島田高志郎

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島田 高志郎
Koshiro SHIMADA
Japanese figure skater pictogram.png
Koshiro Shimada - 2019 Junior Worlds - 01.jpg
選手情報
生年月日 (2001-09-11) 2001年9月11日(21歳)
代表国 日本の旗 日本
出生地 愛媛県松山市
出身地 愛媛県松山市
身長 176 cm
体重 54 kg
血液型 A
趣味 YouTube鑑賞、トレーニング
学歴 就実中学校・高等学校
コーチ ステファン・ランビエール
Robert Dierking
アンナ・ベルナウアー
元コーチ 長沢琴枝
振付師 ステファン・ランビエール
サラ・ドラン
元振付師 ニコライ・モロゾフ
宮本賢二
佐藤操
所属クラブ 木下グループ
週間練習時間 33~27
開始 2008
ISUサイト バイオグラフィ
プログラム使用曲
ショート Sing, Sing, Sing
フリー City Memories (チャーリー・チャップリン)
ISU パーソナルベストスコア
合計スコア 247.17 2022 MKジョン・ウィルソン杯
ショート 90.55 2021 CS ワルシャワ杯
フリー 166.33 2022 MKジョン・ウィルソン杯
大会成績
主要な国際競技会
大会 1 2 3
ジュニアグランプリファイナル 0 0 1
合計 0 0 1
国内大会 1 2 3
全日本選手権 0 1 0
獲得メダル
フィギュアスケート

日本の旗 日本代表

ジュニアグランプリファイナル
2018 バンクーバー 男子シングル
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島田 高志郎(しまだ こうしろう、英語: Koshiro Shimada2001年9月11日 - )は、日本フィギュアスケート選手(男子シングル)。愛媛県松山市出身。岡山県岡山市在住。血液型はA型早稲田大学(人間科学部)通信教育課程在学中。マネジメントはIMG TOKYO

人物[編集]

愛媛県松山市出身。岡山県岡山市在住。就実学園高等学校を卒業後、早稲田大学人間科学部(通信教育課程)に入学。

6歳のときより松山市内のスケートリンクでフィギュアスケートをはじめ、小学校4年生のときに本格的にスケートを習うため母と共に岡山県岡山市に移住し、岡山国際スケートリンクで練習を始める[1]

15歳からはステファン・ランビエールに指導を受けるため、単身でスイスに渡った。

憧れの選手は髙橋大輔町田樹

経歴[編集]

2012年の全日本ノービス選手権(ノービスB)で2位となり、初の国際大会である2013年アジアフィギュア杯のノービスクラスでは優勝する。同年の全日本ノービス選手権(ノービスA)で優勝、全日本ジュニア選手権では17位となる。2014年ガルデナスプリング杯のノービスクラスで2位入賞する。同年の全日本ノービス選手権(ノービスA)では2位、全日本ジュニア選手権では16位となる。

ジュニア時代[編集]

2015-2016シーズン、日本スケート連盟の強化指定選手に選ばれる。ISUジュニアグランプリシリーズに参戦し、JGP J&Tバンカで7位、JGPクロアチア杯で5位となる。全日本ジュニア選手権ではSP8位からFSで2位となり、総合4位に入った。初出場となった全日本選手権では11位となり、新人賞を受賞する。リレハンメルユース五輪では総合得点で自己ベストを更新し6位となる。

2016-2017シーズン、2016年アジアフィギュア杯ジュニアクラスで優勝。ジュニアグランプリサン・ジェルヴェで3位となり初の表彰台に上った。4度目の出場となった全日本ジュニア選手権では2位、推薦出場した全日本選手権では7位となり、初めての世界ジュニア選手権代表に選出された。

2017-2018シーズン、4月に木下グループより所属選手になったことが正式に発表される。今シーズンから練習拠点をスイスへ移し、トリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエールに師事。2017年始め左内転筋を断裂したため、新コーチ、ランビエールの勧めでカナダのトロントで怪我の治療、リハビリを行い今シーズンのジュニアグランプリシリーズの試合に復帰。

シニア時代[編集]

2019-2020シーズン、シニアデビュー。

2022-2023シーズン[編集]

ロンバルディアトロフィーに出場し、2位。

3季ぶりとなるISUグランプリシリーズMKジョン・ウィルソン杯にアサインされていたが、鍵山優真が怪我により欠場となり、スケートアメリカも出場となった。

スケートアメリカではジャンプのミスでSPは12位となったが、FSでは自己ベスト更新で5位、総合9位に順位を上げた。次戦MKジョン・ウィルソン杯でもFSで自己ベストを更新、総合4位。

全日本選手権ではISU非公認ながら自己最高の成績で総合2位となり、自身初となる全日本の表彰台に立ったが、翌年3月の世界選手権の代表には選ばれなかった。

主な戦績[編集]

大会/年 2013-14 2014-15 2015-16 2016-17 2017-18 2018-19 2019-20 2020-21 2021-22 2022-23
国際大会(シニア)
International Skating Union.svg四大陸選手権 11
International Skating Union.svgGP NHK杯 9
International Skating Union.svgGPイギリス[2] 4
International Skating Union.svgGPスケートアメリカ 10 9
International Skating Union.svgGPフランス国際 中止[3][4]
International Skating Union.svgCSネーベルホルン杯 2
International Skating Union.svgCSワルシャワ杯 5
International Skating Union.svgCSロンバルディア杯 2
プランタン杯 2
ババリアンオープン 1
国内大会
全日本選手権 11 7 5 10 8 10 2
全日本Jr.選手権 17 16 4 2 WD 3
国際大会(ジュニア)
International Skating Union.svg 世界ジュニア選手権 14 9
International Skating Union.svg JGPファイナル 3
International Skating Union.svgJGPリュブリャナ杯 3
International Skating Union.svgJGPオーストリア杯 2
International Skating Union.svgJGPバルティック杯 7
International Skating Union.svgJGPクロアチア杯 5 5
International Skating Union.svgJGPタリン杯 4
International Skating Union.svgJGPサン・ジェルヴェ 3
International Skating Union.svgJGP J&Tバンカ 7
ユースオリンピック 6
アジアフィギュア杯 1 N 1 J
ガルデナスプリング杯 2 N
  • N - ノービスクラス
  • J - ジュニアクラス

詳細[編集]

パーソナルベストは太字で表示

2022-2023 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2023年3月17日-19日 クープドプランタン 2023ルクセンブルク 3
73.99
3
140.99
2
214.98
2023年2月7日-12日 2023年四大陸フィギュアスケート選手権コロラドスプリングス 10
74.06
8
143.79
11
217.85
2022年12月21日-25日 第91回全日本フィギュアスケート選手権門真 2
87.69
6
164.87
2
252.56
2022年11月11日-13日 ISUグランプリシリーズ MKジョン・ウィルソン杯シェフィールド 5
80.84
4
166.33
4
247.17
2022年10月21日-23日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカノーウッド 12
62.54
5
152.58
9
215.12
2022年9月15日-18日 ISUチャレンジャーシリーズ ロンバルディア杯ベルガモ 1
89.18
4
148.84
2
235.90
2021-2022 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2021年12月22日-26日 第90回全日本フィギュアスケート選手権さいたま 9
86.76
10
146.91
10
233.67
2021年11月17日-21日 ISUチャレンジャーシリーズ CSワルシャワ杯ワルシャワ 2
90.55
9
138.22
5
228.77
2020-2021 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果

2020年12月24日-27日 第89回全日本フィギュアスケート選手権長野 9
71.88
7
149.06
8
220.94
2019-2020 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2019年12月19日-22日 第88回全日本フィギュアスケート選手権東京 5
80.59
13
131.65
10
212.24
2019年11月22日-24日 ISUグランプリシリーズ NHK杯札幌 6
75.98
10
137.67
9
213.65
2019年10月18日-20日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカラスベガス 11
72.12
7
144.10
10
216.22
2019年9月25日-28日 ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 1
74.32
4
140.66
2
214.98
2018-2019 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2019年3月4日-10日 2019年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ザグレブ 12
74.89
8
137.89
9
212.78
2018年12月20日-24日 第87回全日本フィギュアスケート選手権門真 3
80.46
11
139.32
5
219.78
2018年12月6日-9日 ISUジュニアグランプリファイナルバンクーバー 4
73.97
4
140.41
3
214.38
2018年11月23日-25日 第87回全日本フィギュアスケートジュニア選手権福岡 1
82.35
5
127.68
3
210.03
2018年10月3日-6日 ISUジュニアグランプリ JGPリュブリャナ杯リュブリャナ 4
73.48
5
139.47
3
212.95
2018年8月29日-9月1日 ISUジュニアグランプリ JGPオーストリア杯リンツ 3
74.78
2
145.67
2
220.45
2017-2018 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年11月24日-26日 第86回全日本フィギュアスケートジュニア選手権前橋  
 
 
 
WD
2017年10月4日-7日 ISUジュニアグランプリ バルティック杯グダニスク 12
59.47
4
130.99
7
190.46
2017年9月27日-30日 ISUジュニアグランプリ クロアチア杯ザグレブ 6
64.85
5
131.87
6
196.72
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年3月13日-19日 2017年世界ジュニアフィギュアスケート選手権台北 12
68.77
13
125.33
14
194.10
2016年12月22日-25日 第85回全日本フィギュアスケート選手権門真 10
62.66
6
137.52
7
200.18
2016年11月18日-20日 第85回全日本フィギュアスケートジュニア選手権札幌 2
66.19
2
132.01
2
198.20
2016年9月28日-10月2日 ISUジュニアグランプリ タリン杯タリン 4
70.48
4
132.81
4
203.29
2016年8月24日-27日 ISUジュニアグランプリ サン・ジェルヴェサン・ジェルヴェ 5
59.32
3
126.86
3
186.18
2016年8月4日-7日 2016年アジアフィギュア杯 ジュニアクラス(マニラ 3
60.22
1
124.87
1
185.09
2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年2月12日-21日 リレハンメルユースオリンピックハーマル 6
63.18
6
119.34
6
182.52
2015年12月24日-27日 第84回全日本フィギュアスケート選手権札幌 17
58.41
9
130.35
11
188.76
2015年11月21日-23日 第84回全日本フィギュアスケートジュニア選手権ひたちなか 8
55.04
2
122.39
4
177.43
2015年10月7日-10日 ISUジュニアグランプリ クロアチア杯ザグレブ 8
58.38
4
122.69
5
181.07
2015年8月19日-23日 ISUジュニアグランプリ J&Tバンカブラチスラヴァ 12
47.77
4
122.12
7
169.89
2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年11月22日-24日 第83回全日本フィギュアスケートジュニア選手権新潟 8
51.47
19
91.56
16
143.03
2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年3月28日-30日 2014年ガルデナスプリング杯 ノービスクラス(ガルデナ 2
36.30
2
82.52
2
118.82
2013年11月22日-24日 第82回全日本フィギュアスケートジュニア選手権八戸 19
44.50
15
92.38
17
136.88
2013年8月8日-11日 2013年アジアフィギュア杯 ノービスクラス(バンコク 1
39.15
2
68.58
1
107.73

プログラム使用曲[編集]

シーズン SP FS EX
2022-2023 シング・シング・シング
作曲:ルイ・プリマ
振付:ジェフリー・バトル
シティ・メモリーズ
(チャーリー・チャップリンメドレー)
演奏:リサ・バティアシュヴィリ
振付:ステファン・ランビエール
映画『ムーラン・ルージュ
Come What May
2021-2022 Giving Up
曲:ダニー・ハサウェイ
振付:宮本賢二
2020-2021 ファイヤーダンス
曲:マヌエル・デ・ファリャ
振付:宮本賢二
パガニーニの主題による狂詩曲
作曲:セルゲイ・ラフマニノフ
振付:ステファン・ランビエール
I Will Remain
曲:Matthew & The Atlas
2019-2020 Stay
(アルバム『Cynthia Erivo & Oliver Tompsett
Sing Scott Alan』より)
歌:オリバー・トンプセット
振付:サラ・ドラン
映画『アーティスト』サウンドトラックより
The Artist Ouverture / George Valetine
/ Comme Une Rosee de Larmes
/ Peppy and George
作曲:ルドヴィック・ブールス
振付:ステファン・ランビエール
I Want To Break Free
曲:クイーン
2018-2019 Adios
ボーカル:ベンジャミン・クレメンタイン
振付:ステファン・ランビエール
ブエノスアイレスの冬
作曲:アストル・ピアソラ
振付:ステファン・ランビエール
She
曲:エルビス・コステロ
2017-2018 映画『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』より
曲:Rooftop, Lillies of the Valley, All Names
作曲: 三宅純
振付:ステファン・ランビエール
映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』より
Charms
映画『ロミオとジュリエット(2013年)
Romeo & Juliet (2013 film)』より
Forbidden Love
作曲:アベル・コジェニオウスキ(Abel Korzeniowski)
Found
曲: Kerry Muzzey
振付:ニコライ・モロゾフ
2016-2017 Art on Ice
作曲:エドウィン・マートン
振付:佐藤操
映画『ロミオ+ジュリエット』サウンドトラックより
O Verona
Kissing You
作曲:クレイグ・アームストロング
振付:宮本賢二
スポーツ行進曲
作曲:黛敏郎
振付:佐藤操
2015-2016 オペラ『トスカ』より
作曲:ジャコモ・プッチーニ
振付:宮本賢二
映画『ジェーン・エア』より
作曲:バーナード・ハーマン
映画『モダン・タイムス』より
チャールズ・チャップリン
振付:宮本賢二
タブー
作曲:マルガリータ・レクオーナ
2014-2015 ラ・マンチャの男
作曲:ミッチ・リー
映画『ハッピー フィート』より
作曲:ジョン・パウエル

サポート企業[編集]

  • コラントッテ[5]

脚注[編集]

外部リンク[編集]