王下七武海

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王下七武海(おうかしちぶかい)は、漫画ONE PIECE』に登場する架空の海賊たち。作中では「七武海」と略されることが多い。

概要[編集]

世界政府によって公認された7人の海賊たち。収穫の何割かを政府に納めることが義務づけられる代わりに、海賊および未開の地に対する海賊行為が特別に許されている。海軍本部四皇と並び称される「偉大なる航路(グランドライン)三大勢力の一角。

メンバーの選定に際しては、他の海賊への抑止力となりうる「強さ」と「知名度」が重要視される。その顔ぶれには世界レベルの大海賊が名を連ね、一般の海賊からは恐れられている。七武海に加盟した海賊は、政府からの指名手配を取り下げられる。また、配下の海賊にも恩赦が与えられる[注 1]。七武海を脱退すると再度懸賞金が懸けられる。メンバーの勧誘には「伝書バット」による文書などが用いられる。

一方、海賊でありながら政府に与する立場であるため、「政府の狗」と揶揄されることもある。名目上は政府と協力関係にあるものの、実際には各メンバーは政府の監視の外で思うままに活動していることが多い。海軍からの召集があっても全員が揃うことは滅多になく、たとえ揃った所で力を合わせることはまず考えられない。これは政府・海軍側でも周知事項のようで、互いに信頼関係はなく、藤虎やスモーカーの様に制度そのものを危険視している者も政府内に少なからず存在する。ただし、頂上戦争のような緊急事態においても政府に非協力的な態度をとり続ける場合、政府側は協定決裂を理由に七武海の称号剥奪を行うことができる。

何らかの理由で欠員が生じた場合、政府によって新たに認められた海賊が後継者となる。後任が選ばれる際には、政府からの勧誘を受けた者(例:ハンコック、ジンベエ、バギー)が加盟する場合と、七武海入りを望む者(例:ティーチ、ロー)が自ら政府に実力を示し加盟する場合がある。 モデルは史実上の海賊の一種「私掠船(プライベーティア)」[1]

メンバーの入れ替わり[編集]

超新星編当初 ミホーククロコダイルドフラミンゴくまモリアハンコックジンベエ
スリラーバーク編
~頂上戦争編
ミホーク、ドフラミンゴ、くま、モリア、ハンコック、ジンベエ、ティーチ
新世界編当初 ミホーク、ドフラミンゴ、くま、ハンコック、ローバギーウィーブル

アラバスタ編でクロコダイルが称号を剥奪され、その後任としてマーシャル・D・ティーチが加入する。頂上戦争編ではジンベエ、ティーチが自ら脱退し、モリアが除名される。この結果、「超新星編」終了時点では、3人の欠員が生じていた。

2年後の「新世界編」では、新たにトラファルガー・ロー、バギー、エドワード・ウィーブルが加入している[注 2]。ドレスローザ編でドフラミンゴ、ローの称号が剥奪され、2人の欠員が出る。

現メンバーの内、加入時期が判明していないのはミホークとくまの2人。

王下七武海メンバー[編集]

現七武海[編集]

ジュラキュール・ミホーク[編集]

声 - 青野武(24話 - 151話)→掛川裕彦(462話 - )
王下七武海の一人。世界最強の剣士。元懸賞金は不明[注 3]
の如く鋭い目つきから「鷹の目のミホーク」の異名を持つ男。羽飾りのついた帽子や整った口ひげが特徴。常に冷静沈着で、基本的に無表情。小型のボート「棺船」[3]で気まぐれに海をさすらう一匹狼。クライガナ島シッケアール王国跡地の古城を拠点としている。41→43歳[4]。誕生日は3月9日[5]。身長198cm[4]
十字架を模した長刀「[3]を背に帯びている。この刀は世界最強の黒刀であり、最上大業物12工の一振りである[3]。世界最強の名にふさわしく、黒刀から放たれる「飛ぶ斬撃」は巨大なガレオン船や遥か遠くの氷結した大津波をも両断し、切っ先で銃弾を受け流すなど、剛柔共に桁外れの力を持つ。
シャンクスとは過去にライバル関係にあり、その決闘の日々は今では伝説と語り継がれている。シャンクスが左腕を失ってからは戦う気を無くしているが、宴会に付き合うなどそれなりの親交はある[注 4]。初対面の時は気付かなかったが、ルフィのことはシャンクスから聞いていたようである。
「偉大なる航路」に進出した首領・クリーク率いる50隻の海賊艦隊を壊滅させる。東の海に撤退したクリークを追い、海上レストラン「バラティエ」に現れる。そこでゾロと初めて対峙する。当初はゾロを「弱き者」と見なし、首に下げていた小刀のみで圧倒する。だが、ゾロの死を恐れぬ心力を見て「強き者」と認め、剣士として敬意を示して黒刀を抜き、ゾロが繰り出した奥義「三・千・世・界」を一太刀で粉砕した。そして、死を選ぼうとしたゾロを切り伏せたが、とどめは刺さず、再戦の誓いを立ててその場を去った。それ以降、麦わらの一味に興味を持つようになり、ルフィに初めて懸賞金が懸けられるとわざわざシャンクスに知らせに行った。マリージョアで行われたクロコダイルの称号剥奪後の会議には、議題に一味が関わっていたため参加した。
マリンフォード頂上戦争では、開戦早々遠距離から白ひげに先制攻撃を仕掛けるが、ジョズに阻まれる。その後ルフィと対峙し、ギア2の速度にも動じることなく圧倒するが、ビスタに足止めされたことで一旦手を引く。その後、再度ルフィを追撃し、ルフィを庇ったMr.1を一太刀で切り伏せるが、今度はクロコダイルに阻まれる。頂上戦争の終盤にシャンクスが現れると、協定の範囲外を理由にマリンフォードを去った。
終戦後、拠点であるシッケアール王国跡地でゾロと再会する。敵である自分に剣を教わるために土下座してきたゾロを一度は見損ない軽蔑するが、ヒューマンドリル全員を倒した実力と、仲間のためにプライドを捨て自分の野望を歪めた真意を認め、2年間剣術の稽古をつけた。
アニメSP『3D2Y』ではインペルダウンから脱獄した海賊バーンディ・ワールドへの対抗策として召集され、勝手についてきたペローナと共に登場。しばらくは傍観していたが、ワールドが海軍に向けて放った能力で巨大化させた砲弾を一刀両断した。

バーソロミュー・くま[編集]

声 - 堀秀行
王下七武海の一人。革命軍幹部。元懸賞金2億9600万ベリー。
の耳がついた帽子を被り、常に聖書を携えている巨漢。感情を表に出すことは殆どない。「的を射ている」が口癖。イワンコフ曰く「政府を嫌っている」ようだが、七武海の中では唯一世界政府に従順な存在。自ら政府の実験体として人間兵器パシフィスタになることを志願したが、政府の指令を無視し独断で行動することもある。政府に協力している真意は不明だが、ドラゴンは事情を把握している模様。45歳→47歳[4]。誕生日は2月9日[5]。身長689cm[4]
超人系悪魔の実「ニキュニキュの実」の能力者。掌に付いている肉球で、あらゆるものを弾き飛ばすことができる「肉球人間」。相手の攻撃はもとより大気、体のダメージといった実体がないものも弾き飛ばし、自身を弾き飛ばす事で瞬間移動も可能とする。また、相手にダメージを与える事無く特定の場所へ飛ばす事が出来る。普段は手袋をして能力を封じている。また、政府によって人間兵器「パシフィスタ」に改造されており、鉄の硬度をはるかに超える堅牢なボディを持ち、口からは鉄をも溶かす高熱のレーザーを発射できる。
かつて残虐の限りを尽くし「暴君」の異名をとった海賊として知られている。12年前の時点ではドラゴン、イワンコフと共に革命軍の一員として活動していた[注 5]。七武海加盟後、政府と何らかの取引を交わし、人間兵器の改造手術を受け試作型パシフィスタの原型となる。
クロコダイルの称号剥奪後の会議で初登場。スリラーバーク編で、黒ひげの七武海加入を報告するためモリアを訪ねる。モリアが敗れると、「島に残る者全員の抹殺」という政府の特命を受け、麦わらの一味らの前に現れる。ルフィの首を差し出せば他の者は見逃すことを提案し、提案を拒否されると圧倒的な力で一味らを窮地に追いやる。だが、ゾロの命懸けの懇願により、とどめは刺さずに帰還した。シャボンディ諸島編で、黄猿らに追い詰められていた麦わらの一味を逃がすため、全員を世界各地に弾き飛ばした。その後、レイリーを訪ね自分の状況とルフィを飛ばした方角を伝えた。
麦わらの一味を弾き飛ばしてから数日の間に、Dr.ベガパンクから更なる改造手術を受け、人格のない完全な人間兵器「PX-0」と化す。マリンフォード頂上戦争では、リトルオーズJr.に致命傷を負わせた。ルフィ達の前にも立ちはだかり、同胞であるイワンコフの言葉も聞き入れず一戦を交えた。終戦後、人格を失う前にベガパンクに頼んでプログラムしてもらっていた「サウザンドサニー号の死守」の任務を開始する。満身創痍になりながらも、海軍・海賊からサニー号を無傷の状態で守り通し、2年後にフランキーがサニー号に到着すると去っていった。なお、人格を失ってからも七武海には引き続き在任している模様。

ボア・ハンコック[編集]

声 - 三石琴乃伊藤かな恵(幼少期)
王下七武海の一人。アマゾン・リリー皇帝。九蛇海賊団船長。ゴルゴン三姉妹長女。元懸賞金8000万ベリー。
「海賊女帝」の異名を持つ世界一と謳われる絶世の美女。艶がある長い黒髪が特徴。その美貌は老若男女問わず数多の人間を魅了する。常に尊大な態度を崩さず、自分の美貌を鼻にかけて身勝手に振る舞う。ただし、そのような態度は奴隷であった過去が露見することを恐れる気持ちの裏返しである。相手を見下す際、見下しすぎて逆に見上げてしまう癖がある(通称:人を見下しすぎのポーズ)。大蛇の「サロメ」を常に連れている。一人称は「わらわ」。島の者には「蛇姫様」と呼ばれ、慕われている。29歳→31歳[4]。誕生日は9月2日(「九」=9、「蛇(じゃ)」=2)[6]。身長191cm[4]スリーサイズはB111(Jカップ)・W61・H91[4]
超人系悪魔の実「メロメロの実」の能力者。自分に見惚れた者を石化させることができる。石化できる対象は生物だけでなく、物質に対しても有効。「覇王色の覇気」の持ち主。身体能力も高く、その実力は海軍元帥センゴクからも高く評価されている。主に足技を使用する。
12歳の時、人攫い屋によって妹共々連れ去られ、世界貴族の奴隷となる。その際に奴隷の証である天竜人の紋章を背中に焼きつけられ、さらに余興で悪魔の実を食べさせられ、妹共々能力者となる。その4年後、冒険家フィッシャー・タイガーによって解放され聖地マリージョアから脱出。妹2人と共に路頭に迷っていた所を、ニョン婆とレイリー、シャッキーによって保護され、アマゾン・リリーに帰還した。18歳の時に皇帝の地位を継承し、初めての遠征で8000万ベリーの懸賞金が懸けられ、「九蛇」を警戒する政府の要請を受け七武海に加盟した。背中の天竜人の紋章は島中の民全員に隠し、怪物ゴルゴンによる呪いと偽っていた。
エースの公開処刑発表に際し、政府から強制召集を受けるが拒絶。湯浴み中に現れたルフィに天竜人の紋章を見られて激昂する。ルフィを不法侵入の罪で処刑しようとし、妹のサンダーソニアとマリーゴールドをけしかける。だが、やがてルフィの器の大きさと情の深さから心を許し、更には恋心を抱くようになる。当初は自身の恋心に気づかず熱にうなされていたが、ニョン婆(グロリオーサ)に諭されて明確に自覚してからはルフィに関する妄想を幾度なく繰り返している。ルフィに結婚は断られたが、その後も好意を抱き続けている。
エース奪還を決意したルフィをインペルダウンへ送るために、政府からの強制召集命令に応じる。ルフィのインペルダウン侵入に協力した後エースと面会し、ルフィが救出に来たことを告げた。マリンフォード頂上戦争でもルフィに協力。戦いのどさくさに紛れて白ひげ海賊団・海軍双方に攻撃を仕掛け、ルフィを押さえつけたスモーカーを妨害したり、エースの手錠の鍵をルフィに渡すなどのサポートを行った。終戦後は七武海権限で軍艦を奪い、ルフィとジンベエを救出したハートの海賊団と合流。彼らを匿うため、女ヶ島への停泊と上陸を特例として許可した。
2年後にはルフィをシャボンディ諸島に送り届け、海軍の将兵をメロメロにして麦わらの一味への攻撃を妨害した。
アニメSP『3D2Y』ではインペルダウンから脱獄した海賊バーンディ・ワールドにより妹のサンダーソニアとマリーゴールドが誘拐されてしまい、二人を救出するためルフィと協力しワールド海賊団の海賊船「グローセアデ号」に乗り込む。ワールドの部下ナイチンとの戦いでは、彼女の特殊な漢方薬で衣服の一部を溶かされるも、全く動じることなく圧倒した。さらにバギーと交戦していたガイラムをバギーが放ったマギー玉の爆発に紛れて倒した。

バギー[編集]

声 - 千葉繁
王下七武海の一人。バギー海賊団船長→海賊派遣会社「バギーズデリバリー」座長。元ロジャー海賊団見習い。元懸賞金1500万ベリー。
ピエロのような顔立ちをした男。自分の赤くて丸い大きな鼻にかなりのコンプレックスを抱いており、鼻を指摘されると激怒する(聞き間違いで怒ることも多い)。卑怯かつ残忍で利己的ながら、派手好きでノリがよく間抜けな一面もある。部下に対しては冷徹だが、信頼は厚い。超人的な身体能力は持っていないが、能力を駆使した奇策に長けており、実際に窮地から脱するなど頭も切れる。宝の概念を単純に捉えるなど狭量な一面があるが、知識と見識は豊富。名を馳せた強敵を前にすると逃げ腰になる臆病者だが、場を盛り上げ煽り立てる才能や後述の経歴により、自分より懸賞金が上であるインペルダウンの脱獄囚たちからはカリスマ扱いされている。笑い声は「ぎゃはははは」。口癖は「ハデに - 」。望みは世界中の財宝を手に入れること。誕生日は8月8日(バラバラ=8、8)[7]
超人系悪魔の実「バラバラの実」の能力者。体をバラバラに分離させることができる「バラバラ人間」[注 6]。斬撃は一切効かず、一定の範囲なら自由に体のパーツを操れる(足は飛ばせないものの、バラバラにすること自体は可能である)。武器には複数のナイフを用いる。大砲好きな海賊として知られ、町1つを消し飛ばせる砲弾「特製バギー玉」を所持する。後に、バギー玉の破壊力を維持したまま小型化した新爆弾「特製マギー玉」を靴に仕込んでいる。
若い頃はロジャー海賊団に見習いとして所属しシャンクスとは同僚であった。ある夜、手に入れた宝の地図とバラバラの実を売り払い大儲けするため脱走を図ろうと画策してした際、突然後ろからシャンクスに話しかけられたことに驚き、バラバラの実を誤って食べ、同時に宝の地図を海に落としてしまった。このことから、今もシャンクスを逆恨みし敵視している。24年前のロジャー処刑後、シャンクスからバギーの下につく形でも良いという条件で、仲間に誘われるが拒否した[注 7]。その後、自身の海賊団を旗揚げし、「道化のバギー」の異名を持つ東の海では数少ない懸賞金1000万越えの海賊として名を馳せていた。
オレンジの町襲撃中、自身が持つ「偉大なる航路」の海図を狙ったルフィと戦うが、ほとんどの体のパーツが分離した状態で吹き飛ばされた。表紙連載『バギー一味冒険記』での大冒険の末、アルビダと手を組み一味と合流し、元の体に戻る。その後、ルフィへの復讐を企みローグタウンでルフィを処刑しようとしたが、落雷により失敗。スモーカーに一時捕らわれるが、嵐に乗じて脱出しルフィを追いかけて「偉大なる航路」に突入する。
「偉大なる航路」突入後、キャプテン・ジョンの宝の洞窟と勘違いして海軍の駐屯所に乗り込んでしまい、逮捕される[6]。インペルダウンLEVEL1に収監されたが、牢から脱出し脱獄する最中潜入していたルフィと再会し、キャプテン・ジョンの財宝の在り処を示すトレジャーマークを貰ったことでエース救出を手伝うことになる。獄内で出会ったMr.3と意気投合すると、ルフィらが起こした騒動を利用して脱獄に成功する。その後、ルフィらと共にマリンフォードへ向かう羽目となる。また、ルフィと共にインペルダウン大量脱獄事件の主犯とされ、隠していた過去の経歴が海軍に知られてしまった。
マリンフォード頂上戦争では、当初怖気づいていたが、白ひげからの要請でエース救出に手を貸す。映像電々虫を探る中ルフィに身代わりにされ、そのままミホークと対決するが、敢えなく敗北。その後世界に映像を中継しようとするも、青雉によって氷漬けにされた。白ひげの死後は一目散に逃げ出し、その途中偶然空中で受け止めたルフィとジンベエをローに引き渡した。終戦後、Mr.3や囚人たちを連れ、再び一味と合流した。
新世界編では王下七武海に加盟しており、さらに海賊派遣会社「バギーズ デリバリー」の座長となっている。異名は「千両道化のバギー」に変わり、「伝説を生きる男」と称されている。ドフラミンゴが失脚したことで派遣依頼が殺到したが、クラスSの傭兵であった稼ぎ頭のハイルディンら巨人族5人が離反してしまった。
アニメSP『3D2Y』ではインペルダウンから脱獄した海賊バーンディ・ワールドへの対抗策として召集される。手柄を立てるためワールドの海賊船「グローセアデ号」に乗り込み、そこでルフィと遭遇。ワールドの部下ガイラムと交戦し、ワールドに敗れ意識を失ったルフィを無理やり起こし奮い立たせた。ワールドはルフィが倒したが、海軍がルフィの存在を確認していなかったため、新聞にはバギーがワールドを討ち取ったと報じられた。

エドワード・ウィーブル[編集]

王下七武海の一人。自称白ひげJr.。元懸賞金4億8000万ベリー。
三日月型の口ひげを携え三つ編みを2つのおさげにした巨漢。左目と首回り、左腕にツギハギ状の傷がある。自分自身が白ひげの実の息子だと信じているが、口ひげ以外はあまり白ひげと似ておらず、疑う者は多い。その事で白ひげ傘下の海賊団とは口論となり民間人を巻き込んで争っており、甚大な被害をもたらすため海軍からも問題視されている。頭はあまり良くなく物忘れが激しく、母のミス・バッキンには頭が上がらない。白ひげを「白しげ」と発音するなど、呂律が回らない口調をしている。一人称は「おで」で白ひげを「父ーたん」、ミス・バッキンを「母ーたん」と呼ぶ。海賊旗は白ひげ海賊団のドクロマークに2つの三つ編みのおさげと左目にツギハギ状の傷が追加されたもの。
白ひげ傘下の海賊団を次々と倒していく圧倒的な戦闘力を持ち、黄猿からも「強さだけ」なら白ひげの若い頃の様だと評されている。武器は白ひげと同じ薙刀。
頂上戦争後に七武海に加盟。本人は父の仇である黒ひげへの仇討ちを望んでいるが、白ひげの莫大な遺産を狙うミス・バッキンの方針でマルコを始めとした白ひげ海賊団の残党を捜し出そうとしている。その最中でA・O海賊団をはじめ既に16人の船長を討ち取っている。ドフラミンゴがルフィに倒された報を聞き、頂上戦争でマルコ達が守ったこともあって彼らの行方を知っているかもしれないルフィに興味を持つ。

元七武海[編集]

サー・クロコダイル[編集]

声 - 大友龍三郎
元王下七武海。秘密犯罪会社「バロックワークス」社元社長。元懸賞金8100万ベリー。
顔面を横断する傷跡とオールバックの髪型、分厚いロングコートが特徴の男。義手である左手の大型フックには、サソリの毒が染み込んだ鉤爪や短剣が仕込まれている。葉巻を愛飲。冷酷非道なエゴイストかつ実力主義者で、己以外の何者も信じない。周到に策略を巡らせ野望の達成を図る謀略家でもある。思い描く理想は「海賊王」。笑い声は「クハハハハ」。44→46歳[4]。誕生日は9月5日(「ク」ロ「コ」ダイル=9・5)[9]。身長253cm[4]
自然系悪魔の実「スナスナの実」の能力者。身体を砂に変化させられる「人間」。砂嵐を起こしたり、研ぎ澄ました砂を刃と化して攻撃することができる。さらに、「乾き」の能力が砂の能力の真髄で、右の掌で触れることであらゆる水分を吸収できる。砂漠での戦闘を得意とし、流砂の位置を感知できる。砂の特性により液体に触れると固形化してしまい、攻撃を受け流せなくなるのが弱点。
若い頃から頭の切れる海賊として知られ、かつては破竹の勢いでその名を轟かせ、20代前半で七武海に加盟した。また、ルーキー時代にイワンコフと何らかの因縁があり、弱みを握られている。七武海加盟後、白ひげに挑み惨敗を喫し一度は大人しくなったが、その野心をアラバスタ王国に向けるようになった[10]。その後は表向き海賊を狩る政府の味方として振る舞うことで、政府の監視の目を掻い潜っていた[注 8]。6年前、「歴史の本文」を解読できるニコ・ロビンと協定を結び、「バロックワークス」を密かに立ち上げる。「Mr.0」のコードネームで社員を操り、ダンスパウダーを使いアラバスタ国民の国王への反感を煽り、反乱軍の内乱を引き起こした。その真の目的は、アラバスタ王国を乗っ取って王となることで、「歴史の本文」を解読して古代兵器「プルトン」を手に入れ、政府をも凌ぐ軍事国家を築くことであった。表向きはレインベース最大のカジノ「レインディナーズ」のオーナーを務め、七武海としてアラバスタを海賊の襲撃から何度も守っていた。国王コブラからも信頼され、民衆からは英雄として国王以上の熱狂的な支持を受けていた。
オフィサーエージェントを召集し最終作戦「ユートピア」を発動。レインベースでのルフィとの最初の戦闘では、手も足も出させないままフックで串刺しにした後生き埋めにした。二度目のアルバーナ宮殿での対決では水が弱点であることを見抜かれ、ルフィの水を使った攻撃で劣勢を強いられるが、逆にその水分を絞り取ることで逆転し干上がらせた。その後、起死回生を果たしたルフィと地下聖殿で三度目の対峙をし、毒の鉤爪などを使い死闘を繰り広げあと一歩まで追い詰めたが、ルフィ渾身の「ゴムゴムの暴風雨」により岩盤を突き破り地上に打ち上げられ敗北し、計画は失敗に終わった。
バロックワークスでの悪事が全て露見したことで七武海の称号を剥奪され、海軍に逮捕される[注 9]。その後、助けに来たミス・ゴールデンウィークたちから脱獄を誘われるが、「気分が乗らない」という理由で拒否。大監獄インペルダウンへ送られ、LEVEL6に収監される。
マリンフォード頂上戦争が起こることを知ると、白ひげの首を取るため、LEVEL6に侵入してきたルフィらに共闘を持ちかける。イワンコフの監視の上で協力することを条件に牢から解放され、脱獄に成功する。マリンフォードに到着するやいなや白ひげの首を狙うが、ルフィに阻止される。その後は白ひげ海賊団と交戦していたが、海軍の謀略によりスクアードに刺された白ひげの姿に激昂すると攻撃対象を白ひげから海軍に変え、エースの処刑阻止に加勢。ルフィの戦場離脱も援護し、ルフィを狙う赤犬を足止めした。終戦後、ダズ(Mr.1)と共に新世界への再進出を決意する。
二年後の新世界編は未登場だが、とある港町でドフラミンゴの七武海脱退の新聞記事を読む姿がアニメでは描かれた。

ゲッコー・モリア[編集]

声 - 宝亀克寿
元王下七武海。「魔の三角地帯」を拠点とする世界最大の海賊船「スリラーバーク」の主。元懸賞金3億2000万ベリー。
悪魔のような容姿をした、異様な体型の大男。ゴシック調の衣装に身を包んでいる。プライドが高く、好戦的にして冷酷な性格。本人曰く、昔は自力の過信と野心に満ちていたという。現在は過去の体験から「他力本願」をモットーとしており、他人の力で海賊王になることを目指している。好きな言葉は「お前がやれ」。笑い声は「キシシシシ」。武器は影切り用の巨大なハサミ。48→50歳[4]。誕生日は9月6日[5]。身長692cm[4]
超人系悪魔の実「カゲカゲの実」の能力者。を支配し、自在に操ることができる。自らの影を実体化させて攻撃したり、他人の影を奪い取ることができるなど多彩な攻撃手段を持つ能力。奪い取った影を死体に入れることで、本体の戦闘力を引き継いだ「ゾンビ」を生み出すことができる。さらに他人の影を自身に取り込み体に負荷や時間制限はあるが自身や他人の戦闘能力を付加することもできる。
かつて、新世界でカイドウと渡り合ったが、敗北を喫した。新世界の航海で「大きく名を馳せた有能な部下」を全て失ったことから、すでに死んでいていくらでも代えがきくゾンビの部下を求めるようになる。12年前、天才外科医ドクトル・ホグバックを部下に迎え入れる。以後、霧の海「魔の三角地帯」を拠点に、スリラーバークに迷い込んだ者から影を奪い取り、死者の軍団を形成していく。その過程で、ブルックやローリング海賊団から影を奪った。
「魔の三角地帯」に入り込んだサウザンドサニー号をスリラーバークに取り込み、麦わらの一味に「夜討ち」を仕掛ける。奪いとったルフィの影を使い、特別ゾンビ・オーズを復活させると、一味に差し向ける。一時は圧倒的な力で一味を壊滅寸前まで追い込むが、100体の影を使用した「ナイトメア・ルフィ」により窮地に追いやられ、オーズを撃破される。その後、「影の集合地」で1000体の影を取り込み、一撃でスリラーバークを真っ二つに打ち砕くほどの攻撃力を得る。しかし、影を取り込みすぎたことによる暴走に加え、捨て身のルフィの一撃を受けて自滅した。その敗北は世界政府によって隠蔽された。
マリンフォード頂上戦争ではリトルオーズJr.を仕留め、戦争で倒れた者たちを利用して次々とゾンビ兵を作り出す。ルフィの前にも立ち塞がりゾンビ兵を差し向けたが、ジンベエにより阻まれた。終戦後、政府上層部の抹殺命令を受けたドフラミンゴとパシフィスタに襲撃されるが、止めを刺される寸前に突如姿をくらます。世間では頂上戦争で戦死したという虚偽の報道がなされ、七武海から除名された。
二年後の現在も生死不明だが、アニメではドフラミンゴの七武海脱退の際にスリラーバークの姿が確認されている。

ジンベエ[編集]

声 - 郷里大輔(425話・430話)→宝亀克寿[注 10](442話 - )
元王下七武海。タイヨウの海賊団2代目船長。ジンベエザメの魚人。懸賞金4億ベリー以上[注 11]
海俠のジンベエ」の二つ名の通り、強い義侠心の持ち主。魚人島でも信頼が厚く、島民には「親分」と呼ばれている。海賊を嫌っているが、魚人島を守ってもらった恩がある白ひげには大きな敬意を表し、「オヤジさん」と呼んでいる。また、白ひげ海賊団の船に度々出入りしていたため、隊長たちと面識がある。特にエースとは親しく、年下だが「さん」付けで呼んでいる。44→46歳[4]。誕生日は4月2日[5]。身長301cm[4]。血液型はF型。
「魚人空手」「魚人柔術」の使い手。かつて、エースと5日間に及ぶ死闘を繰り広げたこともあるなど、魚人族の中でも並外れた実力を持つ。また、魚人でありながら人魚特有の魚と話せる能力を持っており、ジンベエザメを呼び寄せることもできる。
魚人街出身。30歳当時はネプチューン軍に所属する兵士で、同郷のアーロンからは「アニキ」と呼ばれていた。15年前、ネプチューン軍を除隊しフィッシャー・タイガーが結成したタイヨウの海賊団に加入しタイガーに次ぐNo2の立ち位置にいた。兵士時代から人間との融和を唱えるオトヒメ王妃には否定的だったが、長い航海で様々な人間たちとの出会いを経験し、次第に認識を改めていった。12年前のタイガーの死後は、2代目船長としてタイヨウの海賊団を率いた。11年前、魚人族が政府に近づくために政府の誘いを受け、魚人族初の七武海となる。しかし、恩赦により釈放されたアーロンが一味から独立したことで、世間からは彼を「東の海」へ送り込んだ存在とみなされることになる。アーロンの暴挙に気づけば止めるつもりだったが、アーロンの裏工作により、それが露見するまで知ることができなかった。そのため、彼の野望を打ち砕いたルフィには感謝と謝罪の気持ちを抱いている。
エースの公開処刑発表後、政府から強制召集を受けるが、七武海の称号剥奪を覚悟の上で、召集を拒否したため、インペルダウンLEVEL6に収監されていた。エースを救出するため現れたルフィに協力し、脱獄する。マリンフォードに到着すると、センゴクに七武海脱退を宣言。戦争では白ひげ側に立って戦い、モリアを退けるなどルフィをサポートした。エースの死後は、意識を失ったルフィを赤犬の追撃から命懸けで守りきり、ローの潜水艦で女ヶ島へと逃げ延びる。その約2週間後、エースの死で自暴自棄に陥ったルフィを厳しく諭し、ルフィが起こした「16点鐘」の行動を共にした後、別れた。七武海脱退により再び指名手配の身となったことから、島民たちへの影響を考慮して魚人島を去り、四皇ビッグ・マムの傘下に入る。
2年後の魚人島編でルフィと再会。ルフィたちに、魚人島とタイヨウの海賊団の歴史を語った。アーロンの暴挙を止めることができなかったことに責任を感じ、ナミから処罰を受ける覚悟だったが、ナミにそのような意志がないことを知ると感泣した。リュウグウ王国に反乱を起こした新魚人海賊団の野望阻止のため、麦わらの一味と共にギョンコルド広場に乗り込み、サンジとの共闘でワダツミを倒した。内乱終結後、ルフィから仲間に誘われるが、ビッグ・マムへの義理を理由にこの場では断り、その問題にケジメをつけたら仲間になることを約束した。
ルフィたちが魚人島を去った後、人魚を誘拐しようとしたカリブーを仕留め、新世界の海軍G-5支部に引き渡した。その後が描かれた表紙連載『ジンベエの海俠一人旅』で仲間たちの元へ向かう道中、迷子の子海ネコと遭遇する。海ネコを住処まで連れて行くもなぜか住処がなく、さらには住処の遺跡が地上の港町に打ち上げられている状況にでくわす。調査を進め、騒動を起こした原因がワダツミであることをつきとめ、ワダツミを説教した。その後、遺跡にあった「歴史の本文」を発見し騒動を解決すると、同行を申し出たワダツミと共に町を出港した。

マーシャル・D・ティーチ[編集]

元王下七武海。黒ひげ海賊団船長。現在は四皇の一人。

ドンキホーテ・ドフラミンゴ[編集]

声 - 田中秀幸半場友恵(幼少期)
元王下七武海。ドンキホーテ海賊団船長。ドレスローザ元国王。元懸賞金3億4000万ベリー。
金髪にサングラスフラミンゴのようなピンク色の羽毛のコートという派手な出で立ちをした男。常に不敵な笑みを浮かべている。「力が全て」「勝者だけが正義」という考えを持ち、本物の海賊しか生き残れない「新時代」を提唱している。「天夜叉」の異名を持ち、裏社会では新世界で最も強い影響力を持つ「ジョーカー」と呼ばれる闇の仲買人(ブローカー)として知られる。また、聖地マリージョアの内部にある重大な国宝の存在を知っているため、他の天竜人からも恐れられており、CP-0を独断で動かすなど世界政府にも強い影響力を持つ。「七武海で最も危険な男」「悪のカリスマ」と称される残忍・狡猾な性格。過去の出生や経緯から他人に見下されることを最も嫌い、自分のシンボルを汚した者や裏切り者には一切容赦しない。一方で、幹部以上のメンバーを「家族」と称し、かけがえの無い存在として大切にし任務の失敗も咎めない。そのため、部下からは死をも厭わない絶対の忠誠心を抱かれている。部下からは「若」もしくは「若様」、中でも最高幹部からは「ドフィ」、ルフィからは「ミンゴ」と呼ばれている。笑い声は「フフフフフ」。39→41歳[4]。誕生日は10月23日[5]。身長305cm[4]
超人系悪魔の実「イトイトの実」の能力者。体から糸を出し、相手を拘束・操作したり物質を切断することができる「人間」。また、雲に糸をかけることで空中を移動する、自身に近い性能を持つ分身を作る、糸で内臓の修復作業を行うなど様々な応用も可能。さらに能力は「覚醒」の段階まで踏み込んでおり周囲の物質を糸に変えることもできる。「覇王色の覇気」「武装色の覇気」の使い手で、身体能力も高い。
天竜人「ドンキホーテ一族」の末裔で、幼い頃は他の天竜人と同様の喋り方をしていた。33年前、父・ホーミング聖の意向で天竜人の地位を捨て、家族と共に地上へ移住した。しかし移住先の住民に天竜人であることがばれ[注 12]、天竜人を恨む住民達から地獄のような拷問・迫害を受け家族共々追われる身となり[注 13]、逃亡生活の最中母が病死する。また住民に捕らわれ家族と共に磔にされた際、覇王色の覇気を覚醒させた。その2年後、ヴェルゴの紹介で王の資質を見出したトレーボルから復讐する「力」としてイトイトの実と拳銃を与えられ、母を亡くしたことに怒り父を殺害し、その首をマリージョアに持ち帰るも帰還を拒否される。以来、天竜人が牛耳る世界の全てを破壊することを誓う。マリージョアで殺されかけて帰還した際、トレーボルら後の最高幹部4人によって王として掲げられ行動を共にするようになる[注 14]。17年前、消息を絶っていた弟・ロシナンテをファミリーに加え、2代目「コラソン」の地位を与えた。16年前、自分と似た考えを持っていたローをファミリーに迎え入れ、自分の右腕にするべく鍛え上げた。13年前には、海軍に潜入させたヴェルゴからの報告でコラソンが海軍のスパイであったことを知り、自らの手で弟を射殺した。しかし、この一件でローがファミリーから離反することになった。
10年前、天竜人の貢ぎ金「天上金」の輸送船を襲い、政府を脅し七武海に加盟する。同時期に、ドレスローザのリク王に脅迫と同時に能力による悪謀を仕掛け、国民からの信頼を失墜させ、リク王に代わりドレスローザの王位に就く。即位後、富を与えることでドレスローザ国民の支持を獲得し、裏ではトンタッタ族とシュガーの能力でオモチャにした者たちを奴隷として地下で働かせ長年ドレスローザを支配していた。
クロコダイル敗北の記事を見て彼を倒したのはスモーカーではなく実は「D」の名を持つルフィであったことを懸賞金が一気にはね上がったことから見抜き、クロコダイルの称号剥奪についての七武海召集会議に参加。その後ジャヤに現れ、サーキースを操ってルフィに敗れたベラミーに制裁を加えた。
シャボンディ諸島編ではディスコを見捨て、「時代はスマイル」という言葉を残し「人間屋」経営から手を引いた。マリンフォード頂上戦争では、リトルオーズJr.の足を切断し13番隊隊長アトモスを操り同士討ちさせた。また、クロコダイルとジョズの戦闘に割って入りクロコダイルに同盟を持ちかけたが拒否された。終戦後、政府上層部から命令を受け数体のパシフィスタを引き連れてモリアを襲撃するが、モリアが突如姿を消したために止めを刺し損ねる。命令者からは暗殺失敗を咎められたが、政府との取引に面白味がなくなればいつでも七武海を脱退すると全く意に介さなかった。
パンクハザード編では、シーザーたちを援護するためベビー5とバッファローを向かわせ、自らもパンクハザードに向かう。その道中、ローから、シーザーの引き渡しと引き換えに七武海脱退を要求される。パンクハザードに上陸すると、スモーカーと海軍G-5を口封じに始末しようとするが、クザンに阻止される。
その翌日、CP-0を動かし、七武海脱退とドレスローザの王位放棄の虚偽報道を流しローたちを欺く。その後、グリーンビットに現れ海軍大将藤虎と共闘しローを追い詰める。一騎打ちの末、ローを瀕死に追いやり王宮へ連れ去る。ウソップの活躍により、シュガーによるオモチャの支配が崩壊すると「鳥カゴ」を発動させドレスローザを囲み、国内にいる全ての者を閉じ込める。そして、ルフィやリク王など敵対する12人に懸賞金をかけ、自分か賞金首の命をかけたサバイバルゲームを仕掛ける。その後、再び王宮まで辿り着いたルフィ・ローと対峙し交戦、ローがDの名を持っていることを知って失望し、ローの右腕を切断してトレーボルと共に追い詰めるもローの奇策により深手を負い、ローから引き継いだルフィと相対する。ルフィの新たな力「ギア4」になす術なく攻撃を受け大ダメージを負うが、それでも倒れず「ギア4」の効果が切れたルフィを狙い、彼を守るために現れた戦士達を返り討ちにし、更には「鳥カゴ」の収縮を早めドレスローザ国民を追い詰める。ルフィ復活の時間稼ぎと自身のケジメのために対峙したヴィオラを軽くあしらい、駆けつけたレベッカを操りヴィオラを斬らせようとするも、復活を果たしたルフィによって阻まれる。熾烈を極まる激闘の末、覚醒した能力で後一歩までルフィを追い詰めたが、再び発動した「ギア4」の一撃により敗北。空中から地盤を陥没させドレスローザの地下まで叩き落とされ気絶していたところを後にファミリー共々海軍に拘束され、インペルダウンへ護送されることになった。護送中、つると今後の海賊の世界について語り合い、自身の手綱が離れたことで海賊の歴史上最大の「覇権争い」が起きると宣言した。

トラファルガー・ロー[編集]

声 - 神谷浩史
元王下七武海。ハートの海賊団船長。懸賞金5億ベリー[注 15]。「最悪の世代」の一人。
白い毛皮の帽子を被った細身の男性。両腕と両手の甲に「DEATH」、上半身全体にハートの刺青がある[13]。「死の外科医」の異名のとおり、優れた医術を持つ。世間では残忍で名が通っているが、気まぐれで行動するなど掴み所がなく常に冷静沈着な性格。命令されることを嫌い、過去の経緯からか「自由」であることに拘る。ルフィの事は敵とみなしているが、彼が起こした出来事から、期待をもっている様子である。一部の相手に「~屋」を付けて呼ぶ[注 16]。ルフィからは「トラ男」と呼ばれている。武器は妖刀である鍔に白い毛皮が付いた大太刀鬼哭(きこく)[13]。北の海「フレバンス」出身。24歳→26歳[14]。誕生日は10月6日(「ト」ラファルガー・「ロ」ーより)[9]。身長191cm[14]。好きな食べ物はおにぎり焼き魚[15]。嫌いな食べ物はパン梅干し
超人系悪魔の実「オペオペの実」の能力者。一定範囲に「円(サークル)」を発生させ、その内部を手術室のごとく支配できる「改造自在人間」。円内の生物や物体を切断・再接着させたり、浮遊・転移させたりできる。この能力で肉体を切断されても痛みは感じず、パーツを組み合わせれば元に戻る(組み合わせ方はローの思いどおりにでき、円内で切断・改造されたものは円の外に出ても効果が持続する)。また、外観・肉体はそのままで精神だけを別の人物と入れ替える、ある人物の心臓だけを取り出して自身が持ち歩き、有事の際脅しとしての切り札に使うといったこともできる。利便性は高いが能力を使用すればするほど体力を消耗するという弱点がある。「武装色の覇気」の使い手でもあり、覇気の達人であるヴェルゴを上回る。
本名はトラファルガー・D・ワーテル・ロー[注 17]。幼い頃は医者の両親と妹との4人家族で父親から医学を学びながら平和に暮らしていたが、フレバンスの地層にある鉛「珀鉛」が原因で、他の国民同様「珀鉛病」に侵されていた。16年前、フレバンスで起こった戦争で家族や友人の全てを失い、死体の山に隠れて国から脱出しドンキホーテファミリーの下を訪れる。当時は全てを失い余命もわずか3年2カ月であったことに絶望していたことから、目に入る全てを壊したいという破滅願望を抱いていた。育った環境を重視するドフラミンゴにその考え方を見込まれてファミリーの正式な一員として迎え入れられ、「10年後の右腕」として加入後はあらゆる英才教育[注 18]を叩き込まれ徐々に力をつけていき、ドフラミンゴからは最高幹部の3代目「コラソン」としてハートの席を用意されるほど高く評価されていた。13年前、バッファローたちに本名を打ち明け、それを聞いていたコラソンの素性を知り「D」にまつわる伝承を知る。その後彼にファミリーから連れ出され、各地の病院を回るもことごとく治療を拒否されてしまう。出会った当初は(任務で子供をファミリーから遠ざけるためとはいえ)コラソンにされた仕打ちから敵意をむき出しにしていたが、自分の不幸な生い立ちに涙を流す彼の姿を見て「コラさん」と呼び慕い、彼の前では笑顔を見せる様になる。ファミリーを離れてから半年後、コラソンの尽力によりオペオペの実を食べ、自力で病気を治すことができるようになる。しかしその騒動の下、コラソンが自分を島から逃がすためドフラミンゴに殺されてしまう。以後、ファミリーから逃走しドフラミンゴの打倒を狙い続けるようになる。
麦わらの一味と同時期にシャボンディ諸島に到達した「11人の超新星」の一人。麦わらの一味が暴れた人間オークションの会場に居合わせ、共闘して脱出する。その後、キッドと共にパシフィスタと戦った。マリンフォード頂上戦争の終盤に戦場に現れ、ルフィとジンベエを保護し治療した後女ヶ島に入り、ルフィへの伝言を残し立ち去った。他の超新星とは違い、すぐには新世界に進出せずに時期を伺っていた。
頂上戦争後の2年の間に「ロッキーポート事件」の首謀者として知られるようになり、4億を越える賞金首となった。そして海軍本部に海賊の心臓を100個届け、王下七武海に加盟する。人造悪魔の実「SMILE」の原料である「SAD」の製造を抑えるために、麦わらの一味が到着する数か月前にパンクハザードに現れ、自分の心臓を預けシーザー・クラウンと契約を結び、島に滞在し始める。
パンクハザードに上陸してきたルフィに、四皇カイドウの打倒を持ちかけ彼と同盟を結ぶ。そして「SAD製造装置」を破壊するため単独で製造室に侵入し、それを阻止しに現れた最高幹部ヴェルゴをスモーカーの協力のもと撃破し、SAD製造装置の破壊に成功する。シーザーを確保後、ドフラミンゴにシーザーの身柄と引き換えに「王下七武海の脱退」を要求。その後、「SMILE」の製造工場を破壊するため、麦わらの一味と共にドレスローザに向かう。
ドレスローザ編ではシーザーの引き渡しのためグリーンビットに赴くが、CP-0を動かし七武海脱退の誤報を流したドフラミンゴにはめられ窮地に陥る。一旦シーザーをナミたちに預け、ドフラミンゴとの一騎打ちに持ち込むが敗北。王宮に連れ去られ海楼石の手錠で拘束されるが、シュガーの気絶により国中が騒乱に包まれたためドフラミンゴが「鳥カゴ」を発動した後、外に追い出される。ルフィに連れられる形で、再び王宮に向かい、ひまわり畑でレベッカが持ってきた鍵で手錠を解くと、ルフィと王宮に乗り込み再びドフラミンゴと交戦する。ドフラミンゴによって瀕死の重傷を負うが、ルフィとの連携でドフラミンゴを追い込み、更にトレーボルを戦闘不能に追い込んだ。自身の手でドフラミンゴを倒せないことを悔やみつつ、打倒ドフラミンゴをルフィに託す。途中戦えなくなったルフィをギャッツから預かり、ルフィの復活・勝利を見届けた。ドレスローザからの脱出の際、コラソンと関わりがあったセンゴクに接触し、短い時間であったがコラソンの思い出話を語り合った。ドレスローザでの一件により七武海から脱退扱いとなり、新たに5億ベリーの懸賞金が懸けられた。
ドレスローザから脱出後、ルフィ達とバルトロメオの船に乗りゾウに上陸しベボ達と合流。
名前の由来は実在の海賊エドワード・ロー[16]

王下七武海の傘下勢力[編集]

九蛇海賊団[編集]

女ヶ島「アマゾン・リリー」の九蛇たちによる海賊団。海賊旗は9匹の蛇をあしらったドクロ。海賊のみならず、本来七武海の権限外である商船をも略奪の対象としている。

ボア・サンダーソニア
声 - 斎藤千和金田朋子(幼少期)
九蛇海賊団船員。ゴルゴン三姉妹次女。
常人の数倍はある体躯で、頭部が大きい。緑色のロングヘアーで、長い舌が特徴。誕生日は9月3日[5]
動物系悪魔の実「ヘビヘビの実 モデル"アナコンダ"」の能力者。長い体による締め付けを得意とする。「見聞色の覇気」「武装色の覇気」の使い手。
闘技場でマリーゴールドと共にルフィを対峙する。石化したマーガレットを破壊しようとしたことでルフィの怒りを買い、「ギア2」を発動したルフィの動きに対応できず圧倒される。さらにマリーゴールドの攻撃に巻き込まれ、服が燃え天竜人の紋章が露になりかけたが、ルフィが背中を隠したことで戦士たちには見られずに済んだ。ハンコックがルフィに惚れて以降は、他の戦士同様ルフィと親しくなった。
ボア・マリーゴールド
声 - 斉藤貴美子佐藤聡美(幼少期)
九蛇海賊団船員。ゴルゴン三姉妹三女。
身長はサンダーソニアと同程度だが、強くなるために筋肉をつけたため、昔に比べて体型がかなり違っている[6]。武器はハルバード。誕生日は9月5日[5]
動物系悪魔の実「ヘビヘビの実 モデル"キングコブラ"」の能力者。口から猛毒を吐くことができる。「武装色の覇気」の使い手。
闘技場でサンダーソニアと共にルフィを対峙する。覇気を使った攻撃でルフィを翻弄したが、「ギア2」を発動したルフィに圧倒される。さらにお互いの尾を結ばれ身動きを封じられ、サンダーソニアを自身の攻撃に巻き込んでしまった。ハンコックがルフィに惚れて以降は、他の戦士同様ルフィと親しくなった。
ラン[6]
声 - 庄司宇芽香
九蛇海賊団船員。冷静な性格。弓の名手。誕生日は11月24日[5]
リンドウ[6]
声 - 佐藤聡美
九蛇海賊団船員。タバコを吸っている。誕生日は9月16日[5]
デージー[6]
声 - 池田千草
九蛇海賊団船員。笑い声は「ザハハハハ」。笑い方が下品で、リンドウに注意された。誕生日は2月15日[5]
コスモス[6]
声 - 西川宏美
九蛇海賊団船員。語尾に「デショ」を付ける。
ブルーファン[6]
声 - 伊藤かな恵
九蛇海賊団船員。他のメンバーよりも背が低い。
遊蛇(ユダ)
九蛇海賊団の船を引く、二頭の巨大な毒海ヘビ。獰猛な大型海王類ですら容易く死滅させるほどの猛毒を持ち、カームベルトの海王類たちも遊蛇を恐れて一切船に近付こうとしない。
バキュラ
アマゾン・リリー皇帝に代々処刑人として仕える肉食獣。
巨大な黒豹。処刑後は人の骨一本も残らぬと言われている。
ルフィを処刑しようとしたが、ハンコックの横暴に対して怒りを燃やす彼のパンチ一撃で吹き飛ばされた。

バギー海賊団[編集]

バギー率いる海賊団。海賊旗は丸い赤っ鼻のドクロマーク。サーカス団のような雰囲気を持つ。船の名前は「ビッグトップ号」で、船首はを象っている。

登場初期は「東の海」で活動しており、オレンジの町を占領していたが、ルフィたちに倒された。その後、アルビダ海賊団と手を組み「偉大なる航路」へ進出。マリンフォード頂上戦争後には、Mr.3やインペルダウンから脱獄してきた大量の高額賞金首たち[注 19]が加入した[注 20]

新世界編では、海賊派遣会社「バギーズ デリバリー」となっており、新世界カライ・バリ島「バギー街」を拠点にしている。

モージ
声 - 宗矢樹頼
バギー海賊団副船長。
本人曰く「どんな動物も手なずけることが出来る」と豪語する猛獣使いで、ライオンのリッチーを飼い馴らす。異名は「猛獣使いのモージ」。着ぐるみを着たような風貌をしているが、地毛である[17]。戦闘時はリッチーに敵を襲わせる他、蹴りやムチを使用。名のある敵を倒すことで、名前を上げることを考える事が多い。自分では相手に勝てないと分かった時には素直に謝るなど、良くも悪くも利口な一面がある。誕生日は10月1日[5]
オレンジの町では、シュシュの守ってきたペットショップを燃やしたため、ルフィの怒りを買い殴り倒された。ローグタウンではゴーイングメリー号に火を付けようとしたが、突然の嵐で火が消えてしまい失敗した。
頂上戦争後に加入した大物囚人たちのバギーへの盲信ぷりにはカバジと共に内心呆れつつも、Mr.3と異なりとりあえず場の空気に合わせている。
新世界編では、かなり太った体型になっている。
カバジ
声 - 遠藤守哉
バギー海賊団参謀長。
左だけ長い前髪と長いマフラーが特徴の剣士。異名は「曲芸のカバジ」。一輪車独楽を駆使し、曲芸師の如く戦う。誕生日は9月8日[5]
オレンジの町では「剣の相手」という理由で自ら名乗り出たゾロと対峙し、バギーから受けた傷を執拗に狙ったが、格の差を見せつけられ敗北した。以降、バギー同様麦わらの一味(特にゾロ)への復讐を誓う。ローグタウンでは、処刑台に乗ったルフィを拘束した。
頂上戦争後に加入した大物囚人たちのバギーへの盲信ぷりにはモージと共に内心呆れつつも、Mr.3と異なりとりあえず場の空気に合わせている。
リッチー
声 - 稲田徹
モージが操るライオン
ルフィやゾロが壊せなかった鋼鉄製の檻を一撃で破壊するほどのパワーを持つ。頭は悪く、大抵食べ物を食べることしか考えていない。誕生日は7月23日[5]
オレンジの街ではルフィに敗れた。バギーが吹っ飛んだ後の表紙連載『バギー一味冒険記』では、船長の座を争うモージとカバジを寝ぼけながらに倒し、一時的に船長になった。その後、クマデ族にやられたところをバギーに助けられた。
Mr.3 / ギャルディーノ
元B・Wオフィサーエージェント。頂上戦争終結後、バギー海賊団に加入。
綱渡りフナンボローズ[18]
バギーの部下の下っ端3人組。ナミに騙され、船を盗られた。
怪力ドミンゴス[18]
バギーの部下の3人組。ナミを追いかけていたが、ルフィに敗れた。
軽業フワーズ[18]
バギーの部下の4人組。ナミを襲ったが、ゾロに敗れた。
ハイルディン
「バギーズ デリバリー」クラスSの傭兵。ドレスローザの一件後、ルフィの傘下に入る形で他の4人の巨人族共々脱退した。

ハートの海賊団[編集]

トラファルガー・ロー率いる「北の海」出身の海賊団。総勢20名。団員は皆、同じデザインのつなぎを着ている。船は潜水艦

ベポ
声 - 高戸靖広
ハートの海賊団航海士[13]シロクマミンク族。懸賞金500ベリー[19]
精神的に打たれ弱いが、高い格闘能力を持つ。「アイアイ」が口癖。モコモ公国出身だが、幼い頃に島を出ておりあまり故郷の記憶がない。ローとは10年来の付き合いでローからの信頼も厚い。誕生日は11月20日(毛皮の日)[7]
ローがパンクハザードに滞在している間、他の仲間達と共にモコモ公国に待機しネコマムシの旦那の預かりとなっていた。ジャック襲撃の際は故郷を守るため仲間全員でネコマムシに加勢した。その後モコモ公国に辿り着いたローと再会。
シャチ[20]
ハートの海賊団船員。キャスケットをかぶっている。誕生日は4月7日(シャチ=47)[15]
ペンギン[20]
ハートの海賊団船員。「PENGUIN」と書かれた帽子をかぶっている。誕生日は4月25日(世界ペンギンの日)[15]
ジャンバール
声 - 増谷康紀
ハートの海賊団船員。
巨体の男。元はある海賊団の船長だったが、天竜人の奴隷にされていた。シャボンディ諸島でローに解放され、仲間に加わる。誕生日は4月6日[5]

ドンキホーテファミリー(ドンキホーテ海賊団)[編集]

ドンキホーテ・ドフラミンゴ率いる海賊団。16年前の拠点は北の海・スパイダーマイルズ、現在は新世界・ドレスローザ。海賊旗は顔に線の入ったスマイルマーク。本船はサングラスをかけたフラミンゴを象っている。

武器・兵器・ドラッグなどのあらゆる危険物の闇取引を仕切っている密輸組織で、戦争中の国々に武器を横流しし、ドレスローザ周辺諸国の戦争を煽っている。かつては、シャボンディ諸島で人身売買を行う「人間屋(ヒューマンショップ)」を経営していた。現在は、科学者シーザー・クラウンと手を結んで動物系の人造悪魔の実「SMILE」を生産し、四皇カイドウをはじめとした新世界の大物たち相手に取り引きを行っている。

総戦力は2000人で、国中にいる部下を10人の幹部たちがまとめている。さらにそれを束ねる3人の最高幹部が存在し、「トレーボル軍」「ディアマンテ軍」「ピーカ軍」の3つの軍で構成されている。子供でも加入は許されるが、殆どは2日以内に泣いて逃げ出していたらしい[注 21]

最高幹部にはそれぞれスペイン語でトランプのスートを意味するコードネームがつけられ[注 22]、一部の幹部にもコードネームがつけられている。下記の幹部以上のメンバーは長年ドフラミンゴと苦楽を共にし、ドフラミンゴが「家族」と言うほど強い結束力・仲間意識を持っており、特に最高幹部の4人はドフラミンゴが父親を殺害した10歳の時からの付き合いで彼らの間にその格差はない。

パンクハザードにて、ルフィ達とローが同盟を結んだことで最高幹部のヴェルゴと幹部のモネを失い、更に10年前にシュガーが最初にオモチャに変えたキュロスに契約を言い渡す前に逃亡を許した過失がきっかけで、ルフィ達とローの海賊同盟やコロシアムの戦士達との決戦をドレスローザで迎えることとなってしまい、ヴァイオレット(ヴィオラ)と離反したベビー5を除く幹部8名・最高幹部3名と船長のドフラミンゴが敗北。決着後、海軍に捕まり、ファミリーは壊滅した。

最高幹部[編集]

ヴェルゴ
声 - 諏訪部順一
ドンキホーテファミリー最高幹部・初代「コラソン」。海軍G-5支部中将。G-5基地長。
丸刈り頭[注 23]に特徴的なもみあげ、サングラスをかけた男。異名は「鬼竹(きちく)のヴェルゴ」。荒くれ者が多いG-5の部下からは慕われ、市民からも紳士的な海兵と思われているが、実際は彼らの命など全く省みない冷酷非情な性格。頬についた食べ物や食器を他人から指摘されるまで気づかない[注 24]、無い物をあると思い込むなど、天然ボケな一面がある。ドフラミンゴとは当時ボスのトレーボルを紹介した少年期からの最も付き合いが長い関係で、彼からは「相棒」と呼ばれるほど高い信頼を寄せられている。上下関係に厳しく、元部下のローに対しては執拗に「さん」付けで呼ぶよう強制する。41歳[21]
高い身体能力を持ち、六式の「剃」「月歩」「指銃」を使用できる。強力な「武装色の覇気」の使い手で、全身を黒く硬化させることができる。覇気を纏った竹竿を武器に持ち、竹竿に息を吹き込み吹き矢のように飛ばす戦法も使う。
約15年前にドフラミンゴの指示でスパイとして海軍に入隊。入隊からすぐに頭角を現わしセンゴクにG-5支部への異動を志願し、現在の地位まで登りつめた。13年前のオペオペの実の騒動で、ローとコラソンに遭遇し、コラソンが海軍のスパイであることを知ると二人を痛めつけ、ドフラミンゴに報告した。10年前当時は大佐の地位であった。基地長の権限を利用して、シーザー・クラウンが新世界の各所から子供たちを誘拐した事件を、海難事故としてもみ消していた。
パンクハザードにてローの前に現れると、彼の心臓を握って気絶させ、捕える。G-5の海兵たちを口封じのため襲撃し、サンジとも交戦。その後、裏切ったローの抹殺をドフラミンゴから命じられ、「SAD」製造室でローと対峙する。ローに加えスモーカーをも圧倒したが、囮となったスモーカーに気を取られてローの心臓を奪い返され、ローの一撃で胴体を両断され敗北、ローに全身を分解され、爆発寸前の製造室に放置された。その後の生死は不明。
鬼・竹(オニ・タケ)
武装色の覇気を纏った竹竿を全力で振り抜き、相手を殴りつける。シンプルだがその威力は凄まじく、スモーカーに放った際にはただの一撃で海桜石製の十手を折り、そのまま本人を戦闘不能に陥れた。
トレーボル
声 - 松野太紀
ドンキホーテファミリー最高幹部。クラブの席に座る男。ドフラミンゴの参謀。
常に鼻水を垂らしており、脚に足枷のような物を着けている。サングラスをかけ、ライターが仕込まれている先端がクラブの形をした杖を持っている。ドフラミンゴよりも大柄な体型に見えるが、体の大部分は痩せ細った体にベタベタの能力で肉付けした偽物である[注 25]。粘着質な性格で、相手との会話で顔を寄せすぎるため、仲間からも鬱陶しく思われている。捕えたトンタッタ族を執拗に痛めつけるなど残忍な一面を持つ。ドレスローザの地下交易港の管理をしており、特別幹部のシュガーを常に護衛している。口癖は「んねー」、笑い声は「ベヘヘヘ」。49歳[21]
超人系悪魔の実「ベタベタの実」の能力者。可燃性の粘液を操る「粘液人間」。身体から出した粘液を使い、人や物を引き寄せる、自身を引き寄せて高速移動する、対象の動きを封じる、粘液を弾丸のように飛ばすといったこともできる。常に粘液を体に纏わせており、本体を攻撃しなければ覇気による攻撃も通じない。また、飛んでいるハエの眉間を正確に粘液で打ち抜くほど動体視力が優れており、粘液で巨大船を持ち上げて投げ飛ばすなど、彼自身の戦闘力も高い。
かつてはヴェルゴら3人を束ねるボスの立場だった。30数年前に天竜人から墜ちてきた幼少期のドフラミンゴの「王の資質」を見抜き、復讐する「力」を与えようかという話を持ちかけ、ドフラミンゴにイトイトの実と拳銃を与え、当時の最高幹部の4人でドフラミンゴを王として掲げ悪のカリスマへと育て上げた。
地下交易港の幹部塔に乗り込んできたリク王軍を捕えようとするも、ロビンの罠にはまり、シュガーから目を離してしまう。その後、シュガーからの通信を受け引き返し、シュガーを気絶させようとしたトンタッタ族を捕え、尋問した後執拗に痛めつける。トンタッタ族を助けるために挑んできたウソップを返り討ちにするも、シュガーが彼にタタババスコを食べさせたことで、シュガーの気絶を許してしまった。「鳥カゴ」発動後、王宮に乗り込んできたルフィ・ローをドフラミンゴとの共闘によって追い詰める。だが、自分達とドフラミンゴの関係をローに侮辱されて逆上し、ローを始末しようとして逆に彼の能力範囲内に誘い込まれ、本体を攻撃されて重傷を負う。その後ロー達を道連れにするために粘液を引火させ自爆するも、失敗に終わった。
ディアマンテ
声 - 梅津秀行
ドンキホーテファミリー最高幹部。ダイヤの席に座る男。
大きな口と長い脚が特徴で、インディアンのような羽飾りがついたコートと能力ではためかせている鋼鉄製のマントを着用し、派手なフェイスペイントをしている。自信過剰でおだてにのせられやすい性格で、天才と持ちあげられると上機嫌になる。また、好戦的かつ挑発的で狡猾な一面も持つ。コリーダコロシアムの管理者で、「コロシアムの英雄」と呼ばれている。笑い声は「ウハハハハ」。武器は長いサーベルや棍棒。45歳[21]
超人系悪魔の実「ヒラヒラの実」の能力者。自分の体や触れたあらゆる物を強度を問わずに旗のようにはためく物質に変えることが出来る「(フラッグ)人間」。はためかせた物質の性質が変わることはなく、小さく折りたたんで武器を収納することもできる。
10年前、レベッカの母スカーレットを殺害した張本人。ルフィをおびき寄せるため、ドフラミンゴから預けられた「メラメラの実」を賞品とした剣闘会をコリーダコロシアムで開催する。当初は、部下のラオGたちをコロシアム決勝に出場させる予定だったが、ドフラミンゴの命令で4人をオモチャの家の防衛に回す。「メラメラの実」をかけた決勝戦では各ブロックの勝者を相手に激戦を繰り広げ、レベッカに対してスカーレットを殺害したことを打ち明け精神的に追い込む。しかし、シュガーの気絶でオモチャ化の呪いが解ける様を見て動揺した隙に、サボがリングを破壊したことで場外負けになり、メラメラの実をサボに明け渡してしまった。「鳥カゴ」発動後、ひまわり畑でレベッカに襲い掛かるもキュロスに阻まれる。キュロスとの戦いの際も執拗にレベッカを狙い、キュロスの残った右足を拳銃で撃つなど卑怯な手を使ったが、その悉くがキュロスの逆鱗に触れる結果となり、彼の渾身の一撃を喰らい敗北。背後にあったスカーレットの墓標に頭をぶつけ気絶した。
ピーカ
声 - 三ツ矢雄二
ドンキホーテファミリー最高幹部。スペードの席に座る男。
筋肉質の巨漢で、正面に十字状の飾りがついた兜を被り、肩は丸みを帯びトゲが生えた特徴的な形をしている[注 26]。そのような外見に似合わない甲高い声の持ち主であり[注 27]、聞き慣れていない者が思わず吹きだしてしまうほどである。本人も自分の声にかなりのコンプレックスを持っており、めったに口を開かない[注 28]。「国とは武力であり、平和主義者では国を守れない」という考えを持っており、結果的に国を守れなかったリク王を見下している。笑い声は「ピッキャピッキャピッキャラララ」。武器は身の丈を遥かに上回る巨大な刀。40歳[21]
超人系悪魔の実「イシイシの実」の能力者。触れた石や岩と同化して自在に操ることが出来る「岩石同化人間」。岩石と同化すると巨大なゴーレムのような姿になる。この能力で石造りの王宮と同化し、内部の構造を自在に変化させ侵入者を排除する。また、石であれば地形をも変化させることが可能。巨大化された体が破壊されても、本体は分断されたどれかに留まっている。「武装色の覇気」の使い手で、ヴェルゴ同様全身を黒く硬化させることができるが、ゾロには劣る。
王宮に乗り込んできたルフィ達の前に王宮の壁と同化した状態で現れ、彼らを襲撃しゾロと対峙する。シュガーが気絶すると、ルフィたちをまとめて王宮から追放し、ドレスローザの地形を変え王宮と「SMILE」工場を移動させる。「鳥カゴ」発動後、ルフィ達を倒すため町に現れ、自分の声質を笑ったルフィを襲うも、またも立ちはだかったゾロに「ソプラノ野郎」と挑発され、再び交戦する。能力のカラクリを理解してきたゾロとの戦闘を避け彼を台地の端に追いやり、戦いに弱った者や動けない者、そしてリク王を狙い始める。しかしオオロンブスの協力によって空を飛び、追い付いたゾロに同化した身体を次々と両断され、岩の身体が補充できない空中へと追い込まれる。最後は自ら「武装色の覇気」を纏ってゾロに直接挑むが、一太刀で斬り伏せられて敗北した。
コラソン / ドンキホーテ・ロシナンテ
声 - 山寺宏一広橋涼(幼少期)
元ドンキホーテファミリー最高幹部・2代目「コラソン」。元海軍本部中佐。ドフラミンゴの弟。故人。
至る所にハートをあしらったシャツとフード付きの黒い羽毛のコートを着用した男性。顔には道化師のようなメイクがある。喫煙者で常にタバコを吸っている。かなりのドジっ子でもあり、何もないところで転んだり、タバコの火で衣服を燃やしたりする。元来は感情豊かで穏やかな心優しい性格をしており、上官であり育ての親であるセンゴクからは息子のように想われ、部下としても特別な信頼を置かれていた。正義感が強く、善良な両親から兄のような非道な人間が生まれたことを疑問に思い危険視していた。ローが恩人として慕っていた人物で、彼やバッファロー、ベビー5からは「コラさん」と呼ばれていた[注 29]。M・Cは01746。26歳没[22]。誕生日は7月15日(音ないコラソン=0715)[22]。身長293cm[23]。好きな食べ物はレタスキャベツ梅干し[23]。嫌いな食べ物はパンピザ[23]
超人系悪魔の実「ナギナギの実」の能力者。触れた者や周囲の雑音を遮断する「無音人間」。直接的な戦闘には不向きだが、自分の存在や攻撃方法を悟らせないまま敵を錯乱させるといった潜入や隠密行動、奇襲に長けている。銃弾を数発受けながらも複数の敵を返り討ちにするなど、地位相当の実力者で能力者であることを知らないファミリーのメンバーからも「腕が立つ」と言われていた。
兄のドフラミンゴ同様、幼い頃に聖地マリージョアから地上に移住するも、天竜人を恨む住民から迫害され逃亡生活を送った。それでも兄とは異なり父を憎むことはなく、むしろ兄に対して恐怖と警戒心を抱くようになる。ドフラミンゴが父親を殺害した8歳の頃にドフラミンゴの元から失踪し、センゴクに保護される。その後海軍に入隊し本部中佐の地位まで上り詰めた。22歳の時にセンゴクの命を受け、兄の暴走を止めるためスパイとしてファミリーに潜入し、2代目「コラソン」の名を授かる。「仲間と思っていない」という理由でファミリーには能力者であることを隠し、過去のショックな事件の影響で喋ることができないと偽っていた[注 30]。また、子供嫌いの振りをしてファミリーに近づく子供に暴行を加え追い出していた。
16年前、新たにファミリーに加わったローにも出会ってすぐに痛めつけ、そのことでローの反感を買いナイフでわき腹を刺されるも、ローのつらい生い立ちを思いやりドフラミンゴには報告しなかった。ローが「Dの一族」であることを知ると、彼に自分が喋れることを明かしたうえで「D」にまつわる伝承を話す。そしてローを連れ出し白鉛病を治すため2人であらゆる病院を回る旅に出るが、訪れた病院全てで治療を拒否され治す手がかりすら全くつかめなかった。それでも、その献身的な姿を目の当たりにしたローから慕われるようになる。旅に出て半年後、ドフラミンゴからローの病気を治せる「オペオペの実」の取引が行われる情報を聞き、ミニオン島に潜入する。能力を駆使してバレルズ海賊団を出し抜き、オペオペの実を奪取しローに食べさせる。さらに、ファミリーがドレスローザで起こす陰謀について記した文書をローに託すも、運悪く海軍に潜入していたヴェルゴの手に渡り、自身の素性がバレてしまう。何とかローを連れてヴェルゴを捲くも、ドフラミンゴの鳥カゴを見て逃げ切れないことを悟り、ローだけを逃がす決断をする。最終的にローを逃がすため囮としてドフラミンゴと対面し、ドフラミンゴが放った銃弾を受け倒れるが、それでもローが逃げるまでの時間を稼ぐためギリギリまで堪え、最期までローのことを想い笑みを浮かべながら息を引き取った。
名前の由来はスペインの小説『ドン・キホーテ』に登場する馬「ロシナンテ[22]。作者によると特に深い理由はないとのこと[22]

幹部[編集]

モネ
声 - 松井菜桜子
ドンキホーテファミリー幹部。シーザー・クラウンの秘書。シュガーの姉[22]
クールな雰囲気の美女で、鳥の翼・脚を持つ人面鳥(ハーピー[注 31]。ドフラミンゴに絶大な忠誠心を抱いており、彼のためなら命を懸けることも辞さないが、おだてに弱い一面もある。時折、瓶底眼鏡をかけている。武器は2本の巨大アイスピック。30歳[21]。 誕生日は8月27日(「ハ」ッピー「に」「な」る)[13]
自然系悪魔の実「ユキユキの実」の能力者。を生み出し、自在に操ることができる「雪女」。猛吹雪を起こしたり、雪で自身を覆い防御するなど戦法は多彩。牙を持つ怪物のような姿に変身することも可能で、噛み付いた箇所は凍結し砕け散る。熱が弱点で、これを伴う攻撃は物理でも無効化できない。
13年前(ローがファミリーから抜けた後)、妹のシュガーと共にドフラミンゴに不幸な境遇から救いだされファミリーに加入し、後に悪魔の実を与えられた[22]。10年以上も前からドレスローザ王女ヴィオラの侍女として潜伏し、国盗りの手引きを行っていた。
ドフラミンゴの指示で、秘書としてシーザーを補佐しながら、監視・護衛を務めていた。ローとシーザーが契約を結んだ際、自分の心臓をローに預けた。パンクハザード島の偵察中に麦わらの一味を発見し、シーザーに報告。研究所ではシーザーを追ってきたルフィを足止めする。実験台の子供たちを奪い返すため一味と海軍G-5の前に立ちはだかり、ゾロ・たしぎと対峙する。たしぎを追い詰めたが加勢したゾロに戦意を折られるほどに圧倒され、なおもゾロを攻撃しようとするもたしぎに倒された。その後、ドフラミンゴの指示で研究所を爆破しようとするが、ローに預けていた心臓をシーザーに刺され、倒れた[注 32]。以降の生死は不明。
トレーボル軍[編集]

トレーボル率いる特殊能力チーム。人を別の物に変えたり等、戦闘に直接関係無いが、相手を翻弄する能力者がいる。

シュガー
声 - 釘宮理恵
ドンキホーテファミリー「トレーボル軍」特別幹部。モネの妹[22]
青竹色のボブカットヘアーに眼帯のような形状のモノクルをかけた少女。実年齢は22歳[21]だが、能力の副作用で実を食べた瞬間から歳をとらないため、能力者となった10歳時から12年間見た目が全く変わっていない。水玉模様のワンピースとクマの毛皮のコートを着用し、王冠を被っている。見た目通りの子供らしい性格だが、かなりの毒舌家でトレーボルや部下には冷たく当たっている。ファミリーのドレスローザ支配における最重要人物につき常にトレーボルが護衛している。グレープが好物でよく指に刺して食べている。絶叫するウソップの顔を見て気絶してからは長鼻やソーセージなどの長い物がトラウマになった。
超人系悪魔の実「ホビホビの実」の能力者。触れた人間をオモチャに変えることができる。オモチャに変えられた人間は周囲の記憶から抹消され、契約を言い渡すことで自身に服従させることができる。シュガー本人が気絶すると、これらの契約は解除され、オモチャは全て元の姿に戻り人々の記憶も元に戻る。護衛される身だが、トンタッタ族の超スピードに瞬時に対応するなど本人も高い実力を持つ。
姉のモネと共にドフラミンゴによって不幸な境遇から救いだされ、悪魔の実を与えられた経緯から、ファミリーに対して命を張る覚悟を持つ[22]。10年前、ドフラミンゴがドレスローザの王位に就いた後、キュロスを始めとする多くの国民をオモチャに変えたが、最初にオモチャに変えたキュロスが契約を言い渡す前に逃亡したことで、後に反乱を許すきっかけとなり、結果的にファミリー崩壊へと繋がってしまった。
コロシアムで敗退したキャベンディッシュらをオモチャに変え奴隷として扱う。さらに幹部塔に侵入してきたトンタッタ族数人やロビンをもオモチャに変える。その後トンタッタ族を助けるために立ち向かってきたウソップを捕え、トンタッタ族が自身に食べさせようとしていた世界一辛い調味料「タタババスコ」を毒と勘違いしウソップに食べさせるも、あまりの辛さに絶叫した彼の表情を見て驚きのあまり気絶し、今までオモチャに変えた人間や動物が一斉に元に戻ってしまった。その後マンシェリーの治癒能力で意識を取り戻し、部下達を頭割り人形に変え王宮を目指す戦士たちへの刺客として差し向け、自身はルフィ・ローの前に現れ二人をオモチャに変えようとするも、ウソップの狙撃したカン十郎が描いたウソップの絶叫顔に似せた人形を見て再び気絶してしまった。
ヴァイオレット
ドンキホーテファミリー「トレーボル軍」幹部の殺し屋。正体はリク王家の王女・ヴィオラ。
ジョーラ
声 - 江森浩子
ドンキホーテファミリー「トレーボル軍」幹部。 
派手な化粧をした大柄な中年女性。語尾に「ざます」をつけるなど山の手言葉が特徴。二人称は「あーた」。思い込みが激しい性格。美人とは言い難い容姿だが、自分のことをスーパーモデルや人魚姫などと主張している。16年前の時点では現在よりも痩せた体格だった。赤ん坊の頃にファミリーに拾われたデリンジャーの世話をしていたが、自身の趣味に合わせ女の子のように育てていた[24]。61歳[21]
超人系悪魔の実「アトアトの実」の能力者。生物・無生物問わず、あらゆるものを芸術作品に変えることができる「芸術(アート)人間」。芸術作品に変えられたものは生物・無生物を問わず、かなり前衛的で珍妙なデザインとなり、本来の能力や機能を失う。
モモの助の誘拐とサニー号を奪取するため、ドレスローザ沖に停泊していたナミたちを襲撃し、能力で無力化し制圧する。そのままグリーンビットに連行し息の根を止めようとしたが、寝返ったフリをしたブルックに乗せられ、彼のバイオリンを「魂の喪剣」ごと元に戻してしまい、形勢を逆転され拘束された。その後、ローに人質にされたが、ドフラミンゴがサニー号を見逃すことと引き換えに解放された。その後王宮に戻り、マンシェリーに治癒能力を使うよう脅迫し執拗に痛め付けて、倒された幹部達を復活させようとしたが、駆けつけたレオとカブに間一髪で阻止され、レオのぬいぬいの力で倒された。
ディアマンテ軍[編集]

ディアマンテ率いる格闘集団。肉弾戦に優れ幹部の4人はコリーダコロシアムの闘技会に出場すれば、100%の勝率を誇る大スターたちである。

ラオG
声 - 後藤哲夫
ドンキホーテファミリー「ディアマンテ軍」幹部。
独特のコスチュームを纏った強面の老人。時折台詞に含まれるガ行の字がローマ字で表記され、その際に指で「G」の形をしたポーズを取り「○○のG!」と叫ぶ。作中に登場する老人達の中でも老化が酷く、戦闘中に寿命で昇天しかけたこともあった。笑い声は「ファファファ」。幹部の中では最高齢の70歳[21]
老う程に痛みを知り、切れ味が増す拳法「地翁拳(じおうけん)」の使い手。オモチャのキュロスや常人以上のパワーを持つトンタッタ族数人相手を圧倒する実力を持つ格闘家でもある。耳が遠く老眼だが動体視力は優れており、トンタッタ族の超スピードにも難なく対応している。
ディアマンテの指示でオモチャの家の護衛をするはずだったが、王宮へと続くリフトに乗り間違え、リフトに侵入したトンタッタ族、キュロスと交戦した。「鳥カゴ」発動後、王宮を目指すコロシアムの戦士たちを迎え撃ち、その一人首領チンジャオと交戦し持病に疼く彼を倒す。続いてサイと交戦し、当初は善戦したが、必要とされるなら命すら捨てるベビー5を「便利な女」と表現したことでサイの怒りを買い、覚醒したサイの「錐龍錐釘」を脳天に喰らい敗れた。
セニョール・ピンク
声 - 山路和弘
ドンキホーテファミリー「ディアマンテ軍」幹部。
乳幼児用ボンネットにおしゃぶり、よだれかけといった赤ん坊のような格好をし、サングラスをかけビキニパンツを穿いた小太りの男。変態を自称するフランキーからも「変態」呼ばわりされるような色物じみた風体だが、ワイルドな振る舞い[注 33]と渋くハードボイルドあふれる言動のため取り巻きの美女からはモテている。動けない味方を身を挺して庇い、一般市民が困っていると戦闘を放り出してでも助けようとするなど人情に厚い面もあり、美女だけではなく部下からの信頼も厚い。16年前の時点ではスリムな体系でスーツ姿にタバコを吸うなど容姿もハードボイルドであった。46歳[21]
超人系悪魔の実「スイスイの実」の能力者。壁や地面など水以外ならいかなる場所でも潜って泳ぐことが出来る「遊泳自由人間」。戦闘では主にプロレス技を多用し、フランキーの鉄の拳を何十発くらっても立ち上がるなどタフさはかなりのもの。能力は主に奇襲や回避に使う。
あるどしゃ降りの日に雨宿りをしていた際、同じく雨宿りをしに来た女性ルシアンと出会う。何気ない会話をしていく内に互いに惹かれあい、後に結婚し息子のギムレットを授かる。ただし、ルシアンが海賊嫌いであったため、銀行員だと身分を偽っていた。順風満帆な毎日であったが、海賊の出稼ぎで1週間家を離れていた間にギムレットが高熱を出し、急死してしまう。さらに、このことでルシアンに身分詐称がバレてしまい、帰宅したセニョールを罵倒したあげく嵐の中家を飛び出していったルシアンは土砂崩れに巻き込まれ植物状態になるという立て続けの不幸が起きる。嘘をつき続けた自らの行いを悔い、毎日ルシアンの見舞いに訪れるが彼女は全く反応しなかった。だがある日、何気なくギムレットのボンネットを着用してみると、ルシアンがわずかに微笑んで見せた。そのことが切っ掛けで現在の赤ん坊の姿をするようになり、周りからは「変態」と侮辱され、仲間からも嘲笑されても、ルシアンが唯一微笑んでくれた姿を決して変えることはなかった。彼の台詞からするとルシアンは既に亡くなっている模様だが、それでもなお妻が笑顔を見せてくれたその姿を貫き通している。
ディアマンテの指示でオモチャの家の護衛に回りフランキーと交戦する。その後合流したマッハバイスとデリンジャーに加え、加勢したバスティーユ率いる海軍と数で圧倒することでフランキーに瀕死の重傷を負わせた。「鳥カゴ」発動後、単身「SMILE」工場に向かい工場の破壊を試みたフランキーと再び交戦する。戦いの最中互いの男気を認め、相手の攻撃を一切避けずに受け続ける男の勝負を繰り広げ、自身の最後の技を受け切ったフランキーの姿に自身の敗北を悟る。そして、フランキー渾身の攻撃を全身に受け、亡くなった愛する妻子のことを思い出し涙を流しながら力尽きた。
亡き息子ギムレットの名前は、レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説『長いお別れ』の名台詞「ギムレットには早すぎる」からとっている[10]
マッハ・バイス
声 - 楠見尚己
ドンキホーテファミリー「ディアマンテ軍」幹部。
帽子とサングラス、ワンピースを着用した太った大男。両腕にファミリーの刺青があり、クローバー状の巨大な盾を背負っている。語尾に「イン」を付ける。16年前までは痩せており若干筋肉質であった。52歳[21]
超人系悪魔の実「トントンの実」の能力者[23]。体重を自在に変化させることができる「超体重(スーパーウェイト)人間」。空中に浮かぶほど軽くしたり万トンの体重で相手を押し潰すといった戦法を行う。
セニョール・ピンク同様、ディアマンテの指示でオモチャの家の護衛に回りフランキーと交戦した。「鳥カゴ」発動後、王宮を目指すコロシアムの戦士たちを迎え撃ち、ブーを倒しハイルディンと交戦する。一時はハイルディンを圧倒し、再び立ち上がったハイルディンを押し潰そうとしたが、ハイルディンが全身の骨折と引き換えに繰り出した渾身のパンチに競り負け、「鳥カゴ」まで吹き飛ばされその糸に斬り刻まれた。
デリンジャー
声 - 宮田幸季
ドンキホーテファミリー「ディアマンテ軍」幹部の戦闘員。闘魚の半魚人。
露出した長い脚が特徴の中性的な外見をし、頭に2本の角が生えている少年。帽子とホットパンツを着用し、ハイヒールを履いている。常に笑顔を浮かべており、口が軽い。赤ん坊の頃にファミリーに拾われ、それ以降はジョーラに育てられたが、彼女が自身の趣味に合わせ女の子のように育てた為オネェ口調を話すようになった[24]。戦闘時には闘魚の凶暴性が露になり、目つきが変わり、歯も闘魚の尖った歯に生え変わる。ファミリーの幹部では最年少の16歳[21]
ディアマンテの命令を受けベラミーを始末しようとしたが、バルトロメオに阻まれる。オモチャの家の防衛を命じられたためその場を後にし、セニョールらに合流。「鳥カゴ」発動後、王宮を目指すコロシアムの戦士たちを迎え撃つ。スレイマン、ブルー・ギリー、ダガマ、イデオと次々にコロシアムの実力者を倒していき、グラディウスに加勢しようとしたが、ハクバにより一太刀で斬り伏せられた[注 34]
ピーカ軍[編集]

ピーカ率いる特攻部隊。砲撃等の中距離・遠距離攻撃に長けた能力者がいる。

グラディウス
声 - 千葉一伸
ドンキホーテファミリー「ピーカ軍」幹部。
ガスマスクのようなマスクをつけた男。逆立った髪型(毒針)で、黒いコートを着用している。計画と時間を守らない人間を死ぬ程嫌い、ドフラミンゴに絶大な忠誠心を抱いている。初登場時はシルクハットを被っていたが、ヴァイオレットが裏切った際に激怒して破裂させて以降はヘルメットを被っている。33歳[21]
超人系悪魔の実「パムパムの実」の能力者。自身の体及び自身が触れた無機物を自在に破裂することが出来る「破裂(パンク)人間」。自身の身体を破裂させてもダメージはないが、無機物は破裂させると跡形もなく粉々となってしまう。
ヴァイオレットがサンジから引き出した情報を元に麦わらの一味の作戦を潰す手筈だったが、ヴァイオレットが裏切ったため計画に狂いが生じる[注 35]。王宮へと侵入してきたキュロスたちを迎え撃ち、オモチャのキュロスを破壊しようとするも、駆けつけたルフィに妨害され失敗した。「鳥カゴ」発動後、空からひまわり畑を目指すロビンたちを迎撃し、王宮を目指すルフィらにも攻撃を仕掛けるが、バルトロメオに阻まれキャベンディッシュらと対峙する。自身の能力を活かしバルトロメオとキャベンディッシュの二人と交戦しつつ、上層を目指すロビンを執拗に狙うが、バルトロメオのバリアとハクバのスピードを活かしたキャベンディッシュに阻まれ失敗に終わる。そして一瞬の隙をつかれバルトロメオの一撃で倒された。
バッファロー
声 - 高戸靖広
ドンキホーテファミリー「ピーカ軍」幹部の戦闘員。
プロペラのようなクセッ毛をした髪型[10]で歯にスマイルマークが刻んだ巨漢[注 36]。常にニヤニヤ笑みを浮かべている。語尾に「だすやん」をつける。ギャンブル好きでドレスローザのカジノでは大儲けしているらしい。16年前は現在とは容姿が大きく異なっており、ローがドンキホーテ海賊団に加入して2年経っても見た目はさほど変化していなかったが、13年前にはピーカと同じ位の巨体にまで成長している。「バッファロー」という名は本名ではなくコードネームである。30歳[21]
超人系悪魔の実「グルグルの実」の能力者。体の一部を回転させることができる「回転人間」。空を飛んだり、突風を起こすことができる。
子供の頃からファミリーに在籍し、ファミリーから遠ざけようとしたコラソンから暴行を受けても逃げ出さなかった。ローがコラソンを襲撃した場面を目撃するも、彼にアイスで買収され口外しなかった。ローが珀鉛病であることを知ったときは拒絶反応を見せたが、その後は比較的親しく接していた。
ドフラミンゴの指示で、シーザーたちを迎えるためベビー5と共にパンクハザードに向かう。フランキー将軍と交戦し深手を負い、ウソップとナミの連携により捕らえられる。ローによって頭部だけ救命ヨットに乗せられ漂流するがドフラミンゴに助けられ、体を取り戻してドレスローザに帰還した。その後は王宮に待機し、オモチャ化が解けてドフラミンゴを急襲したキュロスに挑むも一瞬で返り討ちにあった。
ベビー5(ベビーファイブ)
声 - 佐藤利奈
ドンキホーテファミリー「ピーカ軍」幹部の使用人兼殺し屋。
ミニスカメイド服姿にゴーグルをかけた女性。常にタバコをくわえている。異常な程惚れっぽい上に騙されやすく、いくら頼まれても断らない性格。その性格が災いし、悪徳商法や結婚詐欺の被害に何度も遭っており、見境なしに貢いだ結果9800万ベリーもの膨大な借金を背負っている。しかし本人は全く懲りていない。ドフラミンゴによって言い寄ってきた男を何度も町ごと消し飛ばされたことから、彼を逆恨みしている。ただし、高い忠誠心を持っているため、逆恨みは一時的なものである。「ベビー5」という名は本名ではなくコードネームである。24歳[21]
超人系悪魔の実「ブキブキの実」の能力者。体を武器に変えることができる「全身武器人間」。銃・鎌・斧・剣・ミサイルなど様々な武器に変化できる。
干ばつが続く飢餓の村に生まれたが、幼い頃に母親に口減らしとして山に捨てられる。その際に「役に立たないお前は必要のない人間」と言われたトラウマから、異常なまでに人の役に立ち、必要とされる人間になろうとするようになった。16年前の時点ですでにファミリーに在籍しており、バッファロー同様かつてファミリーに在籍していたローとは比較的親しかったが、よくローに睨まれそのたびにバッファローに泣きついていた[注 37]
初登場時に、ヴェルゴと通話しているドフラミンゴにいきなり襲いかかったが、軽くいなされた。その後ドフラミンゴの命を受け、バッファローと共にシーザーを回収するためパンクハザードに向かう。任務には失敗してしまったがバッファローと共にドフラミンゴに救出された。
ルフィたちがドレスローザに潜入する頃には復帰しており、王宮のスートの間にて捕縛されたローの尋問に立ち会った。「鳥カゴ」発動後、王宮を目指すコロシアムの戦士たちを迎え撃ち、サイと交戦する。サイが戦闘時に放った言葉をそれぞれ自分のことを必要とし、求愛する言葉と勘違いしサイに惚れる。何でもすると頼み込みサイが冗談で言った「死んでくれ」という言葉を真に受け自決しようとするが、サイに止められる。その後サイとラオGとの決戦で、ラオGに「便利な女」と言われたことに涙を流すも、それを聞いたサイから自身の妻にすると宣言され、ファミリーから離反する形となった。

その他構成員[編集]

ベラミー
声 - 高木渉
ベラミー海賊団船長→ドンキホーテファミリー構成員。懸賞金5500万ベリー→1億9500万ベリー。
残虐な性格で知られる大男。他人が苦労して手に入れた財宝を奪うことを好むため、「ハイエナのベラミー」の異名を持つ。「夢」を追う海賊を蔑み、目の前の利益のみを求めるリアリスト。忠誠を誓うドフラミンゴは少年の頃からの憧れであり、彼と同じく「新時代」を提唱している。モックタウンでは、懸賞金の高さから「大型新人(ルーキー)」と称されていた。笑い声は「ハハッハハハ」。北の海ノーティス出身。誕生日は8月7日[5]
超人系悪魔の実「バネバネの実」の能力者。体をバネに変えることができ、腕を伸ばしたりバネの反動による猛スピードの跳躍を利用した攻撃を得意とする。新世界編からは「武装色の覇気」を身につけている。
10年以上前、退屈な故郷に飽きドフラミンゴに傘下に入れてもらうよう頼みこみ、シンボルを譲り受けた。しかし、当のドフラミンゴからは恵まれた環境にいながら退屈さ故に海賊になった自分に嫌悪感に近い感情を抱かれていたことに気付いてなかった。
ジャヤのモックタウンの酒場でルフィたちと遭遇。伝説の空島を目指すルフィたちを嘲り、自分より懸賞金が下だと思っていた[注 38]ルフィとゾロに一方的に暴力を振るった[注 39]。その後、モンブラン・クリケットの存在を知ると、猿山連合軍を襲撃し金塊を強奪する。しかしそのことでルフィの怒りを買い、モックタウンでの決闘ではルフィにパンチ一撃で倒された。この一件でドフラミンゴに見捨てられ、能力で操られたサーキースによって制裁された。
その後、仲間を失いながらも空島に辿り着き、持ち帰った黄金の柱をドフラミンゴに献上することで再度忠誠を誓った。以後、ドレスローザを嘲った国々を容赦なく捻じ伏せ、市民からは「ドレスローザの凶弾」として英雄視されるようになる。
ファミリー推薦枠でコリーダコロシアムの剣闘会に出場。優勝した折には幹部昇格が決定していた。コロシアム内にてルフィと再会。仲間を失うも、夢物語と笑っていた空島に行ったことで価値観が一転し、ルフィに恨みはないと伝えた。Bブロックに出場し、アブドーラ&ジェットを始め多くの出場者を圧倒。その後バルトロメオと交戦しバリアに苦戦し捕まえることには成功したが、エリザベローII世の「キング・パンチ」に巻き込まれ、脱落した。試合後、ドフラミンゴからルフィの暗殺を命じられるも、ドフラミンゴが既に自分を見限り任務後に始末するつもりであることを処刑しに来たデリンジャーに告げられ、失意に打ちのめされる。バルトロメオに救出された後、コロシアムを抜けだす。その後、ドフラミンゴに自分への抹殺命令の真意を問いただし、死を選ぼうとするもドフラミンゴに操られ不本意ながらルフィと戦わされる。ドフラミンゴから自由にされると彼の全てを知った上でも勝手に憧れた男を今更裏切れないとマヌケなりの「筋」を通し、そしてもう一人憧れたルフィに引導を渡されるべく、自分の意思でルフィに「最期のケンカ」を売り、友達と呼んでくれたことに感謝しつつ、二年前と同じようにルフィのパンチ一撃で倒された。ルフィとの決闘を死に場所にしようとしたが、ローによって救われマンシェリー姫の治癒を受け回復する。その後ファミリーから離反しルフィ達と共にドレスローザを脱出。ルフィの子分にはならなかったが、彼のビブルカードの一部を貰って行った。
名前の由来は実在の海賊サミュエル・ベラミー[25]
キュイーン
声 - 小林優子
ドンキホーテファミリー「SMILE工場」工場長。
ツインテールとそばかすが特徴の巨体の女性。巨大な吸引マシーン(掃除機)を装備している。20歳。
騙されていることを知って暴動を起こしたトンタッタ族を制圧するために現れるも、フランキーとセニョール・ピンクの戦いに割って入ったため、口封じのためフランキーにキスをされてしまい、恋する乙女状態になってしまった。その後はピンクの取り巻きと共に応援し、ピンクの敗北後は彼の元に駆け寄った。

ベラミー海賊団[編集]

ドンキホーテ海賊団傘下の海賊団。「北の海」ノーティス出身。夢を追う海賊を否定し、「ひとつなぎの大秘宝」にも興味がない。海賊旗は舌を出した唇のマークと、ドンキホーテ海賊団のスマイルマークの2つ。船の名前は「ニュー・ウィッチ・ベロ号[3]。新世界編でのベラミー以外の団員の消息は不明。

ベラミー
ベラミー海賊団船長。
サーキース
声 - うえだゆうじ
ベラミー海賊団副船長。懸賞金3800万ベリー。
胸にスマイルマークの刺青を入れた男。異名は「ビッグナイフ・サーキース」。巨大なグルカナイフを操る。
ベラミーがルフィに敗れた後、黒ひげに絡んだが叩きのめされた。ドフラミンゴに操られ、ベラミーを切りつけてしまった。
大刃撃(ビッグチョップ)
体ごと回転しながらグルカナイフで切りつける。
リリー
声 - 住友優子
ベラミー海賊団団員。サーキースの愛人。
エディ[18]
声 - 神谷浩史
ベラミー海賊団航海士[18]。眼鏡をかけた男。
ミュレ[18]
声 - 塩山由佳
ベラミー海賊団船医[18]。女性。
ロス[18]
声 - 龍谷修武
ベラミー海賊団戦闘員[18]。帽子を被った男。
リヴァーズ[18]
声 - 高塚正也
ベラミー海賊団砲手[18]。大男。
ヒューイット[18]
ベラミー海賊団コック[18]。額に「21」の刺青を入れた男。
マニ[18]
ベラミー海賊団戦闘員[18]。女性。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ ジンベエが加盟した時には、アーロンがインペルダウンから釈放された。
  2. ^ 劇場版『ONE PIECE FILM Z』によれば、元海軍大将ゼファーの右腕を斬り落とした海賊が、新世界編の1年前に七武海に加入した[2]
  3. ^ 七武海の中で唯一、元懸賞金の額が明らかになっていない。元々賞金首であったのか否かも不明。
  4. ^ ただし、シャンクスの部下たちからは、畏怖されており、良い印象はもたれていない。
  5. ^ サボの過去が描かれたアニメ版737話では少年期のサボの修行に付き合っていた。
  6. ^ バラバラにできる大きさはぶつ切り程度まで。それ以上バラバラになるとコントロールできなくなるらしい[8]
  7. ^ シャンクスとはそれ以来、頂上戦争で再会するまで全く会っていなかった。
  8. ^ 作者曰く、政府に露見していなかったバロックワークスなどの危険度も加算すると、懸賞金額は倍以上になっていたという[11]
  9. ^ 政府は海賊であるルフィによってクロコダイルの陰謀が阻止されたという事実をもみ消すため、世間にはスモーカーが倒したと報じた。
  10. ^ 2010年1月に郷里大輔が急逝したため、ゲッコー・モリア役で出演していた宝亀克寿が、モリア役と兼任で役を引き継いだ。
  11. ^ 初頭手配時の懸賞金は7600万ベリー。七武海加盟前は2億5000万ベリーで、七武海加盟により懸賞金が一度解除されるも脱退により再度懸賞金が懸けられた。
  12. ^ 原作では天竜人であったことが発覚した理由は描かれていない。アニメ版では、ホーミング聖が地上に暮らし始めた際、住民達にマリージョアから移住した天竜人であった事実を話したことが理由となっている。
  13. ^ 逃亡中にゴミ捨て場の残飯をあさったり、泥棒を働いて棒で打たれるなどの悲惨な思いをした。やっと見つけた住処も、人が住むには劣悪な環境だった。
  14. ^ アニメでは、この時にドンキホーテファミリーを結成した。
  15. ^ 初登場時の懸賞金は2億ベリー。七武海加盟前は4億4000万ベリーで、七武海加盟により懸賞金が一度解除されるも脱退により再度懸賞金が懸けられた。
  16. ^ ルフィ→「麦わら屋」、キッド→「ユースタス屋」、スモーカー→「白猟屋」、ウソップ→「鼻屋」、サンジ→「黒足屋」など。
  17. ^ 本人によれば「D」は隠し名で、「ワーテル」は忌み名であるという。
  18. ^ グラディウスから砲術、ラオ・Gから体術、ディアマンテからは剣術を教わった。
  19. ^ アルビダ曰く「バギーよりも完全に懸賞金が上」。
  20. ^ 『ONE PIECE GREEN』では、「新生バギー海賊団」とされている。
  21. ^ ローが加入した16年前の時点で既に100人近い子供が加入を希望したが、生き残ったのはベビー5、バッファロー、デリンジャーの3名のみであった。
  22. ^ ハートの席に座る幹部「コラソン」については、ヴェルゴがスパイとして海軍に潜入して以降はロシナンテが名乗っていた。ロシナンテの死後、3代目「コラソン」となるはずだったローが離反したため、以降は「コラソン」を名乗る最高幹部は存在しない。
  23. ^ 少なくとも13年前まではキノコ型の髪型をしていた。
  24. ^ 少年の時からこの癖は続いている。
  25. ^ ロー曰く「ハリボテ野郎」。
  26. ^ 成長期の頃からトゲ付きの肩当てをつけていたため、肩の形が特徴的になった[10]
  27. ^ 漫画では、ピーカの台詞だけ細い字体を用いる事で、声の高さが表現されている。
  28. ^ ファミリー内においてもピーカの声質に触れることはタブーであり、笑った者は即始末される。かつてピーカの声を笑ったバッファローは拷問で死にかけたらしい。
  29. ^ 幼少期は家族から「ロシー」と呼ばれていた。
  30. ^ 本人によれば、喋れなくなったと説明した事はなくファミリーが勝手に決め付けていただけとの事。
  31. ^ ただし、数か月前にローがパンクハザードを訪れた時点では通常の人間の体をしており、彼の能力で改造されたと思われる。
  32. ^ シーザーはスモーカーを殺そうとして心臓を刺したが、実はローの策略で、モネの心臓とスモーカーの心臓がすり替えられていた。
  33. ^ 口の周りについたトマトを美女から奪い取ったブラで拭く、靴磨きで歯を磨く、体の傷をブランデーで消毒するなど。
  34. ^ アニメ版では一太刀で斬り伏せられても倒れず、驚愕している隙を突かれて再びハクバに何回も斬り刻まれた後に倒れた。
  35. ^ ただし、グラディウス自身は前夜からヴァイオレットの様子がおかしいことに気付いていた。
  36. ^ 10年前は髪型が扇風機の羽のような形をしており歯にスマイルマークはなかった。
  37. ^ なお、このやり取りはお互いに成長し、再会してからも変わっていない。
  38. ^ この時点ではルフィの懸賞金が上がったことを知らず、後に知った際も、アラバスタの事件が政府の隠ぺいで大きく報道されなかったため、凶悪な事件を聞いたことがないという根拠でインチキの類と決め付けていた。
  39. ^ 戦う意味が無いと判断したため、あえて二人はケンカを買わず、手を出さなかった。

出典[編集]

  1. ^ 第28巻SBS
  2. ^ 『ONE PIECE 巻千』
  3. ^ a b c d 『ONE PIECE YELLOW』より。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 第58巻SBS
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『ONE PIECE BLUE DEEP』より。
  6. ^ a b c d e f g h 第54巻SBS
  7. ^ a b 第60巻SBS
  8. ^ 第12巻SBS
  9. ^ a b 第59巻SBS
  10. ^ a b c d e 第78巻SBS
  11. ^ 第36巻SBS
  12. ^ ゲーム『ONE PIECE ギガントバトル!』
  13. ^ a b c d 第71巻SBS
  14. ^ a b 第68巻SBS
  15. ^ a b c 第81巻SBS
  16. ^ 第52巻SBS
  17. ^ 第4巻SBS
  18. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『ONE PIECE BLUE』より。
  19. ^ 「ONE PIECE展」(大阪開催)より。
  20. ^ a b 第62巻SBS
  21. ^ a b c d e f g h i j k l m n 第75巻SBS
  22. ^ a b c d e f g h 第77巻SBS
  23. ^ a b c d 第79巻SBS
  24. ^ a b 第76巻SBS
  25. ^ 第25巻SBS