際にペルが駆けつける。
- ルフィがクロコダイルに干乾びさせられた体の部分が、腕ではなく脚になっている。
- アルバーナでビビを反乱軍の前に向かわせるためにバロックワークスを撹乱させる際、ハサミから脱出している。その代わり、超カルガモ部隊はカルーが傷付けられた際に登場する。
- ナミがミス・ダブルフィンガーをトルネード=テンポで吹き飛ばしたところが壁の向こうではなく道の先になっている。
- ルフィとクロコダイルの本編における2戦目の舞台が地下宮殿になっている(本来の2度目の戦闘はカット)。
- ロビン(ミス・オールサンデー)による20年前のオハラの回想シーンが登場する(その際にサウロも登場する)。同時にロビンがメリー号に乗り込む直前のシーンが描かれている。
- 原作で主要人物であったイガラムが登場しない(背景として1度だけ姿が確認できる。特別編では冒頭部に登場している)。そのため、妻のテラコッタがビビに変装していた。
- スモーカー、たしぎ、エースが登場しない。
- 特別編ではウイスキーピークの時点でチョッパーが加入している。
関連書籍[編集]
小説版については「ONE PIECE#小説」を参照
- アニメ・コミックス ONE PIECE エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち(2008年3月4日発売、ISBN 978-4088742366)