サンジ

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サンジ
ONE PIECE』のキャラクター
登場(最初) 原作・第5巻 第43話「サンジ登場」
アニメ・第20話「名物コック! 海上レストランのサンジ」
作者 尾田栄一郎
声優 平田広明
大谷育江(幼少期)
プロフィール
別名 黒足のサンジ
年齢 21歳
性別
肩書き 麦わらの一味コック
親戚 ヴィンスモーク・レイジュ(姉)
ヴィンスモーク・ヨンジ(弟)

サンジ(Sanji)は、尾田栄一郎漫画ONE PIECE』に登場する架空の人物。

プロフィール[編集]

  • 所属:海上レストラン「バラティエ」副料理長→麦わらの一味コック
  • 年齢:19歳[1]→21歳
  • 誕生日:3月2日[2]
  • 身長:177cm(超新星編)[3]→180cm(新世界編)[4]
  • 血液型:S型Rh-
  • 星座:うお座[4]
  • 出身地:北の海
  • 懸賞金:7700万ベリー→1億7700万ベリー(生け捕りのみ)
  • 好きな食べ物:辛口海鮮パスタ紅茶に合うもの[5]
  • 嫌いな食べ物:こんにゃく(栄養ないから)[6]
  • 得意料理:全般(特にシーフード[7]
  • イメージ動物:アヒル[8]
  • イメージナンバー:05・32(サンジ)・59(コック)[9]
  • イメージカラー:    [9]
  • イメージの花:デルフィニューム[10]
  • イメージ国:フランス[11]
  • イメージ県:京都府[12]
  • イメージ職業:美容師[13]
  • 家族に例えると:次男(不良)[14]
  • ニオイ:タバコと海の幸のニオイ[9]
  • 入浴頻度:毎日[15]
  • 就寝・起床時間:AM0:00 - AM5:00[16]
  • 人気投票:4位(第1回・第5回)、3位(第2回~第4回)

人物[編集]

海賊麦わらの一味コック。異名は「黒足のサンジ」。「北の海(ノースブルー)」出身。かつて「北の海」を武力で制圧した「人殺しの一族」と称される王族「ヴィンスモーク家」の三男。

ルフィの4人目の仲間。黒いスーツと、金髪にくるりとした左右非対称の眉毛が特徴で、常に煙草をくわえている。この特徴的な眉毛はサンジの姉弟にも見られるがサンジだけ向きが反対。左目は常に髪で隠していたが、新世界編からは髪の分け目が逆になって右目を隠すようになり、口髭を生やしている。コックの命である手を傷つけないように、足技で戦う。伝説の海「オールブルー」を見つけることが夢。

ルフィのような大食漢の腹を満たすボリューム満点の料理から、女性クルーの舌を満足させる繊細な料理など、人に合わせた料理を作れる調理術の持ち主。海上での生活において必要不可欠な食料配分・栄養管理ができる「海のコック」であり、長い船旅であっても仲間に栄養不足などの問題が起こることはない。未知の生物である空魚をすぐに裁いてソテーにして、実際に美味しく調理するなど、食材の扱いも上手い。少年時代は、食事の重要性を軽視しており、他のシェフが節約の為に、客の残り物を食べる[注 1]姿を見てやりすぎという考えはともかく、実際には大丈夫でも見栄えが悪いという理由で食材を捨てるなど馬鹿にしていた面があったが、過去に遭難した時に「空腹の恐ろしさ」を経験してからは「腹を空かしている奴なら、たとえ敵でも無償で食わせる」という人情味を持ち合わせ[注 2]、食物を粗末に扱うことを決して許さないなど、人一倍大切にするようになった。また、航海先で見付けた未知の食材を使って新しい料理を作り出すことに積極的で、各地の町に立ち寄る機会があると、よく市場で特産の食材を買い付けたり、レシピを手に入れたりしている。料理人であるにも関わらず、ほぼ常に煙草を吸っている。これは少年時代に、ゼフに一人前の大人として認められたかった一心で「舌が狂う」と注意されながらも吸い始めたもの。

無類の女好き。美女を見るとメロメロになり口説かずにはいられず、美女の色仕掛けには必ず引っかかる。幼少の頃から「女は蹴ってはいけない」と教えられて育っており、騎士道精神を信念にしているため、命や仲間が懸かった戦いでも相手が女性だと年齢・容姿関係なく攻撃することは絶対にしない(そのせいで、窮地に陥ったり、自分のほうが実力が高いにも関わらず敗北することもある)。実際にドラム島で雪崩が起きてナミ(を背負ったルフィ)に危害が及びそうになった時は、ルフィ(が背負ったナミ)を突き飛ばして、自分が身代わりになる姿勢を見せた。普段から女性クルーのナミロビンには優しく、一時的に乗船していたビビにも、勿論その態度をとっていた、食事には男性クルーよりも気を遣い進んでデザートやコーヒーを出し、特にナミにはことあるごとに好きだと主張しているが、あまり相手にはされていない。年下のナミには、「君」づけで呼ばれ、いいように使われているが、むしろ喜んでいる。美女には年上でも「ちゃん」付けで呼ぶが、ナミの事は「さん」付けで呼んでいる。

蛾やムカデ、クモなどの「気味悪い系の虫」が苦手で、近寄ることもできない。

口が達者で、言葉遣いが悪く、口癖は「クソ○○」(幼少の頃から使っている)。ナミ同様ルフィやウソップがふざけすぎたり、食料を盗み食いしたりすると、蹴りで制裁したりする。一見すると粗暴な性格だが根は優しい。冷静な知能派であると同時に感情的で熱い一面があり、仲間をとても大事に思っている。目の前で誰かが危機に晒されている場合、自己犠牲的な行動に出ることが多い。ドラムの雪山、空島などで仲間を助けるために自ら犠牲になったが、スリラーバークではルフィの身代わりになろうとしたところをゾロに阻止された。面倒見の良い兄貴分な気質から粗野な男たちに慕われることが多く、田舎マフィアのデュバルからは「若旦那」、海軍G5には「兄貴」と呼ばれる。

皮肉屋なゾロとは仲が悪く[注 3]、普段は喧嘩ばかりしているが、いざという時には絶妙なコンビネーションを見せる。また、互いに実力を認め合っており、ゾロの判断や心意気を尊重する一面もある。

戦闘の実力は高く、一味の主力として認識されている。柔軟な思考力を備え、機転が利くため策略家としての一面も持っている。敵に対抗する際は裏で隠密に単独行動をとり、戦況を打開することも多い[注 4]。「怒りでヒートアップするクチ」と自覚しており、仲間や騎士道精神に対しての侮辱行為などで激怒した際には、怒りのままに容赦無い攻撃をすることも多い。

イメージのモデルは、アメリカの俳優スティーヴ・ブシェミ[17]。名前は、当初ぐるぐる眉毛にちなんで「ナルト」とする予定だったが、『NARUTO -ナルト-』の連載が始まったために変更された経緯がある[18]

関係者[編集]

サンジの父親
名前は現時点で不明。戦争屋と呼ばれる闇世界の組織「ジェルマ66」のトップ。
闇の世界では有名な人物。ドレスローザ編後にサンジの手配書を変更するよう手配した張本人で、息子であるサンジを四皇ビッグ・マムの娘プリンとの政略結婚に利用しようとしている。幼い頃に生き別れており、サンジをずっと探していたそうだが、サンジ自身は縁はとうに切れていると語っている。
ゼフ
海上レストラン「バラティエ」オーナー兼料理長。元クック海賊団船長。
サンジに料理と足技を仕込んだ人物で「赫足のゼフ」の異名を持つ。サンジと同じく「オールブルー」の発見を夢見ている。「偉大なる航路」での1年の航海から帰還した際、襲撃した客船でサンジと出会い、その際嵐に襲われ2人は断崖絶壁の孤島に打ち上げられる。そして、残りわずかな食料を全てサンジに譲り、自らの右足を食料にして遭難生活をやり過ごした。救出された後、長年の夢であった海上レストランを開店し、荒くれ者なコックが集まるレストランとして繁盛していく。サンジとは普段からいがみ合っていたが、サンジは自分の身を犠牲にして救ってくれたゼフに恩返ししたいと考えていた。別れ際にサンジから長年世話になったことを涙ながら感謝された際はゼフも涙を浮かべていた。
パティ、カルネ
海上レストラン「バラティエ」コックの極道コンビ。
サンジとは腐れ縁のベテランコック。客に対する考え方などでサンジとは反発していたが、彼がバラティエを旅立つ際は、寂しさから号泣していた。エニエス・ロビーの事件後、バラティエに出回った下手な似顔絵の手配書は、コック全員に大笑いされ、来客用のプレゼントにされた。

来歴[編集]

過去[編集]

北の海出身で、「人殺しの一族」と称されるヴィンスモーク家の三男であるが、詳しい生い立ちは不明。出身である北の海から東の海に渡っているが、その時期も不明。幼い頃から客船オービット号に乗り込み、コック見習いとして働いていた。当時から伝説の海「オールブルー」の存在を信じており、いつか探し出すことを夢見ていた。

10歳の時、オービット号が赫足のゼフ率いるクック海賊団に襲撃される。その際に嵐に巻き込まれ、サンジはゼフと共に、絶海の孤島で85日間にも及ぶ遭難を経験することとなる。その中でサンジ同様オールブルーを夢見ていたゼフは、残った食料全てをサンジに渡し、自身は己の足を切り捨てて食い、ゼフに大きな代償を払わせる形で救われる[注 5]

無人島から救出された後、ゼフの建てた海上レストラン「バラティエ」でゼフに恩返しをするべく働き、調理と足技を叩き込まれながら育ち、長じて副料理長となる。ゼフにはいつまでも「チビナス」と扱われており喧嘩が絶えなかったが、心底には互いに揺るぎない絆があり、恩義を感じるあまりバラティエに留まり続け、オールブルーの夢とは向き合いきれていなかった。

サバイバルの海 超新星編[編集]

東の海編
海軍に捕まっていたクリーク海賊団戦闘総隊長ギンがバラティエに辿り着き、金がないことでパティから追い出されたギンに無償で食事を与える。この一部始終を見ていたルフィは好感を持ち、サンジを仲間にすることに決めたが、この時はゼフへの恩返しを優先し断った。クリーク海賊団侵攻の際は、2番隊隊長パールと交戦。鉄壁の防御と火花を出しての火炎攻撃に長けたパールを物ともせず終始優位に進めるが、ギンがゼフを人質にとったことでパールの反撃を食らう。さらに、ギンとも交戦し、互角に渡り合うもパールから受けたダメージが響き追い詰められるが、餓死の危機を救われたことで情に目覚めたギンに見逃された。その光景に激怒したクリークが放った猛毒ガス弾「M・H・5」に対し、ダメージが深く身動きが取れなかったがギンが自分の防毒マスクを使ってくれたことで難を逃れた。クリーク海賊団撃退後、戦いの中で目の当たりにしたルフィやゾロの信念と、ゼフ達バラティエの面々の不器用な促しにより、ルフィの仲間に加わる。旅立ちの際は、ゼフに長年の感謝の言葉を述べ別れを告げた。
アーロンパークへの道中、アーロン一味が連れている海獣モームを蹴り倒す。ココヤシ村に到着し、ウソップたちと合流後、ナミの義姉ノジコからナミの過去を知った。アーロンパークでは魚人空手の使い手の幹部クロオビと対決。アーロンにより海に落とされたルフィの救出を優先したため、圧倒的に不利な水中戦を強いられたが、えらに空気を吹き入れることで何とか陸に逃れクロオビを撃破する。その後、再び海に潜りルフィを解放した。
アラバスタ編
リトルガーデンでは、散歩をするゾロに食糧確保で狩りを頼んだが、ゾロが「お前ではとれない大物を仕留める」と発言した事からムキになり、狩り勝負をすることになった。狩りをすませて一足早く戻ったが[注 6]、仲間が戻らないことを心配して、森の中を探索していた最中にMr.3が作った個室を見つけ、くつろいでいた際にクロコダイルからかかってきた電々虫に出てMr.3になり済ますことで追手を退かせた。その直後に襲撃したMr.13とミス・フライデーのペアを一蹴した後、アラバスタへの「永遠指針」を手に入れる。
ドラム島では病に苦しむナミをドラム城まで連れていく。途中、島に生息する肉食動物ラパーンや元ドラム王国国王ワポルの襲撃にあうも何とか退ける。ラパーンが起こした雪崩に巻き込まれた際、ナミを背負うルフィを庇って重傷を負ってしまう。その後、ドラム城でワポル達との戦いに参戦しようとしたが、傷が完全に癒えていないことでDr.くれはからドクターストップをかけられ、強制的にリタイアさせられた。
アラバスタ・レインベースでは、レインディナーズの檻に捕らわれたルフィたちを救出するため、チョッパーと画策し「Mr.プリンス」と名乗ってクロコダイルを出し抜く。バナナワニを蹴散らせMr.3の能力を使い、ルフィの解放に成功した。アルバーナでは、チョッパーと共にMr.4ペアと接触するも超カルガモ部隊からのSOSに応じ、ウソップを倒しビビに迫ったオカマ拳法の使い手であるMr.2・ボン・クレーと対決。「マネマネの実」の能力でナミに変身されたことで手が出せなくなり、一方的にやられてしまうが「マネマネの実」の弱点を見抜き、激しい死闘の末にMr.2を撃破する。
空島編
空島では、不法入国などの罪により「神の島」にある生贄の祭壇に連行されたナミたちを救出するため、ルフィ・ウソップと共にナミたちを追い、「神の島」に上陸。神官サトリの「心綱」やダイアルを駆使した戦法に苦戦するが、二人との共闘でサトリを撃破。
サバイバルでは脱出組としてメリー号に残っていたが、突如現れた神・エネルに倒されてしまう。復帰後、ウソップと共にマクシムに潜入し、マクシムの機関部を破壊した後、自らが囮となりウソップとナミを先にマクシムから脱出させた。
ウォーターセブン編
ロングリングロングランドでのフォクシー海賊団との「デービーバックファイト」では、2回戦「グロッキーリング」に出場。ゾロと組みグロッキーモンスターズと対決し、初めは度重なる反則攻撃で追い詰められたが、ゾロとの息の合った連携で形勢を逆転し勝利を収めた。
ウォーターセブンでは、ウソップがフランキー一家に襲われメリー号の修理費のうち2億ベリーを奪われたことで、ルフィ・ゾロ・チョッパーとフランキー一家の本拠地「フランキーハウス」を壊滅させた。その翌日、ロビンから一味脱退宣言を突きつけられたが、その言葉の奥に隠れたロビンの真意を見抜き、ルフィ達とは別に単独行動を取る。その後ロビンを救出すべく、単独でパッフィング・トムに乗り込む。途中、同じく連行されていたフランキーとウソップを救出し、ルフィからロビンが離脱した真意を聞くと、フランキー・そげキングとの共同戦線でロビン奪還に乗り出す。CP7のワンゼなど衛兵を次々と撃破してロビンの元まで迫り、一旦は奪還に成功するもロビンが拒否したことで失敗に終わる。
エニエス・ロビーではCP9紅一点のカリファと対峙。身体能力では圧倒するが、敵であろうと女性には攻撃しないという自身のポリシーが仇となり敗北。その後、ジャブラに追い詰められたそげキングに加勢し、オオカミの能力に加え鉄塊拳法を駆使するジャブラに苦戦するも、ロビンを侮辱されたことで怒り、新必殺技「悪魔風脚(ディアブルジャンブ)」でジャブラを撃破。ロビン奪還成功後の海軍との戦いでは、正義の門の開閉レバーを作動して渦潮を発生させ、軍艦の動きを封じ退路を確保した。
事件後、「黒足」の異名で7700万ベリーの懸賞金が懸けられたが、海軍が写真の入手に失敗したとされる手配書には下手くそな似顔絵が使われていて、ナミ・チョッパーと共に非常にショックを受けていた。また、この手配書で後にデュバルからあらぬ因縁をつけられることになる。
スリラーバーク編
スリラーバークでは、ルフィたちと共に後から上陸するが、ゲッコー・モリアの能力で影を奪われる。誘拐されたナミを奪還すべくアブサロムと対峙し、アブサロムが自身が密かに狙っていた透明人間の能力を持っていたことに加え、ナミを花嫁にするという宣言に怒りが頂点に達し、怒りにまかせて撃破する。その後、ルフィの影が入れられたスペシャルゾンビ・オーズやモリアと交戦し、一度は倒されるも一味総出で撃破した。モリアが倒れたことで影を取り戻した。
その後現われたバーソロミュー・くまの襲撃に対し、ゾロが自ら身代わりとなることを願い出ると代わりに自分が身代わりになろうとしたが、ゾロに気絶させられた。目覚めた後、その現場を目撃していたリスキー兄弟からゾロとくまのやり取りを聞いた。
頂上戦争編
人攫い屋「トビウオライダーズ」のアジトで、自分の手配書の似顔絵とそっくりな男デュバルから因縁をつけられるが、「整形ショット」で強制的にデュバルの顔を整形したことで、人生の恩人と慕われるようになった。
シャボンディ諸島では、ウソップ・フランキーと船番をしていたが、ケイミーが誘拐されたことを知り、トビウオライダーズに協力を要請。デュバルらの情報網を使いケイミーの居場所を突き止めオークション会場に乗り込んだ。パシフィスタを一味総出で撃破するが、その直後に現れた大将黄猿らの猛攻に追い詰められる。その後、くまによってカマバッカ王国に飛ばされる。一時はカマバッカの雰囲気に呑まれたことで洗脳されオカマになってしまったが、マリンフォード頂上戦争終戦後は正気に戻っていた[注 7]。その後、新聞に載っていたルフィの「16点鐘」の行動にメッセージがあるのを読み取り、新世界で通用する料理技術「攻めの料理」の99のバイタルレシピ会得を目指し、イワンコフら新人類(ニューカマー)拳法の師範たちとの戦いに身を投じる。

最後の海 新世界編[編集]

魚人島編
カマバッカ王国のオカマ達に送り届けてもらい、一味で7番目にシャボンディ諸島に到着。2年間の修行で「悪魔風脚」を強化させ、パシフィスタを一蹴りで破壊するほどの成長を遂げた。2年間女性のいないカマバッカ王国にいたため、女性に対する免疫が極度に薄れてしまっていた[注 8]。また、カマバッカ王国でのトラウマによりオカマが大の苦手になっている。
魚人島では人魚に興奮して大量の鼻血を出し出血多量に陥るが、双子のオカマ海賊スプラッシュ・スプラッタの献血により一命を取り留める。しらほし姫を目撃した際は石化してしまったが、その後しばらくして2年前と同じように戻った。海の森でルフィたちと合流後、元七武海ジンベエと出会い、彼から魚人島に根付く差別の歴史を知った。ギョンコルド広場ではジンベエと共闘し、ワダツミを撃破する。
パンクハザード編
パンクハザードでは、サニー号に待機していたが船上で眠らされ、シーザーの部下に誘拐される。閉じ込められた部屋でローの能力で体を分解された侍・錦えもんと遭遇し、息子を助けたいという彼の決意を受け、部屋から脱出する際共に連れ出す。研究所から脱出したところ、ローの能力で精神を入れ替えられ、ナミの身体に入る。ルフィたちと合流した後、錦えもんの胴体探しに向かう。途中イエティCOOLブラザーズの奇襲にあい、崖下に落ちてしまうが事なきを得る。湖に沈んだ錦えもんの胴体を引き上げ、錦えもんの体を元に戻すと、スマイリーやシノクニから逃げながら研究所に突入し、ルフィたちと再合流する。そこで、ローにより元の身体に戻された。研究所内では、ヴェルゴに襲われる海軍G-5の助太刀に入りヴェルゴと交戦するが、足を負傷させられる。その後はG-5を指揮しながら研究所脱出を図った。
ドレスローザ編
ドレスローザでは、工場破壊のため港町アカシアに立ち寄る。自分を騙し作戦の内容を聞き出そうと近づいてきたヴァイオレットの罠にはまり、追い詰められてしまったが、彼女に涙に隠された真意を見抜いたことで彼女の協力を得る。ヴァイオレットからドフラミンゴが流した七武海脱退報道の真実を教えられ、そのことをローに伝える。その後はヴァイオレットと行動を共にし、彼女からサニー号が襲撃されていることを聞くと、サニー号に引き返しドフラミンゴと交戦。その後、ドレスローザに引き返そうとしたが、シーザーを狙うビッグ・マム海賊団の海賊船が出現したため、ナミたちと共に一足早く次の目的地「ゾウ」に向かう。
ドレスローザでの一件の後、懸賞金が1億7700万ベリーに上がる。サンジ自身はドレスローザの事件にほとんど関与しなかったにもかかわらず、1億ベリーの増額となった[注 9]。その背景にはサンジの父親が関与しており、手配書の文面も「DEAD OR ALIVE(生死問わず)」から「ONLY ALIVE(生け捕りのみ)」へと変更され、似顔絵は本人の写真へと変わった(ただし美女に見せるだらしない顔)。
ゾウ編
ルフィ達がいないサウザンドサニー号でリーダーシップを取り、ビッグ・マムの海賊船から逃げ切り、その翌日「ゾウ」に上陸する。シープスヘッド率いる百獣海賊団たちを退け、シーザーの毒ガス兵器によるモコモ公国の凄惨たる状況を目の当たりにし、ミンク族を助ける。
上陸してきたビッグ・マム海賊団と話し合いをする。仲間と共にベッジの体内の城に入れられ、そこでヴィンスモーク家三男である自身とシャーロット家の三十五女・プリンとの結婚式の招待状を受け取る。当初は出席するつもりは無かったが、ヴィトの耳打ちで他の仲間やバラティエ、カマバッカ王国の誰かが犠牲になることを知り、出席を決意する。必ず戻るというルフィ達への書き置きをナミ達に託し、自身はシーザーと共に過去と決着をつけるためにベッジと同行した。

戦闘方法[編集]

「手は料理をするもの」という信条ゆえ、戦闘において手は使わず蹴り技のみで戦う[注 10]。一味の中で武器を使わず悪魔の実の能力も持たないのはサンジのみ。

赫足のゼフ直伝の蹴りの威力はけた外れに強力で、初登場の時点で木製バット21本を一撃でへし折る力を持っていた[19]。エニエス・ロビーで初使用した新たなる戦闘方法「悪魔風脚」でさらに技の威力を強化することが可能になった。新世界編では鋼鉄すらへし折り、海中や空中を移動することも可能になっており、覇気も会得している。得意な色は「見聞色」[20]

技名は主にフランス語で、料理名・攻撃部位に由来。

基本技[編集]

首肉(コリエ)
肩肉(エポール)
背肉(コートレット)
鞍下肉(セル)
胸肉(ポワトリーヌ)
もも肉(ジゴー)
肩ロース(バース・コート)
腰肉(ロンジュ)
後バラ肉(タンドロン)
腹肉(フランシェ)
上部もも肉(カジ)
尾肉(クー)
もも肉(キュイソー)
すね肉(ジャレ)
目(ウイユ)
鼻(ネ)
頬(ジュー)
口(ブーシュ)
歯(ダン)
あご(マントン)
技名の部位への蹴り。
(技名)シュート
基本形の技との組み合わせ。技を決めた時、敵を吹き飛ばす効果が追加される。

ショット系技[編集]

連続攻撃の後にとどめの一撃を放つ、サンジの代名詞といえる技。

羊肉(ムートン)ショット
首肉肩肉背肉鞍下肉胸肉もも肉の順に敵の体に蹴りを入れた後、強力な後ろ蹴り(ソバット)を叩き込む。「東の海編」で初使用。一瞬のうちにあらゆる部位を蹴りまくる、難易度の高い技。
仔牛肉(ヴォー)ショット
肩ロース腰肉後バラ肉腹肉上部もも肉尾肉もも肉すね肉の順に敵の体に蹴りを入れた後、強力な跳び蹴りもしくは後ろ蹴りを叩き込む。「アラバスタ編」で初使用。蹴りの衝撃は筋肉・血液によって敵の体の隅々まで行き渡り、大ダメージを与えられる。
整形(パラージュ)ショット
あごの順に敵の顔に蹴りを入れ、さらに顔面を蹴りで強烈に連打する。喰らった相手は顔が整形される。顔の骨格から変える事も可能だが、本人曰く「心の骨格までは直せない」との事。「ウォーターセブン編」で初使用。

その他の蹴技[編集]

受付(レセプション)
対ブリキング海賊団戦で使用。敵の首に足を引っ掛け、地面に叩き付ける。
反行儀(アンチマナー)キックコース
敵の体を一気に蹴り上げる。「アラバスタ編」で初使用。バナナワニ・魚巨人(ウォータン)の巨体をも打ち上げる程の強力な威力を誇る。
粗砕(コンカッセ)
自分の体を地面に対して垂直もしくは平行に回転し、踵落としを叩き込む。「空島編」で初使用。
三級挽き肉(トロワジェム・アッシ)
ドロップキックの要領で連続蹴りを叩き込む。「デービーバックファイト編」で初使用。
二級挽き肉(ドゥジェム・アッシ)
「三級挽き肉」の強化版。「エニエス・ロビー編」で初使用。
最上級挽き肉(エクストラ・アッシ)
対アブサロム戦で使用。「二級挽き肉」の強化版。攻撃範囲が広く複数相手に有効。
木犀型斬(ブクティエール)シュート
対グロッキーモンスターズ戦で使用。逆立ち状態から体をバネの様にして、一気に敵の顎に向けて蹴りを叩き込む。
切肉(スライス)シュート
青雉の「アイスサーベル」を蹴り飛ばした技。
パーティーテーブルキックコース
逆立ちしながら回転し、敵に蹴りを浴びせる。「ウォーターセブン編」で初使用。攻撃範囲が広く複数相手に有効。
串焼き(ブロシェット)
飛び上がり、敵の体をドリルキックの要領で貫く様に回転しながら踏み付ける。「ウォーターセブン編」で初使用。
首肉(コリエ)フリット
敵の首を蹴り上げる。「ウォーターセブン編」で初使用。
揚げ物盛り合わせ(フリットアソルティ)
複数の敵を一挙に蹴り上げる。「ウォーターセブン編」で初使用。
三点切分(さんてんデクパージュ)
対ワンゼ戦で使用。敵の首元・胸・腹の三点をほぼ同時に蹴る。蹴りの速度があまりにも速いため、足が3本に増えた様に見える。
猪鍋シュート(ししなべシュート)
エニエス・ロビーで裁判所の上まで上るために使用。ジャンプの勢いを乗せた空中蹴りを繰り出す。
薄切り肉のソテー(エスカロップ)
空中から敵に水平蹴りを叩き込む。対ワンゼ戦で使用するも、「ラーメンビーム」で迎撃されたため不発に終わった。
海歩行(ブルーウォーク)
水を蹴り、水中を魚人並みのスピードで移動する。「魚人島編」で初使用。
空中歩行(スカイウォーク)
宙を蹴り、空中を自在に飛ぶ。「魚人島編」で初使用。CP9が使用する六式「月歩」と同様の技。カマバッカ王国でオカマ達に囲まれ逃げ場を失った際に修得した。

調理技[編集]

対ワンゼ戦で使用した、二振りの庖丁による技。

1.4mmパスタ(フェデリーニ)
小麦粉を一瞬でパスタに変える。
皮剥作業(エプリュシャージュ)
麺で出来た敵の鎧を切り刻む。

悪魔風脚(ディアブルジャンブ)[編集]

片足(主に左足)を軸に高速回転し、もう片足(主に右足)に赤く光る程の高熱を帯びて蹴りの威力を強化する戦闘方法。高熱を帯びた蹴りの威力は六式「鉄塊」を打ち破る程の絶大な物で、サンジ曰く「破壊力は悪魔の如し」。自身の足に高熱を帯びながらサンジが平気な理由は、作者曰く「サンジの心がそれよりももっと熱く燃えているため」[21]

新世界編からは予備動作無しで瞬時に発動可能なうえ、海中でも威力が落ちない程に強化されている。

悪魔風脚 一級挽き肉(プルミエール・アッシ)
「エニエス・ロビー編」で初使用。
悪魔風脚 画竜点睛(フランバージュ)ショット
右足に高熱を帯び体重を乗せて強烈な蹴りを叩き込む。「エニエス・ロビー編」で初使用。「画竜点睛」の言葉通り、とどめの一撃として繰り出す。吹き飛ばすと同時に激しい炎を発する。
悪魔風脚 最上級挽き肉(エクストラ・アッシ)
対モリア戦で使用。「最上級挽き肉」の強化版。
悪魔風脚 揚げ物盛り合わせ(フリットアソルティ)
対オーズ戦で使用。「揚げ物盛り合わせ」の強化版。
悪魔風脚 羊肉(ムートン)ショット
「羊肉ショット」の強化版。対PX-4戦で、ルフィ・ゾロとの合体技として使用。
悪魔風脚 野獣肉(ヴネゾン)シュート
劇場版第10作・対スカーレット戦で使用。右足に高熱を帯び、空中できりもみ回転しながら何発も蹴りを叩き込んだ後、強烈な踵落としを叩き込む。建物を打ち抜く程の強力な威力を誇る。
悪魔風脚 熟焼(ビアン・キュイ)グリル=ショット
対クラーケン戦で使用。右足に高熱を帯びて強烈な後ろ蹴りを叩き込み、網目の様な焼け跡を作る。海中でも使用可能。
悪魔風脚 焼鉄鍋(ポアル・ア・フリール)スペクトル
「空中歩行」で宙に浮き、高熱を帯びた両足で、下方の敵に無数の蹴りを叩き込む。「魚人島編」で初使用。
地獄の思い出(ヘル・メモリーズ)
対ワダツミ戦で使用。苦々しい過去を思い出した怒りで全身を炎で覆った後、強烈な蹴りを叩き込み、敵を焼き尽くす。
恋のメテオストライク
劇場版第12作・対ビンズ戦で使用。全身を「セクシーファイヤー」で覆い、隕石の如く敵に突撃し、強力な蹴りを叩き込む。
悪魔風脚 首肉(コリエ)ストライク
シーザーの部下相手に使用。「首肉シュート」の強化版。
悪魔風脚 腹肉(フランシェ)ストライク
対ヴェルゴ戦で使用。「腹肉シュート」の強化版。
愛(アムール)ショット
アニメオリジナル。ドフラミンゴの部下相手に使用。高熱を帯びた足で敵を蹴り飛ばす。

連携技[編集]

空軍(アルメ・ド・レール)
味方を蹴り飛ばす。
空軍ゴムシュート
ルフィに自身の足を掴ませ、蹴り飛ばす。「ドラム島編」で初使用。
空軍パワーシュート
ゾロを自身の足に乗せ、蹴り飛ばす。「デービーバックファイト編」で初使用。
空軍刻蹄桜シュート(アルメ・ド・レールこくていロゼオシュート)
空軍鼻シュート
劇場版第7作で使用。ウソップが撃った大砲の弾を蹴り飛ばす。
空軍ロボシュート
ゴムゴムの龍肩肉巻きムチシュート(ゴムゴムのたつエポールまきムチシュート)
6億B・JACK POT(ろくおくベル・ジャックポット)
パイレーツドッキング6
ジェンガ砲
対オーズ戦で使用。ゾロが「大仏斬り」で斬った建物を、サンジがだるま落としの要領で敵に向かって蹴り飛ばす。
ゴムゴムの悪魔風羊肉JET六百煩悩攻城砲(ゴムゴムのディアブルムートンジェットろっぴゃくポンドキャノン)

他作品への出演[編集]

CROSS EPOCH
ドラゴンボールとのコラボ漫画。亀仙人と共に保安官として登場。巡回の車を運転していた。サンジと同じく美女に弱い亀仙人とは気が合い、美女のためなら双方共に仕事をほったらかしてしまうという抜群のコンビネーションを見せていた。
外部出演ゲーム作品

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ シェフたち曰く、この行為は「海のコックなら常識」とのこと。
  2. ^ 後述にあるようにギンにも食べさせたが、パティによればその以前から金がなくひもじい思いをしている人間に無償で飯を食べさせたことが何度もあったとのこと。ただし、飯を与えても、自分を本気で殺そうとしたものには制裁を加えることがあった。
  3. ^ サンジは「絶対に女に手を出さない」、ゾロは「女だろうと容赦をしない」などの女性に対する考えや、野望の為に命を捨てるのは下らないと考えるサンジと、命を捨ててでも野望をとるゾロなど、考えが正反対な点が実際にある。
  4. ^ リトルガーデンでは、電話をしてきたMr.0に自分の正体を偽りながら、麦わら一味が死んだという偽の報告を送ったことで追っ手を止めたり、エニエス・ロビーでは正義の門を作動させ逃走ルートを確保したりしている。
  5. ^ アニメでは、サンジ救出時にゼフの足がガレキに挟まり、鎖で切断したという描写になっている。
  6. ^ ちなみに勝負はどちらの方が大きいのかわからないという理由で勝敗はつかなかった。
  7. ^ アニメでは、頂上戦争のことが書かれた新聞を読んで受けた衝撃で元に戻った。
  8. ^ ナミやロビンが視線に入っただけで鼻血を噴出し、人魚たちと出くわした際は「ここがオールブルーでも構わない!」とまで言っていた。
  9. ^ ドレスローザの一件で際立った危険度を示した者以外は一律5000万ベリー増額だった。
  10. ^ CP7のワンゼと戦った時のみ、庖丁を武器として使用した。これはワンゼの武器が麺であり、さらに戦闘場所が厨房であったためである。ただし、斬ったのは食材である麺のみで、相手本体を傷つけることはなかった。ゲームや劇場版ではこの限りではない。

出典[編集]

  1. ^ 第7巻SBS
  2. ^ 第15巻SBS
  3. ^ 第10巻SBS
  4. ^ a b 『ONE PIECE BLUE DEEP』
  5. ^ 第45巻SBS
  6. ^ 第73巻SBS
  7. ^ 第79巻SBS
  8. ^ 第20巻SBS
  9. ^ a b c 第40巻SBS
  10. ^ 第60巻SBS
  11. ^ 第56巻SBS
  12. ^ 第72巻SBS
  13. ^ 第76巻SBS
  14. ^ 第48巻SBS
  15. ^ 第67巻SBS
  16. ^ 第74巻SBS
  17. ^ 第68巻SBS
  18. ^ 『ONE PIECE GREEN』より。
  19. ^ 第8巻SBS
  20. ^ 第71巻SBS
  21. ^ 第44巻SBS

外部リンク[編集]