中村隼人 (歌舞伎役者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なかむらはやと
中村隼人
屋号 萬屋
定紋 桐蝶 Kiri chō inverted.png
生年月日 (1993-11-30) 1993年11月30日(28歳)
襲名歴 1. 初代中村隼人
出身地 日本の旗 日本東京都
血液型 A型
曽祖父 三代目中村時蔵(父方の父方)
祖父 四代目中村時蔵(父方)
二代目中村錦之助
公式サイト 松竹エンタテインメント
中村隼人オフィシャルファンクラブ -隼会-

初代 中村 隼人(なかむら はやと、1993年平成5年〉11月30日 - )は日本俳優歌舞伎役者屋号萬屋定紋桐蝶。東京都出身。所属:松竹エンタテインメント。身長177cm。A型[1]

来歴・人物[編集]

中村信二郎(現、二代目中村錦之助)の長男として、母の実家である鹿児島県で生まれる。名前は薩摩隼人の隼人から。

祖父は四代目中村時蔵、曽祖父は三代目中村時蔵。伯父は五代目中村時蔵四代目中村梅枝中村萬太郎兄弟は従兄弟。映画スターの萬屋錦之介やドラマ等で活躍している俳優・中村嘉葎雄は、大叔父にあたる[2]

2002年(平成14年)2月歌舞伎座寺子屋』にて松王一子小太郎役で初舞台。 2007年(平成19年)12月、国立劇場『堀部彌兵衛』のさち役で国立劇場特別賞。 2012年(平成24年)2月17日、堀越高等学校を卒業。同級生にはHeySayJUMP山田涼介知念侑李中島裕翔や、俳優の神木隆之介入江甚儀志田未来川島海荷野村周平などがいる。 2015年(平成27年)1月、浅草公会堂仮名手本忠臣蔵』五・六段目の千崎弥五郎ほかで名題昇進[3]

各種お稽古事は次の通り。 ①日本舞踊:三世藤間勘祖八世藤間勘十郎・藤間勘紫恵、②長唄三味線:鳥羽屋里夕、③鳴物九代目田中佐太郎、④常磐津節常磐津文字兵衛、⑤日本画:天海眞理(※2011年当時)[1]

主な出演[編集]

歌舞伎[編集]

上記以外のものについて記す。

  • 勧進帳』 - 太刀持
  • 新口村』 - 遠見の忠兵衛
  • 『日向嶋景清』 - 娘糸滝
  • 加賀見山旧錦絵』 - 大姫
  • 籠釣瓶』 - 八ッ橋付茶屋廻り
  • 元禄忠臣蔵』 - 井関紋左衛門
  • 『菊畑』 - 腰元白菊 (2007年4月歌舞伎座)
  • 『重戀雪関扉』- 良峯少将宗貞 (2010年6月 南座 坂東玉三郎特別舞踊公演)
  • 奴道成寺』 - 所化
  • 『隅田川花御所染―女清玄―』- 吉田松若丸 (2013年3月 国立劇場) 
  • 宇野信夫作 - おちくぼ物語』- 左近少将 (2015年8月 歌舞伎座)
  • 仮名手本忠臣蔵』二段目・四段目・七段目 - 大星力弥 2016年10月、七段目 - 竹森喜多八 同年11月、十段目・十一段目 - 矢間重太郎 同年12月(国立劇場)
  • 隅田川続俤(法界坊)』 - 手代要助実は松若丸(2018年11月 歌舞伎座)
  • 『輝虎配膳』- 直江山城守 『釣女』- 大名某 『越後獅子』- 越後獅子 『仮名手本忠臣蔵祇園一力茶屋の場』- 富森助右衛門(2019年12月南座)
  • 『蜘蛛の絲宿直噺』- 源頼光 (2020年11月歌舞伎座)
  • 『寿二人猩々』- 猩々『熊谷陣屋』- 亀井六郎 ※熊谷次郎直実役の片岡仁左衛門が休演した2日間は仁左衛門の代役の中村錦之助に代わって源義経を演じた (2020年12月南座)
  • 『壽浅草柱建』- 曽我十郎祐成(2021年1月歌舞伎座)
  • 『三人吉三巴白浪-大川端庚申塚の場』- お坊吉三(2021年5月歌舞伎座)
  • 『伊勢音頭恋寝刃-油屋・奥庭』- 料理人喜助、『双蝶々曲輪日記-引窓』- 三原伝造 (2021年7月大阪松竹座)
  • 『義賢最期』- 下部折平実は多田蔵人行綱、『伊達競曲輪鞘當』- 名古屋山三 (2021年8月歌舞伎座)
  • 『近江源氏先陣館-盛綱陣屋』- 信楽太郎 (2021年9月歌舞伎座※9月16日より出演)
  • 『松竹梅湯島掛額-吉祥院お土砂の場』- 小姓吉三郎 (2021年10月歌舞伎座)
  • 『身替座禅』- 太郎冠者、『三人吉三巴白浪-大川端庚申塚の場』- お坊吉三(2021年12月南座)
  • 『難有浅草開景清-岩戸の景清』- 和田義盛(2022年1月歌舞伎座)
  • 『義経千本桜-渡海屋・大物浦 - 入江丹蔵(2022年2月歌舞伎座)
  • 『岡本綺堂作-番町皿屋敷』- 青山播磨(2022年3月南座)
  • 『ぢいさんばあさん』- 宮重久右衛門(2022年4月歌舞伎座)
  • 『市原野のだんまり』- 袴垂保輔、『弁天娘女男白浪-稲瀬川勢揃いの場 』- 忠信利平(2022年5月歌舞伎座)
  • 『浮かれ心中』- 大工清六、『祇園恋づくし』- 手代文七 ※『堀川波の鼓』小倉彦九郎役の片岡仁左衛門が休演した13日間は仁左衛門の代役の中村勘九郎に代わって宮地源右衛門を演じた (2022年7月大阪松竹座)


  • 歌舞伎鑑賞教室

新春浅草歌舞伎(浅草公会堂)[編集]

  • 『南総里見八犬伝』- 犬江親兵衛(2012年)
  • 『寿曽我対面』- 八幡三郎、『極付幡随院長兵衛』 - 小仏小平(2013年)
  • 『石橋』- 獅子の精(2014年)
  • 『春調娘七種』- 曽我十郎、『仮名手本忠臣蔵-五段目六段目』- 千崎弥五郎、『猩々』酒売り(2015年)
  • 『三人吉三巴白波-大川端庚申塚の場』お嬢吉三、『毛抜き』- 秦民部、『義経千本桜-川連法眼館の場』源義経(2016年)
  • 『傾城反魂香』- 狩野雅楽之助、『双蝶々曲輪日記‐角力場』- 山崎屋与五郎、『鈴ヶ森』- 白井権八 『棒しばり』- 曽根松兵衛(2017年)
  • 『義経千本桜-鳥居前』- 佐藤忠信実は源九郎狐、『操り三番叟』- 千歳、『双蝶々曲輪日記-引窓』- 三原伝造 (2018年)
  • 『義賢最期』- 下部折平実は多田蔵人行綱、『寿曽我対面』-鬼王新左エ門、『岡本綺堂作-番町皿屋敷』- 青山播磨、『乗合船恵方萬歳』- 大工(2019年)
  • 『菅原伝授手習鑑-寺子屋』- 武部源蔵、『絵本太功記』- 武智十次郎、『仮名手本忠臣蔵-祇園一力茶屋の場』-富森助右衛門(2020年)

新作歌舞伎[編集]

  再演2019年(令和元年)6月 南座 ※本公演は2020年4月にも御園座で公演予定だったが新型コロナウイルスの影響により全公演中止となった

  • 『東海道中膝栗毛』 - 河内屋与三郎(2019年8月、歌舞伎座)
  • スーパー歌舞伎Ⅱ〔新版〕『オグリ』 - 藤原正清後に小栗判官/遊行上人 ※市川猿之助との交互出演(2019年10-11月新橋演舞場、2020年2月博多座)

  ※本公演は2020年3月にも南座で公演予定だったが新型コロナウイルスの影響により最終的に全公演中止となった

  • スーパー歌舞伎Ⅱ『ヤマトタケル』 - 小碓命後にヤマトタケル 市川猿之助との交互出演 ※本公演は2020年7月-9月にIHIステージアラウンド東京で公演予定だったが新型コロナウイルスの影響により全公演中止となった
  • 日蓮(にちれん)─愛を知る鬼(ひと)─』- 日昭(2021年6月歌舞伎座)※「鬼」は正しくは角なし
  • 『花競忠臣顔見勢(はなくらべぎしのかおみせ)』- 塩冶判官、槌谷主税(2021年11月歌舞伎座)
  • 『安政奇聞佃夜嵐(あんせいきぶんつくだのよあらし)』- 木鼠清次、『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚(やじきたリターンズ)』)- 芳沢綾人(2022年8月歌舞伎座)※市川團子が休演した20日~28日は代役として五代政之助を演じた(娘お夏の役は市川笑也が演じた)

その他の舞台[編集]

テレビドラマ[編集]

バラエティ・教養[編集]

ラジオ・配信など[編集]

広告[編集]

  • SHOCHIKU CINEMA SELECTION(2016年、松竹系映画館用映画紹介番組) - ナビゲーター [16]

CM[編集]

書籍[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b “第5回 中村隼人(芸の眼差し、遊の素顔)”. 歌舞伎美人 (松竹株式会社). (2011年2月10日). https://www.kabuki-bito.jp/special/actor/tepco-manazashi/post-manazashi-53/ 2022年2月16日閲覧。 
  2. ^ 歌舞伎俳優名跡便覧[第四次修訂版]』(国立劇場調査記録課 編,独立行政法人日本芸術文化振興会 2012年1月31日発行)巻末の家系図P.29を参照。
  3. ^ 歌舞伎俳優名鑑 現在の俳優篇 「初代中村隼人」 - 歌舞伎 on the web
  4. ^ “児太郎、隼人「いぶき、特別公演」のお知らせ”. 歌舞伎美人 (松竹株式会社). (2022年4月15日). https://www.kabuki-bito.jp/news/7469 2022年4月15日閲覧。 
  5. ^ “中村児太郎&中村隼人、同級生コンビが語る互いへの思い『いぶき、特別公演』取材会”. ローチケ演劇宣言! (株式会社ローソンエンタテインメント). (2022年4月30日). https://engekisengen.com/genre/kabuki/37246/ 2022年4月30日閲覧。 
  6. ^ “キスマイ玉森主演の歌舞伎ドラマ『ぴんとこな』初回8.7%”. ORICON STYLE. (2013年7月19日). https://www.oricon.co.jp/news/2026763/full/ 2013年7月20日閲覧。 
  7. ^ “中村隼人、民放ドラマ初レギュラー出演 武井咲主演『せいせいするほど、愛してる』”. ORICON NEWS (oricon ME). (2016年5月30日). https://www.oricon.co.jp/news/2072426/full/ 2019年1月31日閲覧。 
  8. ^ “イケメン歌舞伎俳優・中村隼人が時代劇でドラマ初主演!”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2019年1月31日). https://thetv.jp/news/detail/177764/ 2019年1月31日閲覧。 
  9. ^ “中村隼人主演『大富豪同心』続編決定 一人二役にも挑戦”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年2月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2183312/full/ 2021年2月1日閲覧。 
  10. ^ 尾上松也主演ドラマ「赤胴鈴之助」に今野浩喜・稲葉友・中村隼人・坂東彦三郎・近藤芳正ら”. ステージナタリー (2021年12月17日). 2021年12月17日閲覧。
  11. ^ 歌舞伎俳優初!?中村隼人が料理トーク番組「メンズキッチン」のMCに挑戦”. ステージナタリー (2016年2月19日). 2016年2月19日閲覧。
  12. ^ “歌舞伎俳優・中村隼人が「ヒルナンデス!」金曜シーズンレギュラーに決定!“大先輩”松本幸四郎と浅草ロケへ”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2021年2月3日). https://thetv.jp/news/detail/1019531/ 2021年2月3日閲覧。 
  13. ^ 中村隼人が源氏の名刀・膝丸の物語に迫る「名品の来歴」BSプレミアムで放送”. ステージナタリー (2021年4月6日). 2021年4月6日閲覧。
  14. ^ 人気ファンタジー時代小説「しゃばけ」シリーズ20周年記念企画 第1巻を歌舞伎俳優 中村隼人の朗読で本日配信開始!”. NEWSRELIEA.SE (2021年7月26日). 2021年7月26日閲覧。
  15. ^ 中村壱太郎&中村隼人、ノーコロナの仮想空間で「源氏物語」上演へ 新感覚『META歌舞伎』に挑戦”. oricon news (2022年1月22日). 2021年1月22日閲覧。
  16. ^ 歌舞伎俳優・中村隼人、松竹映画の紹介番組でナビゲーターに”. ステージナタリー (2016年3月10日). 2016年3月10日閲覧。
  17. ^ 歌舞伎俳優・中村隼人、初の写真集が発売”. シアターガイド (2015年12月11日). 2015年12月14日閲覧。

外部リンク[編集]